King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

あんず開花

2017年03月30日 12時35分35秒 | 珈琲
なかなか春らしい日にならない秩父です。

三月末に武甲山が真っ白に雪化粧していると
いうのは極めて異例なじたいなのでは。

それでも今朝、我が家の庭のあんずの木は
今年も花をつけ楽しめませてくれています。

昨日は、ミューズパークを走り、その各地に
ある花の状況も見てきましたが、梅園の
花も寒そうに咲く中、桜もつぼみがしっかりと
準備しているさまが見て取れました。

秩父を囲む山は真っ白ですが、確実に春に
進んでいるという感じです。

いろいろと新しい施設に変わった秩父の街並みも
なんとなく春らしく変化の雰囲気に満ち、期待も
膨らむ感じです。

ただ、更地になるところも増え、人口減を強く感じる
面も確かにあり、これからの施策に注目したいところ
です。

さて、早春賦を今月飲んだ方には、ぜひ来月の味を
想像して、春本番になる感じを期待していただきたい
と思います。

三月は春なのにちっとも暖かくならず雪も降るという
恨み節のような早春賦の歌詞そのままの季節でした。

さて四月になればという感じが珈琲にどう出るか。

それは飲んでからのお楽しみに。
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出来てから言うな

2017年03月28日 14時38分19秒 | 珈琲
国会において森友学園のことばかり騒いで
いるなか、予算案が可決されました。

秩父では市民会館と市役所が完成してお披露目されました。

なぜかここにきて出来上がったものに対して
どうなっているのかという問いかけや、返済が
できるのかという疑問をする人がいます。

最近、こういうのが多いですね。

都の市場移転もそうです。

何が争点で何を目指しているのか解りません。

なぜ移転前に作る前にそれらのことが話し合われ
実行されなかったのか。

そんなの原因究明をしたところで何が解明されるのか
何を求めて今の証人喚問をして責任追及したところで
既にやめている人に何をさせるというのか。

今回の小学校の件も来月に開校予定で入学式を
心待ちにしていた子供たちのことは誰考えも
せず首相の責任をあぶりだして政権交代に結び付けようと
攻撃的な目的にされているだけのような、秩父市に
しろ次の選挙にその出来上がったもののその高額さと
借入額を問題にしたいだけのように出来上がってしまってから
さらに声高に問題を提起しだす人たちはみんな一緒で
もともとの生活者のことをみていません。

毎年税収の二倍の予算を組む日本は本当に大丈夫かと
毎年思いますが、ちょっと考えてみるとなんだか何か
嘘が混じっているようなところも嗅ぎ取れます。

というのは税収が50兆ほどといいますが、トヨタのように
売り上げが20兆よく営業利益が2兆円というのを言いますが、
20兆の売り上げがあれば消費税だけで1兆円近く収める計算に
なります。

その他、固定資産税とか法人税とかあるわけですが、これだけ
の売り上げのある企業が日本には500はくだらないはずです。

となると税収50兆なんてのはうそで実はもっと隠れた収入が
国にはあるのではと思えてきます。

いずれにしろ財政破たんの前に取ろうとすれば消費税増税余地も
あるので、根本的問題は日本の人口統計がこれから来る縮小時代を
示しているということです。

日本のピークはバブル絶頂の95年とされます。

それは経済政策の問題でなく、バブルとかいう前に日本ピーク
がそこであり、これからは縮小するという人口統計にあり、停滞も
それに由来するのです。

活力ある社会にするには戦後日本のように人口爆発する社会が
訪れない限り無理です。

晩婚化し、非正規が増える今の社会現況を変えるというのは
かなり無理な話で人口が増えなくても豊かさを保つことを
考えなくてはなりません。

それには今の生活者の立場でもろもろの社会設計をして
豊かな社会を目指すところですが、それが今の国会の様子や
秩父で聞かれる問題提起には見えません。
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証人喚問とプライスコレクション

2017年03月23日 14時07分42秒 | 珈琲
昨日は久しぶりに11K走り、体のあちこちが痛くなり
何より春とはいえ手が冷えて顔からは汗が出ているものの
手は冷たくなり、かじかんでしまいました。

ならば日の高いうちに走ればいいようなもんですが、やはり
いつ来るかわからないお客様や注文のため昼間はうちから
出かけるわけにもいかず、夕方では排気ガスを吸いに
行くようなものですべてを歩道を走るコースというのは
秩父では難しくやはり車も通らなくなる夜ということに
なってしまいます。

