King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

スマホの罠その3

2019年11月30日 08時51分08秒 | 珈琲

中曽野根康弘氏の訃報は昨夜聞き、101歳という年齢とともに驚きの事件でした。

日本の国造りに田中元首相と進んだということですが、私には原発建設と国営企業の

民営化をした人として記憶があります。氏の日経履歴書を読んだのはもう二十年くらい

まえでしょうか。

 

戦争に将校として参戦し、オペラのレコードを持って行ったというのが印象に残って

います。ご冥福をお祈りいたします。

 

さて、昨日に引き続き暮と同じような寒さは相変わらずですが、各所の紅葉のライトアップなど

あり、観光客の方の来秩も盛んのようです。

 

昨日からそんな方の来店もあり、常連の方の道路情報なども混んでたというものでした。

台風で制限されていたミューズの片側通行もなくなり、これは祭りに使う駐車場確保という

こともあり良かったと思います。

 

移転問題とともに厄介な携帯電話の買い替えもやっと設定が終わり、その性能に触れる日々は

何より画面の美しさときびきびと動く反応の良さに驚くのでした。

私がFOMAの携帯を購入した時にはニュースを常時配信するサービスが月額いくらとかとにかく

何でも有料のオプションをやたら結ばされてそれがセットになり端末料金がほぼゼロになると

いう販売方法でしたが、それらのサービスは今やネット上で皆無料で行われており、ネットに

つながる以上それらのサービスがもはや利用されるはずもなく、それでもIT企業などという

何をしているのかわからない会社はたくさんあり、それらが何に群がりどんな手法で利益を上げて

いるのかは良くわかりませんが、無料ですという無数のアプリに潜む罠は多そうです。

 

普段のネット環境やパソコン上なら安全で追跡やひも付きでないブラウザを使うのですが、

スマホでは最初からインストールされているもの以外使いようもなく、どれも位置情報やら

端末の画像情報などにアクセスしてその情報にアクセスし、挙句システムを変更する権限まで

与えてくれと承認要求があります。どれだけの個人情報が流されているのか多くのSNSなど

複数使えばアカウント間の共通化により個人特定やカード情報なども全部集まって請求されて

しまうのではないかと気になります。

 

動画などみていても消費行動から移動情報などダダ洩れとなっています。巡るサイトに

検索した商品や車や不動産に関心のある書き込みなどするとそれらもずっとどのサイトに

行っても広告が付いてきます。しかし、これらの自動広告も自分の愚かさを露呈している

ようにも見え、私はもうスマホは買ったと書いているのに、いつまでもスマホの広告が

でています。

 

ひところマスコミという言葉ができ、テレビが各家庭に入ってきたころ、国民が娯楽番組で

一億総白痴化だと騒いだのと同じで、テレビ、次にスマホと国民の生活は何かに牛耳られて

操られている感じは強いのです。

 

結局、何も考えない人は増えていて、スマホがあればコンビニで食事もできてという生活に

欠かせないものとして使う人は何の危機感もなく使い続けているのです。ところが気が付けば

子供が変なサイトで会話して遠く他県に連れ出されてその危険にいまさらにおののくという

ことになっています。しかし、前にも書きましたが、年間行方不明者など年寄りから若者まで

8万人もいて、自殺者は2万人もいます。

 

これらを国会に取り上げて対処せよと声を上げる政治家もなく、いなくなって見つかるケース

ばかりがなぜかニュースに出るのです。それなのに国会で携帯電話の料金を下げろとかスマホに

買い替えさせろという話は出ます。

 

これだけスマホが普及して位置情報まで解る世の中で突如行方が分からなくなるというのもへんな

話です。

スマホの罠はまだ続きそうです。

 

そんな中、当店は月末処理とこの急に寒くなり水道の凍結防止やらと何やら騒がしく、来月の

季節のブレンドはいつも年末の『第四楽章』は同じでお祭りの豆とともに今から大量焙煎に

入らないと間に合いません。年末のごたごたは今年はもう今月からずっと続いています。

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年末並み寒さと二律背反

2019年11月29日 09時05分58秒 | 珈琲

今年の11月は寒い日と暖かい日が交互にやってきて何かを試すかのように

揺さぶりをかけてきます。今朝はほぼ0度と年末並みの寒さです。

これでもまだお祭りという感じはしません。

昔なら完全に木々の葉が落ち霜が真っ白に車の窓ガラスを覆うそんな冬の景色の

中執り行われるのが秩父夜祭でした。

 

昨今は花火に照らされる羊山の木々に紅葉した葉が見えるようになり、市役所周りも

まだ木々のは落ちていません。

 

それにしても今朝の冷え込みは急で色々と今後の作業にも影響しそうです。

もとより移転のための工事など秩父地方の業者は祭りの後でというスタイルで

早くやる気など毛頭ない感じでこちらのものの移動しかできません。

 

毎年のことながら必ずあることならもっと効率的にできないのかというのはこの

祭りの事でも思います。いつものように薄暗い赤い電球を臨時のケーブルで市内中

付けて回ったり、祭り見物の桟敷を建設したりとたった一日のために一週間も前から

工事をしていますが、これなど市民会館と市役所を建設するときにトータルマネージメントと

デザインでどうとでもできたことです。

 

ちっとも将来性や発展性を持たず何のマネージメントもなく、巨額の負債だけ作り

無駄な建物を建てた感は強いのです。これは日本の建物に関する考え方が貧弱なことと

ばらまき箱物で公共事業は作っていくものという悪しき慣習ができてしまったことです。

奈良京都をみれば木造でも古い建物はいくらでもあり、技術が上がった今ならもっと未来を

見据えた建築が可能なはずです。それなのに古いものは残して文化財として見世物になり、

突貫工事で作った急ごしらえの交通網など整備するのに金ばかりかかるようになっている

ことなど顧みられず、新しい重複する道路や橋などを作り、さらに巨額なリニアモーターカー

も重複路線の既存都市間を結ぶものです。

 

格差社会などといわれるようになっていますが、そもそもそれを促す政策でことが進んで

いるからにほかならず、相次ぐ巨大プロジェクトも復興事業もすべては大企業へのバラマキ

でしかありません。かつては主力産業が農業でありその担い手に税金もばらまかれていたから

格差も少なく、やがて主力産業が大企業になると大衆などという幻想はあっという間に通過され

一部の者が富を握るという社会となってしまったのです。昨日書いた二律背反ですが、この寒さに

接してまたあの珈琲が深まる時期になったという気分となぜ世の中の珈琲はまずいままなのかと

いうまずいものが席巻する世の中の不条理を感じずにはいられません。また落ち着いたらこの

二律背反が私自身の中にも生じた現象に触れます。

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二律背反

2019年11月28日 09時11分54秒 | 珈琲

朝から秩父市内は祭りの準備に忙しく、臨時灯をつけたり、

桟敷を作ったりという作業が始まっています。

 

千年一日のような日々の暮らしの人もまあ控えめに言い直して

10年一日の人は多く、そんな10年もあっという間に過ぎてしまい

久しぶりにあった人などもいまだにあれをやっているんだという

懐かしい話などをします。

 

人々と祭りなども地域の人が毎日の生活のように毎年伝統行事を引き継いで

いるからつづくもので、これは農民の方が毎年種をまき収穫するという繰り返しを

確実に行うから成り立つということと同じです。

 

欧米などでは狩猟文化で日本は農耕文化などとすりこまれていますが、米にしろ

ヨーロッパの文化の基礎は自然界にあった麦を人工栽培することから発していて

米の西部開拓から今の基礎を築いたのは各地に入植した農民が作ったのです。

 

日本のものづくりとか技術立国とかいいますが、主力産業の移り変わりははやく

今後も日本の稼ぎ手は次々に変わるでしょう。

 

しかし、基本的な物は変わらず、生活者の視点とか日々繰り返すこととそれをなす

人の営みは重要だと思います。そんな日々を支える珈琲に思いをいたし今日も豆を

焼、この寒く乾燥した空気に期待をしてにんまりしながら焙煎をします。

 

この寒さこそ珈琲豆のうまさを引き出す源泉なのです。

 

お祭りにケニアのレッドマウンテンを買いに見える方が毎度います。

 

この豆も最初は1200円程度で売っていたのですが、いまは1800円です。

 

それでもこの時期だけはとかこれから寒くなるとと人気は強まります。

 

そして安い豆も安いからまずいのかというとそんなこともなく、今度入れた

豆などはいつもの味とは違う味であり、これなどはどうしたものかという

思いを毎度する豆となってしまいました。

 

