King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

消えたランナー

2013年09月30日 09時43分44秒 | ジョギング
来月の試合の会場を検索して今まで何度も使っていた会場の近くに
またプール付の公共のスポーツセンターがあるというぜいたくな環境に
うらやましいという気持ちが湧きました。

そしてせっかく知らないところに行くならご当地銭湯とかグルメとかないかと
さらに検索。

こうするとでてくるのが今でもラーメンの話題です。

日本の食の貧しさを感じるのは私だけでしょうか。

そして、昨日の夜見た北杜夫のドラマのどうでもいいような
内容をつらつら又思い出していました。

そんなどうでもいいような思いが去来する時間にふとNHKのラジオでは
秩父ウルトラマラソンが開催され500人ものランナーが秩父路を走ったと
聞いたことがまた繰り返し思い出されました。

というのは、このニュースは多くの人が走った割に地元でもその後
まるで話題にならないからです。

何しろこのイベントは今年だけの突発イベントだということが原因だと
思われます。

そして、ネットでは参加賞の不評なことと、一回きりというのが話題に
なっています。

さて、昨日は日曜恒例90分ランの日です。

実はこのコースを走るのは久しぶりです。

先週はどういう経緯で取り止めになったのかを思い出し、随分昔の
ことに感じました。

そして、昨日走って感じたのは最近走っている人が多いという夜の
賑わいも昨日はまるで人がいないいつもの夜の秩父に戻っていました。

なんだやはりウルトラマラソンで走る人がいたのか。

参加者500人のうち結構地元参加が多かったのかとおもったり
しました。

でも、専用参加者用駐車場など結構な混みようだったのでみんな
よそからの人だと思っていました。

まあ秩父にもっとマラソン大会があればいいなとふと思いました。
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変わった依頼と変わったお客

2013年09月29日 16時52分51秒 | 珈琲
昔自宅の近くに食堂があり、そこでよく食べたラーメンが
所謂東京ラーメンです。

鶏がらのスープのしょうゆ味のシンプルな味に、縮れた細麺、
半分のゆで卵、ホウレンソウ、メンマ、鳴門、チャーシューと
薬味のねぎ少々。

これは揺るぎのないもので、どこの食堂でもこういうラーメンが
出されていてそれが当たり前であることさえ気づかなくなっていたところに
チェーン店の道産子ラーメンの出現により、ラーメンというのは地域ごとに
味があり、そもそも何が乗っていてもOKで味も決まりはないのだという
ことに気づかされるのです。

そして、ラーメンマニアなるものが現れ、どんどん進化するラーメン屋の
実態が多くの人の目にさらされるようになり、気が付くと昔ながらの味は
もうどこにもないのです。

ラーメンならラーメンと注文して同じものが同じ内容で日本全国提供されると
ことなどないのですが、しかし、昔はそんな不文律があってなんでも安全に
外食できると思われていたのですが、人やもの情報の流通がけた違いに
行きかう世の中では、自ら進んで自分の味を探して日本全国歩かなければ
ならないような世の中になってしまったのです。

さて、珈琲はどうかということになると、詳しいことはかけませんが、
ここで書いておかなければならないことは珈琲と注文した時に何が
出てくるかということです。

現在では、ランダムに選んだ店でコーヒーをたのんだら大手の日本のコーヒー
会社が作ったブレンドが出てきます。

これは普通に考えるとかなり日本の資本関係から行くと異質なことで、
日本のコーヒー会社は優秀なんだということだと思います。

しかし、飲食店、レストラン、喫茶店などでおいしいコーヒーが出てこない
のも事実です。

数が出る忙しい現場でもそうですし、有名な誰もが知る喫茶店でも
コーヒーがうまいんだよという店はありません。

なぜ、うまいコーヒーの店がないのか。

つまりはこれらのことを合わせると大手の出している豆に問題がある
ということに簡単に辿り着きます。

珈琲通には自家焙煎珈琲豆屋でおいしい珈琲が飲めるというのは
常識です。

おいしい珈琲を求める人はそんなところでしか飲まないので、あまり
問題にならないのかもしれませんが、しかし、知らない土地に行き
朝おいしい珈琲を飲めないのは大変苦痛なことです。

