King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

やり残した方がいいことも

2013年08月31日 09時41分31秒 | 日々のこと
最近の洋画のほとんどが昔のアメコミのヒーローを
実写化したものだったりします。

その影響か日本の映画もガッチャマンやキャプテン
ハーロックなどをやるようです。

秩父の場合、映画館が無くなり近くのシネコンなどへ
見に行くことになります。

よその観光地などは小さな名画座のようなものまで
残っていたり、文化度が問われる事態ですが、小さな
劇場や旅芸人が温泉の休憩室でやるようなものは
観られたりとやはり地域の特性が表れてしまうこと
なのでしょう。

地域の文化発祥基地となるホールが現在なく、市役所と
ともに建て直し中なのですが、その敷地から石器時代の
遺跡が発掘されたといいます。

秩父の一番の中心地に石器時代の集落があったというのも
当たり前といえば当たり前ですが、期待としては青森に発見
されたストーンサークルのようなものが秩父にもあればと
思うのですが、秩父には黒歴史として化石捏造事件があり、
どうしても遺跡発掘とか古代となるとあの事件が思い出されます。

しかし、ストーンサークルとなるとまた方向性も違うし、世界遺産
としての登録も出てくるので将来性も集客性も抜群でしょう。

いつも何かが抜けている何かが足りない感じの秩父ですが、
今ある物で勝負できるものはあるわけで、そんなものの
連携や自覚や発見が今後の寂れ行く地方都市に行く末を
左右するでしょう。
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夏の暑さ再び

2013年08月30日 12時27分31秒 | 日々のこと
夏が最後のあがきのようにまた36℃を超える熱波を
送ってきたようです。

朝晩はすっかり涼しくなり、秋の虫もなく秩父ですが、
夜走ると下着までびっしょりは変わりなく涼しいとはいえ
夜の空気はそれほどまでに冷えていません。

しかし、この朝晩の空気を感じてそろそろホット珈琲を
飲みたいという方の注文が朝から入りました。

発送分はこれから焙煎して発送します。

それらの注文の共通事項が今までのように深煎りでなく
マイルドな感じのものというように変化しています。

夏さは深煎りで苦くてガツンとくるものというのが皆さん
求めていたもので、秋を感じるとそれも変わるようです。

なんか頭がボーっとして回りませんが、焙煎頑張り発送
してきます。

午後余裕ができたらまた書きたいと思います。
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スタートレックイントウダークネス 観た

2013年08月29日 11時02分29秒 | 映画
昨日仕事を終えて上里のウニクスまで車を飛ばし、最終回を
見てきました。

夏の終わりにド派手な映画を何も考えないで見たいという欲求と
ウルヴァリンの突如日本で撮ったという予告編などを見たら色々と
今年の夏見逃している映画が沢山あるなあと思いつつ、でも
やはりここはこれだろうとスタートレックにしました。

それにしても完全に映画とテレビでも映像ドラマの世界にJJ
エイブラムスに席巻されたという感じですが、何もスターウォーズ
やスタートレックといったもう動かせない世界観をどうしろという
のかというもともとおもしろいものをこんどはどうしろというのかと
いう無茶振りのようにも見えるし、もう巨匠というなまえだけで
OKということなのかとにかく一色になったという勢いは感じます。

それにしても、ハリウッドの新作がマンオブスティールなり
ローンレンジャーなり、とにかく昔のヒーローをやたらと繰り出して
とにかく今の技術で見せ場を作るという繰り返しに何か米国の
閉塞感を感じないでもありません。

オリバーリードにアメリカの歴史を実はこんなもんだと暴露され
その黒歴史ばかりの現実に正義と真実を激しく問われ出して
いる米の強く正しいアメリカへの希求がこういった昔のヒーローを
掘り出して米ってそんな悪くないと思わせたいのでしょう。

しかし、この日本にも昔からファンの多いSFですが、なぜ新作が
日本だけこうもこんなにずれて夏休みの終わりころにあわてて
やるようなことになったのでしょうか。

それにテレビで少し予告を流していましたが、他のハリウッド映画
のように主役から監督が総出でプロモーションをするのと大違い
です。

そもそもこの映画に日本で熱狂的なファンがいるスターが出ているか
というと疑問です。

この映画のプロモーターできたというベネディクト・カンバーバッチは
偶然あるテレビ番組で見かけました。

これは最近お気に入りのyouは何しに日本へというやつで、有名人
枠で出たのですが、この番組というのは目線が完全ミーハー目線で
スタッフの知的センスとか教養というものがTVマンってこんな程度の
世の中認知度で番組作ってそれが世論をさらに作っているとしたら
とうすら寒くなるような番組ですが、それに多くの歓迎の女性を集めた
成田空港でのシーンがあり、現れたのが彼だったのです。

