King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

サンプルロースター改善

2009年10月31日 19時46分18秒 | 珈琲
前回の焙煎で、苦味が出てしまったサンプルロースター
ですが、原因を色々考えてやはり焦げるほど火力はある
し、チャフが燃えて苦くなるという懸念もダブル焙煎して
一度チャフを出しても、やはり同様に苦かったので、
これはロースターの回転速度が甘かったのではと結論
しました。

他のサイトやマニュアルなどの記事からゆっくりでいいと
感じていましたが、手網での経験から強火にするほど
速く手早く振ると十分にふくらみムラ焼けも防げるので
手網でちゃっちゃっとやる位の速さに回して再チャレンジ
してみることにしました。

焼いたのは、グゥアテマラとコロンビアスプレモです。

残りの豆の量とか考えて、最初は300gでやや少なめに
やってみます。

16分ほどでシティまで行ったので冷まして飲んでみます。

すると前回のような苦味はなく、すっきりと雑味もなく
仕上がっています。

炒り立てはまずいのですが、それでも成功していれば
すぐ飲んでもそこらの喫茶店よりうまいのです。

これに気をよくして、次は500g残りのコロンビアを
全て焼いてみます。

これは、先ほどは16分ほどで完了したのに、なかなか
一ハゼが来ず、21分でやっと来て、26分で終了し、この
まま静かになって二ハゼは来ないのかと思っていたら32分で
やっと二ハゼが開始、34分ハゼのピークまで待って終了。

かなり、時間がかかり神経を集中して中腰でドラムを回して
疲れてしまいました。

それでも、飲んでみるとコロンビアの酸味と甘みが出て
薫り高い珈琲に仕上がっていました。

唯一気になったのは、どちらも小さな欠けが生じていたこと
です。

これは何なのでしょう。
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本日の珈琲

2009年10月30日 10時32分10秒 | 珈琲
先日、喫茶店巡りをしたときに日曜の午後なのに
田町、赤坂の店ともに私ひとりだけでした。

珈琲でもと呼ばれる飲み物としては、専門店で飲むと
1000円とか2000円とか未だにするのですが、不況の
波はここでも確実で如実に客足は減っています。

それでも、混み合うスタバやタリーズより
高くても落ち着ける専門店でという人もいるでしょうし、
この味なら当然という人もいるでしょう。

先日のパナマのエスメラルダゲイシャも値段は、ブルー
マウンテンクライデールをも凌ぐ高額ですが、それでも
売れに売れてしまう人気で、倍々で取引されてついに
オークションも除外という別格扱いというのもうなずける
ものを持ったものでした。

ゲイシャの場合、発見されたというイメージですが、
その上を行くコピ・ルアクの場合、希少種ということ
で幻のイメージを作るためあえて高値を保つような
ところがあります。

話題としておく店はあるようですが、味からしたら
やはりどうなのでしょうか。

値段と味という判断でいくといつ行っても行列が出来る
というようなところが適正な感じもします。

なぜこんなことを書くかと言えば、今日飲んだハワイ・コナ
エクストラファンシー、マウンテンサンダー農園がふと
そんなことを思わせたのです。

ハワイ・コナというと酸味と豊な香りの珈琲とよく言われ
ますが、その酸味が特長と言うと敬遠する人も多いと思い
ます。ここ数年はやっていた豆でブルーマウンテンと同等か
少し安い位の値段で飲まれています。

私は、昨年長年通う店のマスターが言った銀座で飲んだハワイ
コナが激まずだったことを語ったエピソードを思い出します。
大体ハワイは火山性土壌で珈琲なんかうまいわけがないと言う
生産地攻撃にまで至ったのですが、珈琲の産地は火山性の酸性
土壌の所は多く、さらに普通の農産物と違い標高の高いところ
ほど味が濃く、日の当らないやぶのようなところが珍重されます。

つまりは一般農産物とは違う生産条件なので、ハワイの珈琲
ベルトも後発であるが故計算された珈琲産地なので、場所が
悪いと決め付けるにはどうかというところです。

そんなマスターの見識というか珈琲知識がほころびたのを
見る様な会話だったのですが、今日飲んだハワイコナは
今まで飲んだハワイコナの全て壊して、何でブルマンの
次の値段で取引されるのか理解させる味でした。

