King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

飯綱、戸隠総括

2019年02月28日 09時38分56秒 | スキー

長野のスキー場というと八方界隈と草津の向こう側の志賀から野沢温泉と戸狩温泉

木島平などの地域、黒姫、信濃インターから北、妙高高原とは経験しているものの

上信道高速の左側のこの飯綱高原と戸隠は空白として残していた地域で私のスキー空白地図の

目立ったピースと言えるかもしれません。今回それを埋めることができたのですが、

また今回も昨年の竜王と同じ現象を感じています。

それは霊仙寺湖を見渡す天狗の湯の露天風呂からの絶景にしろ、飯綱高原の一番右端のリフト途中にある

大岩の姿とか、きれいに串抜けになった戸隠のゲレンデなど印象に残るシーンに接する度、あれ

これはいつか見た風景だなあと既視感に捉われるのです。

それは夢の中の光景だったリ、かつて友人と連れ立って訪れた地のひとつだったり、ここも

以前来ているのではという観念が湧いては消え強烈な初体験の鮮烈なイメージというより

ここもあああることだよねと予定調和を抜け出せない、人に指定されその課題をこなしたような

仕方ない感じがしてなんか納得いかないような気がしてしまうのはなぜでしょうか。

 

そんな私の頭の中のわだかまりはさておくとして、三つのスキー場を体験してまず思うのは

日本の行政とか地方の施策として地域振興の担い手の第三セクターという官民共同の企業体と

いう限界というか既得権力者のなす行為の限界をみるようなオリンピックの輝かしき遺産として

今メダルの偉業を残す選手の名を付けたコースを持ち地元民や地域の人たちにも愛される施設である筈の地が

何か触れてはいけないもののような扱いになってしまっているようなもどかしさも感じたり、

今に始まったわけでないスキー客離れと近い地域に三つも自治体系経営の持ってしまった地形的

気象的現象など有効に対処し繁栄できるはずなのに運営とか企業体の限界を感じさせる全体のセンスなど

如何ともしがたいものが固く複雑に固まったさまを見ているような気分になるのがこういう

地方のスキー場なのです。施設的には非常に使いやすく設備も整っていて安いしこんな利用しやすいもの

があるのになぜもっと活用しないのかと逆に思ってしまうほどもったいない感じがするのです。

外国人も大挙して押し寄せないし人も少ないから逆に大雪の次の日に狙ってきてみようかという

他の地域に住む我々スキーヤーからすればまた雪の良い日に来てもいいスキー場と記憶するも

果たして他の志賀や野沢や八方を差し置いてまた来るかはやはり温泉にしろ魅力が足りない

印象は強いのです。しかし、新幹線や高速の設備は整っているので後はもう一押しはみんなで

協力し合えば容易に用意できることであり、さらに発展させる方向で運営団体の今後の頑張りに

期待したいという気持ちでいっぱいで今旅行を振り返っています。

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雨を見上げて飲む珈琲

2019年02月28日 09時09分26秒 | 珈琲

やるやるといいつつ公表される内容が何だというような米と北朝鮮の

交渉ですが、まあミサイルが日本の上空を飛ぶということはなくなり、

成果があるといえばあるし、日本だけが言っている拉致問題の解決など

関係者の思いと発言は盛んなものの成果予想などはそれだけというような内容です。

その成果として一番北朝鮮が望む体制の保証ですが、南北経済協力だとか簡単に

統一に向けて舵を切れば韓国の人達の生活に触れた北の人達の体制への反発は

必至であることを考えると北の欲求とは今の鎖国状態で金だけ要求するという

ものでしょう。

 

となると最後の経済援助は完全な核廃絶への確証と引き換えにということになり、

南北交流は認めましょうと在韓米軍の撤退とか直接給付的なものはあとになり、

如何に体制にお墨付きを与えようが国民が自分たちの置かれた現状に気づかされた時

何が起きるかは解っているはずで米はベトナムのように朝鮮半島も共産化していくことを

認めるという事なのでしょうか。

 

まあ体制を残すという事であればそうなるしかないでしょうが、韓国の人たちがそう望んで

いるかはどうなのでしょう。大統領が辞める度に逮捕されたり自殺したりする国は終身絶対君主的

指導者を受け入れるのでしょうか。

 

さて、朝から雨が降り明日から始まる春の予定とかやるべきことがあれこれと浮かぶ中、

この季節はこれだよなあというイメージも固まり、どんな豆を焼くかも固まりました。

 

二月も最後ですが、冬の終わりにあれこれ思い浮かべるのに丁度よい天気です。

 

しかし、月末というと処理しないといけない事務とかありのんびりもできません。

三月の期末や確定申告とかもうすでに始まっています。

珈琲の束の間の憩と雨の湿りを襷に動き出します。

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戸隠スキー場

2019年02月27日 23時54分49秒 | スキー

最後は本命として一番の目的地の戸隠を残しています。

二日目の朝は昨日の団体のほかもう一つ大学の札が増えていてさぞ

朝も渋滞があるかと思いきや朝に現れた大学生は数人で渋滞なく食事の

会場も閑散として始まりました。

また幹事役が現れて食事をしている人たちに話をするのも一遍に行かず

テーブルごとに行われていました。聞こえてくるのはもう今日は滑らないという人は

どこかに待機場所があるとかでそれに応募する人も何人かいてわざわざ長野に来てもう

滑らずに何をするというのかとやり取りをつい聞き耳を立てて聞いてしまうのでした。

彼らの昨日の行動はほぼ私と同じであり、昼は彼らは団体で無料休憩場で弁当を

食べるという寒々しい光景でした。食事場所があるのに冷たい弁当とはという気の毒な

感じがしましたが、昼はフリーでそれぞれ好きなところでどうぞというのではいけなかったのでしょうか。

まあそんなことはよいとして、今日は彼らはまた同じ雪のなくなった飯綱高原で滑るのでしょうか。

そんな事を思いつつ私たちは8時半にはチェックアウトしました。

 

宿から戸隠まで10K程です。

山道を行くとやがて八方の山々が見えてきて雰囲気が変わります。今まで町らしいものがなく

建物はペンションや別荘ばかりでしたが、普通の民家が現れやがて旅館や宿坊が並び門前町の

ような風情が現れ外国人観光客の姿も見られました。

こんなところにスキー場があるのかという山道を行きペンションやらロッジが現れたかと思うと

突如巨大なコースが現れ見慣れたあの林を串抜きにしたようなコースが見えました。

 

今まで滑ってきたスキー場も一日滑るには十分な規模がありましたが、こちらは大きさや

施設の多さ、ベースのお店の数も違い大規模スキー場の様相です。構造も至ってシンプルで

二本のリフトを乗り継ぐだけで簡単に最高点に立て快適に飛ばせる斜面や非圧雪急斜面や

圧雪した急斜面など滑りごたえのあるコースがそろっているのです。ベースの施設も規模と

内容ともに今までの所と違いカレーとラーメンなんて食事なこともなく、ベースに店はたくさん

あります。途中廃墟のロッジが雪で屋根がへし折れている光景やゲレンデ内にある閉店している

店など時代を感じるものもありますが、何かの大会が開かれていたりこちらは非常にまだ盛ん

といった面持ちです。こちらも外国人の姿はなく、どこかの大学のリブを付けた団体とか

色々なグループがそれぞれ大声で呼びかっていたりボーダーのグループが一人の指導者に統率され

て動いていたり今までにない雰囲気でした。コースはやはり昨日と同様ガリガリでとりわけ非圧雪の

雪は禿げも多く誰も滑っていないという感じでした。

 