スタートレック2のプロモーションできたということですが、映画の
情報はその時にはまるで出ませんでした。

私は、その時NHKのシャーロックホームズで主役やった人だと解り
ましたが、それが最大の悪役として登場するというのは他の情報から
しりました。

そもそもこのスタートレックシリーズはテレビシリーズの前の時代と
物語的には設定されており、役作りとかセリフ上の言い回しとか
テレビシリーズの世界観を壊さないように性格とかを出すように
行動や発言にかなりあらわれるのですが、新スポックの宇宙人感
のなさは異様なまでで、艦長の危うさや無鉄砲でいて人情に厚い
というところも若いというシャープさが出ていなくてこれもあまり
なじめません。

テレビで加藤だったパイロットは原作に近く光スールーとして今回
あまりアクションでのカッコよさや見せ場はなかったものの、顔は
フラッシュフォワードでなじみになり、その後の出世もめざましく、
演技に深みと安心感みたいな任せられるという感じがあるものの
日本人としてはこういった米社会に韓国勢の進出と浸透が甚だしい
というのは歓迎すべきものなのか警戒すべきことなのかと考えて
しまいます。

その他、サイモン・ペッグにしろ英国俳優とかこの映画にふさわしい
俳優陣がひしめいています。

中でもアバターのゾーイ・サルダナの演技はピーター・ウイラー
同様光ります。みんな顔を見ればあ、ロボコップとかホームズとか
他の役名が先に出てきますが、そのイメージを引きずることなく安心して
映画の世界に入れます。

その映画の世界ですが、現実のアメリカは米本土への同時多発テロに
対して、関係ないイラクへいきなり報復攻撃を仕掛けたり、アフガンに
侵攻したり、パキスタンで首謀者とされるビンラディンをいきなり射殺
するなど一番の軍事力を持つ国がとるべきものかというものですが、
それとは一線を画すようにテロの首謀者をとらえてしまうことから
追われることになってしまうという実に皮肉な正義と正当性を問う
ものになっています。

しかし、そんな深いところで進んでいる割に突っ込みどころは色々と
あり、SFとしてどうなのかという科学的にそうなったら楽しいという
ところがあまり進んでないのです。

攻撃方法が魚雷とか遺伝子操作した超人とか宇宙船が大型に
なれば強いというのも飛んだ時代錯誤なのではとたくさん出てきます。

カークの血がキリストのDNAみたいになっているのももしそんなものが
あれば戦争など起きないだろうというところも非常な違和感が湧きます。

まあそういう諸々の不都合はひとまず置いておいて楽しまないとなら
ないのがこういう作品です。

映像とかスピード感とか凶暴な異星人との戦いとかですが、でも
主役のでぶっとした感じとスポックのでぶっとした感じにはいらっと
させられるのは最後までありました。
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暑さおさまれど

2013年08月28日 10時25分14秒 | 日々のこと
キャンプの思い出を色々と思い出して昨日は
寝付かれませんでした。

暑さが収まりつつあるこの頃ですが、寝付かれない日々は
続きます。

昨日の場合、駐車場で一時間半に及ぶ除草に熱中し、全身の
発汗消耗があり、よくもまあ熱中症にならないものだと自分で
思うほど炎天下の駐車場で単純作業に熱中して、夜は夜で
12Kのいつものフルサイズのランニングをこなしました。

となればこれは完全にパタンキュウというパターンが通常考え
られますが、昨日のニュース映像でイプシロン発射中止の映像で
なぜかキャンプのことをずっと考えていたのです。

電気も水道もない山小屋に泊まったり、キャンプ場といいつつ
べニアのコンパネでてきた小屋に泊り、飯盒で飯を炊き、粗末な
食べ物を食べるのが楽しいのかとずっと考えて今までのキャンプ
体験などをつらつらと思い出していました。