この豆はある珈琲屋さんからサンプルで100g弱のサンプルと
してもらった様なもので、どうやって焼こうか弱っていた
ものです。

手網で昨日焼いたのですが、同じようにドイツより輸入された
イルガチェフも焼いたのですが、どちらもすばらしい味で
堪能させてもらいました。

手網も均一に膨らませる技術は身に付けたものの、そうすると
味が抜けると感じて悩みを感じていましたが、それも今回の
焙煎では解決したように思います。

あとはサンプルロースターでもそれを再現できるかです。

コナの酸味も今までの強烈な生豆のようなすっぱさでなく
一度飲んだ後のどの奥からふっと立ち上るスーッとする
清涼感のような香味です。実にうまい。

やはり本来の味を知らないで高い値段を出している人は
結構居るんじゃないかと思う一杯でした。
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Coach's Decision

2009年10月30日 09時51分14秒 | ジョギング
アレン・アイバーソンは古巣との対決で
どんなシーズンインをするのか楽しみでしたが、
大事をとったのか出てきませんでした。

ちょっと気になったのは、NBAなんてごく一部の人
の趣味かと思いきやブログに開幕とかゲームのこと
を書いている人は意外と多いのにびっくりしました。

でもほとんどは、レイカースが開幕勝ってスタート
したとか、普通にネットに出ていることしか書かれて
いません。

あんたに言われなくてもブログの典型です。

そんなことはどうでもいいのですが、日記なんて
のはそれに輪をかけてどうでもいいことを書くことに
なるわけで、それを読んでいただいている人がいると
思えば少しでも何か為になるか、知識の足しになる
ようなものになればとふと考えます。

昨日の深夜、NHKのドキュメント番組にフィルジャクソンが
出てきたのにはびっくりしました。

女子高バスケのドキュメントなんだけど、アメリカの普通の
イメージからすると今のアメリカの真実があり、日本の地方の
衰退と同じことがアメリカでも起きているという事実が
見ることが出来ます。

それもバスケットという競技を通してです。

バスケットのスタイルは、決してバリバリ本場の強さと
いうわけでなくうちの近所のチームのほうが強いレベル
です。

これを見て私の次の試合に向ける意気込みを強くするの
でした。

そして、ここの所のジョギングもタイムが落ちていることから
その対処に昨日は、いつもの公園を走りました。

パーマネントコースは自宅から走り出せるという手軽さが
あり、暗くなってから走って足元の状況が悪くひざに負担が
かかるのもなれてきたこの頃なのですが、それに安住して
タイムは6m/kとジョギングペースに落ち着いてしまって
いました。

これを本来のランペースを取り戻し、まだまだタイムへの執着
がある証を求めて、ホームコースのミューズパークに行き
ました。

久しぶりの公園は、銀杏の香りに満ちた賑わいのあるところ
でした。

しかし、私はその人たちが帰りだす頃にストレッチをはじめ
やおら落ち葉を蹴散らし走り出しました。

紅葉を狙うカメラマンやウォーキングの人がまだたくさん
います。

トレールランの格好をしたような人がいましたが、私より
若そうなのにそんなスポーティな格好して歩いていました。

このコース06分なら文句なく合格タイムですが、07分という
微妙なタイムで終了。

終わった後のダッシュもこなし、まんぞくなトレーニングと
なりました。

いや満足していてはいけないんだけど、今の所はということで。

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今年もセルティックス対キャバリアーズ

2009年10月29日 00時17分19秒 | バスケ
2009/10/27
Team   1   2   3   4   T
Celtics 21   30  21   23  95
Cavaliers 28   17  20   24  89

Arena: Quicken Loans Arena, Cleveland, OH
Officials: #29 Steve Javie , #25 Tony Brothers , #63 Derek Richardson
Attendance:20,562
Duration: 2:44

