King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

スターウォーズエピソードIXスカイウォーカーの夜明け

2020年01月30日 12時49分51秒 | 映画

昨年暮れに公開され、最初出たネット評は酷評で、あれという感じでしたが

それはすぐに記録的ヒットという評に変わり、見に行こうという気にさせました。

しかし、それは引越しという大事業の渦中にありなかなかかないませんでした。

昨日の夜やっと出かけたのですが、これも道路事情が悪く十分に夜走ることができない

ことなどが影響しています。

 

なにやら秩父ウニクスにも映画館を作る動きがあるようですが、毎度出かけるたびに

感じる映画館の入りの悪さを思うと秩父での事業が存続可能なのかと危ぶまれます。

そして、また感じるのはこの上里ウニクスのポケモン人口の多さと環境の良さです。

というのはポケモンgoを効率よくやるにはレイドバトルの活用は欠かせないわけですが、

秩父だとジムが多いのにレイドバトルで勝利するには一人だとマークが一つか二つがせいぜい

で、それ以上のレベルの戦いは参加者が望めるジムというと非常に限られているのです。

 

それでも高校生のように仲間がいればそんなこともないのでしょうが、私のような遅れて始めた

人はなかなか周りに共に戦える人を得るというのは至難の業なのです。

 

ところがこの上里ウニクスだと映画の前に食事してその合間にレイドバトルをしてといったことが

可能で、参加者も非常に多いので最難度のレイド戦でも簡単に勝利できてしまうのです。

秩父でそんなことが望めるのは西武秩父駅とショッピングモールくらいですが、運よくレイドが開催され

さらに参加者もいるかというのはなかなか難しいと思います。

 

そんな中、過去ここでレイドをするとどんなレベルでも必ず参加者がいて、お、ここならという気にさせて

くれるのでした。

 

そんな興奮の中、レイドを終えてポケモンもゲットしてスターウォーズの始まるスクリーンに向かいました。

前作の記憶もほぼあやふやになって予告編も予備知識もなく見ましたが、まさかマーク・ハミル、

キャリー・フィッシャー 、ハリソン・フォードといった俳優が出てくるというのは意外でした。

 

まあ人気シリーズでレジェンド的なオリジナルスターが顔を出す例は最近多いものの、これって

やはり焼き直しが意外と儲かり、さらにファンもオリジナルのカメオ出演を望んでいるということ

の表れなのでしょう。

 

つまり色々な疑問や矛盾は目をつむり、このスターウォーズワールドを楽しまなくてはならないのです。

 

依然としてあるSF的失敗とか重力問題など絶対ありえないことがファンタジーのように堂々繰り返され

血の問題とか暗黒面からの立ち直りとか今までもう何度も見てきたシーンの焼き直しを今回もまた

見させられたのです。

 

まあそれを望んで映画館に出かけている人がほとんどなのでそれを裏切るストーリーなど作られるはずも

なくジョン・ウイリアムズの映画音楽はまさに映画音楽でこの絵ではこの音というのがもう決まりごとのように

古臭い聞きなれた音が展開していきます。これなどはかつて最初のスターウォーズを見たあの興奮とその時の

自身の青春時代とやはりどこかで重ねて齢取ったキャリー・フィッシャーやマーク・ハミルの顔を見て歴史を

感じるのと同時にそれらはどうしても重なるのです。

 

秩父のウニクスも上里並みになればと願いつつ映画館を後にしました。

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大雪の予報に

2020年01月28日 11時12分12秒 | 珈琲

昨日から予報通り積雪になりました。

10cmぐらいでしょうか。

草津では雨に降られましたが、今になり関東に雪なんてという感じですが、

まあ次に期待しましょう。

 

それよりなにより

冬らしい寒さにここ数日さらされ豆の熟成も進み味わい深くなっています。

これだけは裏切らないという冬のお約束です。

この雪の予報に皆さんは対策したり、タイヤを交換したり雪かき道具を出したりと準備をされた

ようで、ある人は詳しくどんだけ降るか質問されましたがそれも今朝わけが知れました。

 

皆さん色々と用事があるようで、丁度出かける用事がある人や、この前の大雪のようなことに

なるのではないかという懸念を抱いての質問だったようで積雪量としては私の予想通りで

どうやらお役に立てたようです。

 

朝方各地で大型重機や除雪機で除雪されている方が見受けられみんなやっと降ったという

感じなのでしょうか。除雪風景に色々と感じるものがありました。

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ポケストップ増設、ジムも

2020年01月27日 11時42分30秒 | 日々のこと

スマホの罠で書きましたが、長年使用したFOMAからスマホに変え今どきの

スマホユーザー気分を満喫するために始めたのがポケモンgoです。

何をいまさらという感じを受ける方もいるかもしれませんが、このゲームの

世界的ヒットは毎日朝のニュースでも取り上げられ、個人の方のこだわりとか

楽しみ方が色々と報道されました。

 

実は私が構想していた地域振興策とこのゲームは非常に似ていてこれに地域通貨とか

疑似通貨的な役割を持たせて公共サービスもポイント化してさらにそれを一般のポイントとも

交換できるようにすればよいと考えていました。

 

今でもまだ行われている地域振興券とか商店街の補助金事業など何の検証もされることなく

ただ税金のばらまきに終わり、ちっとも効果を感じませんが健康増進と地域活性化には

このソフトの構造が最適だと思います。

 

しかし、三年遅れで始めたポケモンgoはすでに知り合いでこのゲームをしている人はなく

周りでやっているのは高校生ぐらいのようです。それはそれで色々と支障をきたすのですが、

どうにかネットの力を使い進展させることができました。

 

レベル20くらいは全然何の問題もなく進み、段々面白みや何のためにこれをやっているのかと

いう疑問も生じてきて、続ける意味などを考えるようになりましたが、とりあえず最終40まで

たどり着くまで続けようかと思っています。

 

