◇ 業績見通し悪化でも株価は上がる = ダウ平均は先週1448ドルの値上がり。終り値は1か月ぶりに3万1000ドル台を回復した。ここ3週間の連騰で、この間の上げ幅は2380ドルに達した。特に金曜日には、749ドルと大きく上げている。これはウオールストリート・ジャーナル紙が「FRBは12月の政策決定会合で、引き締めの緩和を検討する可能性」と報じたため。ファンドからの超短期取り引きが急増した。
日経平均は先週200円の値下がり。ニューヨークの活況に乗り切れなかった。終り値は2万7000円を割っている。このところ2万6000円台の半ばでは買い、2万7000円台の前半で売るというパターンが定着してきたようだ。円相場は政府の介入もあって大きく上下したが、株価にはそれほど響かなかった。市場の関心は、今週末に政府が発表する総合経済対策に移りそうだ。
企業の7-9月期決算発表が本格化している。アメリカでは金融機関がほぼ減益。IT関連もアップルを除いて、軒並み業績が悪化した。それでも先週は、株価が上げた。そうしたなかで来週2日には、FRBが0.75%の利上げを発表する見込み。市場はすでに織り込んでいるが、どうにも動きにくい。今週はニューヨークも東京も金利や為替相場を眺めながら、ひと休みとなるのではないか。
今週は26日に、9月の企業向けサービス価格。28日に、9月の労働力調査。アメリカでは24日に、8月のFHFA住宅価格指数、10月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。26日に、9月の新築住宅販売。27日に、7-9月期のGDP速報。28日に、9月の中古住宅販売が発表される。
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週200円の値下がり。ニューヨークの活況に乗り切れなかった。終り値は2万7000円を割っている。このところ2万6000円台の半ばでは買い、2万7000円台の前半で売るというパターンが定着してきたようだ。円相場は政府の介入もあって大きく上下したが、株価にはそれほど響かなかった。市場の関心は、今週末に政府が発表する総合経済対策に移りそうだ。
企業の7-9月期決算発表が本格化している。アメリカでは金融機関がほぼ減益。IT関連もアップルを除いて、軒並み業績が悪化した。それでも先週は、株価が上げた。そうしたなかで来週2日には、FRBが0.75%の利上げを発表する見込み。市場はすでに織り込んでいるが、どうにも動きにくい。今週はニューヨークも東京も金利や為替相場を眺めながら、ひと休みとなるのではないか。
今週は26日に、9月の企業向けサービス価格。28日に、9月の労働力調査。アメリカでは24日に、8月のFHFA住宅価格指数、10月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。26日に、9月の新築住宅販売。27日に、7-9月期のGDP速報。28日に、9月の中古住宅販売が発表される。
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