しかもまずいことにまずいコーヒーはどんどん増殖しており、問題視
されることもないのです。

この問題を複雑にしている一つの要因に日本の自動販売機の缶飲料
の多さもあります。

冬場の主流はホットコーヒーです。

ここのところは缶コーヒーだけ150ccの短い缶も定着しています。

甘いあったかいというだけのものから、他の飲料より量が少ないのに
その数は増すばかりです。

そこに来て今度はコンビニで缶コーヒーより安いコーヒーが売られ
出したのです。

もともとは外資系のファミリーレストランなどコーヒーは安く飲み放題の
ところがアメリカとか同様な値段にできずにその数を減らしていく中、
デフレ世界に外食チェーンは果敢に百円コーヒーを投入し、無料券も
たくさんばらまいてきました。

しかし、一向にセルフ方式のコーヒーチェーン店の増殖はとまらず
安いコーヒーとその三倍はする値段体系ながらその値段を下げる
価格競争とならずに逆に最近は値上げとなっており、全くコーヒーの
適正な味と値段が作られようとする気配はありません。

そんな中、全く詳しくはかけませんが、喫茶店のストレートは必要か
ということで、そのよくある内訳を考えて特長を記しておきます。

どこの喫茶店でもあるストレートはブラジルです。そして、次に
モカ、タンザニア、グアテマラというのが定番でしょう。

もちろんマンデリンやコロンビアが好きだという人もいます。

しかし、今やスペシャルティコーヒーという概念が幅を利かせる
現代においてはもはやこの喫茶店のストレートのメニューとは
必要なのでしょうか。

味の側から見て揃えられるべきものはと考えるべきなのか、
人の好みにより軽いものか強く濃い味かそういう変化が
必要なのか、ストレートが存続している意味が解りません。

というのは味でどうこう言うのであれば、国ですべての区別が
付くはずがないからであり、区別されるべきは品種や焙煎度の
差であるはずです。

しかし、店側にそういう動きが全くないのはなぜなのか疑問は
深まります。

やたらと農園名ばかり長ったらしく書きつられたり、COEとか
コンテスト入賞豆とかそんなことばかりがつづきます。

こんな疑問に詳しいことを聞きたい人は当店に訪れてみてください。
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早起きしてみた

2013年09月28日 09時03分22秒 | 日々のこと


五時半に秩父駅前をスタートした札所めぐりウルトラマラソン。

うちの近くの羊山の上り坂で待ち受けました。

最初のランナーが来るまでかなり待ち、来たと思ったら
かなりのランナーがこれから80Kも走るのかという感じ。

上り坂を嘆く声やさっそく歩き出す人や半数以上はこの
道を試走していなそうです。

勢いで申し込んでしまったのかというような人もいれば、
よく日に焼けたランナーらしい筋肉の方もいるという群れ
でした。

羊山から先がどんな道をたどるのか坂の上まで行ってみる
とサックスで応援する人がいたりパトカーが居たり本格的です。

近所の人が散歩していて私によく似た人がさっき走って行った
よと嬉しそうに教えてくれました。

参加してると思ったのか。さっきも同じようなこと言われたばかり
だったけど。
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真夜中の伴走者

2013年09月27日 09時04分51秒 | ジョギング
ここのところ水木金とDコースと呼ぶ、自宅から横瀬、高篠、
大野原、市立病院、秩父神社、市役所、自宅というコースを
連続で走り込むケースが多くなっています。

このコースがレギュラーコースとなっているということで、他は
荒川の向こう岸を走るコースだったり、影森と金仙寺を巡るコース
だったり、日曜日の90分のコースとか日々変えて走るのですが、
三日間は同じコースでタイムチェックしてタイムアップと変化を
探っています。

