King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

年末の流通事情と苦肉の入荷状況

2020年12月23日 10時51分44秒 | 珈琲

今月は仕入しないで棚卸したいと思っていた月初めと月末になり

予想以上に豆が出て在庫が心もとなくなりついに駆け込み発注となる

ケースが増えました。24 日を過ぎるともう来年の納品になってしまうという

貨物便ではもう麻袋の発注は今日が最後で年内入るかままなりません。

 

とはいえ本当にないものは宅急便扱いで集めることもできそんなひっ迫した感じも

ないまま午前中に発注を済ませました。

 

今回の最後の発注では今安く手に入るインドネシアの豆でもちょっと最近は見かけなかった

ジャワの豆を仕入れました。

 

これは珈琲専門店でもめったに見かけることもない豆で飲んだことのない人も多いはずです。

 

秩父に多く来ていた研修生との会話で日本のコーヒー事情に不満を漏らす人は多く、

そんなインドネシアではよく飲まれているのに日本にはない味として前から入れたい

豆でした。

 

日本ではインドネシアといえばマンデリンであり、その特徴は酸味が少なくて苦いと

いう風に思われています。

 

しかし、トラジャやガヨマウンテンなどのようにインドネシアのアラビカの豆は

実にフルーティーで味わい深いものがあり、ただ苦いだけではないのです。

 

さて、ジャワはカレーだけでなくどんな味を見せてくれるでしょうか。

年内にお披露目できると思います。

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