King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

淡々と年末

2014年12月31日 23時59分37秒 | 日々のこと
こんな感じの年末を迎えたのは初めてかも
しれません。

いつもはとにかく一年の諸々を片付け、後は
温泉とスキーという感じでしたが、そんな
今の時期の温泉地は普段の料金の三倍はして
何のメリットもないのです。

つまり、混雑と混沌のただ中に出かけるわけで、
渋滞もあるし、とてもリゾート気分ではないのです。

それに私の中で始まったより社会に参加してと
いう取り組みが昨年からの波乱万丈の人生を
演出しています。

昨年の今頃は道の駅にかかわり、それから
もはや世間では定年かという年になってから
初体験のことを色々と体験しました。

今思い返しても今年は実に色々とあった年で
こんな経験をした人はないだろうと変な満足を
感じるのでした。

そして、それはまだつづいておりこれからも
もっと色々あるでしょう。

まあそれが人生です。
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年末年始は

2014年12月28日 23時43分47秒 | 珈琲
当店の年末年始の営業は店主スキーを
今年は諦めたので、年末も正月も営業します。

三時ぐらいまでに来店いただければ試飲出来ます。

突然配達とか納品とか出荷とかいなくなり
ご迷惑をおかけします。

出かける時には在宅かどうかの確認をして
からお出かけが確実です。

店主一人での営業ですのでなにとぞご了承
くださいませ。
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さらに寒い秩父の夜に

2014年12月27日 23時29分53秒 | 日々のこと
この時期いつも夜のお供にカフェインレスの
モカシダモを愛飲しているお話はしました。

今年の冬はさらに安眠を助ける方法を試みて
います。

それはあることから気が付いた方法で、余りに
寒い時には毛布と羽根布団のその上にチャンチャンコ
をかけて寝ると温かく眠れることから、それは
なぜかと考えて今までの毛布、羽根布団の順番が
まずいことに気が付いたのです。

羽根布団を一番下にしてその上に毛布にすると
最初冷っとする感じでもやがてポカポカとして
暖かく眠れます。

家族は全員電気毛布などを使っていますが、
私は成人してからはその類のものは使いません。

乾燥しすぎて却って風邪をひくのです。

古い当家では隙間風が入り真冬では家の中でも
氷が張るほど寒くなり、羊山のしたでなかなか
日が当たらず日中でもリビングに日が差すのが
僅かです。

それでも風邪もひかずにランニングしたりバスケット
をしたりよくもつものだと自分で感心します。
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年末のこの時期に

2014年12月26日 23時16分07秒 | 日々のこと
年末のこの時期にいつも思い出す音楽や映画や
落語というのがありますね。

貴方の年末のテーマ曲はなんですか。

ある人はベートーヴェンの第九だというでしょうし、
マーラだったりドボルザーク新世界だったりそれ
ぞれでしょう。

私はいつもこの立川談志の話を思い出します。
晩年この得意のネタで締めをやりその出来が
最高だったとか話題になりました。

しかし、最高だと言われるその話は聞きなれた
話からするとくどいように私には感じました。

下げのいややめとこ夢になるといけねえが決まる
にはあっさり女房の好きだから飲んじゃえとやって
下げにしないといけないと思うのです。

それを名人だなんだと持ち上げて晩年の出来が
最高だとかなんだとかテレビのドキュメントにもなって
本来の話のスタイルを丸で変えた立川流こそが
真髄のように語られたのにも違和感が募ります。

まあ人それぞれ好き嫌いはありますよね。

そんな年末のあなたのテーマに最後彩りを添える
当店の季節のブレンド『第四楽章』も残りあと
数日の販売になります。

まだ飲んでない方はお急ぎを。


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秩父の冬の寒さを

2014年12月25日 14時50分11秒 | 日々のこと
最近のお客様との会話でよくするのが
秩父の寒さです。

秩父は特別寒いところだという紹介のつもりで
よくスキーに行く時の気温の話をします。

秩父の盆地を抜けると途端に暖かくなるという
話です。

これは単純に暑いですね寒いですねと話すより
秩父は北海道並み寒さの所だという理解をして
もらうためにするのですが、先日とある年配の
人に話したら、それがどうしよりたというのです。

自分は秩父に生まれ、秩父に育ち秩父の寒さを
知っているが、こんなの何でもないというのです。

なるほど。

寒さに負けないという精神は立派です。

私としては周りの地域と比べて寒いという意識を
持ってもらいたいだけでしたが、それがどうしたと
いうのは意外な反応であり、また、ありがたいことに
それはエールであり、喝であり、もう人から叱られる
こともなくなる年齢でこんなことを言っていただくと
いうのはなんとなくありがたいなあと感じるのでした。

