King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

模索する春のイメージ

2016年03月28日 10時21分52秒 | 珈琲
あわただしく期末の三月が過ぎていきます。

昨日はまた市民リーグのバスケットの試合に参加し、
お店を留守にし大変ご迷惑をおかけいたしました。

時間がどんどんと過ぎていくこの時期は異動の時期でも
あり、色々な別れや出会いがあります。

毎週のように豆を買いに来店いただいた方が転勤になり
これなくなるとあいさつに来たり、墓参りの度に来店
される方など、この時期しか来ないのに留守にすることも
あり本当にタイミングが悪かったりしてその御かげで
新たな出会いにつながったりとまあ不思議なめぐりあわせが
あったりします。

月末の業務の中、この季節を感じて次のブレンドを
イメージしておりますが、それもこの最近の出会いと別れ
にインスパイアされたものが影響し、背景放射的なものが
だんだんと出来上がりました。

今月のブレンドのようにくっきりとしたイメージの味で
いつでもはっきりと何かたどり着くべきものやよりどころと
なる味でなく、ずっとカップの最後までその背景に見えるものを
探るような始まりの時期をイメージしたものにしようと
思っています。

それには今月には用いなかった豆で基本となるものが
やはり重要になるでしょう。

あえてガツンと来る味をご希望の方はマンデリン系を
焼きますのでご連絡ください。

三時まで来店で試飲できます。
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不思議なゲレンデのたかつえ

2016年03月24日 23時48分39秒 | スキー
一日降り続いた雪でゲレンデはまた土の部分が消え
真っ白になり新雪が10センチくらい積もっています。

上の方はさらに新雪でまさかのフカフカ雪が楽しめます。

それでも雪付きが悪いところはやはりブッシュが出たままで
昨日滑れなかったコースはやはり滑れません。

奥のリフトも止まったままで、となるとチャレンジコースと
いうこぶのコースしか滑れるところはありません。

このコースを一日滑ったのですが、首をかしげるような事件も
ありました。

一番端のコースをモーグルのコースにして練習している人が
いたのですが、ひとりでジャンプ台を作ったり半日はコース
整備をしていました。

ゲレンデ使用許可という立札を立ててこぶを作っていたのですが、
その立て札やコースという見るからに明らからなこのコースに
ボーダーがやってきて作ったばかりのこぶを横滑りで削って
行ったり私が滑っていたこぶコースに入りひとこぶごとに転倒
して、なりやら叫んでいるのです。

モーグルという競技を見たことがないのか、スキー場にこぶコース
というものがあるのを知らないのか、そもそも彼らに脳みそという
器官があるのかと思うような行動をとります。

自らの技術を知ればこのこぶの急斜面は立ち入るべきでないという
判断を付けるのにしくはないはずであり、ひとこぶごとに転倒する
のならそもそもこぶを滑りたいはずでもないはずです。

ならばそのわきの平らなところを滑るとか人の邪魔にならないように
こぶコースを開けるという判断はつくはずです。

それをなぜかわざわざ一番深いところを行き転倒し続けるのです。

こちらが行きたくてもいつまでもコースを転倒しづづけているので
滑りだせません。

彼らが動かなくなったのを見計らいこちらもスタートして脇を抜け
ましたが、本当に迷惑でした。

平日のこの時期はかつては斑尾にたくさんいたあの迷惑ボーダー
や板レンタルの安いツアー客とスキー合宿の団体風の年寄です。

斑尾同様宿代はこの時期格安でリフト代とセットで一万以下です。

リフト代が4300円ですから、5000円で泊まれるのです。

さらに、施設利用券1000円も付いていたので、昼代に使用できて
宿で支出した現金はいくらもないのです。

このホテルのほかにペンション村や民宿がたくさんあり、果たして
経営はどうなのかと思ってしまいます。

宿で特筆すべきはお米のおいしさです。

これは着いた昼からすぐに感じました。

食べてすぐコシヒカリだとわかりました。

帰りにホテルで買っていこうとしましたが、売店にはなく、
帰りに道の駅で買い求めました。

ホテルからインターの間に道の駅が四つもあり地酒と米を
求めました。

夕食は栃木のステーキをと思いましたが、道路脇にレストラン
が少なく、インター周辺にもなくあきらめました。

このゲレンデにまた来ることがあるのかそれは不明ですが、
かつてのイメージとつながることもなく、滑れるコースが
ひとつとなるとこれだけの距離を高速代をかけて来る価値が
あるかと思ってしまいます。

カラマツコースという誰も滑った後のないコースがあり、
どうやって行くのかマップを見ても解らず、レストランで
一緒になったパトロールに聞くと林間を封鎖しているので
行けないといいました。

昔の尾根筋のコースも今は雪付きが悪くコースじゃなくなった
といいます。

家に帰り、どうしても納得いかず手持ちの99年版で調べると
今のコースと同じになっていて私が昔滑ったのとはもはや
リフト架け替えで違うスキーコースとなっているようです。

もはや昔にはもどれませんし、なつかしむこともかないませんが
それでもいつもと違うスキー旅行でいつもとは違う景色と道路に
楽しむことができたと思います。

帰りは贅沢に高速を使い花園まで行きました。

高速代はかかりましたが、時間は行より短く楽でした。
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はるばる会津へ