人はなぜ快適な自宅を飛び出して粗末な小屋にわざわざ泊りに
行き、不便な思いに浸るのだろうか。

しかし、世はキャンプというのは山登りと同様たのしいイベントと
されています。

自分のキャンプ体験も今思えばなぜあんなことしに行ったのかと
いう疑問の行動に他なりません。

数少ない登山経験もかつて雲取の山小屋へヘリコプターで荷揚げの
仕事なども運輸会社勤務時代には経験しているだけになんでという
思いも余計します。

というのも三峰側からだと雲取山荘まで6時間もかかる山道ですが、
神社の駐車場から肉眼で山小屋の屋根がよく見えヘリで飛ぶと
数分で着いてしまう距離です。

この山小屋への登山では毎年遭難騒ぎがあり、実際に亡くなられる
方も後を絶たない厳しいコースでもあります。

とはいえ、夏は三峰神社から日帰りできる距離であり、歩荷の
バイトなどもありました。

ゴールデンウィーク前には荷揚げをヘリで行いまだ雪の残る山小屋に
一日に何度もヘリで往復します。

山小屋には着陸スペースがないので、人はホバーリングしたヘリから
山小屋の屋根に飛び降ります。

当時その業務にかかわった時にはなぜこんなことまでして山小屋を
やっているんだろうと疑問に思ったものです。

山に登るという行為は昔は信仰であり、一部の特殊な人たちにより
山道が切り開かれていました。

それを一般の人にも広めたのが何々講というパーティ制度で、これは
一般の神社や有名遠方の神社から近くの信仰の対象になる神社にも
広くあり、一般大衆の信仰心とレジャー旅行的側面を担っていました。

山登りの講も普段できない異体験という一種のレジャー的側面で
受け入れられていた部分も多く、信仰心や行事に名を借りて参加者の
多くは人生のアクセントとしていたものと思われます。

やがて起きる登山ブームにより、若い人から年寄りまですべての人が
山に押し寄せるという状況があり、世の中にレジャー欲というものが
急速に高まった時代がありました。

それはスキーやサーフィンなどにつながっていくのですが、登山と
レジャーという結びつきにくいものがなぜ最初に爆発的に受け入れ
られたかはにわかに信じがたいものがあります。

昔この雲取の玄関口なども登山ブーム時には今は亡きロープウェイ
などは終日運転をして溢れる登山者を運んだといいます。

中にはミニスカートで訪れる登山者やハイヒールの女性もいたと
いいます。

そして、現在も山ガールなどという言葉とともに山には人があふれ、
キャンプ場もキャンピングカーがひしめく状態が続いているようです。

現在のブームの主役は定年退職した老人たちで、山やキャンプ地は
そんな人たちでにぎわっているというのですが、それならなぜ平日に
行けばいいのにと思うのですが、なぜか平日はガラガラです。

お年寄りが何を求めてキャンプや山に出かけるのか謎ですが、
やはりここに翳りを寄せるのは安易なレジャーというものです。

日本人にはリゾートで優雅に過ごすというイメージより、安易に
キャンプや手軽に山登りなのだという短絡的な思考が介在する
のです。

それでもバブルがはじけて久しいデフレ下の日本でも高級リゾート地
の分譲マンションやら別荘やらがつぶれずにいくつも営業中なのを
みるとリゾートを楽しむ富裕層も確実にいるのでしょう。

廃墟になって誰からも顧みられない地もあれば豪華な施設と知名度
で飛ぶように売れる老舗リゾート地の格差もはなはだしいものがあり
ます。

同様に地域が寂れてゴーストタウン化したところや年寄りが数世帯
暮らすだけという限界集落など日本全体がそんな様相を呈してきて
いて、格差という暗部を抱えた持病を持つ働き盛りな人のような
日本の行く末が決定づけられているようで歯がゆい思いを募らせ
てしまうのでした。
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まだまだ暑いのは続くと思いますよ

2013年08月27日 13時17分04秒 | 珈琲
毎日ニュースでどこかが大雨で洪水と冠水とか
土砂崩れとか行方不明を伝えています。

昨日は走りももうすぐ終わりというケーキ屋さんのところで雨になり
生暖かい雨に濡れました。

その後結構音を立ててずっと夜中中降っていたようです。

最近の温度だと眠りが浅いということもなくぐっすり寝入っていて
解りませんが、朝起きた感じではかなり地面がやわらかくなって
いて、これが地盤が緩むということかと思いました。

駐車場のしつこい雑草どもを駆逐するにはもってこいの日でした。

普段なら手でつかんだところでびくともしない草がずるずると抜けて
しまいます。

コーナーのところ誰かが高い草だけなぎ倒したような感じのところは
その草が濡れて他のところのように地盤が屑ぐずに緩んだ風もなく
丁度その倒れた草が傘の役割をして濡れた草はよく滑り、地面は
固く閉まっていてそこだけ思うように抜けませんでした。