昨日飲んだコーヒーなど絶望的な味でしたが、私も旅行先などでいつも

同様の思いをしてなぜこうもいつも裏切られ続けるのかという気分に

なりますが、かといってコーヒー専門店の一杯500円以上のコーヒーなら

安心して飲めるのかというとそうでもないという値段と味の二律背反が

あります。

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スマホの罠その2

2019年11月27日 09時16分58秒 | 珈琲

町の中が色付き朝の寒さもまた復活してきてもうお祭りも

すぐ近くというこの時期に当店は移転問題とごたごたを抱えさらに

携帯電電話を長年のfomaからスマホに買い替えるという計画もして

ただ病院の待合のごとく待たされるドコモショップなどに出向く

気など毛頭なく、それでもしょっちゅう届く買い替えを迫る

ダイレクトメールや電話とメールと段々感じる世の中との

疎外感などもあり、どうせ買うのなら最新のものにしてその

圧迫感と閉塞感から抜け出したいと行動したのですが、そもそもは

fomaで今使っている電話など10年以上も使い続けて一週間に一度の

充電で支障なく使い続けられるので何も不自由はなかったのです。

 

でも世の中に遅れているぞというがごとくアプリ割などで差別されたり

すると疎外感とか隔世感が募り決断したわけですが、手に入れるのに

やはりネットで買うのが待たずに大手ほど特典が多いことに気が付き

ダイレクトショップにて購入しました。

 

最短で届くというのですが実際届いたのはその時間のぎりぎり二分前という

本当に来るのかという気をもまされる状態でした。

 

さらに開通の手続きをするのに本体をwifi接続するようにということでこれに

他の端末は暗号化キーを入れるだけで接続できたのに届いた最新端末はその

長いキーを受け入れられずwifiの設定を変更してわざわざその端末のために暗号

方式を変えるという手間が必要になったのです。

 

さて、このwifiの設定はルーターのソフトをインストールしないといけないというので

ルーターの箱を探すという作業となり、cdを見つけ出すと何ともうOSに対応してない

ということでインストールできないのでした。

 

そんな古いルーターだったのかという感じですが、ルーターやモデムは何度か買い替えており

もしや今回はまた買い換えないと全てを完結できないのかという危惧も出てどうしようかと

迷うもネットからファームウェアやら必要な物はすべて見つけ出し、わざわざ暗号強度も

下げて短いパスワード設定に変え、やっとルーターにつなげれば今度は本体の設定に何度も

同じようなメールアドレスとパスワードやらPINやらを入力し続けて、やたらとファイルを

ダウンロードするという繰り返しです。

 

到着から一日たってもその設定は終わらず、何かするたびにIDとパスワードを入れ続ける

のですが、本体が小さい上にキーボードを持たないスマホはいちいち変換システムが立ち上がり

タッチして入力というストレスを強いられます。

 

その上本体のデーターコピーはドコモショップに行って自分でやらなくてはなりません。

 

今日それをなしに出掛けましたが、相変わらず病院の待合並みの混雑はそのままで、さらに

混雑状況や予約電話をしても一向につながりません。もう行って直接自分でコピー機を操作するしかないのです。

 

途中操作につまり店員に助けを求めましたが、手があくまで相当待つといわれどうにか

しようと操作すると店員がやっと現れたのでここまでできましたと見てもらうも店員も

ちょっと待てとまた引っ込んでしまいました。結局自分で操作してコピーできましたが、

その作業だけで満タンだった電池が切れてしまいました。

 

fomaの電話の時には一週間も充電しなくて平気だったのにこれからは毎日充電しなくては

ならないでしょう。

 

つまりは世の中に遅れているという劣等感とわずかな割引きの差に促されて買い替えたものの、

やはり必要はなかったのではないかという思いが強くなるのでした。

 

所詮便利といいつつ、携帯に使われているような誰もがいつもスマホの画面を見て歩いたり

運転しているときにも気にしていたりと主導権を握られて生活しているようでそもそも道具に

使われるなど愚の骨頂とまた思うのでした。

 

そんな思いの中せめてランチでもとずっと気になっていたミューズパークの新しいカフェに

行ってみました。

 

いつも公園を走りどんなところだろうと気にしていたので、その噂のメニューと品ぞろえを

確かめたかったのです。

 

メイプルステーションということで、地元でとれたメープルシロップを味わう旗艦的なもの

だということで期待していましたが、まあ観光地の行列に並ぶべからずの自身の教訓をまた

新たにしただけでした。

 

つい最近まで巷で評判のパンケーキのようなものを想像していたのでその落胆は激しく、

まあ秩父ではこんなものしか食べられないのかという思いを強くしただけでした。

 

それにしても機械で淹れられるコーヒーというのがなぜこうもまずいのかという

そんなものを飲んでそれが平気で300円で売られているというのはどうしても

納得のいかないものです。

 

インスタントコーヒーのように味も香りもなく、必要もない泡が付いていて

特別に抽出したかのようなものですが、コーヒーの味がないばかりかただ苦い

だけなのです。

 

コーヒーの味などあまり顧みられない事項なのかという落胆を味わうとは見事な

公園の紅葉とは裏腹に実に残念な思いを強くしました。

 

スマホは充電をしても真っ暗な画面からまるきり反応しなくなり、これは

またあの年寄りが何の話かわからない応答を繰り返していつまでも席をあけない

あのドコモショップに出かければならないかと思わましたが、充電器を変えたら

どうにか復活し、いろいろ気になっていた機能も確かめられました。

 

まずはどうにか光明が見えたかのような感じです。

 

下水の工事も見積もりが取れたようで、次の一手も予定が立つようになったというところ

です。

長年の懸念というのはみな誰もあり、それを晴らすということは何かとても重要なんだなと

思った日でした。

 

 

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お米パワー

2019年11月26日 09時48分51秒 | 珈琲

昨日は暖かく雨も上がり気分も軽くなる日でした。

夜走りに出ると亀の子石の周りにはお祭りの幟が立っていました。

桟敷建設の資材も搬入されいつも市役所駐車場からここを団子坂を

走り下りますが、亀の子石の公園はぐるりとテープで封鎖となっていました。

 

これはこれでそうかお祭りかという感じを出していますが、こちらの気分と

この気温との乖離でちっともお祭り気分でもないなと思うばかりです。

 

昨日書いた通り、スキーに早く行きたいと思う気持ちが今年は強いので

今オープンしているスキー場などの情報を日々見るのですが、かつては

11月には毎週のように一本しかない雪の廊下のようなところに一日滑りに

行っていましたが、今ではそんなこととてもできなそうということと他の

人は例え一時間でも滑るだけに出かけているということです。昨今は個人でも

地球のために飛行機に乗らないとかエコ袋を断るという人も増えています。

 

そんな時に人工雪の廊下を滑りに何時間もドライブして一時間滑るという行動は

どんな判断にかかるのか、そもそも得られる滑走感などはもはや言い訳にもならない

ものでしょう。かといってふかふかの雪を踏みに行くというスキーリゾートと何が

違うのかというのも説明もつかないものですが。

 

かの200SNOW REPORTSでも滑走記のほとんどが一回券三枚とか五枚とか

いう滑走記なのです。海外の上海やスペインなどの室内スキー場などもわざわざ

一時間券という一番少ない滑走量の券を買いそこだけを滑りに行っているような

ものを読むと趣味の範囲を超えなにかの使命を受け行動しているのかに思えるよう

もので、それでもそれにしては突如その行動も辞めており、ドバイや上海はなぜ行かない

のかという思いをします。

 

しかし、世の中ハルピンに行った人の記録などや真夏にヨーロッパアルプスへ

行った記録なども一泊二日とか二泊三日程度のものでわざわざスキーのためだけに

でかけたものなのです。

 

海外の人はスキーリゾートとして過ごすのに対して日本人は何かのミッションをこなすが

ごとき弾丸ツアーでそれだけをしに行き、わずかな滑走をして滑ったと世界に向け

発信しているという何とも無残な休暇の消化のようなものなのです。

 

それに比べ地域の人が祭りとともに生活があるというスタイルは日常と祭りが密着しており

長い時間の拘束なども気にせず参加して生活そのもののようにこなすのは国民性なので

しょうか。

 

こういう性質と呼応するかのようにNHKスペシャルでは食を特集してお米と日本人とを

結びつける番組をやっていました。

 

お米をたくさん食べる人は腸内細菌の組成で太りにくい体質であるという情報ですが、

これはこれで重要な物ですが受け取りようによってはすぐ日本人は優秀だとか別な意味に

取りかねないものを感じます。

 

これと祭りと天皇が即位してやたら行事やらのアピールが強くなったことと同列に

何かを意図しているのではと感じるのは私だけでしょうか。

 

かつての日本の歩みを見れば何かといいたいことはありますが、あえて細部には踏み入りません。

 

