King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今月の季節のブレンドは

2024年11月02日 20時15分30秒 | 珈琲
今月に入ってからずっと雨続きですっきりと秋晴れとは行きませんね。
それに自民党が大敗しこれは政権交代になるのかと思わせたものの野党はどいつも結集して政権交代の意思はなく二度目の決選投票にも各党首の名前を投票するんだとか。
国民民主党は自民党にすり寄るような態度で自分達の政策を通すため連立は組まず予算を人質に国民の手取りを増やす政策をとうそうというパート連携などという姿勢を見せています。その政策により7兆円の減収になると自民は渋っていますがそんなパートの人の税収に頼ることなくもっと高額所得者からとればいいじゃないですか。いまでがいかに金持ち優遇大企業優遇の政策で格差拡大を招いてしまったか国民ももっと怒りをもって政治を注視しないといけませんね。
さて、雨で肌寒いような日が続きますが、今年もあと少しでこれからどんどん寒くなります。そんなこれからの季節はせめて珈琲で心にぼっと火を灯すような温もりを感じられるような珈琲をイメージしてブレンドしました。
今月のブレンド『木枯し』てす。
お楽しみください。
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エスプレッソレディに

2024年10月30日 18時51分07秒 | 珈琲
なまなかでは行かないこの豆に遂に釜を分解して、徹底洗浄を施しました。
この釜は二年前にほぼ総取っ替えしたものですが、業務用のバーナー搭載になり前より煤の堆積もなく前より分解洗浄の回数も減りました。
しかし、今回は細部に至るまで徹底的にスチーム洗浄してコーティングされたような黒いところは全てスチィームを当てました。前の釜だとスチームによりその黒い部分がビニールの皮膜のようにペロリと剥がれるのですが、今回はそういう堆積層はなくペロリともならなかったのですが徹底清掃してリセットしました。
そもそもこの黒い堆積層は豆にも付着して味に影響があるのかという疑問が日頃からあり清掃はいつも心がけていますが、そんなあからさまに煤まみれ豆な訳もなく、実際スティームをあてても焼き立ての豆のよい香りがたちます。でも当店のような1キロの小さい釜の直火のものだと煤けた豆や焦げ味のするものを出している店が多いのです。5キロの中型な釜でも中の釜は鋳物なのでその多孔質のところには堆積物がたまっているはずです。
そもそも釜の中でチャフが燃えてその粕が煤となっているとしたら釜とか焼き方が悪いはずです。
良くコーヒー豆屋の看板に炭焼きというのがありますが、居酒屋の焼き魚のように炭で焦げ焦げの魚を食べて何も違和感や不満を抱かない人がこの炭焼きに何を求めているのでしょうか。提供している豆屋は炭焼きでどんな豆を提供したいのでしょうか。
和食の職人さんの焼く焼き魚は焦げなどありません。昨今はキャンプとかバーベキューが流行りですがそんなプロの味を自分達の手でと意識されているのでしょうか。前にも書きましたが、団子なとはわざと焦がしていますがそんなことをする必要はないのです。
今回分解清掃に至ったのは火の伝達やら燃焼効率やらを検証する意味でもあり清掃後組み立て焼いてみると香りのたちがいいように感じます。味も焼き立てで試飲しても思った味になっておりここのところずっと追い求めていたエスプレッソレディの絶妙なところも香りのたちもやはりすばらしいとにんまりとしてしまうなでした。
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エスプレッソレディ

