King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

エリス流行中

2023年09月24日 10時52分03秒 | 珈琲
朝晩の涼しさは増し秋深まる感じになってきました。
秋は連休も多く、秋祭りやイベントも多い時期です。
こんなときこそ日常のルーティンが重要となります。
朝の珈琲は何とか、午後の珈琲はなにといつもきまった味のひともいるでしょう。
そして、パカマラ温泉がこの時期のみたいというお話も出てくる秋に向けての味も何かと話題にでます。
カルモ下坂の話題も深まる秋に毎度でますが懐かしむ話で味の再現はいつもできなくて残念です。
さらに探して見ます。同じ名前のお店はまだあり行ってないので行ってみてもいいのですが結果は予測が着いてしまって行くだけ無駄かとも思います。
何かと手はあるでしょうから実行に移してみます。
まずはブラジルのショコラ辺りを焼いて行きます。

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無患子の種

2023年09月23日 22時35分04秒 | ライブ・コンサート・展覧会


今日はお店を急遽お休みにしまして鴻巣花久の里へ行ってきました。はなきゅうでなくかきゅうだそうです。
佐藤久成ヴァイオリンリサイタルに行ったのです。
高橋望氏のピアノで行われたコンサートで、メールでお誘いを承け前から興味があった場所でもあり出掛けてみました。
高橋さんのSNSでは、鴻巣免許センターの裏手ということでしたが行ってみると結構はなれたところにあり、午前中に着いてローズガーデンを散策しようと思いましたがもう既に花はなく、庭園を見て回っても暑いだけでした。お昼は館内のお食事処でとりましたが、私たち同様の行動のコンサート目当ての人たちで席は満席。ぎりぎり席を確保できましたが、想像した施設とは色々と違いがありました。庭園を歩いているときからビアノとヴァイオリンの音が聞こえリハーサル中の姿も見えてしまいました。館内のロビーは狭くいるところもなく、花のない庭は日本庭園と違いなんの面白味もないのでした。ただしらない木があり、グーグルレンズで見てもでてこなくて木の根本に無患子の札が立っていました。検索するとムクロジとでてきました。実は石鹸の代用になり、種は羽根突きの羽の重りになるとあります。花のないローズガーデンで新知識を得たのでした。売店にその種が売っていたので買ってみました。



開場時間になり中に入ってみると天井は張ってなくて屋根組みが見える高いもので舞台はなく板張りの平らな広間に椅子が6列ほどのこじんまりした開場でした。
いつもの伝承館よりグッと狭い感じです。照明などもコントロール室からの集中制御でなく、楽屋入口のスイッチまで人が来て明るくしたり暗くしたりしていました。
スイッチをいじった人がマイクで案内をしてはじまりました。ピアノに座るなり演奏ははじまりそのピアノがいつも聞くピアノより鳴りが悪く、こもったような音で高い天井にかかわらず、響きもよくない感じです。直ぐにヴァイオリンの音も重なり、あのいつものうねりと切れが迫ってきます。あっという間に前半の二曲は終わり、休憩になります。
久々に聞く生のヴァイオリンの音は頭に心地よく響き、からだ全体に染み渡るようで満足感に浸りつつ二曲の前半は終了で休憩にはいりました。後半になり、様々な曲があの手この手の技が披露され、佐藤氏の観客へどうだと言わんばかりの表情と会場を睥睨する様々な仕草が前見たときのステップや四股のような足捌きはなく、よく知る旋律の曲もそう簡単にはやりませんというようにヴァイオリンを観客に向け決めの音はこう出しますというようにパフォーマンスされます。聞いたこともないような曲や埋もれたような曲は今回はなく、超絶技巧や絶滅危惧種などと呼ばれるのを避けたような今回の演奏もまた聞き所ありでよかったと思います。アンコールの曲、誰もが知る旋律のゴセックのガボット、それとボームのカバティーナでこれは佐藤氏ライフワークの幻の曲、このアンコールの曲は2020年9月のオールベートーヴェンプログラムの時と同じもので私の持ってるCDにも入っている曲でした。
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京極堂の衝撃

