King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ダンカン休み、キャブス対スパーズ

2009年02月28日 23時45分16秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
Cavaliers 27  18   32  20   97
Spurs   13   25   18  30   86

2009/2/27
Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #48 Scott Foster , #39 Kevin Fehr , #11 Phil Robinson
Attendance:18,797
Duration: 2:29

スパーズの試合は、なんか面白みがなくなり、キャブスもそれ
に輪を掛けて、つまらなくなり、このところの試合は、調整で
エースでも休んでしまうことがあり、ダンカンとジノビリは休み
です。

これならもうキャブスの楽勝というものですが、キャブスも故障者
がいて、ベンウォレスとエリックスノー、パブロビッチが休み。
ただ、今まで休んでいたウエストが復活。バレジャオとイルゴースカス
が出て、ウエストとモーウィリアムスも先発というなんとも贅沢な
布陣です。

そうなるともう隙もなく最初から点差ができてしまいます。
それでもベテランががんばり、特にフィンリーのがんばりが
涙を誘うほどです。そして控えの選手ががんばり、ずっと5点差
位で前半を終えます。
しかし、がんはりもそれまで。

レブロンの容赦のない連続スリーポイントやモーウィリアムスの
得点で、すぐに10点差以上空いてしまいます。

こんな容赦のないチームですが、さらに容赦のないニュースが
ありました。セルティックスの唯一の弱点とされていたガードに
マーブリーを入れたといいます。サラリーキャップはどうなって
いるのでしょうか。
今は、ガーネットが休んでいるのでディフェンス面に懸念があるものの
二連覇に向けて磐石な手を打ったといえるのではないでしょうか。

それも、このキャブスの充実振りがあったからでしょう。
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八連敗ピストンズ対ホーネッツ

2009年02月27日 22時35分17秒 | バスケ
Team   1    2    3    4    T
Pistons 13    29   22    23   87
Hornets 22    21   22    25   90

2009/2/25
Arena: New Orleans Arena, New Orleans, LA
Officials: #22 Bill Spooner , #55 Bill Kennedy , #65 Sean Wright
Attendance:17,215
Duration: 2:10

アイバーソンが早々に退場して、それからは点差を縮め
接戦のゲームになります。

久々にラシードウォレスのテクニカルファウルで退場を
見ました。しかし、二つ目のファウルはベンチに下がって
味方のコーチに向かってタオルを投げたように見え、これは
いただけません。

選手たちも、ベンチに対する鬱屈が溜まってしまって、
アイバーソンの怪我や連敗でそれが爆発してしまう形になり
今後に影響が大きいでしょう。ラシードは次ゲームは
出場停止です。成績を見ても一向に上向かない勝率や増えていく
失点をみてもコーチの力を疑います。あの王様と私のユルブリンナー
を思わされ風貌を見るたび、ため息が漏れます。早くいなくなってくれ
と思うのは私だけではないでしょう。
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結構きますよ『チェンジリング』

2009年02月26日 22時37分58秒 | 日々のこと
右ひざが痛くなり、今日もランニング休み。
このところ一日走って一日休み状態。
メンズディってことで、仕事が終わって駆けつけて
観てみました。

日経の夕刊の批評では五つ星だったんで、これは
是非ね。みないと。思わせぶりな批評がされていたし、
結構話題騒然的になっていたから。

いやでも見るのは勧めない。

これはきついよ。
花粉症もあり、きついよ。
目が真っ赤なの映画館のごみ処理の女の子に見られました。

少ない観客の人たちは、人がいるのかいないのかまるで音なし。
どうしても見たいんなら、一人でこっそりいって。

ひっそりと感想を聞くよ。
とりあえずはこんなところかな。
あまり言葉にしたくないんだ今は。
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トレード効果か?ブルズ対マジック

2009年02月26日 10時10分42秒 | バスケ
Team  1   2   3   4   T
Magic 27   27  28   20  102
Bulls 30   33  24   33  120

2009/2/24
Arena: United Center, Chicago, IL
Officials: #45 Joe Forte , #55 Bill Kennedy , #63 Derek Richardson
Attendance:21,902
Duration: 2:10

やはりこのスピードとリズムとシュート確率が見ていて心地よい
です。なんかほっとできますね。

しかし、マジックは点を取られすぎでは。
そんなにブルズの攻撃が巧みだったとか、早かったという印象は
なく、どちらかというとあまりディフェンスしないで、楽に
勝とうとしている感じです。