2024年10月25日 13時28分02秒 | 珈琲
昨日は夜走り出そうとしたときに注文の電話が入りいつもより遅く走り出しました。
そんなこともありあまり走りに集中できなくて影森の駅まで走りあとは戻るというコースでスロージョギングでペースアップもないままただ、だらだらと長く走って終わるという不完全燃焼のままのランでした。
走っているとき考えたのはものの値段です。新しくできたラーメン屋さんは大体1200円からでそれにさらにご飯やチャーハンをセットできたり替え玉があったりとより高額の客単価に誘導もされています。ところが昔ながらの食堂などラーメンやカツ丼が600円と昔の値段のままの店もあります。
新規店や商売が初めての店は3ヶ月も持たなかったりものものしく始めた店ほど早くなくなります。テナントでよく代替わりする店は何が入っても長続きせず薄汚れた古い店はなかなかつぶれません。それも客が入っているのを見るのが珍しいような店もいつまでも残っていたりします。かと思えば最近新しいテナントになったと明かりがつくも看板はなく営業中のサインもない何屋さんかわからない店も増えています。昔夜泣きラーメンの軽トラがアパートに回ってきていたときがあり、一日50杯くらい出るのか聞いたらそんなに出ませんとのことでした。計算してみると100杯でても自分の人件費を稼ぎ出すのはきついのではと思われます。屋台のラーメン屋さんなど現在はやっている人はなくコロナ以降タクシーさえ夜間営業の台数はまばらです。駅には最終電車が着く頃まで乗り場にタクシーが客待ちしていたものでしたがそれも今やなくなり夜の経済は細る一方のようです。コロナ以降をまた以前のような町にという策や取り組みも聞きません。
毎日走っていますが、数日走らないコースでは変化があり刺激を受けます。建物がなくなっていたり放置されていた自動車が撤去されていたり様々な変化があります。
今日焼いたエスプレッソレディはなまなかな豆ではありません。
フレンチの手前のギリギリのところまで焼くのが味を引き出すところなのですが、そう簡単にそこに合わせられません。
一方できたときにはフルシティで焼きたてでも湿った艶を帯びており豆を知る人でもこれを古い豆の特徴とみたりします。
ガラス瓶や茶筒缶などで保管していると豆の瓶や缶に接しているところがテカってくるのと同じにみているのです。
実はギリギリのところまで焼いた豆というのは焼きたてでも油が表面に出ておりつやつやしています。焼き方によっては油を出さないような表面をさらっと乾いた状態にも焼けます。
しかし、ジュワっと甘味が出る珈琲にするには芯から焼けていないとならないのです。
一度このギリギリのところを経験してしまえばそこに行かなければならないと過ぎてもダメだし手前でもダメとなります。
時には失敗もし、到達し得ないのも出してしまいます。
そうするとそれは売れないので他の豆と混ぜてうちで飲むしかありません。
簡単に焼ける豆もあるし非常にベストに近ずけるのが難しいのもあるといった豆それぞれの味を知るのは楽しい作業でもあります。
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それでも日々回ってく

2024年10月19日 11時26分39秒 | 珈琲
最近のランチはフランスパンのバケットにレタスとハムを挟むだけです。朝の忙しいときもこれです。
前は食パンに玉ねぎピーマントマトピューレベーコンをのせてオーブンで焼いてピッツァトーストでしたがこのパリジャン風サンドのシンプルでジャストな相性にしばしはまっています。
ピッツァトーストでは玉ねぎやピーマンの包丁によるマジックを楽しむことも加味されてましたが、それは最近大根に移っていきました。
大根に豆腐の味噌汁ですがこれは大根を切れる包丁で調理すると独特の舌触りが楽しめます。刺身でも包丁の切れ味で味が変わるのを知るとよく切れる包丁は欠かせません。シンプルなサラダでさえ包丁の切れかたで味が変わってしまいます。さらに煮込み料理でも野菜の煮込みでも姿や味が違うのです。
ただ気が向かないと自分で料理はしないので、普段料理を作ってくれる人にこの事は内緒です。
珈琲も同じです。
あの人が淹れると美味しいとわかるとなぜ美味しいより、あの人の珈琲がのみたいとなります。
かと思えばまったくそんなことには関知せずスーパーで売ってる刺身と寿司屋のカウンターで出される刺身が同じ味だと思ってる人も多いのです。居酒屋のバイト君が切る刺身と修行した和食の職人の包丁で味が変わるとわからない人。なんかもったいないなあと思ってしまうのですが世の中全部がそうじゃあないと覚えておくのも人生を円滑に回してくれます。私は円滑でなくてもぎくしゃくしても刺身の違いと大根の違いがわかる人と繋がりたい。まあ、それが珈琲の理解になっていくのではないかと思うから。
ただ、単純にうちの店は店舗費用や人件費や広告宣伝費などがかかってないので安いのは間違いない。
それでも小綺麗で有名な店で買いたい人やネットで高い注文をする人もいる。
人それぞれです。なんやかんやいっても理解されない人はいるのも知ってます。
それでも私の昼はパリジャンサンドと珈琲で豊かなひとときですと主張したいのでした。
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信ずるがままに