この時期走るとどうしても震災の時のことを思い出します。

計画停電という長い停電の時に走るとなんとも言えない
不思議な感覚が街にあふれていました。

星がより明るく感じたり、停電とはいえぽつんと電気がついて
いる家があったり何か本来はということについていろいろ考えさせる
時間だったのです。

そんな根源的なことについて思うこと考えることに通じる豆という
のがいくつかあり、珈琲について原種に近い豆からもはや幻といわれる
豆まである中で何かを語りかけるような珈琲とはこうだよということ
を教えてくれる豆もあるものです。
そんなことを考えながら在庫リストを見直してみました。

実はコレクション的に持っている豆もこのリストには載って
いますが、業務用の豆とかレギュラーの豆はこのリストには
載っておらずちょっと見直した方がいいのかという気もしました。

朝起きてテレビをつけるとどこのチャンネルも森友学園の理事長の
証人喚問の話題を取り上げていましたが、これなんて国民が本当に
しりたいことと騒がれていることとの乖離を感じます。

最近は新聞を取る人が減っているということで、ニュースソースと
いうか新聞は新聞で果たすべき役割がさらに重要になると思います。

今月の日経の履歴書はジョー・ブライスさんでこんなのを読むと
読む価値があるなと思います。

新聞もやはり紙で毎朝手に取るところに醍醐味があり、今どきは
ネットで各紙の記事を読み比べられたりしますが、実際には広告だったり
新聞記事の写真だったりが実に色々なことを教えてくれていたことを
知る必要があります。

これは自分で色々経験することや頭で理解するだけでなく実際に
足を運んだり自分で手を下してはじめてわかることだったりと
通じることで現代人は意外とみんなやった気になって済ましている
人々ばかりなんじゃないかと最近はよく思います。

そんな意味で今日飲んだ珈琲は久しぶりに焼いたニカラグアのエルレクリオ
もその思いから飲んだいっぱいで、ああこうだったなという味です。

先日のクィーンスマトラを飲んでもおいしい珈琲とは鮮度でばかりでは
ないと知らしてくれましたし、手挽きのミルが何ともはっきりと味に
ついて変えてくれることもみんな自分で体験してみて知り、なおかつ
伝えたい思いにつながります。
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保存されていた豆を

2017年03月22日 14時23分09秒 | 珈琲
今週はスキーにも行かず、春らしい日差しの中
当店から見上げる羊山には鷹が数羽舞い、ピーと 
なきごえと飛跡を見せています。

鷹より数段小さいカラスに追われているらしく
時折カラスの鳴き声と鷹らしくないあわただしい
羽根捌きでの飛び方です。

こんなうららかな日差しとあたりに漂う花の香りと
それでも時折吹き付ける風と乾燥した空気の中、やはり
思うのは草津のあの白と青の風景を思い浮かべて
あれこれ思うのでした。

ネットで見ると草津は吹雪の朝でまたロープウェイは
運休中だといいます。

次に行くときにはコブライン限定で練習してもいい
と思うので下のリフトだけでもかまいません。

そんなことをああだこうだと考えて飲んだのが
3ヶ月くらい前のクィーンスマトラです。

これが香りといい味といい素晴らしいのです。

この味を出すのに淹れ方としては是非セラミック歯の
手挽きのミルで挽いてハンドドリップで淹れてみて
ほしい豆です。



今回私が使ったのはこのミルですが、いつもは電動ミルで
まとめて挽いてしまうのですが、時間があるときにはこう
やって手の中で大事に挽いてじっくりとハンドドリップして
飲んでみるといろいろと豆が教えてくれます。

フルーツジュースやトロピカルドリンクのようなフルーティーで
フローラルなすんなりとしたのど越しと豊かな奥行を持った味の
世界がどこまでもすーと広がる目くるめく感じがたまりません。

これは新鮮な焼きたての豆でなくてもこんなに味を保っていると
いう驚きと鮮烈さと一杯の珈琲にこれだけのものがあるのかという
喜びとこの春らしい光の中でカップとともにある時間を楽しめる
のでした。
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ティビカ通へ

2017年03月19日 09時58分45秒 | 珈琲
年度末らしいあわただしいいつもの行事が
立て続けに続くこの時期、地域の祭りとか
イベントとかもあり、なんとも目まぐるしい
日々です。

