◇ 強気のあと一転して弱気に = ダウ平均は先週571ドルの値上がり。月-火曜日で1590ドル上げたが、水-金曜日で1020ドル下げた。前半の上げは前週までに大幅下落した反動。それにオーストラリアの利上げが0.25%にとどまったことから、FRBも利上げ幅を縮小するのではないかという期待が高まったため。後半の下げはその反動に、堅調な9月の雇用統計が加わった。これでFRBの手加減期待は吹っ飛んでしまった。
日経平均は先週1179円の値上がり。この上げ幅は昨年4月以来の大きさ。こちらは月-木曜日で1374円上げ、金曜日に195円下げただけだった。前半の上げは前週に下げた反動と、ニューヨークへの追随。金曜日はさすがに買い疲れた感じ。全体としては、自律反発を予想した買い物に支えられた。
ニューヨーク市場では、今週も先週後半の弱気ムードが続くだろう。さらに景気後退→企業業績の悪化に対する警戒感も強まりそうだ。FRBによる量的金融引き締めも、そろそろ効果を表わし始める。株価にとっての環境は、あまりよくない。日経平均の場合は先週上げ過ぎたこともあって、もっと厳しい。岸田内閣が素晴らしい経済政策を打ち出せば別だが・・・。
今週は11日に、9月の景気ウオッチャー調査。12日に、8月の機械受注。13日に、9月の企業物価。アメリカでは12日に、9月の生産者物価。13日に、9月の消費者物価。14日に、9月の小売り売上高、10月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が14日に、9月の消費者物価、生産者物価、貿易統計を発表する。なお11日から外国人の個人旅行解禁、全国旅行支援が開始される。
≪11日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は先週1179円の値上がり。この上げ幅は昨年4月以来の大きさ。こちらは月-木曜日で1374円上げ、金曜日に195円下げただけだった。前半の上げは前週に下げた反動と、ニューヨークへの追随。金曜日はさすがに買い疲れた感じ。全体としては、自律反発を予想した買い物に支えられた。
ニューヨーク市場では、今週も先週後半の弱気ムードが続くだろう。さらに景気後退→企業業績の悪化に対する警戒感も強まりそうだ。FRBによる量的金融引き締めも、そろそろ効果を表わし始める。株価にとっての環境は、あまりよくない。日経平均の場合は先週上げ過ぎたこともあって、もっと厳しい。岸田内閣が素晴らしい経済政策を打ち出せば別だが・・・。
今週は11日に、9月の景気ウオッチャー調査。12日に、8月の機械受注。13日に、9月の企業物価。アメリカでは12日に、9月の生産者物価。13日に、9月の消費者物価。14日に、9月の小売り売上高、10月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が14日に、9月の消費者物価、生産者物価、貿易統計を発表する。なお11日から外国人の個人旅行解禁、全国旅行支援が開始される。
≪11日の日経平均は? 予想 = 下げ≫