King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

さようなら川村記念美術館

2024年10月29日 23時54分00秒 | 旅行

宿の部屋は三階で建物自体も三階の古い建物でした。中の調度品も団体客に蹂躙されたような傷だらけのものでおおよそ高級とか格式とかからかけはなれたものですが、機能的に不足はなく部屋の広さテーブルの広さは他のホテルより広くテレビもうちのテレビより大きくてよいです。部屋に付いてるお風呂からも海が見え、売店の前から海にも出られます。朝から風が強く波が昨日より荒く押し寄せています。朝からお風呂にも入りチェックアウトは10時とゆっくりです。今日はもう美術館に行くだけです。銚子の観光は昨日したので買い物もホテルの売店でお土産を買い後は旭の道の駅で新鮮な野菜を買いました。12時頃美術館について昨日とは違う賑やかさで雨の平日にも関わらず駐車場も混んでいました。ここのすごいところはレンブラント、モネ、ルノワール、シャガール、ポラック、ブラック、藤田、ピカソといった巨匠の絵がずらずらっと並んでいることです。普通この手の地方の美術館だと有名絵画がひとつだけというのが相場なのですが、その他近代の抽象画家のコレクションも豊富でテーマ展示があります。かつて来たときにはバネットニューマンの企画展があって抽象画の概念というか見方に変化が加わったような経験がありました。
今回は桑山忠明の追悼展示とフランス·ステラの追悼展示がありました。事前に見たネットの記事ではツツジの名所で館内だけでなく敷地のなかに茶室などありイベントも行われているような記事を見かけ広大な敷地とキッチンカーなどが出店する公園のようなところという側面も伺えました。
しかし、私のかつてのイメージやそれらネットの記事や今目の前にする情報がまざりあいあまりに人工的な映画セットのような人工物のように感じられあまりしっくりと来ないのでした。京都の建築物のように周りの自然と溶け込み一体となった悠久の時を感じる建築物のように空間に溶け込み自分もその一部なのだと感じさせる包容感の様もなく空々しい無理矢理感の方が強いのです。
二度目のロスコールームも自分の脳内に案内されるような感覚と作家の発する情熱と魂の波長とまるで宇宙船の窓から見ている宇宙の時間のようなものを突きつけられたような落ち着きのない気分にさせられたり、強い情感の変化を感じたりというよりはむしろ静かな無機質的な口上を聞く思いでした。ただ前回との違いとしては以外と絵一枚一枚が明るい色であることや大きさが前回より大きかったことです。でもあまりに前回ほど強い感情の変化や感動するといった気持ちの高ぶりもなく、ああロスコールームだなとマークロスコーの知りうる知識が思い出されのみなのです。まあ、これが二度目ということなのでしょう。それとも自分が若くなくて昔のように物事に感動できなくなってしまったのかもと危ぶみました。それで平日の雨なのにも関わらず押し寄せた他の客を眺めて、みんな精一杯のおしゃれをしてここぞと思って決めてきた様を眺めると自分は他人とは違うという強烈な思いと自分を特別視する自尊心と虚栄心があふれでて隠しようもない様子を感じてしまうのでした。そんななかガソリンスタンドの職員のような帽子とジャンバー姿のおじさんが一人紛れ込んでいて場違いな空気を醸しつつも全く物怖じすることなく淡々と絵を見て回る様は面白い対比となり自由という誰の批判も受けず感じもしない強さを感じるのでした。逆に着飾ったおばさんたちの品のない自尊心の方が恥ずかしいような色を放ったのではないかとさえ感じました。さて、お昼は館内のレストランでと思いましたが入り口に入場待ちをする人が椅子に座っていて先程の自分はオーラを放っていて眩しいなか受付のタブレットをのぞくと50人待ち100分の待ち時間と表示されています。これでは無理とそそくさと離れますが、なかをのぞくとテーブルの半分も埋まっていないのでした。なんか今風だなと感じつつ美術館をあとにしました。
帰りはまた外環に乗ってずっと高速で帰るだけです。自宅にナビをセットしてお気楽な気持ちで出るも佐倉のインターに着きません。もう諦めて下道で千葉に向かいやっと京葉道に入るもまたすぐ下道から16号等を案内します。これは当てにならんとリセットしてまた入り直し、京葉道に乗りその先の確認をするため幕張パーキングに入り地図を確認し改めて外環に入るジャンクションの名前を覚えてスマホのナビで最短経路を検索。車載ナビは外環が繋がったことを知らないのです。それでも最短経路は外環なのか確かめるとやはりスマホのナビも外環を選択したので今度は多少混んでもルートを変えず行こうと決めて出発します。関越道に入ると雨と暗くなり始めて更に困難な道行きになりますが関越にはいれば全て知った道ですので後はナビも必要なく道路も広いし渋滞もありません。花園でアウトレットにより夕飯の買い物とナイキなどを見て帰りました。

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雨の首都高爆走

2024年10月28日 23時55分00秒 | 旅行







この日は月の始め辺りに川村記念美術館に行く日としてついでに犬吠埼の温泉に泊まってと漠然と決め詳しいコースとか何を見るとかも決めずただ、なくなってしまう前にもう一度見ておきたいと美術館に行くことを第一目標としていました。美術館にしろ犬吠埼にしろ何度も行った馴染みのところだという意識でなにも調べずただ漠然と日を決めて宿もネットからとりました。かつて行ったホテルでよいと思い犬吠埼観光ホテルで検索してとりました。
私のイメージではおもてなし日本一になった旅館ということでしたがそう聞いて犬吠埼に行くなら同じところとかつて泊まったところを予約したつもりでした。しかし、前日地図を調べると私がかつて泊まった日本一の旅館は犬吠埼灯台の真ん前でそれは良く覚えていた景色なのですがそれは犬吠埼ホテルであり犬吠埼観光ホテルではありませんでした。さてどうしようとなりましたが、このホテルはネット予約した宿で始めて宿から前日予約の確認の電話をもらったのでした。さすがおもてなし日本一だと感心していたのですが思い違いだと知るとあとは不安しかありません。
そんな良く調べもしないことは今回の旅行では多いのでした。まあ、旅行の極意は調べすぎないことというのも今までの経験済みでアクシデントや未知な出会いも旅の醍醐味なのです。
行き方もざっくりと美術館を目指してあとは時間と状況次第とあまり観光の地や目的地も定めませんでした。
あいにく天候は前日から思わしくなくせっかく日の出や夕景が美しい地に行くのにどんよりと曇り雨模様でドライブとしても最悪です。それに千葉に行くには混雑する都内を抜けなくてはならないのです。まあそれでも外環が繋がったからそれで行けばそんなこともないだろうとたかをくくっていました。ところが美女木まで流れた外環も三郷方面は長い渋滞でそれならばとそこから首都高5号線で都内に入ります。ナビもそちらで迂回せよと出ていたのでこっちは混むんだよなと志村までノロノロと進みここのパーキングでトイレによってなどと思っていたら左側は閉鎖され入れません。どうなるんだろうと思いつつナビは環状線に入る前に首都高を降りて一般道を示しています。まあどうにかなるだろうとそのまま池袋方面の首都高に乗り続け、南池袋パーキングで遅い朝食とトイレ休憩をとりさらに雨の中の首都高ドライブを続けました。
ずっとのろのろと神田、武道館、皇居の森、日銀などを見てスカイツリーも突如現れたりと都内ドライブを楽しみ江戸川橋ジャンクションを抜け直進となると段々車は速度をあげ千葉に入り京葉道路東関東自動車道に抜ける頃には車は高速運転になりました。速度制限も100という表示になり成田の案内がで出すと110になりました。しかし、その頃には車が増えそんなに飛ばせなくなり、やがて出口の佐倉に着きました。ここから10分で美術館です。インターを降りると民家もなく田園地帯で寂しい通りとなりかつて訪れたときの記憶のイメージとは異なるものでした。美術館の回りは何もなくただ突如美術館がある感じで駐車場に至る道路沿いには美術館をなくさないでの立て看板も見られました。それにしても静かすぎると危ぶんでたどり着くとなんと月曜で休館日でした。
まあ明日またくればいいやと宿に向かいます。その時11時ぐらいで宿の途中目についたところでお昼にするつもりで走り出すもお店がなかなか現れず町並みも現れません。匝瑳、旭と通って旭の手前あたりの和食の店に寄りました。建物は古く寂れた感じで心配しましたが安くて美味しい食事でした。
旭の道の駅によりコーヒータイムで名物らしき旭のマスコットのかたちをした鯛焼き風のおかしを食べてコーヒーを飲みました。野菜やら魚などところ狭しと並んで人も多く賑やかでした。
そこから飯岡漁港に行き屏風ケ浦を見に行きました。私の記憶では昔、ここまで有料道路が海沿いにあり、その終点に小さな駐車スペースがあり屏風浦の絶壁が見られたのです。その漁港の上には何度か泊まった一件宿ツベリがあります。私たちが泊まった頃隣接の公園は工事中でしたが今は完成しており立派な3階建の展望台となっていました。その反対側にはポツリとラーメン屋かありました。
すっかりきれいに整備され観光地然てとしていますが、人はまばらで昨年の松島のような外国人団体は皆無で景色も全部独り占めで堪能できました。この展望台の真下がかつて見た絶壁なのですが行く道が見つからず、近くの農家のおじさんに聞くも銚子マリーナの遊歩道の場所を案内され私達がかつて見上げた崖ではないところが今では観光として紹介されているようです。私達が通った頃はこの遊歩道や近くの大学もイオンモールもありませんでした。賑やかさや建物はできましたが全体的には前より寂れてしまった感が強く、今は海水浴の時期でもないので海は地元の年寄りのサーファーが波打ち際でサーフィンをしている寒ざむしい光景があるのみです。遊歩道から眺める断崖は私のイメージからすると迫力もなく、ただ風化と侵食で崩れ行く寂しさを湛えて見えました。しかし、ここにも外国人団体もなしで非常に満足です。さらに地球が丸く見える丘公園にあがり展望台にあがり360度のパノラマ展望を楽しみます。どんよりとした雨模様でしたが迫力は抜群です。人も追わず独占で楽しめたので大満足です。さて、そうするとあと1ヶ所寄らねばならないのはうおっせでここでサバカレーの缶詰とぬれせんを買うのが我が家の習わしでした。行ってみると4時で閉店しておりなかに入れたもののやっている店はなく、なおかつ十字型の店内に店舗はいくつもなくイベントスペース等の空き区画だらけで寂れた感がまた強いのでした。二階のレストランはまだやっておりそれに続く銚子ポートタワーもあるのですが、地球が丸く見える丘より大分低く上る気もしません。隣接のカフェお土産売場に行くとお米から鮮魚、お弁当やお総菜までたくさんの品揃えと生きた伊勢海老まで食欲をそそる品揃えでしたがこれから宿で食事ですから買い物も控え、でも米は安いので買ってしまいました。
私が前回泊まったホテルも見えましたが記憶にあるほど灯台は近くなく宿も小さく見えました。今日の宿はそこから車で少し行った海沿いで波打ち際に建つ古い建物でした。料金からイメージした建物からはほど遠く古くてボロボロな感じですが、今回は朝も夜もバイキングでなく落ち着いて食事ができました。泊まっている人も多くはないようで静かでした。4時半ごろついてチェックインを済まし温泉に入ると波打ち際の露天とロケーションは最高です。温泉はしょっぱいのでした。ロビーに日の入りの時間や明日の日の出の時間があり是非ご覧くださいとチェックインの時にもいわれましたが明日も今日と同じで曇り雨の予報なのです。この宿に泊まる目的のひとつでもある夕景や日の出が見られないというのは非常に残念です。それでも外国人観光客の全くいない今回の旅行はそれだけでも満足度が上がるのでした。雨と休館でも満足な一日でした。
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やり直しの旅