2023年09月16日 16時32分42秒 | 読書
朝晩の涼しさは増したのに昼間の暑さは依然30℃を超え蒸し暑く体力を削ります。そんななか焙煎してシャツを着替え冷房の部屋に入ってやっと一息ついてみた新聞の一面の広告を見たら何やらざわざわと慌ただしくなってしまいました。
それも昨日のダークサイドミステリーのネットの怪談のはなしが皆自分のしらない話だった衝撃に続くものだったのです。
さらにアラビカ高級コーヒー豆の値下がりはもはや主流の見方となり、そうなれば注文の流れも変わり、私もレギユラー品から全ての発注を見直しました。
しばらくは特別な秘蔵豆を焼いて新しいスベシャルテイは入れずしのぎます。極秘裏に下落で投げに出る品を拾います。

資金も用意して放出に備えます。

中国の台湾をとるという発言も、もともと中国はひとつであればとるとか併合するとかは必要ない話で武力で攻めたらとんでもないみっともなもないことになります。
これが最大の懸念ですがウクライナ侵攻が続く今では起こり得ないとは言えない状況です。
そんななか日本では内閣改造が行われ女性閣僚史上初5人と報道されるも入ったのは高市氏、小渕氏、土屋氏と世襲で脛に疵あるような人ばかりで今朝の新聞一面ではこれまた史上初副大臣、政務官に女性ゼロとなったのです。つまりは人材の薄さを露呈して支持率回復を目指すも
余計世界との差を感じ、独自性も世界をリードする力もなく、持続可能な社会を築く気概もないという感じです。
そんなこととは裏腹に新聞の仲程の一面広告に京極夏彦の新作の広告を見てざわざわとしたのでした。
眩暈坂と京極堂の新作がでた。
今まで通りノベライズ版で出るらしいというところで家人がノベライズの質問がありこういうのと示そうと本棚を探したら見つからないのです。引っ越しのときたしかに運んだのに本棚にないとするとまとまって押し入れか倉庫に積まれたままか非常に落ち着かない気分に陥るのでした。
新聞の醍醐味とはもはやこのように広告と写真にしかないのです。雑誌もネットで見られますが、写真はなかったりするので記事は読みません。なんかつまらない世の中になりました。それでも京極堂は買いに行きます。ネットでなく本屋に。



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見られなかったもの追記

2023年09月14日 11時12分02秒 | 日々のこと
昨日の映像の世紀は再放送で元々深夜放送で岸田のせいで延びたものではありませんでした。
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内閣改造で見られなかったもの

2023年09月14日 10時59分51秒 | 日々のこと
いつもの7時のニュースが伸びて映像の世紀が見られませんでした。なんかこれは恣意的な行為なのではとさえ思えてきます。
というのは今回の内容は関東大震災から18年で日米開戦に至る間を映像で描くものだったのです。
それですぐ頭に浮かぶのは東日本大震災から18年でまた日本は戦争に巻き込まれるのではないかということです。丁度18年目に当たる頃に中国は台湾の併合をすると言っています。バイデンもその際は米軍が参加すると言っていたし、麻生副総理は台湾訪問し戦う覚悟発言がありました。止まないロシアのウクライナ侵攻に台湾有事と戦争の足音がするなかそれを気ずかせるべく映像の世紀も作られ放送されたものだと思います。岸田の内閣改造記者会談で真夜中の放送になり私も途中までしか見てません。本来予約してみるのですがあまりにずれたので予約はキャンセルされてました。ま、NHKだから再放送はあるでしょう。
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プロメテウス追記

