King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今年最後の

2011年12月31日 23時09分18秒 | ジョギング
例年ですと、大晦日にスキーを終えて帰ってくることが多い
のですが、今年は一日早く帰ってきたので、買い物したり
棚卸をしたり用事をこなす羽目になりました。

すると注文の電話などもあり、休暇が終わり仕事が
また始まったかのようになりました。

まあそれもよしです。

結局、いつもと同じ7時頃に走りにでました。

ここのところ氷点下の中を走りますが、これは
ゆっくり走ると余計寒さを受け、汗もかかずに
つらい物になります。

やはりかなり早いペースを心がけないと汗も出ないし、
快適な部分が出てきません。

それに、最近はひざとか足の底とかの腱が伸びきった
のかいつもいたくて、時にカクッとなったりします。

そんなわけでスイッチが入れば快適に痛みも
感じなくなり、リズムもでてくるのです。

恐怖のインターバルトレーニングも繰り返すと
苦しさもなくなり、ペースアップの仕方が身に
つきます。

今年最後のランは、フリーにいつものコースを走り
ました。

昼間に同級生やら後輩が連れ立って走っている姿も
みられましたが、私も店は開けてないのでいつでも
走りに出ていいのに結局夜になりました。

やはり汗をかいてすぐに風呂に入りたいのであまり
昼間は効率よくないのです。

夜走っているときにも今年はすれ違うランナーに
会いました。

車さえ通らない静かな大晦日にランナーは何を思い
走りにでたのでしょうか。

私? そりゃいつも走っているからです。

別に今日は特別にじゃなく、いつもの時間のいつもの走りで
年越しです。

お風呂の後たまったビデオをみてたら今年も除夜の鐘がなり
いつの間にか年が変わっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スクランブルエッグに高級ホテルの夢を観る

2011年12月30日 01時27分47秒 | 日々のこと


最近、どこのホテルに泊まってもスクランブルエッグを
食べることが出来なくなって来ました。

前は当たり前にあったのに、どうしたものでしょう。

ところが今回の東急ホテルにはスクランブルエッグは
言うに及ばず、サニーサイドアップ、ゆで卵、オムレツ
まであるのです。

これに感動した私は、迷わず朝食券を宿泊数分追加し
ました。

エレベーター前の案内では2500円の値段でしたが、
かまいません。

フロントに行くとなぜか2200円と安くなっていて
気を良くして、最後の夕飯は湯豆腐とステーキの
ディナーを予約してしまいました。なんとこれは
3900円と朝食と比べると随分安い金額です。

ツアーの日程表にはオプショナルで夕食は7000円
から15000円位の舞妓さんと記念写真付きのお座敷
を感じられるものもありました。

実際には団体でツアーだといっても各自勝手に動いて
いるので、そのオプショナルが実行されたのか募集の声を
かけられることさえなかったので定かではありません。

ただ、朝食の席など初日はかなりいた人が次の日には
寂しいほどになり、だいたい団体の人がどのような
日々を過ごしたのか想像がつきます。

帰りの新幹線もこだまで11時05分と早い時間に帰らなくては
なりません。
なにせ、ゆったりのんびりステイ京都です。

あせってはいけないのです。

それでもあまりにもったいないので、新幹線の座席を
調べて乗変しようかと調べましたが、普通の切符と違い
これは一度も乗変出来ない特殊な切符でした。

もちろん自動改札機も通れません。

ここでひとつコツを伝授しましょう。

自動改札機を通れないと人がいる改札機を通るのですが、
どこの駅もそれは混んでいてかなり待たされます。

それに面倒な客がずっと駅員を独占して延々と講釈したり
わめいたりしています。

そうなったら何分も待たされるので、切符をあえて自動改札に
突っ込んで駅員を呼ぶようにしましょう。

新幹線の改札には常時リセット要因が待機していますから
こちらを通るほうが早いです。

しらなかったというのもいいし、混んでいるからわざとだと
いうのもいいでしょう。

でもツアー会社も改札が通らない切符をよこしたり、入場券を
買わないといけない日程を組んだり平気でよくしますね。

顧客満足度をあまり気にしないでコストだけというのは
世の流れに反している感じがします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢をかなえすぎると

2011年12月29日 23時02分55秒 | 日々のこと


スキーにしろ長年温めていた行きたいスキー場を
ここのところ一気に巡るようになりましたが、そんな
行っておきたい所を潰してしまうとなんか失望ばかりが
先走り本当の満足感を得がたくなってもったいない結果
に終わることがあるのです。

それに楽しみはとっておかなくてはならないのです。

神秘的な感じがするから、得がたい物があるから
行きたいのだし、行こうと思えばいつでも行けて、
実際みてみたらたいしたことがなかったなどという
事は最も避けなければなりません。

つまりは、やりたいことや行きたいとこを夢のまま
少しは残して置くべきだということです。

例えば昔読んだ新撰組やら坂本龍馬のゆかりの地
などはじっくりみてみたいところです。

良くテレビで紹介される刀傷なども本物かどうかより
夢としてみてみたいのです。

龍馬や新撰組の刀傷は結構最近みる人が多いようですが、
蛤御門の変の傷は当時のままなのに観る人は少ないようです。

同じく京都大仏の遺構とか、家康がいちゃもんをつけた
方広寺の鐘などは歴史的遺物として是非観て置くべきだと
感じていました。

清水寺や銀閣寺は大勢の観光客で原宿のような賑わい
ですが、ここはまったく人がいませんでした。

豊国神社も人気がありませんでしたが、境内ではフリー
マーケットが地元の人たちの手作り的な市が広がって
いて楽しい空間でした。

私は、そんな歴史ロマンを感じるスポットから清水寺
金閣銀閣東寺、嵐山のちんちん電車などと盛りだくさん
な旅行をしました。

ベネシアさんゆかりのスポットとか良く映画にも登場
する鴨川の飛び石とか嵐山の竹林とか有名どころと
コアなスポットや食事どころはガイドブックにも出て
来ない店から『古都』にも紹介された瓢正。有名珈琲店
の数々。

と廻ったのです。ですが、ほどほどに夢をかなえすぎない
程度にまた来年も来ることになってもいいように隙間は
開けてあるのです。

夢はかなえすぎないことという秘訣があるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石柱めぐりに意味を問う

2011年12月28日 23時26分47秒 | 日々のこと


久々の京都旅行は、家族が全員参加して、全員が
行ってみたくて文句が出ないところというと
京都なのでした。

ここなら色々な普段の欲求も也をひそめるのです。

家族の宿泊場所への欲求はハードルが高く、それ
を超えるのは容易ではありません。

トイレとバスは別仕切りにあることとか、ベッド
である程度部屋は広くだとか、温泉付きであるとか、
食事も朝はバイキングだとしても夜はバイキング以外
の食事場所での提供だとか大浴場とロビーの充実だとか
切りがないのです。

ところが、目的場所を京都にするとそれらのこまごま
した欲求が一旦は引っ込められるのです。

京都へ行けるんなら多少のことは目をつぶろうとなる
のです。

それだけ誰もがあこがれる地が京都と言うところです。

京都であれもしたいこれもしたいという希望を誰もが
持っています。

常に旅番組で特集が組まれ、あらゆる謎が京都につながって
いるかのような京都に来て謎の原因を探るテレビ番組や
文科芸術を訪ねる番組をいつもみることができます。

私は家族の様々な欲求を整理して、最大限の魅力を
感じられ、かつ、私自身が持つ京都への長年の憧れや
欲求を果たす旅にすべく多くの資料やテレビやネットの
情報を当たりました。

年末ということで、貴重な文化財や寺自体が年末年始
休みで閉まってしまい、観たいと思っていたものが
多くは諦めざるを得ませんでした。

京都は未だに往復はがきに見学希望を書いて出すと
許されることもあるという方式の寺も多く、本当に
観たいものは長年の計画と努力が要ります。

ただ、多くのテレビ番組でもうそういうものは特別に
今回見せてくれたみたいなのをやっているので、
どうしても実物に触れたいというものに限ることに
なります。

ですが、どうでしょう。

京都自体が応仁の乱で大方焼けた町なのです。

そして、その後も信長、豊臣と戦乱の世は続き、
明治にも大火やら騒乱やら都はいつも焼いては
再建されているのです。

今建っているものは再建されたもので、そうで
ないものは石の石碑があるだけというのが多々
あります。

もともと建物ではなく、ここで誰が歌を詠んだと
いうような石碑も誰かの邸宅の跡らしいとか、最近
出来たような石碑も多々あります。

さて、そんな石碑を観て何が楽しいのかと巡る
プランの時に考えてしまいました。

本物のふすまも天井絵も見せてくれなくて、まこと
しやかに伝えられる伝説や不思議は後付けやこじつけ
風聞の類であり、信憑性もないものから、捏造された
ものもちゃんと石の石碑になっているのです。