2023年11月29日 11時40分00秒 | 旅行

この旅行記は書かないつもりだったのだけど。
やはり書いとくべきかな。
8月に全く同じコースで旅した伊香保。
しかし、そのとき以来人生の暗転が始まったかのような今まで全力で邁進していたことにつまずきあれよあれよと変化があったのです。
11月にお疲れさまでした、と3年間の引きこもりからの解放も込めて松島にかに食い放題温泉旅を敢行し新たな視点とか旅の気ずきを体験し、それでは仕上げにということでやったのがこの伊香保のやり直しの旅。
まず、伊香保の旅にはその手前の水沢うどんを食べるのが慣わしで、前回は一番外れの山本屋でお客は私たちが入ったときは誰もいず薄暗い店内がしっとりと迎えてくれ落ち着いて食事が出来たものの観光客で溢れるいつもの水沢うどんとは違う物足りなさを感じてもいたのです。うどん店がひしめき合う中心街ではないというなんとなく外れのイメージがこの旅を象徴していたようでやり直したかった。また、その先の台湾の寺では事前に情報とかテレビのレポートをみていたのに台湾に行った気になれる地と記憶しただけで実際には足を踏み入れなかったので、それはやはりやり直しておくべきでしょうと。
さらに階段の商店街伊香保の象徴。ここも何度も来たところ。しかし、日帰りで伊香保の温泉にはいることはなかったのです。それはひとつには伊香保は日帰り圏でバリバリの観光地で日帰り入浴は1000円もとられるし、散策に車を止めるのも駐車場代がとられるとこんなところにお金を搾り取られるようなことはしたくないという意識があり今まで伊香保で日帰り入浴をしたことがない、でも前回色々散策してかつて子供をつれて全く同じように階段の商店街をうろつき最上部の温泉が湧き出している地点に来るとひっそりと山の狭間に露天風呂があり、前回も来たねと会話したがまたまた温泉には入らずじまい。この観光客もあまり来ない最奥で道は行き止まりで露天風呂があるというこんな山の上で温泉が静かにわき出ていて飲泉も出来たり、ひんやりとした山の中クサギの花をみることが出来そのジャスミンのような香りに癒され伝承館の定家葛を思ったりこんな自然豊で観光地なのに妙にしっとりとした感じに万葉の時代から愛された地というのを重ねて思うとこの奥の露天風呂は一度入らねばならないと思えてやり直しの旅で入湯を果たしたのでした。八月に来たときには露天風呂利用者はここに止めろという駐車場も確認。夏休みのベストシーズンにも関わらず舗装のない駐車場には車は一台もないのでした。これは穴場なんじゃないかと今回伊香保に入ると真っ先にこの駐車場を目指したのでした。すると昼頃なのに今回は駐車場はほぼ満車でみんな露天風呂利用かと流石紅葉で考えることは一緒かと思いました。そんな懸念をよそに露天風呂に入ったら先客は二人しかおらず水溜まりのような色の湯はぬるくいつまでも入っていられるような別に癒されるようなゆったりしっとり感より自然の中そのままで洗い場もシャワーも仕切りの脱衣場さえない水溜まりのような湯は逆にいつまでいるんだと誰かにみられているような落ち着きのなさです。そして予想したような意外性も何を感じるかも全て想定内で何も起こらずただいままでと違う確かに省略せずやりとげたという違いだけを感じて角上へ蟹を買いに行ったのです。その前に今回の水沢うどんでは大沢屋の間に挟まる丹次亭という昔この地の侠客の丹次がうどんを伝授され家業として代々門前客に供したという店で11時の口明きの客となりうどんを楽しみました。台湾の寺では台湾スイーツや台湾の食事が食べられる食事どころに行きワンタンスープとタピオカドリンクをいただき台湾を経験。実際に寺院に入り、その地からのパノマラビューにビックリするのでした。ただ見晴らしがよく何が見えるとかきれいに見えるのでもないのですが遮るもののない視界のよさを堪能したのです。確かに気分がよくなるものですが、私にはスキー場で似た経験が多々あり、予定調和のようなものですが家人が漏らした松島よりきれいという言葉に誉めたらいいのかたしなめなくてはならないのか決めかね放置することとなったのでした。これも省略せずその地に立ったから起きた現象です。
角上には今回冷凍冷蔵庫という武器まで備えて来ました。とはいえここで買い物するのはザーサイや野菜果物お惣菜まで魅力いっぱいなのです。群馬名月など一袋200円も地元のスーパーより安いし、無添加食品も多いのです。そして前回失敗したカキですが、一番最初陸カキを楽しみプリプリ肉厚で濃厚の魅力を堪能したのが前回は海の水をそのまま飲んだような喉が焼ける体験だったのです。これは前回レモン汁を掛けなかったからだと今回レモンを買うことを心がけそれのカットを依頼したら衛生上出来ませんと断られ、やむ無くシークワーサーを買ったのでした。満を持してかカキ売場に行くともはや陸カキの季節ではなく剥きカキの季節で今回は三陸のカキで500円200円になっていました。迷わず500円のをふたつ買い直ぐ剥いてと頼みました。受け取るとき食べる前に水でさらすようにといわれます。そして、いわれるままに食して前回にない満足感に浸るのでした。更に今回はいつもなら絶対にしない温泉の梯子です。近くに出来た道の駅は温泉併設というのをネットでみており吉岡の道の駅に行きます。するとここも水溜まりのような色のぬるいお湯で思っていたのと全然違う様子でした。今までの経験で道の駅併設の温泉というとスーパー銭湯のような規模も大きく地下から無理矢理掘り起こしたような特徴のない湯だというのが相場でしたが今回は伊香保についでまた水溜まりのような泥色の湯だったのです。ゆったりいつまでも浸かれると家人は喜んでいました。これで全てやり直し完了。やり直せたという達成感も満足感も十分感じやり直すとどうなるかも感じる旅となりました。更に関越をおり花園アウトレットにより一年前のやり直しをひとつ加えました。このやり直しの旅で私にはまた新しい視点が出来た気がします。

