King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

The 100

2024年08月25日 22時21分52秒 | 映画

夏の断末魔は続きます。
また、台風が近づき昨日などは午後から夜中まで雷が鳴っていて断続的に雷雨が続きました。
気温は25度となっていましたが相変わらず暑く感じていました。
そんな中いつものバスケット練習は会場がいつもの農工が使えず文体のアリーナでした。
ここは冷暖房完備なのです。
練習後は食事の後また、ドラマを見ました。
『The 100』です。
これは戦争が起きて地球に人類が住めなくなり宇宙に脱出した2000人以上の人々が生き残りをかけて行動する物語です。
宇宙ステーションでは酸素が足りなくなりまず、生存可能が予測される地球に子供の囚人100人を送ることになります。
たどり着いた地球は文明消失環境の変化を生き抜いた人類が居ました。彼らは空の民と子供達を呼び侵略者として攻撃してきます。一方子供達はマウントウェザーという軍事基地が近くにあるからそこに物資があるからそこを目指せといわれていますが無線機は故障宇宙ステーションと交信する事がきません。そこで生存してることを知らせるために照明弾を発射してそれがアウトランダーと子供達が呼ぶ生存者に被害者が出て益々敵認定されてしまいます。
文明消失後の生き残り達は野蛮で弓や槍を持つ戦闘集団です。
そんな野蛮な集団と僅かな銃で戦うことになり如何に危機を脱するかが最初のテーマです。
結論からいうと最初の総攻撃は着陸船の残燃料を噴射して300人を焼き殺して退けます。
一方生き残った人類はアウトランダーの他に地下で生活する醜く変形したリーパーという人達とマウンテンウェザーには避難して生き残った人達がいてアウトランダーはマウンテンマンと呼んでいます。
燃料噴射の後生存者を救ったのはマウテンの人でした。
これでめでたしかとおもいきやなんとマウンテンの人は変化した環境下で防護服にガスマスクがないと外に出れない人達でした。
アウトランダーの血を使い治療してリーパーも彼らが作っていたのです。
よいよ酸素がなくなった宇宙ステーションは地球に降下して子供達と合流しますが、アウトランダーとの和平に苦労します。
ざっとシーズン2までみていますがこのような非文明的な人達と法と正義を知る文明人がどう和解するかとか色々見所や現代社会に通じる戦争回避や和平について考えさせられます。
しかし、全体的に科学技術とか出てくる装置類もいつの時代のもの?といった古臭さがあり、科学的説明もお座なりです。
所詮物語は子供が主体の文明論や社会科学とは別の子供の発想や突飛さで事が展開するそんな物語なのです。
題名の100が何を意味するのかと気になりますが、最初の囚人100人しかあてはまらずやはり子供の話なのかという感じです。
そして登場人物は簡単に次々と死んでしまいます。
マウテンに収容された100人の生き残りは43人。マウンテンの人は300人で核戦争を生き抜いたアウトランダーは数千人で他にもどこに何がいるのか不明だしもはや100はなんの意味をなさないのです。宇宙ステーションが降下して生き残ったのが何人かも定かでなく、
何故か中心の数名だけは一番危険な目に遭い矢が刺さったりナイフが刺さったりしますが死なないのです。これは24のジャックバウアー並に不死身でタフなのです。それでも主要人物なんじゃないのという人が死んでしまったりマウテンマンの医療が怪しすぎたり、核戦争でどんな環境になったのか説明もなく地球規模の話なのに出てくるのは英語を話す人だけだったりなんとも都合よすぎて科学的整合性もない飛んでもばなしなんですが主役は突飛な行動と決断で危機を切り抜ける子供の発想であり子供のドラマということでまあ仕方ないかとつい許して
見続けています。
もうひとつのお気に入りはメジャークライムですがこちらは字幕版で見返すことにより今までDlife
でみていた頃より細かい気付きがありました。
それはラスティの成長だったり、画面に写るもの全てが意味があり台詞のない仕草や目配りにもその意味する台詞が聞こえてくるかのような画面作りになっていて意外な発見としてはシリーズの中でいつも気になっていたプロベンザ警部補の机の上の瓶になぜ小銭をいれるのかと思っていましたが、これは第2シーズン早々にプロベンザ警部補が同期からトロフィーを贈られて中に4500ドルの現金が入っていたというものでそのトロフィーはずっと警部補の机の上にあるのです。重犯課のプリンターが壊れて副本部長のを使えと命じたプロベンザでしたがそのお金を使いFAXスキャナー付きのプリンターを買ったのです。そして印刷する度に5セント入れろと皆に言って以降全話に於いて皆従って小銭を入れるシーンがあります。仕事の備品を私費で買うとか使用料を徴収とか違和感がありますが洒落なのか誰も仕事の写真出力に小銭をとられることに文句をいいません。文句をいうのはFBIとか他の部署から来た人達で部外者は20セントと割高にされてたりします。
フリンとシャロンの恋愛もテレビで見たときには不自然で取って付けたように出てきた感がありましたが今回見直したら結構はじめから食事したり映画に行ったり娘の結婚式に出たりと布石があちこちあり、プロベンザの5回目の結婚なども物語の釣り合いから出てきてクローザーの時からでこぼこコンビでお笑い担当な二人がいい味をだして盛り上げていると感じます。それと重要なのはカリフォルニアで第一級殺人で起訴は死刑を意味するということでとうに死刑などなくなっていると思ったら司法取引で第二級殺人で無期懲役にするといった感じで中々司法取引も甘くないのでした。現場の刑事は陪審員に判断させるべきと司法取引を嫌いますが副本部長は経費を減らせとやたら介入してきます。しかし、司法取引を決済するのは検事が立ち会い指導してと役割分担もしっかりと描かれている印象です。日本の刑事物だと逮捕して完結ですが見ててそんなんじゃ裁判で負けるだろうというようなあやふやなケースも結構あります。そして特筆すべきは検視官で解剖専門医がいることです。先日NHKの番組で解剖医の憂鬱みたいな話がありドラマのように簡単に死亡時刻が解ったり凶器が解ったりしないというものでした。そして専門家が圧倒的に少なく解剖も全部でされるものではないという事です。日本の警察大丈夫か。