ここのコースの素晴らしいのは普通よくある上部が上級者下が初心者というような区分けがなく、

初級者でも最高点に立てるしこの見晴らしを楽しめるというところで上級者コースも多彩です。

私も田中陽希の300名山のおかげで山の景色とか山の雰囲気や名前を具体的に知り、いつも眺める

アルプスの景色もより知った山をながめる感じになりました。目の前の戸隠山なども蟻の塔渡りがある

ことや修験道の道だったことや忍者の修業の場だったという伝説も身近に感じるのでした。とはいえ

別に戸隠神社に参拝しようとも観光していこうなどという気も起きませんでした。

 

ただ、はるか先に見えるリフトの到達点にどうやって行くのだろうと頂を眺めるのでした。

 

よく見るあの串抜けになった三つのコースに行くにはどうするのかと気持ちは早圧雪の縞々が

残るうちに早く滑ろうという気持ちになるのでした。しかし、メインのクワッドリフトで

大方のコースに行けて取り分け目の前の斜面にも簡単なコースで行けるのです。ただ数が多く

どこから滑って行けばいいのかという事ですが、全部滑りつくすつもりですから

端から滑って行けばよいわけです。

雪はガリガリですが圧雪された中斜面は気持ちよく飛ばせ人工コブラインもリズムと形の違う二種類があり

気が利いています。ただ、細かい方はブッシュが出ているところもあり全体的に雪不足なのかという感じです。

中社というゲレンデの方は非圧雪急斜面なのですが、ブッシュが出ていて滑る人も全くいなくて私は全コース

制覇のため六度は降りているのに一度も他の人と遭遇したりリフトに他人が乗っているという事もあり

ませんでした。

 

よほど暇なのか私が写真を撮っているとリフト小屋からわざわざ出てきて話そうとするほどです。

後で解ったのはこの中社の駐車場に車を止めてスキーをすれば帰りにわざわざあの細い道で温泉に来なくても

スキー場の駐車場から歩けるのです。そうすればどろどろの温泉の駐車場に車を入れなくても済みます。

しかし、有名な蕎麦もこの温泉もどうしても味わうべきというものだろうかという気もします。

八方や志賀に行くより近いから来てもいいかという程度でベースに泊まりたい宿もないし温泉宿もないと

なるとここでリゾート感を感じるという事にはどうしてもなれないというのが今回のこの界隈の

スキーでの感想です。斑尾や野沢、志賀に八方と温泉とリゾートにはあまりにライバルは巨大で

有能です。

 

ただ、山を眺めながら滑る滑走感や新雪降りたての未圧雪急斜面はさぞ心地よいだろうとその時季には

訪れる価値があるかもしれません。雪質も三日間の中では一番よく、コースの数や滑りごたえでは

抜群に良いと言えます。蕎麦ももちろん食べました。ラクレットが有名なゲレンデ内にある山小屋風の

レストランも寄りましたが別に他にもこう言う所は寄ったことがあるしいまさらという感じです。

今でも四つのスクールが存続するなど人気は万全なのかもしれません。長野駅からシャトルバスも出ていて

それとリフト券のセットなども売りに出ているようです。長野インターより30分という利便性と長野という

都市部からいきなりリゾート地と山岳地帯の風景を楽しめるという立地など生かせるものや可能性も

ある地であると感じます。今回三つのスキー場を巡りましたが、皆公共団体のようなところの経営で

十分にマネージメントできていない感じは感じました。安くて空いているという現状をより生かし

決して地元の雇用を消したり、廃止してしまう事のないようより良い発展のためにマネジメントして

ほしいと思いました。

 

 

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誰も言わないけれど

2019年02月26日 23時54分53秒 | スキー

二日目は朝食の渋滞から始まりました。昨日の団体が全く同じ時間に

バイキングの会場に現れたので食事会場に入るのに渋滞行列となりました。

そして、列の破壊力で食材は次々になくなり渋滞に拍車をかけます。

オペレーションがまずいのは明らかで他のホテルならこんな程度の人出では

渋滞しません。そもそも出ているものが少なすぎて順番で列を作って取るしかない

構造に欠陥があります。

 

見ていると団体は全員がまだ席についていないのに幹事風の男がいろいろ今日の説明

をして最後手を合わせてと号令をかけていただきますと言って食事を開始しました。

 

彼らの予定は私の朝の予定と同じタイムスケジュールで出発も同時刻でした。まあ同じに食事

を開始したから同じ時間になるのも当たり前かという感じで、ただ驚いたのは彼らが行ったのも

私と同じ飯綱高原スキー場でした。しかし、広いスキー場でバス一台できたからといってもなんの

支障もあるはずはなく、ただここで指摘しておきたいことと後で感じたことと私が犯した失敗を書いて

置くとここは昨日と同じ利用者ファーストの施設であり、ベースが三つありそれぞれに暖房付きトイレ更衣室と

無料休憩所があります。私は何の気はなくたまたま第二駐車場にしました。

 

そうしたところ宿の大学もバスが後から来てご一緒することになったのです。ここは一番大きな無料休憩所があり、

滑り出すにも駐車場とリフト券売り場と乗り場はどこも近いのでどこでもよさそうですが、実は第三駐車場は

リフト乗り場まで登りで歩かなくてはならないし、トイレは駐車場の入口のところでここに降りとるまた歩いて

リフトまで登らないといけないのです。そして、私が止めた第二は一番広い無料休憩場とその二階には食事場所が

あるという食事以外はおおむね平坦です。駐車場も一番広いのです。ただ、ここの食事処は昨日のゲレ食と同じ

メニューであり、値段もまあ同じようなものです。つまりどこでも同じカレーとラーメンとカツしかないという

悪しき風体で後にコーヒーを飲んだ店のメニューを見てなんでこっちにしなかったのかと思うのでした。また、ここを

ベースにすると最初に乗ったリフトから次の山頂に行くリフトには少し登らないといけないという微妙な連絡と

なっていて昨日より寒くガスで見通しが効かない中ガリガリの斜面を滑るというつらいコンデションでした。

昨日より多い上級者コースがあり滑りごたえが昨日よりあると期待されたのにガリガリの不整地は雪不足で

禿げが目立つ斜面で止めるようなエッジングを繰り返し筋力を消耗するだけという滑りになってしまい面白みや

滑走感の乏しいものになってしまいます。ここも9時から滑り出して一時間もすると全コース滑り切り、リフト代は

昨日よりホテル割引で安くなり2000円とこれまたいつもの半額以下です。そのせいか昼頃には私が止めたところ

の車もみんな帰っていき午後には何台も止まっていませんでした。昼過ぎにガスが晴れて樹氷が見られきれいな景色も

見られました。ここも昨日と同じく外国人の姿もなく人は少なくかつて里谷多英が1998年モーグルで金を

とったコースという事でコース名も里谷多英というのですが、今では彼女の名がマスコミに出ることも当時を振り返る番組も

ありません。2010年まで5大会に連続出場したのにこの扱いです。

ここはコース的には整地から不整地急斜面までいろいろな斜面があり、なんちゃってモーグルやなんちゃってクロスなど

色々と楽しめます。なんちゃってモーグルは日陰にあり一日中ガリガリでしたがここはずっとコース

アウトせず最後まで降りられました。雪質がよい時なら繰り返し急斜面を楽しめるところもあり

急斜面も違った印象になるでしょう。一日中雪不足なので注意して滑れというアナウンスが流れる

状況でスキー場の人も来週まで持つかどうかと言っていました。雪質がいい時にまた来たいものです。

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新たなスキーリゾートを求めて

2019年02月25日 23時54分43秒 | スキー

斑尾で林の中に突っ込んだり新雪に突っ込んでいくような

滑りばかりで、ゲレンデでの練習やまともな滑りをしていない

今シーズンのような感じがしていて、それに雪の降りしきる中

見通しの効かない中を初めてのスキー場を巡ったりとストレスフルの

今シーズンのスキーですが、さて次に巡るのはと考えた時にリゾート感を

感じられるスキーならまたタングラムに行けばいいと思っていましたが、

それではあまりに家族の理解も得られないとあれこれ選定しますが、まず

極上のリゾート感を得るにはベースにホテルがあってそこの前に車を安心して

止められる駐車場があるというどこにもあるスタイルながら実際には当てはまる

所はわずかです。

 