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松島湾内クルーズ

2023年11月10日 23時55分00秒 | 旅行

さて松島最後の日はよいよ松島湾内の遊覧船です。
観光地の遊覧船というとあまりいい思い出もなく、失敗したという思いばかりでした。
それでも松島に来たら湾内の島巡りはやらなくてはならないでしょう。
ホテルのあちこちに遊覧船1500円が1000円という案内があり、チェックアウトのときに券をくれというと現地で買っても今は同様のキャンペーンをしていて1000円で買えるので現地で買えというのです。送迎付きとあるがシャトルバスはあるのかというと専用の送迎はなく駅の送りのシャトルバスしかなく船に乗るならレストハウス前で降りろと実にそっけなく何故か投げ出されたような気分にさせられるのです。今回の旅はどこでもこんな扱いだったように思います。それはお客側がかしずくようなサービスになれ当然そういう扱いを受けると思っているところからときにこのような扱いを受けるとなにも不都合や間違ったことは言われてないのに憤慨したり激昂したりするやからが多いのです。
バスの時間まで観光船のクーポンやら割引情報を調べますが500円も安くなるものはなく一応ネットでもらえるクーポンはダウンロードでしておきました。言われたとおり、9時のシャトルバスに乗りレストハウス前で降りると昔の客引きのように男が近寄ってきて船に乗るのかといってきて10時の船に乗るというと途中で戻るのと一周するのがあるといい一周するやつ
にして割引の話をしたら宿の男が言うとり1000円で買えました。跡で調べたらハイウェイ宮城キャンペーンで年内500円引きらしくサービスエリアのパンフにのっていました。本来パンフの紙クーポンを渡すらしいのですがキャンペーンの話をすればそれを省いてくれるらしく他の施設などと比べてもこの割引が一番大きくありがたかったのです。さてまだ時間があるので改めて瑞岩寺に行ってみると拝観料600円でしたので、改めて入ってみました。まず本堂の廊下で二条城と同じく気持ちのよいおとがなるではないですか。思わず鴬張りじゃんと声まで出てしまいました。これは気持ちのよい杉並木の参道といい人の少ないときに来てこその喜びですね。思わず二回ほど行きつ戻りつしてしまいました。襖絵や欄間彫刻や天井などじっくり鑑賞し、宝物殿で各修行僧のいわれなどを見てこれから見て回る世界は当時の人たちは極楽浄土と見ていた。つまりあの世に行くのかと思うと芭蕉がただ言葉をなくした美しさとは違う物を感じるのでした。その後も文人墨客が創造力の限りを尽くして歌やら句やらを残した地で私はこれから何を思うだろう。
それにしても船に乗る前に瑞岩寺は見ておくべきだと思うのでした。それにしても初日夜のライトアップを並んでみなくてよかったと思いました。なかに紅葉はなくLEDの照明が庭にあるだけだったのです。隣の円通院もライトアップされておりこちらは紅葉がきれいでしたからこちらはを見るのはきれいかもと思いました。船着場に戻り雄島を見てあそこで修行してたのかとそんなことで見ると島の景色も違ってくるのでした。
10時5分前に船に乗り込むと席は人で一杯でした。昨日の船からしたら何倍も大きく立派な船でした。二階席はさらに600円払うと上がれるようになっていました。
湾内は波もなくたくさんの船が行き交っていましたが、波にあおられることもなくスムースにすすみます。島の言われなどは多く伊達政宗絡みで千貫島とか鎧島とかですが、印象に残ったのはチリ島、焼き島です。チリ地震のとき桂島から切り離されたという話と桂島は一番大きな島で住民もたくさんいて小学校もあるというそんな人のいる島が地震で切り離される島があるということと仙台とチリの繋がりで印象に残りました。写真の島は仁王島です。コースが仁王丸コースというそうです。焼き島は天台宗の寺としてやってきた瑞岩寺が臨済宗に改宗して経典をその島で焼いたからだというのです。そもそもその前の宗派の円福寺とは今の瑞岩寺の場所とは違うというし同じ僧が宗旨換えしたわけでもなく後付けで伝説上のことと思われます。そんななぜという思いを最初持ちましたが、ときの権力者が禅宗を支持したことから当時は法律イコール宗教の法だったので今の瑞岩寺が経典を焼き払って改宗したようなイメージは後付け、脚色のように思います。因に秩父のお寺のほとんどが鎌倉時代の創建で皆禅宗です。後にキリスト教が伝わったり時代によりまた色々変化はあるわけで今後地方の支配者なんて出てこないでしょうからいつまでも伊達政宗を担いで行くのでしょうか。そんなことを思いつつ2005年の瑞岩寺の写真を見ると本殿までの杉並木が見事なのですが、東日本大震災のときの津波で枯れてしまったそうです。桂島という天然の防波堤があり被害が押さえられたと船のなかではいっていたものの見事な杉並木が枯れたのは残念です。よく五大堂等被害がなかったと思います。また、この五大堂と福浦橋は初日に観光済みで福浦橋は8時から5時まで有料200円ですが、4時で既に暗くなり私が行ったときには無料でした。わたってもなにも見えないので200円得したと思って渡っただけでした。五大堂は五時までで見ることができたのですが彫刻の美しさはライトアップで見られましたが、海の景色は見られませんでした。この二つともうひとつ雄島の橋が松島三橋というと船で言っていました。じゃあ渡らねばと思ったのでしたがこの残した橋は別れ橋なのだそうでまた次の機会としました。
実際はあまりジンクスやいい伝えなどは信じずただの気まぐれです。残しておけばまた来る口実にもなるでしょう。
船から降りると次に乗る人が行列して待っています。その何百人に出迎えられたような人の圧を感じつつ見るとやはり外国のかたばかりなようです。歩道にも旗を持ったガイドを先頭に様々な国の方が群れをなしていました。さすがわ日本三景です。私はこれで天橋立を残すのみとなりました。
別に日本三景に入ってなくてもいずれいくつもりですが。
さてそれから歩いてホテルに戻り、昼を食べに塩釜に行きます。歩いているときは道路は渋滞してたいへんだなと思いましたが私達が出ると道は流れていました。あっさり昼前に塩釜漁港について美味しい海鮮にありつけました。隣接の売店には阪神優勝セールと銘打ってお魚が安くなってました。担当者が阪神ファンだからだとか。そしてお魚ミュージアムや展望テラスを見て回り、競りが終わったマグロの巨体が見られました。大きなクロマグロの本物を見たのは始めてかもしれません。テレビやマグロ解体ショーは見てますがよくテレビで見る本マグロの巨体はこれが始めてのような気がします。それも大小様々なサイズが尻尾を切られそこから血が流れてるというシーンはさすが迫力があります。尻尾をこれから切り落とすところも見られました。このあたりから雨がポツポツ降りだされましたがあとはもうどこもよらず帰るだけです。
時間帯がよかったのかいつも那須あたりから渋滞しますがそれもなくスムースに流れました。ただ東北道はカーブもきつく、アップダウンもあり道も狭い感じで、何ヵ所も対面交通のところもあり運転は大変でした。関越道に入り三車線となりやっと帰った来た実感がわきました。