最初は、シャキール・オニールなどの活躍で
キャブスリードとなり、今年は違うじゃんという
感じでしたが、それも第一Qだけでした。

全てにドラマがあったものの、今年のNHKはさらに
ひどいカットカットの連続でゲームの流れもニュアンス
も采配による効果も選手の葛藤もへったくれもなく、
やはりシャックいれてもレブロンがだめだと今年も
だめだねという雰囲気だけ残りました。

でもね、最初シャックの活躍はそれはいつもの
それとは違いました。

今年はやりそうじゃん。

セルティックスには通じなくてもインサイドはやすやすと
入れないのはどこも同じでしょう。

セルテッィクスも中では決められず、そうとなれば
立て続けに外から波状攻撃を掛け、揺さぶれられ
あせったキャブスは、ついにレブロンを頼りだす。

おいおいそれはいつか来た道。せっかく中に柱が
出来たんだから違う戦い方があるだろう。まだそれが
解ってない。いやまだ最初だからか。

最初目立ったパーカーとオニールが後半はまるで得点
出来なくなり、それでまたレブロンレブロンとボールを
集めだす。ここぞと言うとレブロンに託す。それは一番
やっちゃだめ。

特にリングを取りたいなら、前半のようになればいい
のです。ただ、それが出来なくなるほどタイトなディフェンス
にあったなら、つかれていない人がいるでしょう。

レブロンががんばれば、インサイドへ来る選手にはタイトに
外はゆるくなるのが普通です。今までは、ウエストやモーが
外で待ってたじゃないですか。ウエストが休みでもパーカー
が入ったし、ギブソンも外から打てるし、タイトになった時に
働く選手を用意するべきです。

これ昨年と同じじゃんとレブロンもチラッと感じたんじゃないか
そんな最後のQでした。

前半までは、補強の差が出たなあと感じましたが、ちらと
感じたのはインサイドが強化できたのか、バレジャオとイルゴスカス
の今までの働きがなんか弱く感じるというのも対照的に思わず
にはいられないし、後半入らなくなったという点では、ラシード
ウォレスも同じこと。ですが、後半ずっと出ていて、守りで貢献
したのは触れられませんでした。

やはり補強の効果かな。補強してもそれを活かさなきゃという
点が一番クローズアップされなければいけないんだろうけど。

それでも、かなり最後ぎりぎりまで追い上げたのでこれは今
までのカットの量からもしかしたら延長なのかと思ってしまう
ほどです。ウエストが復帰すればもっとやれるかも。
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開幕

2009年10月28日 15時12分44秒 | バスケ
今晩の中継を見る前に気になるアイバーソンの
開幕出場はどうなったか見てみようとホームページを
みたら、今日の開幕のカードの結果も見てしまいました。
まあ結果は、予測していましたが、今日放送の
セルティックス対キャバリアーズですが、これは昨期と
まるで同じ対決であり、この試合により相当補強は
したものの、結局レブロンはリングをものにできない
という結末を予測できましたし、セルティックスの
優勝も予測できました。

しかし、セルティックスもガーネットの故障でファイナル
も不調に終わり、レイカーズの完勝というシーズンでした。

今年は、レイカーズとセルティックスが戦力をフルで
迎えた場合どうなるのかという楽しみがあります。

とはいうものの、どちらもベテランが先発で主力なため
いつ、故障欠場が生じてもおかしくない状態であり、
アリーザ喪失とアーチスト加入とラシードウォレス加入
がどうでるかとこれも開幕の見所です。

同じように、キャバリアーズもパーカーとオニールと
言う強力補強をしており、チームカラーを変えることなく
とはいかないまでも、違った強さを見せてくれるはずです。

気になるのは、プレシーズンゲームを全てキャンセルすると
報道されたアレンアイバーソンです。

一応ロスターに名前は出ていますが、先発できるので
しょうか。

それにしても彼以外リーグに入って2、3年の若いチームで
まともにプレーできるのか気になります。とにかく、年俸
激減でも契約しなくてはならない羽目に陥り、自分の価値を
改めて示して高額移籍をすぐにでも果たしたいところでは
ないでしょうか。

となれば、チームがどうだなどとは言ってられず、彼の
はつらつとしたプレーも見られるかもしれません。
期待したいと思います。
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バナマ・エスメラルダ・ゲイシャ再び