そんな夢中な昼の一時も水分と昼食を摂ったらまた焙煎です。

さわやかな風に合うようなマンデリンとかエチオピアハラ―を
焼こうと思います。

夏の果物から秋の果物に変わる豊富な果物が味わえる今なら
こういうさわやかな珈琲が似合います。

このようなさわやかという言葉に珈琲らしさを感じない人もいると
思いますが、一度飲んでみてください。

珈琲はさわやかな飲み物ですよ。
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ダッシュの距離

2013年08月27日 10時29分14秒 | ジョギング
ここのところの様変わりの暑さもまさに夏の終わりという感じが
ひしひしとしてきます。

こうなると夏の始末をしておかなければならないという気がするのも
私だけではないのではないでしょうか。

やり残した宿題や済ませておかなくてはならない夏のイベントなど
など。

大人も子供もこの暑さのせいにしたことが残っているのです。

今年の夏の出来事で夜のランニングで完走できなくって途中歩きが
入ってしまったこともその一つ。

その原因を思ったら単純に思いつくのが、昼間の暑さでの消耗かと
いうことでした。

というのもここのところの35℃超えなくなったという温度のおかげで
夜も体温に近い温度が地表によどんでいる空気をかき分けて中を
泳いで行くような過酷な感じもなく、空気の抵抗もすうーっと抜ける
ような感じにこれが本当の空気感だったかと肌に感じる空気も復活
したという安堵感が走りを助けてくれるのです。

それでも汗のかき方は今までとさほど変わりもせず、下着まで
びっしょりとなり、今年知った水のおいしさとしみいる感じをしっかり
とまた感じるのでした。

天気予報でも見る熱中症の警報のまがまがしい赤い色の中で
子供があえぐマークもやっと見られなくなって、今までのただ
走るだけでスピードもタイムも二の次になっていた反省もでて
くる中、運動のし過ぎもよくないというし過ぎとは二日に一度
10K程度走るぐらいのものでそれを過ぎると体にはマイナス
というような記事を読み、12Kを週六日走っていること自体に
無理だったのかという思いがよぎったりしました。

しかし、このよく言われる無理な運動とか運動のし過ぎも体に
悪いということも睡眠の長さと取り方も人それぞれの標準が
あり、すべての人にすべて同じことが当てはまるはずもないと
いう持論があり、今までは自分の思うままだったのですが、
走り切れなくなると途端にそんな運動し過ぎなどということにも
惑わされるようになります。

というわけで、昨日などは久しぶりにインターバルトレーニングで
ダッシュを繰り返す走りにしました。

これもかつては20秒の間全力を出し切るという走りを繰り返す
のですが、最初は100mも走れなかったのが徐々にそれが
二倍ほどに伸ばすことができていたのです。

しかし、昨日走ったところ、また同様に100mもいかずに減速
してしまうのでした。

これなどやってみないと解らないことのひとつで、ゆっくり走っている
だけだと毎日走っていてもできないことが出てくるという現実に
諸々の教訓があるのです。

走っているのに効果が出ないばかりかいつの間にか全速力で
走れる距離も縮んでいるということは日々の走りも意味がないと
なります。

数字上の効果としては毎日12K以上走り続けることの効果を
実感できるのはダイエット効果だけです。

走り続けている限り体重増は防げます。

ただ、食事量も増えていて休養日を設けると途端に増加していて
ぞっとするのです。

ダッシュの効果は、体重にはあまり効果はないものの、走りには
確実にプラスに作用し、実感できます。

ランニングするものには早く走れるようになるというのは魔法の言葉で
苦しくてもその方法は取り入れねばと思います。

坂道ダッシュだとかインターバルトレーニングやロングスロージョギング
の後のダッシュだとか苦しくても効果が表れるトレーニングがあります。

今までできたことができなくなっているとか今まで出せたタイムが
でなくなってしまうというのは身を切るような苦悶を生みます。

だからと言って苦しいトレーニングも同様正に身を削る思いなので
トータルしてどうなのかということを考えます。

そこでそれを考えるだけ負けているという答えに至るのですが、
果たしてそうなのか、とりあえずの答えは週末やってきます。
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来月の季節のブレンドは