2016年03月23日 23時53分02秒 | スキー
三十数年ぶりに再訪した南会津。

たかつえ高原スキー場にきました。

距離的には前回の斑尾と同距離です。

これも新車効果で下道をだらだら走ることや山の中の道を行くことも
また良しとしました。

今までは加須インターから東北道を行くのが通常ですが、新しく北関東自動車道が
できたことから太田桐生インターから行く道が検索されます。

これを採用して結果、高速に乗るのに1時間40分かかり、随分インターが遠いと
感じました。

加えて太田市内の信号や通行量が多く無駄な時間を使った感じが強くこのルートは
間違いだったというイメージを強くしました。

いつも使う関越自動車道より高速で移動する車が多く、運転しずらい神経を使う
ドライブでした。

インターを降りて塩原温泉郷を抜け豪雪地帯の雰囲気の道路を行きますが、
もはや三月で周りに雪が全くありません。

長いスノーシェードやアップダウンのまるでジェットコースターのような道を
抜けいつものスキー場に行く風景とは違う車景に刺激され、長いドライブ道も
意外と苦になりません。

それでも着いたのは昼過ぎでまずは着替えて昼飯にしました。

このたかつえはできた早々に二年続けて来たことがあり、ゲレンデのイメージも
ありました。

ただもう三十年もまえのことであり、当時と今とではスキーをめぐる状況や景気状況
も違い、果たしてどう変化したかを見るのも今回の楽しみです。

当時はゲレンデサイドに巨大リゾートホテルというバブル絶頂のスキー全盛時代で
あり、会社のバス旅行という団体旅行で訪れ私の温泉とスキーの原点のホテルでも
あります。

つまり、スキーの後に温泉に入るという行動を始めた最初の行動の定義づけを
行ったところのようなものなのです。

ゲレンデのイメージは奥に深く、高度もありホテル直前にも崖のような急斜面が
あるというものでした。

ただこの急斜面に出るには一番奥のリフトに乗らないと行けないという割とテクニックが
いるバーンが多いというものでした。

つまりただのファミリーゲレンデやリゾートゾーンというより幅広いスキーシーンを
演出できるというのが魅力のスキー場だという認識でした。

ただ、当時と今とはスキーテクニックも体力も違いどのような変化を感じるかという
興味もありました。

今年はどこも雪不足であり、ここもブッシュが出て滑れないコースがいくつもあったり
一番奥のリフトが休止中で一番景色のいいところへ出られないという十分知るには物
足りない状況ではありました。

午後から雪が降りだし、一時は吹雪的に降ったりしてところどころ土が出ているゲレンデ
もうっすらと白く変わるくらい降っていました。

一応すべて行けるコースは滑って昔の記憶につなげようとしましたが、まるで違うところに
いる感じは最後まで抜けませんでした。

誰も滑った後のないようなコースがいくつかあり、それもネットが張られてないところは
すべて行ってみましたが、ホテル前の崖のようなコースというのは今はないようです。

ほとんどが緩斜面であり、下の方はグズグズの春の雪でもはや板が滑りません。

ホテル前は土が出ているところも多く、ホテルの温泉は昔の巨大な地下の大浴場の
イメージはなく古ぼけてちっぽけでした。

それとは別に温泉施設がホテルの横にあり、そこに行ってみると平日にもかかわらず
大勢の人がおり洗い場などはいくつもなく渋滞するほどでした。

建物は古ぼけて上越あたりにある三角屋根の低コストの建物の感じでリゾート感や
高級感には程遠いもののいつもと違うという雰囲気にあふれていて新鮮な滞在感
でした。

斑尾にしろ草津にしろいつも行くところは宿もほぼ決まっているので得られるものも
受けられるサービスも決まっている感じでやはり時に違うところで違うサービスも
時には新鮮で旅の醍醐味をまた感じるのです。

ホテル内は売店と大浴場以外なく食事が終わるとただ寝るのみです。

ホテルの周辺には集落も商店街も何もないのです。

廃墟のようなホテルや民宿とペンションがあるだけです。
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休みの予定

2016年03月19日 11時01分55秒 | 珈琲
明日の午前中はバスケ試合春季リーグ戦に参加の
ため臨時休業となります。

そして、今度の水曜と木曜も店主スキーと温泉の旅にまた出かけますので、
臨時休業です。

皆さん在庫を確認の上ご注文はお早めに

ご近所は配達も承ります。
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アンカー効果

2016年03月19日 10時22分26秒 | 珈琲
私が毎年今頃タングラムに出かけるのは
あるきっかけからそれが習慣化して行く
アンカー効果のためらしいです。

最近の当店に来店される方の消費傾向もこの
効果のせいかと思われる固定化が見られかつての
脳内系珈琲マニアは姿を見せなくなりました。

店である以上多くの不特定多数に対する需要を
喚起してこそと思うのですが、色々と対応することも
あり、なかなか新たな投資をしてというところまで
行かないのが現状です。

とはいえ、生産量の増強は考えていて、それに伴う
売り先の拡大も備えています。

以前のようなイベントの参加や行商スタイルが減った
のは人的資源と費用対効果に疑問があることや豆を焼く
ということにとにかく追われることも多くなっていたと
いう単純なこともあったのです。