天候も冬の気候があったり、突如生暖かいような
日になったりとこちらもあわただしく変わります。

ただし、日差しと空気には花々の香りが強く混じり
春の到来を感じます。

そんなあわただしい日をいやすにはやはり一杯の
珈琲が求められます。

コロンビアなどのマイルド感のある珈琲がこの時期
いいかと思われます。

コロンビアといえば代表品種はティビカであり、ティビカ
といえばブルーマウンテンを思う人も多いと思います。

ハワイの珈琲もティビカであり、大粒でふくよかな
味わいにファンも多いのだと思います。

太平洋地域に伝わったのはパプアニューギニアにも
あり、東南アジア地域にはないのかと疑問に思う方も
多いと思いますが、インドネシアにも秘法と呼ばれる
豆があったのです。

マンデリンなど他の地域と豆姿が違う独特の製法の感じの
強いインドネシアですが、トラジャのようにアラビカの
よい豆があり、ガヨマウンテンも長い間しられていない
豆だったと思います。

古い珈琲ファンには像のマークが知られていたものの
飲んだことがあるという人も少なく、本来のティビカの
大粒の感じのものとイメージは違うものという認識の人
が多いと思います。

今回当店に入れたものは大粒の豆でふくよかでマイルド
という感じがよく出ています。

それにコロンビアあたりの大粒ですかっと抜けた味とは
違い、マイルドだけど軽くはないという深さのある味にも
注目していただきたいものです。

焼き方もその点がより感じられるようにしっかりと膨らませ
それでも最後に味を閉じ込めるよう排気を絞るなど調節に
怠りなく気を使い仕上げました。

今月のみ決算サービス価格となっています。

お楽しみください。
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ジェイソンボーンと『グランブタペストホテル』と

2017年03月17日 14時19分57秒 | 映画
期末に入り、何かとお金が入用ですが、ガスとプリンターの
インクを買ったらもう金庫は空になり、レギュラー豆の仕入れが
滞り、発注を優先すべきか金策をすべきかと悩む始末です。

その他にスキーに行く日も色々と予定を組み込むのにあれやこれや
都合をつけなくてはならず、さらにその肝心のスキーの進歩も
今や一層の重大時点を迎え、何をどうしたらいいのかわからなく
なり、これにも悩む事態となっています。

一時ははっきりと解決法のようなものが見え、これはできるのではと
思ったりしたもののいざゲレンデに立つと考えたことは無駄で
とにかく滑って実証するしかないのではという感じもしました。

さて、そんな最中、私の自由時間はますます減り、一時は増えていた
ハードディスクもパソコンもテレビのレコーダーも減る一方です。


そんな中見たこの映画はとても心なごみ私好みの映画でした。

主人公の台詞でまだ文化が残っていた時代にはという
回顧的なものに含まれる痛切な文明と政治批判があり
芸術や文化に託された人の心がこの物語に生きている
と感じました。

ホテルという言葉に色々と人は旅愁やら旅の思い出やら
連想するものがあり、誰もが憧れた豪華な美しいホテルという
この物語の舞台も回顧的に語られる最初の姿は今あらゆるところで
みられるリューアルホテルを思わせ現代の予言的なイメージと
現代文明に対する痛切な批判をも感じさせるのです。

最初に登場するオーナーと作家の出会いがもはや美しい廃墟と
いう変わり果てたホテルでありながら、今なお一人旅の人に
かかわりたくない人には理想なスペースであり、桃源郷のように
美しいというのも謎めいて人々の想像を掻き立てます。

そして、映し出されるホテルの映像には今あるような
下品な指示看板だらけで閑散としたホテルの姿なのです。

オーナーが語るかつてのホテルに転じると人々が行きかい
にぎやかで従業員があふれる活気のある姿と集う人が伯爵
夫人などかつての貴族階級という今はもう絶滅した幻の
セレブたちでそれをもてなす伝説コンシェルジュという
構図も次に展開する物語を期待させます。

そして、この映画がなぜこうも懐かしく感じおとぎ話の
ような魅力にあふれているのかの謎は独特なカット割りや
セットなどがみんな紙芝居的に展開しているという絵の作り
方から来ているようです。

痛切な文明批判としては戦争とか難民とか愛とか家族が
展開して物語の対比に芸術と文化があり、結局は現代の
繁栄があるわけでその前に災害や疫病で人の手に負えない
次元でひと時の幸福も繁栄も消えてしまうというところが
なんとも切なく心に響きました。