2013年08月26日 09時36分43秒 | 珈琲
今日は随分からっとさわやかな暑さです。

でも昨日なぜか寝付かれず頭が重い朝です。

季節のブレンド『夕焼け』ですが、もうそろそろ終わりを
迎え、来月からは新ブレンドになります。

先月の夕焼けとブレンドの違いについて寄せられるコメントは
様々ですが、深煎りの珈琲にホッとするという感じはみなさん
共通の思いのようです。

でもそこで、浅煎りだとどうなのということで試飲していただく
パナマの珈琲も好調です。

パナマというのはやはりストレートでは飲んだことのない人が
多いのです。

中米の豆はどれも香りが独特で、南国の風が吹き抜けるかの
ような爽快感が伴います。

高地産の大ぶりの豆でよいものに当たればよい印象は深く
残りますが、人により軽くてつまらないという人もいます。

これも専門店で珍しさに買ってみたものの思ったようなもので
なかった人も多くいるようです。

でも、パナマというとあのゲイシャのヒットもありおいしい珈琲の
産地と知っていれば、やはり飲んでみたくなります。

焙煎が豆にフィットしていれば昨今いい豆が増えた中米産は
やはり印象に残る体験となるはずです。

夏になり出かける機会があり、よそで豆を買うことも増えて、
改めて当店にやってく来て豆の感想を述べられる方も
多く、それがやはり冒険で終わり散々な目にあったという
報告が多いのも最近の傾向です。

そんなことから来月は人気の『林檎』の予定です。
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教科書を信じて

2013年08月25日 11時41分40秒 | 日々のこと
先日の高校野球については色々なドラマとともに
ルールとはということにも特別関心がいった大会でした。

高校生らしさからバントからカットしてファウルを繰り返し
選手に注意がされ結果準決勝で散るという事件もその
高校生らしさとか高校野球のルールとはということを
もう一度考えさせてくれました。

私はかねてから真夏の炎天下で根性とか特別な精神性
ばかりを説き、ひたすら連戦で酷使される投手の肩をいつも
心配していました。

プロ野球など中五日というローテーションを守り、先発中継ぎ
抑えという役割分担が守られているのに、高校野球はいまだ
エースで四番というのが主流です。

若くて未来のある少年期にあれだけ過酷に連続で投げさせて
いいものかといつも思っていました。

米国ならもっとシビアに投手の投球数は管理されるといいます。

日本人投手の寿命が短いのはやはり投球数が昔から多く、
投げさせられる伝統にしたがってやがて故障して手術して、
球威が無くなり、コントロールと変化球の多さがある選手はそれでも
しぶとく生き残れるが、元々直球勝負の選手ほど短命となる
傾向です。

今現役最高齢勝利の山本昌投手など端から低速で勝負する
タイプだから今があるという感じで、剛速球選手の花をとるか
勝ち星を稼ぐエースになるかというのは選択ができる物では
ないのです。

生き残るためにみがいた技術を高校生らしくないという報道を
するのはいかにも注目を集めましたが、短期集中の大会故に
あるルールとみれば、今回は正しい運用だったと思います。

それもルール上問題があるという注意を受けたものの、はっきり
ゲーム上でペナルティを課せられたわけでなくやんわりやめるように
言われたわけで、取るならとれとカットしてファウルをしてもよかった
のです。

さも悲劇のヒーローのように取り上げたり、高校生らしさなどと
いう求めてもないものを出して報道したマスコミの態度を改めて
あるさもしさを感じます。

取材対象がおさなく拙い受け答えをすればそれを見て求める答えを
リードする態度もよく見られます。

その幼いアスリートが解りませんという真の意味も知らないで、
メダルを目指すんでしょうなどと幼稚なことを言います。

そんなくだらないマスコミに安っぽい世論は作られていると
思うと民主主義という頼りないものをありがたがる意味も
見出せません。決してそれを否定するものではありませんが。
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山から音が降ってくる

2013年08月24日 10時52分42秒 | 日々のこと
朝起きると雨が降りだしそうな重い空が迫り、涼しいんだか暑いんだかわからない
むーっとした空気とそよと流れるゆるい風がもはや夏の勢いがあとわずかという
雰囲気を醸し出しています。

しかし、山から下りる空気の層にはやかましいセミと鳥の合奏の背景放射を含み
なんともいえない重苦しさを乗せています。

自然礼賛を盛んに言い、田舎暮らしをさも極上生活のように喧伝するマスコミを
真に受けて我が秩父にも若年リタイヤから熟年離婚やら夫婦で秩父移住やら
最近は多くなっているらしいです。

それにも増してお年寄りが亡くなり、若者は仕事を求めて秩父を脱出し、人口減は
はなはだしく進んでいます。

地方にロマンを感じる人や自然の豊かさを思う人もここのところの必ずどこかが
増水で浸水したり土砂崩れにあったりというニュース映像を見て何を思っている
でしょう。

人類のおごりが招いた公害であるとか自然の反乱だとかまだロマン的な意見を
吐く人がいますが、どう考えても答えのない東日本大震災を見てもまだ自然の
素晴らしさや万能性やら自然に暮らす意味やらをマスコミの刷り込みのごとく
言い散らす行動には理解できません。