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30年前の記憶

2024年04月11日 19時16分37秒 | 映画
今日はひょんなことから映画『スターゲート』をみました。これは私の映画史上色々と意味のこもる映画なのです。とはいえすっかり筋など忘れていて出ている人も歴史じみた人ばかりなのです。主演はカートラッセルですが、科学者のダグラスはなんとジェイムススペイダーなのです。ドラマ『ブラックリスト』のあの禿げた人です。
私が最初にみた洋画は『素晴らしき飛行機野郎』です。石原裕次郎が出ていて帰りにパンフレットを買ってもらいそれが飛び出す絵本のようになっていたのを覚えています。しかし、物はもう手元にありません。昔友達と幽霊映画を見に行くといったら親父が許可しなくて変わりにこの映画と『ナポレオンソロ』映画版の二本立てに連れていってくれたのです。なぜ幽霊映画がダメで洋画はOKなのか今でも親父の真意は不明です。戦争にも行ってアメリカと兵士として戦いその文化にも触れどのように思っていたのかも今では解りません。しかし、私が洋画好きになったのはこの最初に行った二本立ての影響が強いのです。そしてその経験から子供たちにも同じように映画体験をさせようと池袋の文芸坐に連れていったときにやっていたのがこのスターゲートなのです。そうすると色々歴史的なことを次々に思い出しそういったことで人生はできていると感じることができる時間となるのでした。
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トゥモローワールド

2024年01月27日 09時45分19秒 | 映画
時は残酷とそんな思いばかりでなくトゥモローワールドみたいな映画だとまた色々考えることになります。
映画の舞台は2027年のイギリスです。公開は2006年で近未来を描いたわけですが、設定ではもう人類は生殖能力を失っていて世界各地で文明が崩壊。でもまだ英国は大丈夫とテレビではアピールし世界から違法移民がやってくるなか政府転覆を狙うテロ組織が暗躍するという構図でニュースでは世界的アイドルの人類の一番若い男がファンにより殺されたというものが流れ続いて爆弾テロが起きるその近くにいた主人公の日常を追う形で物語が展開します。その主人公に元妻でテロ組織の首謀者で指名手配犯からコンタクトがあり通行証を手に入れるよういわれます。叔父が大臣なので手に入れると自分もその移民と逃げることになりという物語です。実はこの映画は今のっている車を選ぶときに見た記憶があります。当時の車の機能でフロントガラスにナビやスピードメーターなどの情報を写すというものがあり、その車も試乗したのですが映画では軽自動車のような大衆車にその機能がありそんな先進技術でもないのかと興ざめした思いも記憶しています。その後、そういった車が増えないことから廃れてしまったのか最近の車では見かけません。また映画では2009年の風邪の流行で死んでしまったというセリフがあり、2020年からのコロナの流行を今では思い返しますが、映画発表当時はそんな近未来に文明が崩壊するかというのがあり、今では逆にコロナの流行があり災害や温暖化とAIの暴走など人類の危機が高まるなかで見ると現実味が増して来るのでした。
現代では迫り来る大災害や食糧難やエネルギー不足と身近に問題があり、政治や行政にそれを解決できそうな期待もなく我々はどうしたらいいのという感じなのです。それでも人々それぞれでは人と人の繋がりやら政府やマスコミがいうもの以上の力を発揮して繋がっている部分を感じてもいるのです。昨年より有名人の訃報が続いているのですが、注目すべきはその年齢で60そこそこから90後半と幅広く100才も現役で働く人が最近テレビによく出ていたり何か変わりつつあるのを感じます。新たなトゥモローワールドを見ているのかもしれません。
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f.l.e.d

2024年01月26日 09時16分59秒 | 映画
最近見た映画でTENETやクリエーターに出ていた俳優がジョンデビッドワシントンでデンゼルワシントンの息子だと知りました。
似たようなことでf.l.e dを見てこれは昔見た映画であるとすぐ思い出したのですが、何故か画面から目が離せなくなったのです。それはローレンスフィシュバーンが出ていたからです。彼の名をはっきりと記憶するようになるのはマトリックスからです。そらより3年も前の映画で主役級で出ていたわけでマトリックスで一躍有名になったわけですが前から活躍していたわけです。また、この映画のもうひとりの主役にスティーブンボールドウィンがいます。兄はアレックスボールドウィンです。なんか名優の譜系でみんなぞろぞろと出てくるなという感じです。
1996年なんてもう30年も昔の映画ですから画面からは時代感が感じられらるのですがアクション映画の舞台はカーチェイスにスカイダイビングと暴走列車、ロープウェイとそんな変わらないのです。俳優の若さもなんか見てはいけないものを見てしまったような感じを受けるのはなぜでしょうか。時は残酷なものなのです。