この映画は2014年の日本公開ですが、全然知りません
でした。

アカデミー賞に4部門獲得したほか各賞もとった話題作
なのに全然当時見ようとも感じなかったのは多分上映館
が近くになかったせいもあると思います。

近年この傾向は強くなっており、よほどアンテナを
張ってよい作品は小さな上映館でも遠くても見に行く
心構えが必要です。

さて、もう一つの自由時間に読む本に関しては目の
衰えやホテルで夜はベッドで本をといっても完璧な読書灯
を備えたホテルは珍しく、先日の伊東園ホテルにはそれが
あり、ずっと読み続けていた本がやっと読み終えました。



映画ジェイソンボーンシリーズの原作です。

映画の方は、記憶がよみがえり謎が解決されてかつての上司や
なぜトレッドストーン作戦にかかわったかなどの謎が解決し、
作戦の黒幕も始末してさらに次にグレードアッフした作戦が
展開してそれを阻止する行動に出るという新シリーズまで
展開することになっていますが、これは原作とは違い、原作者も
他界するなど原作の方は記憶がないままで自身の解決に決着が
着いてないような終わり方になっています。

アクション映画として今までにない格闘シーンとかカーチェイス
など独特の世界観と人気を確立したこのシリーズですが、原作も
なかなかよくできていておもしろくどんどん読めてしまいます。

ただ、現実世界にマレーシアでVXガスで暗殺事件が起こる現代
では、果たして超人的な殺人マシーンとかミッションインポシブル
のようなスーパーエージェントが果たして活躍して平和を守って
くれるのかとても不安な気持ちなります。

ゴーストプロトコルでは、核発射装置と起爆コードと衛星が
必要だということが描かれましたが、現在北朝鮮では大陸間弾道弾を
搭載するエンジンの開発が成功しそれを間もなく目にすることになると
いうとんでもない事態になっているのにそれを阻止する行動は一体
どうなっているのでしょうか。

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残像が気になる草津

2017年03月16日 21時03分24秒 | スキー

昨日も夜は雪が舞うような天候ながらもはや
積もる感じではなく、車の上も朝はうっすら白く
なっていたものの出かけるときにはもうなくなって
いました。

時折雪は舞うもののおおむね晴れており風もなく
今日はロープウェイも風も気にせず安心して滑り出し
ロープウェイが動くまで青葉山で滑っていると
何本が動いた後、今度は機械故障でしばらく止まると
アナウンスがあり結局終日運休でした。

天候など自然を相手にするスポーツであり、こういうのは
よくあることと織り込み済みにとらえていたものの今年の
草津はいつもロープウェイが止まっており、そして止まった
からと言って何の割引も補償もなく同一料金というのは
さすがにおかしいと感じます。

今や顧客満足の時代で選ばれるスキー場を目指さないと
いけないのに平然とリフト三本の料金とフル営業で8Kの
ダウンヒルが楽しめる状況が同一料金という矛盾をどう
説明するのか。

草津を何度も訪れ、愛するものとして、自分は愛して
しまったから、こんなひどいサービスでもまた来てしまうで
すまされないものを感じます。特に今年は。

さて、そんなひどいリフト運行ながらそれならばそれで
滑るところはあるのが草津で青葉山で小回りを繰り返し
そのシュプール痕をリフト上から観察するということを
やり本来の目的である天狗のコブラインを滑るというのは
なかなか足が向きません。

というのも胸の痛みがあったり、もはや天狗の雪はぐさぐさで
滑っても楽しくないばかりか下から見るコブラインはみるだけで
諦観させられるような風情をはらんでいます。

もし、この状態でコブから飛び出して転倒したらという恐怖心が
先に立つのもむりからぬことです。

でも、その脇を何回か滑り、リフト上からたまたまみたラインを行く
人が見え、上からその滑りをみたら沸々と自分もやらねばという
気が高まるのでした。

そろそろコブを滑る時期が来たと思いつつ、いつまた来れるか
どこで滑るか考えながら湯に向かいました。

いつもは宿で入っていく帰りの温泉も今回はまた戻る感じになって
しまうので、いくらタダだからと言って宿にまで行く気になれず
昨年できた温泉施設御座の湯に行くことにしました。

建設中から気になっていたものの湯畑のすぐ上にあり、わざわざ行くと
有料駐車場に止めなくてはならず、前回はあきらめたものの年末の時には
久しぶりに入った大滝の湯は900円と割高に感じます。