土曜日のウルトラマラソンの影響か昨日はやたらとランナーが
多い日でした。

土曜の早朝スタートですから、地方から参戦する人はもう秩父入り
していてもおかしくありません。

でも私が走ったDコースはウルトラのコースにはかかっていません。

にもかかわらず、普段同じコース上を走る人はいないのに昨日に
限って高篠の信号から同コースを走る人がいのです。

高篠から国道へ向かう県道で、橋の辺りでランナーに抜かれました。

普段抜くことがあっても抜かれることは珍しいのです。

そして、そのランナーの背中をしばらく見て走ることになります。

大概私を抜くぐらいのスピードだと近所の若い高校生や中学生が
走って何らかのトレーニングをしているのだろうと思いましたが、
ずっと私の行くコースを同じ方向に行くのです。

これはかなり珍しいことです。

そして、かなり刺激になりました。同じコースを同じペースで
走ってくれる人など滅多にいないのです。

まして、私よりわずか早いとなると後れをとるわけにはいきません。

ここの所なかなかランペースが維持できなかったのが、この伴走者
のおかげで何も考えずにずっと付いていくことだけに集中できた
のです。

結局、国道に来てここでお別れかと思ったら、そのまままっすぐ私と
同じコースを行き、セメントの道を突き当り、農工へ下り、さらに龍石
寺へ曲がってお別れとなるのですが、これだけの距離を同じスピード
で走ってもらえるのはありがたかったのです。

前日より結局3分もタイムアップしました。とてもいい刺激となりました。

羊山の下と農工のところで本格的なランナーとすれ違いました。

マラソンがなくてもいつもこんな感じだとうれしいなあと思うのでした。
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ウルトラマラソンと秋の空

2013年09月26日 14時57分59秒 | 日々のこと
また台風が接近してきていて、急に雨が降ったりやんだり
はっきりしない天気が続いています。

都内では朝から雨のようでした。

今度の土曜日に秩父でウルトラマラソンがあります。

市内のあちこちに看板があり交通規制の予告がしてあります。

札所めぐりウルトラマラソンなんだそうですが、どちらにしろ
距離も中途半端だし、札所めぐりとなぜ関連付けなくては
行けないのかも疑問です。

コースを見ると秩父駅を出発するのですが、札所巡りなら
一番札所を一番最初にスタート地点にして、各チェックポイントは
当然札所の各寺に設けなくてはならないはずです。

ところが、このコースはちっともお寺など寄らないのです。

秩父はどこも道が狭いので、マラソン自体が無理がありそうですが、
長丁場のウルトラならまた妙味があり、昨今のトレイルランのブーム
などもあり、違ったレース環境で面白味もまた作れると思います。

出る方もこのマラソンにどんな思いを持って出るのでしょうか。

そんな興味もあるので、土曜日はもしかしたら苦手な早起きをして
羊山を登るコースを選手の応援に見に行こうかと思っています。
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深く煎った珈琲で

2013年09月25日 13時15分28秒 | 珈琲
やはり何かを確かめたくてまた今日ミフネを訪ねました。

そして、うらぶれた店内でやっと発見した1/16ラジコン戦車。

タミヤのシャーマンフルオペセットが二割引きで69800円だか
の値段がついています。

思わずこの古ぼけてほこりまみれの店晒しの箱に後光のような
輝きを感じてそのままレジに運びそうになりましたが、二割引きで
外税表示だともしかしたらこれはそんな安くないのかもと考えて
一旦うちに戻って検索するともっと新しいバージョンのフルセットが
ネットで安く売っています。

そこで考えたことは値段を見に行ったんじゃなくて本物の実物から
感じられるマインドを受けたくてわざわざ行ったんだよなとふと
感じた衝動をもはや過去のことに感じてすごい喪失感を感じます。

そんなことを思いつつ、今日二杯目のニカラグアの深煎り豆を
淹れて飲みます。

お昼に買ったクルミのベーグルと深い珈琲につい数分前に起こった
出来事を静かに思い返すのでした。
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欲求と欲望と