今から思うと色々と失敗したことや未だに疑問に思う点もありますが、やはり出かけると

そこで出会ったポケモンが良いお土産になり、なるほどなあという感じもします。

GPSの精度やソフト自体のバグなどもあり快適に動かなかったりもしますが、土曜日曜ごとの

イベントや世界的規模でのプロモーションなどやはりユーザーの多さが生きているところも

あります。ただ、このポケモンの名前とかデザインについてはあまり褒められたものではなく、

似たような猿のキャラクターがいくつもいたり、蝶や昆虫系もダブったキャラクターとか

デザインに平凡なものが目立ちやっつけ的な感じもします。

 

それにこのポケモンの強さも実態と表示されているCPとの整合性やHPやいくつかの個体値と

どのような役割があるのかよくわかりません。

つまりそれは自分のキャラクターの成長を感じにくいことにもつながり、ゲームの達成感や

成長させる喜びとか強さの実感がいまいち伝わりにくいのです。

 

先日驚いたことに自宅周りのポケストップが増えポケモン環境がにわかに充実しているように感じたと

思ったら近くのポケストップがジムに昇格してまた便利になったのです。

 

レベル20以降はなかなかすんなりとスピード感もなくレベルアップの進捗もはかばかしくなくなって

ましたが、どうやらカーブボールに切り替えてから捕獲率が上がり、なおかつ経験値の獲得も上がり

そんなものかと感じるのでした。

 

秩父の街中は秩父鉄道の秩父駅から西武秩父駅まで非常にポケストップやジムが多く、観光客向けなのか

非常にポケモン環境が整っていますが、ひとたび郊外に出ると全く何もない空白地域も多く、これは地域を

選ぶものになっているなあと感じます。今回の自宅周りの充実は逆にうれしいかんじですが、草津でみた

温泉街のポケストップの多さは秩父以上で秩父ではめったに出ないエアームドが複数出たりと地域色を

今までと違う視線で見れたのは収穫でした。

 

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やはり雪山の教えてくれること

2020年01月24日 23時42分33秒 | スキー

昨日の雨から今日はやっと晴れて気持ち良く滑れそうな日です。朝も昨日の朝より人が少なく

快適でした。

早々に食事を済ませ荷物を整理して8時にはホテルを出て滑り出すと一日目には感じなかった

滑りについての考察やら滑り自体に感じる単純に楽しいという感覚とかが出てきました。

今までとにかく何も考えない真っ白な気分に身も心も染まるそんな体験になる雪質と滑りごたえのある

距離と多彩な斜面のあるのが草津でしたが、もはやロープウェイ廃止が今後復活とか新路線もないようで

新たなスキー外の新アトラクションなどができスキー以外の道がより強くなるのかという感じもします。

スキー場には学校単位の団体とか外国人の団体など個人客以外で十分潤っているというようなそぶりも

ありますが、以前の活況を知るものとしては規模を狭くしてしまったことは必ずあだとなり将来に禍根を

残すことになりはしないかと危ぶむばかりです。今日はそのもととなった犠牲者への献花台が設けられていて

今日があの日だったのかと目の隅に止めましたが、ロープウェイをなくすことを犠牲者も家族も望んでは

いないだろうにという思いも強くするのでした。

この時期に山肌が見えているなんてのは今までなかった風景です。

いつもなら吹雪のように吹き荒れる雪の中を滑るのが一月の草津です。

その風で満足に三日滑ることはないというのがかえって何度も通うことに

なった原因かもしれません。

いえ温泉があるからたとえ本白根が滑れなくなったとて来てしまうということも

事実であり、今後もホテルと温泉に毎年通うのは間違いありません。

 

昨日一昨日には感じなかったスキーの楽しさも感じられ、スキーシーズンは始まりました。

 

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どうしてもすんなりとはいかない

2020年01月23日 23時45分28秒 | スキー

ぐしょぐしょの雪とブッシュの出ている斜面とそんな中を一日滑り、俺はなぜ

草津に来たのだろうと考える一日目から二日目はなんと冷たい雨が朝からバシャバシャと

降りしきる日でした。シーズンに一度は雨に濡れるのが恒例ですが、一月の一番ベストの

シーズンに草津の標高の高いところでも雨というのは非常に珍しいと思います。これより

標高の高い志賀でも雨だったというのですから、今年の異常ぶりが伺えます。

 

あの噴火以来あの迷彩服の団体がいなくなって久しい草津でしたが、昨日今日はその規模は

少ないものの、迷彩服の団体の復活を目にしてこの時期らしいと感じるのでした。朝もホテルの

朝食会場は日本人の律義さで開場と同時にお年寄りの団体客でごった返し、この時ばかりは

日本人だらけとなります。

 

それも最初の料理をとり終わってからは人が落ち着き、料理を取りに行っても人の列に並ぶなどと

うことはなくなりました。今までなかったパンケーキなどがあり、これを見たとき秩父のメイプルステーション

より立派なパンケーキであの秩父の施設のおぞましいほどの低レベルをまた思い出してしまうのでした。

お気に入りの温泉卵と納豆掛けを今日も食べまた朝から苦しいくらい食べてしまいそれでも9時には

ゲレンデにて滑り出したのでした。昨日よりもさらに人は少なく、リフトに乗っている人もまばらです。

ゲレンデにいるのはリフトに乗れない外国人を教えているスキー教室と迷彩服の団体だけです。

 

この雨というのは雪より始末が悪く、防水のスキーウェアでは常に水玉が浮きそれが風に吹かれて

体温が奪われます。さらにリフト上では油の混じった汚水が垂れてきてウェアがどんどんと黒くなり

すっかり憂鬱な気分となり、早々にレストハウスに逃げ込みお茶などしていると続いて迷彩服の人たちも

同じレストハウスに集まりだしました。まだ10時だというのにそれからラーメンなどを注文しだし、

こちらがお茶を飲み終わり席を立つときにもその団体はずっとそこに駐屯を決め込んだようです。

 

雨で水分を含んだ雪はさらにぐしょぐしょと春スキーのような様相で、雪は滑らなくなりこうなると

有効な練習もなく、以前ならスキースクールに入校してどうにか一日付き合ってもらうということ

になりましたが、今回はそんな気にもなれず、ならば温泉だろうとお昼前にホテルに戻りました。

 