2024年10月16日 11時13分07秒 | 珈琲
今日は昨日までの秋晴れから曇天の肌寒い日です。
いつものように豆を焼きあたふたと朝の支度から開店準備と終わって朝の珈琲はホンジュラスでした。
これはとっても肩透かしのような珈琲で、珈琲らしくないガツンとも来ないし苦味もなくなんとも面白味もない感じなのですが、これがパリジャンドックと一緒だとまた話が変わります。
なんともいえぬ完璧感が満ちてなにも必要ない満たされた感じと満足感かしばし持続します。
何て素敵な時間なんだろうと朝を楽しむ珈琲です。
さて、今週末は市民リーグがあり日曜の午前中は留守になります。
さらに28.29日は臨時休業いたします。

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続報

2024年10月12日 10時01分39秒 | 珈琲
昨日の夜から日本の被団協のノーベル平和賞受賞のニュースが繰り返し伝えられています。
最近このようにひとつのニュースばかり繰り返し1時間も同じ人が同じことをいうニュースが多い印象です。
津波とか大雨とか画面が狭くなりずっと同じことをいわれている全くニュースの意味のないニュースなのです。
ネットではまったく違ったことが話題になっていたり、韓国の作家のノーベル賞ではノーベル賞は左派が好きだとか日本にまた反日攻撃が来ると予測していたりテレビの世界とは違うものとなっています。
選挙のこともテレビでは野党が首相は論戦から逃げて早期解散をしたと批判をしていますが、自らその存在感のなさをアピールしているようにしか見えずまともなことをいっている党首も見当たらず何も期待できずといった感じです。もとより政権を担える二大政党を日本も目指すべきといわれていましたがかつて社会党がその担い手とされ政権をとってからとたんに弱体化し党勢をなくしたようにその後の新党にも次を担う人は現れてないのです。
そもそもAIが発展したら政治家もその存在価値がなくなるのではないかと思われます。
とかく効率とか成果が問われる現代で人と人が作り出すものが重要になっていくのではないでしょうか。
今朝もエスプレッソレディの多彩な顔の見えるなか色々と思いも巡る朝でした。
夏から秋への猛烈な季節の切り替わりを今年は感じ、体調の悪化などもあり、今まで信じ自分の基本としていたことも意外と脆く体調の変化とともに自分を形作るものも信念とするところも基本は傷つきやすく脆いものと思い知ったりしました。
そんなとき珈琲に癒されいつもほっとしたひとときが約束される豊かなひとときがあるという安心と味の広がりにまた次の活力があると思える魅力にまた元気付けられ日々変わっても変わらないものを感じます。

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秋晴れに

2024年10月11日 12時26分53秒 | 珈琲
朝の新聞でノーベル賞文学賞に韓国の女性作家が受賞とあり、目を疑うようなニュースに最初は疑うも、ありそうではあるなと思いました。
韓国はノーベル賞受賞者が今まで一人と世界から認められない象徴のようにいわれその評価に韓国国民が異常反応するという歴史がありました。
文学賞の場合選考委員のスキャンダルとか他文化の尊重というのは自己弁護のような後ろめたさが付きまとい本当の世界的文学の可能性とか人類を代表するような知性とか人類の宝のような作品とか先進性革新性とかとは違った今回の受賞のようなイメージです。
まあとかくアフリカや東アジアの文学が受賞すると過去の清算のような取りこぼしの処置というか世界の公平性を示した格好なのかといった見方の方が強い感じですが、これはまだ私は作品を読んでませんし文体とか共感がテーマといったまだ世界が驚いたとか気がついたとかいう新しい知見じゃないような印象です。
ともあれ韓国でも受賞できたんだという驚きの方が強く、これは何でなんだということとテレビでは朝のニュースにもでなかったし全く触れられないのはどういうことなのかと思います。
そんなニュースの需要が正しく伝えるべきこともなんか歪んでしまっている印象も与えて、朝の久しぶりに感じる太陽の光にも秋らしい陽気にも、何となく白々しい金木犀も薫るのをやめ、秋の味覚は色々とこれからも豊穣を感じさせてくれるなか昨日までの雨続きから抜け出したほっとした感じと朝の珈琲がリンクして本来の清々しい気分をじわじわと味わっているのでした。
今朝の珈琲はまたブラジルのエスプレッソレディです。
ブラジルの素晴らしい味のものはカルデモミナスやダテーラサンライズやカクエンジといくらでもあるのにしばらくはこれでいいかなという感じ。
秋は読書とか夜長とか珈琲に合いますね。
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ブラジルプラナウト農園