2023年09月14日 10時26分18秒 | 映画
なぜブロメテウスを見たのか。それはエイリアンの前日譚を作るという触れ込みでいて創造主に会いに行き、なぜ人間を作りその生きる意味とはという哲学的命題を直接創造主に問うという主題に置き換わっていたこと。主役の考古学者がその答えを得る確証があるとプレゼンをするのですが参加者の他の科学者や兵士やエンジニアはそんなのはどうでもよく二年間冬眠してたどり着いた現地が辺境な宇宙というだけで宇宙船が二年でたどり着く距離感について具体的な数値は示されず相変わらず宇宙船は重力があり広々して酸素や食料も豊富な様子です。エイリアンというとあの頭の長い格好が今では当たり前のようににすぐ浮かびますが最初なかなかその全体像は示されず最後のラストシーンでやっと見られたのです。
最近ネットのニュースなどで南米のミイラのはなしの記事を見ていてその頭が長い形に人類の新種の可能性とか遺伝子的に解明が進んでいるんだとか。
この頭の長い人間は世界各地で見つかっており、文化として人体改造が昔から世界各地で確認されています。それは頭を板で挟んで長くするというもので纏足とか首長族とかの範疇とされていましたがそれにしては世界あちこちでその痕跡はあり、頭が長い人に人類の憧れがあったのではと思えてきます。それは太古人類が遭遇したエイリアンか新人類の類いで彼らの能力の高さに憧れて肉体改造を施したのではないかと思います。
そんなこともあり映画を見てみたのですが、展開するのはエイリアンと全く同じ展開で今までと違うのはエイリアンが最初蛇のような爬虫類型だったのが最後はイカの形で最後の人間を襲うシーンの口からまた口が出てくるのは同じなのです。また最後考古学者のエンジニアを止めろというメッセージにエルバが体当たりで止めるという展開や最後はアンドロイドの首とエリザベスが生き残るというのも同じ展開ながら違うのはエンジニアの星に乗り込みエイリアンで奴らを退治してやると言って終わるのです。
当然第二のリプリーとしてノオミを使っていこうとしていたところなぜか主役交代が起きアンドロイド中心に話を作ることになったのでした。つまりは第二のシガニーウィバーに育たなかったのがシリーズ途中消滅の原因ではないでしょうか。コヴエナントが発表になる前ネットで予告編のようなビデオが発表されなぞの解明に期待を持たせる展開だったのに実は消滅していたとは残念です。
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プロメテウス鑑賞

2023年09月14日 00時19分14秒 | 映画
映画『プロメテウス』をアマゾンで見つけてみました。11年前の映画で映画館でみたものでストーリーも覚えていましたが、見てしまったのです。船長役はイドリスエルバ、刑事ルーサーの人だったんだ。
それと主役のエリザベスショウ役のノオミラパスがスーパーウーマンのような活躍でなんかハチャメチャなキャラが違うだろうという変な格とか役者の設定がめちゃくちゃの映画なのです。
どうしてみたかというとエイリアンの前日譚を作るということで発表されたのですが、ストーリーの紹介は地球上のあちこちに残された遺跡から創造主のメッセージだといい人類が創造された意味、生きる目的を聞きに行くという紹介で遺跡の示す星へ向かうというとんでもないざっくりとしたお話でどこがエイリアンの話かという感じで、当時はエイリアンの巨人種と呼んでいたのがネットの紹介サイトや感想の人たちもエンジニアと呼んでいたのです。これは映画の後ノベライズが発行され映画では伝わらない細かい点に解説が加わった結果のようです。エイリアンに至る話のはずがエイリアンそのままの焼き直しで新情報もエイリアンがなぜ作られエンジニアがなぜ人類を作りそしてエイリアンで滅ぼそうとしてるのか結局続編も作られず謎のままとなってしまったと今回わかりました。なぜ繰り返しエイリアンに襲われる話を作ったのかそれも謎です。エイリアン3でリプリーがたどり着くのはなんと囚人しかいない宇宙の刑務所の星という新しさがありそこでもエイリアンに次々襲われるのですが最後リプリーは胎児のエイリアンと共に溶鉱炉に身を投げておわるのでまさか続編はないと思ったらリプリーのクローンをつくって地球にエイリアンを運ぶというよいよ次は地球上でエイリアンとの戦いかと思ったらシガニーウィーバーでの続編は無理と悟ったのかプロメテウスで前日潭を作ろうとして結局焼き直しなのがばれて最後は作られなくなったのかという感じなのでした。
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胎動の時