それに比べれば600円の御座の湯はリフト券割引で480円だし、初体験と
なればやはり体験してみない手はないのです。

久しぶりに歩く湯畑周辺は相変わらずの混雑でスキー場の閑散とした
雰囲気とは違い観光地感があふれています。

この湯畑周辺には共同浴場やら熱の湯やらとあるのになぜまた入浴場を
作ったのかは全く不明。

ふんだんに木を使った建物で二階には休憩場などもあり、泊まらなくても
温泉旅行気分になれるということなのだろうか。

大きな建物ながら、湯船や洗い場は狭く、またしてもこの施設の目的はと
考えてしまう。

湯畑源泉と万代鉱が入れるのはいいとして、かといってこれは一番多い
草津の源泉で何も珍しさはなく、なんでまたという気になるだけだった
のです。

源泉にこだわるなら地蔵の湯とか煮川とかすぐ近くにあるのではしごする
のも手かもしれません。

ただ、そういうのはあまりリラックスとか温泉感とか感じにくくやはり
宿に泊まりゆったりと温泉は楽しみたいと思いつつ、草津を後にしました。

頭に残るのはコブを滑ったあのベテランスキーヤーの後ろ姿です。

次回はコブに挑む時だろうと思いながら。

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チェリーブロッサム開花

2017年03月12日 20時58分06秒 | 珈琲


今月末には桜は咲くでしょう。

その前に当店ではチェリーブロッサムという名の豆を
発売しました。

ブラジルのブルボン種ですが、厳選した完熟豆のみを
収穫しパルプドナチュラルで精製したもので、とても
すっきりとしたマイルド感あふれる味で春らしさを感じる
花の香りや果実感など春やさくらに通じるものがいっぱい
詰まった豆です。

日本人の桜好きに合わせたネーミングに乗ってみるのも
一興。

それだけの味と香りはあります。


一足早くこの桜の花を思わせる豆で花見気分を味わってはいかかでしょうか。
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チェリーブロッサム焼きました。

2017年03月10日 18時06分45秒 | 珈琲


週の頭には届いたのですが、夜だったため
今日になり焼きました。

桜の花という名のこの豆は、専用の袋が付いて
来ました。

春らしい花柄のかわいらしいものです。

どんな味なのかはこれから試してご報告します。
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草津二日目

2017年03月09日 23時55分58秒 | スキー

昨日は珍しく風があってもロープウェイは運行しており、
二日続けて本白根を滑れたのは初めてです。

昨日は、下でもマイナス2度で山頂はマイナス9度と
寒く、本白根には20センチ程の新雪もありました。

下は一度溶けてすが入ったような氷のゲレンデで、
昼間にはぐしょぐしょと溶けています。

この天狗の壁にこぶのラインが唯一あるのですが、
この雪質だとかなりの難易度となり、こぶ滑りの
練習にはきついところです。

ゲレンデには年寄りが目立ついつもの草津の雰囲気に
なり、あのサラサラでふかふかの雪はもはやなく、
今日は新雪斜面はもう残ってもいないのです。

しかし、私のイメージにある草津のゲレンデは
むしろこのシーズン残り少ない頃なのかもしれません。

さて、ここで今シーズンつかみかけて、もしかしたら
長年の謎やこぶ滑りについて新展開を見るかのような気付き
があり、実践してみるというそもそもの狙いがあり、
本来ならこぶラインがあるところでやるべきなのですが、
これまた急斜面でやってみないとならないこともあり、
草津にやってきました。

それに最初に書いた通り、今年の草津にはよいときに
恵まれず、満足に滑った印象がないのです。

三月に入れば冬の気圧配置もひと段落し、雪も安定し
道路事情もよくなりアクセスも楽になります。

一月のような団体で混み合うこともなくなり、やはり
一番草津の印象があるのでしょう。

ロープウェイの山頂駅の積雪により出口の階段とゲレンデが
フラットになるほどの積雪となっているのにもかかわらず
第二ロマンス横はクローズとなっていました。

一月に滑った時にはワンド状で難度が高かった本白根の壁も
また一枚パーンのようになり様子が変わっています。

この時期はコースが拡大してリフトの脇の方まで滑走可能になります。

今シーズンはこの本白根を繰り返し滑り、幻のオリオンを
滑った時にある発見をし、長年こぶについて人とどうも違う
滑り方をしているように感じてそれが何かわからなかったことも
解決できそうな気付きに対してプロの指導も仰ぎたいところで
あることは前回も書きました。

それについてはいつもこのゲレンデでのスクールの様子をみて
いるとまた今更入って一日5、6本滑るスクールに発展を望む
方が無理という気もして、それでもまた気になり、ここ数年は
買ってなかったスキー雑誌を購入してみました。