2024年10月09日 12時18分10秒 | 珈琲
久々にエスプレッソレディを焼きました。
深煎りなのに軽やかでワインのようなフルーティーさがあります。
これはなんにでも合う味です。
この豆は樹上完熟にこだわり完熟した実だけを手摘みしたものです。
ブラジルらしからぬモカマタリのようなワイン系で全く意外な味かもしれません。
しかし、このワイン系の味の珈琲を知る珈琲通を自称する人も意外と少なく、言葉ですんなりこの素晴らしさが伝わる人は少ないという珈琲の世界も誠簡単にはいかない世界です。
世の中、このワイン系よりもっとフルーツジュースのような珈琲を評価する方向でそんな中開発された嫌気発酵の豆も最近は理解が進み多く出回るようになりました。
それなのに市場では思ったほど売れず投げ値で売られるようになってきました。
そんな中でもインドネシアのトラジャなどは高値安定で高級品として取引されています。
さて、そのトラジャは味としてはなんと表現するのでしょうか。
パカマラやブルボンほどの旨みや濃くとか風味とかに特長があるわけでもなく、味音痴の人には味がなくお湯に近いといわれかねないほど特長がないといえます。
それなのに高値安定なのはなぜと思えてきます。
やはり消費者の中には酸味が嫌いというトラウマのような心理があるのです。高級品でも酸味を売りにしないトラジャは業者にも消費者にも取り扱い易い豆なのかもしれません。
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クリスタルマウンテン焼きました

2024年10月07日 09時25分13秒 | 珈琲
昨日は雨が降ったりやんだりの中、そこら中でイベントがあり花火が上がったり賑やかな日でした。
秋の味覚を色々味わうなか町には金木犀の香りが漂いとてもよい心地です。
こんな中朝の珈琲は爽やかさの中にも珈琲本来のきりりっとした感じのほしいものです。
ケニア、クィーンスマトラ、クリスタルマウンテンはこの金木犀や黄金のすすきの原のイメージそのままに豊かさと心地よさの本当に堪能できる味のよさがあります。
一方もっとお求め易いモジアナの珈琲や変わった一癖あるグアテマラとか色々な豆があります。
それは今の気分にというリクエストに答えるものです。
お気軽にこんな気分にどんな珈琲がとお尋ねください。
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今月の季節のブレンドは

2024年10月01日 12時23分05秒 | 珈琲
先月の体調不良はコロナの5年前でもなかった突如の発熱と喉の痛みでした。
23日の夜ごろから始まりあまりに体調が悪いので熱を測ってみると37.3でした。ここ5年内で37度を越すの初です。それをみて一気に具合いが悪くなり、それからずっと風邪薬を飲んだり寝込んだりしました。三日目くらいから症状が軽くなり、熱を測ると37度をきる感じでした。只喉の痛みは強くなりイガイガとしだしました。それまで普通に夜走りに行きという生活でしたが、25日はあっさり走るのを放棄。次の日にミューズパークを二往復走りました。
元々雨の中びしょ濡れになり走っても風邪など引かなかったのに今回に限りかかったのは全く理解できず、例え家族の人が誰かよそから菌をもらってきて罹患しても私だけはかからなかったのです。
それなのに今回はなぜという感じで回りの反応としてはコロナに罹患したんだろうとみんないいましたが症状は喉の痛みと微熱のみで23日に発症し、5日は自主隔離したものの医者には行かず、金曜日はまた走りにも行かず熱も平熱に戻りました。
日曜の夜は雨だったのでまた走りに行くのをやめすっかり敗北感にさいなまれるのにも慣れ、月曜の夜には普通に10キロ走りもとに戻ったのかと思いこの一週間の振り返りをしますが昔の病気で寝込んだときの記憶と母親におぶわれて医者に行ったことや往診に医者が来たことなどを何度も何度も思いだし、この病気の気分を如何に抜け出すか考え続け結局普段と何も変わらず何日か夜走らなかっただけかという結果でした。
夜走らないでいるともう走れないのではないかと思ったり走らない罪悪感のようなものにいつまでも寝付かれないかと思いきやすぐに眠りに落ちて走らなくても何も変わらないのでした。月曜に走るとまた戸惑いのような気分の中病み上がりなので軽めに走ろうと最初は思っていたのに走り出すといつも通りの距離をいつも通りの時間で走りきっていました。
今月は恒例の豊島交流もあり、秋季リーグもありと楽しみな秋です。
そんな楽しみに栗蒸羊羹や秋の味覚が加わり一層楽しみが増す時期で蕎麦屋に行くと毎回新蕎麦の割合が増すというお楽しみもあります。
そんな何事にも楽しみが増すこの時期、やはり満水月というこのブレンドがぴったりな感じです。
お楽しみください。