2023年09月13日 20時23分39秒 | 日々のこと
朝晩は涼しい風が吹き夜には虫の大合唱と秋らしいかんじになってきました。
でも昼間はまだ暑く、コロナ以来どこも出掛けず引きこもり焙煎室とカウチの往復となにもしないのが定着してるなか、23日は鴻巣でコンサートをやるからと出演者自ら出席要請がありそれではと券の手配をしました。
すすきの原を眺めてそばと温泉のドライブとか思いますが引きこもり癖でなかなか腰は重く出掛けられません。
スバルの新車発表があり見に行きたいという気もあります。毎日美味しいランチをどこどこで食べたという報告もありますがそういうのはひかれない。
でもそろそろ引きこもりやめよう。そんな秋の夜です。

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中国でスタバ陥落

2023年09月13日 13時23分13秒 | 珈琲
上海とかロンドンでアラビカ高級豆の先物が相次いで安くなり、コーヒーの需給も早くも安値観測をもつ人が増えニュースもそんな感じのものが増えています。
まあ、これで安くなると安心はできません。当店は安い商社の投げを拾って価格維持に勤めます。
そんなニュースのなか中国でスタバが陥落したというのがありました。それは国内コーヒーチェーンがスタバを抜いたということなのですが、こういうのを見ると日本人と中国の差を感じます。日本だとスタバと同じようなカフェスタイルのチェーンをスタバの居ない地域とかで展開するくらいがせいぜいなのですが、中国では完全にシステムやスタイルでより中国人に必要とされ利用されるものを開発して王者に正面から挑み勝ってしまったのです。スタバは日本のコーヒー文化喫茶店文化とスペシャルティという豆を使い、さらになんとかラテとか新しい飲み物を提供したことで世界的に広がりました。しかし、中国では中国のラッキンとクーディーに激しく攻められているのだといいます。既にラッキンに店舗数でも売り上げ的にも抜かれ新商品を売りにしておりテイクアウトに特化して待たずにコーヒーが受け取れるネットオーダーが根付いているといいます。そもそもスタバは快適なカフェ空間を売りにしており、そんな余裕が中国の人にはなかったのか安くてすぐ受け取れるというスタイルに特化して市場を席巻したのです。こういうのを見るとコーヒー文化は中国では違うものとして根付くのではと思えてきます。日本のように世界の豆をのみ比べたり、ゲイシャやコピルアクやカップオブエクセレンスを尊ぶような広がりはなさそうです。当店もこのニュースで発注を少し控えて月末更なる投げが出る方にかけてみます。私のうちにもスタバのステタンがいくつもありますが、当時CDやらマグやらグッズとブランドイメージで大ヒットしたライフスタイルに食い込んだスタバでしたが中国の人にはそんな夢の中のことより安いコーヒーが待たずに手にできるという実利が勝ったということなのでしょう。
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アイスゲレンデ

2023年09月10日 10時08分20秒 | スキー
市内でもすすきのほがみられるようになりました。ASEAN会議の後今インドでG20と国際会議が続き、フランストゥールーズでラグビーのワールドカップとコロナで縮こまった国際社会ももとに戻ったのかといった感じになって来ました。
菅平が今年アイスゲレンデで早期オープンするという報があり、軽井沢の11月より早く来月下旬オープンするらしいです。
しかし、他のゲレンデでは今年はアイスゲレンデをやめるという話も出ています。
一晩の電気代は600万くらいかかるとかでそれがリフト代では回収できないからといいます。
そんな一連の話を聞くと秩父に通年営業のゲレンデができないかと考えてしまいます。菅平がアイスゲレンデで早期営業するのは話題性や日本一早く営業にこだわり集客を伸ばすためと思いますが、それは首都圏に近い立地や交通の便で優位に立てると踏んでのことと思われそれなら秩父ならもっとよいし冬雪が降らなくても作った雪が溶けない寒い山の斜面は沢山あり電気代も発電設備とセットで作ればよいし、マットで一年中滑れるようにしてスケボーパークと併設にするなど壁登りの施設やプールや温泉と集約すればバンジージャンプなんかより幅広い集客が望めます。西武の西武球場の横のゲレンデが未だに営業してるのですから、ミューズパーク辺りに作ればより集客が望めると思います。
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バスケットとラグビー