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コブェナント

2024年01月08日 18時37分06秒 | 映画
映画に限らずですが柳の下の三びきのドジョウではないですが、ヒット作が出ると続編が現れるのは世の常です。
しかし、商業主義の宿命で必ずしも計画された続編が全て世に出るものでもありません。
映画『プロメテウス』の続編『エイリアンコヴェナント』リドリースコット監督をアマゾンで見ました。劇場でも見ています。しかし、この後の作品が作られないらしいのは最近知りました。それはアマゾンでプロメテウスをみて知ったのです。当時の自分のブログをみたりしてこの映画をみたことを思い出すと非常に残念です。しかし、なぜ繰り返し同じ映画をとるのかという気もするのです。エイリアン4までヒットシリーズを続けそれをまた主役を変えて3部作を作るはずが作れなくなってしまったというのはファンとしてはつらいものがあります。しかし、その後もリドリースコットは映画を作り続け、『ハウスオブグッチ』『最後の決闘裁判』などを作り、同じく結果は芳しくないのです。たがそれらは私は劇場でなくアマゾンでみましたがなかなか見ごたえや考えることがある映画でした。劇場でこけるとすぐネットにおりてくるのでますます劇場でみる人は少なくなるという繰り返しのような感じです。それでもリドリースコットにはオファーがなくなることなく映画を作っています。弟のトニースコットは2012年自殺したと当時ニュースになりました。リドリースコットの名が出るとすぐトニースコットの名も浮かんだものでしたがなくなってからトニーの名もあげる人もなく最近では思い出すのも時間がかかるようになってしまいました。
それと同様にジェームスキャメロンのターミネーターもシュワルッネッガーとリンダハミルトンが出演しジェームスキャメロンが製作に加わるという正統派ターミネイター2の続編という触れ込みで作られましたがこれも大こけし続編も作られないことになったらしいです。これもアマゾンでみましたが、こちらは見ている間何でまた同じようなことやる必要がと思わずにはいられませんでした。最初のターミネーターは機械が未来からやってきてその未来をただすというストーリーと続編の意外性や機械が進歩して液体金属のターミネーターとその都度驚かされたり面白さがありましたが、今回の新作ではなにも目新しさもないばかりかなんで未来から狙われるのかが解っても新しさや意外性もなく、ただロボットが未来から殺しに来るというバカらしさを超えることができないのです。というのはターミネイターを始末して世界を救って終末やら核戦争は回避されたのにスカイネットは作られなかったのに未来ではAIが反乱を起こし人間が生き残りのために殺し合い物資を奪い合う世界になり、それを人々を協調し、軍備化しAIに立ち向かうリーダーが現れたというのですがそうなるともう過去に戻ってそのリーダーになる人間を殺さなくってもAIには人類だけ殺す方法はいくらでもあるのです。そう思ってしまうと過去に戻らないといけない必然が生ぜず、まったく物語のむちゃくちゃ設定を鵜呑みにできないというか物語に乗り込めないのです。そもそもターミネーターでは核戦争を起こすというところがSFの金字塔として核兵器による終末という差し迫った近未来がありそれが世の中実際にAIの進化がありAIの作るフェイクニュースやフェイク映像が作られ新型コロナウィルスのパンデミックを経験した人類に未来のAIが反乱軍のリーダーを殺しに来るという回りくどい必要をまったく感じないのです。同じようにターミネーターを知らない世代にこの映画は受け入れられず続編も作られないらしいです。一方ドラマのエレクトリックドリームでは完璧なAIの自動工場では消費者がいなくなってしまった近未来がテーマでするとAIは消費者を作ってしまうというものでした。これは今までにないSFで新しさを感じました。
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「百花」鑑賞

2023年12月30日 15時33分15秒 | 映画
これは昨年朝のニュースでも取り上げられて賞をとったとかで話題になりました。
アマゾンで配信されていて先日見した。
暗い映画で、テーマがボケ老人の記憶のはなしなので見たくはなかったのですが、見始めてあるシーンでものすごい既視感というか違和感というかが画面から伝わったのです。
それは主人公の女性がスーパーらしいところで買い物をしていて走り回る子供に何度も注意するシーンで繰り返し走り回る子供に走ると危ないよと声をかけるのです。何のためのシーンなのかと思いつつその画面を見て違和感のもとを探るとなんと映画の中の食品売場は我が町の百貨店矢尾ではないですか。
主人公が見たがる半分の花火という台詞で諏訪湖の花火大会かとすぐ思い付きますが秩父と諏訪湖の繋がりがなにかと結び付きがあるような今までの経験で秩父もなにか関係してるのではと百花 秩父で検索するとまったく違うことがずらずらと出てきます。百花という映画よりアーティストとかグループでヒットしたりワインやら蜂蜜酒なんかでブランド化しようとしてるようなものとか矢尾と百花を結びつける人もいません。
映画の設定現地は横浜と阪神です。何の脈略もなく買い物シーンを撮るためだけ秩父に来たことになります。そんなにスーパーのシーンにあう場所が他になかったのでしょうか。
他には秩父のシーンはなく矢尾だけなのです。そのためエンドロールまで見て最後の協力矢尾百貨店の文字を確認してしまいました。
映画はアルツハイマーで記憶を失っていく主人公とかつて主人公に捨てられた息子の話で主人公が半分の花火が見たいと言い検索して諏訪湖の花火を見せるのですがこれじゃないと言われてしまうのです。それがきっかけで主人公の自宅を訪れ母親の荷物を漁ることで自分が忘れていた記憶と母親の記憶が繋がり涙を誘うという話です。私の場合同じように母が認知症になり自分の子供の顔も名前も解らなくなるのを見ているのでただの映画でなく自分の記憶やら感情やらが思い出されて物語として楽しむなんてことにならず色々と思い出すことがいいのか忘れたものはそっとしておくべきかなどというどうしようもないループのなかにずっとおとされたような気分にさせられた映画です。今度はそれが自分の身に起きるのかと思うとなんと人生とは切ないものかと思えてきます。そうなる前に人格をネット保存するなんてことが将来本当に起きるのか人格は保存できないにしても記憶だけは色々記録して残すべきかなとおもうのでした。
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【創造者/クリエーター】鑑賞