草津噴火以後新しいお気に入りを見つけるため今まで行ってないゲレンデを

目指すという当初の目標と人生は短いので同じ行動をしていてはいけないという

ラジオで聞いた誰かの人生訓からまだ未知のゲレンデを探しますが、次に行こうと

したのは高速のインターから30分程度のところで探しだし俄かに浮んだのが

戸隠高原です。

 

ゲレンデ直結のベースにホテルもあり、コースレイアウトや規模ともに泊まって滑る

だけのものを備えていそうでした。ですが検索していくと私が求めているものと

違うものを感じてそこに予約する気になれませんでした。

 

近くのホテルはなく民宿のようなのばかりです。

 

やっと探したホテルは飯綱高原でした。そして飯綱にも二つのスキー場があり、

どちらも行ったことがないところです。二泊してこの飯綱リゾート、飯綱高原、

戸隠高原と三つを巡る旅としました。残念なのは本格的な温泉がないことです。

 

ここで泊りの時に注意することを書いておくと今までの経験でスキーでゆったりと

リゾート感を得るには高いリゾートホテルなんかより安くておもてなしのこころを

備えたスタッフのいる設備のしっかりとしたものです。

 

一万円以下でもそれに適う所は結構あり、気を付けなければいけないのは安いと

本当に古くてひどいところもあり、ペンションなども煩わしいことの方が多く

設備はひどいという方が大方です。

 

そして、宿泊プランを選べて同じホテルでも料理と部屋でランク付けされるのですが、

決してそういう手に乗ってはいけません。高いプランを選んだからと言って得られる

満足感は高くありません。得られるのは自尊心だけでまんまと戦略にはまってしまったと

いう後悔だけです。

 

そんな意味で今回選んだのはゲレンデサイトのホテルでなくて安くてもそこそこの設備を備えた

所となるとふたつしかなく、そのうち一つは大浴場がないということである方のホテルにしました。

ネットで予約しますが、最近はサイトによっていろいろと値段が違い前のようにじゃらん一択で

良いというわけにはいかなくなっています。今回も前回同様宿のホームページから予約しこれが

最安でした。

 

ネットの情報では三つのスキー場は合併で長野市営となりどこも経営が厳しいという話でしたが、

ホームページを見てみると三つとも独立したページでカラーも違います。最新のデザインで作られた

戸隠の物は垢抜けしていますが、ほしい肝心の細かい情報が伝わりません。他の二つはどちらも

前時代的な古ーいデザインでリゾートの方は自虐的露出のキャラで努力の跡の見える不思議空間の

趣のあるもので一番最初に訪れるのはここにしました。

 

長野に入り高速からもこのスキー場の上部がよく見え近づくにつれあそこで滑るのかという感じに

迫ってきます。長野市内から30分と市民のスキー場と言われますが、立地的には飯綱町であり、飯綱高原と

戸隠高原は長野市営ですが市が直接の経営でなく、社団法人とか第三セクターという一見なにもなさそうな

母体ながら実際には複雑な地元利権とか地元有力者とか構造が下にはあるのでしょう。だから狭い地域に

三つのスキー場がトータル的マネージメントもされずに税金を垂れ流すような赤字経営のまま処分もされず

有効的な集客もされず放置されているのでしょう。

 

散々外国人であふれるスキー場で滑ってきたのでこのような利用者ファーストのスキー場で滑るのは久しぶり

の感じで名前こそリゾートスキー場ですが、町のスキー場という感じと滑っている人が少なく若い人と年寄しか

いないというリゾート感とは程遠いものがあります。

 

リフトは三本でコースはその両脇にあるだけというシンプル構成で上から順番に上級中級初級と区分けも

至って簡単なものです。スキーウェアに着替えてブーツに足入れするだけ汗がでる暖かい日でした。

当然下までガリガリでもう雪質とか新雪などと言えるものが味わえない時期となってしまいました。

信州中野インターから30分程度で着いてしまい、一日券も50歳以上シニアで2200円と格安です。

 

でも一時間も滑れば全てのコースは滑れてしまい、最初初日に飯綱リゾートと飯綱高原をはしごすることも

考えましたが距離やリフト料金的にも可能ですが、このガチガチの雪質では体力消耗は激しく気分もがつがつ

次のコースを欲する感じにもなりません。

 

早めに昼にして家族をホテルに送っていきました。

ホテルは大概チェックインは3時ですが、早く行っても直ぐに部屋に入れることが多いのです。

ビル街を抜けて高原にくると白樺林や湖と一気にリゾート感が増し、私のように律義にひとつひとつ

端から滑るなんてことはしなくて長野市内の気の利いたホテルに宿をとり温泉とゲレンデを選ぶのも

良いかもしれません。

 

とはいえ雪道や山道を毎日仕事のように山に通うのもリゾート気分ではないですし、一番はベースの

ゲレンデ直結のホテルで過ごすのがベターです。

でも長野市民は温泉と新雪を気軽に楽しめる環境がありそそる住環境です。

前回の斑尾ではまともにコースを滑るより林の中で遊んだので普通の滑りをするのが久しぶりで

ガリガリのコースはより硬く感じるのでした。

モーグルコースができていて調整中滑走禁止と札が立っていて使えないようでした。誰も滑って

いませんがデラ掛けお願いしますとも書かれているのでデラ掛けして降りることにしました。

すると段々滑る人が現れ中にはジャンプ台まで使用する人も現れました。

 

元モーグル選手の宿があり、スクールもやっているというのを見たのでその人のコースなのでしょうか

一番上のリフトの中間駅で降りると繰り返し練習できるのでしばらく常駐しました。その他林間コースが

あったりなかなかシンプルな構成ながら色々な滑りができ一日いてもたった2000円で十分堪能できました。

上のリフトが1530で終わり暑くて体力消耗も激しいのでそのまま降りて上がりました。宿に行っても温泉

ではないので来た道を引き返し天狗の湯という沸かしの温泉に行ってみることにしました。

 

ここは来る時に通った湖のところにあり、ノルディクウォークのコースがあったり氷上穴釣りをする人が

いたり冬でも温泉に訪れる人は多いようでした。来るときには氷上にテントが張ってありましたが、入浴時

には一面の氷の湖で露天風呂から見る景色はとてもきれいでした。温泉はプールのような匂いで満ちており

毎日通っているかのような感じの人が多く、にぎやかでした。リフト券で割引ができるとなっていてどこの

リフト券とかいてあるのですが、飯綱高原や戸隠高原などはICチケットだから持ち帰れないのにどうするんだろうか。

私の券も引き渡して割引となり、買った券も手渡して入浴です。売店ではいろいろ手作りのものがあり

思わず買いそうになったけどこれから宿に入り直ぐ夕飯なのでどうにか思い留まりました。

 