2013年09月25日 10時49分56秒 | 日々のこと
よくこのブログで季節を感じる大事さを書いたり
しています。

かといってそこに超自然のものを持ち出したり、自然至高主義的な
意味も、ロハス的な意味合いもありません。

そもそも日々移り変わる季節があるのは、地軸が23度傾いている
ことによります。

それができたのは初期の地球に別の星がぶつかり、一部を
吹き飛ばして月ができたからです。

以来その傾きが安定して月による様々な影響が起こり、月によって
恩恵を受けたり、四季の恵みを受けてきたのです。

かといってこれを神や宗教を持ち出してどうこう言うつもりも
自然はだから素晴らしいともいうつもりはありません。

連綿と続いた宇宙の営みの末の出来事に過ぎず、それは今も
続いていて、月も日々地球から遠ざかっていることが観測されています。

つまりは未来永劫この季節の移り変わりが続くわけでもなく、地球の
命運も始まりがあり、終わりがあるのです。

宇宙的な時間軸では地球の誕生と消滅はそう長くないのかもしれません。

その一部の人類の歴史などほんの一瞬のことでしょう。

そう思ってこの四季の移ろいを感じればまた一興であり、人生の彩の
人々の欲求も欲望もまた違う色彩を放ちます。
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ラジコンの欲求を見つめて

2013年09月25日 10時29分24秒 | 日々のこと
昨日は久しぶりにミフネという秩父の古いおもちゃ屋を訪ねました。

店はシャッターが閉まっていて休みのようでした。

火曜定休。不定休という言葉が気になります。

なぜ訪れたかというと、日々募るラジコン戦車の実物を見るためです。

実はタミヤのラジコン戦車はかなり昔からあり、今売られているものも
今懐かしがって買われているような現実があり、そのきっかけが
所ジョージのテレビ番組の人も多いのです。

その昔の欲求が今では簡単にかなうことと、昔の夢を叶えることは
またとてつもない快感があるようですが、似たような経験を数多く、
してしまった今となっては、またそれを繰り返すのもどうもいいのか
と躊躇してしまうところがあります。

ネットで見るこのラジコン戦車を楽しむ人の声を分析すると設計が
古いとかメカニックな部分や歴史を感じることにはやがて満足できずに
自分の思いを現実にするため改造を繰り返すという果てしない欲求の
繰り返しに見えるのです。

一方最新の技術をぶち込んだハイテクのラジコンも売っていて、ただ
作る、動かす、改造するというものをまるっきりすっ飛ばしてそのハイテク振り
だけを楽しむという選択もあるのです。

その最たるものが空撮用のラジコンヘリなのですが、そこで気が付くのが
自分に空撮して撮りたいものもラジコン戦車で戦争を再現してみたいわけでも
ないということです。

そもそもそういう見方に立てば、何もやりたいことなどなくなってしまうのでは
ないのかという危機感のようなものまで感じてしまいます。

そんなわけで、タミヤの模型の実物でも見てみようかと思い立ったのです。
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深く煎ったのあります

2013年09月24日 11時24分04秒 | 珈琲
急に朝晩は寒くなってきました。

秋の話題ということで、食を彩る秋の味覚が
紹介されるようになっています。

先日ラジオを聞いていたら、秋の味覚といえば
ブドウ、栗と上げていたアナウンサーに相手の人が
栗なんてどうしてという受け答えをしていました。

正に知的レベルを疑う会話でした。

なんで栗がだめなのかというとそんな安いものをと
いうのです。

安いからまずいのか、季節感がないのか。

とんだ教養の無さを露呈した瞬間でした。

マツタケとか高級食材を出してそうですね季節ですから
ねと会話したかったらしいのに、栗といわれて次が
出てこなくなり、なんでマツタケじゃなくてと非難したと
いうのですから。