一日に三本だけ滑るだけにわざわざ何百キロの移動をするのも批判的でしたが、今年の春の

ことを考えると日帰りのスキーでも何のリゾート感もなくても滑りたいとなったら行っても

いいのではないかと最近考えるのです。

 

これも色々な可能性を今後の発展と鑑みての変化です。

 

どうしてもこの時期に見ておきたい景色があったらそのためだけに出かけてもいいのではと

思えてきたということです。

 

 

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雨上がりとポカポカ陽気に

2019年11月25日 10時19分52秒 | 珈琲

昨日は雨上がりの中たっぷりと走りそれなりの効果を

得られそうでしたが、月末処理と携帯電話の購入など

果たすことをやると夜の集中のためなかなか寝付けないと

いうせっかくのロングランも効果薄となってしまいました。

 

まあ残念ですが、この朝の温かさに何か猶予をもらったようで、

それはそれとして先に進めそうです。

 

18-19シーズンが年度末のごたごたと葬式や法事集中という一昨年以来の

恒例的喧噪になり、その影響でスキー行きはなしとなるという今までにない

展開で、どうも釈然としない思いとともにスキー技術とか滑走感に今後の

不安も感じ、早めにどこかで滑りたい欲求が増しています。

 

そんな中検索してまた発見して戸惑いを強くするのでした。

 

それはあのザウスの事です。ザウスより古くからある狭山スキー場は屋内とは

言い難いかきごおりをぶち撒けたような短いゲレンデでそれでも金曜とか土曜は

オールナイトで滑る人が多く、リフトから斜面までずっと行列の中にいる感じでした。

 

それが今年は営業しないという報は聞いていましたが、スキーヤーの減少と

ボーダーの増加とオリンピック競技にボードの飛び系の採用と世の中は

狭山スキー場よりコンパクトな室内滑走場を増やしました。

 

それは国内の状況でスキーヤーとしては都心から近いザウスがなくなったのは

バブル崩壊の象徴と日本が経済的に落ち目になった証と受け止め、これは国の

方向性としても正すべきことなのではと考えるのでした。一方世界ではドバイ、

上海にザウスのような施設ができたと報告とそれらが日本の技術によるもので

あることと世界の人たちのスキー技術がザウスの状況とはかけ離れたものである

というレポートをネットでも見かけました。

 

さらに日本ではどんどんスキー関連の情報が少なくなる中、滑走記録やスキー場の

印象を書く人もいなくなりスキーを皆辞めてしまいもう日本のゲレンデも外国人

に占領されていくのみかという感じでした。

 

そんな中、ザウスの子供たちは世界に広がり、日本ではほとんどニュースにならなかった

ものの2017年中国のハルピンには世界最大規模の室内スキー場が建設されたといいます。

さらに2022年上海にそのハルピンの施設の二倍以上の施設が建設されるという拡大基調

なのです。

 

こういう情報はスキーを始めて一年中滑りたいとうずうずしていた若いころならみんな

飛んで行ったでしょうが今やスキーヤーはみんな年寄りでそんな言葉の解らないところに

スキーに行くという人は少ないようです。ネットで旅行記を見つけるのも若いボーダーで

その費用もLCC利用でわずか数万円です。

 

さらに私が良く触れるミューズに通年滑れる施設を作るべきだといっていますが、夏の

サマーゲレンデというのは実は増えていて、埼玉にも鳩山町にボードのパークのような

ものがブラシで一年中滑れる施設があるようです。

 

今までのものが通じなくなるという疎外感のようなものを年々感じる事態ですが、これは

世界で日本が置いて行かれていることに気付かず、インバウンドなどといい外国人が

押し寄せる良い国と国内でも思わせていますが、果たしてこれはただ単に日本の良いところだけただ乗り

されていると感じるのは私だけでしょうか。

 

しっかりとした将来設計と戦略もなく、簡単に外国人を安い労働力として拡大させて健康保険や

年金などの社会保障を危うくさせ世界の主要なところからはずれていて大事なことを決める場からは

遠ざけられているそんなどんどん世界からおいておかれる存在になってはいないでしょうか。

 

珈琲に関して言えば私はパナマの珈琲のように日本の資本で良質な豆を安い海外の労働力で作り、

味と質の良い豆を安定供給するシステムを作れるはずです。

中国や東南アジアの需要は今後さらに増すはずで、価格と質を海外にゆだねない自らが管理し

値段も決定する流通システムを今から作るべきです。

 

不安定な中南米の作柄は今後さらに価格と品質の乖離を生み、味の良いものはすべて富裕層が

独占となるような格差の拡大に拍車がかかることのないよう公正な市場の建設が望まれます。

それも生産地と近い東南アジアに生産と市場の基地を作れば不安定な珈琲市場に指導的役割を

果たすこともできると思います。

 

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スマホの罠

2019年11月24日 11時03分45秒 | 珈琲

私は気が付けば、docomoのfomaをずっと使い続ており、それで

何の不満も不自由もなかったわけですが、ここに来てついにそれは

おかしいだろうという差別を受けるので頭にきてスマホを購入することに

しました。

 

世はガラケーなどとバカにしますが、スマホだから素晴らしい機能なんて

そうないのです。

 

それに自宅でネット環境があれば何もスマホがなくても大丈夫なのです。

 

ところが、最近スマホアプリ割なるものがでてスマホ専用の割引でリフト券でも

食事場所などでも差別されるのです。前ならメール会員とかカードを作ると割引

でしたが、アプリをダウンロードするだけで割引になるケースが増え、それが

今までクーポンとかチラシとかをちまちまと持って行ったり、ネットでダウンロード

して印刷したりという手間をかけたものより、さらに割引になるという現状なのです。

 

おかしいのはネット環境からQRコードを読み取りそのサイトにアクセスして

手続きしているのに、アクセスしたのがスマホでないと割引が完結しないというシステム

です。

 

ネットから手続きの方は特典としているのに、これはスマホ専用のサービスだとか

訳の分からない言い訳をしてその特典を与えようとしないのです。

 

それがひとつやふたつでその店だけならそこには二度と行かないと憤るだけでいい

のですが、何お前もかというところが段々増えて、何よりゆうぱっくがいままでの

ビズカードが契約終了で、アプリ割になったのです。これは今使っている持ち込み、

同一お届け先割の150円割引よりさらに安く、その上実績によりさらに10%引きに

なるというのでいちいち前の伝票を携えやっと割り引いてもらっていたのが伝票記入も

なくなりさらに安くなるというのならこれはもうスマホを買うしかありません。

 

格安スマホなら導入経費などしれたものです。しかし、何かそれではつまらない気が

してしまいどうせ買うなら最新の世界一のスマホを手にしてやろうとつい考えるのが

我々世代の陥りやすい考え方です。つまり、世の中に乗ってやろうとする団塊思想の

ようなものが働くのです。

 

ふつうは自分らしさを出すとか世の中に背を向けるというのがカッコよく、ひ

ドロップアウトしたようなアウエー感を醸すのがしらけ世代とか言われた我々世代

であり、みんなが終身雇用で働く中自由に生きるとフリーターなどということばが

できたのですが、結局そんな言葉に踊らされた人は実は馬鹿を見たという歴史を知る

世代でもあり、ただ時代追随と安いスマホなど買い冷笑を浴びるのも良しとせず、

見栄を張り最新のスマホに買い替えるというまさに時代にはまるというか陥穽に

落ちるようなことをしてしまうのです。

 

まあそれはのちにまたレポートするとして、久しぶりに降った雨が実は暖かい日となり

ぶるぶると震えて色々縮こまり、それに加えて新たな移転の障害にぶつかり、すっかり

落ち込みそこにふれた新しいブラジルの豆のうまさにとにかく癒されそれがきっかけに

なり、急に暖かくなり気分も前向きに変わるという踊り場的感覚を得たのでした。

 

普段の今頃だと木枯らしや世のせちがらさや冷たさに身が縮むのはまだ先の12月の中旬から

下旬なのですが、そもそもそのクリスマスのころというのは年末年始とかなにかとせわしく

気持ちだけは先を向いているのに体がまだ寒さについていかずに体調にしろ何か出遅れると

いうのが例年です。

 

それが年末年始のまとまった休暇というのをやめそれに合わせた大掃除などもやらなくなり、

随分毎年の季節行事とその時期だけの物価というのに惑わされないようにしてきたつもりです。

 

もうお正月気分などといいその時に休んだりしなくていいし、その時に高くなる鶏肉、なると、

かまぼこ、みつば、しいたけ、などいつも年中あり、この時期に食べるバカらしさを感じます。

 