2009年10月27日 13時08分10秒 | 珈琲
よーく雨が降るなあと思ったら、台風20号が
接近中だったんですね。

昨日はどうも走る気になれず、ジムでサイクリング
マシンとジョギングコースで凌ぎました。ジョギングコース
は今までになく、人が居ました。

最近自宅の珈琲は失敗作の処理が続き、そこらの
喫茶店より断然うまいという状況から、ドライブイン
の珈琲位の味になってしまいました。

だからというわけではないのですが、日曜日は南千住の
カフェ・バッハに出かけて行きました。

これは、この間の珈琲展示会で飲んだゲイシャを飲むため
に出かけたのです。

土曜恒例の喫茶店巡りの予定が、朝の電話で変更になり、
日曜に再度決行したものです。これもかなり軋轢なり、
無理などを通してのことでした。

そんな努力の末のバッハ行きですが、そこまでして飲む
意味を感じたのです。

2004年から始まったパナマのゲイシャ騒動というのは
珈琲好きでも知らない人は知らないし、喫茶店経営者でも
知らない人もいます。多分我が秩父地方では誰も知らない
かも知れません。スペシャルテイコーヒーって何?という
ところですから。

ただ、私もかつてブルーマウンテンというジャマイカの
珈琲が唯一高級で高値で取引される状況の再現を狙った
珈琲業界の仕掛けと感じていました。

しかし、おいしい珈琲を飲みたいといつも思っている人は
いるんですね。私も話題になった豆だからこの際飲んで
みようということでこのSCAJ2009の展示会もこのゲイシャを
飲んでみるというのもひとつの目的だったのです。

そして、色々想像していったものが全て裏切られて、でも
これおいしいのかという疑問が残ったのです。つまり、そんな
ばかげた値段で取引される価値があるものなのかということ
です。

展示会では、ポットに入れられたものを紙コップにちょっと
もらっただけですから正確な味は解りません。その疑問解消
のために今度は実際の店で飲んでみようとなったのです。

その前に生豆で販売しているところも当然調べましたが、
全然ありません。そればかりか、焙煎豆で売っている所も
ほとんど売切れになっています。

もともとの入ってきている量が少ないのですから当然と
いえば当然。ないとなると余計飲んでみたくなるのが人情
です。というか、私だけの特性か。

でもあるところにはあるんですね。

バッハのホームページを見ていたら、豆売りの所にありました。
当然店でも飲めるはずです。豆は400gから発送なので、現地で
のんでみることにしました。というのも、100g2000円ですから
まずくてそんな値段だったら災難ですから、実際に足を運んだ
わけです。

日曜の山手線は、ガラガラでしたが、常磐線は満員電車でした。

久々に乗る満員電車でしたが、店で飲むゲイシャはまた少し
違う印象でした。店では特にゲイシャを宣伝する風もなく、
メニューにも特にありません。しかし、カウンターの後ろの
棚にはしっかりと瓶に入っています。

注文する人もほとんどの人がブレンドで、ここにスペシャルティ
珈琲を飲みに来るのは極少数のようです。

カウンターで、しっかり淹れるところもみられました。

店内が喫煙可なので、カウンターでも息が苦しくなるほど煙に
悩まされ、珈琲の香りを楽しむという状況ではありません。
そして、運ばれたゲイシャはあの時に感じた強烈な酸味はなく
どちらかというとコロンビアのちょっとまずい酸味でした。

しかし、その最初の酸味から段々本来の珈琲の味が感じられ
さらに、鼻に抜ける清涼な風味が心地よく、実に南国の風の
ようなさわやかな感じに浸れます。

前回の味と今回の味とどれが本物なのかちょっと疑問があった
ので、豆も購入。今日飲んで見ました。

金属フィルターかコーノ式か何で入れようか考えましたが、
一番ストレートに豆の味が出るカフェプレスにしました。

豆は、ピーベリーのような形状でそれをさらに長くした形です。
ハワイコナなどの珈琲らしい豆からすると随分見た目はよく
ありません。プレスからカップに移しいよいよ飲んでみると
前回とまた違った豊かさを感じます。