2023年09月09日 10時45分23秒 | 珈琲
東日本大震災の時には多くのアーティストが支援に向かい勝手にコンサートを開き現地被災地の人を勇気づけました。
演歌の人はカラオケを持ってやった人もいたようですが、さだまさしやフォークニューミュージック系の人はギター一本で現地に乗り込み思ったより大きな会場でコンサートをやったのです。
ロックバンドなんかだとPAとか電気がないとやれないのにたいして路上から出発したフォーク系はやはり根強く強いなあと感じさせました。
忌野清志郎の世代のミュージシャンは皆ギター一本でのパブォーマンス可能で心づよいと思います。先日のあのねのねですが、我々世代は説明不要ですが今の世代には解説がないと彼らが世間に与えたインパクトや芸能界の覇系など、さらにはネタも文化も説明なしでは楽しめないものになりはて世代ギャップを感じます。
今連日報道されているジャニーズ問題もなんで今ごろ加害者は死んでいなくなってから騒いでいるのか,なんで生きているうちにやっておかなかったのかとほおっておいて見て見ぬふりの期間があまりにも長いという海外メディアが放送して本格稼働したという世界標準からずれたところが露呈したそんな例です。
世界から遅れていたということではバスケットとラグビーも世界と戦えるという現在はまさに隔世の感に堪えません。
日本のコーヒー文化は昔から各国の豆をストレートで味わいそれぞれの味わいを楽しむというのは独自なもので海外に行けばコーヒーは一銘柄で選ぶものではないのです。例えばアメリカではどこでもコーヒーは買えますが日本のような缶コーヒーはなく機械で一杯出しよりはポットでセルフのところ方が多く味は日本よりうまいのです。ホテルで飲むコーヒーもうまいし飲み放題。日本のようにスペシャリティとか特別なコーヒーで高い設定もなし。
しかし、日本の喫茶店文化に憧れそれをアメリカでやった人がいました。それがブルーボトルです。スベシャルテイの導入で世界を席巻したのがスタバでブルーボトルはサードウェーブと呼ばれました。つまり日本は世界より先を行っていたことになります。器具でも折り紙ドリッパーやコウノドリッパーなど世界の先を行くデザインと機能性、ジャパンメソッドといった淹れ方の技術まで世界の最先端にあるといっていいのです。昔から茶の湯で道具や空間にこっていった歴史がありコーヒースタンドなど海外ではステンレスの棒の台以外ないのが何万もする黒檀のコーヒースタンドからキャンプで使うバネのドリッパーまであるという多彩さです。
こうなるとただ美味しい豆をいつも揃えるという単純なことでは足らず、コーヒーシーンごとに器具を選んだり人に淹れてもらうシチュエーションを作ったりと珈琲を味わうことにより高いセンスと時間と空間を楽しむものに変化すると思われます。

