King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

上海株安とBOX圏抜け

2007年05月31日 23時32分48秒 | 日々のこと
今日は雷雨の中、いつもの公園を3往復走ろうと気持ちを
新たに引き締め、久しぶりの20Kランを決行しました。
しかし、ふくらはぎや腰の痛みがいや今日走らなくても
また明日があるし、雨も強いし、雷だってなっているから、
とまあ次々に言い訳をかまして、結局いつもの2往復で
やめました。

こんなのでフルマラソンが走れる日が来るのでしょうか。

確かに雨上がりの状況や暑い路面に降った雨が急速に
昇華する状況では、蒸し風呂の中を走っている状態に
なり、カンカン照りの日より厳しいときもあります。
今日なんかは、曇って雨もぱらぱら状態だからと走り出したら
時折雨が激しく降ったり、雷が鳴り風も吹き、そして急に
晴れて、路面が急にあぶられたりと走るにはきつい状況
でした。

そんな中でも、歩いている人がある程度いて、これが
こんな雨の中に走っている人がいないと思ったのでしょう。
私が追い越すと、それはびっくりして大声を出したり、
ビクッとしてびっくりしたあと騒ぎます。こちらの方が迷惑です。
そういうやからは、自分だけの散歩道のつもりでふらふら真ん中を
占拠していて、ふたりでも抜くのに苦労することもあります。
雨でもこちらは走っているんだから。マナーを守りたまえ。

グリーンスパンの要らぬ警告で、日本の投資家も上海株の
動向を常に気にする展開でしたが、昨日の大幅な下げから
最後は、ニューヨークの復活と結局は下げも取り戻して終わり、
さらに今日は上げるだろうと誰もが思って相場の開くのを待って
いました。もちろん上海株も上に行き、ニューヨークも上げました。
さて日本株がどれだけ上に行くか。これが100円程度だったら
やはり上海が本格的に収縮する前に手仕舞いという人が
大半だったと思います。

しかし、今日の上げは今までと違い、今週下げた以上に
上げたことから、日本の株式相場の新展開が期待されます。
上海が引き金となった5/9の世界同時株安後の戻り、を抜いた
800円台をつけたことから、もう上海より日本株という感じに
機関投資家も思ったのではないでしょうか。元高とか官僚指導型
とか、まだ本来の資本主義市場という観点から把握できない
ところがあり、一応北京五輪まで景気拡大という暗黙の了承が
世界的にできていても、北朝鮮が核関連施設の稼動継続とか
ミサイル発射とか何がどうなるかやっかいな隣人に変わりありません。

経済専門家は、兼ねてからBOX圏を抜ければ、夏までに2万円
を越すと言っていました。それがにわかに現実味を帯びた一日だったと
思います。
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『パイレーツオブカリービアン ワールドエンド』ジョニーデップって

2007年05月30日 00時04分56秒 | 映画
火曜日に見に行ってきました。
日曜日にテレビで呪われた海賊たちをやっていました。
それも見て一応復習しておいたつもりですが、デッドマン
チェストの方はすっかり記憶が薄くなっており、結局
ジャックはたこだかいかに食われたんだったけ、それで
あの占いの女のうちにいくと、バルボウザが出てきて
なんか意味不明なまま終わったはず。

バルボウザは結局何で生き返って、彼の目的は何なのか
これがちょっと不可解です。冒頭、単純に肉体と魂が死んだ
やつは生き返らせられるけど、ジャックのように死と生の間
に閉じ込められたやつは、できないというようなことを
言ってその占い女も結局パール号に乗ってジャックを探しに
行くのです。そして、このワールドエンドではなぜか
銀貨を9つ集めて何かをやる話になっていて、それには
冥界に閉じ込められたジャックも海賊長として連れてこないと
いけないと言うのです。

そもそも、デッドマンチェストではジャックのコンパスと
デイビージョーンズの弱点(宝)を手に入れるというのが
命題で、そのジャックが死んでさてどうするかという感じで
振り出しの占いの女のところに行ったらバルボウザがいたと
いう、このデッドマンチェストは予告編だったのか。それに
しては、ワールドエンドはまるではじめから海賊長の評議会
の為にジャックを呼びに行く話しになっているし、いざその
評議会が開催されても海賊の会議なんて何も決まらない寄せ集め
で何かすごいパワーの集結があるのかと思えば、呪われた海賊
の時には、海賊の掟は破ってもいい程度のものだったのが
ワールドエンドでは、法であり絶対のものとその法典のような
掟集まで現れます。それを持って出てきたのがジャックの
親父なんで笑ってしまいます。

ウィルターナーは親父の解放とエリザベスは愛と正義のため
ジャックは、自分の自由と永遠の命のため取引をして戦う
わけですが、それを整理してみないとただのどたばた劇です。
エリザベスの愛にしろ、ジャックとターナーとどちらが本当は
愛しているのかという三角関係的な演劇界では重要なテーマも
含んでいるわけで、ジャックは自分だけよければいいという
出たとこ勝負でいい加減な男のようでいて重要な場面では
信義にも厚いというところが泣かせどころです。

デッドマンが長い予告編のようなもので、今回がその完結編
のようになっていますが、次の航海はカルフォルニアだと
いうような前振りがあり、なんだまだこれは続きをやるのかと
思いました。でもこの作品だけでも十分に長くて子供だと
飽きちゃうんじゃないかと心配しました。私の希望としては
あの世のものも帝国海軍の手先になってしまうというのが
ちょっと残念だなと感じました。航海にまつわる伝説はやはり
伝説のままというのがいいし、超自然のものも人間が操り
というところが物語を陳腐にしてしまっているようで、人は
人、あの世のものはあの世のものと分けておいてほしかったです。