最初にあの清涼な風味がします。

そして、あの強烈な酸味はなく、心地よい清涼感とこくと
一体になった甘みの影に酸味を感じます。これはうまい。
毎年倍々で競り落とされついにはオークションをやめて単体で
別枠になったのもうなずけるものがあります。
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連続雨

2009年10月26日 09時55分43秒 | ジョギング
土曜日は、バスケット練習の前に焙煎やら用事を
こなし走りに行く時間もなくなり、バスケットの
練習だけとなりました。

これはある程度予定調和。週六日走るという決めも
唯一の休みがこの土曜日というのも仕方のないこと
という感じです。

ところで、日曜は土曜日に出かける予定が狂い、急遽
日曜にシフトしたため、突如出かけることになりました。

しかし、この日は都内に出かけても走る予定で早く帰る
つもりでした。

都内の予定も思ったより早くすすみ、午後1時には
池袋に戻れました。

さあ戻って走ろうとレッドアローに乗り込むのですが、
横瀬あたりで窓には雨が当り道路は水溜りが見られる
ほどの雨降りとなって居ます。

都内でも、ぽつぽつと雨でしたがこんなに雨だった
とは。

秩父に降り立ち雨で寒く感じます。途端に走る気力を
そがれ、休養日としました。

続けて6日走っているし、ひざも足裏も痛み出している
から丁度いいかと都合よく解釈して休みに決定。

そして今朝朝目覚めると昨日より強い完全な雨降り。

連続3日の走るのお休みの危機。
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『無限記憶』読了

2009年10月25日 21時48分46秒 | 読書


     『無限記憶』

時間封鎖読了後、すぐに続編が出ているので
注文して手に入れました。

文庫本なのに1000円オーバーで、そんな量もなく
割高の感じがします。

それでも、時間封鎖の面白さを考えれば、そんな
ことも言ってられず注文しました。

そして、このシリーズはこの本で終わりでなく、
三部作で題まで決まっているそうです。

時間封鎖が上下二巻なのに無限記憶は一冊で、第三作は
まだ完成しておらず執筆もされていないようです。

私も感じたように、この本はスタンリーキューブリックの
2001年宇宙の旅のオマージュではないかという感じで
ストーリーもこれからよりその映画をイメージさせて
きます。

それと、スターウォーズの逃亡が砂漠の所とか昔みた
映画をSFを書くから全て借りてきたという感じもあります。

それなのに、仮定体という謎の存在の衝撃は並のSFでは
受け得べくもなくも、このシリーズには圧倒されて
しまいました。

そして一旦生み出された仮定体に一体化するという
段階でこれは2001年のオマージュなんだと気がつき
それはそれは今まで見てきた夢が、どこかで見たもの
という現実にまた愕然とするのです。

しかし、仮定体との通信を試みた人類が、その目的を
果たした時に次に来るものは何なのでしょうか。

それ大変興味深いものですが、それを発展させたSFは
今までありません。

変化技としては新文明と旧文明の衝突とか新人類の
進化とか、仮定体の意思がテーマとなるとか考え
られますが、そんな見たものを持ってくるとも
考えられず、ただ機械の連続とした仮定体の正体
を限定的にしたことにより、楽しみとしてはさらに
増した感があります。

これは、大方の想像を覆す壮大なものを持って
きてくれるものと思います。
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逃れられない苦味

2009年10月24日 15時09分40秒 | 珈琲
今日は、都内の喫茶店めぐりをする予定でした。

というのも、前回の珈琲の展示会で気になった
パナマのゲイシャが飲める店があったから飲みに
行こうと思ったのです。

今年話題のこの豆は、その高値での落札振りや
その後の拡張に災害による不作と先回りした買いに
動いた商社の話などネットではうわさを耳にしますが
実際にこのパナマのゲイシャを売っている店は今は
なく、先の展示会でも飲んでみるという目的がありました。

そして、飲ませてもらったその味はまったく予想を
裏切るものでした。とてつもなくすっぱかったのです。
それも柑橘類のジュースの若いすっぱさというような
強烈な酸味で珈琲の酸味とは思えないほどです。