公的機関の説明看板が付いたものやユネスコや国宝
という看板も目につきます。

でもこれは後から作った偽者だよ全部どこが宝なのか
と思いつつ、それでも有名な寺は廻ることにしました。

一度も来たことがないという人間もいたからです。

そういう人間に、いくらこのお店と町並みがいいと
言って町家散歩するのもちょっと乱暴です。

でも何でみんな外国からも来て、古い寺など観て
まわるのでしょうか。

どこもこの年末の忙しい時に、多くの外国人や観光客が
流れそうめんのように順路を流れて行きます。

これが楽しいのだろうか。

日本人はお寺の順路から押し出されたらそのまま
門前の御土産屋さんで寺より多くの時間をとります。

外国人は景色やうどんやら抹茶など緋毛氈の上で時を
過ごします。

私は昔の記憶と現在とをシンクロさせてみます。

そして、多くのガイドブックやテレビでの映像を
現物で修正して記憶しなおします。

そんなことをしているとせっかくの景色も建物も
シャッターを押す気持ちが萎えてしまいます。

あまりにも多くの記憶が現物にはその半分の美しさも
ないからです。

それでも、何十年も前に行った御土産屋さん街がいまでも
あり、修学旅行の時に行った羊羹屋さんが同じ位置にあった
のを発見したときには感動してしまいました。

京都に行く何日か前には何という名前の羊羹かも
思い出したのです。

記憶というのは面白いものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本来ならば

2011年12月27日 23時11分22秒 | 日々のこと


例年ならば、日本人の最大の幸福、温泉とスキーの旅に
出かけている年末年始休みです。

昨日のうちに大掃除を敢行して、例年のことなので
埃を吸い込んで風邪を引いたりすることもなく、
例年より多くの所を掃除しました。

それは誰にも誉められもせず、自己満足のうちに新幹線の
ホームに立ちました。

実はここまででもう実際かなりの旅行をした感じがして
もういいよという感じにもなっていました。

いつもはホームでお弁当のサンドイッチとコーヒーを
チョイスするのですが、今回はテーマがゆったりのんびり
京都ステイなので、新幹線もひかりでなくこだまです。

各駅停車でこの日雪の影響もあり遅れも出るようです。

それでもいいのです。

何せのんびりゆったりの京都の旅なのです。

お昼頃のこだまで着くのは夕方。もう真っ暗です。

これは夕刊の広告で見かけた格安ツアーですから、
ネットで予約してお金を振り込むと切符が送られて
来るというなんとものんびりした本当に来るのか、
いつの新幹線なのかとびっくりどきどきの旅でした。

行程表をみてさらにびっくりです。

朝は全食付いているものだと思ったら一日分しか
付いていません。

追加すると2200円でした。

これは普通なら躊躇する値段です。

行程的に朝をどこか食べに行くには時間もかかるし
予定が狂ってしまいます。

まあ当然二日分の追加をするしかないだろうと思いつつ、
実際朝食べてみてでいいかと思ったのでした。

レッドアローより窓の狭い車内も五列で圧迫感を
感じますが、なんかそれが余計旅愁を誘います。

さてどんな旅になるのか、期待はいやが上にも高まります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳内珈琲愛好家でも