そして、もうひとつは数字の問題で九つの銀貨や10年ごとの
伝説など明らかに創作の伝説で月をめぐる話とか時をめぐる
話には決まった数というのものがありそれをわざとはずした
設定にしたのでしょうがそれが妙に落ち着きがないものに感じました。

そして、夜のなると『ネバーランド』がやっていてこれも
見てしまいました。2004年の作品だそうですが、そんな話題に
なった記憶がありません。内容は泣ける映画でピーターパンの
劇ができるまでの話なんですが、その劇を子供のうちに上映に
行った時の場面は本当に泣けます。

というわけで一日に二回デップにやられた日でした。
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一抹の不安、ピストンズ

2007年05月29日 01時24分34秒 | バスケ
土曜日の放送のNHKのピストンズ対キャバリアーズは
先に結果を知っていましたが、やはりみていて面白い
物でした。

しかし、このカンファレンスファイナル第2戦の結果のニュース
を見て少し不安を覚えました。このゲームに関して点差とか
は関係なく、2連敗したということと前半のリードを保てなかった
時点でキャバリアーズの勝ちはなかったのです。

私が不安を感じたのは、2連勝を報じるニュースの一部に
2連勝してもう優勝したような騒ぎという書き方をしているところが
あったからです。

このゲーム自体は完全にキャバリアーズの負けです。
アウェイだったからとか審判が悪いとかいう人がいますが、
レブロンが最後のシュートをあの位置でターンなどしている
時点で決まるはずもなく、その後完璧にリバウンドシュートを
打ったのに決められないラリーヒューズもお粗末だし、ティップし
たバレジャオもまた輪をかけてお粗末です。

この攻撃の前の、ラシードのフェイダウェイがきっちりときれいに
決まったの対して、キャブスの最後の攻撃のまずさとレブロンの
今の状況を表したあの攻撃は見事に力の差を見せ付けました。
ピストンズは決していい出だしでも、いい得点パターンでもなく
最後の第4Qなどビラップスのワンノンワンが悉くターンノーバーに
なってしまったときなど、決定的にまずいシーンもありました。

しかし、チームとして勝ち方が確立しているという場数の差も
見せ付けました。高さでは、イルゴースカスとかバレジャオの方が
高く何もしなくてもミスマッチでありながら、インサイドは守られて
いました。外からのシュートは簡単に打たせるもののゴールしたの守り
は、マクダイスやマキシェルによって守られました。マキシェルは
2mそこそこですが、ブロックやダンクといったパワーフォワード的な
攻守が得意で、ミドルやロングが打てれば当然スタメンも果たせる
選手です。

しかし、インサイドで活躍してもファウルになってフリースローが
悉く落ちたり、ミドルでさえろくに入らないとなるとこの試合のように
控えのマクダイスが故障して痛めた後の出番位しかないように
思います。

この試合も、ピストンズの主力が休んでいる第2Qに大量リードを
許します。キャバリアーズは、外からのシュートが決まっていたので
リードを作りましたが、展開が速くなった時にオフェンスのリズムを
確立していつもレブロンが縦に突っ込んでいき、パスアウトという
ワンパターンの攻めをやめるべきです。もっとゴールしたからミドルまで
の近距離で相手ディフェンスを破っていかないとまたホームでも
同じことになります。

レブロンジェームスがインサイドに切れ込んで、そのままゴールを
目指さないことにマスコミが質問していましたが、彼自身にも
フラストレーションが大分溜まったいるようで、最後は不発の
終わり方でしたから、今後も同じパターンで攻めるなら結果は
同じということになるでしょう。シュート率とか得点を獲るのは
不安定要素がありますが、守りに関しては同じように守って
失敗したというのは、余りありません。だからディフェンシブな
チームが最近優勝しているというのも当然なことといえます。

失点を最小に抑えて、それより多く得点するという論理です。
今年の傾向として100点を超えるゲームが増えたというのは
それだけ派手さが好まれて見せる部分を強調したバスケが
好まれたのでしょうが、プレーオフを勝ち上がってきたのは
スパーズとピストンズという失点を抑えるタイプのチームです。
それでもこの2チームがまったく同じようなディフェンスかというと
そうではなく、ピストンズのゲームはみていてとても華があり

思わず笑えるシーンもあります。この日は、ラシードがオフェンス
ファウルをしたときには、いつものような派手なリアクションがなく
直ぐに黙って守備に走り、それが何度かリプレイにでて思わず
笑ってしまいました。しかし、このファウルもビラップスの暴走気味の
ひとり攻撃に対してわざとやった節もあり、なかなかにくい事をと
いう笑いも出てくるのです。

しかし、このゲームも一番の見所の第3Qの12点差がどのように
詰められたかという大事なところをカットしてあり、なんとも間抜けな
シーンは残すという編集をしています。後半が始まったあとすぐに
ピストンズが連続得点したのでなく、最初の3本はピストンズの
決められるところなのに落とすというプレイだったのです。それが
スタメンが今までひとりで単発であった攻撃から、チーム的な
動きを取り入れたと思ったらいつの間にか点を縮めたという
感じでした。ワンノンワンでの個人技あり、ビラップスのスリーあり、
リップの走り回ってのシュートありとそれぞれに外かと思えばうちと
広いシュートレンジを持ち、多彩な攻撃パターンで決めています。