宿に向かうと宿を検索した時に出てきた他の宿の名が出てきてああここかあと懐かしいような感じです。

ただ予想した通り、ペンションはどこも寒々とした風情で規模ともになんとも心細い感じで雪の中で

佇んでいました。白樺林に湖と高原の景色は非日常感にあふれていてリゾート感満載です。

宿に向かう途中に飯綱高原スキー場があり、リゾートよりお店の数とかにぎやかな感じです。明日滑りに

来るからなとあいさつしつつ、通過すると直ぐ宿でした。宿から一キロちょっとくらいです。

宿に着くと宿には歓迎看板に団体名があり、三つの大学が泊っているようです。

まあ外国人の団体よりいいかと思いつつ実際夕食時はおなじ食事会場になりびっくりでしたが、そんな

三つの団体の割には少ないんじゃないかという人の数でした。ホテル内の売店は品数と種類ともに少なく

かといってコンビニなどの店は周囲になくもはや寝るしかないというリゾートは始まるのでした。

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サブフォーとBS日テレサブフォー!感想

2019年02月22日 14時54分17秒 | ジョギング

ここのところは日中15度くらいともう冬の寒さなどと

言ってられないスキーにとっては危機感を感じる暖かさです。

こうなると標高のないスキー場はガリガリかべしゃぺしゃとなり、

気持ち良い新雪を踏むなどというのはもはや無理なと話しとなって

しまいます。

 

さて、まだまだ続くスキーシーズンですが、ずっと降りしきる雪の中を

滑り続けるという日が多く、晴れ間とか山の景色などというのんびりとしたものより

厳しい環境の滑りが続いてさて今度はどこに行こうかとなるとこれといったものが

ないのでした。

 

この時季、秩父駅伝とか走る話題と走っている同級生と遭遇するなどランニングの話を

することが続きました。私のレース出場はハーフの大会で終わっていますが、私の目標も

フルでサブフォーが目標なのです。すでにハーフではサブフォーレベルを達成しており、

やれば可能という意識をもったらもう別にでなくもいいやというので今に至っています。

 

ところがこのサブフォーを目的にするテレビ番組が現れこれが刺激になっているのは

前にも書きました。その番組も今はシーズンツーというまさかの続編突入でその参加マラソンの

為に私が挑んだハーフマラソンと同じ鯉のぼりマラソンに出たのもまたざわざわとさせるものが

ありました。

 

シーズンツーは参加タレントが前より練習熱心でタレント業の合間ながらよく練習していて

意欲も前の人より強い感じを受けました。それにトレーニングもインターバルトレーニングなど

本格的で20K25K20Kペース走と後半の走るトレーニングも本格的です。ただ、これだけの

トレーニング内容ながら一度もサブフォー達成できないというのは番組としてどうなのという気も

します。

 

後半の20K走なども最初からペースをK6分としており、これでは本番にサブフォーは無理であり、

疑問に思う点です。そして先週から本番のレースの模様が出てくるのですが、それはなんと

大会が中止になるという結末なのです。

 

これでは練習してきても発表できずに終わるというのは番組としてもタレント側も終われない

感じでしょう。どうするのでしょうか。何か代替レースにするのか今後が気になります。

まあそれでも今回もサブフォーは無理でしたという結末は揺るがないのは予見できます。

 

しかし―同じランナーとして思うことはその結果が全てでなく、日々その目標と努力が

続けてなされることが一番重要なことでタイムとか勝負とかはあくまでも結果なのです。

 

シーズンワンでもそのレースシーンはドラマがあり、レースというのは人がただ走るだけなのに

こんなにも色々と盛り込まれるんだと改めて思ったものです。そして、その卒業生が他の

ランニング番組やバラエティなどに出てくると知り合いでもないのに応援してしまうと

いう不思議な現象も起きています。走るという事は不思議な連帯が生まれたり感じたりと

おもしいものです。

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たい焼きとブラックサンダーに

2019年02月21日 09時06分36秒 | 珈琲

先日のドキュメント72時間は四谷のたい焼きでした。

これはやる前から楽しみにしていて録画していつ見ようかと思い、

昨日やっと見たのです。

 

なぜそれほどたい焼きが私を魅了するのか。

それは、私には幼少期に毎日食べた思い出のたい焼きがあるからです。

それがあの一匹づつ型で焼くあの薄皮であんこたっぷりのたい焼きです。

秩父の銭湯のある裁判所の裏門の路地に小さなたい焼きやがあって毎日

食べていました。お店の人と仲良くなり、焼かせてもらったこともあります。

 

私は甘いものが嫌いできんつばなどもらっても食べない子供でした。

取り分けあんこが嫌いであんこの入ったアイスを泣いて嫌がり、あんこを捨てて

食べたといったエピソードを思い出します。

 

それなのにたい焼きは他のまんじゅうなどと違い大好きで毎日食べていたのです。

 

小さなたい焼き屋は薪で焼いていて見てくれもよくなく、近くに一遍に10個以上焼ける

型を備えた専門店ができるといつの間にかなくなり、誰もその後をうわさすらしませんでした。

新しくできた店は皮も今たこ焼き屋などで見る引き金を引くと小麦粉が流れるものを使用し、

ガスの連台でものすごい速さで大量生産が効きます。連日行列ができしっぽまで餡が入っていると

評判でした。

 

ですが、私は昔食べたあの十円玉を握りしめて買いに行ったあの味とは違うと思っていました。

 

当時、泳げたいやきくんという歌のヒットもあり店は評判となりましたが、その時に生意気にも

しっぽにあんこが入っていてはいけないんだという同級生がいたのを覚えています。

私の記憶にある皮がパリッとしていて中はあんこがたっぷりというたい焼きは秩父では消えましたが、

なんと大都会東京では生きていて、それも私が昔食べたのと同じ一尾一尾の型焼きのままの店が

まだあるのです。

 

そんなこともあり、六本木と甘酒横丁のたい焼き屋は行列に並んで買いに行きました。

 

今回の四谷の店は初めてですが、あの一尾一尾の焼きでパリパリの皮です。

 

それは画面を通しても伝わり、もうあの当時の記憶が蘇りどうしようもなく愛おしいという

感情に駆られます。

 

されとて今までの経験で行列して苦労して手に入れてその場で食べてもかつての記憶が

蘇るだけでその時代に戻れるわけでもその時の意識が蘇るわけでもありません。

あくまで一尾分の幸福が膨大な幼少期の記憶を引き寄せるだけです。ただ、それができる人と

そんな体験のない人には及びもつかないたい焼き愛がない人には一尾分の幸福の度合いも

けた違いなのに違いありません。

 

そんな思い入れと昔の体験はあとから追加できるものではなく、昔の駄菓子屋で買い食いした経験

を持たない人を不幸に思ったりしますが、実は私も持たないその種の記憶があることも事実で、それが

先日テレビで見たブラックサンダーです。

番組でブラックサンダー愛を語る外人の映像に安倍首相や体操の内村航平など有名人も好きなブラックサンダーと

いうお菓子の人気に驚いたのでした。早速昨日スーパーで見かけて買ってみました。

 

食べてみてただ甘いだけのその菓子に何の魅力も感じないのでした。

 

やはり物には物語が必要なのかと感じる出来事ですが、私の売る珈琲豆もそんなことで

売るしかないのかと感じたり、人と人のつながりとか単純ではないものを売るということ

をあれこれとずっと考えさせる事件なのでした。

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雨上がりの珈琲

2019年02月20日 11時47分39秒 | 珈琲

来週の頭からまたスキーと温泉の旅に出かけますので、珈琲の在庫が乏しい方は

今週中のご準備をお願いします。

 

来店者の方が皆おっしゃるのは忙しくてなかなかこれなかったという事です。

 

日曜日は市民リーグの試合もあり、午前中は留守となり、またご迷惑をおかけいたします。

でも可能な限り、時間外でもご近所のお届けでも対応しておりますので、忙しいからと

おっしゃらずご愛顧をお願いする次第です。

 