2011年12月26日 19時09分47秒 | 珈琲
モカは相変わらず輸入が制限されています。

秩父で飲むには二箇所程しか飲むことが出来ません。

もう何年も続いていることです。

しかし、世の中おかしなもので私はコーヒーはモカ
しか飲まないという人がいるのです。

それも私はコーヒーが好きで一日4、5杯は飲むという
人が良く訪れます。

それでは、どちらか通販で買っているんですかと聞くと
デパートの地下で買ってくるとかどこどこの喫茶店で
買うとかおっしゃいます。

でも秩父はもう何年も売っていないのです。

やっと今年『ピース』でも出てくる矢尾百貨店に
エチオピアの豆が入って来ました。それにはモカと
はうたっていなかったと思います。

つまりはコーヒー好きでいつもコーヒーは手放せ
ないというストーリーから全てその人の頭の中の世界
でのことなんですね。

まあそんなことはよくあることです。

それではどんなものか飲んでみてくださいと試飲して
納得してくれればいいし、とにかく接して現実の遭遇を
今後日常としてくれればいいのです。

飲まれての感想は人それぞれですし、おいしいと言われ
るために日々努力しています。

今日は大掃除をし、今年最後の営業を終えました。

明日から来年の三日まで休みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんか違う

2011年12月25日 10時57分45秒 | 日々のこと
クリスマスの今夜、NBAはやっと開幕となります。

先ほどコンプリートガイドが届きました。

昨年は、この選手コメントがかなり納得のものだった
ので、今期も期待して読んだところ全然違う人が書いた
ような肩透かしのものでした。

昨期は、こんなに良く解っている人がいるんだと
感心するないようだったのが、今期はくだらない
情報ばかりです。

情報量としては変わらないのですが、欲しいと思った
情報はオフの間に何があったかです。

トップクラスの選手が海外のリーグに行ってしまう
ということは前にもありましたが、今期はロックアウト
があり、再開時には帰るという条件で中国に渡った
選手が多くいます。

解雇になった選手や引退した選手もいますが、そういう
選手だけを特集してくれたらいつの間にかあれあの選手
はどこへ行ったということが多々あります。

オフの間、引退したとかどこかへプレーへという異動の
話は聞きはしますが、開幕時には忘れています。

そうでなくても選手の異動が激しいNBAでは、選手の旬
というのは中々正確にとられきれないところで、この
コンプリートガイドの選手コメントは昨期はなかなか
正確に捉えている人が書いているなと思うことが多々
あったのに、今回はお座成りな評価と優勝したことで
お手盛りになって本来の能力が繁栄されていないように
感じてしまいました。

チーム能力をABC評価されていますが、これは誰がみても
そんなもんだというのが昨期の始まりでした。

ところが、だれがスパーズのカンファレンス優勝をマブスの
ファイナル優勝を予想し想像したでしょうか。

世の中レイカーズかヒートかとずっと騒いでいたのです。

今期は戦力だけみればネッツの上昇が目に行きます。

ただ、能力がある選手が集えば優勝という流れはもはや
通用しないことはセルティックスの連覇ならずで体験済み
であり、誰もが最高選手と能力が認められていても、優勝
リングを得る事は出来ないというドラマを生むのもNBAです。

ならばより良いドラマを予想し、ストーリーを形づくるのも
ライターの技量でしょう。

それらも踏まえて世の中と乖離している感じが今期のNBA
なのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深く静かに眠るには

2011年12月24日 10時39分44秒 | 珈琲
世の中の伝説や言い伝えの類はあまり信憑性もなく
意味もないものばかりです。

特に地方の言い伝えは捏造やら脚色は当たり前で、
真に受けるには値しません。

そんなことをやっとこの頃気づかされています。

そうなると歴史ロマンを辿って巡る旅に何の意味が
あるのか、ただの石碑を観て回ることに価値がある
のかと考えてしまいます。

似たようなことに体にいいからとする言い伝えも
実に科学的根拠も乏しく、その効果も怪しいのに
未だに信じられ毎年時期になると食べられたり、
飲まれたりするものがあります。