相手は、オフェンス巧者でスピードに乗った攻撃も得意なのに、
あえてオフェンス勝負に持ち込んだところにこのゲームの大量失点
につながったようです。
見たところ今までとブルズの攻めやセットに変化はなく、逆に
新加入選手のフィットに課題を残すパスミスが目立ち、今までは
とにかくガードのボール支配からどう変化してどう得点するか、
全てガードの力による感じが強く、ポストからワンノンワンなど
のパワープレイは見られませんでした。

しかし、インサイドにブラッドミラーを加え、これからは攻めに
変化が見られる予感とフォワードにも新加入により、フォワード主導
の得点もこれからは見られるかという感じを受けました。
そんなお披露目興行にマジックはお付き合いするかのように、持っている
物を出すというより、相手の引き立て役に徹しているような甘い守りと
相手と同じようなスピード攻撃を繰り出し、インサイドアウトでも
ブルズのほうが変化も確率も高いところを見せてしまいました。

マジックが崩れるのは、ドワイトハワードのファウルトラブルから
というのが相場ですが、ハワードにまともに当たれる選手がいない
ブルズに止められることもなくインサイドを攻められるのに、今回
あまり目立たずに終わりました。
こうなると、戦力強化してブルズはよいよプレーオフ進出に向け
体制を整えたという感じになってきました。

ただ、ゴードンの使い方は控えから出して、フォワード的に使った方が
得点力は増すのではといつも思います。トーマスがふたりになり、なんか
解りづらくなったけど、スタイルが違うからコート上でかぶることは
ないもののやはりややこしいことは間違いありません。それにしても
ティムトーマスって年中異動していますね。強力な即戦力として乞われて
の異動だから良いものの、シーズン途中でも異動してそれなりに力を
だすというのはやはり特殊能力の持ち主としか言いようがありません。

ティロンルー見たいに異動してきて、消化タイムだけの出場だとやはり
悲しいですからね。
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ニュールンベルグ裁判と『ハーモニー』

2009年02月25日 12時53分46秒 | 日々のこと
昨日は、雨で結局走るのをやめてしまいました。
今日も雨交じりでどうなることかと思いましたが、昼頃から
晴れて暖かい日となりました。

今日も雨が降り、これはもう走ることもないと一時は爪と
たこの手入れをしました。たこはいろんなところにできて
日々大きくなるので、時にスピール膏による手入れが必要です。
スピール膏で以前は、きれいにポロリとたこが取れたのですが、
最近ではたこが根深いのかスピール膏をつけただけでは取れません。
しかし、かといって5日以上もつけっぱなしにすると健康な皮膚も
白くなってしまい、際限なく皮がむけることもあります。

スピール膏をつけても色の変わらない中心部の芯のような透明な
部分が取れれば一応成功だということで、後は周りのたこを削って
整えます。爪は爪と爪床の間に甘爪を整理するへらで黒くなった
内出血部分を取り出します。こんなことを始めたのも昨日みた
映画で『シリアナ』でジョージクルーニー扮するエージェントが
正体がばれて拷問されるシーンで爪をはがれたのを見たからでしょうか。

それにしてもこの映画は意味がわからず、ジョージクルーニーも
さえない太った中年男で、彼の役割も彼の行動も意味不明でした。
そもそもこの映画が意味不明でした。昔の映画はもっと明確で
品格も高いものでした。深夜見た『ニュールンベルグ裁判』では
主題は明確で訴えてくるものもストレートでした。映画でユダヤ人
を400万虐殺したといい、それも不確かな数字だと認めています。
昨今、この数字も訂正する動きがあるものの、数字に何の意味もなく
ただ、人種浄化という思想で多くの人が殺され、それについて立法の
人たちは、虐殺が行われたことを知らなかったという訴えが奇妙に
響きます。

しかし、これもただ単にナチスの残虐さを暴くだけの映画でなく、
死体や遺品の処理のビデオは衝撃的ですが、告発する米国も広島長崎に
爆撃で女子供老人を中心とする一般市民を一瞬で55万も殺してしまった
という数字を台詞で入れて一方的になっていないところはさすがです。

私がこの映画で注目したのは、断種法というものです。これはニセコ
旅行の時に読んでいたSF『ハーモニー』を思い出させました。
裁判の中で、断種法は合法であり、米でも州によっては制定されて
いるという弁護側の弁論がありました。もし現在の日本でもネットによる
風評や風潮を鑑みれば、ネットでの投票で立法できるのなら、この
断種法などは日本でも制定されてしまうでしょう。今の人権派の人達が
聞いたら腰を抜かしてしまう内容です。