今の季節、栗を使ったお菓子などは高くてなかなか手が出せない
ものも多いですし、人気の和菓子屋さんや洋菓子屋さんで栗の
名品も多くて、手に入れにくい品も沢山あります。

一方マツタケも産地の農産物特売所のようなところで買うと
一本一万円なんてのがざらですが、スーパーではもっと安い
ものがたくさん売られています。

相場的に高いというイメージと高級というイメージは壊したく
ないので、テレビなどの画面にでるのは一本一万円ぐらいの
ものばかりです。

私が印象に残っているのは、関西を旅行した時に大阪駅の
地下街でみた京都や兵庫産のマツタケが実に安く大量に売られて
いた光景です。

大阪でフグなどもコースが3千円からあるように、おいしいものが
安く食べられるのは驚きです。

産地に近いからという説明を聞きますが、それならなぜ日本で一番
の収穫量の長野のマツタケが現地の農産物直売所で一万円で
売られているのか理解に苦しみます。

ここら辺は東京を頂点にした中央集権的国家がいびつな商圏と
発展を築いてしまい、誰もそれをただそうとしてこなかった現代の
日本の姿があります。

自分の山だけ高ければいいという権力志向と一極集中は国家と
しては危険であり、災害の多い日本ならもっとリスクを減らすよう
国家設計すべきです。

とまあそんなことをいくら言っても一向に変化を見せるわけもない
のですが、季節は確実に巡り昨日まで熱中症で緊急搬送なんて
いっていたのが、季節の変わり目で風邪をひく人が続出となって
います。

テレビのコメンテーターも深煎りの珈琲が恋しいなんていう人も
いました。

深煎り=濃い珈琲ではないんですが、それはお客様が豆をたっぷり
使うかでも変わるし、深煎りで豆色と同様に抽出液が黒くなるかと
いうとそれも違います。

じゃあなんなんだという方は深煎りの珈琲を飲みにいらしてください。

当店では今季節のブレンドは『林檎』を販売中です。

これはシティーローストですが、今の季節にピッタリの味です。
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ナチュラルハイ

2013年09月23日 09時26分00秒 | 日々のこと
連休ということで、市内はかなりの混雑でした。

それに加えて朝からイベントによる交通規制などもあり、
それを知らずに出かけてひどい目にあったという苦情を言う
お客様が続出でした。

来週もイベントで市内交通規制があるのですが、それも
ご存じない人が多く、秩父の動脈を週末規制がかかると
また渋滞が予想されます。

昨日のサイクルロードレースなどは毎年やっていることなので
もう少し認知されているかと思えば差にあらずで、自転車に
興味のない方にはただ迷惑なだけのようでした。

当店の周りには渋滞はないのですが、主要国道が混むと
約束の時間に現れなかったり、辿り着いたとたんに文句の
ひとつも言いたくなるようです。

連休前暇もあって探し物をしたらクローゼットやら押入れを
がさいれしてついでに湿気とりや防虫剤をとりかえましたが、
部屋全体がナフタリン臭くなり、どうも落ち着けませんでした。

脱臭剤を配置しても消えないので、色々考えた末、珈琲豆を
使うことにしました。

もちろん売り物を脱臭剤に使うわけにはいきません。

ハンドピックしてはじいた豆が沢山あるのでそれを煎って部屋に
置くことにしました。

久しぶりに取り出した銀杏煎りで焼こうとしましたが、これだと
レンジ周りがひどいことになりますから、後始末のしやすさを考え
普段使わない大きな鍋を倉庫から出してそれにたっぷりと豆を
入れ焼きました。

こうして鍋で焼くとシルバースキンは鍋内で燃え、滓さえ出ません。

豆からは珈琲の香りがしてナフタリン臭も一気に消えました。

しかし、レンジ周りでは焦げ臭がずっとしているという状況で
悪臭を駆逐するにはまた次の臭いで塗りつぶし残るのは
いつも刺激される神経が妙に高ぶっているのでした。

とっておきのお香をたこうかとも思しましたがキッチンに
お香の臭いはあまりにもにあいませんね。
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やると決めたからには