こんな個性的な豆だったのかと改めて驚きました。

世界はこんな豆を競って求めていたのか。

その豆を高値で落札した有名喫茶店サザでは、新聞に
落札したなどと言う報道があったもののちっとも売り出す
気配がなく、当の展示会にも出展していたので、聞いて
みると年内には売り出します。とのことでした。

でも、どうやって。よくここでは、贅沢ブレンドなどと
いって年に2回高級豆を使ったブレンドを売り出します。
それに入れちゃうの?と聞くといえ単品です。と答えて
いました。

当日その贅沢ブレンドも試飲させてもらいあと1パックのみ
ですという強い勧めでしたが、買うに至りませんでした。
実際ネットではもう売り切れになっていました。

私には必要以上に苦く感じたのです。この味を真似たのか
とにかく深く煎ってうまいうまいと売り込む豆屋さんが
よくいますが、あそこのは釜の特性で深く苦いのであって
小さい釜でせこせこ焼いているところの多くがこげが入って
いるのです。

うちのサンプルロースターもアルミのカバーのようなもので
全体を覆ったり、ダブル焙煎にしたり、色々やってみましたが、
強い苦味が何度やっても出てしまいます。

使っている豆が悪いのか、とにかく焙煎度が強いのか
なぜなのか解りません。手網では出ていた味が出ない
のです。

豆は膨らみ、均一に焼けているのですが、強い苦味が最初
にきます。

そして、カップの半分ほどで感じなくなり、甘みを感じる
ようになるのですが、これではとてもおいしい珈琲では
ありません。

やっとこの間強く煎りすぎた珈琲が終わり、おいしい珈琲
が飲めると思っていただけに、また苦味の強い珈琲を飲み
続けることになりそうです。

サンプルロースターは一遍に500gも焼けますから、一旦
失敗すれば、かなりの量の失敗作が積み上がることになり
ます。

まさかまずいのを人にあげてあの人の珈琲はまずいと印象
付けるわけにも行かず、捨てるにも1Kgもの豆をどうしよう
という今日この頃です。
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意外なブラジル

2009年10月23日 01時47分09秒 | 珈琲
焼きすぎのブレンドがなくなり、やっと溜まった
サンプルを飲めるようになりました。

この間の珈琲展示会でもらったものです。

小さいビニールの袋に入った煎り豆のサンプルを
まず飲んでみます。

バリは独特のコクと甘さがありますが、何か物足りない
普通のうまさに止まる感じでした。

ハワイコナはまずは酸味を感じ、会場ではもっとおいしい
ハワイコナもあったなあと思い出しました。

そのハワイコナのコーナーにあったマウイモカが生豆
が小さく印象に残り、味もしっかりおいしいものだった
のも思い出しました。

意外だったのは、どうせブラジルだからと飲んだブラジルが
とてもうまかったのです。

ラベルのアグア・リンパ農園を検索するとCOEでかなり
優秀な豆であると知りました。

一言で言えば味が深く、チョコ味が印象的。

香りと全体のバランスはブラジルという感じです。単品で
十分おいしいというバランスがブラジルにはあり、安心
して飲めますが、どうせブラジルなどと軽く見てしまう
傾向が最近はあります。

それに、昨日焼いたブラジルはハンドピック済なのに
やたら茶色に変色した豆が目立ち、再度またはじき出したり
して、豆にいい印象がありません。

サンプルロースターに付いて来たブラジルも同様に赤い豆が
あり、大量に不良豆が出ました。まあもらったものだから
いいとしようと思いましたが、並品の豆はこんな程度なの
でしょうか。
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焼いてみた