自然などちっとも人間と関係なく神や大いなる意思などとも無縁に必然の結果として
ただのパラメーターの結果の積み重ねを出しているにすぎないのです。

そこに神を見たり、大いなる陰謀を唱える人もみんな神や陰謀の一味なので
徹底的に無視しましょう。

自然とは優しくて居心地が良くて気持ちがいいものなわけがありません。

大いなる意思とか遺伝子の進化の結果とかいうのなら、進化の頂点のはずの
人なんかさらにどう進化に進むのか自分の細胞の数より自分に寄生する細胞の
方が100倍も多いのにその遺伝子に思惑に勝てるはずがないのです。

それを知らずに自然を尊重し自然に沿って生きる素晴らしさなどを言い募り
文明機器の機能より里山と身近な人間関係に重きを置き生きる道を選んだ
自分をネットや自分の本など出して言いふらす人までいますが、絶妙だと
言われる環境も実はかなりの偏りがあるし、地球で見てもなぜ北半球だけに
文明社会が多くあり、人口も偏っているのかを見れば自然とは言え何とも
いびつな危ういものの上に立っていることを知ることになります。

日本の諸々のシステムに守られた中で健康で知的な生活を送りながら
文明論をくさすより、いっそもっと貧しい生活とは生きるとはという哲学的
思考が必要になる電気も水道もないが食料は安く暑くて着る物もいらない
熱帯で生活してみたらどうでしょう。

昨日ふと見た辺境で暮らす日本人のドキュメントを見ていたらそう思いました。
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夏の終わりに飲むパナマ

2013年08月23日 12時16分55秒 | 珈琲
昨日の夏の甲子園大会の決勝ですが、予選段階から
150Kを投げる投手やいろいろ注目される選手が報道
されていましたが、決勝で見る投手はどう見ても最後まで
勝ち残るだけの力やコントロールや球種がある風でも
圧倒的な力も感じないのが不思議でした。

優勝した群馬育英の投手も見る度顔は紅潮して消耗して
いるのは歴然で、球威も130Kがせいぜいであり、変化球
のキレがいいというほどのコントロールの定まりも感じません。

でも気が付くのは他の高校のようにエースで四番ではなく、
この投手は打つ方はからきしで、足も速そうではありません。

ですが、この大会での失点は極端に少なく、すごさを
感じさせないし、話題にもならないところが高校生の野球と
いう感じでした。

でも、ライブ放送で甲子園の決勝を見るというのも何年ぶり
のことでしょう。

これも今年の夏が特別暑く、結構昼間は暇な時間ができた
ということでしょう。

私自身もひきこもり、いつも出かけている夏の定番のところも
未だ行けていません。

今年の夏に気になったのは深煎りの夏定番の豆に対して
浅煎りの豆の夏に飲む意義です。

なぜ夏になるとみんな深煎りのアイス珈琲に走るのか。

そんなアイスに合う豆をいつも大量に焼いて提供していましたが、
浅煎りじゃなんでダメなんだろうという疑問も当然あり、最近は
浅煎りの中米豆をよく飲みます。

浅煎りだと刺激が少ないとか薄いとかいう観念の多い人のが
事実ですが、苦い珈琲にも甘味がつきものだという点は見逃され
ています。

深煎りの豆に求められる苦みも深くすることで消えるのは酸味であり、
実は甘味は消えないのです。

実際に世で飲まれる深煎り豆の味が無くなってスカスカのものが
実に多く、当店のような味であれば当然浅煎りの豆も夏に飲まれて
当然という結果が出てきます。

実際試飲してスノートップとパナマのバルマウンテンを買う人も
多くなっています。

そして、感じてもらいたいのはこのパナマの甘味だけではない
ところ。

これは夏のけだるい午後の蒸し暑さも消してくれるすがすがしさ
です。

多くの花の香りと果実香、様々な果実の味わいを夢のように
次々と味わせてくれるのです。

華やかさは酸味の独特のキレと味わい深い重層的なハーモニーで
リラックスモードを引き出してくれます。

夏の午後はパナマがお気に入りとなる人が増えています。
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体験して初めて知るの重要性

2013年08月23日 11時39分56秒 | 日々のこと
人間の観念というものは実に頑固で一度
凝り固まってしまうとなかなか取り除くことが
できないものです。

それは歳を取り、真実よりも観念で表向きを
信じていることが実に多いかということも最近よく
感じます。

そんな人たちにちょっと思い出してもらいたいのは
犬養毅も高橋是清もテロにより殺されたということ。

浜口雄幸がデフレで緊縮財政を敷いて、その後高橋是清に
よる財政改革で日本の景気は回復し財政も健全化へ向かい
出したが、現実にはテロにより本来向かうべき道は閉ざされ
という当時の状況とデフレで増税した橋本首相とその後、
小泉改革と異次元緩和の安倍首相と流れ的に似ている
のではということです。