『ハーモニー』という読みづらい世界観の小説は、人類が進化の過程で
意識を持ったというのが出てきて、ネアンデルタール人や北京原人は
意識があったのかと疑問がわき、さらに進化というものにこの映画の
断種法を基にした人種浄化が行われたように、新種という進化した
人類の旧人類の駆逐という図式がこんな形でいずれ行われるのかという
ことも考えました。

ネアンデルタール人の研究が進み、彼らがどうして滅びたか。それは
ホモサピエンスに出会い、新人類により滅ぼされたとする人もでて
きました。今まで環境やウィルスなどで滅びたとする説はありましたが、
集団で行動して優秀な狩人であり、狩の道具も洗練された石器で、専門
職の手によるものと解ってきました。その道具は、今の金属でできた
工業製品より、精緻で使いよいといいます。そんな文化を持つ旧人類も
ことごとく駆逐され現在では人類種はひとつであり、意識を持つものも
人間だけです。

最近のテレビや映画では、特殊能力を持つ新人類やヒーローが活躍する
ものが大流行ですが、逆に変な力を持つものは異端視されて殺されて
しまったのが歴史なのではないでしょうか。それだけ遺伝子のなす業や
歴史で行ってきた人間の殺戮というものはエゴに満ちています。
決して愛や思いやりで平和を保って生きてきたのではないのです。
如何に自分たちだけ生き残ろうかというのが命題だったのです。

ですから、有害と思う人種や思想の人を殺してしまったり、原爆の使用も
いとわなかったのです。
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時代を感じて『おくりびと』受賞

2009年02月24日 12時33分49秒 | 日々のこと
新聞、テレビ何かにつけて昨日から今日にかけ、
『おくりびと』のアカデミー賞受賞で沸いています。
その影で日本経済は、日経平均のバブル期以来安値を
更新しています。明るい話題の下に日本の経済と政治は
沈んでいきます。もうひとつの年金の厚労省試算の記事
はどこでもけちょんけちょんにされています。

そんな試算をなぜこんな政府の威信も失墜している時期に
だしてくるんでしょうか。中川大臣辞任といい、厚生労働省
もわざと自分たちの職域を守るためにわざと政治家を貶めている
のではと思えるほどです。

今年の芥川賞受賞作を先週読み終わりました。

芥川賞も直木賞も最近は、時代に媚び過ぎな感じを受けます。
本当に芸術性とか作品の完成度とかで選んでいるのかという
感じです。特に今回の『ポトスライムの舟』はなさけない
話で、こんなの誰が読みたいのという感じですし、描かれて
いる世界も作者の精神世界とか破綻した魂とか本来感じる
小説の醍醐味より、日本のだらしなさを世情の紹介という
今更しなくてもいいことをしてもらっている感じです。

それとあわせるように、新聞に見かけた世評と重ね合わせる
イメージがこの不況にふさわしいものを見かけたので紹介
したいと思います。
それはある本の書評だったのですが、ストーリーを紹介する
内容がなんだか今の日本に似ているのではと感じました。

大学を出ても仕事がなく、金持ちの機嫌をとって食っていたが、
それの度が過ぎて職を失い、その愚痴をカフェで世に出ていない
哲学者に語っているというもので、当時のパリはそんな似非インテリや
非生産的文化人があふれていたといいます。正に失業者があふれた
現在の日本と同じで、非常に何でもできるスキルや高い文化的レベル
を持ちながらそれを生かせる仕事はない、そんな人がやがて世の中を
変える原動力になるといいますが、果たしてそんな革命が起こせるか。

盛んにネットカフェ難民や派遣切りで失業して住むところもなくなった
人のドキュメントをテレビでよく流されますが、その人たちのレベル
の低さを際立たせ、そりゃ仕事ともに住むところもなくして当然だと
いう感じを受けることの方が多いです。面接に行って、断られ原因は
ノギスが使えなっかたからというシーンなど見るとそんなこともできず
生産現場に職を求めていたのかと改めてあきれることばかりが出てきます。

日本の労働者とはそんな低レベルなのでしょうか。

文化人がカフェでたむろす中世フランスとそりゃあおお違いで、とても
世間を変える原動力になんかなりっこありませんよ。

ポトス…も、こんなのが受賞作だと文学賞の価値も宣伝のためという
感じでいい本をいい作家を育てようという意味とは違うものだという感じ
てしまいます。
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スンミンミン見参