2009年10月22日 16時01分01秒 | 珈琲
記念すべきサンプルロースターの初稼動。

最初は大豆を煎って、金属片とか油があったら
吸い取らせるようにしました。

我慢ならず本格的に珈琲を焼いてみます。

焼くのは、ブラジルです。

最近ブラジルは飲まなくなっています。

なんとなく特徴のない平坦な味につまらなさを
感じるこの頃なのです。

仕事で疲れたときには、ねっとりと甘い珈琲が
飲みたくなります。それも砂糖じゃなくて珈琲の
甘さと南国のフルーツの香り立つコーヒーです。

今までのブレンド用のブラジル、コロンビア、
ニューギニア、グゥアテマラも色々な焼き方をして
その特長と焼き色や焼け方をつかんできた感がありますが、
それも何度かこげこげまで焼いてみてという辛酸を
なめたからです。

その辛酸は、しっかりと舌と脳裏に焼きついています。

というのも焼きすぎた豆も最後まで捨てずに飲んだ
からです。

フレンチのような深い焼きのものでも、しっかりと
甘みが出ていて、舌を刺すような強烈な味もなぜか
意味を持つ記憶のようです。

待ちきれず焼き始めたサンプルロースターは、とにかく
不安一杯です。というのも、豆の様子が手網みの時の
様には伝わらないからです。

手網ならチャフが出てきた様子や、豆の色の変わりが
よく解り、豆の膨らみ具合まで知り得ました。

が、このロースターはただくるくるやるだけで、火の
加減もそう何度も変えることもなく、やることは少なく
て、最初なもんだからとにかく不安ばかりです。

大体前回の手網みの時と同じようにタイムテーブルは
移行して、ハゼも同じ時間に起きて2ハゼも確認しました。

前回、焼きすぎたので2ハゼを確認するとすぐに火を止めて
しまいました。

それでも色目的には、フルシティまで焼けている感じで
随分あっけなく終了しました。
手網の場合、チャフが網内に溜まることはないのですが、
このロースターでは、ほとんどがロースター内に溜まり
ます。

前々回は、焙煎後の豆をすぐに試飲してもまずまずの味を
感じられたので、今回はどうかと期待とともに試飲しました。

すると、十分に膨らんだ豆は前回と同じ感じで、味は
苦さを強く感じました。

やはり焼きすぎたのか。それともチャフが焼けてこげ味
になったのか。

こげ味というより、苦さを強く感じたので、何か豆に
原因があるのか。

手網の時の方がおいしいなんて。

まあ味が落ち着くまで待たないと真の評価はできませんが。
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サンプルロースターの衝撃

2009年10月22日 13時26分21秒 | 珈琲
本格的に焙煎できる機械を物色していますが、
どの機械も受注生産で高いものばかりです。

友人に焼いた豆を配りましたが、概ね好評です。

自分でもあっけなくそこらの自家焙煎店よりうまい
珈琲が手に入り、びっくりですが、早々ことが
簡単に運ぶはずもなく、色々引っかかるところも出て
きました。

まず、手網焙煎というせいぜい200gの道具で焼いて
機械の熱風ロースター並みに焼くことが出来るように
なったものの、味に関しては、前回のまだ豆が膨らむ
余地のある感じのほうが格段にうまかったのです。

必要以上に煎りを深くしてしまったこともあり、今度は
適度な煎り止めでと考えていますが、まだ手元には焼いた
豆が大量にあり、次の焙煎に入ることもできません。

しかし、本格的に人にあげるには一度に焼ける量が200g
では、心もとなく、味の安定性にもかけます。

そこで、本格的な釜のひとつ手前として500g焼ける
サンプルロースターを購入しました。

昨日早速それが届きましたが、なんとも簡単でそっけない
構造にびっくりしてしまいました。

マニュアルが付いてくるとあったものの、A4のコピー用紙
の説明書き一枚だけです。ネットの写真では何度も見て
いますが、実物は手作り感満載です。

これで、手編みより進化した焼きが出来るのだろうか。

さらに、これでは中を洗えないじゃないかと思い、最初
からコーヒーを焼いて飲んで大丈夫かと不安に思い
ました。

そこで、ネットで改造した人のページや焙煎データーを
出している人のページを読んでしばし研究し、分解を
試みました。

構造はシンプルで中のナットをはずすだけで分解でき
洗剤でよく洗いました。

それだけでは心配なので、スーパーで大豆を買ってきて
煎ってみました。

こげたのもありましたが、簡単に焼けました。

しかし、課題としてはテストスプーンの出し入れが不便なことと
音が大きくてこれで中のハゼ音が聞こえるかということです。

豆の様子は、テストスプーンで確かめる以外なく、これでは
味の要素など考える余地もなく、火力の調節以外味つくりに
加えるものもなく手網より断然つまらない感じがします。