2013年09月22日 10時22分56秒 | 日々のこと
今朝もニカラグアのリモンシリョ農園ジャパニカで朝を
過ごしました。

この希少種の珈琲豆ということなのですが、ネットで検索すると
バラバラとでてきます。

当店は200g1080円ですから、格段に安いと言えると思います。

どのサイトやページでも同じような言葉で飾られていますが、
自分で焼いて飲んで書いた言葉ではないというのは一目で
解ります。

みんな豆売りの商社とネット業者の手によるものでどこでも
同じようなことをやっているのでそればかりを見ている人には
見分けは付かないでしょう。

最近のネットで諸々検索したことがある人は気が付いていると
思いますが、本来知りたい情報とか一般の人がどう思ってどう
行動したかなんてのはネットの前にいては到底解り得ないこと
なのです。

今や個人のブログや個人のHPなどはなかなか関連ワードでも
辿り着かないことが多く、何かしらの金の流れなり、恣意的な
ものに支配され安易なコミュニケーションには不確かな情報しか
流れないというバカらしい世界に成り果てています。

五輪の開催予定地に選定が決まってから最近は、やたらと
有名無名にかかわらず五輪反対を表明する人が増えています。

福島の汚染水がどんどん広がり続けているのに東京は安全と
いって開催していいのかとか、東京の自然を守るために開催
反対とか一見もっともらしいことを言い募り、決まったことに反対
するというのは何を果たそうとしているのかと思ってしまいます。

一方では、次はリニア開通だとか、カジノだ、地下鉄だ、新駅だ
と次々にインフラ関連の話題が沸騰します。

今更、首相が福島現地を視察して第五第六原子炉を廃炉にしろと
要請したかと思えば、次の日に東電は柏崎再稼働に向けて
行動を起こしています。

東京開催になれば電力という基本インフラが大丈夫なのかとは
誰もが気になるところです。

その東京電力が破綻することなく廃炉処理と都市の電力供給が
安定して今後行われるのか、口にはされませんが柏崎は当然
使うよという雰囲気になって行くのでしょうが、それが五輪だから
とか世界のためだからという言訳に使われたくないものです。

ここぞとばかり何でも作ってやれという雰囲気には飲まれたく
ないものですね。
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ニカラグアリモンシリョ農園深く焼きました。

2013年09月21日 21時43分15秒 | 珈琲
ニカラグアリモンシリョジャパニカをたっぷりと日を当て深くつややかに
仕上げてみました。

大粒の迫力ある豆姿に、黒々とした色がよく似合います。

とにかくこの豆は味がよく、焼いている最中もナッツ感あふれる
豊かな香りが部屋中に立ち込めます。

高地、シェードツリー、大粒豆、とおいしさの条件を揃えた農園の
豆は生の状態からもフルーツ感がある香りが立ち上り、焼けば
どんな味なのかと期待が高ぶります。

それに応えるかのように、徐々に火力を上げた釜から上がる
香りはまさに高級豆の風格を隠しようもなく次々に香りが
高く上ります。

淹れればまた珈琲液から上がる香りはオッこれはという
思わず珈琲の湖面を見つめさせずにはおかない豊かな
香りです。

焼いているときのナッツ感のある香りとたばこの香りなど
複雑な香りが期待を誘いますが、珈琲を抽出した液は
さらにいい香りで、うっとりとさせるものがあります。

深まる秋とともにまた深く焼いたニカラグアが季節を
彩ります。
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帽子はどこに

2013年09月21日 20時38分37秒 | 日々のこと
午前中でオーダーを戴いていた分の焙煎を終え
どうしても探さなければならないものを色々と
自分の部屋を探索して見つけだすことにしました。