2009年02月23日 09時59分33秒 | バスケ
Team    1   2   3   4    T
Phoenix  20   18  25   16   79
Broncos  23   16  18   17   74

2009/2/22
Arena: 秩父市文化体育センター,埼玉,JP
Officials:レフリー:ティム・グリーン,アンパイア1:清水 博,
     アンパイア2:佐藤 優樹
Attendance:1457人

今年でbjリーグが来るのも二回目。
昨年は、動員依頼があったものの、出かけられなくて、今回は
前々から券を頼んでおいて見に行きました。それは、スンミンミン
の実物を見てみたいというのが一番の目的でした。

ゲームは、浜松のマイケルガーデナーのシュート率の変化だけで
決まっていて、前半は埼玉がリードしていたのは、マイケルの
シュートが入ってなかっただけだし、後半逆転したのもマイケルの
シュートが連続で決まったからで、得点のほとんどはマイケルに
集中しているのにその対処がまるでなく、ディフェンスもあまり意味の
ないゾーンやフリーで打たせないためのタイトなマンツーも不足で
チームでの戦略とか戦術以前の部分がまだ不確かな感じを受けました。

とにかくマイケルガーデナーは、陣形が整うまでもなくとにかく
セルティックスのエディハウスのようにぼんぼんシュートを打ってきます。
彼を止めようとすれば、アシストが増えるという感じのプレーヤー
なんだと思います。それにしても打たせすぎでした。

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幻想曲の夜

2009年02月22日 13時21分21秒 | ライブ・コンサート・展覧会
このピアニストのピアノを聞くのももう五回目になります。
はじめ街中に貼られたバッハ平均律のコンサートというものを
みて、こんな田舎で平均律だけの全曲コンサートなんてどうした
ことかと思い出かけてそれ以来、高橋望のリサイタルや出演が
あると聞きにいくようになったのです。

こんな田舎で本格的ピアノの生演奏を聞けるなんて大変幸せな
ことといつも感じます。
それに伴う少しの不満もいつも必ず感じるのですが、結局満足感
の方が強く、多少の不満は目を瞑ることになります。

昨日の夜は、バッハ、モーツァルト、シューマンの幻想曲ばかりの
リサイタルです。

いつも思うのは、前半は全般的な展開と、後半で佳境に至る
曲の醍醐味を堪能する感じの構成が多く、今回もそれぞれの
音の仕組みを考えていたら最後まで幻想曲は結局こうだよと
言うものを畳み込まれて終わった感じになりました。

いつもの体中に曲が流れるような感動と衝撃より、今回は
あっという間に終わってしまった、いつもより物足りない
そんな感じもしました。

夕食に向かった外はあまりに星がきれいで、とても寒い
日でした。
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海の伽耶琴

2009年02月22日 12時11分03秒 | 読書
日々、目のかゆみやくしゃみ鼻水がひどくなり、
薬を使っているものの、今年は効いている感じが
しません。こうなるといつも熱ぽい、ぼーっとした
感じでとても不快です。

スキー場ではこういうことがなく、やはり花粉の
威力に恐れ入ります。薬は年々新しいものが出ており、
治療法も毎年色々出ています。私の点鼻薬、目薬と、
クラリチンの三点セットももはや古いのでしょうか。

もう数週間前になりますが、日経新聞に本の批評の欄に
『海の伽耶琴』のことが載っており、読んでみようと
探したら、ネットでは注文できず、何でか調べてみたら
これは2000年の発刊ですでに在庫切れとなっているとの
ことでした。

検索すると復刻で投票されていました。そんな本が何で
いまさら新聞に触れられるのか、その記事の真意を改めて
気になりました。最近の歴史ブームと大河ドラマによる
戦国時代の脚光により、異説というかあまり注目されない
韓国へ派兵した武将の生涯のそれもまた異例の集団の話を
是非紹介したかったのと、韓国ではこの本がテレビで紹介
され、取材班が日本に来たりして注目されたという経緯
らしいです。

しかし、日本ではその本を読むことができないと。

最近の本の移り変わりというか出版界のその時に売れるだけ
しか作らず在庫にしないという本の賞味期限がどんどん短く
なり、本の持つ性質も変わりつつあるという印象を持ちました。
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あまりいただけないキャブス対バックス

2009年02月21日 23時34分24秒 | バスケ
Team    1   2   3   4    T
Cavaliers 25   26  35   25   111
Bucks   27   30  25   21   103