ただ、スキー場に関してはスキー人口の減少に日曜にしか開かないコースとかリフトというのがあり、

これはこれでまた厄介です。土曜日曜の関越高速はそれはもう地獄のような行程で楽しかったゲレンデも

この行き来で全てご破算です。そう思う人が多ければ土日にスキーに行こうなどと思う人は減り、

他の平日に分散してもよさそうですが、これはどうやら私のように考えない人の方が多く、効率とか

満足度とかに無頓着な日本人の特質なのかもしれません。だから先進国とはいえない労働環境とか

非効率な働き方とか競争力が落ちているというのはすべてこの普段の様子、年末年始やお盆休みや

ゴールデンウィークになると国民が大移動するような行動と土日の渋滞と毎日の都内の慢性的な

渋滞などちっとも解消しようとしないおバカ性に表れているのです。

 

そしてなんでも人気が出れば行列が現れそこにおとなしく何時間も並ぶという国民性こそが問題です。

 

つまりはみんな馬鹿で何も考えていない人たちなんだというのが良く解ります。より便利にとか

より快適になんてことよりみんなと一緒におとなしく並んでその素晴らしさを行列であらわすなど

飛んだ国民性です。

 

それが解れば自分は人と違うという行動に何も迷うこともありません。

 

ただのバカらしい人気や注目にさらされると値段が跳ね上がり、高いと喜ぶ人たちにとりあげられ

さらに人気となり、本来の実力とは関係ない大衆という信者に支えられ何も改めない無頓着社会と

なっています。

 

そんなものと裏腹なのが当店で今回入れた新豆のサントスですが、これは曰く言い難い味で

これは説明すると今まで書いてきたことにすごく関連していて、今までの大衆としてはこの

ブラジルは知らない味であり、珈琲通といわれる人や自称する人もブラジルというと鼻ジラミ

端からバカにするという味のもので、それは私に言わせれば知りもしないのにというものですが、

これもブラジルですという味にすごい魅力を感じます。それでもいつものサントスの味もそれは

それで更新してしまうものではなく、普段ある味ということで実に興味深く、仕分けしてしまい

ます。

 

こうなると更なる仕分けとより深みに分け入りたくなるわけで、今後は少しより詳しい産地に

踏み入れてみます。

お楽しみに。

 

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禁断の味のブラジル

2019年11月22日 10時22分16秒 | 珈琲

現在新しく入れた豆に非常に悩んでいます。それというのも非常にうまいと感じて

しまうからです。とはいえこれは普通に誰でもそう感じるかというと話は違います。

多分これを試飲していただいてもふうん以外の感想はすぐ出てこないでしょう。そこが問題です。

 

今朝は久しぶりに雨となり、朝起きるとぶるぶると震えるような寒さもありました。

 

一月と同じ気温だとかで、これは人間の体というのは慣れるのでいつもこの気温が続くので

あればそうたいして感情も変化することなくああ今日も冬だで済むのです。ですが、まだ

11月にに1月の気温になると途端に思考が麻痺しあらゆることにびびり予定外の行動に走りがち

です。

 

まあ来月三日にはお祭りだし、冬なのは当たり前とのんきに考えればそれもそのはずであり、

あまりこの時期用事のないお年寄りの人にはお祭りだろうが秋だろうが関係ないのです。

ところが人間そういう何の目的も目標もない生き方が一番いけなくて命を縮めます。

 

そのお年寄りにしろ毎日のあふれる健康情報を流す番組をみては納豆がいいといえば

納豆を買い、海藻がいいといえば毎日みそ汁に入れたりとそんなことばかりやります。

 

まあそんな行動に批判をするわけではありませんが、私がここのところ時間があればする

ことといえば今年どんな冬の旅行をするかばかりを考えまだ見ぬスキー場の情報やら

過去のスキーの記録などを見る毎日なのです。

 

そこで気になったことを一つ書いておくとネット上の変化というか特徴としてはもはや

スキーの事を書く人は少なく、例えばあの200 SNOW REPORTSにしろ他の人の日記に

しろ2014,15年頃でスキーの事は途切れて更新されなかったり、スキーの記事だけ亡くなったり

するのです。

 

世の中スキーをしていた人もスキーをやめたのかのような状況ですが、それは毎年変わる

スキー場の状況でも感じることであり、昨年行ったスキー場が今年はやるのかやめるのか

といった切実な情報もネットでは確かなことは解らないし、昔はそういう情報をやりとりする

掲示板とかメーリングリストなりがあり知りえたこともSNSとかになりあまり伝わらないと

いうか、話し合うこともないというのがつまらないところです。

 

スキーの滑走記を見るのも非常に少なく、そんなもの10年も前のものだと何の参考にもならない

のです。ところが動画サイトに行くと今年オープンした天然雪のスキー場の様子などが翌日みる

ことができたり、どんな辺鄙で人気のないスキー場でもどこかの雪渓とか誰かが滑りそれをアップ

しているのです。

 

リフト代がいくらとか何を食べるとかそんな滑走記より、このただメットに付けたカメラの定点

的な視点の映像の一本滑っただけの映像でもそのゲレンデの持つ特性とか得られる情報は多く、

場合によっては主要なインターからそのスキー場の駐車場までのフロントガラス越しの映像など

という情報が実にそのロケーションとか行く価値のあるところかどうかの判断に有効に情報を与えて

くれるのです。

 

ときには自撮り棒を使いにやけた投稿者の顔をみさせられたりもしますが、その背後にちらっと映る斜面

にはっとさせられたりと意外と得られる情報に古い滑走記より新鮮な情報が飛び込みます。

 

ただ、今気にしているの北海道とか青森に一泊二日で行くような旅行記であり、そんな弾丸ツアーを

して得られる満足度です。

 

私の思惑はそんなお金だけかかることをするのであればもっとリゾート感のあふれるパウダー天国を

どこかでできるのではないかという経験上の思惑もあり、そんな極上の体験をこの先あとどれだけ

機会が狭まる中出来るかが命題となっており、そんな折にそんな弾丸ツアーでただ疲れに行くような

ことをしてしまっていいのかということに行きつくのです。まあそんなことも経験上、一緒に誰と

それをやるかでまた結果も価値も違うわけでこれが一人だと極上の温泉と食事とフワフワのパウダーと

揃っていないともう出かける気も起きないとまあ贅沢なものになってしまいました。

 

それも見栄もなく実をということで突き詰め昨日書いたように旅館の料理や味などほとんどがその

名前ほどしか価値がなく、スキーの疲れを癒し好きな物が揃う方がどれだけ癒されるかも知ると

自分の家より寒かったり貧相な部屋に泊まりたくないし、現地に車中泊してまでパウダーを狙うなど

ということも魅力的にはみえないのです。

 

このように人それぞれに価値感があり、何かの命題がありそれを主張しそれに共感してくれるのが

喜ばれてSNSでの交流がただ単にインスタ映えなどという自己満足に止まらないことを知らせますが、

昔の掲示板やメーリングリストのように文字間から伝わるそこはかとない人の心とかはいまはなく

それだけは完全に失われた文化といっていいでしょう。

 

今私が感じている新しく入れた豆に対する戸惑いもまあ表現のしづらいもので、これからもしかしたら

ブラジルだけでいくつもそろえてそれを解り伝える方向もあるのかと考えだしました。

 

ミナスジョナス州の珈琲の有名産地だけでカルモデミナス、セラード、モジアナとあるもののそれぞれ

広大な地域でどれだけの農場がひしめきどのような種類の豆を生産しているのかも考えるとここだけ

でもかなりの数のスペシャルティがひしめきもはやそれは自己満足の世界でしかない値段と味の対比と

なってしまい、納得できる品ぞろえにするには至難の業といえます。

 

ただ明らかにすることはブラジルのすばらしさであり、それはやらなくてはならいことで、とかく

ブラジルといえば珈琲通でも馬鹿にしてわざわざ飲まないような風潮にブラジルのうまさが解らないと

全てはないということを知らしめないといけないと常日頃思います。

 

そんな意味で久しぶりに降った雨と今後の豆の仕入れと午後の予定を考えます。

 

 

 

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カニ解禁の報に

2019年11月21日 09時51分17秒 | 珈琲

市内では夜祭の照明をつける作業が始まりました。

 

今月のブレンドは『経霜』です。楓霜霜を経て紅にという禅語よりつけ

ました。

 

そんなびっしりの霜は今朝積もりました。

 

どんどんと寒さを増している、そしていつもはまだ寒いとは言わない時期なのに

今年は何かと寒いと感じます。

 

昨日、移転先の下水の故障が新たに見つかり、その工事でまた移転は伸びました。

 

毎度のお客さんとの挨拶もまだですかというものになり、ゆっくりやればいいよと

慰めに変わりと何やら先行きの明るくない話となってしまいます。

 