それは古いバスケットシューズだったり、キャップだったり、
写真だったり旅の記念品の琥珀等々です。

いつか探そうとしていてずっと見つからずにいた物たちです。

キャップと琥珀は結局見つかりませんでしたが、懐かしい
品々と写真は見つかりました。

古いバスケットシューズは湿気を吸ってもはや使用に耐えない
感じになっていて結局廃棄しました。

ついでに靴の箱も全部廃棄にしました。

古いパソコンの部品、古いプリンター、スーツも使わないもの
が私の部屋には溢れています。

蝶々の羽で作った絵とか版画の本なんて変わった物もあり
ますが、記念にもらった品々も結局しまいこまれていたり、
飾られてもほこりをかぶっていくだけだというのに気が付き
またしまわれて、結局もう二度と目にすることすらないまま
になって行くのです。



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月の明かり考

2013年09月20日 11時55分49秒 | 日々のこと
昨日は満月で中秋の名月でした。

必ずしも満月と中秋の名月が一緒ではないという
説明がよく解らず、実際どんな軌道で地球を回っているのか
ずっと考えていましたが、あまりイメージが明確になりません。

18年に一度のスーパームーンというのも昨今騒がれています。

2011年がそれにあたったのですが、こういうのは何かと何か
が起こると騒ぎ立てる人たちにより、何かが起こるとか暴動が
起きやすいとか人間の精神状況にも影響すると騒ぎます。

まあどうしてそんなことを書いたかというと、昨日の満月は
期待したほどのこともなかったからです。

それより台風後の欠けた月ながら、17日の夜の月明りが
何とも神秘的で青い光に満ちていて、夜のランニングにも
影響したのです。

満月よりその光具合の方が大事なのではないかと今では
思います。
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ニカラグアのジャバニカ種で

2013年09月19日 10時19分15秒 | 珈琲
中秋の名月の今日は冷たい風が静かに吹き抜ける
静かな朝でした。

この分で行けば月もばっちり見られるでしょう。

今から楽しみです。

そんなすっかり秋気分の朝にここの所好調のニカラグアを
飲んでみました。

今月は、ブラジルファゼンダカクェンジ農園、ブレンド『林檎』
とこのニカラグアリモンシリョ農園ジャパニカが特におすすめ
で、人気も上々。

試飲の評判も一番いい銘柄です。

ブレンドはいつもの200g980円で他のストレート二種はどちらも
1080円となっています。

特長としてはどちらも試飲してすぐ買われて、あの味が忘れられない
とまたリピートする方が多く、特に林檎は他の珈琲との比較でも
独特な味にはまり、一度知るとやめられないこのブレンドだけの
持ち味を気に入っていただいているようです。

それはなんだかんだ説明抜きにして、飲んでみればやられたという
心地よさに珈琲の新たな一面を感じ、さらに浸りたいという気に
なるようです。

今まで知らなかったとか、知ってしまったというひそやかな楽しみに
また触手が動くブレンドで飲んだ方は、なぜ今の時期林檎なのかも
よーく理解されているようです。

そして私が感じた思いも、香りから感じる物も納得の事件となる
ようです。

深まる秋に、深い味の珈琲をというその前に、ニカラグアのジャパニカ
はぜひ味わってほしい豆です。

近年の希少種を珍重し、オークションでスター扱いする風潮は続いて
いますが、バカマラ、ゲイシャ、ジャパニカはそんな加熱するスペシャル
テイ熱に浮かれることなく、味の良さとその味の変化と魅せる顔の変化を
折々で味わいたいものです。

甘さを語りその種類からたどるには、ブラジルファゼンダの優しい甘さは
他の甘い豆たちの中でも隔絶とした世界があり、これはこれでストレート
で飲み分けて語る豆としての品格があります。

ファゼンダの高級豆というととかく高く特別扱いが過ぎた感がありましたが、
その中でもカクェンジ農園をこの価格で提供できるのは大きな喜びです。

ブラジルの魅力を語り合える人にはマストなアイテムとなると思います。

七草を巡る散歩の途中にでもお立ち寄りください。
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