昨日の夜は雨が上がりやけに外が明るいので寝る前に出てみるとまあ明るい月が煌々と輝いて

いました。

 

そして異様に暖かいのです。今も外は日差しを受けポカポカとしています。

 

今まで寒波が来るとか雪が降るとか言われていましたが、いつのまにか花粉が飛んでいますと

言い出しています。そんなの言われる前から私の体は関知して前月から鼻水がいつの間にか

タラ―となったりくしゃみが出たり風邪なのかとティシュペーパーの心配をし出した時から

ああこれは花粉のせいかと思っていました。

 

このころから薬を飲みだすと薬が効かないとか騒がなくていいのですが、人はひどくならないと

なかなか薬も飲まないのです。

 

最近テレビで浅間山荘の事件を取り上げたり、浅間山荘突入せよの映画が放送されたりしてなぜ

いまさらなのかという感じで見てみましたが、結局最近よく言われる平成最後ということで

あの時代はと過去の清算したいかのような昔の映像を出して昔と今はという対比をしたいよう

です。

 

どうしてもそれは違和感を伴い現実に生であのテレビ中継を見たものとしてはもっと違う総括を

して正しい時代感を共有したいという気もします。

まず一つ明らかにしないといけないのは事件は過去の問題として処理していい問題ではなく、

テロ事件として首謀者が海外逃亡しており、まだ終結していないことであり、北朝鮮には

そこら辺の事件協力も要請しているはずであり、拉致被害者家族の訴えばかりが報道されて

いますが、そんなテロ国家を相手にしていることを日本人はもっと自覚し、今起きている

韓国のもろもろのこともそれと同次元の事ではないかと感じられる日本の無策ぶりです。

 

何か起きても抗議したとか謝罪要求したとかニュースを聞いてもそれに対する実効可能な

手立てを示されたり、対策を講じる風もなく呆れる風を示すだけなのはもう現実に国民の

財産を守れないレベルに来ているのに何の危機感もない感じです。

 

韓国に対しては何かにつけて援助をしてきてその額は相当の額です。今度の北の核放棄に対して

相応の援助を米より要求されても簡単に応じるのでなく、毅然とした態度と今までの合意しても

何の意味もなく相手の批判とともに反故にされている現状を示し敢然と拒否してもらいたいものです。

 

そんな毅然とした態度で拒否してよいものが多いのに実際には何もできていないことがどんどん

積み残されて行っているのが現状のようです。

 

雨が上がり暖かい日差しの中、そんな思いとともに飲んだのがマンデリンでした。

 

この核とした苦みと厚みのある珈琲にかくあるべしという思いを増す午後の珈琲タイムでした。

 

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秩父駅伝の後

2019年02月19日 12時10分56秒 | 珈琲

最近では海外からのお客様や、ドラマに出た役者さんだとか

バラエティに富んだ方が訪れる当店です。

 

昨日は食品表示の講習会に参加してきました。

 

これは保健所より参加要請があり、余り当店では関係ないのですが、

知らないでは済まされないし法改正でどう変わるかも興味のあるところもあり、

参加しました。

 

結果、アレルギー物質の表示や栄養成分表示など何をどうしたいのかという

感じもします。珈琲豆では食品添加物もアレルゲンもなく関係ない話でした。

 

日曜日に秩父駅伝が行われどんな感じのレースか私も見に行きたかったのですが、

仕事で出かけられず、私の知り合いも何人か出場ながら見ることはできませんでした。

面白いことにこのレースは毎年コースが変わり規制が難しいと言われる交通規制も

毎年半日は道路封鎖があちこちで行われます。

 

この日は他のイベントもあり、歩行者天国になったりした道路がいくつかあります。

この様に既成イベントでは簡単に交通規制する癖にこれから新たにイベントやら祭りで

道路使用許可をとろうとしてもなかなか受け付けられないといいます。

しかし、氷柱やら三峰神社の白い気守り渋滞など道路規制や交通制限してこの解消に

務めるという意識はないようです。

 

人は秩父は観光的に力を入れてマスコミ登場も多く、発展もしているかのようなことを

いいますが、簡単にできることはやらず、実際に起きている交通問題など解決や解消に

努力するという事もなく、何かとお役所仕事的なものしか感じません。

 

その反面世間が騒ぐと今まで続いていた韓国との姉妹都市交流事業などあっさりと中止したり

一貫性がなく独自性も確たる自主性もないようなものを感じます。秩父駅伝もやる度コースが変わり

秩父らしい山登りがあったり、まるで素人の市民グループが参加していたりと楽しい感じがしますが

世間的にはあまりに知られていないというのも残念です。

 

それでも地道に長く続くことを願います。

珈琲でも日常というのが大切で、いつも飲む味という信頼感が必要にもなるのです。

この冬で深まる味もあと少し、春の憂鬱に打ち勝つ華やかでフルーティーなものに

変わります。しばし冬の味を楽しみましょう。

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ゾンビ来店

2019年02月18日 10時45分23秒 | 珈琲

この季節に良い豆と言って送り出している豆たちもここのところ

決まったケニアだとかシャキッソだとかエルサルバドルといった

当たり前の豆のようですが、ここに至るまではこう焼くしか手がないとか

この味になるのにどれだけの苦労と繰り返しがあったとか思うと今は

当たり前が実は今の季節にはという問いから導かれる研鑽が重なっているのだと

改めて感じるのでした。

 

この冬の寒さに感じる珈琲豆の深まりといってもどれだけの人が同じように

感じていただけるのかそれは当たり前に出した試飲の一杯で人に伝わるのか

日々対面し繰り返されるカウンター越しの会話に勇気づけられたり、音楽と同じで

国境を越え伝わるんだと思ったりしている今年です。

 

観光客の方がわざわざ目指して来店されたり、珈琲好きがその香りに惹かれるように

裏道に訪れたりされますが、昨日は昨日でびっくりの事もありました。

 

出会う人に知られていないのですがと紹介するNHKの『ゾンビが来たので人生考えて見た件』と

いうドラマは、バスケットの練習で一緒になる小中学生に今夜見るようにと広めてその日の

放送がラブホテルに入る不倫のシーンから始まり、男女のベッド上の会話と続きちっともどこが

秩父で撮影なんだよという話であり、そもそもゾンビと秩父の関係と必然性はないばかりか

見ている人も秩父だと解る人はどれだけいるかという感じのドラマです。

 

紹介してもほとんどの人が見ていないばかりか秩父で撮ったという事実を知らない人ばかりで

驚かれるのです。でも、小中学生に紹介して見せられる内容かというとぜひ見ろと言える内容

でもありません。さぞ父兄の皆さんには私の見識を疑われたことでしょうと感じつつ、それでも

全国展開のNHKで秩父で撮られたドラマが放送中で、世間の人はそれを知らないという事実から

依然来店者にはこの話題をするのでした。

 

昨日も観光で来店したという人に試飲の際に話すと今までにない反応があり、こちらが固まって

しまうような展開になりました。その方は僕それに出ていました。というのです。

 

まあ、私の幼馴染のひろ子ちゃんのお姉さんも本人役で出ているので慌てもしませんが、

聞くとゾンビ役という事でセリフもないが目立つゾンビなのでぜひ見てみてくれと言います。

最後にエンドロールでクレジットに名前も出ているといいます。帰られてから録画を見ると

確かに出ていました。今後役者としての活躍が楽しみです。

 

 

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余寒と冬の終わりに

2019年02月15日 08時57分31秒 | 珈琲

今年のスキーシーンはいつも降りしきる雪の中で滑っている感じです。

そして、膝の痛みで自由にならない関節に無理やりな感じで滑っていますが、

そのせいでいつまでたってもひざは違和感を抱いたままでゆっくりとした動作を

強いられています。

 