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中秋の名月に

2024年09月22日 11時36分03秒 | 珈琲
雲の多い中、それでも大きな月が見えていつも走りに出る8時頃でも雲が白く見えたり空が青く見えたりしていました。
すすきにお団子に漆黒の闇と黄色の満月と絵に描いたような色の絵とは違う現実の空でした。
そして昨日はまた三連休ながら雨がポツポツ降るスタートとなったのです。
関東ではそんなことでコスモスやら野球観戦やらと過ごす人があった一方、能登では線状降水帯が発生して大雨による洪水、土砂崩れがあり、また停電断水、電話の不通が発生したのです。
仮設住宅も床上浸水とニュース映像を見るとなんでまた能登なのかと思ってしまいます。
なんとこの日泉谷しげるはチャリティライブを開催予定でしたが中止にしたとSNSで発表。
元々地震でライブ中止にしてたものが会場は無事と聞き、さだまさしらと慰問したときにチャリティーライブを決定していたものです。
それが今度は雨で中止とは。改めてまた否定されたようなどうしてなんだと声が漏れるような事態です。
まあ、これが自然で何らかの超自然がとかすぐ結びつけたがるのが人なのです。
人のないものを信じる、嘘を信じる力です。一方技術の進歩で一般の人が捜査機関のようにGPSで位置特定したり、カメラで監視したりドライブレコーダーで交通被害を訴えたりとネット操作、それもスマホから指先で操作するだけと至って簡単にやれるようになっていてしかもそんなことはまるで関係ないという人も多く存在するという進歩や進化が全ての人類にあるのではなくそもそも地域や貧富の差など斯様に苛烈に現れるのです。それはこの間の中秋の名月のように見ている人にだけ感じられる現在の状況なのです。
とかくそれを埋めるのが政治の力で役割とされてきましたが、民主主義や世界を変えるとされた人たちやネット技術にそんな力はなく、格差は広がり地域差、貧富の差は広がるばかりなのです。
それでは今幸せ追求には何が必要なのか。手っ取り早く稼ぐにはネットでバズるよう動画で稼ぐのがいいのか。
いえネットでバズらなくても毎日美味しい珈琲がのめて、月を眺めて夜毎日走れたりバスケットができたり貧しい中でも心の平安と安らぎで幸せ🍀を感じることは可能です。
さらに例えば今年熱中症で畑でなくなった80才のお年寄りも幸せな人生と思ってなくなっていったかもしれません。人のために大雨や地震や土砂災害などで救助のために無念の死を向かえた若い方も日々充実した中でたまたま事故でなくなって十分精一杯生きて幸せだったと思っていたかもしれません。無理にできもしないみんなが平等や優しさを強いたりや不労所得を責めたりしてもただの偽善なのかもしれません。そんな思いにさせる能登の被害でした。
今日も珈琲の香りと深いこくのなかで不安定で格差の広がる理不尽な世界について考えました。
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エチオピアの豆に