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2sc372とローリングストーン

2023年09月08日 12時10分33秒 | 珈琲
朝からバシャバシャと雨の一日です。こんな日でもポツポツとお客様は来るものでボケッともしてられません。
録画した昭和の歌みたいなのを見てたらなんと赤トンボの歌をあのねのねがギターを弾いて歌っていたのでした。昔はホークソングとかロックの曲が放送禁止や発売禁止になりました。表現の自由が保証される憲法がありながらつい最近までアーティストと放送局の戦いはあり、若者は深夜放送でそんなことを自由だとか平和だとか真剣に声をあげていたのでした。
それがじじいになったあのねのねがテレビで昭和を懐かしむ番組に出て演奏して歌っているなんて不思議な感覚がするのでした。
昔は素人でもテレビに出て物真似やら歌を歌って勝ち抜くとプロになれるなんて番組もありとにかく出たがりの素人はたくさんいたのです。ところが反対にフォークとかニューミュージックの人はテレビにはでないという人が多く、ユーミンとか吉田拓郎とかベストテン番組に曲が入ってもテレビには出てきませんでした。それがまた若者の支持を集めたり表現の自由とはなにか当時の若者はしっかりと印象に刻んだのではないでしょうか。
時代は変わりユーミンや吉田拓郎もテレビに出るようになり逆に顔出しNGの歌手とかネットのなかだけのアイドルとか自由とか人権とかまた違った考え方が求められ価値観も変わってきました。そんなときに今朝のニュースでローリングストーンズの新作アルバムが発売されたというものがありました。タレントの浮き沈みは激しく昔の人は未だにライブを続けたりしている人は多いのですがニューミュージック以降の人で活躍するミュージシャンは少なく、そもそも歌番組自体もほとんどなくなり流行歌とか歌謡曲という言葉が死語となってしまいました。
コーヒーの世界でも私が焙煎を始めたころと今では売られている豆も値段も変わってしまいました。
今ではスペシャルティとかスタンダードとか分けて売るというよりは何々農園と特別な関係でできた豆という売り方であまりありとあらゆる国の豆など揃えて売らなくなったようです。
そんななくなってしまうものやしぶとく残っているものを思うとあれほど溢れていたカルモ下坂など今では飲めなくなった豆はあり、今はありふれて接している豆もいつそうなるか今後は温暖化や環境変化で世界中の豆が飲み比べられるなんてのはできなくなるでしょう。
そんななくなるものとして朝見かけたメールで2sc372
というトランジスタがそろそろなくなるから買いだめしとくというのがあり、昔色々お世話になったトランジスタも作られなくなるのかとしみじみしてしまいました。しぶといミックと汎用トランジスタの終焉は雨の日にふさわしい話題でした。
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家庭用焙煎機