一方のキャブスが凡ミスをしてしまうのに対してそういう小さい
ミスとか息が合わなくてというのが少ないのが特徴です。
ただピストンズにも崩しどころはあり、下手に第2Qでリードを
作るより、第3Qまでつかずはなれずでゾーンから走る展開とか
スピードの強弱や控えの選手の時間帯とか突きどころは結構
あるのですから、まだあきらめずにがんばってもらいたいと思います。
そして今度の水曜も同じカードだということでまたまた楽しみです。
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今話題の甲斐路へドライブ

2007年05月28日 01時57分23秒 | 日々のこと
27日の日曜日は、風林火山で俄然盛り上がっている
甲府に出かけました。
なぜ甲府に行ったのか。
それは、温泉があり、富士が見え、おいしいものもあると
いうことで普通の人は行くのでしょう。
そして、今NHKで放送の大河ドラマが風林火山ですからね。
ハハハ、私の目的は実は、善光寺なのです。
そして、もうひとつは昇仙峡です。
最近見るテレビに、売れなくなったタレントや落ち目の役者や
スポーツ引退のコメンテーター達が温泉に入って現地のおいしいもの
を食べるという番組を数多く見ます。
その中で、昇仙峡がでたのですが、かつて私が訪れたときには
あのロープウェイのあたりしか行った事がなく、それも紅葉の
シーズンばかりです。

それが、新緑の甲府が紹介され温泉とおいしいものと自然と
というときの昇仙峡がとても印象に残り、渓谷沿いを歩いて
みたいと思ったのです。大きな岩が川にも山にも異様な景色と
最後はダイナミックな滝の情景が印象に残りこの目でみてみよう
となったわけです。
甲府には温泉に入りに日帰りで行きたいなとも思っていて
行く温泉も目星をつけていました。しかし、こう連日30度を越す日が
つづくと温泉はさすがに入る気がしません。

ただ風林火山は、なぜか私もみていてゆかりの武田神社などは
以前行った事があるものの現地に特別公開で風林火山の
軍旗の本物があるということなのでそれもみてみたいというのも
ありました。まあこれだけ見所満載ならいいドライブができそうです。

朝、9時半からのゆっくりスタートで雁坂トンネルを越えます。
このトンネル710円とお高いのですが、その土木的技術と時間的
効果を考えると仕方ないといわざるを得ません。
うちから最初の目的地、甲斐善光寺に着くまでに2時間です。
本家の善光寺と違い裏に墓地などあり、まわりは農家で随分
甲斐色が出ています。ここを訪れたのは、お戒壇めぐりをする
ことにあります。本家同様にここにもあるのです。そして、日本一の
鳴き龍というのがあり、それも試しました。

ここのお寺には数多くの言い伝えや伝説があり、一番気になったのは
牛の話です。江戸に大事に飼われていた牛がいて、ある日主人の
夢枕に三度その牛が現れ自分を甲斐善光寺にやってくれと懇願
したといいます。そして、おかしな事があると思っていたら牛はひとりで
甲州街道をまっしぐら、善光寺に着きました。そして一週間ほど過ごすと
江戸に戻り、久しぶりに見た主人は随分神々しい光臨を抱いた
姿にびっくりしたといいます。そして、その牛が30日ほどで死んだので
その牛の角を主人は善光寺に奉納したといいます。

その角が現在でも残っているということなのですが、この話はどこか
で聞いた覚えがあります。落語家か講談の演目にあったような気が
します。運送関係者や事業者がお参りするとよいとかそんな話だった
ような気がします。気になったので、現物と鐘楼のそばの五輪塔とを
お参りしました。その鐘楼も長野善光寺から信玄が馬でひきづって
きたものという言い伝えですが、どんなひきづりかたかちょっと無理があると
いう感じです。まあ天下人は天皇のお墨付きとか仏教のお墨付きとか
箔をつける必要があったんですね。そんな意味でもこの善光寺は
みておくべきです。

善光寺の後、信玄の墓とか武田神社に行き、風林火山のブーム
を味わってきました。結構他県ナンバーの車がいます。さすが全国
放送。信玄の墓にはNHKプロデューサーの塔婆が印象的でした。
そして、よいよ昇仙峡に行き、新緑ドライブと渓谷沿いの散策を
果たしました。駐車場はどこも一杯でかろうじていつも一台だけ
空いているという感じでした。まあ運がいいという感じ。そして、
最後に甲府県立美術館に行き、久しぶりにミレーの絵を楽しみ
ました。ここは、お金を払って常設展示のミレーを見るのもいい
ですが、園内の彫刻と散策だけでも十分楽しめます。

これだけ盛りだくさんで、以前は石和温泉に泊りがけで果たした
観光が日帰りでできてしまうのですから、道路事情がよくなった
ということです。今回、200Kほどのドライブでしたが、普段スキーの
日帰りは300K以上でスキーを5.6時間は滑るのですから、すごい
ハードスケジュールをこなしているんだなと改めて感じました。
それを毎週出かけていたんですからね。
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ブルズよさらば

2007年05月27日 00時34分08秒 | バスケ
やはりNHK hiのNBAの放送は、ブルズ対ピストンズの
第6戦でした。17日の試合ですが、現在カンファレンス
ファイナルがピストンズ対キャバリアーズで行われて
いてすでにピストンズが2勝というのはニュース等で
知っています。ウエストは、スパーズ対ジャズでスパーズ
2勝でこのままで行けば、決勝はスパーズ対ピストンズ
で間違いないでしょう。