私は長年のランニングのせいか寒い冬でも風邪も
ひきませんが、ウィルス性の疾患はいくら体を鍛え
ていても感染すれば罹ってしまいます。

そんな精神論も体力自慢も通じない世界ですが、それでも
その方の話にははっとさせられたのでした。

寒いと縮こまらずに年を越しましょう
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角松飾り

2014年12月24日 13時53分50秒 | 日々のこと
よいよ年末ということで一年を振り返るにはこのブレンド
『第四楽章』と触れ回ったのはいいのですが、すでに底を
着き、直ぐ焼けばいいものの注文を受けているのに焼けずに
発送の品などを詰めています。

第四楽章の豆は明日焼きますからよろしくお願いします。

それと、この時期自分用に焼くカフェインレスのモカ。

これは夜遅くまで仕事する時とか今の時期寝付きと
深い眠りには欠かせないものです。

珈琲を遅い時間に飲むと眠れなくなると訴える人は
意外と少なく、もともと自分に喝を入れるとか眠らず
仕事をするために飲むためか、珈琲好きだけど夜
眠れなくなると訴える人は当店では稀です。

実は私は夜8時以降飲むと眠れなくなるので、気を付けて
います。

そこで夜はハーブティーとか飲んでいるのですが、
これが何とも頼りない味で、飲んで一日を振り返ったり
ホッと仕事の後になんて気分にはなれません。

それにこういうものを飲んで寝ると夜中に何度もトイレに
起きるのです。

しかし、カフェインレスの珈琲に変えたところそういった
悩みはなくなり、朝までぐっすりとなりました。

そして心のよりどころとして、夜満足できる珈琲一杯
飲んだからという安心行動として定着すると余計に
効果が高く、夜の安眠につながるのです。

今日は角松について面白い話を聞きました。

昨年の今頃、道の駅や各施設の管理を任されていた時に
道の駅の農産物売り場に出されていた門松用の松が
飛ぶように売れていたのですが、そのすさまじい売れ方が
記憶に新しい今、売り場に卸している人、つまりその
松を山からとってきて出荷している人に話を聞けたのです。

その人の話では、自分の松林とか自分のうちの山とかで
とっている人は稀で、あらゆる山からよさそうな松の枝を
採集してくる所謂入会権のようなもので入手しているの
だとか。

つまりは手間だけで結構な金になるこの時期のいい小遣い
稼ぎだと言います。

最近ではホームセンターなどでも松飾やしめ縄も買える時代です。

本来は自分で山に出向き松を摂り、藁を編んで神棚や玄関を
飾ったんだなと改めて思うのでした。

大きな門松を最近は見かけませんが、ああいうのはもともと
業者に依頼してたてたものですから、新年を迎えるという
気持だけあれば何でもいいのかと考える年の瀬でした。
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イルミネーション発見

2014年12月23日 23時48分08秒 | 日々のこと
秩父の街にもクリスマスイルミネーションが
点灯されました。

秩父の街は不思議なところで、夜になると
店はほとんど閉まってひっそりとして道を
行く人も誰もいない状況になります。

それなのに夜を飾るそんな照明をするのは
誰のためなのかとなります。

観光のために何年かミューズパークで
イルミネーションを飾るイベントがありました。

それが商店街に移管され今年も点灯されて
いるようですが、どれだけの人が関心を寄せ
見たかは不明です。

そんなひっそりとした秩父にもよるには
夜の顔があり、歓楽街や飲み屋街、深夜まで
営業する夜の店というのはあります。

この夜の店。

最近の変化として深夜までやっていたコンビニや
24時間営業の牛丼チェーン店が早々に店を閉めて
しまうようになりました。

マスコミで話題のバイトの乱が秩父のような辺境の
地にも影響しているのかという驚きがありました。

日経などによるとそもそも吉野家の牛鋤鍋に
追随してメニュー化したところバイトの労働
強化につながり、バイトの乱の引き金を引いたと
いいます。

牛丼強盗が多発しても深夜営業が無くならなかった
のに、アベノミクスに絡んだ時給や労働内容が
原因というのが考えさせられるものがあります。

実際アベノミクスは誰のためかという象徴のような
消えたコンビニの灯と牛丼屋の早じまいの風景です。
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ブレンドください