2024年09月21日 22時22分14秒 | 珈琲
先週の三連休も台風14号が奄美から北西に直進的に中国に向かい、遠く離れた栃木や秋田に大雨をもたらしました。連休明けから関東にも雷と急な雨があり走るのもままなりませんでした。
そんな今週でしたが、相変わらず日中は36度になったりまるで穏やかな日のない雲のなかに中秋の名月があるような目まぐるしく不安定な週でした。今週末も三連休で前線が列島の上にありまた局地的に線上降水帯が発生するかもといわれ天気はよくなさそうです。
中間決済の今月、商社から投げが出て魅力的な商品もありましたが、まだまだ過渡期で実際の買い時と買うべき豆はこれからの気がします。
今はクリスタルマウンテンやケニア、イルガチェフがあるのでそれを売っていきます。
ブラジルの干ばつ等で今後は入ってくる豆はよいものはなさそうです。
戦争による品不足が指摘されエチオピアなどはもう入らないといわれていましたがどこの商社でもエチオピアは持っており、高値安定で取引されてます。
やっと美味しいものが知られて嫌気発酵の豆も認知されその差別化もされてきた感があります。
私もイルガチェフやエチオピアの豆にこれはというものを揃えてその魅力に触れるにはというところを色々伝えてきましたが、値段が倍以上に値上がりして満足に味わえないと感じている方も多いと思います。
当店ではそんな中ハルスケのナチュラルが1200円と格安なのです。
G1のイルガチェフでナチュラルが普通2000円以下の店がない中これはどうしたことかということですが、詳しくは来店のおりにお尋ねください。
昨日紹介したthe100ですが実はあと三話で結末なのですがまだ見ていないのです。
こういう核戦争で文明が消失とかゾンビが溢れてサバイバルする話は多いものの結局サンデル先生の白熱教室のネタなんだなと思います。ドラマでも最大幸福を得るために少数を犠牲にする話や人肉を食って生き残る話も出てきます。卓越した宗教家が超越した未来や人類の進化を語ったりみんなどかで見た光景です。
まあ、当店には他店にない安いエチオピアがあるとまあ何て幸せなことだという気がしてきます。
本格的従来のスマトラ方式のマンデリンのスペシャルティまであるし、クリスタルマウンテンなど1800円で買えるのです。楽しんでいきましょう。


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数学の教科書の巻末

2024年09月17日 10時36分32秒 | 珈琲
三連休が終わり、忙しさや期末の事務が大方収まった感もある今週。先日の土曜のピアノの旋律と音が未だに頭にぐるぐると残る朝にインドネシア、ブラジルの豆が染みます。
そんな朝に頭に去来する事象は自民党総裁選で候補者の政策を語る内容も色々な性格を見せてきました。
9人も出て各支持率も石破茂氏の26%小泉氏21%以外は一桁でもう戦わずして結果は見えたようなもので会見での受け答えも石破氏の答えが総理に聞くみたいな受け答えなのに対し、他の候補は何々をやりたいとか夢物語のような予定を話しているにすぎず、中には政策が昭和のまま所得倍増などを掲げる人までいてオリンピックに万博にと未だにかつての成功体験から抜けられない国際感覚も世界をリードしようなどという気概もないのです。
さて、それと同時に去来するのがアノマリーと自然対数の底です。
アノマリーとは最近では経済用語のように投資の話しにはよく現れ、大統領選とか株式の格言とかに聞く言葉と共に現れます。
さらに今ごろ気になる色々な統計やら複雑な計算で複利計算とか昔やったプログラムで書いた計算式やらアルゴリズムでこの自然対数の底はかおを出したりします。
小学校の算数の巻末は計算問題が数ページ連なっていて夏休みの宿題の定番でした。
更に中学や高校の数学では巻末に資料としてこの自然対数の底が載っていました。しかし、資料として載っているので頻繁に参照するのかといったら、差に非ずで一度も授業中に使われたこともないのです。
それなのに中学の頃、使いもしないのにルート2とかと一緒にその数値を暗記する方法が雑誌の付録などにあり試験に出ることも使うこともないのに当時の学生はみんなこぞって暗記したのです。
高校の頃電子工学をまなんだので数学もⅠからⅢと応用数学までやりましたので複雑な計算やら方程式もやりました。磁界方程式やらにこの自然対数の底は微分方程式とかに入れる魔法の式のように登場してビックリさせられます。
さらにその後、プログラミングで複利計算とかグラヒックでパソコンで描く色々な描画でマンデンブロ集合とかフラクタルとかに自然の仕組みにときおりかおを出す数字や黄金率やら数学の不思議と自然の仕組みがリンクして現れるのです。
朝飲む珈琲にそんな不思議なリンクの話が土曜の激しいピアノの旋律と共に思い出され何度も珈琲の味の構造を反芻するのでした。
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コーヒーの味とグランドデザイン

2024年09月09日 17時43分26秒 | 珈琲
現在コーヒー店では一杯ずつハンドドリップする、もしくは機械で一杯取りで出すというのが主流となっています。これは人件費が高くなり人海戦術で珈琲を出すというのができなくなった結果だと想います。
ただ、名古屋のモーニングを出す喫茶店など未だに50人とりのホーローのビーカーにネルで落とした珈琲が供されます。それは朝の一辺に100人のお客様にも対応できるオペレーションでそれが何回転もするのです。
店の中央に原子炉のような湯沸し器がありその回りにビーカーの珈琲が落とされいつもの味で朝が迎えられるのです。馬蹄型もしくは円形に配されたカウンターと朝は珈琲とタマゴサンドや野菜サンド、ホットドック、茹で玉子におにぎりと朝とお昼の準備もできるような珈琲スタンドが昔はありました。イノダコーヒーのようにそういう店は年中無休で学生やサラリーマンでごった返し毎朝寄らねばならない場所でそこで飲む珈琲で本物の味を知り、また他の店でもネルで一杯ずつハンドドリップする店では遜色なく本物の珈琲が供されていたものです。世の中色々と変わり本物の味が普通に標準でなくなったとき、町の水準もチェーン店のコーヒーにとって変わられたり、一杯取りでも標準でない味に気付けない人が増え何が美味しい珈琲かさえあやふやとなってしまったのです。
ですから当店の常連さんのように他所で飲むと胸焼けがするということになってしまい外に珈琲を飲みに行くという習慣もなくなり珈琲文化もまだらの地図のようなものになり味を楽しむというより昔はあったものを懐かしむようなものが喫茶店巡りの目的になってしまったのです。
秩父に今あるのも本当に古いコーヒー専門店だったり、昭和の香りのパフェやナポリタンが味わえる店だったり、自家焙煎で炭火焙煎だったり、はたまたキーコーヒーの喫茶店だったりと昔のように普通に本物の味が普通にどこでも味わえる状況になくまして50杯落しの店はありません。
昔の50杯落しの味を知る人は今でもそういう店にかよっているでしょうしそういう店が現存する地域もあります。
どこに行ってもレストランでも飲食店でもファミリーレストランでもコンビニでもコーヒーはあります。それこそ自動券売機でも缶入りのものまであるのですからいかに需要が広いのかと思いますが私は他所ではコーヒーは飲みません。スキーの時には宿にドリップパックを持ち込みます。
名古屋の喫茶店のようになにげに50杯取りのネルの珈琲があるところではそれが珈琲文化としてグランドデザインに入っていい地域です。
秩父の場合自家焙煎と古い喫茶店と猫のいる路地の多い町はグランドデザインになりますが名古屋の喫茶店のような店はなくそれに気がついている人もないので路地を巡る楽しさや古い町並みとレトロな喫茶店を巡るがテーマになります。もし個性を競い味に言及するならばご勝手にとなります。
今は焙煎機も変わり自動て技術の介入しないものも出てきており、自家焙煎の手法を競うのも時代遅れな感があり、自動でも胸焼けがするようなものはできなくなったのです。となると胸焼けがするようなものは根絶するがせめてグランドデザインになるかもしれません。




  
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the100近未来と近過去

2024年09月08日 14時23分24秒 | 珈琲
朝晩は涼しいものの今だ昼間は36度にもなる9月です。
とはいえ別に秋が待ち遠しいとも感じません。
それとはまた別に私の最近の思惑ともろもろの現象との齟齬はなんとも微妙な違和感をかもしときに感情をビシッビシッと犇めかすのです。
さて、そんな中アマゾンのビデオは相変わらずthe100を見ていて今シーズン5に入りました。
結局マウントマンの最新の設備と物資は使われないまま破壊されなんとももったいない形でマウントマンは排除され共通の敵だった者が滅びると共闘や同盟も裏切りで破綻、誰もさわれない形になり、新たな新天地光の国を探すことになり、その光の国とは人工知能アリーの支配する世界でチップを飲むことで全ての痛みや苦しみから解放されるというもので信者のようにチップを飲むものが増えて行くのです。なんかもっとうまくやってマウントウェザーで全部の部族共用でやっていければそんなチップやら飲まなくてもと思いますが、結局各部族に対抗するのに政治力や外交努力では解決できなくて武力で対抗するしかなく空の民はキャンプで生き残るため100人の選抜をすることになります。しばらくテーマと関係なくこの100は出てこなかったのですが結局生き残る人は生き残りに必要な人を選ぶという過酷な作業を強いられます。結局光の国の人工知能には改良版のアリー2があり、それの流れを汲むのが総統であり、総統はアリー2のチップを首筋に埋めているのです。アリーを止め光の国を停止するクラーク。しかし、このとき地球は原子炉のメルトダウンであと数ヵ月の間しか住めない状況だというのを知らされます。それでもなんとかアリーを止めてアリー2のチップを守るのですが部族の争いは収まらず、空の民の元議長ジャハは民間のシェルターを探しだします。これはボリスのタワーの下にありタワーを支配する氷の国とポリスを支配する森の民をうまく説得しないと行けないのですが結局力による選抜戦になりオクタビアが勝ち残り全ての民で利用することが宣言されます。シェルターにはいることができるのは各部族100人ということでまた100のテーマが現れます。
このとき空の民は370人以上いて公平にくじ引きで入る人を決めるといったんは皆公平にくじによる選抜に納得するのですが、やはり戦って他の部族から勝ち取るべきだという人が現れ結局クラークの作ったリストの人間が選ばれるという結果になります。一方島に残ったレイブンを迎えにいったクラークとベラミー、エモリ、マーフィーですが途中でアウトランダーに襲われ助けた氷の国のエコーと車で助けに来たモンティとハーパーで島に行くものの時間までにポリスに帰ることができないで宇宙ステーションアークに向かうことになります。宇宙船の無線が使えないので電波塔から直接アークに信号を送る役を引き受けたクラークは結局宇宙船出発に間に合わずひとり取り残されます。プライムファイアから6年。クラークはアークと毎日無線連絡をとろうとしますが返事はなく数ヵ月後ポリスのシェルターを目指しますが、タワーが崩れ入り口は埋まってしまい開けられません。それから6年生き残りの少女を発見しオワシスのように緑が残った一角で宇宙船の仲間を無線で呼び掛けて待っていたところ、空から見知らぬ宇宙船が飛来してまだ知らぬ武器を持った人々が降りてきたのです。子供が襲われてその部隊の二人を射殺するクラーク。と、まあここまで見たのですがよくもまあこう過酷な運命が次々と襲いそれでもなんとかしぶとく生きていくということで設定やら科学的整合性には疑問も多々ありますが生き残るためにはとか戦争となればとか色々考えてしまいます。そのなかでも一番気になるのは宇宙に簡単に逃げるほど宇宙は安全かということと核戦争後の世界とメルトダウンした原子炉の汚染後の世界です。核戦争後100年たって原子炉が全てメルトダウンするという設定にも疑問だし、核戦争後国家も文明も消失したあと生き残る人類が弓とか刀で戦う人達になるというのも疑問です。一見マッドマックスの無法の世界のようですが現実にはもっと文化的に資源を確保したり法による秩序が残るものと思うのですが。
さらに日本人として思うのはメルトダウンして5年後はもう人が住める状況になるという設定は安易すぎないかということです。実際広島や長崎では核爆弾投下後黒い雨が降ったといいますがそれを浴びて苦しんで死んだというのはあまりに急激な症状で放射線障害の現実とは違うような気がします。さらに福島の第一原発では広範囲に放射性物質が飛散し事故から13年たった今でも散々除染作業をしても広範囲に立ち入り禁止区域が設定され、原子炉の近くでは数分で死に至るほどの高レベルの放射能が蔓延しているのです。もし全世界の原発がメルトダウンしたら5年で外に出れるようにはならないでしょう。地球は密林や人が住まない荒野や砂漠があり全部が全部汚染されるはずもありません。それに宇宙ステーションでは重力がある設定だったり100年も経つのに宇宙船が飛ばせたり、基地の機械類がメンテナンスもされてないのに電気もコンピューターも動くのはおかしいのです。実際に核攻撃を受けて放射線障害を受けている人がこういう物語を見たらどう感じるのでしょうか。防護服や核シェルターで生き延びる世界より核廃絶を訴えている人にこれはSFで物語だからと済ませるのはあまりに無神経なのではと感じます。米の場合やはり力で支配する。平和とは力で作り征服してのみ訪れると思っているのでしょうか。そう目くじらたてて見ていてはつまらないのでそんな訳ねえよで済まして見続けていますが、やはりアメリカは核は使われるもので核シェルターは必須で宇宙開発も将来のため、AIも世界を変えるためどんどんやっていくということなのでしょう。余計日本人の心とか真の平和とか力による変更以外の道筋とか考えますね。
またまた焙煎後は冷房の部屋に逃げ込んで珈琲と未来のことを考えます。
今日はまたクィーンスマトラでした。
こんな美味しい珈琲が飲める幸せと冷房の部屋で楽しめる環境が続けられるようにしないとだとつくづく思います。
コメント
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