民間信仰とか代替医療というものですが、それらは
サイモンシンの本でよーく理解したつもりでした。

でも、昔から私にもそんな信仰からか今の時期になると
よる良く飲むハーブがあったのです。

夜水分を摂るために飲むお茶は、いつもカモミールと
決めていました。

それはリラックス効果と夜への眠りを約束すると
信じていたからです。

ところが、ここのところカモミールを飲むと夜中に
トイレに何度も起きるのです。

とても安眠と呼べるものではありません。

そこで昨年も試したカフェインレスのモカシダモを
焼いて何日か続けて飲んでいます。

これは最高です。

寝る直前に飲んでも全く睡眠に障ることなく、夜中に
起きることもなくなりました。

深いチョコ味が深い眠りを約束してくれるのです。

夜のランニングとこのモカがあれば、寒い夜も
電気毛布も湯たんぽもいらないのです。

そもそも若いときには、そんなことを気にせず仕事
が終わればバダンキューで夜寝着かれない、夜中に
目が覚めるなどということはありませんでした。

寝るのにも体力がいるのです。

カフェインレスのコーヒーは色々試してみましたが、
やはり深い味わいとゆったりとした気分に浸るには
このモカのチョコ味に勝るものはありません。

昨年は近所の人におすそ分けしたら、味が気に入ったと
注文をいただきました。

同じモカシダモのカフェインを抜いてないものもありますが、
なぜかその方もカフェインレスを注文されました。

味は同じはずです。

やはり何杯も飲みたいと思ったのでしょうか。

私は最近これが手放せはません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ピース』読了

2011年12月23日 15時05分50秒 | 読書


この本を読むきっかけは日経夕刊の書評でした。

ヒット作の背景などを取り上げるコラムで、秩父を
舞台にしているとしってからでした。

ただ、それだけでは本を注文しなかったでしょう。

アマゾンでみてみるとそのレビューが散々な評判
だったから安心して買いました。

というのもご当地小説の類で秩父を舞台にしたもの
は今までもいくつもありました。

秩父夜祭殺人事件とかそんな感じの二時間ドラマ風の
やつです。

しかし、この本の紹介でも触れられていましたが、
ヒットの背景には書店員が表紙が気持ち悪いという
感想からネットで評判になったとか本実力のものより
うわさからでた本の力のようなところが話題になって
いたのでした。

もともと推理小説とかサスペンスの範疇の『ピース』ですが、
やはり秩父がどのように扱われているかは気になります。

そして、夜な夜なバーに集まる人間模様から始まる
サスペンスとなれば、人間関係とか田舎が要素として
どう絡まっていくのかも気になります。

本自体は酷評されているアマゾンの書評のようなこと
より、やはりテーマとして明かされる最後の
どんでん返しやラザロの復活というテーマと重なる
示唆をどう読者が読み取るか、面白さも味わいも
人それぞれになるのも当然な構成だと思います。

しかし、秩父の位置からしてやはり絶妙だという
以外ないですね。

私自身昭和の大事件を秩父と色々考え合わせてみて
見えてくるものとか考えることはあるわけで、それを
良く気がついたな、発見したなと思いました。

これが、甲府だとか群馬だとかだとまるで違うし、
秩父の人がテーマのようでいて、事件はやはり違う
ところで動いていて、刑事の使う秩父弁が雰囲気を
だしていても、地勢的なものがやはり秩父で事件と
いう事になっているところと時代ということを考え
昔の黒沢映画のような展開を観るかのようでした。

こんな閉鎖的な田舎で事件が起きれば、地形的にも
人間関係的にもすぐに絡めとられてしまうという
短絡的な予測がありがちですが、実際秩父で過去
二度の銀行襲撃事件があり、大騒ぎになりましたが、
どちらも犯人はつかまっていません。

宝石店の盗難も確か犯人は捕まっていないはずです。

日本の警察は優秀であるとか、過剰とも言える車の
ナンバー読取装置があっても、以外と犯人は捕まって
いないのです。

秩父でもオレオレ詐欺や資産家を狙った取り込み詐欺
のようなものなど多くの経済犯罪があるといいます。

地方の闇というのはその夜と同様深いのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイフェイバリット

2011年12月22日 15時51分03秒 | 珈琲
年末年始で何かとあわただしく物事が進んで行きますが、
思い通りにならないのがこの時期の倣いです。

そんなときにはもう一度足元をしっかりと見直して
自分と向き合ってみるなんてのはどうでしょうか。

自分が好きだから大量に買ってあるニカラグアを大量に
焙煎して、自分用に飲んでみます。

しっかりとしたチョコ味で深い味わいながらしつこくなく
ざらっとした感じも残らない。

仕事中にも仕事の一服にも持って来いの味です。

冷たく晴れた冬の日ですが、なにやら曇天で視界が不明瞭
な感じです。

それでもニカラグアになぐさめられもうひとふんばりと
思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒーの迷宮