ブルズは、ピストンズを破ったときと負けたときというのは
極端に差があり、やはりチームとしてまだ若いという評の
とおりでしょう。それもバックコートのふたりがだめだと
すべてだめという感じです。この日は、カークがだめ。
明らかに集中が切れている感じです。目の周りが赤くなって
いて病人のようです。最初からカークとベンゴードンを
そろって使わないほうが調子がいいんじゃないかとふと思い
ます。以前のブルズはベンゴードンが最後に出てきて試合を
ひっくり返してしまうという感じでしたが、今は最初から
カークがすべてを握っていて、どちらかでも調子悪いと
すべてだめというチームになっているように思います。

今後、カークの成長でチームも強くなるという人がいますが、
若い若いというものの、彼らは高校と大学でものすごい競争の
中から出てきたエリートなわけで、それがまだまだ若くて
成長するとか、うまくなるというのは疑問です。それに
20代半場の人が経験と実績により強化されるものと、失うものと
比べたらそのどちらからもムラがあるという特性は補正され
ることなく、ただ欠点として記憶されるだけでしょう。さも
なければ今のチームとの相性とか。で考えられるのは、今の
ベンゴードンとの二人をいつも一緒がいいのかということです。

どちらも調子よければ相当強いというのはこのままではこれ以上
はないように思います。それだけピストンズのチームの完成度が
際立ったゲームでした。ただ、ピストンズもセンタープレーヤーに
新戦力がなかなか育たず結局ウェーバーで今年はやったという
イメージであり、かつてのベンウォレスの磐石さは今はありません。
そこがスパーズとやったときにどうかということだと思いますが、
これは今から楽しみです。

それにしても我がラシードウォレスは愛嬌たっぷりでお茶目で
楽しませてくれました。外からのワイドオープンあり、ローポストでの
華麗なターンからのフェイダウェイあり、パワープレーやリバウンド
と見所満載でした。さらにお約束のテクニカルファウルもあり、
たっぷりと存在感を示しました。この男が犯すオーバーなアクションの
時の周りの反応も楽しめました。ラシードが後ろからリバウンドダンクを
したのをファウルをとられるとベンチのほうにまで戻って嘆くと
彼に噛み付くようにみんながほえていました。プリンスも真っ先に
怒りの一言をかけています。その表情から本当に味方を擁護する
一言とか叱咤激励ということでなくなにやってんだという怒りの
一言をほえているのです。

彼ほどのベテランをチームメイトとして真剣に怒るプリンスの
リアクションに感動しました。ラシードはあれがお約束という
のもしってやってるんだろうな。ピストンズは、最初のスタメン
のときは本当に強いです。それが控えのガードが出て相手の
ペーストか流れとかに乗ってしまうとファウルなどもかさみ
乱れたりしますが、後半すぐにまたスタメンがそろって出ると
修正されてどんどん得点していきます。シーズンの後半はこの
控えのガードも日替わりで出して調子を見ているときがあった
けどやはりハンターが筆頭なんだろうなあ。頼りない感じが
しないでもないですが、この日はスリーも決めて張り切って
いたからたぶん次も彼が出てくるのでょう。
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『イングリィシュ・ペィシェント』と黄砂とサイレン

2007年05月27日 00時02分05秒 | 映画
よいよ『パイレーツカビーリアン ワールドエンド』が
始まります。ということで、私も行ける日を計画しました。
月末ということもあり、どうなるか解りませんが、ぜひ見に行きたい
ものです。金曜日は雨の中のジョギングでしたが、今日は
暑い日でした。何日か前の32度の日より暑く感じました。
ですが、温度計は28度でした。そして例により、昼過ぎの一番
暑いときに走りました。

気になったのは、黄砂が襲い日本列島にも舞い降りているという
ニュースでした。先日の光化学スモッグに次は、黄砂とどうにか
してもらいたいものです。それに、布団などにつくとはたいても
取れないから外に洗濯物や布団は干さないようにというニュースでした。
そんなこといってもすでにうちでは洗濯物も布団も干した後でした。
これから戻ってしまうのは面倒です。それより、黄砂舞う中走っても
果たして健康被害はないのか、そのほうが気になりました。

外に出てみるとそんなもやった感じもなく風もありさわやかです。
日差しは強く、暑かったので日焼け止めは塗りましたが、すぐに
汗が出てこれではどれほどの効果があるかという感じです。
昨日は、雨の中タイムも気にせずゆっくり走りましたが、今日は
普通に走り、ふくらはぎは痛くならなかったものの、腰のほうは
板を差し込まれたような痛みを感じました。それでも09分で
終了してまずまずという感じでした。

昨日の夜見た『イングリィシュ・ペィシェント』を
走っている最中ずっと考えていました。
それは黄砂と砂漠の中のシーンと泳ぐ洞窟というつながりが
頭に去来したからです。
ウイレムデフォーが出てきて、ムースというスパイだったんだという
彼の履歴や彼の目的とこの名のない患者との間になりがありどうつながるか
そんな段々回想により物語が見えてくる過程に、彼が生きた証の
愛の物語や砂漠に戻らなくてはならなかった意味とか、現在彼を
面倒見ている看護師のサイード役のイギリス中尉への恋などを
いろいろ考えていました。

そして思ったことは、結局は不倫の映画だよなという結論と、
いやそれにしても日本人が同じシュチィエーションで撮ったら
こんなにもきれいにミステリアスに物語がつながらないだろう
ということを思いました。不倫の映画なんだけどその恋の
美しさとどんな状況でも恋は燃え上がるという女性客の感性を
くすぐりそうな構成にさらに現在の看護師とインド系イギリス兵の
健康的な恋とをオーバーラップさせて、それはそれは重厚に
甘く仕上がっています。結局は不倫の映画なんだけどね。

親友も死なせ、恋人も死なせ、自分の研究テーマさえ研究できない
身となってしまったその恋とは…。
ムースが追っていた写真を撮った男とは、死なせてしまった親友
だったんだろうな。一人で軍の写真を撮りに行くと別行動になった
時があったから。どうしてムースは目的を果たすことをやめたのか。
私も名のない男の告白で物語を終わらせる時が来たとは感じたけど
この映画は、戦争の悲惨さや矛盾を突くことがメインのテーマでは
ないけど、砂漠に権力者が引いた線と人の名のために起きた悲劇を
アフリカという文明発祥の地とあわせて効果を出していると思い
ました。サイードはこのときは結構ふっくらしていたんだね。
1996年の作品でアカデミー作品賞もとっています。

いろいろ考えさせてくれる心に残る作品でした。
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まさかの半分?スパーズ対ジャズ

2007年05月26日 01時40分15秒 | バスケ
金曜日は一日朝から雨。
これは予想したことなので、当然雨でもいつもの公園を
二往復しました。よる寝るときには、明日は雨で涼しいから
久しぶりに20K走ろうと思っていました。そして朝起きると
朝から激しい雨です。そして寝起きもよくなく、なんとなく色々
調子悪く、やはり家で寝てようかなと思いだします。
いや雨なら無理しなくていいし、腰も足も痛いし、靴も濡れちゃう
し。と言い訳がどんどん出てきます。

そんな時には、とにかくしたくして出かければいいのです。
雨用の靴とウェアというのがあります。それをリュックに詰め
現地に着けば後は走るしかなくなるのです。こんな雨の中でも
散歩の人が傘を差して一人歩いていました。

帰って、スパーズとジャズの試合を見ます。ウェストカンファレンス
ファイナルの第1戦です。最初は、ほぼ互角の戦いと言っていい
立ち上がりでした。しかし、ジャズはスパーズの止め方を誤って
います。ダンカンに対しては常に誰かついてなくてはいけないのに
オクールは直ぐにゴール下でフリーにしてしまいます。ゴール下で
仕事ができるのは、このダンカンだけですから、ぴったりつかなくては
いけません。逆にスパーズはジャズのオフェンスを完全に読んでいます。
トライアングルオフェンスに較べれば、ジャズのワンフォーなど子供
騙しだという感じです。

特に、4人並んだ右サイド(ボールサイド)にボールを入れて
スタートするパターンが多かったのですが、その時点で次の
策はみんな読まれていました。次にパスを出せなくて仕方なく
スクリーンからボールを戻してショルダーで打たされるか、
中に入った縦軸の攻撃でターンノーバーか無理やり打たされる
という感じです。これだけ読まれているのに、外に出して打つという
手がジャズにはなく、オクールが外でシュートという不合理な
オフェンスです。第2Qで、相手の出方と調子がわかったところで
ベンチメンバーの参加でさらに点差が広がります。

点差が出た時に、次のオフェンスが失敗してそれを埋められない
という展開ですが、ベンチに差があるからという単純なことでなく
ジャズのゴール下で得点するという哲学がまんまとスパーズの手に
落ちたという感じです。シーズンを通してというよりジャズのバスケが
この平面型の攻撃を好む以上、この先もこれ以上の展開がない
ような印象を受けました。最初の始まりからして、予想通りの
動きで、潔いと言えば潔いし、歯がゆいと言えば歯がゆい展開
です。

スパーズなどパーカーなど中に入れさせなければ怖くないし、
ダンカンはファウルと早めの対処で得点は落ちてくるなど必ずしも
止められないチームではありません。ジャズの高さがあれば十分
対抗できるインサイドが簡単に破られています。トランジットや奇抜
なパスなどなくて、パーカーのペネトレートもいつものワンパターン
ですから、もっと守りようがあるはずです。さて後半は、スパーズの
ファウルトラブルはあったのか、スタミナがなくなってきてブーザーの
活躍はさえるのかアローヨは出るのかと後半を待つがビデオは
そこで終わっていました。何でこんな深夜番組まで移動して
しまうんでしょう。日本のつまらない野球中継のせいでしょう。

日本のプロ野球なんか松井がヤンキースに出て以来みて
ないなあ。
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気になったフレーズ

2007年05月25日 00時56分40秒 | 日々のこと
最近のニュースでは、とにかく暴力事件が多いということ
ですが、その中でも気になった事があります。
愛知の拳銃立てこもり事件で、最近は銃の検挙数が
減っているという報道。
それと、最近のはしかの大流行の訳。
どちらも、その示す数字が全て事件の真実ではないという
ことです。最近は暴力団の抗争が少ないから銃の検挙数が
減っているそうです。つまり検挙されていない分拳銃は
街にあふれているということになります。
同じように、はしかも最近流行がないのではしかの菌に触れる
機会がないので、免疫が低下して予防接種を一度していても
はしかにかかるという報道。どちらも真実は数字のしたにあるという
同じニュアンスを感じました。

はしかでは、日本というのは世界から見ると遅れた部類で
文明国として恥ずかしいというようなコメントしている人が
いましたが、これは誤りです。エボラ出血熱やウエストナイル熱
など文明が接触しない地にあったものが人が増え色々な
病気が未開の地から都会に流れているのです。昨日の新聞で
ワクチンや病原菌の抗体に著作権を主張するという途上国の
要求が出ていました。つまり予防接種が必要な国ほど途上国
だということです。

日本では、予防接種を巡る法律が不鮮明で、かつ、予防接種
による事故で死者もでたりということで効果を出せないでいたという
行政の対応がまずいというのは他の問題と共通しています。
そもそも最近の国会の答弁などもう何ヵ月か前に出た事を
まだ質問しているのですからあきれます。それに、それを持ち出した
野党も首相に反撃されるという無様な有様です。そう。なんとか
還元水です。
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ムーンライトマイル、昔のこと

2007年05月24日 23時57分04秒 | 日々のこと
明日の予報は雨だそうです。
そして今日も32度もある暑い日でした。
車を洗おうかと思っていた矢先、明日雨じゃ洗っても
仕方ない。実は、明日雨なら走るのもやめようとか、
みんな中止の予定をばらばら入れてしまい、結局
今日は走らないでジムに行くことにします。

スパーズとジャズのカンファレンスファイナルの第1戦も
ビデオにとってありますが、これは明日になりそうです。
夜は、『ムーンライト・マイル』をみます。ジェイク・ギレンホール
主演というのが気になったからです。
昨年のアカデミー賞候補で、何度も取り上げられた
『ブローバックマウンテン』に出ていたから頭にあったのです。
結局、アカデミー賞は逃して作品もまだ未見です。

ムーンライトマイルは、70年代のアメリカで婚約者をなくした
主人公とその両親が対峙するドラマです。魂を慰めあう
ドラマなんだと思ったら、なにやら秘密があり、それを吐露した時に
新たな再生の一歩がはじまるというありふれたストーリーでした。
昨日は、ニコラスケイジの『天使のくれた時間』でした。
どちらもあまり心に残る映画というのとは違います。
まあ時間が空いたらみればぐらいの映画です。

バスケットを見たほうがよかったな。
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円安について

2007年05月23日 23時46分02秒 | 日々のこと
昨日は、07分台で走れました。今日は、08分どちらも
数秒しか違いません。ただ、今日は32度もあったというだけ
です。そんな暑い中でも昨日と同じペースで走れたというのは
僥倖かもしれません。
ただ二回目の往路がどちらも18分台とダイブペースダウン
してしまうのは、どうしたものでしょうか。
今日は、昼の一番日の高いときに走りました。歩いている人も
まばらな一番暑いときです。

暑いときには、同じ心拍数でもなぜか消費カロリーが高く出ます。
腰もふくらはぎも相変わらず痛いままです。何でこんな暑くて
苦しいときに走るのでしょうか。自分でも解りません。
しかし、同じように走っている人が2人いました。
帰って新聞を読んで、日本経済について考えます。
今企業は、史上最高の決算を発表し今までにない高配当で株主に
酬いています。昨日も大手銀行の決算発表がありました。

日経新聞の一面では、円は世界の基軸通貨の位置を失いつつ
あると書かれていました。また、中国の発展によりといういつも
の記事かと思いましたが、どうやら違うようです。考えてみると
ここ何日かの株高は、アメリカの景気の軟着陸を織り込んで
円安傾向で企業決算もいいと予想されています。しかし、ここ
数年日本だけ金利が2%という超低金利がずっと続いていて
これがそもそも世界の景気を支えているといわれていました。
そして、円安で企業決済もいいということでいい事が続いて
いるかのようでした。それが、なぜ日本だけ世界景気から
置き去りにされているという状況が起きているのでしょうか。

昔は、アメリカの景気を世界で分け合うような感じだったのが
アメリカに物を売り儲けるという日本のスタイルも今やアメリカ
が衰退するにつれ日本も同じように落日に向かっているというの
でしょうか。しかし、トヨタや各商社のようにもはや国際的に
稼ぎまくっている企業を多数有し、今までは考えられなかった
海運株まで馬鹿高な今は、何を変わりに差し出して企業収益を
得ているのでしょう。つまり、GNPの伸びは欧米やアジア各国
に比べ、上積みなしの状態なのに対し他は格段の伸びで、各通貨
もそれにつれ強くなるという構図なのです。

そして、欧米で4%5%という金利が簡単に得られ、日本で金を
借りて安定した通貨に投資するという世界の流れになっていると
いいます。これらは、低く抑えられた賃金コストや搾取されている
人々がいて成り立っていることですね。ただ中国の安いものを仕入れて
いるからではありません。日本人は不当に搾取され、それも稼いだ
金はどんどん海外に流失する事態になっているのです。増大する
ストレスから街では通りすがりに人が刺されたり、人を殺して
ばらばらにしてしまう子供とか簡単に人を傷つける事件があふれて
います。美しい国ですと?どういうことですか。
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サプリメントと健康商売

2007年05月21日 23時48分12秒 | 日々のこと
今日はジムで筋トレです。
後は隣組の葬式とかやはり野暮用があり
こんな初夏のいい天気の日にどこにも出かけられません。
昨日はいつもの公園を走り、やっと一足シューズをリタイア
させました。
この靴は、ソールがかなり減っており減って角度がついた
底の方が面積を増したため、正常なフォームで走ったり
怪我なく走る事が危ぶまれたため、お釈迦にしました。
ありがとうございました。

そこが減っただけで、別段どこも破れがないのですが、
スポーツシューズの宿命で仕方ありません。日本シューズは
耐久性とか軽量化というのは力を入れて作られていますが、
このように使用してパフォーマンスが低下するというところまで
考えられた靴はありませんでした。ですから、買って5000K
も走れば寿命といわれる靴も実は半年でお釈迦にしてしまう
人もいるわけです。ところが、昨日の新聞にかかとが減って
機能が下がる事を防いだ靴が売られているという記事を
みてびっくりです。靴は底にスポンジを使っているために
ゴム部分が減ってスポンジが出るともろいのです。その
スポンジを使わない靴があるのです。

ただし、16000円以上するするので、安い型落ちの7000円
から8000円位の靴を履く人が多い現在、果たしてこれを
履く意味があるのか疑問でもあります。でも重さとかフィット具合を
今度確かめてみようとは思います。
今日の新聞の雑誌の広告で、健康商売のからくりという見出しの
雑誌が気になり買って見ました。内容としては、健康を謳った
サプリからジムや健康器具やまたその販売には詐欺まがいの
物があるというようなものでした。

そもそも国のメタボリックの定義とか健康診断に腹回り測定を
入れるとかその根拠や内容がいい加減で、国がやるべきことは
賃金格差や過労死の増加など労働環境の整備や格差是正
にこそあるのに、下手な規定や数値化に問題があります。
連日問題になっているのは、中国の野菜や産業廃棄物や
汚染物質が日本を侵しているということです。酸性雨や
光化学スモッグなど被害は大きくなっています。国としてそれらに
対策をしているのか。さらに、輸入野菜やサプリなど食品全般に
被害も出ているといいます。ペットフードに危険な添加物が混入して
いてペットまで死んでいるといいます。

やはり健康には、自ら汗を流して下手なサブリはとらず、中国からの
食品は避けるということですか。
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キャバリアーズ対ネッツ

2007年05月20日 23時24分34秒 | バスケ
BS-hiの今後の放送予定では、確かピストンズ対
ブルズと出ていたと思いましたが、今朝の新聞で
キャバリアーズ対ネッツとなっていました。

カンファレンスセミファイナルの第5戦ですが、すでに
結果は知っていますし、あまり興味のある試合でもありません。
放送の冒頭で、ピストンズ対ブルズの結果とサンズとスパーズの
結果をやっていました。ピストンズは普通に強いと言うような事を
いわれていました。そのピストンズとブルズの試合を見た後で
このキャバリアーズとネッツの試合は、あまりにみていてつまりません。
ハーフからの攻撃だと大概がファウルで終わりです。そして
フリースロー。それもみんなボロボロ落ちます。

明らかに集中が途切れています。
客席もまばらでまるでプレーオフの会場のような感じがしません。
それでも後半ネッツがキッドのシュートで追いつきだすと客席が
俄然にぎやかになります。ただし、ネッツというのはカーターか
キッドが点を入れないと他の選手での得点というのがほとんど
期待できないので、先ほどのファウルで止めておけば安全という
感じになります。

ネッツは持前の走るバスケにすればもっと得点を稼げたでしょうが、
相手の得点も増えるので、得点力の勝るキャバリアーズには
危険と見たのでしょう。キャバリアーズも突き詰めるとレブロン
だけというチームですから、ピストンズを倒すまでの力はない
と思いました。
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ブルズ対ピストンズ

2007年05月19日 23時47分39秒 | バスケ
今日の走りは、ローテーションで一番重い靴だったことも
あり、また腰とふくらはぎの筋肉が痛いこともあり、ゆっくり
ジョギングペースで走れればいいと思っていました。
自分ではゆっくりとしか走れていないと思った最初の
ターンが16分50秒台でこれはいつものランペースであり、
レースで出した55分台のペースです。それじゃあこのペースで
完走しようと下りになる復路では、ペースを上げます。
結局昨日より1分はやい07分台のランができました。

実は、記録的に自分の走りが間違っているのではないかと
少し考えていたので、これはうれしい誤算でした。
やはり毎日走っていて少しづつ走力は上がっていると感じました。
そして、レースに出ることにより違ったモチベーションがでて
走りも色々考えるきっかけになったのです。

さて走り終わって雨が降り出し、昨日の夜のカンファレンス
セミファイナル第3戦のブルズ対ピストンズを見ました。
水曜日の第5戦も見ており、第3戦でピストンズは3連勝して
あわやスイープかと思われたのになぜかブルズはその後
連勝して意地を見せます。

ゲームの流れとしては、3連勝して余裕をかましていたら
急にタイトなディフェンスが決まり出してブルズが連勝したと
いうことですが、この第3戦の模様を見るとブルズが勝ち上がるのは
ちょっと無理があると思いました。それだけピストンズには余裕が
あるし、後半にリードを獲ればもうそれを放さないテクニックと
ゲーム運びの力を感じます。

第5戦は、最初から点差をつけて後半でもブルズは相手に
主導権を渡しませんでした。ピストンズは知らぬ間に得点を
縮める決定力を持っています。この試合は、攻撃がなぜか
単発で個人が個人の力だけで点をとりに行っています。
だから、ビラップスなどひとりであっというまに10点も取りゲームを
ひっくり返す力がありながら、ある程度波が相手にあるとみると
今日はダメということでと単に力を抜いてしまったような試合
でした。

控え選手の使い方もこの日は、後手後手で第3Qのハンターは
傷を広げただけでした。ブルズもこの日のように常にディフェンス
をタイトにして、ゴードンやカークだけが点をとるのじゃなくて
デングなどのフォワード陣に得点機会があるという意識を持たせれば
チャンスもあるということです。来週のNHKの放送もブルズ対
ピストンズです。私はピストンズ好きですからいいのですが、
サンズとスパーズとかキャバリアーズとネッツとかやってもらいたい
ですよね。

乱闘から出場停止選手が出てサンズにはきつい対戦に
なったようですが、ラン&ガンでは勝ちあがれないという
ことなんでしょうか。スパーズとジャズなんて渋すぎますね。
オールドファンとかNBAの試合らしくないファンダメンタルズ好きの
人に好まれそうなカードです。やはり決勝はスパーズ対ピストンズ
で、そうすると優勝はピストンズという芽も大分大きくなったように
思います。奥野予想はスパース対キャバリアーズでしたよね。
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『東京タワー』読了

2007年05月18日 23時05分55秒 | 日々のこと
昨日一日ジョギングは休みましたが、まだ
腰の辺りとふくらはぎに違和感が残ります。
それでも今週のタイムは、06分07分08分と結構
いいタイムで終わっています。しかし、それはここのところの
気温が余りあがらないせいだというのも気がついていました。
ロードレースでの他の人の圧倒的な速さはまだ脳裏に
焼きついています。それもみんな私のように毎日走って
いる人ばかりではありません。

それはウェアから出た足が真っ白な人が半分以上なの
を見ても明らかです。しかし、私も昨年一昨年とタイムは
伸びているので、あせることはないでしょう。もともとタイムを
求めて走ったわけじゃないんだから。

というわけで、今週は走り出す前の踏ん切りが付く前の読書
として、『東京タワー』を読んでいました。
この本は、前の職場の人に借りてなかなか読み出せないままになり
ここに来てやっと色々な事が片付き読書時間もできて本を読み出して、
今週はこの借りっぱなしの気になっていた本を読み終えたのです。
私は、先に映画になったりドラマになった江國香織の方を貸して
くれたのかと思いましたが、リリーフランキーの今映画になって話題の
方を勧めてくれていたわけですね。

私の身の周りにもガンで死んでいく人が多くいて、最近ガンの告知を
受けたという発表もいろんな人がしています。私も父親を中学の時に
亡くしていてこういう本でよかったとか感動したという人はだいたい
どんな人生を送っているのか想像できます。

人間自分の周りに満ち溢れていると、それが当たり前だと思い、
なくなった時にあわてるものです。
そして、人間の成長として自分が大人になり、子供を持つと
いろんな意味で感動を味わうのですが、それは未経験者には
なかなか解らないもので、子供が親を亡くして思うことや
子供が生まれてそれを育てて感じることもまた人生の醍醐味
であり、人生を深くする要因です。

だから実際に両親を持ち、その愛に満ちた人生を送っている人には
またぐれている子供やいじめられている子供の気持ちまで解らないのです。
このリリーフランキーの小説もこれだけ読んで、親の愛のすばらしさとか
人を思う心などと軽々しく言わないでもらいたいと思います。
誰にでも親がいて、それが誰にでも同じようなドラマがあるという
当たり前の事をまず自身に確認してもらいたいと思います。
これは本の中だらかじゃなくて、当たり前のことです。

普通に学校を出て普通に育てられて、普通に就職した人でも
親は愛情を持ってしっかりあなたを育てたのですよ。
そういう意味でこの本もこの本の中の世界はそれはすばらしい
物ですが、それはけっして著者だけの物でなくて、共感できる
世界というのでもないと思います。人は人それぞれに誇れる
物や自信を持って生きるアイデンティティがあるのです。

赤裸々な部分が全て事実で、そんなプライバシィーの安売り
のようなもので楽しめる人はそれでいいでしょう。
それはでも文学とか芸術とかとはまた違うものです。芸能とか
軽薄なマスコミとかスポーツ新聞の世界です。
それでも世に出て受けてしまえばなんでもokみたいなところが
今はありますから、これでよいのでしょう。私も楽しめたことは
楽しめましたから。

気になったのは、定職にも付かずにイラストやらフリーの作家
みたいのでも都会にいればある程度仕事があって、それも
住所不定で家賃は踏み倒すは、電気ガス水道も止められて
も生きていけるというのは余程何か才能があったか運がよかったか
景気もよかったかなんでしょうか。それに本人は重要な仕事でも
すっぽかしや遅刻は常習と言いますし、名前のリリーフランキー
というのもなんやら正体不明すぎです。この本のお陰で
東京タワーのリリーフランキーということになったからよかったけど。
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nerd

2007年05月17日 23時27分12秒 | 日々のこと
♪雨の降る日は~
今日も雷が鳴り雨が降りました。
ジョギングは様子見から、結局サボり。

いや正確には休養。

火曜日に『ジョニーは戦場に行った』昨日が『過去のない男』
そして、今日の『AMERICAN SPLENDOR』と最近のテレビでの
映画はいい作品連発です。

これらはcgなしのカメラを回して役者が演技してという昔からの
スタイルの映画です。
それぞれにテーマがあり、語りかける物語があります。

最近のオタク文化とか日本のアニメについてアメリカでは、
わざわざオタク向けのツアーがあるほど、日本のオタク文化は
日本より高度に文化として受け入れられているとよく報道され
ています。
しかし、今日のアメリカンスプレンダーでは、オタク=変わり者
という本来の捉え方の映画です。しかし、それがだんだん表の
世界に受け入れられている様子がこの映画でもわかります。

この映画の場合、漫画と言ってもアンダーグランドの漫画で
流通性の乏しい自費出版のようなものなのでしょう。
日本でもネットや販売会等で流通している漫画がありますが、
出本は違うが根っこは同じなんでしょう。
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