とにかく珈琲を焼いてみてまた判断しよう。
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何のためと問われても

2009年10月21日 16時07分50秒 | 日々のこと
4年前の郵政選挙で自民党が躍進したのと反対に
今回は民主党が大幅議席を獲得して、今までの
改革路線にNOを表示したわけです。

ですから、八ツ場ダム建設中止や郵政民営化見直しも
当然の成り行きなのですが、なぜかマスコミは逆行
だとか大きな政府だとかやたらと大騒ぎをしています。

政権交代に慣れていないからなどという人もいますが、
かつて保守本流などと息巻いていた自民党が下野した
のは今回が初めてでもないし、民主党が謳う二大政党制
なども戦前にはあったことです。

郵政の社長が辞任したのも何を今さらですが、今日の
次の社長の人事に関しては、ちょっとなんでその人と
言う感じもしました。

でも、民間から最後のバンカーなどといわれる人物を
三顧の礼で迎えたものの何度も批判して、自発的に
辞めさせちゃったんだから次に来る人は相当やりづらい
ので、民間の大物経営者や名前の売れている人なら、
ちょっと辞退したいというものでしょう。

元官僚だからだめとか、散々民主党が言ってきたこと
なので、へーえと思う方も居ると思いますが、なんか
解っていることを大騒ぎする今のマスコミからすれば
ちょっと手の内を読まれているようなそんな感じも
するのではないでしょうか。

もともと郵政で目指したものは、無駄や官僚支配を
辞めるために民営化したのでなく、ただ、使い道の限られた
郵政資産を世界市場に流すため、米国が強く求めたものに
小泉が答えただけなので、元に戻しても別にたいしたこと
はないでしょう。

日本の金が海外に食いつぶされるのが遅れるだけです。

その前に、日本の経済も借金と硬直した官僚支配にぐずぐず
と崩れ去るのではと懸念する日々です。
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新規国債50兆の衝撃

2009年10月20日 13時30分02秒 | 日々のこと
今朝の新聞の一面の記事はかなり衝撃的です。

不景気により、税収は6兆も落ち込む中、予算は
膨らみ新規国債は50兆にもなるそうです。

やがて金融資産より負債のほうが上回るのは必定
となり、インフレとデフレが同時に起こるような
危機的な状況になるのではないでしょうか。

それでも今はまだ、金利が安定して国際的に独歩
高という状況にあります。

このままなら海外に資産を移す人も増えるのでは
ないでしょうか。すると不動産などの資産はまた
値下がりするでしょう。

何かと批判が相次いでいますが、私はこれは反対
勢力の断末魔という感じがします。

今までのような膨大な公共事業による富の分配が
より国民的な分配に変わる境目であり、産業構造
も多いに変化するでしょう。

数字では衝撃的ですが、本当に無駄や組織変革が
なせれば日本の体質も世界に対抗できる真の先進国
へと脱皮するかもしれません。それが国民の期待する
もので、今の民主党の支持率につながっているので
しょう。

その期待にこたえることを静かに見守るしかありません。
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長めに走ってみる

2009年10月19日 23時02分51秒 | ジョギング
『愛について語るとき我々の語ること』の題名のまるでパクリの
『走ることについて語るときに僕の語ること 』ですが、気になる題名ですね。
というわけで買って読んだのですが、長距離ランナーの小説家という
のもいそうで今までいなかったのではないでしょうか。

というのも作家というとタバコと和服のイメージですからね。

その中で、ちょっと気になったフレーズがあります。

ちょっと落ち込んだり敗北感にまみれたときに、いつもより
長めに走ってみるというところです。

そして、自分の弱さを自覚して、ちょっとだけさらに鍛えられる
というストィックで前向きな姿勢あふれるところに刺激を
受けました。

そうか。落ち込んだら余計に走ろう。
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