2023年11月23日 05時17分00秒 | 映画
テレビでチラッとみた予告編でみたいなと思ってた映画です。あまり人気がないらしく今日で終わるとのことで字幕版はなく吹替版しかありませんでしたが昨日みてきました。以降ネタバレアリですのでみる予定の人は読まないでください。
今テーマとしてAIが人類を攻撃して機械と人類の戦争になってという物語は多いのですが、まずそんなにAIが賢いとか進化するとかの飛躍が強すぎるものがほとんどで近未来感はなかったりします。
この映画は、AIが進化して自分で考えられる自我を獲得人類を核攻撃、ロサンゼルスで核を爆発させ200万人が灰になるという惨事を受け米政府はAIを禁止する。だが、ニューアジアと呼ばれる地方ではAIが浸透。開発利用が進んでいて普通に市民としてロボットが農作業したり警察官として働いている世界がある。米はAIを滅ぼす爆撃機ノマドを開発。一方もと特殊部隊の軍曹ジョシュアはAI製作者を突き止めるためニューアジアに潜入しマヤと夫婦になり子供を身ごもっていた。その潜入先に米国がノマドを伴って侵攻してきて潜入は破綻、奥さんはノマドに空爆され死亡した。5年後リハビリ任務とクリエーターのありかを質問される日々のなか、マヤが生きてるという証拠を示されまた現地で潜入して最終兵器の破壊を命じられる。そしてジョシュアが発見した最終兵器は子供のAIであり、この子供を守りマヤを探すことにする。このこどもこそマヤが妊娠していた自分の子供と思い米国に渡すことなく保護しようと決意するジョシュア。しかし、ネパールの古寺でやっと見つけたマヤは意識のない生命維持装置に繋がれた存在だった。その生命維持装置をAIは切ることができないがジョシュアは切って死なせてあげると米軍がそこに侵攻。少女アルフィーとジョシュアはとらわれてしまう。ジョシュアは兵器を確保した英雄として帰国。しかし、マヤの意思をついでアルフィーを奪還してノマド破壊を試みる。脱出ポッドの故障で取り残されるジョシュアだが、アルフィーが発見したマヤのコピーのAIを発見。意識をコピーしたチップを挿入しマヤとの再会を果たすもノマドと共に爆発とまあざっと全てのストーリーはこんな感じでした。
とにかくスケールの大きさ、斬新な映像で圧倒され分断する世界と武力で制圧しようとする米国という構図はまさに近未来起こり得る世界であり、美しいアジアの情景に混じるロボットが人間のように農業をしている姿や顔があるけど耳がなく脳の中身が空洞なデザインといい初めてブレイドランナーをみたときのような驚きと新しさがあります。
元の自然映像を生かしたVFXで最初から作るものより安くできるとかで低予算ながら超大作並みの迫力画像を出せるのだといいます。そのわりにあまり話題にならず映画館でも人気はないのでした。
この手の映画が散々扱ってきたテーマであり結局AIに支配される人類がいかに抵抗するかが焦点の映画がおおいなかこの映画はAIは悪くない、共存できるとする立場で米国が悪のような描き方は簡単に納得は得られそうにありませんがリアリティはあります。しかし、私はタイムスリップやAIが自我を持つことや自ら考え出すような進化はないと思います。もし可能ならば攻殻機動隊のように死ぬ前にネットに人格を保存できることになり、ネット人格が現実社会にどのような影響ををおよぼすか法的保護や生命判定をどこまで広げるのか等非常に法整備上に問題があるし、AIか保存したネット人格かの判断も難しいのではと思います。しかし、世の中私のような平凡な人の考えを平気で踏み越えていくものなのかもしれません。お札の透かしのような識別番号や登録番号をふって登録管理する社会が現れるのかもしれません。みたくもないですが、永遠の命がネット上で続く日があるのか解りません。ちなみに米に落とされた核は人間の入力ミスでAIが攻撃したのではないとAI側は反論していました。AIは人間を攻撃できないと。映画ではAIのチベット僧までいて乗り物や兵器まで近未来を堪能できます。十分楽しめました。