2009/2/20
Arena: Bradley Center, Milwaukee, WI
Officials: #8 Luis Grillo , #13 Monty McCutchen , #67 John Goble
Attendance:18,076
Duration: 2:31

オールスターでは、世代交代という言葉が大きく頭に
響きました。しかし、それもあまり認めたくないという
ことで感じました。

オールスターというと顔見世というか、お祭り行事として
普段と違うプレーを見せるというのがひとつの売りになって
おり、各チームのトップ選手が組むとこんなことができるという
チームで見せることより、個人の技を競うところがあり、チームの
勝ちとか得点力は二の次になりますが、今年のコービーは
かなり最初から気合が入り、点を入れに行きます。

それと対照的に、オールスタートはこういうもんだという
スタイルを見せてくれ、楽しませてくれたのがシャックでした。
そんながたもなんか寂しさが増してしまいました。それはシャックの
俺はこれが最後のオールスターだろうから一生懸命やったという
言葉と、アイバーソンの姿、サンズのコーチ更迭と色々あった
オールスターでした。

コーチが変わったサンズは、このキャブス対バックス戦のあった
日に140点を取って勝っています。かつてのファーストブレイク中心
のオフェンス重視に転換したということですが、これはシャックの
パンクを早めやしないか、オールスターが最後を実現させはしないか
心配なニュースです。

さて、この試合は、見ていて大変心苦しくなるような
展開でした。

バックスの守備により、金星的にこれは勝つのかという前半まで
の展開でしたが、それをまるであざ笑うかのようなレブロンの
猛攻でした。自らドリブルで持ち込んでスリーポイントラインの
1mも手前から即シュートし、それがことごとく連続で決まり、
これなら何もチームオフェンスもチームプレーも関係ありません。

10点以上の差を逆に相手に10点差と逆転してしまいました。
しかし、こんな試合を誰が見たいでしょうか。今までのはなんだった
のか、バックスはさらに激しく当たるようになり、互いに激しい
ファウルが増えていきます。
バックスは3人もファウルアウトしてしまいます。そのうちひとりは
フレグラントファウル2です。

こういう試合を見ると、例えプロでもなんでも勝ちゃいいという
もんではないだろうと、勝つための試合が良いのか、勝つことが
全てが考えてしまいます。もちろん力の証明が勝つことにつながる
のはわかりますが、この日見せられたものは、醜い試合でした。
レブロンのシーズンハイの得点も何じゃそれ。です。

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ベトナムの時代

2009年02月20日 23時02分29秒 | 日々のこと
長野から帰って、夜洗車をしたのに予報では
深夜より雪が降り、昼間雨で夕方に晴れるとのことでした。
そして、律儀にもそのとおりの一日となりました。
雪道を走った車は、下回りまで洗車を掛け長旅を
ねぎらったばかりですが、今日はまた雪の中を走る
ことになりました。

これだけまとまった積雪は、この冬初めてではないで
しょうか。5㎝ほど積もっています。天気予報では8㎝と
言っていましたが、お昼近くには霙から完全に雨になり
天気予報どおり午後には日が射したので、雪はどんどん
減ってしまいました。

しかし、これは走りに行くにはコンデションが悪いし、
ジムにも行く気になれず、完全休養日としました。

今朝の新聞で、このところお気に入りの鳥羽博道氏の
履歴書を読んで、ドトールがフランチャイズとなる佳境
の話を興味深く読みました。一番気になったのは、一杯の
コーヒーのためにアメリカの最高級ホテルに泊まりに
行ったところではなく、その後の最高の味のコーヒーが
日本でも作れることを証明した後、その豆と味がどこでも
味わえるようになったのかということです。

モスは先日ニセコに行った時に、久しぶりに食べました。
そのメニューにコーヒーの特別のものがあるのを知って
いますが、所沢で注文したところさしたる味ではなく、
ましてこういうチェーン店にコーヒーを飲みに来る人も
少なく、注文されることもまれなのではと推測されます。
となれば、淹れる方も思い入れもなくなり、余程コーヒー
好きのオーナーがいるとか、特別なこだわりがない限り
お荷物的なものになっているのではと感じました。

まさかこのコーヒーが、あのわざわざニューヨークまで
出かけて作った味のものではないよなあと考えながらこの
記事も読みましたが、この記事の面白いところはあの
コーヒーが飲みたいと出かけて飲んだところその味で
なかったというところです。