降りしきる中というとたっぷりの雪がいつもあるようですが、ふわふわのパウダーは

人が滑るところにはないというのが良く解った斑尾でした。

 

見通しの効かない中滑るのはストレスがたまり、せっかくのパウダーがあっても

あまり楽しめません。

 

しかし、解放林間があれだけあるのも珍しいスキー場であんなににぎわうスキー場を手放して

しまう会社もあるわけで利益の質を上げるというのはまた次元の違う話なのかと思う現象でした。

昔からミーハーが集うスキー場とかボーダーの群れと平日でもリフト待ちがあるスキー場であり、

あの軽井沢スキーバス事故の目指していた目的でもあるところですが、あの事故後はしばらく混雑が

少なくなったようでしたが、直ぐにそれも回復し他のスキー場同様外国人の多いスキー場となって

行きました。

 

マックアースが目指したのはパウダーの開放で外国人を多く集客し、利益率を上げるという方向性

だったはずで予定通り外国人集客を増やしたのに売却されたのは、一月二月だけの集客では一年分の

利益が稼ぎ出せないとあきらめたからでしょうか。先日の連休時には信濃I.C周辺のスキー場は駐車場が

満杯のところがでてインターから渋滞という事態になったようです。

 

土日に群れる日本人客とパウダーを求めるリゾート客をどうさばき利益率を上げるのかというのは

地元にどう利益をもたらすのかという調整力で今後そこに生活する人々との生活の場をどうするのかという

問題になっていくと思います。

 

タングラムに宿泊して食事会場は日本人ばかりなのにいざスキーの時になると途端に日本人は少数派と

なるような状況にどこから湧いてくるのかとネットで検索すると貸別荘のような空き部屋検索サイトが

あり、どうやらそんなバブルの遺産を利用しているようで英語で予約できるものが見つかります。

 

今旅行業法の改正がされ一部屋から開業も可能とかで、安いリゾート物件を買いホームページを作る

だけで開業も可能のようです。

 

昔の住み込みバイトなんかより空き部屋を調査してそれを仲介するだけでも効率よくビジネスできる

可能性があります。

 

今冬の乾燥した晴れの関東でその雪の景色を思い浮かべると色々と考えが浮びそのまま

その真っ白な世界に浸ってしまうような今の感覚ですが、外を見れば今やるべき課題が

押し寄せてきてすぐにも焙煎を開始せよとの要請も迫ってきます。

 

この乾燥して寒い時期に深まる珈琲の味もあと少しの時間で、ケニアのおいしさも

今の在庫限りとなりそうです。

 

ケニア好きの方はお早めにどうぞ。

 

ケニアがなくなるとカロシトラジャやガヨマウンテンなどのインドネシア系の豆に

移行していこうと思います。

 

しばし、この時季ならではの深まる珈琲の味というテーマをお楽しみいただき、さらに

やがて来る花の季節にフルーティーで花のような香りのスペシャルティを味わうという

贅沢な時間を春の訪れとともに味わってください。

 

そして、今はこの寒さに春に何をするという予定より、寒かったという感想を言い合い

冬を振り返る今月の末の冬の終わりを語る時期に季節のブレンドをご利用ください。

今月は『余寒』です。

 

冬は寒くつらい季節と思いがちですが、それを楽しむことが大切です。それはひとつには

珈琲をより楽しむという事でもあると感じます。またケニアを飲めたと喜ぶ方ややっと余寒を

飲めたと喜ぶ方の顔を見る度、そんな人が少しでも増えればと願います。

 

 

 

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求めたものがなくても

2019年02月13日 23時54分56秒 | スキー

滑りを終えて一番印象に残るのは新雪滑走の気持ち良さとか圧雪コースの

カービングターンとかより、平坦なところをひたすら進んだ苦労です。

斑尾のゲレンデは斑尾から滑るとまず下りがありメインリフトに辿り着くと

いう解りやすいコース配置で繰り返し滑ったりコブのラインがあったりと

よくその構成は知っているつもりでしたが、タングラムからアクセスすると

まるで印象が違う感じなのです。まず、コースの一番左端は非圧雪のロングコースで

誰も滑る人がいない最高のコースですが、このコースの後はだらだらと平坦の

長い移動を強いられ次のリフトに乗るのに大変な苦労をします。

 

さらに真中のメインのリフトのうち一つが止まっていて四人乗りリフトしか

なく、これがものすごい混雑します。このため左のこのコースやその隣の林間などを

繰り返そうという気になれず、早々に元のタングラム隣接辺りに引き返す気になります。

 

タングラム側から斑尾に行くにはクリスタルに乗って頂上から行くかバンフという

日本なのに何でという名前のレストハウスの前から横移動します。すると歩く歩道が

ありいらいらとこの短い登りをするのですが、今日は朝一だったからか動いておらず

そのまま横移動をしました。この平坦の横移動のやるせなさと無駄な感じがいやでなのか

一日滑り終わって色々と滑りを思い返すとこの辛い平坦移動を思い返すのです。

 

今回初めて味わったコースや林間コースでまた知った楽しみ方があり、今まで好きで

なかった林間コースもこう楽しむと良いという事が解り何かまた違った魅力を発見した

感じもしました。

 

いつもは降りない中間駅から上の方が昨日に引き続きガスっていて見通しが効かない

ので、横移動したら見慣れないコースがオープンしているという表示があり、入り口に

金髪女性二人が何やらああだこうだとコースの行き方を言い合っているのを見かけ

そうなのと思いつつ、入ってみました。

 

八甲田山のツアーで林間コースを案内された時にはけもの道をたどるような試験を受けて

その滑走能力を試されているような感じでしたが、これは広大な規制コースとみるか

自然の遊び場と見るかただただ新雪にこだわり進んでみるのか、全くの自由でどうやろうが

どう滑ろうが楽しい方に滑ればよいという極めて自由でコースでは味わえない心地にさせます。

 

そして、スキーの場合なるべく尾根筋を通り、簡単に谷底に降りないことです。

 

底に降りてしまえば堅い普通のコースと変わらない道となり、意味がないので

人が踏んでいても尾根を行くとまるでコブコースのようにラインを辿って行けて

滑り方もコブと同じです。昨日感じた踏ん張りの効かない左のひざもあきらめたのか

のように痛みを感じることもなく、かといって今まで通りのゆう事を聞く風もなくと

夢中に深雪を滑るには問題なくなりました。

 

とはいえコブ練習をしようというほど万全とも言えず、昨日と同じ雪が降り募り、風と

ガスの中、バックカントリーのようなゲレンデ巡りをするのでした。昼にはまた

外国人でごった返すレストランでピザを食べ隣の中華民の大声の会話に閉口し、

気になる車の状況を見に行きました。車の上には思ったほどの積雪もなく、ただ

除雪車が掃き寄せた雪をどければ出せそうでした。

 

宿の食事の時には出会わない外国人ですが、スキーロッカーは中華民でごった返し、

リフト券売り場に並ぶのは西欧人ばかりとどこから湧いて出てくるのかという

感じです。ホテルも今まで泊まっている中で平日では一番の混み具合でした。

 

それでも斑尾のメインリフト以外リフト待ちもなく、概ね快適です。

 

バックカントリーのような滑りを堪能するにはやはり計画も必要で、さきほどの

始めて滑ったクリスタルボウルも中途半端なところに出てしまい、繰り返し行くには

横移動をしなくてはなりません。

 