2014年12月22日 11時45分31秒 | 珈琲


にぎやかさや年末らしさを感じられない秩父に不満を感じつつ、ま
田舎らしく平穏に過ぎていく日々に押し流されつつ、今日も
豆を焼いています。

12月も下旬となり、やはりこの時期飲んでいただきたいのは
毎年この時期にお出しする『第四楽章』というブレンドです。

最近豆の高騰からいつもおいて焼いて直ぐお渡しできる豆では
このブレンドが200g1000円と一番安いものとなってしまいました。

そのせいか来店される方のほとんどがブレンドくださいという
最近の注文です。

それでもどんな味ですかとか酸味とかと聞かれる人がたまに
います。

しかし、たいていのお客様は喫茶店ですぐブレンドと声を上げる
のと同様の感覚で指名されます。

もはや説明不要なほどの知名度もないのですが、常連さんは
季節のブレンドの説明を求める人は稀で、味より命名の由来
の方が気になる方がたまに質問される程度です。

木枯らしが舞い霜に濡れる寒い秩父でどんな味の珈琲を飲みたいのか
貴方の頭の中にはどんな音楽が鳴っているのか私は逆に想像し、
今日も豆を焼いています。

気になる味、求める味の珈琲がありましたからお気軽にお訪ね
ください。

平日、午後三時土曜は四時まで試飲できます。

猫町秩父のどこで猫に出会えるか情報も気になる方はどうぞ
お立ち寄りください。
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『ゴーンガール』見てきた

2014年12月22日 09時59分14秒 | 映画
昨日の夜、店閉めて上里のシネコンまで行って
『ゴーンガール』見てきました。

ベンアフレックといえば私は『カンパニーメン』の印象が強く、
もはや賞味期限切れの盛りが過ぎた存在のようなイメージ
でしたが、世間的には『アルゴ』でのアカデミー賞受賞
など順調なキャリアを積んだ役者です。





そんな私評価の中での彼の姿が冒頭一人で家から出て
いきなり朝なのにバーに行き酒を飲みだすという姿と
デビュー当時とは違ったでぶでぶした姿でまた失業者
役なのかと主人公が今置かれた境遇を語らせます。

話はその後いったり来たりして主人公はいい人なのか
殺人者なのかといった不安定な状況になり、誰かと同化
して物語にのめり込んでいくといった本来の映画の楽しみ
や別の人生を疑似的に味あわせてくれるといった楽しみ
と行ったものとは違う傍観者としての視点で進みます。

それが退屈と感じるか、ワクワクとした野次馬的興味を
持てるかでこの作品を楽しめるのかどうかという分かれ目に
たたされます。

そして、それはそこデビットフィンチゃー監督ですから
極限の恐怖とかスリラー的マニヤック的な世界も展開して
ぞぞーとした物を見せてくれるわけです。

エイミー役の女優の顔が途中、米ドラマのリベンジの
エミリーソーンに見えてしまいこの人そうかなあとじっくりと
見入ってしまいやっぱ違うと確信するまで時間がかかり
ます。


エミリーソーンの方がかなりかわいく思えてくる展開に
なってさっきのぞぞーがいや増します。

観終わって監督の意図したものが結婚生活なんてそんな
捕らわれのものさという最後は夫婦は置いてけぼりで
結果彼らにはよかったのでしょうという終わり方は
見たものにそれぞれの人生と結婚観と女性の生き方を
考えさせます。

そして、私がどう感じたかというと知恵を絞って繕った
ことはその成果や出来如何にかかわらずやはり破綻の香りが
するものです。

これは私の今までの経験上ぬぐえないもので、頭のいい女性
とか知恵者の虚構はあくまで砂上の楼閣であり、虚実の
産物は虚の中でしか成り立ちえないのです。

作品という虚の中でも精神衛生的にはやり込められていた夫が
最後は弁護士や世論を味方につけて悪女を糾弾して終わると
いうのが今までの物語であり、何らかの救済があったの
ですが、それを先延ばしにするところがヒンチャーの個性
ということなのでしょう。
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ひっそりと秩父

2014年12月21日 13時13分14秒 | 日々のこと
今年はイルミネーションもなくと商店街のやる気のなさに
嘆いていたらどうやらこの週末から一部商店街で始まる
ようです。

