昨年暮れに公開され、最初出たネット評は酷評で、あれという感じでしたが
それはすぐに記録的ヒットという評に変わり、見に行こうという気にさせました。
しかし、それは引越しという大事業の渦中にありなかなかかないませんでした。
昨日の夜やっと出かけたのですが、これも道路事情が悪く十分に夜走ることができない
ことなどが影響しています。
なにやら秩父ウニクスにも映画館を作る動きがあるようですが、毎度出かけるたびに
感じる映画館の入りの悪さを思うと秩父での事業が存続可能なのかと危ぶまれます。
そして、また感じるのはこの上里ウニクスのポケモン人口の多さと環境の良さです。
というのはポケモンgoを効率よくやるにはレイドバトルの活用は欠かせないわけですが、
秩父だとジムが多いのにレイドバトルで勝利するには一人だとマークが一つか二つがせいぜい
で、それ以上のレベルの戦いは参加者が望めるジムというと非常に限られているのです。
それでも高校生のように仲間がいればそんなこともないのでしょうが、私のような遅れて始めた
人はなかなか周りに共に戦える人を得るというのは至難の業なのです。
ところがこの上里ウニクスだと映画の前に食事してその合間にレイドバトルをしてといったことが
可能で、参加者も非常に多いので最難度のレイド戦でも簡単に勝利できてしまうのです。
秩父でそんなことが望めるのは西武秩父駅とショッピングモールくらいですが、運よくレイドが開催され
さらに参加者もいるかというのはなかなか難しいと思います。
そんな中、過去ここでレイドをするとどんなレベルでも必ず参加者がいて、お、ここならという気にさせて
くれるのでした。
そんな興奮の中、レイドを終えてポケモンもゲットしてスターウォーズの始まるスクリーンに向かいました。
前作の記憶もほぼあやふやになって予告編も予備知識もなく見ましたが、まさかマーク・ハミル、
キャリー・フィッシャー 、ハリソン・フォードといった俳優が出てくるというのは意外でした。
まあ人気シリーズでレジェンド的なオリジナルスターが顔を出す例は最近多いものの、これって
やはり焼き直しが意外と儲かり、さらにファンもオリジナルのカメオ出演を望んでいるということ
の表れなのでしょう。
つまり色々な疑問や矛盾は目をつむり、このスターウォーズワールドを楽しまなくてはならないのです。
依然としてあるSF的失敗とか重力問題など絶対ありえないことがファンタジーのように堂々繰り返され
血の問題とか暗黒面からの立ち直りとか今までもう何度も見てきたシーンの焼き直しを今回もまた
見させられたのです。
まあそれを望んで映画館に出かけている人がほとんどなのでそれを裏切るストーリーなど作られるはずも
なくジョン・ウイリアムズの映画音楽はまさに映画音楽でこの絵ではこの音というのがもう決まりごとのように
古臭い聞きなれた音が展開していきます。これなどはかつて最初のスターウォーズを見たあの興奮とその時の
自身の青春時代とやはりどこかで重ねて齢取ったキャリー・フィッシャーやマーク・ハミルの顔を見て歴史を
感じるのと同時にそれらはどうしても重なるのです。
秩父のウニクスも上里並みになればと願いつつ映画館を後にしました。