つまりその横移動をなるべくしないようにいかに多くのパウダーを経験するには

どこをどうとおりどのコースを行くか組み立てなくてはいけません。

とはいえ、思いがけずというのが旅の醍醐味であり、他人に煩わされるとか

何かのアクシデントがいつまでも旅の思い出になるという事が重なるとすんなり

計画どおりがいいのかという事もあります。なんでも理詰めなんてつまらないのです。

 

例えば昨日封鎖されていたホワイトラインの脇を行く人を見かけ人の行った後を見ると

ロープの端にぶどう谷オープンという表記があります。こんな林を滑らすのならコースを

開けた方がよいだろう毒づきながらも入り口まで登って行ってみると確かにパウダーが

沢山あり、まっすぐ行くには木が込み過ぎ斜めに行くと簡単にホワイトラインに出てしまいます。

すると上から人が降りてきてコースの入口を見るとロープの一部が開いているのが見えました。

 

こういうやっているのかクローズかというのは最近多く、開いていると思っていっても時間で

閉じていたりとなかなか簡単にはいかないという感じもします。それで計画が必要などと

いらぬことを忠告したくなるわけです。

 

今回期待したタングラム頂上から望む野尻湖とそれを見ながら滑るレイクビューコースなど

雪が降っていれば見ることもできず、今年できたらしい野尻湖テラスなども寄ることなく

終わってしまいました。

 

帰りは来た時とは違い、遠回りですが、信濃I.Cから帰りました。

これだと見れなかった湖も見られます。

道路に雪もありません。高速に乗る前にチェーン規制があり、一旦停車させられました。

しかし、50Kの規制がかかる中、道路に雪はなく降ってもいません。こういうおかしな規制

が多いのですが、バカにして飛ばしていくと捕まるというのがよくありますから注意が必要です。

 

 

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タングラムで知ること

2019年02月12日 23時55分54秒 | スキー

福島で星野リゾートを体験し、ふと感じたリゾート感への疑問と

猪苗代湖を見たら野尻湖を見たいと思ったこと、それとあれこれ聞こえてくる

諸々のスキー環境の変化などなど今までさんざん見てきた野尻湖ですが、今見たいと

思い久々に訪れてみました。

 

いつもと同じタングラムに予約して今の時期出かけたのは今なら一番雪があり、全ての

コースが滑れるだろうという事と、いつもは料金が下がる三月に行っていましたが、今年から

リフト付きのプランのリフト券が斑尾共通となり、今まで現地でマウンテンパスという追加

料金3000円がかからないことになります。となると今の12300円も三月の料金と同じだと

雪の良い時に改めて全てのコースを滑ってみようと思ったのです。

 

というのは今年は今までないことになっていたキングスラロームへ山頂から滑り込めることに

なっており、さらにレイクビューコースという山頂からフォレスト、ヴィレッジという尾根伝い

のコースが復活しています。それも雪のあるうちに行かなくてはまた閉鎖されてしまうとことも

あり、久々にレイクビューからの望む野尻湖を見てどう感じるかと楽しみにしてでかけました。

 

長野から高速道はチェーン規制が出ていましたが、朝7時にでて道路は順調で空いており、長野

に入っても雪は降ってませんでした。今回も前回と同じ豊田飯山から斑尾経由でタングラムに行く

予定でした。一番最初にタングラムに泊まった時にもこの道で来たはずです。その時は斑尾に

車を入れそこで滑ってからタングラム入りしました。これが一番秩父から行くには近く合理的な

アクセスです。ただ、今回のようにリフト券付きだとタングラムにチェックインするため信濃I.Cから

タングラム入りしていたのです。前回帰り道にこの道路を通ると今までよりずいぶん近くなった感じが

したのと高速道路も安くなるので今回は豊田飯山からタングラムに行きました。高速を降りて14K程

です。ただ、信州中野辺りから雪になり、降りはどんどん強くなり、高速降りてからずっと除雪車が

通ったばかりの圧雪道でずっと雪の溝を行く感じでした。前回は短く感じたアクセスが雪と山道で

かなりの緊張がつづきやっとタングラムに着きました。

 

一番雪のある時期だけにアクセスも車を止めるのも大変です。駐車場は雪に埋もれた車だらけで

車があるので除雪もちゃんとされておらず、いつもなら近くにおける平日なのにかなりはずれに止めました。

こうなるとスキー場に着いたのが10:20なのに滑り出しは11:00時となってしまいました。

真中のクワッドリフトから左の第一リフト、第二リフトと乗り継ぎ山頂に立つと閉鎖となっていた

レイクビューが開いています。とはいえもともと非圧雪の木が刈られただけの尾根ですから

目の前に斜面が広がるというロケーションではなく、毎度の非圧雪急斜面で最上級者専用という

脅し文句の看板だけのお出迎えで、やっとこれたという感慨もそもそも雪とガスで視界も悪く

ワクワク感もないまま降りていきます。

 

普通コースなら非圧雪でも平坦でここがコースであると認識できますが、木がないところに

雪が山状に積もり、これでは林の中へ行けと言わんばかりの山もりで他のボーダーたちと同様に

私も林の中に行ってみました。林間コースはあまり好きではなく、ただ林間をまっすぐ行くしか

なくターンを決めるという事もなく人が行った方へ行くだけです.それでも新雪はたっぷりで

雪質はこの間の福島よりましなパウダーでした。

 

林間を抜けキングスラロームと抜け下に着くと汗だくでこの一回でお昼にしました。

 

滑っているのは福島同様外国人が多く、ホテルのランチレストランも外国かという感じです。

今時はホテルのスタッフも外国人だから余計そう感じます。西洋系の人が多く、これは

斑尾に行くとがらりと感じが違います。クリスタルのシングルリフトが止まっているので

それから左のリフトへ行くのはやめて15リフトとスカイラインを使って滑りました。上に行くと

ガスで2,3M程度しかなく、コースに出れば非圧雪でも踏まれているのでどこでもターンできますが、

林間では先を見通せず先行きの見えない中を滑っている感じが強く、さらに福島の時以上にひざが

踏ん張りがきかず新雪でのターンができない感じで林間を避けコースを行くことにします。

 

午前中は林間に逃げたため確かめられなかったレイクビューへ行くとロープが張られていて

行けませんでした。さらにホワイトラインもロープが張られていて滑れません。するとその脇を

林に入る人がいてあんな林を滑らすならすんなりコースを開けろよと思うのでした。そういえば

今までもこういうコース閉鎖とリフト休止があるというのが平日のスキー場です。ただ、3月の

雪が少なくなった時期と違い豊富にある今の時期はすんなり開けろよと思うのでした。

 

ただし、いつもはガリガリで気持ちよくないビレッジコースは深雪未圧雪で楽しい感じでした。

 

ただ新雪を滑ると体力の消耗も激しく山頂から一本行ってくるとハアハア言って汗をかいており、

お昼を食べてから二回も休みをとり水分補給を必要としました。結局何本もこなすことなく、

主だったところはひと通り滑ったかなと言う所で終了となりました。

 

ただ今までのコース図にあるところだけを滑っていたのとは違う新雪を求めて林間に入ったり

非圧雪のコースを行くと今までの既存のコースとは違う姿というか魅力を感じたのも確かで

ただ問題はその境界が非常にあいまいでどこが滑っていいのか解りづらいのです。

 

前から一番左のリフトの右側は木がまばらで斜度もなくリフト線との間もあり、滑るのに

格好なコースですが、今までは誰も滑る人がおらずそれはコースと林間のロープや境界線と

禁止表示が厳重だったからです。今ではコース入り口の方にロープがあり、林間にないという

ケースがあり、解放林間なのか厳重禁止林間かの境界が一層解りづらくなっています。

 