味なんてそんなものというところと、コーヒーは淹れる人や
その時の豆のコンデションや飲む人の気分などでいくらも
変化するということでしょう。

アメリカはコーヒー消費量世界一で、生産国はブラジルと
言う記事が今日の新聞にありました。そして生産国の第二位
に浮上したのがベトナムだということでした。

しかし、ベトナムのコーヒー豆というのを見たことがありません。
そもそも、国別のこの豆の識別も実に大雑把で、最近はよく
有機栽培の豆とか無農薬コーヒーとか出ていますが、産地で
も特級から普及品といった差があるはずなのに、大雑把な国の
なでの選別しかされていない不満を不思議をずっと感じていました。
その答えが先日の『NIKKEI』の記事に見つけました。

それはまだ一部のことで、まだこれだけ普及したコーヒーなのに
流通や消費のされ方には大きな謎が付きまといます。
私の世代だと最高級で味も一番なのはずっとブルーマウンテンで
したが、今はそれはもう通用しないようです。今でも、お店で
豆を買うときには、ブルーマウンテンのストレートがグラム単価で
は一番高いのですが、それが一番うまいかとか一番高級かというと
そうでもなくなっているのです。

そんな意味で、先日のキューバはとてもおいしかったですし、
いつも飲んでいるブラジルは、最近なんか物足りない感じで
どこかでまた違う味のコーヒーをなんてよく思うようになって
います。
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フカフカな野沢温泉、なつかしのバナナロール

2009年02月19日 22時50分27秒 | スキー
結局、雪はお昼近くまで降りました。
車に積もった雪は、20cm近くありました。
あわてて直ぐにゴンドラへ向かいたくても、宿から
送迎はなく、朝飯も7時半からで他の泊り客も同目的で
食事会場は大混雑です。

ここの宿は、車で行っても宿から歩いて動く歩道まで
5分ほどなので車は置いて行けと予約の時に言われました。
現地では張り紙でその動く歩道への行き方がでていますが
所要時間は7分と出ています。私は、悩んだ末、車を除雪
して日帰り駐車場に向かいます。結局宿にはまた戻ってきて
風呂に入ったのですが、やはり車で移動して正解だったと
思います。

ゲレンデのしたの宿に泊まっているのに、滑り出したのは
9時半と普段の日帰りスキーと同じになってしまうのでした。
これはよくあることで、前回のニセコでもいつも滑り出しは
9時半でした。というのも、ニセコではそんなにあわてなくても
パウダーは豊富で、スキー場外へ出るにもゲートは10時とか
10時半ということで、早起きしないとパウダーに出会えないと
いうこともないのでした。

そして、野沢温泉でも焦りを感じながらゴンドラに乗りついた
山頂方面はフカフカの新雪が積もる楽しいゲレンデでした。
さすがにノートラックというわけには行きませんが、新雪斜面
は滑走感覚抜群で、山頂のリフト下などノートラックの新雪を
求める人々がたくさんいました。

コース上でも全てが圧雪してあるわけでもなく、端の新雪は
意外と残っていました。ただ端っこだとノートラックを粉雪を
けたたて滑り降りる滑走感こそないものの、フカフカとした
滑りを楽しむことができました。

午前中そんな斜面を味わった後、食事もあり下山して前回きて
まだ滑っていない斜面があることを思い出しそれをすべりに行き
ました。昨日見上げたシュナイダーにも今はブッシュが隠れまず
まずのコンディションです。午後は野沢の広さを改めて感じました。
下のほうでも、急斜面では新雪が残り中々楽しい滑りが楽しめ
ました。

温泉とスキーという最高の組み合わせを十分楽しめました。

今回食事はあまり満足できる内容ではなかったのですが、おみやげ
にかったバナナロールは、これはなつかしい手作りの味で、これまた
コッペパンと同様大手菓子メーカーにより、商品化されていますが、
地元のケーキ屋さんの手作りで日本全国に手作りのバナナロールは
あったはずです。

私も近所のケーキ屋さんの味を覚えています。

そんな手作りのケーキがまだ野沢には売っていたのです。ひとつ
250円と大手メーカーのものより高いですが、味は鮮烈な味で昔の
味を思い出させます。温泉と新雪とケーキと野沢菜と日本人は
ぜいたくだな。
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いつもの対岸の斑尾高原、タングラム

2009年02月18日 23時41分33秒 | スキー
朝から山間部は雪が降っていました。

いつも、年末に行っていた黒姫高原から見えていた
野尻湖越しのスキー場が斑尾高原です。行ったことはなく、
何度か来ようと思いつつ、特別行かなくてはいけない所と
いう意識もないまま、現在に至ります。