今の時期はこぶの滑り方が特集されているのです。

昨年はこぶの中の制動という書き方があり、これは今までに
ないアプローチであり惹かれましたが、私の知りたいもの
ではないのでやはり雑誌の限界を感じて買いませんでした。

今回も同様なのですが、そしてそれがどの時点がだめでそれを
やっても滑れるようにはならないだろうという練習方法が示されて
いるのに敢えて買ってしまったのはその無理な点と記事よりは
添付のDVDです。

画質は悪いもののスクールでは見られない講師の滑りを下から
横から見ることができるのでいつもの分解写真の雑誌の記事では
知りえないことも記事のわざとしているのか理解しがたい表現
なども自分なりに翻訳できてそれを試してみたいことがあり、
試しているうちに昔のモーグラーのように板を振らずに、空気椅子に
腰かけているような縮こまった格好のままちょこちょことストックを
使うあの縦滑りをやるにはそもそもエッジングに鍵があると
思ったのです。

春やなんでも矢鱈カービングといったターンの特質を求める
風潮が一時期ありにとにかくゲレンデに細いエッジ痕だけを残す滑りを
目指していましたが、もっとベタ踏みでいいのではというのが
最初の気付きのアプローチでした。

そして自問したのです。じゃなんでエッジングするの。

板を真直ぐにこぶの底を踏むことを目指してあのモーグラー滑り
になるのか。

結論から言うと緩斜面の掘れたこぶならそれでもいいだろうが
やはりすべての解決や長年の疑問の解ではないのようにも感じ
まだ本格的にこぶのみで試してないのでよくわからないものの
やっと見つけたという思いと後姿がちらっと見えたらまた遠ざかった
ような感覚が残ったのみでした。

今日の本白根の壁は固く、あの親切でふかふかの楽しかった時期と
違い求道の道場なようなかたくなな面を見せるのでした。

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わたの湯ハンター

2017年03月08日 23時55分57秒 | スキー



また草津に訪れました。

課題のコブ滑りに対して新しいアプローチを
思い付きそれを実践するという目的もあり、
それでもまたもや一人での草津行きということで
宿泊については今までの失敗を考慮して選びに
選び悩みに悩み草津ホテル別館わたの湯にしました。

草津に出かけるそもそもの目的のひとつが温泉であり
そのお気に入りの源泉がわたの湯です。

しかし、それがあるホテルは限られており、一人だと
また受け入れるところはさらに限られます。

いつも行くビレッジは一人でも大丈夫なのですが、
一人でビュッフェ形式の食事に臨むのはまたまた
気になるもので楽しさは減るのはもちろん罰ゲーム
的な雰囲気に陥るのも経験済みです。

値段で考えると一人でスキーが目的なら安いペンションで
食事もなしで泊まればいいのです。
  
ですが、このペンションという施設はことごとく
暖房とか建物が安普請でくつろぐというものとは
程遠く、せっかく出かけても苦労して耐えるために
出かけているような状態に出向くようで何のための
旅行なのかとなります。

今回のその名からして目的の温泉は期待できるし
リーニューアルホテルというこじんまりとした建物でよく
ある最近のスタイルのホテルです。

口コミの点数も内容も期待できるものでしたが、前回の
小さなホテルもよい内容しか書き込まれていないため
知りたい弱点は誰も書き込まず自身の思い出もよいままに
残したいという心理が働くのでこういうものはあてになら
ないのです。

なぜ、エレベーターもなくあまり清潔でもなく暖房も
たいして効かないという重要な情報は書き込まれないのか
次の人が同じ失敗をしないためにも書くべきではという
気もしますが、当の自分もそれらのことを書き残してない
ので、遠慮というかやはり自分の思い出を美化しておきたい
ということか消極的に対処されてしまうのです。

今回のホテルに関しては、それはもうとにかく気を使った
サービスとか褒め称える内容のものが多く、これはまあ
あてにならないという経験からあまり参考になる書き込みは
ないという印象しか得られず、やはり寒くなくわたの湯に
入れてくつろげるだろうと値段は一番高かったのですが
前回は失敗しているし、前回二日ともロープウェイが運休
という欲求不満的状態を解消し満足な草津のスキーを
改めて味わうためにも敢えて高いところにしてみたのです。

一人で夜何処にも出かけるでもなく、宿は寝るだけの
私は宿にとってはいいお客であり、手間もかからないのです。

一人を受け入れる宿は夕飯なし、素泊まりというのも多く
ただ、スキーをして疲れて宿に入りお風呂に入ればもう外に
出たくないし、外は寒いとなると宿で食事をしたいとなります。