2023年09月05日 14時26分21秒 | 珈琲
9月になってもまだまだ暑い日は続きます。
様々な珈琲シーンにこんな豆をこんな器具を使って飲んだらというのを紹介しようと思っていましたが、何やらそう簡単ではないことになってしまいました。
毎日お客様と接していると大体どんな珈琲を飲まれてどういう豆を欲っしているというのはわかっているつもりですが、ネットに溢れる情報やSNSに書き込まれるものを見ていると私がやろうとしていることに意味があるのかと思えてきてしまいました。
世の中、なぜわざわざ珈琲を焼かなくてはならないのかという問題は昔は流通に難がありお湯を差してもちっとも膨らまない豆しか買えなかったもので喫茶店で飲むコーヒーはすっばくなったようなのしか飲めなかったのです。
しかし、今は自家焙煎のコーヒー屋は至るところにありそれなのに自分で焙煎を始める人が後を絶たないのです。
キャンプブームでキャンプで飲む珈琲にも拘りたいとかキャンプ道具を集めるうちに豆を自分で焼いてみるという人など入り口はあるようです。
しかし、私のように美味しい珈琲を探して喫茶店巡りをし、焙煎教室にかよい結局自分で焙煎機を探して現在に至るようなケースはまれなようです。
手っとり早く新鮮な豆が焼けるからと銀杏煎り器を手にする人は多いようですがこの時点で焙煎を諦める人がほとんどでその次の段階のテストロースターを手にする人はまれです。
さらに手回しから機械化したものや業務用の焙煎機と進んだりプロとして豆を売ったりし始めますが、さすがに銀杏煎りで豆売りをしてる人はいないようですが喫茶店では炮烙のゴマ煎り器で豆を焼き目の前で淹れてみせる店から、手回しのテストロースターで自家焙煎店をやっている人やそもそも家庭用のジェネカフエやダイイチのMR101で喫茶店をやっている人ジェネカフエで豆売りまでやっている人と入り口と出口まで様々です。
もともと電気の熱風式の焙煎機では技術があまり介在せず、簡単な設定で簡単に豆が焼けると思われていて生豆をえらんで10分で顧客に手渡しというライブ感覚での売りをしています。
そんな状況のなか私が始めた頃から10数年の歳月が経ち、家庭用も業務用もたくさんの焙煎機が売られています。タッチパネルで焙煎プロファイルを設定して自動で焼けるものやスマホから設定ができる家庭用のものとか様々です。
しかし、そのコンセプトとか誰がどのように自家焙煎珈琲を必要として使用するのか考えて作ったのかと首をかしげたくなるようなのもあります。
特に家庭用で売り出されてるものは一回の焙煎が60gと家族四人だと毎回食事後と午後のコーヒータイムと都度焼かなくてはならないことになってしまいます。
大体自家焙煎で珈琲豆を提供したいと考えるのは民泊とかペンションなど食事や飲み物に拘る人ではないでしょうか。
食事どころだと大手豆屋が営業されて看板から食器の提供などを受けているケースが多くコーヒーメーカーから細かい器具の提供や補給のサービスまで営業されていて
個人の豆屋が参入するのは困難だったりします。
一方こだわりの宿を目指す民泊や小さなホテルなどでは焼きたてのパンや滞在中の珈琲のみ放題とかを売りにする人は多く、宿泊所でのウエルカムドリンクやコーヒータイムでの飲み放題とかコーヒーシーンは多く提供方法もどういう淹れ方か不明のホットプレートの上のサーバーと紙コップとか自動で一杯づつ提供のデロンギのマシンとかあるものの宿で自家焙煎しましたというところはまだまだ少数派でそこまで手を掛けられず人手もとられたくないと考えるのか。そもそも今まで多くの宿に泊まってきましたがコーヒーが出ない宿は皆無に近いのに珈琲の想い出はなく、珈琲が美味しくて有名なんて宿はないのです。
ただ小さな宿とかこだわりの料理の宿や民泊でこれから出てくるのかもしれません。ただそういったところが焙煎機を買おうとしたとき手間がかからず焼けてコストもかからないとなると見つからないし、近所の自家焙煎の豆でいいやとなりかねません。まあそうなってほしいけど