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田代島へ

2023年11月09日 23時55分00秒 | 旅行


日本屈指の猫の島としてNHKドキュメント72時間にも取り上げられた島民より猫の方が多いという猫の聖地です。その他メディアに取り上げられ知ってはいましたがまさか実際に行く事になろうとは思いませんでした。
自治体のホームページを調べると
ひょっこり瓢箪島のモデルになった島とあり、私などは子供の時代に夢中になったテレビ番組で今でも主題歌を覚えているし、キャラクターも名前と姿が浮かびます。それも白黒のちっちゃな画面で見ていたはずなのに脳内ではカラーの画像に置き換わって出てきます。後にリメイクされカラー放送の番組もあったかと思いますがそれを見ても昔のようにワクワクしなかったのを覚えています。かといって昔の物語を明確に記憶しているわけでもなくミュージカル形式で歌がたくさん出てきて登場人物が性格が様々で社会とか世界とかを子供の目線から見て色々教えられたようなイメージでした。思い出していて一番好きだった黒ずくめのガンマンの名前は思い出せないのでした。最初謎のガンマンの役で後に保安官になったように記憶しているのですがあやふやでなんか気持ちの悪いモヤモヤした感じで、でも多くの人はひょっこり瓢箪島なんて知らないのではないかということの方が強くなるのでした。さて、他の人の探訪記などを読み、大体の感じはつかんだもののまずは島に行くフェリーは1日3本ほどしかなく、日帰りするにはまず朝一の9時の便に乗り午後一の2時の便で帰らなくてはならずそれを逃したら帰れないという時間厳守のミッションだということがわかります。まず船着場の場所を調べ石巻の発着所に9時に着くためには宿を何時に出ればいいのか。船着場に駐車場はあるのか。前日のネット調べで自治体のホームページで船会社のホームページを見ろとのことで見てみるとかなり年代的に古い感じのデザインのスマホからは大変見辛いものでした。旅行記の時間より帰りの時間が早まっており1時となっていました。すると島に3時間しかいられ無いとなんだか慌ただしいイメージでなおかつ時間厳守のイメージでまずはホームページで知った無料駐車場のある門脇の発着所を目指します。朝の食事を軽く済まし7時半には宿を出たのです。石巻まで車で30分ほどとスマホの地図では出てきますが余裕を見ての行動です。車のナビでは門脇発着所では出てこなくてスマホの地図のあたりをナビの地図にマークして検索すると50分くらいかかると出てきます。まあ、予定どおり9時には間に合う予定です。朝の渋滞とか現地の場所を探しても間に合うだろうとでかけますが、すぐ隣のはずなのに道は複雑で石巻漁港という標識が何度か出てきますがナビは直進で町の中を目指します。こういう朝の渋滞で限られた時間がありしかもその正確な場所もわからないという神経をギリギリ削られるような展開でそれでも8時半頃現地に近付きナビは目的地周辺というのにそれらしきものはないのです。その上ナビと現地の道路が合わなくなりちょっとお手上げ気持ちはパニック状態に近くなり道路工事で集まっていた人に声をかけ門脇の船着場の場所を聞くと綱地島ラインかというので田代島ですというとああねこのしまねあのポールの向こう側だともと来た道を戻るのだといいます。ああ救われたという安堵感がありいわれたとおりに曲がっていくと猫の絵のかいた看板があり広い駐車場とホームページで見たピンクのトレーラーハウスがあります。施設はまだ新しい感じで、そういえば復興公園とか通ってきた隣接の新しいらしく何もない公園はあのテレビで何度も出てきた地であり、見覚えのある小高い盛り地やその反対には廃墟の建物があり震災遺構の小学校のようです。空には自衛隊機の機影がありそんなものが頭と目に入りあとは切符を
買うだけとトレーナーハウスに入ろうとするともう既に猫の出迎えがあり猫を愛でている人もいました。トレーラーハウスに入ると船に乗るなら乗船名簿に記入を言われ記入してから自動券売機で乗船券を買いますが4ヶ国表示になっていて日本語表記は小さく見辛く改めて日本語ボタンを押すも何も変わりません。仕方なく田代島往復と声にだしながら、あれ二枚買うにはと二枚のボタンを探すと脇にたっていた職員らしき初老のおっさんがもう一回押せといいながら田代島のボタンを押して往復券二枚をゲットできました。しかし、目に入る範囲に桟橋はなくどこから船に乗るか聞くとあの盛土を乗り越えてくと桟橋があるといいます。最初から不機嫌そうにぞんざいな案内ながら目的は全て順調にすすんでいます。平日に関わらず乗船者はかなりいるようでそれも年代もバラバラ性別も片寄らず色々な人がいます。
私は午後は石巻を観光予定でしたがあの石ノ森章太郎漫画舘があり009は子供の頃から親しんだキャラクターであり、漫画館にとくに見たいものはありませんが、ニュースなどで評判が悪いとか箱物行政の悪しき産物とか聞き及んでいるので最初は見る気もなかったのですが、見なければならいに変わってきていました。それは川の中洲にある奇抜なデザインの建物と今は亡き石ノ森章太郎を偲んで入らなければとなっていました。
一方家人は海鮮を食べに女川まで足を伸ばすべきと主張していました。
そんな予定を孕んで船は出発の時間になり桟橋に姿を現した船はフェリーとしては小さく、乗り込んでいくと二階の座席はほぼ席がなく三階のデッキ席に席を取りましたこちらも乗り込んだ客でほぼ埋まりその半分以上が外国人なのでした。客層は様々で若い中国人の3人連れとか老夫婦とか一人の女の人も多く、それにしてもこの島のことをこの多くの外国人はどこで知りどんな理由で訪れたのか聞いてみたい衝動に駆られましたが潮風に吹かれ回りの景色を見てるのに忙しくいつしかひたすら景色の変化をたどるのに専念しました。
1時間で最初の大泊に着きました。
こちらで降りたのは私達と若い中国人の三人と老夫婦と消防の職員だけでした。
しかし、船から下ろされたものの案内標識も店もなく、人気はさらになく、生えてる木はジャングルのようで藪に人が踏み込んだ跡はないウォーキングデッドの世界のようなのです。それでも猫だけは確かにいて家は廃墟だらけで仕方なく目の前の急な坂道を上っていくしかありません。11月なのに暑く半袖になりたいような陽気です。
上っていくと猫の神社があり猫が数匹いました。
さらに進み開けた小学校の跡地の島の駅に着きますが島唯一の観光施設なのにクローズです。ですが猫はたくさんいました。ここから猛烈な猫ウンコの匂いがしてこれからずっとそれがついて回り島全体猫ウンコ臭いのです。
ここまで島民には出会いません。
道は下りになりますが相変わらず人気はなく両脇のジャングルはびっしりと猫の入り混む隙間もないほど繁っています。
時折軽トラが通ってやっと島民の気配が現れ、民家も段々現れますが相変わらず人のすんでいる気配もなくウォーキングデッド感は濃くなって商店もカフェも閉まっていて、唯一の島食堂もやっていませんでした。
島でランチをという予定はあっさり打ち砕かれ、猫ウンコ臭いのなか餓えて只海と猫を見てるしかなかったのです。
仁斗田港は桟橋と待ち合いの小屋があるだけで、一時間ほどボケッと船を待ちました。来る前は島に3時間しかいられないと思ったのがなにも見るものも店もなく食事どころもなく、観光客は全く無視され港にやっと見つけた島民はこちらを無視しておりやはりウォーキングデッドの世界だと思うのでした。しかし、船を待つ間聞こえる声はよかった猫に一杯会えたという喜びの声ばかりでした。
行きに往復と書いたのに帰りの船でまた乗る前に乗船名簿に記入するように言われ12時52分の船で帰りました。
さて、帰りは二階の船室でもって来た本を読みながら帰ったのですが、そうして着いてすぐ石巻港の漁師食堂に向かいますが、既に閉店2時過ぎでカキ小屋なども閉店ではからずも女川まで向かうことになりました。今にして思えば漁港でなく石巻の町のなかにはたくさん食事どころがあり海鮮料理も寿司もあったのです。
しかし、女川に行ってカキとか浜焼という頭になっていて20分ほど空きっ腹を抱えて車を走らせました。
カキ小屋はやはり閉まっていて道の駅の魚屋と海鮮の店も食堂は全部クローズ。
それでも駅の方の商店街にまとまって店があると行ってみるとかろうじてニューこのりという海鮮の店がやっていました。どこかで聞き覚えがある店で調べたら孤独のグルメに出ていた店でした。
この商店街も女川の駅も復興でよくテレビに出たたたずまいで今真にそこにいるんだという感じでした。そういえば来る途中仮設住宅のような住宅街もありました。色々の計算違いで孤独のグルメの店に出会えた。これも旅ですね。
満足して石巻漫画館を目指すだけ。しかしこれもナビで出てこなくて中洲を地図で示して目的地にします。私の車のナビもネットダウンロードで更新しているのに石巻や女川では国道の位置が変わっていて役に立たない感じでした。携帯の地図で調べられるのでもう更新はしてませんがこんなにずれずれだと嫌になります。石巻に着いたら4時であたりは暗くなり始めていて漫画館指定駐車場に最初止めましたが中洲まで結構歩くようなのですぐに車をだして館の前まで移動。こちらは未舗装でした。
中はこれといったものもなく上映されていたビデオも特別な感じもなく見て閉館間際に出てきました。強いていえば色々な漫画家の生色紙が見れたということでしょうか。
それから松島に帰る前に給油をして行くことにしました。石巻の方が163円と松島より安かったのです。
ナビは松島まで有料を避けて検索していたのに何故か高速道路に案内されそれを一度下ろされてまた乗り直したりとおかしな挙動でした。ドラ割りで成瀬奥松島までが乗り放題区間なのですが、帰って調べてみるとそこから先は国土交通相管轄で無償区間となっていました。つまりナビのせいで乗ったり降りたりしたのは全くの無駄で
石巻女川インターからのって松島海岸まで来て大丈夫だったのです。まあ安く給油ができたのでよしとします。