2011年12月21日 11時17分55秒 | 珈琲
数年前ならこんなことはなかったのですが、
最近の珈琲のCMってなんだかまるきり解らない物
になっていませんか。

だいたいなんでコーヒーに泡がなくちゃいけないのか
と思いませんか。

何にかぶれたのか泡がたつコーヒーがうまいコーヒーと
思い出した人が増えたのか、ただ家で淹れるコーヒーに
も泡があったらいいと思った人が増えたのか謎です。

巷で新タイプのカフェが増えてコーヒーは泡付という
観念が浸透したとも思えません。

テレビに出るコーヒーマシンは圧倒的にネスレのものです。

家電量販店に行くと10000円以下でオートのエスプレッソ
マシンが買えるのです。

そして、ジョージクルーニーのでてくるCMをみると
なんだかあの小さなカプセルで淹れるコーヒーがとても
貴重でうまく思えてくるのです。

空港のVIPルームにはあんなネスプレッソのカプセルが
並ぶ部屋があるのかと思わせます。

まさかそんな貧乏臭い物がと思える人と近代的機能美と
みるかまさに別れるところです。

ただ、最近多い中山秀征と松本明子がでているバリスタ
のCMを観ていてびっくりです。

これは最初わからなかったのですが、なんとインスタント
コーヒーのエスプレッソマシンなのです。

そしてその最大の売りは一杯14円という安さを訴え、
レギュラーコーヒーよりうまいと宣伝しているのです。

もうコーヒー飲むのやめたらと言われているように私は
感じます。

そうでなくてもカセットタイプのマシンで何を売る
つもりなのだろうと感じていたところ、今度はその
本性をみた思いです。

レギュラーコーヒーよりうまいというのは全ての全否定に
なっていることに気がつかないのでしょうか。

実際に使っている人の声を色々拾ってみると水道水だと
まずくってダメだとかマシンの洗浄についての情報など
があります。

水の違いがわかるのならコーヒーの違いなんて一発で
解りそうなものです。

インスタントコーヒーを淹れるために機械がいるのか。

もともと安さを求めているのに高い機械と毎回カプセルを
買う出費は苦にならないのか。

もうこうなると消費者の知性を疑うというかメーカーの
真意を問いたくなります。

世の中格差が広がり、消費も二極化するといわれていますが、
インスタントを機械で淹れる人は果たしてどこの範疇の人な
のか。

自家焙煎の珈琲豆なんてこれから需要が伸びるわけがないと
感じるこの頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつのまに

2011年12月21日 10時05分03秒 | バスケ
しばらくNBAの動向を聞かない日がつづき、
そうしたらいつの間にやらロックアウト解消、
今期はクリスマスから開幕となっていました。

イヤーブックも発売されていました。


でも世間の事情とかけ離れたやつらだとつくづく思います。
それでもクリスマスには間に合わせる辺りが結末として
適当なのでしょう。

不景気でNBAの観客の入りにも翳りが見えた昨期以上に
景気は悪化しているので、これでまたファンが離れて
行かないか気になるところです。

それはこれからのゲームにかかってくるのでしょう。

スター不在の感が強い今のNBAは逆に言えば次のスター
が生まれ易い状況でもあります。

これからの盛り上げに期待するしかありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もあとわずか

2011年12月20日 09時38分54秒 | 日々のこと


スパイ大作戦のIMFはテレビでもそういうなの組織
だったそうで、ただ本部が出てきたりそう言う名の
場所が出たことはなく、ファイルの表紙にでてくる
だけのようです。

おはようフェルプス君というフレーズは今でもあの
音楽とともに記憶に刻まれています。

しかし、映画に出てくるのはイーサンハントです。

新聞の映画評では星四つでした。私も同じです。

いながらにして観光できるというコメントはまるで
手抜きというか映画を評してるつもりなのかと言う
ものです。

そして舞台に出て来るモスクワ、ドバイ、ムンバイと
かつての世界の舞台からは考えられないようなところ
ばかりです。

気になるのはBMWやゾクハリバートンなどの製品の
タフさを見せるような使われ方をしている点で、
もはや日本の影はどこにもないのです。

そんな国際状況を思っていたときに飛び込んで来た
のが金正日の死去を知らせるニュースです。

今年は本当に多くの著名人が亡くなり、いろいろな
事件もありました。

記憶に残る年になるでしょう。

とはいえ、秩父の我地はまるでかわることなく
日々が流れて行きます。

27日からは年末の休みになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ミッションインポッシブル4 ゴーストプロトコル』観た