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プロメテウス追記

2023年09月14日 10時26分18秒 | 映画
なぜブロメテウスを見たのか。それはエイリアンの前日譚を作るという触れ込みでいて創造主に会いに行き、なぜ人間を作りその生きる意味とはという哲学的命題を直接創造主に問うという主題に置き換わっていたこと。主役の考古学者がその答えを得る確証があるとプレゼンをするのですが参加者の他の科学者や兵士やエンジニアはそんなのはどうでもよく二年間冬眠してたどり着いた現地が辺境な宇宙というだけで宇宙船が二年でたどり着く距離感について具体的な数値は示されず相変わらず宇宙船は重力があり広々して酸素や食料も豊富な様子です。エイリアンというとあの頭の長い格好が今では当たり前のようににすぐ浮かびますが最初なかなかその全体像は示されず最後のラストシーンでやっと見られたのです。
最近ネットのニュースなどで南米のミイラのはなしの記事を見ていてその頭が長い形に人類の新種の可能性とか遺伝子的に解明が進んでいるんだとか。
この頭の長い人間は世界各地で見つかっており、文化として人体改造が昔から世界各地で確認されています。それは頭を板で挟んで長くするというもので纏足とか首長族とかの範疇とされていましたがそれにしては世界あちこちでその痕跡はあり、頭が長い人に人類の憧れがあったのではと思えてきます。それは太古人類が遭遇したエイリアンか新人類の類いで彼らの能力の高さに憧れて肉体改造を施したのではないかと思います。
そんなこともあり映画を見てみたのですが、展開するのはエイリアンと全く同じ展開で今までと違うのはエイリアンが最初蛇のような爬虫類型だったのが最後はイカの形で最後の人間を襲うシーンの口からまた口が出てくるのは同じなのです。また最後考古学者のエンジニアを止めろというメッセージにエルバが体当たりで止めるという展開や最後はアンドロイドの首とエリザベスが生き残るというのも同じ展開ながら違うのはエンジニアの星に乗り込みエイリアンで奴らを退治してやると言って終わるのです。
当然第二のリプリーとしてノオミを使っていこうとしていたところなぜか主役交代が起きアンドロイド中心に話を作ることになったのでした。つまりは第二のシガニーウィバーに育たなかったのがシリーズ途中消滅の原因ではないでしょうか。コヴエナントが発表になる前ネットで予告編のようなビデオが発表されなぞの解明に期待を持たせる展開だったのに実は消滅していたとは残念です。
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プロメテウス鑑賞

2023年09月14日 00時19分14秒 | 映画
映画『プロメテウス』をアマゾンで見つけてみました。11年前の映画で映画館でみたものでストーリーも覚えていましたが、見てしまったのです。船長役はイドリスエルバ、刑事ルーサーの人だったんだ。
それと主役のエリザベスショウ役のノオミラパスがスーパーウーマンのような活躍でなんかハチャメチャなキャラが違うだろうという変な格とか役者の設定がめちゃくちゃの映画なのです。
どうしてみたかというとエイリアンの前日譚を作るということで発表されたのですが、ストーリーの紹介は地球上のあちこちに残された遺跡から創造主のメッセージだといい人類が創造された意味、生きる目的を聞きに行くという紹介で遺跡の示す星へ向かうというとんでもないざっくりとしたお話でどこがエイリアンの話かという感じで、当時はエイリアンの巨人種と呼んでいたのがネットの紹介サイトや感想の人たちもエンジニアと呼んでいたのです。これは映画の後ノベライズが発行され映画では伝わらない細かい点に解説が加わった結果のようです。エイリアンに至る話のはずがエイリアンそのままの焼き直しで新情報もエイリアンがなぜ作られエンジニアがなぜ人類を作りそしてエイリアンで滅ぼそうとしてるのか結局続編も作られず謎のままとなってしまったと今回わかりました。なぜ繰り返しエイリアンに襲われる話を作ったのかそれも謎です。エイリアン3でリプリーがたどり着くのはなんと囚人しかいない宇宙の刑務所の星という新しさがありそこでもエイリアンに次々襲われるのですが最後リプリーは胎児のエイリアンと共に溶鉱炉に身を投げておわるのでまさか続編はないと思ったらリプリーのクローンをつくって地球にエイリアンを運ぶというよいよ次は地球上でエイリアンとの戦いかと思ったらシガニーウィーバーでの続編は無理と悟ったのかプロメテウスで前日潭を作ろうとして結局焼き直しなのがばれて最後は作られなくなったのかという感じなのでした。
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砂の惑星

2023年08月21日 02時59分35秒 | 映画
今日アマゾンを覗くとディーン砂の惑星がありました。これは昨年公開のリメイク作品ですが発表当時色々聞いて楽しみにしていた映画ですが、なにしろコロナの時期でとても映画何てという感じで見に行くのを諦めていたものです。007は見たのにこれは見送ったのは何やら解せない気もします。
前回映画化になったデビットリンチ作は発表直後は評判も悪く、私も印象に残らない何てちんちくりんな映画だと思っていました。
ところが後年見直したときにこれはSFの超大作であり、後年作られた映画のあのシーンとかこのシーンとかみんなこの映画が元ネタだと思わせたのです。
重力ベルトで歩行可能になり風船人形のようになったハルコーネンはスターウォーズのジャバザハットを直ぐ連想させるし、砂漠のオームは風の谷のナウシカだし、声が武器になるというのは怪物君他沢山な例があるとまあSFの古典として皆参照し現代に至るのではないかと思えてきます。
SFなんだけど公爵とか皇帝がでてきて時代がかった設定なのはスターウォーズの世界を彷彿としますがこの映画を見ると主舞台は砂漠でありそこにはてがつけられない怪物がいるというのはアラビアのロレンスの世界観です。
私が昔読んだ漫画のディーンは日本人の江戸時代の主従関係を想定した上でのストーリー展開で水槽に入ったままの種族とか実に劇画チックで映画の方が幼稚に感じるほどの壮大な物語だった記憶が沸き起こり日本の漫画にも多大な影響を与えたのにカイルマクラクランのディーンはなぜか映画では失敗し次に再映画化するのもためらわれるほどに悪影響ばかりが残っているのです。
しかし、どんな映像もコンピューターグラフィックで作り出せる時代となりスターウォーズでスペースオペラの地ならしもすんだ今ならまあリメイクが出てきて当然です。
というわけで今日アマゾンで見たのですが、あまりにあっけない始まりと終わりにがっかりするのですが、砂漠を舞台として砂漠の主のようにオームいやワームが存在する始まりかたとしては正しいディーンの作りかたなのかと思いました。検索するとパート2は来年のお正月だそうです。なるほどそれで今アマゾンでやってるわけか。
また、気になったのはスパイスとしての砂漠の生産物ですが、物語ではこのスパイスで人類は宇宙の恒星間トラベルが可能になったと説明されます。ですが画面上は植物や坑区のようなものは見られず、ただ巨大な重機のした舞い上がる砂の中に何やらキラキラ光るのがスパイスだというのです。そこで私は思い出したのですが砂漠には不思議な香りの実がなる木があり先祖代々その植物をとって暮らす砂漠の民もいるというのを何かのドキュメントで見たのです。ですからスパイスとか木の実とか色々検索したのですが名前は見つかりません。乳のように白い木の実とか香木とか出てきますがはっきりした名はわからないのでした。メディテーションとスパイスで瞬間移動が可能になったとなると完全スピリチュワルの世界になってしまい科学小説的世界から逸脱してしまうという危険があります。故になおさらスパイスで恒星間飛行が可能になった科学的考察は避けて通れないはずじゃないかと強く思うのです。巨大な重機と羽ばたき型の飛行体と鎧のようなサバイバルスーツとか作り込んだならスパイスも作り込んでほしかった。これは次回作に変化と新解釈も含めぶっこんでもらいたいのです。
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『In the heart of the sar』と『CAST a way』鑑賞

2023年07月31日 18時18分29秒 | 映画
昨日見た映画は不思議なことにこの暑い時期にぴったりな大海原の物語なのです。どちらも漂流の末家に帰るという物語です。題が日本名では白鯨との戦いとなっていていくつもの物語で名著として登場する白鯨と人間の話なんだと思って見始めたらなかなかそういう話にならず白鯨が出てきても海の怪物感はなく、元々捕鯨とは日本のように食料としての捕獲ではなく油をとることが目的だったことがテーマとして語られます。だから漁の後のクジラ解体の様子も油をとるための作業を描写され骨や肉は捨てられてしまいなかなかその後クジラに出会えず南アメリカを回ってエクアドルまで来て白鯨の噂を聞きつけ赤道に沿って4500キロ西に向かうことになります。この時代の航海の過酷さや人力しかない時代の航海の難渋さがそれでも人々の欲求により大海を走りクジラをとるという危険な行為をさせてしまう様が描かれます。これはまったく海洋冒険小説としての白鯨のイメージとまったく違うものを描いているのですが、それでもあの素晴らしい物語がどう誕生したかを教えてくれる構成になっています。人々はそれぞれの定めや夢や目的によってクジラをとるという目的のためひとつの船に乗り合わさるわけですが、その夢と目的が破綻したとき苦難と悲劇の旅が始まるのです。一旦は無人島にたどり着きそこで通りかかる船を待つのですがそれでは死を待つだけだとまた小舟で旅立つのですがなかなか船には出会えず死んで行く仲間が出てしまいます。今までなら表に出てこなかった話がここから始まります。それは日本のヒカリゴケのテーマと重なるものですが、その衝撃の強さ故、作者の訴えたかったものは二の次になったように彼らが無事救助され聴聞会やら裁判で事実が明らかになることの重要性がテーマとなっていきます。つまり事実をそのままだすのでなく白鯨と人類の戦いを後世に残る一大叙事詩とする作家と事業継続のために真実の公表を押し止めさせようとした町の有力者と船長の行動と船長になるのを条件に口封じをされるも拒否して仲間を島に助けにいってその後も海で船長になった航海士の話が白鯨と戦う物語になり、捕鯨は石油の採掘により廃れてしまったことが描かれます。ここで海の大きさや自然の力を感じるわけですが安全を担保した上でならその大きさや何もない様を味わいたいとふと思ってしまいます。それは今まで何度も思ってきたクルーズ船で世界一周をするというものですがコロナ以降日本ではクルーズ船の帰投が始まりでしたからすっかり悪の象徴のようになり日本一周のツアーなどは安く人気で広告を見ますが大海原を行くクルーズはまだ足が向かない感じです。さて、トムハンクスのキャストアウェイは国際宅急便のfedexの社員が事故で飛行機が墜落、海を漂い無人島に漂着4年間無人島で生活し、筏を組んで島を脱出して無事家にたどり着く話です。実物のFedEx,のロゴやら航空機やらが出てくるので実話なのかと思いきやこれはフィクションでした。アフリカから始まった人類の歴史は大航海時代になり世界の海をわたるようになるのですが行く先々で先住民がいるという事実に文明社会は対峙するのです。これは人類が新たな食料や土地を求めて端舟で海を渡り何千キロも旅してきたからオーストラリアやハワイなどに先住民がいたという現実に驚異を感じずにはいられません。夜になりTBSのドラマ『VIVANT』を見ます。これは日本のドラマには珍しい本格海外ロケで豪華出演人とどんな話なのかなかなか明かされないという変わったドラマです。それに出てくる砂漠と荒涼とした岩山と荒野と青空を見るとこの星の実力をまた犇々と感じるのでした。普段ビルと夜景の町並みばかりを目にしますが本当は何もない土地が延々と続いたり海しかないところも人間の町より多いのです。普段地球としてみてないだけで本来の大きな自然の土地や海を意識せず暮らしていて今や温暖化という危機に面しているのにまだ地球を意識できない人類はこのまま灼熱の中消えていくのかと思えて来ます。
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『ミッションインポッシブル/デッドレコニンクpart1』鑑賞