さてそんなひっそりムードの秩父にひっそりと静かに
進んでいることをひとつ紹介しましょう。

今読んでいる本です。


『その日まで』先日の直木賞候補にもなった吉永南央さんの作です。

この物語の舞台の珈琲屋小蔵屋が秩父のとある店に再現され
NHKのドラマが撮影されているのです。


なんとすごいことにこのドラマのセットのまま今も普通に
営業されているのです。

これは吉永作品のこの珈琲屋シリーズのファンの方にはたまらない
できごとかもしれません。

なにせその店内に入れるんですから。

ファンでなくても放送前に行っておいて
損はないというもんですよね。

最近何かとドラマや映画の舞台に使われている秩父ですが、
現在進行形ということでちょっと触れてみました。

この店、女の人が一人でも寄れる飲み屋をというコンセプト
らしいので、普段夜の街に縁がない方でも寄り易いのでは
ないでしょうか。

場所は黒門通りです。

現在のオーナーの前の店名も入口に残されていてそれもうれしく、
かつてその店名の時によく通ったなと懐かしく思いました。

ただ、その時は場所は違っていて今は駐車場になってる
んですけど。

入口の髭のおじさんが足を組んでグラスを持っている絵を
今でも思い出せます。
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新宿ミラノなくなるのか

2014年12月20日 12時13分43秒 | 日々のこと
今月のブレンド『第四楽章』は一年を振り返る
ブレンドです。

めくるめくる一年の思い出を盛り上がったクライマックス
でまた辿ってみると、まずは雪の記憶からです。

それは先日降った初雪と列島各地の大雪のニュースと
秩父の人は120年に一度の大雪の記憶が重なり、皆が
その話題を触れていました。

が、それほど強い記憶が刻まれた今年の冬にソチオリン
ピックがあったことは誰も口にしません。

埼玉県にヨドバシが進出するようです。

イチローがヤンキースからフリーエージェントに
なったようです。

そして、新宿ミラノが無くなるようです。

そんな最近飛び込んで気になったこと達です。

新宿ミラノで何を見たのか。

記憶にはいくつかある物のその作品より、あの大きな
スクリーンと多くの客席が強く印象に残っています。

クリントイーストウッドの許されざる者


あとはスターウオーズ、風の谷のナウシカなどなど。

後くじ引いて真珠が当たったからアクセサリー作れというのも
この映画館でやっていた商法だったような。

2001年宇宙の旅もここだったかなあ。

また青春の一部が無くなって行くのかという感じですが、
これは秩父の主だった建物が今無くなっている状況で
体験済みなので懐かしむだけではなく新しいものに
目を向けたいと思います。

イチローもどこか新チームが見つかるでしょうし。

当店にも次の展開はあるでしょう。
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温泉とうまいものと

2014年12月19日 23時56分07秒 | 日々のこと
寒さも募る今頃は雪を見ながら温泉にと
いう気持ちが沸々と湧き上ります。

そして温泉には何かうまいものという欲もついて
まわる物。

そんな温泉地に馳せる思いも我が秩父の地にも同様の
思いを寄せて通っていらっしゃる方がいます。

秩父の日帰り温泉施設から道の駅を回るというのが
定番のコースらしく、そこで当店の珈琲に出会われ
寄れば必ず買って行くという方がいらっしゃいます。

今日もそんないつものコースを辿ったところ
珈琲がなくて、売り場の人にないと告げたら直接
行けと言われてきたという方が来店されました。

今時はナビもあり、そんないきなり知らない所へ
行けと言われても簡単に辿り着けるというのが
相場ですが、当店の場合グーグルのストリートビュー
にも載っているし住所を入れてもすぐ辿れるはず
なのに、珈琲屋という概念からはかけ離れた路地
の奥まったところにある物だから簡単には見つからず
どこですかと電話がかかってくるのがいつものことです。

それでもあきらめずに豆を求めて来店いただくの
ですからありがたいものです。

銘仙館という住宅街の中にある秩父銘仙の作成工程を
展示している施設を目指してさらにその奥の進んで
いただくのです。

まず、その銘仙館は秩父市役所の反対側を羊山の方に
入るのですが、そう説明しても市役所自体が今建設中で
どこが市役所だか解らないのです。

その建設予定の地の銘仙館入り口の標識を入りその道が
行き止った左隣が当店の駐車場です。

駐車場の前がかくれんぼという居酒屋でその二件となり
が当店です。

解らなければ電話をください。

今日のお客様も試飲のカロシトラジャを飲んでいただき
しばし異次元体験をしていただいたようです。

そんな試飲体験におでかけください。
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クリスマスディナーのお誘い