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珈琲の味深まる

2023年09月03日 13時14分45秒 | 珈琲
ロスコの話が出てくるとここで触れなくてはと思うのが高村薫です。あの日経の連載の突然の中止で作家生命は致命的損傷でもう活躍を見込めないかと思ったらさにあらずその後もその作家スタイルを深化発展させたのです。
彼女がNHK日曜美術館に出てロスコの画を見てこんな小説を書きたいと言ったのは多くの人の心に刺さったシーンとして語られます。
一方秩父出身の落語家たい平氏は笑点に出てから全国区の人気になりテレビにもよく出ますが、本家落語家として古典落語も真剣に取り組み高座にもでます。そしてテレビで高座に上がりよい落語を演じるために芸術作品の鑑賞は欠かさないといっていたことがあります。私はこれは非常な違和感を感じました。彼のポジションは茶の間の人気者、笑点のタレント化した落語家であり林家というのは代々そんな存在です。古典落語を彼がやるというのも需要があるのかその情熱は何からもたらされるのか元々体力と奇抜さで得たポジションを大事に維持するのが生き残る道なのに古典落語を芸術体験をして感動できるものを作るとはどこから発想されたものかと。
ずん喫茶に出てきた珈琲の自家焙煎店のマスターが珈琲の蔵書を飯尾に誉められて言ったのが珈琲の本を読んでも珈琲の味はよくならないといっていました。飯尾は芸風とその持てる力からそれ以上の会話をやめて食レポになりましたが珈琲屋はそんなのが多いのです。
そして、秩父のピアニスト高橋望氏は難解なバッハの曲を繰り返し演奏し、自らその曲のレクチャーまでする、それを聞くとなにがどう難解で総花状態なのがよくわかるがなぜ現代ピアノで再現演奏みたいなことをしなくてはならないのかは語られない。でも聞いてみると最初と最後のアリアで戻ってもそれはもう違うものでありもとに戻ることはできないというtsエリオットの引用も妙に心に落ちるのです。
多くの芸術家やら芸能の人が自分の世界や芸術世界を広げたく精神世界の拡充に腐心するがそれは多くの一流に触れ感動し心を満たすことで完成でしょうか。
それは私自身毎日夜10kの距離を自ら走り自然との対話があり出来上がっている部分があるような気がします。
ただたい平がやったように自分の努力を語るのは楽屋話で実際にはライブで形に残らない一期一会の世界で感動が残らなければ何にもならないのです。
珈琲も飲んで感動や他のものと違うと想わせてこそであり舞台裏や自分語りは意味がないのです。
ただいえることは自身が感動できてないものに人の感動は得られないことです。多くのアーチストや料理屋で自らのパフォーマンスの感想を聞きたがります。忌野清志郎がいっていた自身は最高の音楽を届けた満足感があり感想とかどうでもいいですといっていたのが印象に残ります。
まあそんなわけでこれからはこんな珈琲シーンにこんな豆をという形でお送りしたいと思います。
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タンザニアやエルサルバドルの

2023年09月02日 13時28分05秒 | 珈琲
SNSを見ていると隠れた名店とかじゃなくどこにでもあるチェーン店のメニューをのせている方がかなりあります。カレーからコーヒー店から様々で何やら工作員かという広報活動のようでもありますが、私はそういう店に滅多に行かないしまあそれはそれで参考になったりします。
それでも何度も書いてますが虎屋の栗蒸し羊羹とかシャトレーゼの季節のケーキを誉めるのとはなにか違うような。
世の中本当に絶妙な絶品があるのにそうゆう妙を愛でる人は少ないようでならば私がやろうなどという気も起きたりして嫌々よその商品を誉めるのより先にやるべきことがあると手持ちの豆の絶妙なところを書いていくのが筋かと。
まあそんなことを想ったらあてなよるのような構成にしてつまみと酒のように豆を紹介したり、この豆のここを味わってほしいと書いていこうかとか。
最近ドリッパーとか新しい器具も色々出ているのでこの豆はこのドリッパーとこのペーパーで落とすとか器具の演出も加えたら面白いかも。
ただミルだけは是非セラミックと鋳物の刃のものの違いを体験してみてほしいのです。セラミックのミルもいくつかありますがやはり挽目のきれいなのはポーレックスのミルでこれ一択だったのですが
最近色々なメーカーが参入しアウトドアに特化して一台でミルとドリッバーとマグが一体になったものやUSBケーブルを備え充電して挽けるものもあります。これは全て試してみるにはお金も暇もないのですが実際試した人の情報はあちこちありますので見てみるのもいいでしょう。
私は今までの経験でデザインや欧州老舗メーカー品でも生産は中国だったり値段と性能が釣り合わないものを見てきましたし業務用のカット刃タイプの挽目に匹敵する手挽のものだとポーレックスかなと思います。電動のみるっこなどのミルを持っていてもポーレックスは停電時用、アウトドア用で持っておくべきです。そして電動とポーレックスで挽いてのみ比べてください。きっとあなたも気がつくはずです。よく比較結果をのせているサイトでもセラミックの方が粒度にばらつきやら精度がわるく雑味やエグミが出ると書いてあるのを見かけますが誤りです。
ロスコールームに入ったことのない人がその宇宙と自己を照らし合わせたことのないのと同様魂の遍歴まで経験も体験もなくうわべを語ってしまっているのは明白です。まあ、これ以上はもうしますまい後は実際の体験をされてからご説明いたします。
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