2023年07月27日 23時28分42秒 | 映画
関東地方は22日に梅雨明けしたそうです。連日猛暑が続きます。こうなりゃ涼しいとこに行かなきゃと夕方初めて秩父にできたウニクスの映画館に行きました。ネットで見たらスクリーンはみな小さく座席数も50から200と小さいので上里に行かなくてもいいのはよいけど規模が小型なのは仕方ないのか複雑です。最近新作もすぐアマゾンでやるのでわざわざ映画館で見なくてもという感じは増してます。ただ007とかこのミッション:インポッシブルは特別で大きなスクリーンで見なきゃでしょと夕方でかけました。初めて入るロビーは思ったより狭くチケット売場もレジひとつとなんかシネコンらしくなく、スクリーンも小さいんだろうなあと入ると客席の割りにスクリーンは大きくてビックリでそれを前から5列目で見たのでスクリーンは全体を見きるのに慣れが必要です。映画の前にトムと監督のメッセージがありトムは大きなスクリーンで見るべき映画だといっていました。まあそれだけ映画人にも今のネット流通に危機感があるのだと思いました。ただ、映画館に見に来た人にいうことないのにとも思いました。映画はアラビア半島の砂漠からローマの市街地でのカーチェイスとスパイ映画の定番が展開するのです。私は何の前情報もなく見たのですが、始まって早々 Part1の文字になんだ完結じゃないんだと少々がっかり。しかし、物語の展開や話の流れについていくのにそんなことも忘れアクションと次から次の危機の連続に追われるのでした。次から次に現れる敵に自国のCIAにも命を狙われ自分が追っているものが何なのかそれは何に使われ誰が買主かというのもなぞのままとにかく敵に渡すなというミッションなのです。自国からの指命なのに自国からも感染したAIからも狙われるという正に不可能なミッションなのです。そして何故か舞台はオリエント急行なのです。来年のパリ五輪で復活しているらしいのですがなんでそんな密室のような手間と時間のかかるところで取引をするのでしょうか。復活したオリエント急行は何故か石炭をもす蒸気機関なのです。そしてお決まりの列車の暴走と鉄橋の爆破と屋根の上での格闘と古いのか新しいか解らない映像が展開しお腹いっぱいになり終わりました。AIがフェイクニュースを作り出す世の中になり、そのAIが暴走するとか人類を敵視するとかいう物語だらけですが不確定要素が多い未来の計算は予測不可能でひとつの方向に導くとか人々が思う人工知能に自我が生まれたり恣意的な計算をしたりというのは不可能です。ただ最近のAIの報道を見ているとデジタル情報の信用とか法規的な証拠能力は段々疑わしくなりデジタル技術の利用も変化していくかもしれません。そんなことを真夏の映画館で感じました。


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ドラゴンタトゥーの女

2023年07月10日 11時03分02秒 | 映画
昨日は暑くてソファでは快適に昼寝をできないとハンモックを出して設置しましたが、重要なテレビモニターの前は許可されず珈琲試飲部屋におかれました。
そのビデオ鑑賞の方は『プライミーバル』という時空の扉が開いて古代の恐竜が出てきてしまうというなんか古い主題のドラマを最近見ています。
実に古くさくストーリーに信憑性とか合理性とか謎解きというかなにか解明されていくのか伏線やら人間ドラマは適当でとにかく現代に恐竜が現れたらというシュチエーションばかりを秘密の機関やら政府機関やらが隠蔽と個人の権力拡大とかの陰謀や役所と軍が縄張り争いしたり時空の扉を自由に行き来して未来を見て人類を救おうとするかのような謎の女と過去や未来に関与して歴史を変えるのをやめさせようとする博士やらとかく文明と進化とタイムトラベルネタを行ったり来たりするドラマなのですが私などは鉄腕アトムとか手塚漫画には古くからあるネタで古~いとおもってしまうのです。それが何故か5シーズンも続いておりなぞの解明やら物語のテーマなどそっちのけで主要登場人物も使い捨てのごとくウォーキングデッド並みに主役交代されシンディーローパーみたいな女と学生だけ何故かずっと第1シーズンからで続けています。
この脇役がちょうど視聴者目線の親近感があるということでしょうか。
まあ、見るものもなくただロンドンという都会と文化が解るからつい見続けています。
ヨーロッパ文化というと進んだ文明社会で洗練された社会のような憧れもありそこのドラマというのは米の何でも銃で解決のような正義と暴力に思考の入り込む余地のないような物語より人間らしいドラマがあったり人として現代の肯定としてダウトンアビーのような昔肯定が流行ったりするです。
そんな中『ドラゴンタトゥーの女』もみました。ミレニアムという原作と映画化は過去に何作品もありなぜという気もしましたが主演にダニエルクレイグということと監督脚本がデビットヒンチャーということで見てみました。
今までの本の中のリスベットは天才ハッカーでバイクに乗ってレズでとにかくかっこよく何でも闇の中で活躍して解決みたいな完璧ヒロインでした。どの映画でもスタイリッシュで完璧で悪を仕事人のように抹殺という描きかただったのがこの映画では主役はもと雑誌記者で裁判で名誉毀損で負けたばかりの記者がまだジェームスポンドのイメージそのままのダニエルクレイグがでてくるのです。作られたのは2011年でまだ007を演じている最中に作られており殺し屋で凄腕のスパイのイメージがあるまま消えた少女と犯人を探すと言う探偵のような活動の中リスベットと出会いいつしか仲間になるのですが、リスベットは他の映画のようにかっこよくなく不細工でダーティで漬け込まれてやられもしますが、そこからの反撃と007と組んでからの活躍がかっこよくなぞにたどり着いていくところはよいのですがその後一族に仕返しをする手法やらその結果やらはどうかなという感じです。でも今までの映画にないリスベットの生きづらさややられてしまう様がゴスロリでいかさないスタイルと容姿がこの映画の味になっています。そんなカウチからハンモックに至る最近見たビデオでした。