そんな暗澹たる気分とは裏腹に寒さとともに秩父市内の様相も色を変え柿の葉や

楓、紅葉,ドウダンツツジ、ハナミズキなどが色付き明るい感じになっています。

 

ニュースではカニ解禁の報などもあり、私の好きな冬の味覚がまた食べられると

楽しみがまた来るという感じですが、この冬の予定を立てようと各ホームページなど

を訪ねてもまだはっきりとした情報がなかったり、求めるものはネットで得られる

ことはありません。

 

例えばいつもは行かない東北とか北海道の情報で今までだったら仕事があるので、

往復飛行機で荷物は宅急便で送るというスタイルでしたが、それはせっかくわざわざ

遠くに行くのだからできる限り滑る時間を取ってというスキー主体の考え方でした。

 

ですが他の人の旅のスタイルなり旅行記などをみるともっと贅沢に一泊二日で北海道に

行って二日スキーをするという人も結構いて私のように一日目と最後の日は移動と観光と

いう考えは端からなく本当に弾丸でスキーに行くという人が多いのです。それでフェリーも

そういう弾丸割引というのがあり、40%も割引になるというので調べてみるとその船の

楽しみ方とか船内でこんないいことがあるという情報もなく、テレビでは自転車旅行の人用に

船をリニューアルしたとか料理を改良したとかドキュメンタリー的な番組を見ていましたが、

この首都圏からスキーに行く人の利便性をいかに向上させて飛行機ではできない旅の魅力と

機動性を解らせる内容になっていないのです。

 

スキー場のホームページなどまだオープンしていませんしばらくお待ちくださいというところ

が多く、完全に出遅れている内容となっています。つまり、冬場の予約はすでに受けているくせに

ホテルの料理の内容とかマッサージ料金などしばらくお待ちくださいという表示なのです。

 

それでも毎年スキーに行く人やいつもそこに泊まる人は予約するでしょう。しかし、外国人や

新たにスキーや旅行を考えている人を呼び込むようなものになっていないのです。

今盛んにお節料理の予約のチラシが舞い込みますが、お正月のテレビ番組やお節料理など

今から大量に作られて冷凍保存されているのです。昔は私も有名料亭やデパートのお節料理など

をお取り寄せしたこともありましたが、その裏事情やら内容と値段にもはやその価値などない

ことは思い知り、さらに高級旅館の料理と値段や年末年始のホテルの値段も一番ばからしい

その格差に払う根拠のないものの最たるものとしての認識が完成するとその過ごし方も変化

したのです。

 

有名旅館やいつもテレビの旅番組に出てくる誰もが憧れる名旅館やクラッシックホテルなど

スキーのための実を取れば一万以上は支出したくないのです。例えば6万もするホテルに泊まり

何が違うかというと出てくるステーキなど卵の黄身くらいの大きさしかなく、ご当地の牛と

なっているもののとてもステーキなどという名前のものではなく、どこに原価が使われているのか

という内容のものが平然と出され手書き風のお品書きとあれこれと説明をされて供されるだけで

百人もの料理を供するので料理は出来立てでボリューム満点などとなるはずはないのです。

 

そうなると小規模の料理自慢の宿というのがよいということでペンションなどで料理が有名な

ところとか都内の一流店で修業したシェフが移住した店とかに目が行きますが、これも経験上

なかなか良いものはないのです。それにペンションなどだと設備が貧弱なくせに大ホテルと

同等の値段のところも多々あり、まったく需要が理解されていません。

 

それでも世の中4,5万払って泊まった何とかリゾートの写真を自慢そうに前菜から一枚一枚

写真を上げているのでそれと京都の駅で売られている3000円の仕出しとの味の違いを知り

本人たちはどれほど味わい楽しんだのかと気になるのでした。

 

まあひとそれぞれで例えば志賀でのスキーで温泉や豪華ディナーより中野のビジネスホテルと

好き家で十分の人もいれば志賀の合宿宿で納得できる人もいるのです。

 

志賀高原のホテルの生き残りを見れば何がよくて何がダメなのかはおのずと理解されます。

 

そう考えてくると船中一泊の日帰り北海道スキーもやってみる価値があるのではと調べますが、

フェリーの会社はそれを積極的にアピールしようとも利用しやすくネットで予約とかも考えて

いないらしくページを見ても要領を得ません。とまあこんな調子で、日本語ですらこんな状況

なのでまして海外から日本でスキーを楽しもうという人たちもどれだけ困難なことか見当が

付きます。インバウンドとか旅行者増を呼び掛ける政府も掛け声だけなのです。

 

そんな貧弱なネット情報でも見ていくとわかることもあり、昨日気付いたのは全コースを

味わう困難さです。志賀や湯沢、野沢などの名物コースなどはそれを目指して毎年通い

色々な人が滑走記録を残していますが、そういうものを見たり自身の記録を見直しても

わざわざ楽しみにこの時期で最盛期ならすべてのコースが開いてるだろうと出かけても

なかなかすべてのコースが開いてることはないということです。それは天候だったり

強風や雪がないか、または降りすぎて雪崩の危険があるとか、雪崩が起きたとか

いつ行っても開いてないというのは私だけでなく誰もが経験して書いています。

だから、神立のオリオンとか草津の本白根第二ペアリフトの脇とか志賀横手山の

ジャンボやキングなど数年通って滑れるのは一度というものです。

 

そもそもスキー場が突如閉鎖されるというのは毎年どこかで起きていて、今年は

かぐらの下山コースが使えないという報に昔は確かにコースとしてあり、民宿街から

昇るリフトだかゴンドラがかかっていたのがなくなって久しく、まさか今でも下山

コースとして滑らすことがあったのかと気付かせるできごとでした。

 

さらに今期狭山はシーズン丸まるお休みというのはあんな短い施設で冬だけでも営業存続

できるのなら秩父のミューズパークに夏はサマーゲレンデとして冬は人工雪の一キロぐらいの

コースがなぜ作られないのかということを思わずにはいられません。荒川に作ったジャイアント

スイングなどという一回一万もする施設など誰がやるのかという施設なら断然人工雪スキーの

通年滑れる施設は需要も新たなリゾートの創造にもなると思います。

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三角形の山影

2019年11月20日 09時57分01秒 | 珈琲

11月の心地というのはあと二月に迫り決算前の仕入れとか帳簿付けとか

をはじめ、あとはいつスキーに行くかという妄想をしています。

 

そんなわけでいろいろな山の情報を漁るとネットの限界とかいくら見ても何も求める

ところにあたれないというもどかしい気持ちになるだけです。

これは立ち返ってここのところの記録を見てみると自分の歩んだスキーの旅をみて

何をしたいのかということは解っているものの本格的にそれを求めると何をするかと

いうのはかなりの決断と変革をしなくてはならないので収拾のつかない思索を強いられる

ということにもなります。

 

そんな中、ネットで出会う情報はとりわけ人の滑走記録や旅の記録はそれで何を求めての

結果がそういう滑走記録になるのかという疑問も募るのでした。というのは今まで私が

行ったスキー場に行った人たちの記録を読んでもそこに行ってこの感想はないだろうという

ものばかりです。ということは人それぞれ、それはこう楽しみましたであり、私は

私であり、それはもう人と自分の違いの事であり、結局だれの責任でもなく、たとえリフト

三本しかないところでも人により一日いてもとても滑りつくせない面白い斜面があったり

とんでもない今までに滑ったことのない心地にさせるコースがあるのかもしれないし、

そういう体験をしたとかここにはこういう楽しみ方があるという独特の説を展開している

人もおらず、やはり目途を付けたら行ってみるとかないのかという感じになります。

 

それにしてもどこのスキー場というのはホームページを持ちその機能と設備は載せているものの

それがどんな楽しみを与えどんな人がどう楽しめるのかまで考えていないというのは明らかで

どこに行っても同じような食事のメニューと施設であり、わざわざ出かける価値があるのか

というとまだ知らぬこととか知らぬ魅力はもうないのではないかという気にもなります。

 

つまり、岐阜や東北などまだ行っていないスキー場は山ほどあり、そこにはまだ知らぬ魅力が

ありそうですが、それらを調べてみても何を売りにしてこんな変わったものもあると遠くからも

集客する魅力を語るものはなく、依然駐車場の料金を取っていたり設備は古びるに任せて何も

手を付けて変革やら魅力を発信する意識すら持たず、ありきたりのコース図と地元の特産品の

コーナーと祭りの説明がある程度です。

 