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東北ミッション続き

2023年11月08日 11時55分00秒 | 旅行


日本には鍾乳洞というのは観光の地として各地にあり、ただし入り口と出口が別なのは全国で3ヵ所しかなく、秩父の橋立鍾乳洞、山口の秋芳洞、それに今回訪れる福島のあぶくま洞です。前二つは訪れており残すひとつでずっと行きたいと思っていました。それは私が社会人になり旅行会社に勤め旅程表で東北の団体旅行の休憩地として必ず見る名前で出口が別の完結ともうひとつあの夜の仕事でいつもラジオで聞いた番組に出ていたラジオ深夜便のレポーターというかゲストの一人がこの鍾乳洞の隣接の天文台の館長でその話に癒されて夜の仕事をつづけた思い出があり訪れたいと思っていたのです。この深夜便の登場人物はあと二人いて伊香保の女将と最上川の女船頭で伊香保は女将の話でハワイの日を知り泊りに行きましたから今回訪れてリーチとなったのです。しかも丁度望遠鏡見学ツアーとプラネタリウムのセット券の時間に間に合い券を購入したら強風でドームが開けられないと見学ツアーがキャンセルとなりそのいいわけに現れたのが館長本人でラジオ深夜便で訪れた旨を告げ色々お話できて感激したのでした。施設は古い観光施設といった場末の感が漂い売店に並ぶ鉱石の値段札がいつのものなのか年代を感じさせるいろあせはてたもので放置された様や展示物のとりとめのなさとテント張りで休日だけ行われる催事用の張り紙など場末感満載ですが私にとっては聖地に違いなく今回突然の訪問ながら目的を果たせた満足感が最初から溢れたのでした。
そんな気持ちの中隣の鍾乳洞へ行き中に入っていくと今まで訪れた洞窟のどれとも違う探検感満載の鍾乳洞でこれまた想像を覆す楽しさがありました。さて、洞くつ探検が終わりレストハウスで名物の福鰻を食し満足して念願の地を離れまた高速に乗ると後は宿を目指すだけです。あちこち観光せず宿でゆっくりを優先しました。4時頃松島についてチェックインし松島を散策。夕方で既に暗くなり始めるなか福浦島、五大堂、瑞岩寺を散策。瑞岩寺は夜間ライトアップを実施しており沢山の人たちで賑わっていました。ただし2000円という料金を聞き中に入るのはやめておきました。宿から松島海岸まで10分ほどでしたがシャトルバスは昼間しかなく電車で到着の人用の送迎時間に出ているだけで観光の人の足用は考えられてないようです。でも着いて早々粗方の観光は果たした感があり、後は翌日の下調べをしました。実は温泉と蟹を食べる目的なのでごちゃごちゃと観光したりあれも見なくちゃこれもしなくちゃというのはしたくなかったのであとやるのは浜焼とかカキの食べ放題くらいのもので宿でバイキングの食事なのでさらにカキの食べ放題などはしたくなくなりさて、明日はとなったときに家人に提案したのがNHK72時間で見た田代島はこの近くなんだよという提案でした。
この提案に真っ先に反応するかと思えばこんな遠くに来て猫だけに時間をとるのがいいのか考えるといい返事はすぐに来なくてせっかくなので行きたいという返事を受け明日のためにロビーのwifiで調べました。宿から船着場まで車で30分程で船会社のホームページで時間と料金、駐車場の場所を知り寝ました。

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東北ミッション

2023年11月07日 11時55分00秒 | 旅行
コロナ以降引きこもりですっかりお出掛けから遠ざかりカウチとビデオの休日が定着、スキーもご無沙汰でそれでも今年誘われて鴻巣の花久の里へ行ってみたところ、ちょっとした発見がありお出掛けの素晴らしさを思い知るのでした。
そしてコロナの区切りと共に社会貢献社会参加の形を整えるべくひとつの区切りと久々の温泉の旅をしようと思い立ちました。
しばらくしてなかった蟹の食べ放題と温泉でリフレッシュを試みネット検索すると行ったところばかりのなかにいくつか心引かれるところがあったものの近くでのんびり蟹を食べて温泉にはいるだけでいいのかという気もしてきて行ったことのない地に行こうと思い一番遠い蟹食べ放題を見ると当然北海道がヒットしますがそれはさすがに遠いし飛行機利用で気軽にのんびりもできなそうでもうちょっと近場と考えたら那智勝浦と東北松島が残りました。
東北はスキーで何度か出掛けていますが仙台はいつも通りすぎる地で行きたい温泉も多々あり、作並や飯坂のかに食べ放題は全て満室で取れず松島の大江戸温泉だけがかろうじて取れました。
ここまで来て大江戸温泉かという思いもしましたが、まあそれはリブランドされたホテルということで近くのスーパー銭湯に行くのとは違うのだからと納得することにしてネット予約しました。
今年のスキーの時のような地域振興券とか旅行割とかの話も聞かないので旅行サイトで予約して大江戸グループのホームページでも料金は同じで目立った割引情報もなかったので取れるを優先しての予約になりました。
これが10日ほど前のことで、さらに落ち着いて5日前に色々情報収集すると宮城県とか東北割とかクーポンがありそれではとクーポンをダウンロードしてもすでに予約サイトで予約済みなため利用できません。順序としてはネットでクーポン検索、コードのゲット、予約サイトでコード入力が正解らしくこれは失敗したなとまず感じるのでした。今の世ではネットでまず情報検索してお得をゲットできるのだと感じて出掛けたのでした。
ただ、以前の旅では休憩所の道の駅や観光案内所によると割引券とかクーポンとか紙の媒体の案内がたくさんあったものですが今回は高速のパーキングとか観光の拠点でも最低の町歩きマップ位で各施設の割引情報とか観光情報がほとんどなかったのです。さらに今回も高速道路の割引をネットで事前登録したのですが、それにも各施設の割引やら優待が付いてるのですが実際旅行中はどこに割引できる施設があるなんて見ないし調べもしません。これ等は事前にネットで携帯の番号とか登録させているので立ち寄り先に停車したのを関知してお得情報をメールやらショートメッセージすることもできるし自動クーポンを配布するとかやり用はあると思いました。宿の予約なども使えるクーポンなど自分で見つけて適用でなく適正な利用者に自動で配布というのはできるはずです。紙の媒体での周知や配布にしろコストがかかるので制度設計と同時に利用者に適正な配布を実施は可能なはずです。今回事前にネット調査が全て効を奏するのかというとそうじゃない例を見て色々過渡期にある感を持ちました。というのは宿のあちこちの表示に松島湾遊覧船1500円が1000円に割引券があると書かれていていざフロントで買おうとすると今キャンペーンで同様の割引が行われていて現地で買っても同じだからと売ってくれないのでした。対応がお座なりでしっくり納得できずネットで検索するとそのようなキャンペーンの表示もなく1500円が1350円になるクーポンがあり一応保険でダウンロードしておいてでかけてみるとあっさり現地で1000円で買えたのでした。まあ、いちいち細かい割引など気にせず気に入ったものを現地で感じたまま受け入れればいいと納得させようとするのですが、貧乏性のためか差別されたという感じを受けるのかこの割引にはこだわってしまうのでした。つづく


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目指したこと

2023年08月01日 23時27分00秒 | 旅行

夏になると昔訳もなく軽井沢にドライブしてコーヒーを飲んだり軽井沢銀座を散策したりということをしました。今思えば避暑地の憧れや都会が引っ越ししてきたかのような軽井沢銀座の賑わいに触れてみるのが楽しかったのでしょう。クラシカルホテルでコーヒーしたりわざわざ自転車に乗ったり夏といえば軽井沢でした。そんなこととは別に最近はスキーの機会も少なく無性に暑い中で水沢うどんを食べたいと思うようになっていました。そしてBSの番組でクラッシックカーを探しだす番組で関係無い観光スポットとしてこの界隈がよく出ていて私も知ってはいましたがそんな観光バスがトイレに止まるような観光スポットなんて今まで一番敬遠していた場所です。ところがその昭和の車といつまでもで見たらいつかよってみようと思うようになり水沢うどんと観光スポットをめぐる旅をすることになりました。
毎日暑く涼しいところで冷たいうどんを食べるだけのドライブです。昔はドライブに行くのなら車内で聞く音楽から珈琲から準備しましたが、今回はあえて何もせずただうどんを食べに行くと店を閉めでかけました。雷雨が時おりぱらつく昨日までの灼熱という感じも少し収まった感じの日でした。自宅から2時間もあれば着いてしまうのでまずは地球屋という観光スポットです。観光バスも到着して賑やかでした。ここは予想通りのよくある観光スポットで安いものだけ買ってうどん屋へ。うどん屋はどこも大変な混雑で久しぶりに食べてもさしたる感動もなく観光地の食事という感じでした。やりたいことは果たしたので伊香保方面へ行き散策してみることに。
伊香保はハワイアンの日でした。今回はそれが目的ではないのでフラの団体は無視して階段を上っていつか来たときの記憶をたどるような行動になり今回改めてこの山のこんな上から温泉が湧いて川に流れているんだというのを改めてみてなんて恵まれた自然なのだろうと感じるのでした。水沢観音を目指して渋川の方から上るととがった山が重なるように漢字の山の字そのままのような風景になり1番手前の左の峰が水沢山でここの中腹に大きな建物ができており、よく伊豆をドライブしていると山の中に新興宗教の施設が見えたりしますがそんなものかなと見るのですがそれにしては日本建築の様式美も感じる存在感がありなんだろうと見て通り過ぎましたがうちに帰って検索してみたら台湾の寺院だそうです。そういえばテレビで見たことを思い出しあれがそうかとおもいました。結局今度は秋辺りに紅葉と温泉目当てに伊香保をメインの目的地にしたドライブをしようとおもうのでした。