日本の旅館の食事というのはどこも一皿一品が非常に少量で
こまごまとしているというもので、そんなこまごまとしたもの
をいちいち味わうより、ステーキとかメインの一皿とおいしい
サラダやデザートにフルーツなどでいいのですが、なぜか
何処も品数で勝負のように皿数ばかり多くちまちまとした料理
ばかりが並び最後にやっとご飯が出てくるのです。

もともとこのわたの湯も素泊まりもでき値段は二食付きの半分と
いうこともあり、料理は宿の目玉で自慢のものの様です。

とすると期待も高まりますが、すでに高いところの食事も
経験しているので、それを上回るような料理とサービスなんて
そうないものです。

ときにはこちらが恐れ入るようなおもてなしというのも
体験しますが、それはどのようなものかというとお金とか
おせっかいとかいうものでなく、お客の心理を見抜く目で
あり、それに合わせた応対であり、時にはそれができている
人にも出会いますが、真摯なサービスの姿勢さえ出会うことも
まれで、実際にはここまでやっているんですよと押しつけがましい
ぶしつけなものの方が多いのです。

よく気の利いたバーというのは、そういったおもてなしとはどんな
物か理解する人が務め、その人と気の利いた会話をするのが楽しく
つい通ったりするものです。

小さなペンションや民宿がやっていけるのは大きな旅館には
ないサービスがあるからで、最近では料金に差がなくなって
きています。

とは言え今回のサービスを売りにする高級旅館の範疇に
入るホテルとしては私が求めているものとは別のもので
あるし、居心地は悪くはないけど別に気が利いた会話も
サービスもなく、心待ちにした温泉は確かにわたの湯では
あるもののいつも入っている大きな湯船でないとこうも
感覚が変わるものかという残念なイメージが沸くのでした。

コンパクトに二つの源泉が並んでいるのはいいとして
その湯舟は小さく、照明は全体に暗いのです。

客室も暗いところが多く、本を読む明るさもありません。

となると本当に寝るだけで、こういうリニューアルホテルの
欠点である壁の厚さとか窓からの隙間風というのが気にかかり
ます。

疲れているのでそれで気になって寝られないほどではなく
ほどなく寝入ってしまうのですが、これでこの値段かと
いうことは気になり、これならやはりペンションで朝食付き
でいいのかもしれないという気がしなくもないのでした。

肝心のわたの湯がどこの宿でも同じかというとやはり浴場の
設備により受ける感じは異なり、ホテル桜井のわたの湯以上の
ものはどこもなく結局源泉を選んだだけでは得られるものは
全てでないというのが今回得た結論でした。

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草津で新たな試み

2017年03月08日 23時55分13秒 | スキー
先週に引き続き草津にやってきました。

またもやロープウェイが風のため運休と
下の三本のリフトのみの営業でした。

今回は、また一人での旅行となってしまい
それでもあと一歩という感じのスキー技術の
向上にもろもろを確かめたくて出かけました。

先週は今までの失敗を考慮して失敗しないことと一人での
寂しさを感じさせないおもてなしということで選んだ宿も
スキーをするだけで夜外で飲み歩くわけでもなく温泉と
ちゃんとしたペットと温かい食事といった簡単な望みなら
わざわざ高級旅館でもいいのではということで、今回は
格安で、ビュッフェ形式の食事のリューアルホテルです。

そういったところがどの程度のサービスと満足度を与え
成長しているのかを体験するという試みもありました。

ということで、かつてのかんぽの宿で伊東園ホテルに
なった所に宿をとりました。

値段は前回の半分以下、いつも泊まるヴィレッジよりも
安い料金です。

さて、そんな最近の宿事情調査の前に長年追い求めて
もう少しで解明が見えた感のあった自身の滑りに、実際
には何をしていけばいいのかそれをやってみます。

滑り始めると殺生クワッドリフトが動き始め移動すると
じき青葉山のリフトも動き出しました。

青葉山で滑り出し、小回りのチェックをしていると
ロープウェイも動き出し久しぶりに本白根の壁に
行けることになりました。

昨日の雪が少し残り本白根の壁は薄いクラスト上で
かつてのふかふかで楽しい斜面からテクニカルな斜面と
なっていました。

先週ここで感じたことの検証のため、同じコースを試すと
先週二度転倒したそのあとのバスケットの試合での接触で
左胸にあばら骨にひびでも入ったかのような痛みがあり、
その元凶になった急な落ち込みのところの滑りに気を使って
練習しましたが、なぜその部分で斜滑降が入っしまうのか
解らないままでした。