そんな折に気付いたのが山の形です。山とはおおむねピラミッドのように三角形の稜線を持つ

岩の塊で標高の高いところはおおむねパウダーもあり、どこまでも続く雪原が楽しめるという

斜面もあるのですが、実際にそういうコースはなく、自分で山に登って滑るしかなくそんな

山岳スキーだと滑走の質が問題になるのではなく、上って滑ったという冒険のような行動すべて

がスキーとなってしまい、私はそこまでしたくないというわがままもあり、八甲田山や岩木山の

ような滑りがしたいのです。

 

まあこれはいくら語ってもそうですかで済んでしまう話で愚痴なようなものになってしまいます。

 

何の人工物のないゲレンデでなくなることのないパウダーを一日滑りたいという野望は簡単には

消えません。バックカントリーで5時間も登ることなく、ロープウェイや雪上車などで簡単アクセスと

ガイドなどの世話なしにどこをどう滑ろうが自由な雪原といういくらでもありそうな設定が実は

かなり難しくなっているのです。

 

それにすべてのスキーがそんな一人で滑ることに徹するとか冒険のような滑りをしたいわけでもなく、

普通の人と滑ることもいいなあと思うし、まだ知らぬゲレンデを訪ねるのも一興ではあります。

 

別に答えを求めてするものでも探しているわけでもありませんが、特にあの本白根山の噴火以来そんな

ことを考えています。

 

さて、何でもない普通のブラジルが今実は非常に気になっています。

 

というのもいつも使っているサントスNO.2なのに今回のはモジアナ地区指定と

なっていて何もそうでなくてもいいのにと思いますが、もうその値段につられて

買ってしまいました。

 

つまりこれは今までのサントスNO.2以上になってしまってはそれそれで問題なのではと

思い出した結果であり、昨日今日と飲み続けていつもの豆より甘味が強いかもしれないと

いう感じがしています。

 

いつもの味がいつもでなかったら、それも別物となってしまったら問題ですが、おいしく

なってしまっていたらそれもまた問題かもしれません。

 

これは悩ましいところで、よりおいしくなりましたと簡単に言えるものか、しばしまた

飲んでみるという感じです。

 

試飲は三時まで受け付けています。

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朝霧の中

2019年11月19日 09時56分07秒 | 珈琲

ここ数日、例年になく寒さを感じていて寒いといいつつ、今朝の気温は11度と

ちっとも寒いという温度ではありませんでした。ひとつには移転のために服も

暖房器具ももう運んでしまい、着るものもなくTシャツにカーディガンくらいの

ものしかなく、寒い寒いと震えているのです。

 

しかし、昨日の夜などいつものランニングで外に出るとうちの中より外は暖かく

すぐに汗が出てきました。

 

テレビで見た番組に秩父がよく出てくるこの頃その題名が秩父温泉郷などとなっていて

おいそれは本当の温泉地の人が見たら怒るだろうというもので、外から見ると秩父は

ひなびた田舎の温泉地とか山の中の秘湯とみられているのかと思うと複雑な思いが交錯

します。

 

私が訪れた湯宿とか温泉街がある町は一つの通りにいくつもの源泉があり、それぞれ泉質が

違いお湯の色や温度も違いそれらをはしごして楽しむこともできます。今回のテレビでの

紹介では新木鉱泉と柴原温泉やなぎやがでていましたが、これらは秩父七湯といわれたものの

名残で古くから鉱泉宿があり今では温泉となっていますが、すべて沸かしの湯であり現在では

なくなってしまったものやダムの下に沈んだものとかもあり、秩父の山間のあちこちとに散在し

それをめぐるというのは簡単ではありません。

 

それに現在では清音の湯や梵の湯やはなのやといった温泉旅館が現れ、露天風呂付の高級旅館から

昔ながらのランプの湯のような山の中の秘湯の風情を残したところなど色々な宿があります。

全てに行って泊ってみたこともなく、湯だけ入ったところとか中も知っているけれどやはり旅館は

泊まってみないとわからないこともあり、どうだとも言い切れませんが、私の場合は温泉といえば

草津や湯沢であり、雪とともに味わうものという意識があります。

 

でも人によりこのような山間のひなびた宿やかやぶきの古民家とか何もないところニリューアルした

露天ぶろ付きの客室など人により強い魅力があるのかもしれません。

 

テレビで映る駅の風情や駅前温泉などの看板などみると人により秩父は温泉町なんだと思う人も

いるんだと少し後ろめたい感じもします。

 

というのは各地にスーパー銭湯とかサウナとか別に温泉を名乗らなくても湯としての境地がすでに

サービスの悪いぼったくり温泉なんかよりはるかに居心地のいい施設ができており、わざわざ遠くに

出かけてなくても料理やお湯でリラックスできる施設は各地にあるのです。

 

それらも温泉と名前がついていたり、まったく温泉ではないまでもサウナや施設としてのリラックス

効果が得られる地も多数あります。それをわざわざ足を運ばせるにはやはりテレビに出て何かの

お墨付きというのも必要なのでしょう。

 

それらの中には路地の魅力とかミューズパークで星空の中を走るとかといった普段の秩父での

楽しみは紹介されません。今朝のように霧に包まれた朝はミューズパークなどの小高い地から

眺めると雲海に沈んだ盆地が鑑賞できるでしょう。これは夕焼けと夕映えの説明でした通り

霧の中と霧を上から眺めるという自分の位置を知るという自然と自分を対峙させてみるという

ことができる瞬間です。この雲海を名物にしようとしている人もいるようですが、より大きい

スケール感とか宇宙の循環とかより大きい視点を理解することも大切です。

 

最近は明るい夜空でも不意に明るい流れ星が見られることがあります。

 

何とか流星群にあたっているせいかもしれません。

 

しばらく流れ星は見ていなかったのに今月に入り三回見ました。そうなると色々夜に空を見上げる

回数も増え、走る最中にもよく見上げますが、当然飛行機の航跡も見ます。いつものコースで二つ

のラインがあるようです。そして気になることに北から南西にゆっくりと薄い光が移動するのが

みられることがありました。人工衛星です。

 

こういうのが見られるとじゃああの国際宇宙ステーションも見られるかと気になり調べてみますが、

時間とコースがどの位置のどのラインの事かわからず確かめられません。そんなに熱心でないので

追跡ソフトや時間を精査して観測もする気もないのですが毎日夜夜空を見上げるで見えたらいいな

くらいの感じです。

 

この外に出る時間がやはり一日でも貴重なものになっていると感じます。

 

例年より寒い晩秋を感じていたり、朝起きて風邪声だったりと寒さが強いと感じていますが、

それも家にいると感じるという現実に気付くと外はもっと暖かかったと知り自分は何をしているのかと

思うのでした。

 

自分の行動も常に見直し何をして何を感じたという視点とそれを全体的の位置から俯瞰して見直してみる

ことの重要性をしるのでした。今回入れたブラジルの豆なども散々今まで扱った豆ながら今回は同じ

マークのブラジルのマークながら裏に印字されているのがモジアナとなっていてグーグルアースでその

モジアナなる地区を探すも見つかりません。それもそのはずでサンパウロ州の中の地域で珈琲で有名な産地

カルモデミナスやセラード地域と同じところです。三つの生産農協が存在してかつてはここにモジアナ鉄道と

いう鉄道も走りモジアナ地区として珈琲の有名産地として認知されているといいます。

 

かつて当店でも扱っていたアララなどもモジアナ地区です。その地区指定の豆ということで、人によっては

モジアナコーヒーとしてスペシャルティだとして売り出している人もいるようです。

 

この地区の単独農園ものもあり、人気の地区だということが解ります。

 

今までの麻袋をみてみるとミナスジェライスとかやはり州の名前とかサンパウロとか農協の名前とか色々ある

ようです。

 

味についてはまた明日書きますが、わざわざモジアナ指定にしただけのことはあるとだけ書いておきます。

試飲は三時までできます。この豆も試飲可です。

 

 

 

 

 

 

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今どきの寒さについて

2019年11月18日 13時35分39秒 | 珈琲

今年はいつもなら思いもしないことを思うこの頃でそれが意外な感じの今日この頃です。

 

ただ、珈琲に関してはもうすでにゴールデンマンデリンとレッドマウンテンを仕入れられ

これはもう豆としては申し分なく、冬を待つばかりです。

 

マンデリンという豆は意外ですが、スーパーなどでは売っていません。ブラジルとか

コロンビアとかキリマンジャロというのはスーパーでもストレートも売っていますが、

所謂珈琲専門店では私も知らないような名前の豆がたくさんありますが、結局よくあるのは

インドネシアの珍しい豆だったり、さらにどこかの知らない島の珈琲とかそんな高い豆を

売る店です。

 

ブラジルやコロンビアの豆ではいけないのでしょうか。

 