ただ、今年は黒姫には行かず、今までとは違うスタイルで
違う上達の道を目指すというコンセプトの一環で渡辺一樹
キャンプに参加し、その関連で斑尾というスキー場も一度
行っておくかということになりました。

とはいっても今回は同行者がいて、さらに今回はスキー旅行で
なく、温泉旅行の一環でそのついでにスキーをしても良いという
コンセプトで、調べたら斑尾高原は温泉はあるもののいい旅館は
なく、温泉なら源泉掛け流しで料理も期待したいものです。という
ことで、斑尾は私が滑るだけ、目的地は野沢温泉にしました。

直前にじゃらんで、源泉掛け流し、スキー場、料理をキー
にして選んで野沢温泉に決め予約しました。

ですが、まだ滑ったことのないスキー場斑尾高原はどんな感じか
出かけました。そんな私を出迎えたのは、たくさんの若いボーダーの
群れでした。雪質はガリガリの上に新雪が若干積もりところどころ
ブッシュがでて難しい斜面でした。

斜面構成もリフト連絡も全体を把握するのに時間をとられ結局、斑尾
の全ての斜面を滑るのに、タングラムのリフトを使わないとならない
と解り、午後はタングラムに移動しました。それまで、斜面のほとんど
初心者のボーダーの群れに辟易とし、これほどボーダーがスキー場を
がっかりさせるものかと感じるほどで、スキーヤー一割後は、ボーダー
という、前回のまるで異国のニセコのスキー場の思い出がなつかしく
どうしてこうも同じスキー場でこうも違うものか不思議に感じました。

ホテルの昼食もこれまた昔日のゲレンデのまずくて高いという最悪の
スキーとなったのでした。ただ、これで終わればもうこの地に二度と
訪れようとかブログにも書かなかったかもしれません。午後、タングラム
へ向かうとスキー場の雰囲気は一転して、実に空いていて斜面も変化
があり、オフピステあり、コブあり、気持ちのいい整地もあり、急斜面
も豊富でした。最初からここにきていればという気分にさえなります。

どうして、斑尾だけ混んでいるのか謎ですが、結局4時に上がって
宿に向かいます。その道中も雪が例年より少ないのを感じます。
宿について野沢温泉のコースにも雪がなく、シュナイダーなどは宿から
みてもブッシュがでているのがわかります。しかし、夕食の時の外の
様子ではどんどん雪が積もっています。これは明日は期待できます。
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日本一を見極めよ、コッペパン再び

2009年02月17日 21時44分37秒 | 日々のこと
中川大臣は辞任を表明しました。今日にも入院だそうです。

オバマ政権が着実に歩を進めているのとは裏腹に、日本の
政府はもはやよたよた状態で、本当に景気回復を果たす
つもりがあるのか、それとも自分たちの政権が大事なのか
誰もがあきれてしまった今回の中川氏の事件でした。

しかし、こんなよたよたな政権をいつまでも存続を許して
いる野党も政権担当能力があるのか誰も政権交代を望んで
いないのではないでしょうか。というより任せられないと
いうところで、小沢氏を総理にという票が世論調査では
伸びないのではないでしょうか。

昨日に引き続き、お昼はコッペパンです。

日本一のコッペパンを評するのに、他のコッペパンも食べずに
その名に値せずとはいえないと感じ、他の店のものを食べて
見ることにしたのです。

まあそんなことをするまでもなく、あの客扱いや店内の様子
からして日本一を名乗るのはやめてもらいたいと誰でも
思うでしょう。
でもね店が汚くても、店員が無愛想でも味には忘れられないものが
あるなんてことが世の中にはよくあるので、一応他の店と食べ比べたく
なったのです。

今日の店は、昔近所に住んでいた人が経営している手作りパン屋
さんです。旧市内からは離れていますが、よく続いていると
思います。ここのパンは注文してから切って塗るタイプでなく
すでに塗られています。
出来立てのコッペパンなら、注文してから塗ってもらうのがいい
のでしょうが、パンからは小麦のいいにおいがします。焼き色も
つけたものでなく自然な感じで、昨日のよれよれのGパンの感じ
とは違います。

塗られているものも、ピーナッツバターは本物のピーナッツバター
でした。ジャムバターは、ジャムは水あめと着色料のジャムですが、
バターは業務用のバターのようです。これでは勝負になりません。
どちらがうまいと10人に聞いて答えは10人とも同じでしょう。