さて、最近思ったおいしい珈琲の味わい方を紹介します。

かねてから紹介していたように珈琲は色々なものに合いますが
最近のベストマッチは春に味わうコンビとしてイチゴがあります。

市販されている多くの苦いだけのコーヒーではせいぜい合うのは
たばこぐらいのものなのですが、本来は果物にもなにでも会うのです。

イチゴ入りのチョコレートなんかにもよく合います。

このチョコレイトが売り出されたのは私が小学生のころでしたが
まだ売っていたんだと懐かしくなりました。

以前より果実感も増したようです。

最近のブラジル完熟豆やニカラグアカサブランカなど甘い珈琲を
焼いていることが多く、この寒暖の差が激しく、花粉の舞う季節には
この甘い豆としばしそのつらさを忘れるということが増えています。

また単純に甘いだけでないところが珈琲のおもしろさであり、ブラジルと
ニカラグアの甘さの違いを味わいわけることに醍醐味が増します。

当店の試飲ではそんないろいろな楽しみ方のご案内とその人に合った味の
見つけ方のアドバイスもしています。

試飲ご希望の方は三時までに来店ください。
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いつも行くタングラムで得たもの

2016年03月17日 11時05分52秒 | スキー

新しいブーツで臨んだいつも毎年この時期に行くタングラム。

色々思うことがあるのですが、今年はあまり滑れなかったという印象です。

小雪で休みのリフトが多く、閉じられているコースなどから繰り返し
効率よく練習できるバーンがないことなど原因がありますが、体力
温存で楽をしているという面もあります。

ブーツを新調したのももっと楽に一日ゲレンデで過ごしたいという思いも
あり、足入れが楽でずっと履いても足が痛くならないブーツをという
希望をもってオーツキで希望を述べて色々履いた結果かつて二級受験時
に履いたラングのような短くて足を動かすとぎゅぎゅと音のするテクニカの
ブーツになりました。

ネットで検索するとテクニカルに五回挑戦してとった人のブログに新調した
ブーツとして記事が出ていました。

私より一万くらい高くなっています。しかも、私のが130とハイエンドなのに対し
彼のは110と下のランクとなっています。

ちなみに一番下のクラスだと一万円台で、形や外見は変わりありません。

ということはその何倍の値段を払っている意味はとどうしても問いたいところ。

見た目や感じが二級の時のあのエンジのラングにそっくりであり、ネットでは
100ぐらいのブーツで十分でこぶに一日いられるのはそんな硬さだという話題が
よくあります。

とはいえ、このブーツにしてから板の走りがけた違いになり、違う滑りになった
のはびっくりするくらいの効果であり、外見のダサさからは想像のできない
履き心地なのです。

インソールは以前草津のスクールでインソールを履いている人の宿命ですねと
足の痛さを訴えた時に痛さの元凶のように言われこれは履いていてはいけないのかと
ふと考えるのでした。

そのインソールも今回は前のカチッとタイプに変えより密着性とアキレス腱の
あたりのホールド感がいい感じがかつてのあの感じだとよみがえる感覚になり、
感覚としては申し分ないのです。

はたして、このランク別にしている値段とそれから得られる効果は実際いかばかりか
というのはネットでの議論からすると高いブーツは不要という結論になっているものの
こういうアンカー効果みたいなことがあるからで必然ではないのかという消費行動
なのです。

さて、同様のアンカー効果的なタングラムにきてなぜこぶが滑れないのかという
答えが解ってきたのがこの頃のスキー行です。

これから春になるとこぶラインもブレーキがかかり上から下まで通せるが
また来シーズン初めになると固くカリカリのこぶラインに弾き飛ばされるという
繰り返しをしていますが、そもそもその元凶なるものが解ってきました。

よくこぶのエントリークラスの滑り方としてずるずるドンという滑り方を
やりますが、これが間違いです。

これをやっている方はいつまでたっても滑れません。

最近腹筋を使った滑りを意識して足の筋力に頼った滑りでなく体幹でこなす
滑りに変わってきました。

これでこぶも滑れることが最近分かりました。

かつてかぐらこぶキャンプで伝授されたこぶ滑りはできるようになったと思って
新シーズンになるとやはりできなかったという繰り返しがにわかにここ数回の
スキーでそこに阻むものを見つけたのです。

それでも急斜面の細かいこぶ斜面は恐怖心がありすぐずるずるドンに逃げようと
してしまいまだまだ課題にぶつかります。

この長かったずるずるドン時代が上達を阻止しているようにも感じる間違った
こぶ滑りというのはいまでもスクールや雑誌などでも見かけます。

かぐらのハープパイプのようになったこぶコースなどかつてとは違うことが
色々とまかり通っている現在にそれでもかつてのような滑りを見ることができた神立など
今までとは違った見方ができた今シーズンでした。

とはいえこれでまだ今シーズンを終わりにするわけではなく、まだやり残したことを
やろうと思います。

前回のタングラムでは温泉がやはりつまらなく、さらに団体と食事を差別れたりと
気に入らないことをもう一度やり直したいと思えばやはり草津ビレッジに泊まろうかと
も思うのですが、もはやあのふかふかの雪は味わえないだろうと思うと他にいいところはと
考えるのでした。

こういったときによく間違いを犯すのが値段とネットの情報だけでよいと思ったところが
実際に行ってみると多くの団体客や子連れのグループなどで安らぎどころではない環境に
陥ったり、多くの初心者ボーダーの群れに滑る気にもなれなくなったりという目に見えない
脅威はあるのです。

例えばタングラムですが、このいつも行く時の値段で斑尾で宿をとればいくらでも
タングラム以上に安くてリフト付きの宿泊プランはあるのです。

しかし、安いだけでとるとそれを目当てのツアー客や団体と一緒に押し込められて
ひどい目に合うという経験をするとやはりタングラムからの変更は考えづらいの
です。

数値に現れない居心地の良さというのはあり、それを見抜くことも必須の項目であり、
スキーと温泉の楽園を味わう極意でもあります。

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イルガチェフなどいかがですか

2016年03月15日 10時34分00秒 | 珈琲
昨日は突然の雪がうっすらとあたりを白くする寒い日でした。

山には雪がたくさん降ったらしく山容がまた冬姿に変わりました。

夜更けには雨に変わり道路などは解けました。

当店の前の羊山も美しく樹木に雪が付く立体的な景色になりました。

スキー場ではよく見る景色ですが、それがすぐ目の前に三月になって
みられるなんてとしばし眺めました。

しかし、今日になり気温が上がりその樹氷林もあっという間に消え
春らしい日になりそうです。

こんないろいろな自然の胎動を感じるときには花の香りや果実香の
珈琲はいかがでしょうか。

秩父でもイルガチェフを売っている、もしくは飲めるところはあり
ますが、その実相は本来あるイルガチェフらしさを感じられたことなく
接する機会があるもののその真実に触れていただく機会がないために
よく聞く高いだけの珈琲に思われているところがあります。

当店ではそんな弊を逃れるべく試飲という手立てがあり体験して実感して
さらに感動を与えられればと願うものです。

試飲は三時までにご来店ください。
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アドベンチャーアイルをしらぬのか

2016年03月10日 23時56分36秒 | スキー

二日目は迷わずリフト券を三千円足してマウンテンパスとします。

アドベンチャーアイルをわざわざ使わなくてもタングラムの一番端の
リフトでパウダーボウルに行けるのです。

しかし、今日は霧が出ていて見通しが良くなく、これではアドベンチャーアイルを
行き、野尻湖を見下ろすこともできません。

毎年クリスタルはこの時期ガリガリで昨日の雪も今日の雪もそれを覆い尽くすほどの
量もなく、今年は小雪でブッシュもところどころ出ています。

まだ、パウダーボウルの方が滑りやすく滑っていくと下のクリスタルとの合流のところで
一人のスキーヤーに話しかけられました。

あなたが滑ってきたコースにはどう行くのですかと聞かれたのです。

もしやアドベンチャーアイルを知らずにこの斑尾に来ているのかとその時には
思いましたが、行き方を教えました。

ただ、その人のスキー技術がそれに見合うものがあるのか、バックカントリー経験などが
あるのかその辺を知らないとそこを行けとも言えません。

見たところ昔スキーを始めた私とほぼ同じぐらいの年代の人で一人で滑っているらしく
いわゆる基礎スキーヤーのようです。

こういう人は場外には積極的に出ようとすることもなく、でもコースであるなら
すべてを滑っておかないと気が済まないタイプです。

一応アドベンチャーアイルの性格とそのコースの魅力は話したもののくれぐれも間違って
右には下りないようにという話をしませんでしたので、心配になり後から追いかけました。

見るところ踏み跡も定かでなかったのでこれではコース外には出たがらない昔ながらの
スキーヤーなら間違いないと思い私は右のコースに行きました。

すると斑尾も雪不足からメインのコースさえクローズになっており、これは効率よく滑る
コースがないことになります。

かといってクリスタルを何回も滑るのもばからしいし、昨年滑れなかった忍びを見てみたい
ということもあり、タングラムに至るリフトを何回か乗ることになりました。

気温が上がりだし、リフトの上からさび色しずくがぼたぼた落ちてきてウエアを汚します。

今年オープンした自然のハーフパイプSAWAは注意していかないと入り口が見つからない
コースです。

それの発見に続いて忍びも発見。

どちらも手作りのような入口の表記だけだったり、忍びに至ってはコース名はなく、
ただ立ち木にそのまま板が打ち付けられているというひどい塩梅です。

一応滑ったけれど林間で枝や落ちた木とか障害物も多く、板を痛めるだけで特別
楽しいかというとそのコースの後のぼりがあったりして一度通ったらもういいやという
ものでした。

多くの林間がこの感じで、もともとのコースのパウダーボウルはタングラムから行くのが
便利という昨年感じた広大なゲレンデに変わったという斑尾も実はただ不便なだけということも
いえるのです。

あの今年のスキーバス事故の影響か、例年なら初心者ボーダーの群れも今年は少なく、
そうかと思えば若い人でもスキーを履いている人も多くいます。

その足元を見ると鉛筆のようなまっすぐな板を履いている人もいます。

果たしてエッジが付いているのかと思うような昔日の私がスキーを始めた大昔にも既に
売っていなかった様なしろものです。

そういえば私がスキーを再開したころのウエアを着ている人はいまだに見かけますが、
それよりも前のウエアを引っ張り出してきたクラッシックスキーヤーというのがついに
最近は絶滅したようです。

年寄りでもヘルメットをかぶった今どきの格好の人が増えています。

かつてはボーダーに占拠され板を履いていると恥ずかしいくらいの感じだったゲレンデも
人が少なく、あの事件の大きさを感じます。

斑尾に繰り返して滑れるコースがなく、午後はタングラムに戻りクイーンのこぶを
しばし滑ります。

何人かがこのこぶを繰り返していたようですが、私のヒントになるような人もいず
前回の神立で感じたことを実践するまで行きませんでした。

整地で高速の小回りを少し訓練すべくメインのリフトに乗ります。

かつてリフト脇にもこぶができていたことやポールのコースがあったことなどを思い
だしながら繰り返して滑っているとあっというまにリフト終了時間になってしまい
ました。

思ったほど本数がこなせない不満を感じながら今回足りなかったものを思い浮かべると
なぜか草津のことを考えているのでした。

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やっぱり今年も来たタングラム

2016年03月09日 23時55分36秒 | スキー
なぜか毎年来ているタングラムです。

今年もDMの特別プランが提示されましたが、やはりネットで見ると
じゃらんから予約すると特典で1500円引きになり、今回はこちらから
予約しました。

DMの特典は今回全く感じられなく、毎年この葉書で予約してくれる
奇特な顧客をどのようにとらえているのか実に疑問です。

どのくらいの数を出しているのかはわかりませんが、一通50円以上の
郵便料金と印刷代やら電話で予約を受けるシステム代やら考えると
やるべき宣伝方法なのか疑問です。

それに個人宛に来る親書での宣伝なのにネットの誰でも見れる料金より
高いというのは問題があるのではないでしょうか。

まあ、そんな文句を垂れるなら行かなければいいのですが、なぜか
今年も予約してしまいました。

そして、いつも通る信濃から野尻湖を通りホテルに行くアクセスでなく、
新潟湯沢から野沢温泉方面に行くルートにしました。

こんなコースを選んだのも新車のラゾンド2号のせいでしょう。

リゾート感を感じられるいつものコースより、この峠を越えていき
斑尾高原を通る道のほうが早く高速に乗れる関越効果で早く着ける
のではと考えたのです。

つまり、自宅から湯沢インターまで2時間で後下道でも1時間もあれば
着くだろうとナビの画面から判断したのです。

このコースは今まで走ったこともなく、津南などの豪雪地帯を通ることから
敬遠していたのですが、今年の小雪と新車効果で下道をだらだら走るのも
よしとしたのです。

予測時間は3時間強でしたが実際には4時間以上かかり、お昼過ぎて着きました。

途中斑尾を抜けるときに道がなくなり、スキー場の駐車場で立ち往生し
ナビ画面でも道がない状況になってしまいましたが、そこにある立て看板に
道というところへ行き未舗装道と駐車場を抜けナビルートに戻りました。

この斑尾からタングラムへの道は過去通ったことがありましたが、もう何年も
リゾート感優先の信濃インターからのコースばかりを利用して来たから
とても新鮮に感じました。

インターから近いというのもスキー場選びでは重要なポイントになります。

しかし、今回の湯沢からコースは思った効果も初めての新鮮さも効果を得難く
帰りはまた斑尾高原沿いの道から豊田飯山インターへ抜け、長野周りで帰り
ました。

高速代はかかりますが、こちらの方が早く着けます。

さらに思っていたほど斑尾から豊田飯山までの道が狷介でなく距離も信濃から
道と然程の違いもありません。

野沢温泉に行く道に一度降りてインターに向かうと思っていたら、山を下りたら
すぐインターでした。

宿にチェックインして、リフト券を受け取りタングラムを滑るとここも雪不足で
がりがりと硬い雪質でした。

雪がずっと降っていましたが、ホテル周辺の様子もいつもより少ない雪を実感します。

今年のスキー客はどこも平日でも多い感じでしたが、ここは昨年よりずいぶん少なく
リフトなどほとんど人がいません。

動いているリフトはいつもと同じでした。

昨年は山頂からキングダウンヒルコースとレイクビューコースも開いてましたが、
今年は開いていません。

斑尾に触発されたのかタングラムもツリーランコースというのができていて林間を
開放しているらしかったのですが、この日はクローズになっていました。

このタングラムに通う理由のひとつになったアドベンチャーアイルですが、今年も
ひとつ新コースができているというのはホームページで確認していますが、この
新コースは林の中だったり谷底だったりでどこにあるのかよく解らないケースが
あり、コース図には載っているものの見つけるのに苦労するのです。

神立のオリオンで開放政策に疑問を持ち、昔のコース図をみてみるとこのアドベンチャー
アイルも結局パウダーボウルに至るリフトが廃止になったから徒歩で行くことにしただけで
林の中や谷底をコースと称して滑らしているだけなんだと改めて思いました。

それでも年々できる新コースはスキー場のやる気を感じます。

さて、そんな新コースは明日滑ることにしてこの日は新しくしたブーツの威力に
びっくりさせられます。

R9.8という味もそっけもないテクニカのブーツは最初は足入れの簡単な1日履いていても
痛くならない外側のシェルの柔らかくてそれでいていざ急斜面での踏ん張りに耐える
ハードなグリップ力があるものでしたが、どんなブーツなのかネットで見てもいまいち
性格と位置づけがつかめず、付属の説明書ではこのブーツにはついてないエアーを入れる
口の説明があったり山を登るときのソールの説明とか意味がない読み物です。

まあ要は今まで通りの使用と保管方法でいいのは間違いなく、何も特別な機能やら
効用はなさそうです。

しかし、初めて履いてみて滑りだすと板の走りが今までと違いとにかく滑ると
いう感じです。

逆に板のチューンナップ後に感じたエッジの感覚がなく、すると抜けるようなエッジに
なったようです。

そんな板とブーツの感覚を確かめているだけでノロノロのリフトに乗ってあっという間に
初日の滑りは終わりました。

温泉に入りたいした浴感もなく、やはり温泉は草津だなとまた感じて食事の時間になり
ました。

毎年この時期に来るようになり、最近はよく団体と一緒になります。

この団体は大手ツアー会社の旅行なのですが、いつもスキーとは関係のない人たちで
温泉旅行でもなくミステリーツアーという行く先不明のツアーであるらしく、その
目的地が毎年このスキーリゾートの地というだまし討ちのようなツアーで、それでも
乗ってしまう人たちが少なからずいる不思議を感じます。

今年、その人たちと食事会場で一緒になり料理に差がつけられていてちょっとあれっと
いう思いもしました。

それでもなぜか毎年来てしまうホテルでした。
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どんな味ですか

2016年03月07日 09時59分26秒 | 珈琲
多くの方がコーヒーの味を質問します。

今月の季節のブレンドの味はどんなですか。

このニカラグアはどんな味ですかと。

様々な表現で味をお伝えしますが、それは結局は前ふりでしかなく、
実際には味は伝わらないのです。

その前に味についての表現というのは実に少なく、物の表現としては
実に乏しいのです。

そして、それを聞いたとて感動するでもなくふーんと聞くしかないのです。

しかし、実際の珈琲の味には感動があり、その感動を表す表現も実に
少ないのです。

味をあらわす単語が少ないのと同様、物の卓越さを表す単語も結局
すごいの一言しかなく、表現方法の乏しい人との会話ではまるで禅問答
のようなことになります。

最近の若い人の場合やべえとまじという単語のみの会話と同様その人の
知的レベルを端的に表してしまいますので、日ごろからすごいとうまい以外に
表現することを心掛けたいものです。

昔オーム真理教が村井さんが殺されたところでその悲しみの場所に舞をもって
鎮魂するというシーンを報道していましたがさすがに人をたらしこむことにたけて
いるところは違うなと感じ入ったことがあります。

今月の季節のブレンドは『早春賦』です。

昨日のコンサートでは発表当時は春という名前はなかったがのちの人がそう
呼ぶようになったというようなそんな春の曲を盛り込んでいましたが、
何か物足りなさを感じたりそんな簡単なとおざなりな感じを持ったのは
やはり今年この早春賦の歌詞に触れ今を思い考えたからでしょう。

そんな早春賦を聞くうちイメージしてできたブレンド。

『早春賦』味わってみてください。
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雪はあるか

2016年03月07日 09時38分57秒 | 日々のこと
昨日はまた地元ピアニストのコンサートに行きました。

バイオリンの人とのコラボで久しぶりにバイオリンの音も楽しめました。

中でも津軽じょんがら節をバイオリンでやってかつて青森に出かけライブで
聞いたじょんがら節思い出しました。

あの音で思い出されるのは荒れた海の情景や降りしきる雪の雪原の風景です。

日本人の情念とか原風景が閉じ込められているかのようです。

そして雪の偉大さを改めて思うのでした。

何かを露にし、何かを閉じ込める。

すべてのものを覆い尽くし、今まで行けなかった土地にも立たせてくれる。

実際、冬の間だけスキーで行けるツアーというのがいくつも存在し、雪の
効用を実感するわけです。

スキー場でも夏場なら通れないところを滑れたり、湿原で普段は入れない
ところも滑れたりします。

降りしきる雪は色々なものを閉じ込め汚れも音も吸着して静けさだけが
募ります。

そんな雪が人間の精神も研ぎ清め何かを熟成していきます。

そんな雪の効用を思うと本当に雪は偉大であると感じます。

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2016年03月06日 18時58分12秒 | 日々のこと
色々やろうとしてそのままになっていたことを
徐々に手を付けました。

その中の一つにスキー板のメンテナンスがあります。

久しぶりに訪れたスポーツオーツキは店構えが変わっていて
私が入って行ってもすぐには誰だか解らなかったらしく少し認識に
時間がかかって私だと知れしばらくだねえとなりました。

しばらくぶりに訪れたにもかかわらず板を火曜までに仕上げろという
無理な注文ををされ、それでももっと時間をくれともいわず頑張って
仕上げてくれるといいます。

さらにブーツの気になっている点を告げると見せてみろというので
店に持ち込むと懐かしいブーツだといわれ結局新しいものにする
ことに。

しかし、そもそも私の希望するやわらかくてどこも当たらず一日履いていても
まったく痛くならないという条件はどうやら無理そうです。

どのブーツも足入れはそれはそれは難行苦行の様な苦痛と体力がいる作業です。

寒い雪山でもブーツを履くだけで汗が出ます。

毎回そんな苦行を強いる姿を家族も見かねてもっと柔らかいブーツを
買えばといいます。

しかし、この足に合いしっかりホールドしてくれるブーツというのは
なかなか手に入れづらいものであり、やはりブーツは足を締め付け
しっかりとホールドするものは固いのです。

ちっとも進化の見られないプラスチックのブーツはそれでも毎年新型が出て
毎年改良されていると宣伝しています。

そのくせもう何十年も形状は四つのバックルで締めるスタイルで昔から
変わりません。

インナーの素材とか熱形成とか変化はありますが、やはり今回も色々履いても
そんな変化も楽になる感じもなく、結局中どこも当たらなそうなものを
決めてお金を支払いました。

今の時期ですと昨年の型で所謂型落ちのブーツです。

それなのに前回板とブーツの料金と同じくらいブーツだけでかかりました。

スキーというのはこんなに金がかかるものだったのかとびっくりするので
したが、まあこれも仕方のないことで、板やブーツは毎年変える人もいる
のですから私の頻度なら安いものなのでしょう。

板を取りに行くまでにブーツも仕上げるというのでまずは一安心です。

というわけで、また今度の水曜日と木曜日は臨時休業になります。

火曜日も熊谷に出かけますので、珈琲のない方は明日お出かけください。
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今月の季節のブレンドは『早春賦』です。

2016年03月03日 12時04分11秒 | 珈琲
良い天気ですが、花粉もすごいですね。

風は依然冷たいようです。

秩父地方は色々な動きがあるようですが、そんなことに
まったく関係なく、いつものお客様と対峙する日々です

暑かったり寒かったりの差が激しく、珈琲でまったりと
いうイメージも持ちにくいという方もいますが、こんな
時こそ心を映すかのような澄んだ味の珈琲がふさわしいと
思います。

そんな季節のイメージから春らしいブレンドはと生まれたのが
『早春賦』です。

春らしい花の香りとスーとなじみの良い甘みと苦みがこの
花粉舞う寒暖の激しい日々にぴったりです。

ストレートではほろほろと甘みが咽喉を抜けていくニカラグア
のカサブランカです。

これはニカラグア特有の独特の苦みがなく、すいすいと甘みに
釣られてカップが進みます。

同じ甘味として手摘み完熟したブラジルと対比すると非常に
面白い感じです。

ついこれをセットで勧めてしまう最近のストレートです。

イルガチェフも独特の風味で根強い人気です。

それらスペシャルティと同時に当店ではレギュラー品の
ブラジルサントスNO2やクアテマラSHB、マンデリンG1も
取り扱っております。

最近おひとりでも1Kぐらいまとめ買いされる方が多く、
直接だと品が揃えられないことがあります。

一度お電話いただけるとありがたいと思います。
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新車のうちは

2016年03月02日 14時50分52秒 | 車選び

ラゾンド号の乗り換えは今年早々に行われ
三ヶ月の納車待ちの後やっと実際に乗り出すことができた。

そして、一か月点検を経やっと真の実力というものも実感
しだしたところである。

ところでその一ケ月点検の時にオイル交換をしたのだが、今まで
トヨタでは最初のオイル交換は無料だったのが、しっかりと
請求された。

これはこれでなんか新鮮な感じがした。

良いとか悪いとか言われると余り感じはよくなかっが、そもそも
無料の根拠とは新車のうちの感謝という概念がそうさせた慣習
なのだろう。

スバルにしてウエルカムキットが届いたり、感謝の手紙が
届いたり、価格調査の手紙が来たり今までにないことがあったが
素人くさいサービスに感じたり今までと違うという感覚が
あった物の不快という事でもなかった。

実際の車の方は、まず感じたのは全体に安ぽいつくりで高級感とか
重厚感とかに乏しく樹脂製のパーツやフェンダーのタイヤ上とか
直ぐにぼろくみすぼらしくなりそうなところや後ろのハッチバック
をはじめドア系はみなぺしゃという安そうな音と感触が今までの
車と比すとどうしてもランクダウンしたようなみじめな感じを
持ってしまうのだった。

しかし、はしりはきびきびとして実に気持ちよく、ハンドルの反応の良さ
は今までのトヨタ車とは異次元の感覚であり、今までの取り回しの悪い
ミニバンで前輪駆動の車から乗り換えると狭い駐車場でも一発で車庫入れ
でき、今まで切り返して収めていたところも難なく出入りできる。

ハンドルの感触は皮巻にもかかわらずやすっぽく滑りやすくよく同様の
悩みからハンドルカバーを購入したという記事をネットで見かけた。

しかし、それは本来軽自動車などをより高級車に近づけるために
するドレスアップやアクセサリーであり、皮巻ハンドルが標準の
車には必要がないものなのである。

実際、過剰とも思える諸々の先進装備も実際の運転に際して何か寄与する
機能があるかというとはなはだ疑問で車購入の動機付けぐらいしか寄与
していないのである。

実際に乗ってみてオーディオなどは前の車の方がよく、今真剣に
スピーカーシステムの変更を考えている。

ただ、カーオーディオ自体がナビと一体になっているためどれだけ
のものを鳴らす能力があるかよく解らない。

それだけ諸元的な詳しい説明書や仕様書が付いてなかったし、そういう
改造をする人が今では少ないのだ。

また、車を制御するコンピュータなどの情報もまったくなく、アクセサリーの
電源をどうやってとったりコンピューターとの連携を考えたりというのが
まったく資料がないのでいじりようがない。

ただ、ETCなどは機能が上がったような触れ込みだったが、以前の物より
なんら変わった風もなく、料金の案内や便利な機能など実感できない

入る時に耳障りなビー音が二度してこれが進化した方の機械で三万ちょい
したのだ。

これはネットで買えば数千円であり、失敗だった一番の品に思える。

さらにこんどのナビもあまり便利感はない。

特に音声機能がろくに働かないのはがっかりだ。

それでもトータルで見て値段と機能、乗り心地、運転感覚とどれも
満足を感じるし、高くてもダメな車が多い中、この値段でこれだけと
いう満足感は感じている。

最近疑問に思うことは、やはり今まで車を乗り継いできて新車のうちの
慣らし運転とかオイル交換の頻度とか実際正しいところはどこなんだろうと
感じることだ。

説明書にはオイル交換は一年とあるが、ディーラーでは6000Kで交換しろ
という。

そりゃ早く交換してもらった方が営業所の利益になるし、それを最初から
パック料金にして新車と同時に売りつける商法をどのメーカーもとって
いるから消費者としてはなんとなく騙されて必要もないオイル交換に
金を払い、機械的に進歩しているのを実感できないようになって
いる構造なのではないかと疑う。

そもそも洗車にかかるコストも今のコーティングや工業技術で大幅に
節約や手間軽減ができるのに洗車文化やそれに携わるワックスやら
洗車グッズやガソリンスタンドの利益確保のため洗車軽減を新車のうちから
とりいえられないのではないか。

そんな今までの構造破壊につながる変革は取りづらいというのが多々
車の場合あるのではないか。

これは歯医者に行ってもよく同様のことを思う。

これだけ色々な技術革新があるなかで、なぜ歯医者は昔同様
削っては詰め、抜いては義歯を入れという事から脱却できない
のだろうか。

そもそも虫歯菌を殺菌するという簡単なことがなぜできないのか。

虫歯菌が出す酸で歯が溶けるのなら酸を中和するアルカリなり
中和作用のある予防法などいくらでもできそうである。

ただ、それをやると多くの歯医者が失業し、業界がこまるので
同じような治療しかできないのではないか。

今や量子コンピューターが実用化されようという時代である。

電子を利用した技術からもっと違う素粒子や重力を利用した
量子力学の実用が今後もっと生活を変えていくのではないか。

それを阻む規制構造の改革やイノベーションはよりダイナミックに
必要で、我々も変革に伴う習慣の変化や生活の変化を受け入れやすく
して行かなくてはならないのではないか。

そんなことをこの新車の乗り換えで感じる。

私にしろ説明書通り一年に一回のオイル交換をするのか、愛車
可愛さに半年もしくは6000Kを受け入れるのかまだどちらが
良いのか解らない。

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今月の季節のブレンドは

2016年03月01日 12時08分39秒 | 珈琲
今年もはや三月です。

今月の季節のブレンドは『早春賦』です。

春とは名ばかり冬の寒さや毎日雪ばかりと
いう

正に今の時期を歌った歌ですね。

最近この歌を聞き、知床旅情にそっくりなリズムと曲に
これが大正時代の作で小学校唱歌だったというのを知り
聞くうちに珈琲のブレンドとしてのイメージができました。

いつもは冬の終わりにというブレンドなのですが、最近の
寒暖の激しい春の嵐に似た低気圧の通過などまだ冬を語る
気分になれず、やはり春をせかせるようなこの歌のイメージが
やはり今の時期に合っていると感じました。

特に毎日雪ばかりというのがいいですね。

秩父の毎日は乾燥して花粉が舞い、寒くて過ごしやすいというのには
ほど遠いのです。

またゲレンデといくら滑ってもなくならない粉雪の吹き溜まりに
遊ぶことを夢想しつつ日々豆を焼き、人々は春を待ってるんだろうなと
思うと私はまだこのまま少し雪の季節が長く続くことを願っています。

春のスキーは雪が滑らずもはや新雪の心地よさもないのですが、
どうしてもなごりのようにでかけずにはおれないという毎年の
倣いです。

そんな雪に遊ぶイメージとは裏腹に、早春賦は季節の対する
恨み言のような歌詞を聞いてはほくそ笑み、曲のゆるりと
したイメージと柔らかみを味に表し、香りで正に春と思える
花の香りに仕上げました。

春といいつつ、厳しい季節なんだと感じて、珈琲に和むひと時を
お楽しみください。
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