やはりどこか珍しさというものがないと売れないというのも何を売りにしているのかと

いうことで買う側にも知識の欠如と珈琲の味を求めてはいないという愕然とする真意を

知ることになります。

 

ところで今日入荷する豆は何でもない普通のブラジルです。当店では実はこの何でもない

普通のブラジルが一番売れているのです。

 

売っている商社でもこの豆の宣伝文句は作りません。

 

今年のブラジルは豊作でこの何でもないブラジルを商社では大量に確保しすぎたと

格安にて買うことができました。売る方でも安いとなると何の説明文や売込みのための

解説なども作らず、何でもない普通の豆ですといいますが、当店で喜ばれて買われます。

その何でもない豆がちゃんと焼けて味もしっかりと出ている店は少なく、そもそもこの

ブラジルを売っている専門店も少なく、喫茶店や珈琲専門店でもブラジルサントスNO2と

明示して売っているところも稀です。

 

国としてはこのNO2という規格が最高品質であり、それなのに余計な名前や産地別の

珈琲が多く必要とされるのはなぜでしょうか。

 

そもそも消費者はそのブラジルの最高規格の豆の味を知らないのです。

 

何でもない普通のブラジルの味を知らないのに特別なブラジルとどう比べて判断するのでしょう。

 

それでも商社はそのブラジルをたくさん仕入れ売り切るために特別価格まで設定するのですから

重要な豆なのは違いありません。誰もが仕入れる普通のブラジルをおいしく焼くのは簡単ではありません。

ありふれたものがその実力を発揮しているかを知る人もいない中、それが当たり前にうまくなるように

努力して求めるものを引き出すという単純でいて誰もなさないことをなすということは全く矛盾して

どこに答えがあるのかもわかりません。

 

ただ、誰もなさないが重要なことが普通に行われているということこそが大事なのです。

 

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世良公則 O-Kirakr Live 2019 参戦

2019年11月17日 23時54分55秒 | ライブ・コンサート・展覧会

移転という大変な問題を抱えながら、それでもバスケットの試合と楽しみにしていた

ライブ参戦と丸一日営業を取りやめてしまいお客様にはご迷惑をおかけいたしました。

 

昨年の泉谷しげるに続いて今年もスターが秩父を訪れ秩父でライブを行うということで

参加したわけですが、いつも走っているミューズパークで行われ、主催が秩父開発機構と

いうところで今までも大物アーティストとか大規模なコンサートがミューズパークで行われ

そんなイメージからはじめから野外コンサート場の方でやると思い込んでいましたが、手にした

チケットを見るとはっきりと音楽堂と書かれていました。

 

そうすると座席数にして600あるかないかという規模で一階の座席だけだとさらに少ないと

いったものです。でもアコギのライブそれもワンマンなら十分なスケール感ではあります。

秩父だと好きなアーティストのライブなどいくらでも日帰りで行ける距離なだけに行こうと

思えばライブもいくらも選択肢があるのです。ですが、清志郎亡き後すっかり聞きたいライブなど

なく、わざわざ検索してライブを探すということもなくなっているのですが、地元にかつての

スターが来るというのはまた別でどうしても血が騒ぐというのが我々の世代なのではと思います。

 

それにアコギの生ギターのロックなどというのも随分久しぶりです。世良公則は深夜のラジオで

よく最近の活動や最近聞く曲の話などを聞いており、身近な存在でそれが秩父でライブとなれば

見逃せません。というわけで期待も膨らみバスケットの試合が終わりシャワーを浴びたらすぐに

出かけました。席は指定券で確保してありますが、小さい会場ながらいつも走る公園は観光の人で

ごった返しており、公園橋からのアクセスはこの前の台風で未だ工事中で片側交互交通でこの信号が

二分半も待つというものなので、会場の一時間前に家を出ました。

 

ミューズパーク内は駐車場はたくさんあり、混雑を嫌い早く出てさらに渋滞を避け別所巴川側から登り

渋滞もなくすんなり野外ステージの裏に停められました。それからぶらぶらと公園内をうろついたり

して開場を待つのですが、公園内を行き来する人や会場に集結する人々はみな当たり前ではありますが、

知り合いばかりで、入り口にはすでに行列する人もいて人気の高さを感じます。

 

そんな状況なので私たちはそんな会場から離れたところでしばらく公園の様子を見てうろつき紅葉の

様子を楽しんだりしました。

 

開場時間になり、列がなくなったころ入場してみましたが、物販コーナーはかなりの規模でコンサートグッズを

売っていたり、いつも買うパン屋がいたりといつもと違う光景もあり、しばらくそんな人たちを眺め席には

すぐ着かづにいたのですが、ロックのライブにしては服装や雰囲気の違う人がいたり、ネクタイと背広の人も

いたりとこれは地域色なのかセンスなのか果ては主催団体ゆえかなどと思うのでした。

 

今回の席は一番前列という席でこれもすぐには席につかない理由でしたが、着いてみるとなんとスピーカーの前

で、これはどうなるものかという気持ちになりました。

スモークをたかれたステージがいきなり暗転して世良公則が単独で登場、座るとすぐに1977という曲をやり、

挨拶を始めて次にHeart Is Gold(ハートイズゴールド)というベイシティ刑事というドラマの主題歌という

のをやり、続いて新しいアルバムからHowling Wolves(ハウリングウルブズ)SECTION No.9(セクションナンバーナイン)

とやりサイドギターの人を呼び入れ音屋吉右衛門の曲をやるということで野村義男とのユニットだが本人がいないので

分家だと称し宿無し、Rock’n Roll Is Gone(ロックンロールイズゴーン)をやります。そしてサイドギター退場し、

ギターをチェンジしてストリング系のバラードに入る時にサウンド系にトラブルとなり、スタッフを呼び込み対処

するというアクシデントが発生。トークでつないだりしてこなしてやったのが奥田民生が世良還暦の時に寄せた

いつもの歌というのをやり、さらにJacaranda(ジャカランダ)を紹介。これはどこか幼稚園の生徒が

演奏するビデオを見て感激したというエピソードを挿入。そして亡くなって行く先輩たちに捧げる曲と

して同胞たちの賛歌(はらからたちのさんか)をやり、日々のニュースでいらっとすることなどを癒す

歌などやり終了。アンコールで同じ黒いTシャツで登場して一旦暗転すると胸のロゴが光る。着替えて

来たとわざわざアピール。デザインはプロの人でコラボした商品だとか。銃爪や燃えろいい女をやり

終了。

 

とまあ結構内容的には盛沢山でたくさんのロックをやってくれ、そのギターテクニックも聞かせて

くれたという感じです。

 

しかし、盛り上がったのはやはり宿無しや銃爪などの曲であり、それを単独ライブだからかアレンジが

強く、すんなり昔のようにシャウトしたりメロディラインを変更したりという癖が強く、すんなりと

楽しめない節もあり、最近の歌をやるのは当然としても今の自分はこうなんだという主張とともに

ラジオの喋りのような世界観はない感じでそれを補うために喋りを入れているのだけどその内容の

薄さと裏付けとなるものが感じられないのと何かスカッと肩透かし的なものを感じて楽しめないそんな

不満も感じました。

 

ロックにしても洋楽のパクリというところを完全に脱した清志郎のように日本語もロックにしてしまうという

スタイルと常に曲が生まれていたというライブ感もあったけれどそういうものとつい比べてしまうところに

過去の歌でしか乗れない感じになってしまった気がしました。それでも生のロックサウンドを身近で聞けたというのは

有意義でした。

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寒さと近ずくお祭りと

2019年11月14日 10時12分45秒 | 珈琲

昨日寝る前に見たテレビでまた太川と蛭子のバス旅をみてしまい、

どうしてそれを録画したかといえば目的地が八甲田山ロープウェイだったからです。

 

盛岡駅から八幡平を経由して八甲田山なんて自動車移動なら一日の移動ですが、これを

一泊二日で電車利用の組と路線バスの組で競争するという企画でした。

 

やたらと多い旅番組や素人参加型の番組があふれる中、この番組でびっくりしたのはその

景色のすばらしさです。紅葉に包まれた八甲田の森はかつて見た雪景色のものとは違い、

これまた登山番組の多いNHKの番組で何度も見てはいますが、テーマとしてはバス旅と

いう太川と蛭子の珍道中という視点から見ていたので意外なご褒美的にこの紅葉の美しさは

久しく接していないもので新鮮でした。

 