ホテルで食事でもいいのですが、エレベーターに出ているランチの張り紙をみると最低でも

1400円という値段が気になり、それなら温泉街に出て珍しいものでも食べてみるかと送迎の

バスで温泉街に向かいます。

 

今回不思議な体験をするのですが、それはポケモンgoというゲームの草津というところでは

どうそれが変わるかという期待があったのですが、それが昨日今日と経験してみるとなんとも

妙な感じがするのです。まず昨日感じたのはポケモンのジムですが、秩父ではまず定員に満たない

物は見つけるのが難しいくらい大概はいつも定員です。ところが草津ではそれが至る所にあり、

どこでも自分のポケモンを置き放題なのです。

 

これはいいところだと思っていたのもつかの間、異常なものもみました。それは無人のジムです。

これは初めてみたのですが、通常はチームカラーに色がついているのが無人のものは白いままで

はじめはジムかどうかもいぶかるようなもので戸惑いましたが、だれも手を付けてないからと

解るとぜひ自分が置こうとさっそく置きに行きました。

それがここです。

ところが、置いて数分も経たずに私のポケモンは戻ってきてしまったのでした。

それから私が人がいないからと次々に置いたところも過疎でポケモン人口がないため

その入れ替わりも少ないのだろうと思っていたら次々にみんな戻ってきてしまいました。

どうやら地元の人たちが自分のもののように常に管理しているようで、よそ者は排除されて

しまうようです。

 

ホテルの周りはいくつもジムやポケストップがなく、ポケモンを積極的にやる環境では

ありませんが、温泉街ではそれらは無数にあり、狭い範囲に10mごとに次々と現れ、ポケモンも

捕まえ放題です。エアームドが何回か来てこれはいいお土産になりました。それにダゲキも

捕まえました。

 

あとは目新しいものや珍しいものはありません。

 

いつも一匹しかいないジムに自分のポケモンを置いてもすぐに入れ替えられてしまい、

いくら置き放題でも帰ってくるときはCPがカラになっており、それを回復させると

置いたそばから帰されるとなればアイテムの消費ばかりで何の得もありません。

ただの過疎の地ではなかったのです。

 

温泉街では楽しみにしていた温かくておいしいものとして好物のなべ焼きうどんを

食べましたが、完全に観光地値段と内容でまだ秩父でなべ焼きを食べたほうがいいと

いう内容でした。

 

町の中は大変な賑わいでスキー場とは違います。

 

人であふれ食事場所はどこも混んでおり、大変活況です。外国人も多く、若い人も

います。いろいろな店があり飽きませんが、私は何度も来てますから別にお店を

見て回ったり食べ歩きたいものもなく、すぐにホテルに戻りまた温泉に入るのでした。

久しぶりに温泉の後はブッテンブローク家の物語に浸りました。中編の後半でやっと

この物語の没落の物語が始まるのです。

 

ある貴族の没落の話と帯などに書かれていても物語はトーニの恋だったり、結婚しては

出戻ってくる過程や懲りない貴族意識やらをずっと読まされ、父が死についに没落が

始まるのかと思いきや父を引き継いだトーマスは結婚して家業は盛業で参事会員に当選して

家まで貴族風の大邸宅を新築してしまうという拡大路線でどこが没落なんだと思っていると

クリスチャンとか妹の死とか段々暗い話題が出てきて商売も家を作った頃から振るわないと

なり一気に物語は没落にまっしぐらとなっていくという怒涛の展開に入りよいよというところで

夕食になりました。

 

今日もスキーは半日しかしていないのに9時にはもう寝てしまうという日になりました。

 

こんな予定外の滑りは十分ではないのに温泉と読書とこれまた楽しい一日でした。

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今シーズン最初はまたも

2020年01月22日 23時54分39秒 | スキー

今年はどこも小雪でいまだにオープンできないスキー場も多いという異常事態で、私の

スキーシーズンも引越しやらの混乱とごたごたの末、いつ果たせるやらという気持ちと

とにかく温泉に癒されたいという欲求はいや増し、募る思いをあざ笑うかのようにどこも

小雪というコンデションで結局、なぜかこの時期はいつも行く草津に宿をとったのでした。

 

日銀の毎度繰り返しの同じコメントを聞くたび、この人たちは世の中の物価の動きとか

景気判断を町の生の声とか実勢の価格調査とかしているのかと思うのでした。というのは

景気は緩やかに上昇し、個人消費は強いという判断と物価上昇を目標の2%から1%にすると

いう発表を聞き、全然実態と違うと思うのでした。

 

ホテルなどは増税分をしっかり価格転嫁しており、昨年よりもたかくなっています。

 

サービスエリアのいつも食べる天ぷらうどんなども600円と値上げされており、2%以上の

値上げがされているのに、いまだに物価上昇目標が未達などといっているのでしょうか。

いつも泊まるヴィレッジに宿をとりましたが、ここも今までなら一万以下で泊まれたのが

今回は10450円と高くなったのです。

 

スキー場で飲むコーヒーも10円値上げされていました。

 

リフト券は同じ4000円でしたが、宿泊割引とか各種割引やクーポンなども少なく、

なんとなく強気な感じです。ところが、途中の道路でもスキー場の駐車場でも車は

少なく、さらに滑っている人なども実に少ないのです。

 

そんな寒々しい様子とは裏腹にスキー場はこの時期なら当然風が強く、雪交じりで

寒い風にさらされながら滑るのが、なんともぽかぽかと少し滑ると汗ばむような温かい

日で、ゲレンデもぐしゃぐしゃと丸で三月頃の春スキーの感じです。

 

ブッシュはいたるところで出ており、よーくコース取りに気を付けないと板が傷つくという

斜面ばかりです。

 

この時期、二泊三日ででかけても満足に三日滑れることはなく、風が強くてロープウェイが

運休していて天狗山だけというようなことがあるのが草津です。そして今ではそのロープウェイが

なくお気に入りの斜面も滑れないのにやはり出かけてしまったのは温泉と宿の心地よさです。

 

昨年の福島にしろ斑尾にしろ良いツアーの印象が続いていたので、さらに心地よいところと

考えたら極上のパウダー斜面はないものの温泉に癒され宿に癒されたいなら草津だろうと

やってきたわけです。

 

それだけトータルで見て少ない投資で一番の受益を感じられるというのが草津のよさで、

今まで経験して宿の質や料理などの満足度など単に値段と距離と面白い斜面などと並べて

みても裏切られないのは草津だろうと決定したのです。なのにこの暖かさとぐしゃぐしゃ斜面と

やはり一筋縄ではいかないとあきらめに似た感情も湧き上がるのでした。

 

そんな中一日目はどんどん時間が過ぎて、汗ばむほどの運動量をこなして、それでも

夢中になって滑り楽しい気分にまでは至らないというなんとなく欲求不満な感じで

宿に向かいました。スキー場はがらがらで滑っているのは外国人ばかりという感じな

中、宿にはスキーとは全く関係ない団体が3つも,4つも到着してすごい混雑していました。

 

これは今までなかった現象で、今の時期ならスキー団体の若いスキー旅行の人たちが

大挙して押し寄せるのがこのホテルです。ところが外国人団体も含め我々個人旅行より

団体のお年寄りの方が多い印象でロビーでもどこでも大勢で占拠して大迷惑です。

 

今までなら団体がいても行動がかぶらず居心地には影響を受けなかったのに、今回は

食事会場などもいつもは二つ開いていてどちらか選べるのに、はじめからひとつづつしか

開けてないらしく、初日が白根で二日目はパティオと指定されていました。当然、一番混む

7時頃など人が押し寄せ料理など一斉になくなり、なんともせわしない落ち着かないムード

になっていました。

 

それでも料理の質と味はいつも感心するレベルでこの価格でこのクオリティという満足感は

ありました。

 

大勢で食事すると何かと競争のようにせかされているようでついつい食べ過ぎてしまい、

ステーキなどは焼いて切り分けているスタッフが常駐するなど以前より力の入りが感じられ

前の成形肉とは違い満足のいくものでした。

 

それと浅漬けの自家製キャベツの漬物が秀逸の味でしたが、一回しか出てこなくて残念でした。

群馬なのにきりたんぽ鍋や山形玉こんにゃくとか稲庭うどんなど東北食材がたくさんあったり

鍋料理がいくつもならんだりとどうゆう方向性なのかと考えるような内容なところもありました。

 

そしてなりよりスキーの後温泉に入るともうあとは何もする気になれず、温泉街にでかけるとか

外出もせず、あとはひたすら寝るのでした。

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keycoffeeで結局したこと

2020年01月18日 11時23分33秒 | 珈琲

今朝がたの雨は予報通り雪に変わりました。

何かやり残したことや片付けることが多い現在ではこういう天気の時は

まずは身の回りからとできることをやるのみですが、最近変わったこととか

身の回りの情報を検索していくとこの冬の雪不足でまだ満足にオープン

できないスキー場が全国で三分の二もあるということでした。

 

そこで思い出した飯綱高原スキー場は売却が発表され今後どうなるのかと

ずっと気になっていましたが、ネットで見るとwikiではもう営業をおえたと

なっていて今シーズンの営業はないかのような記述になっており、さらに

検索してやっと20シーズンで終了になるということがわかりました。

しかし、現在雪不足で一本のコースしか開いていないという状況です。

 

毎年閉鎖になるスキー場はあるわけで、いくら有名選手のオリンピックレガシー

でさえその存続はままならないという現実になんともしがたいものをいつまでも

考えてしまうのでした。

 

昨日のお昼は懐かしい昔よく利用した喫茶店でランチをしました。

すると食事の後のコーヒーでその味ともろもろの店でのこととか当時のことを

ボロボロと思い出したのでした。当時は駅の反対側にあり、その上の不動産屋に

仕事で出入りしていてその都度何かとこの店により、車は店の前に路駐して警察が

タイヤにチョークでマークすると店員が知らせにきて、すると裏のガソリンスタンドに

持って行って給油して洗車してもらうように頼みその間また店に戻るという当時の

スタイルを思い出したのです。

 

当時は喫茶店も毎日訪れる場所でそのコーヒーはぜひ飲みたいとかで来店したのでは

なく、ただ、決まりごとのようにコーヒーを飲み仕事して、まったりしたりおいしいコーヒーに

酔いしれるというようなこともなくいつも同じ真っ黒で苦いコーヒーを飲むのが決まり事で

何も疑問も持たずに飲んで仕事していたことや当時ガソリンもずいぶん安く毎週のように

給油していてそんな必ず訪れる場所のひとつで町の機能と一緒のようでした。

 

ネットの普及と様々環境が変わりいまでは町の風景変わってもこのkeycoffeeの味ですべて

思い出してしまうというのも不思議な感じでした。かつてランチのおいしい店がありましたが、

それもなく人がよいとか聞くとでかけてみますが、安くてボリュームもあり味がいいというかつては

あった店はなく、観光客が集まる店ばかりになってしまいわざわざ出かけたい店もないのでした。

 

このような色々な思いとか町の機能とかは実は自分の家にもいえることで、住まうとはつまり

自己表現なのだというのを最近は強く感じます。かつて若いころは帰って飯を食べて寝るところ

ということで家そのものに対して思い入れもなくどこでもよかったのですが、今引越しをして

色々なものと家とセットになり今までの歩んできた人生全ての記憶とセットになっていることを

感じ、膨大なそれらの品々を整理してまた収納場所に突っ込むという作業をしていて感じるのでした。

 

かつてはただ黒く苦いだけのコーヒーでも何の不満もなくそれにこだわることもよりうまい味を

求めるでもなく、毎日の日々とおなじにそれはあることであり、街の機能の一部と感じそれが

今飲むとまた当時の様子をスーとよみがえらせるという効果も何か本の一部を読み返すかの

ことのようです。

 

しかし、当時はよくてもこの苦い味と後を引くざらっとした感じを消したくて帰るとすぐに

自分のうちの珈琲を飲んだのでした。

 

何十年変わらない味もすごいことですが、その後現れたスペシャルティのコーヒー屋とか

サードウェーブなどという動きにも消えずに町の喫茶店の味というのが残っているのも

すごいことです。

 

しかし、現実には毎年珈琲の味はその出来の良さとかで変わり、昨年のブラジルの豊作と

いうのは実は一部の人しか実感として感じていないことのようですが、相場のくずれと

農家に与えた打撃は大きいのに現在それらの影響を感じたり町で聞こえるコーヒーの味

については伝わっていないのでした。

 

 

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応えてくれるもの

2020年01月15日 08時53分11秒 | 珈琲

今回人生で4回目になる引越しをして色々と感じることと

今なお進んでいることなどを改めて考えています。

今年の冬は早くやってきてそれなのに本格冬となった頃には

その深さがなかなか増さないという何とも裏切りのような状況に

なっています。特にスキー場各地はどこも雪不足でそれに加えて

10月の台風で斜面状況が変わってしまったところも多くあるようです。

 

いつもだと12月の末に木枯らしとともに寒波が次々とやってきて

雪不足でもその年末に雪が積み増すというのが暖冬でもお正月は

雪があるという状況でした。ところが今でもオープンできないスキー場が

あるなど今年は暖冬も小雪も極まっているようです。

 

夜毎日走りに出るとこの冬の入りというのが実につらく、夜空にかかる

オリオンにいつもこの時期のつらさの象徴のように重ねてみているのですが、

一月に入ると体が寒さになれまた違う感覚になるのです。今年はこの一番

つらい時期が11月に現れ、12月は寒さが和らぎいつもより走りに出ても

12月末に感じる敗北感や挫折感も少なくなっていました。

 

それと合わせて引越しという大事業があり環境の変化と走るコースの変化も

ありと今年は年末の風景もまるで違うものとなって特別の思いも増しました。

年末の物価などもいつもこの時期ばかりと跳ね上がる野菜や普段は安いのに

三倍以上になる蒲鉾ナルトなど例年見ていてばからしいから買わないといい

つつ、実際はやはりお雑煮や年越しそばに高いのに天ぷらなどのお惣菜も

買っているのでした。

 

それでも今年は幾分変化も見えて、たとえば蒲鉾もいつもの99円とかで売っている

店があったり、例年だとお正月にならないと安売りしないものもすでに大みそかに

半値で売られていたりと随分変化していました。

 

今年はコンビニでも正月休むと話題でしたが、近所のスーパーとホームセンターは

年末、お正月も開いていて引越しで物入りの我が家はずいぶん助かりました。いつもは

近所の燃料屋さんがガスやら石油を運んでくれていましたが、引っ越しに伴いそれらの

供給店も変化してご近所づきあいで使っていた店とか気心の知れた信用などがまた最初

からとなるような寂しさも感じましたが、逆にそんな思いとは関係なく現在はもっと

シビアに経済性を優先させた方がいいのかという気ものぞくことになりました。

 

というのはその近くでやっているホームセンターで買う灯油はリッター79円という値段で

1Lより買えるというお手軽さで今までより10円以上安いのです。焙煎機用のガスなども

なくなるたびに電話で持ってきてもらっていたボンベも今供給している店の方がはるかに

安いという結果に信頼という上に胡坐をかいていることは多いのだということも知るのでした。

 

これなどは地域から出て初めて知ることで次々に故障する住まいのインフラなども

数年前につけた風呂のボイラーなど10万以上も高いことを知るとなんでもいつもの

人にただお任せだとそういうことになるのかという苦いものを感じたりするのでした。

ただ、今回それらインフラが故障するたび助けてくれたのは同級生とか昔からの既知の

友であり、普通年末では休みに入り職人もいないからと断られてしまうところを何度も

助けられました。

 

そういうついていた電気が突如消え、自分の知らない機器で電球の取り換え方も解らない

といったなか、こういう不具合に対処していく度、家に思いがいきわたり何かが進化して

行くような思いを毎日します。

 

これは長年住んだ熊木の毎日リビングから見る風景が今でも毎日心に浮かぶようにその日

その日の思いとその時の空気と自分の状況と同時に記憶しており、それが歴史となりすべて

故郷というものになっているという思いをするのです。こういう毎日のことと珈琲は色濃く

結びついており、それを焼く思いも込めて秩父の空気と水と合わせて毎日味わっていると

いうことから季節を感じそれに合う味の創造も常に日々肌で感じ湧き上がる思いとともに

表現しようという感情になるのです。

 

そんな意味では今見るリビングからの寒々しい荒れた風景もこれから徐々に整えられまた

鳥たちがやってくる庭になるかしれませんし、季節ごとの花々が咲くように整えられると

また珈琲に季節をという思いがましていくことでしょう。場所が変わり風景が変わっても

自分が中心にあればまた変わらずに行けると感じるこの頃です。

 

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進化と精度

2020年01月14日 10時22分22秒 | 珈琲

昨日書いた精度ということで、いぶかる事態はふと感じたのですが、

それはトイレの不具合からです。トイレの水を流すと上の手洗いから

水が流れタンクにたまるというシステムのお宅は多いと思います。

この蛇口に水が流れないと家人からの苦情から見てみますが、タンクの

水道システム全てがダメだからと簡単に結論付けて熊木のものを移転

すればいいやと判断して修理依頼をしました。

 

ところがやってきた友人が言うには水道管のつまりという簡単なもので

それを聞いた私はかつてその部分は私も経験して自分で直したことや

同じような苦情を言われ取引した不動産の引き渡し後に自分で赴き

そこを修理したことなどを思い出したのです。

 

つまり、そういうかつてはできていた修理技術が長年安穏と過ごすうちに

いちいち直しながら住んでいた時代のこともいつの間にか忘れ水回りの修理技術

など人に依頼してしまったり、電気器具の交換や簡単な工事などもついでに

依頼してしまったりと自身の精度が鈍っていないかと考えたのです。

 

そんな思いが残ると熊木の照明器具やシャワー栓とかアンテナ設備とか

こまごましたものも残しておかずに取り外して保管したりしました。

そもそもは熊木も様々な記憶やら思いがあり、それを引き継いで誰か

住んでもらえると考えましたが、住まいというのは不思議なもので

住む人の意思とセットになっているという思いもするのでした。

 

人が住まなくなるとよく魂が抜けたように荒れるといいますが、

今引っ越して様々なトラブルが襲い掛かり、それらを修復して

行くとその家との深度が深まり、家としての精度も上がっていくような

感覚もあり、逆に住まなくなった家はどんどんと荒れそれを誰か

にゆだねるにはあまりに無責任のような気もしてきました。

 

日本の制度というのが家そのものに不動産価値が低くなっており、

日本人があくせく働いても豊かになれない一因にもなっています。

一生かかって手に入れた家がローンを返し終わった頃にはボロボロで

すでに価値がないという判断をされ各地で空き家や荒れた家という

状況は先進国の年金などなくても親から受け継いだ家の一部を貸して

ずっと豊かに暮らしている様に比べると明らかに制度そのものに欠陥

があることが明らかです。これをどうにも手を付けずに年金制度や

老後の安全安心などいくら議論しても穴の開いた鍋に水をそそぐこと

と同じです。資産という意味を日本人は非常に軽く見ていて、そもそも

木造の家だからとか軽く言いますが、昔の建物で1000年も経つものも

あるように材質上弱いとか燃えやすいとはいえ地震や災害が多い日本でも

その堅牢性や資産としての価値など戦後の粗製乱造を許した建築基準法と

いう悪法がもとで木造だと築20年で価値ゼロという評価をしてしまうことに

そもそもの間違いのもととなっいるのです。

 

今こそ、木造でも100年持つ家づくりとそれを生かした資産継承システムや

税制を含めたモデルプランを作り老後を家とそれを生かした運用を国もあと

押ししてシステムづくりしないといくら働いても資産も豊かさも手に入らない

100歳の人口だけ増え、それも介護の必要な人が増えるという金がかかる社会しか

作れないのです。

 

とかく補助金という金を回すことしか頭にない政治家と役人が考えることは

人が暮らす血の通った生活者の意思とか気持ちには考えが至らない

もので企業優先や大型公共事業やら建築物などの箱もので回すことしか

考えないのです。ところが国というのは主役は市井の市民であり、それらの生活者が

生きるところが国なのです。

 

今話題のIR汚職事件とかで政治家が金をもらったと逮捕されていますが、

誤解している人も多いと思いますが、つまりは日常的に政治家は現金を

渡されたりしていてにそれ自体ちっとも違反でもないし、逆に政治家から

有権者なりにプレゼントをすれば即選挙違反です。ところが便宜という

目に見えないものが渡ったかどうか事件となる前にニュースになるのはその前段階の

金をもらったという事実が報道されることになるのです。政治家がそれを

覚えてないとか秘書がやったとかいうのはいかにそういうケースが日常茶飯事で

いちいち記憶に止めないほどの行為であるかということです。

 

金をもらっているのは与党の大臣とか事件当事者ばかりではありません。

野党でも昔から質問者に情報とともに献金やらはあるわけで、有権者は

その辺を目を曇らせてはいけません。世の中何かをやって手数料をもらうと

いうのが正常で普通に行われているのです。ところが会社が自分の利益のために

顧客の事務手数料やら口座管理料やらを請求するのはこれは非常に腹立たしい

ことで、利用やら自分のためにはなっていないことに手数料を取られている

税金のような強制負担は実は多いのです。それらにいちいち有権者として

怒りと追及心を持っていないと変な負担は今後増えると思います。

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年頭の所感

2020年01月13日 13時03分28秒 | 珈琲

年末の怒涛の引っ越しからまだ混乱明けやらず、いまだ熊木と相生を毎日往復して

荷物を運んだり整理したりとその合間に突如現れるお客様の注文をこなし、豆を焼という

まったく昨年以来一日も身も心も休まらぬ状況の毎日です。

 

まず荷物の整理というのは膨大な今までため込んできた物たちの整理と処分に決断をつけるという

何かと先延ばしにしてきてとりあえず保管しておこうという形で埃とともにただ朽ちるのを待つ物質の

数々であり、時とともに使わなくなったPCやらソフトやら記憶媒体と本の山です。

 

その背表紙を眺めるだけでなつかしく、自分の歴史がざっーと脳裡に流れたりして、諸々の思いに駆られ

ついつい手が止まり、ただぼうっとしてしまったり色々とグネグネと考えあぐねたりといった状況に

陥ったりします。そうかと思えば、自分のお気に入りの本や美術展の図録などを本棚に並べていると

自分の精神史が繰り広がるかのような改めて追認を行っているような自分の人生の各シーンの再生を

見るかのような時間を過ごしたりと時間と空間の中しばしさまざまにさまようかのような感覚を味わったり

しました。

 

懐かしい高校時代の手紙やらなんやらでこんなものをとってあるのというものまで出てきてしばし手も思考も

とまり、様々な疑問の中に当時の記憶を再生したりしてただ一片の紙片でも捨てるべきか保存すべきかという

簡単な決断になかなか結論が付かないという繰り返しです。

 

とはいえもういいだろうと残しておいても結局これらのものは自分がこの世からなくなればごみ以外の

何物でもなく確実に処分されるだろうと思うと何も残してはいけないという気もしてくるのでした。

そして、人が住まない家というのはなかなかすんなりといかないもので、プロによるリフォームと掃除で

すぐに住める状況と乗り込んできた物の風呂釜が壊れたり、トイレが壊れたりと次々に不具合に出くわし

電気の管は次々に切れて交換を余儀なくされちっとも落ち着く気配もないのです。

 

引越ししたのは暮であり、業者も対応が鈍く、来年ですねという返事ばかり聞く羽目になるのですが、

トイレや風呂が来年まで待てるのかということでとにかくやってもらえるところに高くなろうが修理して

もらうということで金ばかりかかるのでした。

 

電話の移転もネット環境の移転を伴い長年使ったプロバイダーも今回解約してwifiにしました。つまり、

電話の工事を待っていたら開通がいつになるか空白時間ができてしまうことからネットで申し込み次の日に

届くwifiは以前のADSLより早くて快適でした。しかし、それも昨年末までの話で、そもそもADSLというのは

もはや古い技術らしく新規の申し込みは停止しており、光回線かwifiしかなかったのです。

 

以前引越しした時には電話やら電気は秩父の営業所に赴き手続きしましたが、電話や電気の営業所はいまなく、

全てネットからの手続きでした。電話などは116にかけると受付したのは岩手の局でした。ネットで申し込みした時には

一か月程度待ちますと言われていたのが、一週間程度でできました。でもこの工事の費用3000円ほどは利用者が

支払うというのは何とも理解しがたいものです。というのも熊木も相生も電話線は既存のものが付いたままなのに

一体何を工事しているのか、そもそも人がわざわざ来て何かする必要があるシステムになっていることが不思議です。

 

高所作業者と交通整理の人が来て電信柱のところの鞍状のターミナルを開けて何かやってものの数分ですむことで

電話番号もそのままで済んだことなのでこんなのは配電盤の基地局で何かやれば済みそうな感じがします。

 

引越しは気持ちの整理やモノの移動や大変な作業で今までに何回か経験してきていますが、人生を経るに伴い

移動するものも増え今回は全くもって一大事業でまだ終わらないという状況になってしまいました。

そして、移動して相生の今までとは違う空の明るい感じと夜走ってみる夜空もいつもより星が明るい感じが

します。今までの羊山の影の下日当たりも悪く、朝目覚めれば武甲山を仰ぎ見て庭の木々に訪れる鳥たちの

様々な姿に季節を感じたり秩父の冬の寒さを感じたりという自然が身近な環境が今相生で暮らしながらもその

リビングからの風景を懐かしんだりしてしまいます。

 

膨大な作業はまだ終わりが見えずやることはまだ山積みです。そんな中、新年を迎えいつも新しい年で

今一番新しい考え方とか世の中の動き的なものを特集する動きがありますが、その年の本というのもこの時期

取り上げられ昨年はホモデウスであり、その前は遺伝子でその前がジャレドダイヤモンドでした。そのように

最新の世界的ヒットというのがありますが今年は今のトレンドとして示されたのが、世界で起きていることは

皆幼児化ということばであらわせるということでした。軍拡や覇権主義、自国第一主義や移民排斥、EU離脱も

みんな幼児化だというのです。

 

確かに世界が幼児化したと片付けるのは簡単でそれではどうすればいいという人はいないというのが、問題です。

そうみるのならどうしたらいいのか。つまり元の大人に戻ってもらう処方箋はないのか。そもそもなぜ幼児化が

起きたのか。これは簡単に思いつきます。つまり、人々がみなスマホを持ちなんでも簡単に検索出来て簡単に

情報を共有できる便利な時代になり、みんな即物的にインスタ映えするものを愛し、数値で現れるものに信を

置くことに流れてしまい、昔から言葉では表せないものや数値化できないものを信じたり愛してきた日本国民は

感性豊かで肌で感じるものや数値や公式では伝わらない現地の空気でしか伝わらないものがあるのは知っていたのです。

 

今はそういうものはとりあえず後でいいという風潮になり、AIで自動化しより便利で洗練された世の中になると

信じています。ところが現実に世界が幼児化していると言葉で表したときにやはり気が付かなければならないのは

そんな数値や公式やら0と1では表現できないものもあるんだという当たり前のことを理解することです。

 

人の立場やら言葉や数値にできない気持ちを理解する、思いやることこそ世界が一つになり発展していくのに

必要なことでしょう。これが今年の初頭に感じたトレンドに対する私の処方箋です。

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日々の精度

2020年01月13日 09時42分50秒 | 珈琲

まだ色々と整わない日々ですが、家と心を通わすというような

ことをやっているようで日々進化しているような感じもします。

 

それと同時に、自分の精度というか自分が今まで培ってきたものが

鈍っていないのかという危惧も感じたりしています。

 

膨大な本やら溜まった展覧会の図録などを並べてふと思うのは最近は

この図録を買っていないなあということとそもそも展覧会もしばらく

行っていないということです。それはとにかく最近はどの展覧会も

ものすごい人込みで落ち着いて絵を見る雰囲気ではないことや特に

もはや目新しいものもなくなってきていることに思い至ります。

 

そもそもなぜこんな図録に満ちたコレクションを形成するに至ったのか

というのは並べた本や図録からピンときました。

 

これはバブル期に日本に名画がたくさんやってきて時代が時代なら信長とか

秀吉のような世の権力者が集めて一部の人の目にしか触れられなかったお宝が

今では世界の名画や名品がわずかな入場料で目にすることができるという事態に

これは見に行かなければというので、出かけたことと、かつてはミーハーな行動は

慎み、だれもが出かけるようなところにはあえていかないという方針から死ぬ前に

有名観光地など日本を代表する風景など足を運んでおかなければという方針返還を

した時と重なり、いろいろなところに足を運び、それは丁度失われた10年とか20年と

いいあらわされるようになり、日本が頂点から下り坂になり、人口も減り始め

世の中では日本の文化にあこがれて世界中から人々が押し寄せていると喧伝されては

いるものの実際凋落は日々感じるようになり、それはなぜどうして起きたのかと考えると

どうしても近代日本の成り立ちというものが気になり、近代史、さらには戦国時代と

歴史を振り返りだした時期と重なっています。

 

そして、それをしたのは私だけでなく、戦後日本にあり多くの日本人はどうして

という思いから時代を振り返り、多くの時代小説家が現れたのです。これは

戦国時代の武将が勇猛果敢で小説の題材として重宝したという簡単な理由で

なく、司馬遼太郎など残している言葉からも明らかです。

 

このように自分の持ち物や残したものから自分の考えなどがたやすくたどれると

膨大なものの整理などしているとわかるのですが、そうするとまた私以外から見れば

ただのごみの山もまたおいそれとは捨てる気になれずに押し入れの奥などに積み重ね

られたりしていくのです。

 

移転してから訪れる常連さんの反応もそんな当店の状況を見て発せられる言葉も

様々でまた楽しい感じです。前と変わらないねという人がいたかと思えば、今度は

前より素敵ですと何度もほめてくれたりと人それぞれ反応が違うのが楽しいところ

です。

 

前よりはるかに見つけやすくなったし説明しやすくなったので迷わずに来店された

かと思うと皆一発ではたどり着けずに電話をいただいたり、窓からうろうろとする

姿が見えたりとしています。

 

見つけたとばかり駐車場に頭から突っ込む方がほとんどですが、これは是非とも

駐車場はバックにて入場をお勧めしております。それは帰りの安全のためですが、

可能な限り誘導しますが、当店の前の道に出るのに見通しがいいとは言いづらい

状況ですので来店の際はバック入場をお勧めいたします。

 

 

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100分で名著に『カラマーゾフの兄弟』

2020年01月10日 16時53分15秒 | 読書

毎年多くの本が出版され、その年の代表的な本と過去の時代を象徴する本が紹介されます。

それらは確かに知の最前線であり、時代を表し人類の可能性を感じさせます。特にNHKでは

欲望の哲学史のマルクス・ガブリエルや正義の話をしようのマイケル・サンデル、ホモゼウスの

ユヴァル・ノア・ハラリと時代の最先端を感じさせる特集をしてきました。ですが、昨年の

宮沢賢治の銀河への旅あたりでここまでやるのかという感じになってきてしまい、実際に

作品を読み味わいそれなりの感想を持っている人のイメージを叩き壊すような暴露的な

作品の背景話は必要なのかという気もしていた矢先に、このカラマーゾフの兄弟も取り上げられました。


ドストエフスキーの研究者としては第一人者として知られる亀山郁夫教授という完ぺきな布陣で

100分で名著で取り上げられました。私が人類最高傑作と思う小説であり、今まで何度となく読み

人生の折に触れ思考的影響も感じたりした本です。亀山郁夫さんは新訳を出したり関係本出版も多く、

ドストエフスキーで出てくるのもやはりなあという感じですが、ネットでは彼の新訳は非常に評判が

悪く、いかにひどいかという本もよく目にします。有名作家が作品が好きで新訳を出すというのは

よくあるケースですると名訳を汚すと批判をする人はよくいます。ネットでその手の批判は常ですが、

それが多いとやはりそれだけ注目されているという見方もできます。


しかし、今回のこのシリーズはカラマーゾフの兄弟をそのようなテーマで読み解くべきものなのか、それ

より実際の作品としての味わいとか読んだ醍醐味とかをもっと語り合いたいというのが私の感想です。


何かと正解とか作者が言いたかったことはこういう時代背景ゆえに起きたというテーマ解説などこの間の

宮沢賢治の映像詩の番組と同じでやるべきことなのかとまた強く思ったのです。


今回語られたテーマやドストエフスキーの生い立ちやら人生背景などは皆既知のことであり、目新しい

ことはなく、逆にそこから入ってしまったら作品の良さや物語の醍醐味がそがれることは間違いありません。

つまり、この番組を見た人で気に入ってこの本を読んでみようと思う人はいないと思います。つまりは

本を読んでもらう番組ではなく、逆に言えば読ませないようにしているといってもよく、ネタ晴らしして

本の奥深さとか文芸体験を遠ざけていると感じます。


なんでそんなことをするのだろうというくらい気の利きすぎる解説と構造まで丁寧にテーマ解説されると

ああまたやってると思わず心の中で叫んでいるのでした。本を読まないように仕向けている国があるという

不思議な感じを受けます。なぜそう思うかといえば司会の伊集院は取り上げる本をことごとく読んでいないと

いうありえない配置がそもそもこの番組は本をより知ろうとか深く知ろうというものではないと考えてしまう

読ませないようにしている番組と思えてしまうのです。

 

カラマーゾフ兄弟での魅力の一つとはアリョーシャの創造にあります。聖職者であり、一人この兄弟の中にあり

清廉であり、父の影響のない性格の良さという存在がこの兄弟のアクセントになっていて生まれながらにして

何の苦労もなく何の援助も保証も必要なく人生を一人で生きていけるという完ぺきな独立者であるという個性は

この兄弟の中あまりに浮世離れしていて、ふたりの兄弟が生きるためにお金や父親との確執やら同じ女を取り合ったり

果ては殺人事件まで起きて裁判でその異常な親子間があらわになっていく中サスペンスのような実際の犯人は誰なのかと

読者は気をもみ嫌らしいスメルジャコフや非人間的行為やら人間の汚い面を見させられる反面アリョーシャだけは

同じ兄弟でもまるで別というところに読者は騙されてどんどんと物語に引き込まれていくのです。

 

それを作者のおいたちと人生と昔からあるオイディプス王の父殺しのテーマを引き合いにしてこの物語を

見てしまったらアリョーシャの存在価値に思いが及ばないのです。アリョーシャの存在意義やそんな人がいるかとか

そんな宗教だったかと神を思ったりすることがこの一つのテーマでもあり、社会主義の台頭と予測の中で

小説が先に出ていることを考えたりする遡行的思考とか楽しみはこの100分では足りないと思います。

その100分で語ってしまいもう読んだことにしてしまうと永遠にこの本の面白さもすごさも素晴らしさも知らず

人類最高の小説を読むこともないというもったいないことになってしまいます。ぜひこの番組を見た人も小説は

読んでみてこそです。読むことをお勧めします。100分で語られない魅力を絶対見つけられます。




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移転しました。

2020年01月06日 09時57分56秒 | 珈琲

遅ればせながらあけましておめでとうございます。

 

昨年より取り組んでいた店舗移転ですが、この度やっと引っ越すことができ

豆焼の機能もすべて移転できました。

 

まだ店としての機能や看板広告等整わないところばかりですが、豆はお渡しできますので

お気軽にお問い合わせていただき、お出かけください。

 

熊木の羊山の下から相生町6-8

に移転しました。

 

こちらは国道299号秩父郵便局近く蕎麦屋のやなぎや駐車場ポールを目指してそこを西側に

入り次の交差点を右二件目です。門が開いて白い車があれば店主がいますので、そのまま

車を乗り入れてください。営業時間は10時から5時ですが、お電話いただければそれ以外でも

ご対応いたします。

 

まだいろいろと作業途中で出たり入ったりですので事前に来店時間をお知らせいただけると

幸いです。電話は依然と同じ番号です。

 

なお今月のブレンドは例年通り雅です。

 

以上とりあえずのお知らせですがよろしくお願いいたします。

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