2014年12月18日 23時57分14秒 | 日々のこと
冷たい風が吹き、ちっとも年末の騒がしさも
なく、寒さばかりが募る秩父の谷です。

その寂しいひっそりした町に対してなにが
原因か考えてみるとまずは夜になると開いてる店が
なく、明かりも落ちてひっそりとしていること。

昨年までは人通りのない町にLEDのイルミネーションが
飾られていましたが、今年はなく、夜走っている人も
居なくなりました。

時折すれ違うのは多分サンタの扮装のつもりのピザの
配達人だけです。

そんな寂しい町並みでも実は深夜までやっている
お姉さんがいる店や居酒屋、ラーメン屋はやって
おり、深夜までうごめく人は居るのです。

日帰り圏なのに昔から鉱泉宿や商人宿の類がたくさん
あり、今では温泉旅館として大きく成長した宿も
あります。

そんな旅館やホテルには結構宿泊客があるようで
そこから市内の飲み屋やラーメン屋に宴会の後
出かける人もいるようです。

普通の生活をする人とは接点のないそんな人たちと
観光の秩父で生きる人たちと様々な人が折り重なって
生活しているそんな寂れながらも生きている秩父と
いう感じです。

接点がないという事だと、クリスマスのイベントも
人それぞれの楽しみのようで、家族と過ごすために
ケーキを買って家で過ごす人が一番多いのでしょうが、
もっとイベント的なものに参加して楽しみたい人向けの
催しというのが今年は見当たりません。

かつてはホテルでディナーショーがあり、ちょっと
テレビでたまに見かけるよう芸能人が来たりしましたが、
そんなポスターも今年はなく、それでも数十人規模の
地元にいるミュージシャンやらなんやらがやる集まり
が各地であるようです。

そんなパーソナルな静かな漣程度の年末ですが、私は
私でいくつかの催しをするように申し付かってどこで
数人規模の年末の会をとりしきられねばなりません。

誰かスペシャルゲストでも呼んでひと騒ぎしますか。
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ヘブンズゲート再び

2014年12月17日 13時48分08秒 | 珈琲
昨日の夜も雪の後あたたかくなり、霧が発生しました。

そして、この霧の夜に現れるのがヘブンズゲートです。

とはいってもこれは私が勝手に名づけてほらほら天国に
行っちゃうかもと喜んでいるだけで、他の人はなんら
コメントもなくこのブログに私もそう思いましたと
いう感想もありません。

でも機会があればこの幻想的な景色を是非味わって
いただきたいと思います。

秩父は巡礼の地ですが、聖地として色々あり、アニメの
聖地として訪れる人もいるし、ある人はウィスキーの
聖地としてわざわざ訪れる人もいます。

さまざまな宗教の聖地とされるエルサレムのような
趣ですが、ウィスキー好きが訪れるベンチャーズ
ウィススキー秩父蒸留所は峠を越えて坂道を登り切った
丘の上にあり、まさに巡礼の地という雰囲気です。

ここで予約して見学して試飲しても肝心のウィスキー現物は
ここでは買えません。

それでもお訪れる人が後を絶たない魅力の地です。

簡単には辿り着かないという要因もひとつの魅力の元
なのでしょうか。

そんな巡礼探訪の時にこんな幻想的なヘブンズゲート
に出会えればさらに思いで深い秩父探訪になるでしょう。

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それぞれの試飲

2014年12月16日 23時55分52秒 | 珈琲
秩父地域に初雪が降り、皆が口にするのは
またあの大雪が降るのかという事です。

既に各地では例年以上の積雪があり、秩父もまた同じ
ドカ雪が降ってもおかしくありません。

年末らしい慌ただしさや華やかさがあまりない
まま、どんどん時は過ぎていきます。

ご贈答の高い珈琲の注文も落ち着き、この寒い時に
飲む珈琲はと季節にあった味を求める方が増えて
います。

もちろん、今の時期一番のお勧めは季節のブレンド
『第四楽章』ですが、ストレートも一つ合わせて買われる
のが常連さんの注文のパターンです。

そして今だしているのが、モカハラーボールドグレイン
やニカラグアです。

高級豆の残りもあり、飲み比べてもらっていますが、
その感想も漏らす言葉も人それぞれであり、試飲模様も
楽しいものです。

言葉を失いずっと味を噛み締める方もいたり、どれも
ただおいしいし、どれも好きという人もいたり、これだけ
顔が違うものなのですねと驚き違いに感動する人もいます。


なかなかたっぷりの珈琲の飲み比べなんてできませんからね
当店なら三杯も飲む方も珍しくなく、その満足して帰られる
姿にほっと安堵する毎日です。

暖房の前でゆっくりと飲みたい今にあった珈琲の味を探しに
いらっしゃいませんか。
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