とそこにスクールの講師の自主練の二人連れが現れ、
滑っていくのが見えました。

その滑りを見て自分がやろうとしていることの方向性を
見る思いを抱き、今日の滑りを終えました。

宿に向かうのに大体の位置はネットで知っていましたが、
ナビで電話番号や宿名での検索でも目的地が出てこなくて
結局現地看板を見ていくことにします。

場所はビレッジよりかなり奥の森の中という感じで湯畑
からはずいぶん遠く観光には向かない感じです。

逆に私のようにスキーオンリーのものには都合がいいのかもしれません。

ただ、これだとスキー後に帰りに温泉に入っていくという
位置にはなく、どこかの湯に入らなければなりません。

いつも宿に確認するチェックアウト後の入浴も確認しませんでした。

マスコミやネットなどでこの宿のスタイルは知っていたので
ビジネスホテルのようなチェックイン時に料金先払いや浴衣は
自分でサイズのものを選んで持っていくということも気には
なりませんでした。

もちろん門限や風呂が12時以降は入れないことも私には関係
ありません。

ただ、部屋に入るとタバコ臭く、そこが喫煙階だと知り
事前に知っていれば禁煙部屋を選んだものをと思うのでした。

大浴場は温泉感はあまりないものの清潔でサウナや露天風呂と
施設的には料金以上のものを感じさせるものでした。

さらに食事が5時半ということでチェックインから入浴して
すぐ食事とあわただしい感じでした。

特筆すべきは最初から食事内容がビュッフェスタイルでアルコール
も飲み放題ということでお酒を飲む人にとってはかなりの
コストパフォーマンスなのではと感じました。

でも考えると多くの人を泊めた時にアルコールの注文を別に
とるとその人件費と売り上げを考えた時に人を増やすより
飲み放題でメニューに加えた方が求心力を高め他のホテルとの
差別化と選んでもらえる方を選択したと思えます。

他にもゲームコーナーやカラオケ、卓球台などもありそれらが
いちいち予約や別料金なしに利用でき、お客の好きなように
利用できることから若い人には選ばれる要素が高いと感じます。

ただ、何度も来たいか、ゆっくりのんびりできる感じはあるかと
いうと何度も来れるというのは料金的な面だけで一度体験したら
次は違う宿となってしまう可能性は高いようにも感じました。

客層を見てみると若いグループやカップルからお年寄りまで
様々な層がおり、今まで泊まったところとは明らかに違う
雰囲気でした。

中には仕事で泊まっているという感じのビジネス客や
ガテン系の作業着姿の方までおり、いつも泊まるところでの
リゾート感はないのでした。
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ガヨマウンテン深まる

2017年03月05日 10時39分40秒 | 珈琲
今朝の珈琲はガヨマウンテンでした。

トレードマークが鼻を伸ばした像のこの珈琲。

飲むときにその顔がちょっとよぎります。

一番最初に飲んだ時には、上品で女性的な
印象で繊細な感じでした。

美味しく淹れるのには技術が求められる珈琲なのか
という懸念もありましたが、他のインドネシアの
緑色した豆と違い、ウォッシュドのこの豆はアラビカ
らしい洗練された味があり、それが深まるとどんな
変化を見せるか興味深いものがありました。

インドネシアとしては一見して別物の豆姿と昨今
のスペシャルティには珍しい大粒豆でこの時季に
深まりより味を増すのは予想通りで今朝は一段と
その結果をまざまざと感じる一杯でした。

特筆すべきはその甘さです。それも独特の感じで
響きました。
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保存缶入りサントスNO2

2017年03月04日 13時38分33秒 | 珈琲

吉田の龍勢茶屋にて缶入りの豆を販売中。

お土産やご贈答にこんな珈琲のパッケージは
いかがでしょうか。

缶は350g入るたっぷりサイズで保存缶として
繰り返し使えます。
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次回新豆は

2017年03月03日 13時02分53秒 | 珈琲
春の新豆はより春らしくとチェリーブロッサムに
しました。

近年さくらプルボンという名前でブルボンアマレロの
完熟豆を特別パックした商品が売られていますが、この
ブラジルブルボンは品質に幅があり、一概に信用して
買えない感じでしたが、前回のアマレロで信用のあるところ
からこのチェリーブロッサムが売られ購入を決めました。

特別パックで箱入りのやつです。

週末間に合うか微妙ですが、また入荷したらご案内します。

お楽しみに。
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