2011年12月19日 12時51分36秒 | 映画
前回の映画鑑賞時の予告編からこれは楽しみにして
いました。

このシリーズは宙吊りや高層ビルでのアクションが
つきもので、変装や裏切りといつもながらのお話です。

これをもう絶対無理、絶対ありえない荒唐無稽な話と
拒絶するのもよし、すっかり楽しんでしまうのもありと
思います。

だいたい組織がIMFってのがふざけすぎではないのかと
思ってしまいます。

架空の組織ならもっとそれらしく偽装と創作をうまく
して欲しいものだとふと思いました。

この経済危機の状況でIMFがなくなってしまうというのを
映画で聞くのもなんかギクッとしてしまいます。

それにしてもこのスパイ大作戦の映画版では、いかにも
下請け的なスパイ活動で、指令を受けてテープが自動消滅
するというのがテレビでのひとつの名物シーンだったわけ
ですが、様々オマージュとおふざけが加わっています。

そもそも、最後の4人というのも世界を救っている人たち
のことを本当に組織もなく国家的裏づけもない正義と超人
的な人間の体力勝負で守られているのかとふと不安にも
なります。

様々なハイテク機器によるスパイ活動ですが、それがどれも
時々誤動作して最後は体力と土壇場の知力の勝負となり、
映画独特の追っかけやらとなるところが映画らしいところです。

ペンジーがエージェントで現場職員になっているにのハントが
びっくりするシーンがありますが、なんとなくぴんと来ま
せんでした。

うちに帰ってきてトップギアをみるとそのサイモンペグが
ゲストででていてびっくりです。

イギリスでは人気のコメディアンであり、脚本家だと
しりました。そんなことでこの映画も脇役の重要ポストを
得たのでしょう。

でも消滅してしまった組織なのにまた指令が来てという
この謎の組織はどうなっているのでしょう。そもそも、
組織の長が裏切るというのは毎回このシリーズでは繰り返す
テーマであり、設定としては交通局の職員という設定が
なぜビルを飛び回って世界中に行くという行動も無理がある
と思われます。

通常スパイは世界を飛び回る必然性のある職種の人が当然
偽装しており、裏の仕事があると簡単にわかってしまう
平凡すぎる外面は却って逆効果なのです。

さらに、前回で一線を退いているのを無理やり復帰させたもの
だから今回はいきなり、刑務所の中といういきなりの設定で
ロストのソーヤが出てきたもののあっけなく殺されてしまう
などものすごいスピード感です。

その勢いがあるからまあ無理無理な荒唐無稽さも薄れるので
しょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白くて

2011年12月18日 09時21分25秒 | 日々のこと
私は、第九のコンサートにも行けないし、
スキーにも行けません。

そんなときにふと本屋さんで見かけた

『サライ』一月号です。

付録に第九のCDもついて800円とあまりの安さです。

でもこのCDはつぎはぎの変な音でちょっと違和感が
あります。

オケの一貫性のない音楽を聞いて堪能したという気分には
なれません。

まあ所詮おまけ程度のもとして、本は今の時期にふさわしい
面白い記事が並んでいます。

インタビューや中曽根氏の記事などうなるような内容です。

そして、ふと記事の途中のクロスワードを見つけて普段雑誌の
クロスワードパズルなどつまらなくてやらないのですが、これは
ちょっとみてとても引きこまれてしまいました。

というのは、とてもむづかしかったのです。

そのむづかしさについても色々考えさせてくれました。

インターネット時代ですから、ネットでちょっと検索すれば
クロスワードパズルも解けてしまいそうですが、それでは
作業の様でつまりません。

検索しても辞書を引いても解らないけど考えていくと
とく事が出来るという工夫がないとパズルとしての
醍醐味がないでしょう。

しかし、普段ない難解さについこのクロスワードパズルは
のめりこみ最後までといてしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする