年末になり、拡大を増すコロナ禍は色々な局面を見せてこの年末を通して未来の
日本と世界を考えさせます。
日々、待機時間の友のアマゾンビデオは24からsrartup、Fargoウォーキングデッド
とみてきて、expanstと次々と出てくるので時間は足りません。
それに昨年から手にしたスマホでゲームと家にいてもやることは尽きないのです。
そんな自分の日常から日々のニュースを眺めると明らかにここにきて菅政権も
その裏事情というものが相次いで報道されていてテレビのニュース特集でも
安倍政権から菅政権へどう引き継がれ権力の流れとその主導権争いの末いまの
吉川元農水相の議員辞職や安倍前首相の桜の会前夜祭の答弁とかの事件に潜む
裏側を伝えるものが増えています。これは菅首相の最近の支持急落を受けこの展開に
更なる引き金を引きたくてこのようなものが続いているのだと思われます。
しかし、今回の支持急落はあきらかに国民の失望であり、コロナ禍に対する失敗が
問われているわけでそれらを報道することなく政治劇の方ばかりを追うのは間違いな
ように思います。そもそもコロナの前の日本はインバウンドに沸き各観光地には外国人が
溢れ、地方にも労働力として外国人の姿が多数ありました。秩父も布団工場から鉄工所に
多くの東南アジアからの労働者がいました。そして歓楽街にも秩父にはフィリピン人パブが
未だにあるという珍しい現象もありました。それらの様相を一変させたのがコロナウィルスであり、
それによりあらわになったグローバル経済が何をもたらしたかは貧富の差の拡大であり、
都市一極集中と過疎化に少子高齢化といった問題です。
それらの問題に有効な手段も解決策もないところにすがった外国からの需要と労働人口ですが、
それがコロナで否定されたような形になり2008年のリーマンショックの時のように非正規や
派遣切りでホームレスになった人があふれるといった年末となりました。しかし、アンケートに
よるとコロナで収入が減ったと答えたのは三割ほどで大多数の人は安泰でたいへんなことになった
と茶の間からホームレスの人たちのニュースを見ているのです。
そういったことが菅政権がとったことと最近の急落に現れているわけですが、世界で成功した事例と
失敗の事例も簡単に知れる世の中では菅政権のgoto何々は失敗で年末の医療崩壊間近も後手後手で無策と
なっているからにほかなりません。マスコミはこれに拍車を駆けるべく政権の内幕などを盛んに流しだした
のでしょう。前から似たようにエコカーや住宅ポイントとか最近は何かと補助金も一部の人にしか流れない
傾向にあり、とどのつまり弱者に一番のしわ寄せが行き派遣や非正規の人に悲惨な結果となって現れます。
欧米先進国では観光や外食関係の消費税を下げるという方式をとりましたが、それの方がコストもかからず
効果は幅広く多くの人に及びます。ところが手を挙げた人やポイント狩りをする人を出すような今の政策は
やはり誤りといえます。
コロナがグローバル経済への天からの答えだとしたら真摯に受け止め適切な手立てと医療体制を目指すべきです。
今まで広がる貧富の差や拡大する自然災害などあまり触れずにやり過ごそうとしたところ天からの回答が
コロナによりもたさられたのなら夜の町を攻撃したりするのでなく対処してもらいたいものです。
ホームレスの人たちの報道をみていると失業したのは6月のことであり、再就職や失業保険など社会システムが
機能していれば2008年の再現などならないはずです。
今年の年末年始はどこにもいかず初詣もせず静かに家にいろといわれていますが、
逆に群れずにそれでもどうにか消費と経済を活性化する手も考えればありそうなものです。
つまりは何かと専門家に頼ってばかりの政府には有効策もこの後出てくることもなく厳しい年越しの
後も何かと明るいものは期待できません。
そんな中、この年末に仕入れた当店のグアテマラのバカマラは大変評判も良くその
実力を発揮しています。まあ考えればなにも正直にこんなに安く売る必要もないの
ですが、昨年のゴールデンマンデリンと同様普段の感謝といい豆を安く日常的なものと
して届けたいという願いから自分でも安すぎると思える価格での提供となっています。
年内はこのままいきますが、来年は少し上がります。年中無休で営業します。