戦後レジュームの脱却を目指す安倍さんと日米安保が時代の
変化により現実的でなくなった修正を目指したい米国と思惑は
一致しているようですが、国民は安倍さんがやりたがっている
ことが歴史認識、憲法改正、集団的自衛権の行使と導かれて
いるようすやブッシュ時代イラク空爆、アフガニスタン攻撃の際に
集団的自衛権行使が認められていたら自衛隊は間違いなく最前線に
真っ先に送られていたということなどを思うべきです。

世界が米の暴走に批判的であっても日本は異を唱えず、小泉さんは
自衛隊を非戦闘地域に送り出しました。

その時も集団的自衛権とか国際貢献とか中東と日本との外交的立場
などは二の次でした。

とにかくブッシュに言われたから正義でも自由のためともいえない
戦いに駆り出されたのです。

その後大量破壊兵器はなく、テロとの戦いとイラク、アフガンとの
関連性がないことなどが暴露されても日本の国際貢献の再評価
など話題にも上りません。

日本は信義に厚い民族だと自ら主張しますが、正義を重んじ
平和を求めるなら、いま日本がどんなものに加担しようとしているのか
もう一度検証し議論する必要があるのではないでしょうか。

この項続く。
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夏の終わりにコスタリカ、パナマ

2013年08月22日 10時07分07秒 | 珈琲
暑い夏もそろそろ先が見えてきたこの頃。

秩父地方では、ススキが出てきて夜は秋の虫が鳴いています。

でも、朝はまだ色々な蝉が今を盛りと必死の鳴き声が羊山から
重なり降りてきます。

夏休みの子供の声も時折、ヤッフォーなどという昔風の掛け声が
降りてきます。

この羊山に市の乗馬施設が移るとか。

そうなれば近くなるのでたまにのりに出かけるのもいいかも。

ついでにロバのタクシーとかアルパカの牧場とかも芝桜の丘に作れば
いい観光スポットになるでしょう。

そんなしつこい夏の朝に飲んだ珈琲はパナマのバルマウンテンです。

パナマのコーヒーというと甘みのある上品で飲みやすいものとか、
浅煎りの似合う豆というイメージですが、とかくその甘味と浅煎りと
いうのがこの夏の厳しい気候風土にはそぐわないというイメージを
持つ方が多いようです。

これはアイス珈琲は深煎りで真っ黒なものというイメージと同様
濡れ衣のようなものです。

そもそも珈琲にはそんな神話や勝手につけられたイメージが先行して
います。

でも、昨今のコンビニでは100円で飲めるコーヒーの出現でその
イメージも徐々に薄まるのではないでしょうか。

とはいえ出来上がったイメージを崩したり、神話となっている言い伝えを
否定するのはよっぽどのことがない限り受け入れられないのも事実。

日本での一番のコーヒーが未だにブルーマウンテンだと信じられている
ように、誰もが認めるということをもうそれはやめますとは言えないのが
の日本の社会です。

新たに味で選ぶという方式でコンテスト入賞豆を高値で取引を実施し
世間に広めようとしていますが、これは新たにブルーマウンテンのような
スターを生み出すための方式というだけかもしれませんし、時代の求める
味はその都度違って当然です。

当店では、当然COEも扱うし、農園名のつかない国名だけの従来の
豆もあります。

つまり、当店なら普通のサントスNO2とブラジルCOEを比べることも
出来るのです。

それはお客様の思うが儘に自分の納得する豆を選んでもらうためでも
ありますが、ここでふと思うのはコーヒー専門店などでは30種もの
メニューがありそこから選ばせるという方式なのですが、お客もそれに
何の疑問もなく、モカとかブラジルとか言って注文していますが、それは
やはりスタバでコーヒーを飲むときのように本日のコーヒーでいいのでは
と思います。

当店の珈琲が季節のブレンドが好まれるように、この時期この味と
いうイメージがあってしかるべきであり、それを提案できない専門店なら
その存在意義も疑われます。

というわけで、今週は特にパナマの珈琲を紹介していこうと思います。

実際、国名でその個性を判別して売るというのも無理があり、木の種類
とか標高とか製法とかの方が系統としては区別しやすいのです。

ワインのようなと称される豆やフルーツのようなと称される豆など自分の
好みの系統を知るというのも重要です。

迷えばモカマタリという選択もあります。いや迷えば当店で試飲して。
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『海賊と呼ばれた男』下巻読了

2013年08月21日 09時36分13秒 | 読書


『海賊と呼ばれた男』読了しました。

今年の夏の読書時間はSF『言語都市』文芸春秋です。

この下巻に入る前にNETでこの本のキャッチをみると電車内で読むときは注意しろという
厚かましいものでした。

泣かしが入るということですが、かつてはこういう伝記ものの書き手として吉村昭とか
城山三郎といった名手がいたのですが、この本に関しては作家的技量に疑問を
抱きます。

会話文の不自然さや語り手の中立的立場や歴史史観において私感を挟まない
などのセオリーが壊れていることなど伝記ものとしての瑕疵があります。

下巻は有名な歴史的事件の日章丸事件が物語のメインになります。

かつては誰もが知る事件ですが今では丁度良くみんな忘れている時期に
日本人の心意気とか矜持とか本来持ち合わせているものを思い出させて
くれたという意味では、この本のヒットは当然なのかもしれません。

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夢のジョギング道路

2013年08月20日 15時24分50秒 | ジョギング
世界陸上もあっという間に終わり、メダルも女子のマラソン
の福士加代子の銅だけという結果でした。

それだけに彼女の頑張りが際立ちましたね。

それに比べ男子の川内優輝選手は埼玉県の公務員
ランナーとして、秩父にもトレーニングに来るなど応援
していましたが、18位に終わりました。

人気が高い分成績が悪いと途端に攻撃されるようで、
ネットでの話題でも批判的なことを書く人が多くなり、
残念です。

アマチュアが並み居るプロのランナーと同じ土俵で
戦ったというだけでもすごいことだと思います。

人によってはすんなり実業団なりに入ればいいと
いう人もいますが、独自の道を行くというのはなにかと
波が高いものです。

それだけ福士加代子選手のインタビューでよく頑張ったよ
私という言葉に素直にうなずける感じです。

この真夏の時期に長距離を走るというのはつらいものが
あります。

今年は熱中症で死者が何人、緊急搬送で何人と毎日ニュースに
なるほどの天候ですから、日々走ることを自分に課している人も
様々な工夫をされていることと思います。

そんな中、秩父のミュースパークのサイクリングロードは木立に
囲まれていて、尾根道で風が抜け涼しく、真夏にはもってこいの
コースです。

さらに、夏は涼しげなプールのわきを走る部分もあり、苦しくなった
時に水着の美女を見て元気をもらうことも可能という正に夢のような
ジョギング道です。

とはいえ私は大震災以来、自宅からわざわざここに車できて
走るということを止めており、走る際にはもっぱら自宅から走り出す
ということに切り替え、このサイクリング道もしばらく走っていません。

コテージや日帰り入浴可能のお風呂もあり、合宿やクラブ走など
団体から個人まで楽しめるところです。

昨今はやりだしたトレイルランとかのんびりと市内を旅ランとか
多彩なコースが秩父は楽しめるかもしれません。

市内には二ヶ所の銭湯と日帰り入浴が可能な温泉があり、
お土産に秩父のぶどうとかブルーべリーなどもお勧めです。
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アイス珈琲のあとに

2013年08月20日 10時51分24秒 | 珈琲
この夏の暑さですっかり先の読めない状況で在庫は
僅少で、アイス用の大量注文にはいつでも対応できる
状況を作ってもっぱら発送用の豆を夜に焼き、昼間の
来店者とはアイス珈琲を飲んで歓談し、それだけじゃ
物足りなそうな人にだけネルドリップのとっておきの豆で
ホットを淹れるという毎日を過ごしております。

秩父の魅力の一つ路地歩きも、だんだん廃墟巡りの
状況に近くなり、かつては路地の活況や人との出会いも
もはやなく、寂しさが募る昨今になってしまいました。

そんな秩父の豆売りもお店に豆を委託販売にしてしまおうか
とか、より時間の使える方法に考えを移しがちなんですが、
当初の新鮮な豆をもっと飲んでもらいたいという目標と色々な
豆の色々な味を紹介するという意欲で次なる一手を模索して
この夏もカウンターでの色々な出会いを迎えました。

最近のテーマは浅煎りの豆の味について語ることが
多く、アイス珈琲の秘密についての語らいは徐々に
語り尽くされつつあります。

まだこの夏アイス珈琲を飲んでない方やこの暑さに辟易とした
方など、路地で解りづらいところですが出かけてみてはいかが
ですか。
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