かといってこちらのパンを毎日食べたいかというとそうでもない
というのが困ったところです。こういう菓子パンは、主食じゃ
なくやはりおやつということでの役割なのでしょう。午後の
ティータイムにひとつつまむにはいいものです。
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マイナス成長

2009年02月16日 22時17分53秒 | 日々のこと

日本の景気は、リーマンショックやサブプライムローンなど
アメリカバブルがはじけてそのあおりを食っているという
他人事の感じで始まり、国内の不動産会社などが続々と
赤字になり、内需から崩れたような印象になっていますが、
これは大きな間違いで、日本の経済モデルが間違っていたことに
誰も言及していないように思います。

ところが日経新聞の経済入門というページをよく読み、今月の
文芸春秋のトヨタのトップなどのインタビューを読むと国と
経済界の作った日本の経済システムが間違いだったとこれは
大変なことになったという感じを改めて思うのでした。

トヨタが世界一の自動車会社になったのも世界中でトヨタ車が
売れたからで経済発展著しいインドや中国で売れているという
刷り込みがされていましたが、実は極端な円安誘導でいつも
日本車は安売り状態で、アメリカでは安くて燃費もよく故障もしない
性能のよい安い車として売れていたのです。

アメリカで日本車というブランドが確立したというより、やはり
安いということが一番の強みだったのです。

日本は、銀行をとにかく救うために0金利を実施し、景気拡大が
つづき、もはや銀行を救う必要もないのに、ひたすら0金利を
続けました。これについて誰も文句をつけないばかりか、何を
意味するかコメントする人すらいませんでした。私は、これは
何を意味するのかずっと謎に思っていました。

日本の人々は、株が上がっていたので、あまり金利の安い金融
商品に文句をつけるより、高配当を出す株を好んで買うように
なっていました。株もよく上がりました。今まで大型株のそれも
素材産業や海運株という今までまったくあがったことのない株までも
上がったりしていたのにこれは中国が資源爆食いで、好況原因の
好循環だからまったく問題ないと誰もが安心して株を買っていた
のです。

しかし、景気拡大が続いても銀行に金を置いておいて、ちっとも
増えないというのはおかしいですよね。銀行はその金を企業に貸して
金を儲けているわけですから、何で金利を上げないのか。景気上昇
が続いてもずっと低金利に誰も疑問を投げなかったのです。これこそが
いまキヤノンやトヨタが大赤字に転落した原因です。アメリカ発の
金融不安と市場の崩壊ばかりが言われますが、今まで円キャリー
取引ばかりが言われていましたが、輸出企業のために低金利は
実施されていたのです。

必要以上に円安を続け、国際競争力を維持しつつ金を儲け続け
広がった格差などのひずみの問題には目を閉じ続け、自企業の
利益ばかりを追求していったため、世界の異常ももひずみも
鈍感になり、足元をすくわれる形になったのです。

これはアメリカのリセットであり、是正されるべき産業構造の
転換や内需産業の整備や社会整備などの基本構造改革がなされない
まま、超低金利政策といういびつな経済行動が続いたのです。
そんなことが元になっていてさらに現在の状況を見誤ってただ
財政出動してバラまきを続けても内需は上がらないし、景気は
上がらないのです。

正常な輸出産業の成長であれば、こんなに国内の景気まで冷やす
状況になったでしょうか。ブリックスなどの中進国の景気を当てにして
まだ日本はがんばれたはずです。それが極端な円安による作られた
いんちきな輸出企業の成長モデルは、世界同時不況という突然の
円高に見舞われもうすっ飛んでしまったわけです。

そんなところにいくら定額給付金や派遣社員や期間工に援助をなど
といっても景気が上がるわけがありません。さらに円安にするか、
この状況でも益を出している企業により優位な政策をだすなど
景気を刺激する財政出動でないと財政を無駄に赤字にするだけです。

テレビやマスコミなどでこの景気悪化の特効薬のように評論家など
がしたり顔で政府発行通貨を発行すれば良いとぶち上げていましたが、
日経新聞の経済入門では、丁寧にそれは意味がないばかりか誤りであると
解説されました。

しかし、そんなことを言われるまでもなく、歴史的にそんな経済政策
が失敗した例はたくさんあり、日経や文芸春秋を読まなくても今の
経済政策が間違いだと誰もが感じているのではないでしょうか。
政治家と官僚の皆さんには、いいかげん日本のためになる政策の
実現をお願いしたいものです。

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