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秩父の人は海に行く

2023年04月28日 00時00分53秒 | 旅行






秩父のように山に囲まれている地に暮らしていると無性に海を眺めてみたいとか海風に吹かれて美味しい魚をたべてみたいと思うのです。先日SNSで江ノ島に行って生しらすを食べてきましたなんてのを見てそんなベタな観光地と観光グルメなんて一番ダサイ休日だなとけなしたもののなぜか私もそんなベタな休日で一番ぼられてアホらしい行動をしてみたいとふと思ってしまったのです。秩父のラーメン屋とか豚丼の店に行列を見ては決して観光地などに行って名物などは食べないことだと思うのに毎朝朝のワイドショーで目にする江ノ島もこんなに有名なのに毎日目にして自分ちのようによく知ってるのに実際には足を踏み入れていないことに非常な後悔を浮かべるのでした。そんな折りマグロの町三崎の観光に品川から電車バス乗り放題のグルメと観光体験やお土産などがセットになった切符の存在がやたら検索で出てくるようになりとにかくコストパーフォーマンス最高の切符だというのです。海もずっと見てないなあということとコロナでそもそも引きこもりだし海と空で解放されたいと思うようになり、調べたらその切符はなんと秩父の駅でも買えるというのでいくらか駅に電話したら5040円だというのです。西武秩父から池袋の往復の乗車券とマグロ三崎切符の引換券がセットで窓口で手渡されるのです。西武秩父から三崎がとても近くなったような気がして今日行ってきたのです。マグロ三崎切符が3760円だから西武線の料金もいくらか割引になっているのでこれは断然西武秩父で買うべきです。スキーでもそんな早起きしないのに朝のレッドいやラビューが6時02分で7時台はないので都内の美術展に行く時は8時のラビューですがここは早起きしてマグロを食いに行く旅行をしてみました。朝飯も食べず5分前に駅についてマグロ切符というと売れない日があるとかぐずぐずいうので2分のレッドに乗るんだからとせかして乗り込んだのでした。結局朝飯を買うこともできず久しぶりの山手線はラッシュでずっと立ちっぱなしと結局どこもラッシュでトイレも行列と朝飯を食べることなく三浦海岸まで来てしまったのです。この駅は名前こそ海岸となってますが海を望むことも海岸にすぐ出るわけにも行かずで温泉施設の送迎バスには逃げられるはで5分歩いて温泉についても食事ができるカフェはやってなくて売店でアイスを買って海岸に出ました。やっとあったコンビニで更におにぎりや茹で卵をゲットし念願の海を前にし朝食となりました。それから金田漁港までじっくり浜辺を散策、後はバスに乗り換え三崎漁港を目指します。バスから見える景色はキャベツ畑ばかりで道路は狭くトンビやウグイスが鳴くなんとものどかな風景と青い海と青い空には雲ひとつないという望むべくもない望んだままの風景が広がるのでした。やっと着いた三崎港は観光地然としたマグロを売りにした料理屋が立ち並ぶ賑やかな漁港でした。ちょうどお昼なのでここでマグロずくし丼とマグロ寿司三昧をいただきました。2000円相当の食事がマグロ切符の食事券で食べられるのです。マグロの心臓やほほ肉、胃袋や卵といった他では食べられないものでした。他にも食べたい地魚や寿司がありましたがあっけなく満腹となり後はまたの機会にと城ヶ島へ渡ります。ここは馬の背洞門という奇岩の風景を見たくていったのですがここに限らず岩礁地帯に奇岩はあちこちありそれに富士山まで見えて風景もお腹いっぱいとなり、つくづく日本は何て特別な地なのかと感じるのでした。何もかも美しく魚はうまい。ここまで味わい尽くして思い出券という観光用もしくはお土産用の券は油壺の温泉に使うことにしました。1000円相当の体験やら商品、観光に使えるのです。海を望む露天風呂でリラックスしたのでした。帰りはおおむね座っていけたので行きより楽でした。ベタな人気の観光地に行って定番をいただくというのも平日だと充実した休日になります。



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房総白浜の旅二日目

2019年05月25日 23時54分46秒 | 旅行

昨日トランプが相撲を観戦すとか千葉のゴルフ場でプレーするとかマスコミが

騒ぐのですが、なんで東京に来るのかG20は大阪じゃないのかと思いつつ、

久しぶりに要人のせいでわたしのプライベートが関係するという事態に帰りの道が

混雑しなければいいがと願うのでした。ナビで検索すると帰り道はアクアラインを指していて

他の道は7時間以上かかると出ています。それにまたあの渋滞は味わいたくありません。

チェックアウトをしていると隣の人達から今度車じゃなくて来るときにはどういう風に

来たらいいかとか、二連泊したから割引があるはずだとかそんな聞こえる会話は皆このホテルを

愛していて何度も泊っているらしい常連らしい声です。

 

この程度の温泉と料理で満足して何度も来ちゃうんだと逆に感心してしまう他の人の様子でした。

 

私は同じ値段でも違うホテルに次はするでしょう。

 

蝋燭の浜焼きは火力にかけ食材も食べ放題でなくていいからもっと質の良いものにしてもらいたいと

そう思わずにいられませんでした。こういう宿に泊まる度にヴィレッジ食事を思い浮かべるのでした。

 

さてそんな朝の出来事から昨日は入れなかったアロハガーデンに行きます。その前に野島崎灯台により

房総最南端の地を踏んでおこうと寄りました。そして、感じたのはここで会う人々が皆

ホテルの食事会場で見かけた人達だったのです。これから先そんな感じなのかと訝りながら

10時30分にアロハガーデンに着いて入ってみると温室はずらずらと続いていてあの巨大温室の前にいくつもの

温室に入らなければならず、まあそれでも1000円もする入園料も紐倉研究所だと思わなければ

入らなかったはずです。

 

温室内は南国の植物や鳥や花が沢山あり、やっとたどり着いた巨大温室にはドラマの中のような

ニシキヘビや亀やらイグアナの水槽などはなく巨大なジャングルでしかなく螺旋階段はありましたが

まるきり研究所などありません。そうしたらあのセグウェイで通った芝生の入口はどこだろうと

まるきり切り貼りで作ったところなのかと不思議な感じなのでした。何か騙されたようにさらにそのまま

温室群を行き、出たら今度はエミューやヤギなどの小動物がいる地域になり、それらと触れ合える

子連れにはもってこいの施設なのでした。

 

そこを抜けると何やらステージがあり、リハーサルの最中でした。フラのショウがあるようです。

まだ開演まで時間があり、入り口のところで見えた展望台に上ります。ここまで実に二時間はいて

暑くて広くて疲れたのでした。こんなに時間をとられるとは思っても見ず、この後予定していた

ファミリーガーデンのお花畑などはもう十分という気分にさせられました。暑かったのでどこかで

温泉に入るのもいいかと思いました。こうなると海の幸なども食べる気もなくなり、ハワイショーを

見た後はハワイのラーメンをレストランで食べてみただけでした。

 

フラのショーを見た後、近道をしようと巨大温室に向かうとその芝生こそ、テレビに出てくる

あのセグウェーに乗っていたシーンであの青いシートに包まれた門こそ研究所の入り口のゲートでは

ないですか。なんともミーハーなことにそれで入場料を払った価値があったと感じてしまうのでした。

一時半を過ぎたばかりですが、すっかり疲れ渋滞のないうちに帰ろうと混まないルートを探索するのでした。

 

結局都内は抜けず、当初の予定通り京葉道路から外環に抜けることにしました。

 

なんとナビはまだこの道路ができてないことになっており、まだ更新が済んでいない

のでした。

 

どうりで検索してもそのルートは出てこないはずです。

 

京葉道路で少しノロノロしたものの渋滞はなく、京葉JCTで新たにできた道路は

ほぼ地下なものの外環もずっと混まずに流れていました。五時には秩父に着いて

しまい、土曜日なのに渋滞もなくこれたことに喜びを感じ逆に反対の秩父から帰る

人の車はノロノロと渋滞になっていてこれから先の長くて困難な道のりをつい考えて

気の毒になるのでした。

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房総白浜の旅

2019年05月24日 23時43分54秒 | 旅行

最近の旅のテーマとして海に沈む太陽を眺めるとか海辺の温泉で過ごすという

ものと浜焼きを存分に楽しむというのもあり、この五月の風に誘われるように

一番旅に適した季節に旅行を敢行してきました。

 

今まで家族で夏には新潟の海で過ごし、そこが飽きると九十九里に移行した歴史があり、

そのどちらでも太陽は海に沈んでいた印象で、どこでも見られる光景だと感じていました。

しかし、最近の旅行でスキーと温泉の旅ばかり繰り返していると夏には海に沈む夕日を眺めたいと

いう欲求を感じるのでした。ところが、最近訪れた地は皆夕日は海ではなく陸地に落ちていき、

意外と海に沈む夕日というのは簡単には眺められないのだというのを感じます。

 

熱海、浜名湖、淡路島と今まで海沿いの宿をとりましたが、浜名湖など十分にチャンスがありそう

でしたが、なぜか夕日だけは山に落ちたのでした。

 

それでは千葉の突端だったらどうだろうと今まで通過はしているけれど泊ったことのない白浜に宿を

とりました。今までの通例にない三月四月に一度もスキーに行かなかったことで旅行欲求は強く、

それに今年は一度もカニの食べ放題をやってないことなども宿選びに影響しました。

 

という事で予約したのは房総白浜のウミサトホテルという素敵な名前の宿でした。

 

値段も格安で普通だと12000円ですが、平日直前割ということで7000ほどでした。

結論から言うとこの程度の料金の宿のレベルだとよく口コミで見かけるコスパがいいとか

コスパ最高などという誉め言葉です。それらを見たら安かろう悪かろうなので宿はもっと

高くて高級なのにした方がよいでしょう。

 

建物は海沿いの10階建てのビルで造りは古く、見るからに社員研修施設的な造りです。

古いマンションの匂いがして畳は青いもののけば立っており、和室で古く作りも元は社員寮の

ような作りで安そうな流しが備えられています。それでもトイレはウォシュレットです。

ホテルを名乗りウォシュレットでなかったらよっぽどのぼろ宿なので宿泊は見送った方がいいです。

 

ただ、スキーに行った場合最優先はスキーと温泉なので、施設が古くて粗食でも安くて温泉が源泉掛流し

なら大概の事には目がつぶられます。房総方面には天然の温泉というのはあまりいいところはなく、

どこも循環、加温、消毒の浴感など期待できないところばかりです。舛添で有名になった小湊ホテルなど

安くてもリゾート感のあるホテルは多く、今回は今の時期でもカニの食べ放題があり、浜焼きも食べ放題と

なっていたので予約したのですが、浜焼きは蝋燭のコンロだし、ホンビノスとエビは食べ放題ですが、さざえと

ホタテはすぐになくなってしまいました。

 

ヴィレッジのようにバイキングでも充分リゾート感があり、サービスもよく料金も一万円以下という宿がある

一方今回のように安いけれどそれなりというのもありなかなか安くてよい旅館は見つけにくいものです。

それでも今期の裏磐梯猫魔リゾートなどはよい部類だと思いました。

 

さて、宿の評価はそんなものですが、平日金曜日なので宿はそれはもうたくさんの人でごった返しており、

食事も風呂もそれはそれはいつも人であふれていたのでした。そこに二基のエレベーターのみで私たちは

最上階で、いつもエレベーター待ちに合うのでした。駐車場も私たちがチェックインした夕方5時にはほぼ満杯で

カウンターで記帳している最中も続々と人が到着してきたのでした。

 

これはいつものスキーと温泉の旅ではないことで、人気の宿に来た感じがしました。

さて、もともとこの房総の先っぽは来よう来ようとした経緯があり、やっと実現した

感じもあります。手前の館山では料金の安い宿から良くダイレクトメールが来ていて

海の幸とドライブがてら行きたいと思っていましたが、唯一温泉がなく沸かし湯という

ことで決定打に欠け目的地から外れていたのでした。

 

しかし、プリズンホテルのロケ地になった館山リゾートホテルとかバイプレイヤーズの

大杉連の思い出の地ということもあり、そんな各聖地としてもここを取り上げたり訪れたり

する人は多く、それに家人がまだ東京湾アクアラインも走ったことがないというのでいちど

海ほたるも見せてやろうという事になりました。最近、外環が三郷から先がつながり千葉が

ぐっと近く渋滞もなくなったという話を何人かから聞いていたのもあり、それを調べたいという

欲求もありました。

 

ただ、ナビで検索するとアクアラインで行く道しかでてこず、行きはそのナビの言うなりで行きました。

 

秩父から花園から関越に乗り、大泉から外環美女木JCTから五号線で北池袋山手トンネルから大井JCT

浮島JCT海ホタルで丁度お昼でした。しかし、駐車場は激混みでここまで来て感じるのはここのところ

いくつも新しい高速が開通しているとはいえ練馬から南に行く外環はずっとできず、練馬から降りたら

いつも渋滞で、そこから首都高速に乗っても護国寺、竹橋と行くルートはいつも渋滞です。さらに

今回の大泉からそのまま美女木を曲がらず都内に入らずに千葉に行けるようになったのでそれを試しても

良かったのですが、明日トランプが来るというので都内は警戒ということで、アクアラインも規制予定と

出ていてその詳しい内容が解らずいつどこでどう入口が締まるかも全く予想できません。ですので、ナビの

示す通り美女木に回り、激混みの五号線をのろのろと進みました。北池袋から山手通りC2 環状に乗るわけですが、

ここからずっと地下なのです。大井から地上にやっとでたと思い今までの60Kくらいの速度からやっと高速になるのですが、

アクアラインでまた地下になり、すでに駐車場満車の標識も出ていました。こう見てくるとできてからこの高速道路の欠陥と

非効率さは明らかで海ほたるの構造も設計思想も失敗な印象を受けます。海ホタルはドライブスポットとして人気でいつも

混んでおり、訪れる人は観光地として利用していて端から端まで見て回りたいはずで、それにはこの施設は非効率にできて

おり、真中にあるエスカレーターで見て回ろうとすると行ったり来たり各フロワーを何度も行きつ戻りつして効率的動線を

考慮して作られてないのは明らかです。駐車場の数もろくに備わってなくていつも事故も多く、渋滞情報はここから連絡道路まで

繋がるというのはしょっちゅうです。

 

しかし、ここから千葉に入ると一気に田舎風景になり、今までの都内の渋滞からいきなり千葉の山の中になってしまい、楽しさも

あまり感じない道なのです。さらに途中から一車線の交互通行になり、ノロノロと行かなくてはなりません。

 

それでやっと冨浦に着き、やたらと多い道の駅によることになります。

ただ行くべきところは渚の駅たてやまが最高に整っていてここに行けば自転車も借りられるので市内の観光も

出来るし、水族館のような施設もあり、桟橋も展望台もあります。宿で浜焼きとカニの食べ放題が夕食なので

海産物は食べずスィーツや飲み物くらいで海の物は我慢しました。

 

また行きたいところとしては灯台や岬などの突端です。この千葉の突端に来たからといって見えるのは対岸のような

三浦半島の陸地であり、大島や三宅島などあちこちに陸地が見え九十九里のような太平洋の眺めとは違います。

もうひとつ楽しみにしていたところとして、沖ノ島があります。ここは陸から砂浜でつながった小さな島でぐるっと

一回りでき岩場と砂浜と洞窟まであるという楽しい島めぐりができるところです。夏前ですからキャンプや海水浴の客も

なく、車で近くまで行けて駐車場も豊富でとても良いところでした。

 

気になっていた観光地はあらかた見て後は宿に行くだけとなり、フラワーラインを行きます。と、途中によく見覚えのある

館山リゾートホテルをみてあの寂れたプリズンホテルを思い出したり、バイプレイヤーズなどを思い出し大杉連を忍んだり

しましたが、さらに思いがけないものを発見しました。それは館山アロハガーデンです。先日書いたように家人の

つきあいで見ている『インハンド』のロケ地であの特徴的な温室が見えたのです。

 

ドラマでは箱根にあることになっている紐倉研究所がある巨大温室が見えたのです。もともとどこの施設か撮影協力の

字幕を確認して館山アロハガーデンという名前は確認していたのですが、まさかフラワーラインの真っただ中にあるとは

知らず、そもそも道の駅隣接の施設というのも全く調べてないもののあの建物を見たらどうしても見てみなくては

なりません。引き返して寄ってみると四時半ですでに入場時間を過ぎていて入れませんでした。これは是非あした

寄ろうと思いがけずよいプレゼントを得たような気分にさせられました。

 

 

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温泉にまんじゅう

2018年12月24日 23時56分54秒 | 旅行

今回の旅行はいつもなら絶対にしない連休の三日間、それも年末と

いう一番忙しい時に休んで旅行という諸々のせめぎあいの中での日程で

道中はさぞかし混乱と混雑のなかかとおもいきや渋滞したのは帰りの

恵比寿インターの10K程でした。

 

淡路島から大阪に抜け名神から第二東名というコースにしたのですが、ナビは

淡路から山陽道へ誘導しなぜか遠回りさせられたような印象で、もっと湾岸を直線的に名古屋に

行った方がいいのにと思いながら地図上でどのあたりを走っているのかのイメージもあまりないまま

東名か中央か迷いましたが行きと帰りが同じというのも芸がないしつまらないと新名神と第二東名を

いきます。昨今のテレビの旅番組で宣伝されるサービスエリアの進化が話題になりますが、今回寄った

第二東名の岡崎SAはお昼にしようと入っている店を見ると魅力的な店はなくどこも高いだけで食べたいもの

がありません。

 

その後途中寄るどこのSAと比べてもご当地感もなければメニューに美味しそうというそそるものがない

のでした。

 

八丁味噌ラーメンなるものを食べた同行者は下痢をしてしまい一気にこの旅のイメージを悪くする

原因になりました。

 

それにしても毎度八王子恵比寿と圏央道は事故か渋滞が定番で今回も恵比寿で渋滞となってしまい

ナビはいつも花園インターまで案内しますが、上信道なら吉井、圏央道なら青梅で降ります。

その方が早いし安く済みます。

 

今回いつもなら高速を降りてから一般道が苦痛なのですが、逆に降りてからの方が道が空いていて

スムーズに家に着き青梅から秩父もいくらもかかりません。

 

旅はとにかく目的地に着くこと、無事に帰ることが最大の目的です。

安全に道中済ませなければどんな思い出も台無しなのです。そう思いつつ高速ドライブを今回事故なく

終えることができてよかったと思い三日とも雨に降られましたが、トラブルなく帰宅できよかったと思いました。

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旅の醍醐味は調べ過ぎないこと

2018年12月23日 23時56分56秒 | 旅行

諸々の用事を済まして二日目は淡路島の観光です。

旅行というとネットで調べ何を見たらよいか何を食べたらよいかを

調べられるだけ調べ名産を味わい、名湯に入り、ここならでわの景色を味わうという

ことを長年心がけていました。そして、よくあるテレビの旅番組やNHKの新日本風土記

に出てくるような景色や名物を必死にあさりそれを実際に目にする旅行をしてきて最近は

ある達観にたっしました。

それはそんな旅行はちっとも面白くないことです。

秩父でも地元のラーメン屋やホルモン屋に行列ができます。

しかし、私自身そういう店に行ってみたいと思わないし、自分が旅行者でも

列に並んで食べたいとも思いません。今までマスコミに踊らされネット口コミに操られ

過ぎていたことに気が付き、本当の旅の醍醐味を失っていたことに気が付いたのです。

旅などは行き当たりばったりがいいのです。

その時に偶然知った情報や小耳にはさんだ情報で気になったら行ってみて

いくら有名でも機会がなければ行かなくていいのです。

別にテレビで紹介されていなくてもガイドブックに載ってなくても見たいところを

見て知りたいものを見るという本来の形を世の中みんな忘れてネットに人がやったのと

同じことをしてそれをまたネットに載せるというバカらしいことに夢中になっているのを

傍目にもっと自由に食べたいものを食べ行きたいように今回旅行できたと思います。

今年ずっと思っていた磯焼のようなこともできたし、鱧やフグ、伊勢海老、鯛など

地元の名産も食べられました。半面観光地値段の干物や名産のフルーツ玉ねぎなどは買わず

よくあるお土産品なども買いません。

それでも自由に自分らしく淡路を楽しめたと思います。

宿は海に面し、その海岸は日本離れした感じのきれいな海岸でした。

まるで人工海岸のような砂の色で、これは本州の関東や新潟の浜とは

違う独特の色でした。

残念だったのは夕日が沈むところが見られなかったことで、これは長年気に

なっていた海に沈む夕日がこの旅館からは見えるという事で余計残念に

思いました。

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ロングドライブで

2018年12月22日 23時54分55秒 | 旅行

今回の神戸出張はいつもなら新幹線の所、自分で運転していってみようと

思いました。

いつも大阪や京都に行くと大阪のビジネスホテルなどで済ましていましたが、

今年は夏の旅行も行ってないし、スキーにも行ってないので有馬温泉に宿を

とりました。

 

これはいつか行こうと思っていた温泉です。同様に松山の道後温泉も二泊目に

行こうとしたのですが、これは次回になってしまいました。二泊目は淡路島です。

朝八時頃出ようと思いましたが、年末であり休日なので混むことを予想して

早めに出ました。といっても6時の出発です。

 

これはかなり早く出たつもりでしたが、甲府の混雑はあまり関係なく効果も

いかばかりかという感じになってしまいました。

しかし、中央高速に乗るまで休みなく行き、8時半ごろ双葉サービスエリアで

朝飯とのんびりとした感じでまるで世間の年末の忙しさなど関係ないといった

贅沢な感じのスタートでした。ですが、天気は悪く、富士山も見られずにこの後雨の高速を

走ることになりました。

 

前にも一度兵庫まで行ったことがありましたが、その時に同じようにコースで行ったのに

今回も中央高速を行くとなんとも方向違いの遠回りをしている感じがしてなりません。

というのも地図に出る道が長野とか方向違いの地名が出て北に一回振れるところが

気になるのですが、混雑とか渋滞回避にはやはりこのコースがベストなように思います。

以前名古屋方面に旅行した時に帰りには長野まで行き、上信道で帰ったことがあり、その時も

かなりの遠回りをした気がしましたが、これは逆に全く渋滞にあたらずこれが正解なのかと

思いました。帰りについてはでもまたあの雁坂の有料トンネルと峠のグネグネ道は通りたくないし

多少の遠回りでも早く着ければそっちにしたいと思いました。

 

それにしても松本から先というのは地名にしてもインター名や道路名になじみがなく、新しい道も

できていて落ち着きません。それに滋賀を過ぎるあたりからいくつもの分岐と網目のような道路図が

でてどう行けというのか一瞬でその図の意図を読み取ることもできず、改めてよく調べてもなくて

全てナビ任せです。そうなるとナビの性能が頼りですが、このナビは果たして正確なのかあまり確信も

持てない感じです。

 

というのは何度も渋滞を考慮しましたという案内で新ルートで行くか元ルートか選択を迫るのですが、

どこをどう行くように変更しましたという説明もどこの渋滞を回避したのかその結果高速料金はあがったのか

丸きりわかりません。

でも後で調べてみるとあまり細かい道路に行くこともなく主要な道を来たことは確認できました。

有馬温泉にはチェックイン時間前に着きましたが、直ぐにはいれるだろうとそのまま行くと大丈夫ですよと

いいつつ実際は部屋に案内されたのは3時でそれまでロビーで待たされたのでした。同じようにロビーには

部屋に案内されるのを待つ客ですべての椅子が埋まるほどいてなるほど土曜の旅館だと感じます。

いつもは土曜日曜の旅行は回避しますが、今回はこの日程しかなく決行となったので、仕方ありません。

 

道路は前回より空いていた感じでした。それでも常に競争のように先を争い道を我先にと車が車線を先行し

いつものスキーで行く高速道より緊張の連続で前回通った時より多めの休憩になった感じでした。

憧れの温泉地の有馬は予想と違い完全な観光地と化していて温泉街の風情とか湯治的な宿より高級観光旅館に

狭い土地が巨大建物に占拠挙され草津のように庶民らしさとか村とか地元の人の湯とかひなびた感じは一切なく

ただ高級路線とそれでも十分集客できる商業的な観光地のイメージでちょっと肩透かしな感じでした。

 

それにここから神戸に出るには高速道路しかなく、そうでないと三倍の時間がかかるので、高い料金を払い

高速を行きます。何かと金がかかる印象なのです。全てが観光地値段の箱根と同じ感覚です。そんな観光地に

やはりひしめくのは外国人旅行者で足湯などはほとんど外国の人で占められています。

 

宿ではいった温泉は無色透明の湯と源泉掛流しの黄土色の湯とあり、ほんのり鉄の金属臭もします。

あまりに土ぽい色に粘土でも混ざっているのかと掬い取ってみると見た目よりさらさらとしたお湯でした。

源泉は無色透明で空気に触れてこの色になると説明されました。

温泉街は狭い道と坂道でお年寄りにはきつい町並みです。

あまりに観光地的過ぎて一通り見たらもうおなか一杯という感じでした。

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リゾートに思う

2018年01月25日 14時32分28秒 | 旅行

草津の噴火に伴い白根山の噴火の歴史を調べてみると直近では1982年に小規模な噴火があったとあります。最近の噴火はみな湯釜付近のもので噴煙が上がるのもごく小規模で、浅間山の様なもくもくと噴煙が続くものではなかったようです。さらに今回の本白根の噴火は3000年間なく、休火山状態で安定していたといいます。しかし、何の前触れもなくこのように噴火が起きるとなるともはや休火山や噴火のないとされた火山でも安心できないということになります。となると今後のスキー場営業は本白根の壁などいつ滑れるのか怪しい感じです。青葉山までいずれはオープンさせたいと町長はコメントしています。そうなったらスキーと温泉に訪れてもいいかなと思いました。一番最盛期の時期にこのような事態になり営業に影響を受ける方や被害にあった方にはお見舞い申し上げます。さて、リゾートに新たな風をと現在頑張っている人を紹介する番組がガイアの夜明けで取り上げていました。一人は星野リゾートの取り組みであり、雪は資源であるということで積極的に冬の新しいツアーなど積極的に展開しているというものともう一ヵ所が越後湯沢の冬の生活を紹介する雪国の知恵を知る滞在型体験ツアーを計画しているというものでした。前回私が書いたようにここでも越後湯沢にあふれる東南アジアの人たちには触れられませんでした。都心からわずか80分で雪国となるという魔法のような立地であり、まさに今でもトンネルを抜けると雪国なのに、昔の映画のポスターで懐古的アピールをしている現代は何か近い未来に何か可能性というものより昔に縋りついて昔の生活を現代に語り継いで生きていくという後ろ向きの姿勢はとても賛成できないものです。昨年は雪を生かすということで雪室が夏でも活用される様を紹介していましたが、あふれる東南アジア人たちとともに新しい街づくりを考えていくのも喫緊の施策であり、やるべきことなのではと思うのでした。とこんな考えをしたので次回のスキーと温泉の旅は星野リゾートでどんなおもてなしなのか体験してきたいと思います。

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