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トンネルの続き

2023年05月29日 23時24分26秒 | 映画
トンネルの第二シーズンは見始めたら誰が黒幕か、誰を捕まえるべきなのか解らない展開で目まぐるしく物語が展開し、自分の国の国家機関が立ちはだかったり、正体の解らないところが敵になるのか味方になるのかと言ったなにと戦ってるのか解らないながら地道な捜査が確実に結果に結び付いていく刑事ドラマの醍醐味とスパイ映画のサスペンス感と複雑な国際関係と犯罪者の価値がスパイ映画のワクワクと繋がり大変面白く一気にみてしまったのでした。なにかと銃を打ち合って犯人を射殺して解決のアメリカドラマと違い正義の行いはアクションや銃撃戦でなく聞き込みや証拠集めだという正義感と犯人逮捕への情熱が描かれます。それを夫婦関係やシーズン1の犯人がまた獄中から攻撃してきたり事故だか政府機関の暗殺なのかという事件が起きたり話はアメリカドラマのように単純でなく突然の重要ファクターの死が力関係の変化でドラマが意外な方向に動いたりと本当に楽しめました。あっという間に一気みしてしまい。当然第三シーズンもみようとレンタルを開始しました。そうしたら前回命がけで事件解決したのにフランス側の主任は一捜査員に格下げになっていて、上司の現場長は事件をまともに捜査せず事件数の減少は数字上で犯人は野放し状態と言う停滞状況になっていてイギリスの主任は離婚して娘と二人暮らしと第二シーズンの成功的終結からは想像できないモヤモヤスタートなのです。そしてなぞ多き事件はスッキリせずという感じでまた途中です。早速レンタルして有料視聴なのに飛んだ肩透かしなのでした。
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トンネルと最近の事件

2023年05月28日 10時47分57秒 | 映画
カンヌで男優賞と脚本賞を日本人が受賞と朝のニュースで知りました。先週は国内で銃による殺人事件が続いてありニュースはそればかりでした。今みているトンネルは第一シーズンが終わり次はどうしようと思っていたらなんとレンタル扱いだった第二シーズンが解禁になり無料でみられることになり早速視聴を開始しました。
第一は真実のテロリストという犯人がネットで犯行声明や犯行の実況をして大衆をあおってテロ行為をさせたりします。子供を人質にしたりタブロイドのコラムニストを広告塔にしようとしたりその手口や犯行のしかたから軍の訓練を受けた者がリストアップされとり調べた結果、やがて身内の者の犯行というのが解ってきて世間に世の中の不正やら大企業の悪行などを告発しているような犯行も実は陽動で標的はイギリス側の主任捜査官であり標的もその家族となり最後決着をつけるのにその捜査官は家宝の銃、それも歴代の戦争に参加して記念として持ち帰ったものを持ち出し犯人に復習をしようとするのをフランス側の主任が止めてめでたしめでたしとなって終わるというなんともスッキリとしないものなのでした。イギリス側の主任はもう警察をやめるといっておわるのですが、第二シーズンは双子が生まれて警察はやめられず福祉的な部署で警備をしていたのがまたフランスの主任がイギリスに捜査のためでむいて出会うというところから始まります。フランスの主任は出世していて現場のトップとして乗り込んできます。
第二シーズンも大規模なテロで始まるのですがそのテロを起こす犯人像はやはり個人的な背景や親子関係などの事情で生まれているのが描かれます。
ここのところ起きる大きな事件やインフレやら話題になる度自民党とか政府とかの政治のせいにしネットなどでも悪口やら政治が悪いからと指摘する声が上がります。それらの声を出している人がまず選挙にいっていないことを指摘する人もいます。
私がかつてサラリーマン時代毎週末人身事故で電車が止まっていましたがそれほど自殺者が多いのも政治のせいといわれていました。
そのくせオリンピックやらワールドカップで日の丸を掲げた選手を応援するために熱中できるのも結局同じことでトンネルのテーマになっていることも最近の銃の事件も同じことだと思えてきます。世の中の競争原理、自由と平等のもと個人の選択で個人の財産が保証され競争でそれらの雌雄が決するということで競争のはて生きるのをやめようとしてしまう人や個人的恨みを募らせ自分の命も復讐を遂げてその存在証明としてしまう人を描いた結果です。つまり自由と平等資本主義と民主主義の現行の結果間違いをただそうという正義の一搥としてテロが行われ毎週電車が止まってしまうのも我々が長年かかって手に入れてきた自由と平等の果ての形なのです。かといってロシアや中国の方が進んでいるのか。自殺者は少ないのか。テロはないのか。といえばそうでもないので話は複雑です。
まずは自分が何に文句をつけているか自覚する必要はあると感じるのでした。昔から天につばを吐くという揶揄もあります。まずは自分に帰ってこないよう注意しましょう。まず自覚しなくてはならないことは、ワールドカップやオリンピックで熱注して応援しているものは自民党や政府が運営しているものであるということとそれらを選んだのはあなたが行かなかった選挙の結果であること。投票に行かなかったから関わってないではなく、投票に行かなかったからこんな政府になってしまったと思うことです。テロや自殺者をなくすのもみないふりをやめて真摯に問題に向き合うことからでしょう。
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