かつて私が八甲田やニセコにスキーに行ったのも10年も前の事であることやそんな何百キロ

の移動をしなくてもまだ身近にリゾート感あふれる地があることを知ってしまうとわざわざ

出かける気もなかったのですが、今の目標の地は秋田や田沢湖の辺りでかつて安比高原に

行ったことを思えばこの目的地もそんな大それたところでもなく、そもそも毎年会う外国の

人たちは米やオーストラリアの人たちはもっと大変な移動をしていることなどを思うと

私が辟易とする7時間の移動など別に些細なことに違いありません。

 

それに普段から彼らは州内の移動でもそのくらいの移動が伴うことが日常茶飯事なことも以前会話して

知らされています。

 

つまり日本のようなちまちまとした感覚で生活していると地球の大きさに触れることも感じることも

なく日々何かに飼いならされているかのような状況になっているのです。

 

そんなこともあり若いうちは冒険心とかまだ見ぬ地を求めて旅をしたがったりするわけですが、

家族ができ安定を感じて生活すると何かと守りに入り本来やりたいこととかしてみたいことも

後回しにして生きているのです。

 

それはともすると季節も知らずあくせくと時間に追われてしまうことになり、テレビの紅葉を

見てあれ忘れていたという感じを抱くのです。

 

先日も以前は秩父に住んでいて都内に転出した人と電話で話し、お祭りが近づいていることや

寒さについて触れられましたが、一番気にされていたのは人とのふれあいの事でした。

 

昨日のニュースで首相主催の桜を見る会が来年は中止になったというものがありました。

 

これなどは民主党時代の事業仕分けと同じでこんな程度では何の解決にならないことをまた

やっているという感じです。

 

野党とすれば痛いところをついてしてやったりという感じでさらに国会で追及していくと

息まきますが、これなどたかたが8000万程度の事業でこの間の復興のためのかさ上げ事業など

8000億もかけ誰も住まない土地にして何のための復興事業だったのかということが実際行われて

いても誰も検証も議論もせず、税金は大企業の土木事業や成り立ちもしない事業についやされ

大手の仕事を邪魔しない程度のものに投資されやはり事業が成り立たなくてつぶれていくと

いうところが多いという繰り返しです。

 

秋篠宮皇嗣殿下も言ったように天皇家の行事として税金はなるべく支出しないようにと

コメントしたけれど現実には平成の時より大がかかりに儀式のときの建物も新築され晩餐会などの

宴会の数もやたらと多く感じます。


お祭りとか文化財というと誰も文句は言いませんが、宗教的建物に税金が支出

 

されたり、宗教行事に使われているというのはやはり憲法違反です。天皇が即位の時に

憲法を守りと自ら述べられましたが、それも変な話です。憲法は時の権力者により変えられて

しまうものです。つまりそれに縛られる存在とはその権力者の下にあると自ら言っているようで

もとよりそういわされているように受け取れます。

 

前回の時にも憲法違反として大嘗祭やパレードに国費を支出することを差し止める訴訟が

各地で起きましたが、憲法判断以前に訴えを退けました。憲法において儀式を行うことと

天皇の国事行為として決められています。これが神事であり神道にあたり政教分離に反すると

いうのもナンセンスで古事として壮麗に行うというのもおかしいと思います。秋篠宮さまが

言われたように天皇家の行事であればそれを華美にならず税の支出が大掛かりにならないよう

にせよという要求も天皇自ら行事の簡素化は関与していいような気がします。

 

そもそも訴訟として損害賠償を求めたりするから訴訟として憲法議論の判断もされず

退けられてしまったのではないでしょうか。とはいえもう支出してしまったものについて

訴えは意味がないといわれるし、国政行為の是正を求める制度もないという門前払いは

お上に物申すなというとりつく島のないものです。

 

さらにこれら行事により憤怒や不快感を持ってもそれを損害賠償で晴らすものではないと

いうのも個人的感情と切り捨てて済むことなのかという感じもします。

法の精神はわざわざ憲法の前文で断ったとおり個人の尊厳とか自由とか言っておきながら

国民らが,自己の意思に反して,国事行為ないし公的性格を有する前記諸儀式等の執行に加担させられ,そ

のことにより従属的,臣下的地位を強制され,人格的尊厳を傷つけられたと考えたとしても,それは

国も法も汲まないよというのはやはり矛盾や違和感は残ります。

 

桜を見る会中止にそんなことしか追及できないのかという思いがするのもそんなことからでしょう。

人の気持ちをおもんばかるというのは移転した人が気にしていた秩父の人の気持ちです。いろいろな人に

お世話になり、移転するには物を捨てるにしてもそれはものすごい決心と別れの感情が人生の整理に重なり

一様にはいかなかったと話されました。儀式などというのはそんな気持ちに寄り添いより多くの人心を

納得させる手段でしょう。古くからやっていることとか神話由来だからとか注目すべきはそんなところでは

なく、心の整理なのではないでしょうか。

 

今朝はゴールデンマンデリンをいただきました。

 

これは深く煎り、ガツンと強い苦みも出しやすいし、もっと深く甘みを感じるように淹れることもできます。

そのフルーティーで甘味を感じていただきたいのですが、多くの人がマンデリンはガツンと苦い珈琲という

認識が強く、酸味とか甘味に気がつかないようです。ぜひ一度試飲してみてください。

 

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みるっこ最強説

2019年11月13日 09時49分47秒 | 珈琲

先月の台風による駐車場建設延期によりずっと遅れている移転問題も相手が

あり一人でどうにもできない問題に突き当たったりとなかなか進んでいません。

 

そんな中、荷物を減らすために仕入れも控えていたのが、冬の本格時期を前にどうしても

今は仕入れ重要期になり、発注を待っていられなくなりそれに連れ他の品にもいろいろと

目が行くこの頃です。

 

最近触れているミルでもそのミルに使う粉受け容器なども皆静電気を嫌いいろいろな工夫を

します。最も多いのはステレンスのカップに変えるというものです。私の知っている人では

独自の器具を開発した人もいてでもそれを見たときにはそれは本末転倒じゃないかという気も

しました。

 

さて、斯様に人々が気にするミルや器具というのもそれで味が変わるからで、ミルを買い替える

人は毎日毎回使うたびに気になる不具合が募った結果でしょう。つまり気が付けるうちは華という

こともいえるのです。

 

前にも触れたNEXTGの通販サイトの口コミを見て、その内容があまりに偏り攻撃的なのに対して

みるっこはほとんどが賛歌に近く、このクラスの製品では比類なきものであるかのような印象を

与えます。

 

その価格差は10000円以上もしておいそれと買い替える気になれないものでもあります。

 

ところがその不具合や不満については前にも書いたとおり、味について変えた人はいないのです。

 

当店では今ほとんど試飲の際にポーレックスの手回しのミルです。

 

電動の安いミルだとエスプレッソ用の粉々にするというのは無理で、これはみるっこでも同様です。

中にはミルっこ信者ゆえかこれでエスプレッソに使用しているという人もいますが、そもそも

エスプレッソを飲まなければそこまでの細かさは必要ないわけです。

 

ところがこのポーレックスはエスプレッソまで可能な挽き目が特徴です。

 

これは知らないとつい締めすぎて普段使っている挽き目にならずに濃いめの味になっているという

こともあります。つまりは使用しない人には無用の長物でもあるのです。もともと私はネルで落としますから

粗挽きから中挽きで、微粉が出ないものを要求するのです。そうなるとみるっこのような挽き目が好まれ

ひどい人になると茶こしでわざわざ振るう人までいます。

 

そういう人の中でもこのミルの金属味に気が付いたり、嫌ったりする人はいないのです。

 

それだけ高いミルに満足感を見出してしまうと、本来のものに気が付けなくなるのでしょう。

実際、みるっこで淹れた珈琲とポーレックスで淹れたのを飲み比べれば一瞬で気が付きます。

それでも信者は普段鉄分が不足しているからなどと抵抗する人もいます。

しかし、豆の味を知るための試飲ではポーレックスの強みが求められます。

ただ、この手回しの労をめんどくさいと感じたり煩わしく思ったらそもそも珈琲の時間が

面倒なものとなってその機会も遠のくことになったら本末転倒なわけです。

だから、ハリオのスマートGという製品には電動のハンディモーターが付いていて充電式です。

 

しかし、挽き目と本体がステンレスでないなど求める性能にないということでこの手の製品を

見るたびポーレックスの完成度が目立ちます。ただし、人により蓋がガタガタするとか精度が

十分でないと指摘する人も稀にいます。一番の欠点は値段です。他の似たような製品は3000円台です。

以前は当店でもそんな値段で売っていました。

 

しかし、今では6000円台でネットでもほぼ定価販売です。

災害の多い日本ではこの手回しの品は一つは備えておきたいアイテムです。それに本体がステレンスと

いうのは大事な要点で携帯性耐久性と衛生面と一番の素材でしょう。

 

 

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