それだけコースを閉めている理由が知りたいところですが、それはどうやら雪付きの悪さから

雪崩になりやすいということらしいです。

何度も来ていてコースは何度も滑っているのに尽きない興味が湧くそんな不思議なゲレンデと

なった感じのタングラムでした。

 

不思議なのは夕食会場でも感じました。平日なのでそんな泊まっていないのだろうと思ったら

夕食会場は人でごったがいし、バイキングの料理もすごい速さでなくなっていくのです。

そして、不思議なのはあれだけいた中華や西洋人は消え、全く日本人だけが溢れていて子連れ

の家族もいます。こういうのがせっかくのリゾート気分をげんなりさせますので、近づかない

ことです。結局雪は一日降り続き、朝止めた時雪から車を掘り出している人がいましたが、

明日はあれを私もしなくてはならないのかと思いながら寝るのでした。

 

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リゾートという欲求を想起させた地へ

2019年02月11日 17時36分28秒 | スキー

タングラムを目指すのはそもそも福島で見た猪苗代湖の風景からでした。

 

またその後、私が大好きな奇想建物とあの有名な大内宿とか新撰組ゆかりの地とか

猪苗代湖の近くには見逃した観光スポットがあり、これはスキーだけで見逃していたことに

大変もったいない思いがしてまた近いうちに行ってみようという気もしています。

 

さて、猪苗代湖を見たことでなぜ野尻湖なのかという自身の気持ちを訝るところもあり、

それを探るように予約を入れたタングラムですが、すると不思議なことに斑尾の経営が

変わっていたり何か今年の変化がいつも感じて求めていたものにどう影響しているのか

興味も湧いてくるのでした。

 

昨年久しぶりに訪れた八方も昨年始まったskiTVの影響もあったと思います。

 

その八方も今年の変化は色々とあるらしく、それを伝えたテレビ番組ではスキー人口が昨年

増えたという話題から外国人が多く訪れその目的が雪質という画の作りでした。しかし、滑っている

姿とゲレンデは圧雪したいつも見るビックゲレンデの様子で外国人が言う人生で最高の雪などという

雰囲気ではないのです。ところが先週のskiTV2の滑走シーンなど見るとはるかに魅力的でそもそも

リゾートとか雪質とかどんなイメージで伝えているのかと疑問に思うような番組でした。ですが、

今年ラフォーレは外国資本のマリオットにリブランドするというあっと驚く報告もあり、興味深く

みました。昨年宿泊する時にラフォーレか東急ホテルか悩んで東急にした経緯もあり、変わるんだったら

その前に泊まっておくんだったという気もしたのです。

 

それともう一つ重要なことは外国人が来て売り物のリゾート物件など直ぐに売れてしまうという状況を

ニュースでは聞いていましたが、昨年見たのはやはり町として衰退は強く感じられリゾートという幻想を

強く感じ、本来あった人々の生活は確実になくなりつつあり、民宿や小規模な地元の宿などどんどんなくなって

いきつつあり、放置すれば町そのものがなくなってしまうという危機感です。

 

それがリゾートなどという現実離れした地を創造しようとしているのであればいびつな生活者や競技者の

育たない不自然な地に変わってしまうのではないかという懸念を持つのでした。

 

そんな事もあり、今年もまた白馬に訪れと見ようと思います。まずはタングラムからです。

いつものオーツキにきょう板をとりに行き、昨年あたりからできる足の水泡について店主に

聞くとcw-xのせいだというのです。靴下を下にするとよくなるというのですが、それでは

cw-xを履く意味がなくなってしまいます。

 

足がかゆくなったり、肉刺のような水泡ができるのも筋肉を締め付けて疲労を軽減するという

目的のために我慢すべきなのかそれともcw-xは余りスキー向きではないのかと考えてしまう件に

発展してしまいました。

 

この間のskiTV2ではなんと上原由さんがでていて見ていてわからなかったんですが、改めてみると

あのskinowに出ていた上原由さんなんだということで、当時の絵を見つけてみてみると1995年という

滑りが出てきて滑りでも時代が解るんだなあという変な感じなものを思いました。skiTVの滑りは今風と

いえば今風であり、でも経歴でいう全日本代表のアルペンレーサーの滑りだとすれば競技者の滑りも年と

ともにこうも変わるのかというイメージで、さらにskinowの滑りはぴょんぴょん跳ねているような滑りで

これもあれ―時代と言えばそれまでだけどアルペンレーサーの滑りというよりアイドル的な感じで競技者や

デモンストレーターよりモデル的な売りだったのかと思うのでした。時は残酷と見るのかいや今でも滑ってるんですね

懐かしいとみるべきなのかなんとも即答できかねる滑りの映像でした。

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三段坂のその先に

2019年02月10日 23時43分54秒 | ジョギング

今週も色々なお客様にご来店いただきありがとうございました。

 

来週の頭からまた店主スキーのため留守となります。大変ご迷惑をおかけして

申し明けありません。

 

雪の予報でしたが秩父地方は少し降っただけで積雪はなく、また次の日も雪の予報ですが

積もる感じではありません。

それでも降ってしまうとなかなか外で走る気持ちも萎えてしまい、走る機会を逸するので

雪の予報の時には積極的にいつもより走る気になります。

さて、ここのところの走りは10Kのパーマネントコースで以前の13Kのコースと比べ

軽めとなっています。ペースもジョギングペースとなりそれでもたとえ一キロでも

本来のランペースKあたり5分を出すよう努めています。

 

このランモードかジョギングでよたよたと走るのではまるで効果が近い、ランモードに

なると体の機能もやっとスイッチが入り、本来文明社会で生活して忘れていた野生の

体の機能とかもともと組み込まれた機能などが復活する感じがします。

 

走っているとお年寄りの人が盛んにウォーキングをしているのと出会いますが、彼らの

目指す寿命を永らえようとしての運動なのでしょうが全くの無意味だし、効果もいかばかりかと

いう感じをいつも持ちます。中にはウォーキングを始めてやせたと本気でおっしゃる老人も

いますが、例え1時間歩いたとてどれだけの消費カロリーか考えたら解る通りたいした

影響はありません。

 

もし痩せたいのであれば二時間ぐらい走らねばなりません。それに私は別にこれて

寿命を延ばしたいとか健康になりたいと思って走っているのではないのです。

人間が走るために進化したのは明らかでアフリカで森を出てから獲物を得るためには

長い時間走り続けるという能力が必要になったのです。

 

文明社会に暮らすようになり、もう走ることも必要なくなり、それではもう走らなくて

いいのかという疑問もありますが、本来人間の体は長時間走るように進化してその機能を

忘れて座り続けて飽食するから生活習慣病とか他の動物にはない様々な病気を発病します。

健康で快適な生活するには走るしかないのです。

 

そんな私もこの夏から冬にかけもう年だとかそんなに長距離をずっとK5分ペースで走る

事もないと内向きな気持ちになり、走る目標もかすむような状況でした。暑いと言っては

途中で歩いてしまったり、寒いと言ってはペースを落したり距離を縮めたりと消極的に流れて

いたのです。

 

もう年なのでずっとK5分も出せないと勝手に思ってペースを落したりしたものの、

桜橋から公園橋の三段坂を上り、公園橋を渡るといつになくランペースになり、

そのまま自宅まで走れるのです。このコースは以前にも三段坂を越した後のペース

アップを経験しており、あの坂を上るという行為が何かを活性化させるようです。

 

もう速度が出せないと勝手に思う以前に全然衰えていないし、鍛えればそれに応えると

いうのがこの坂道の教訓です。勝手に老け込むこともなく、あきらめることもないのです。

それを教えてくれるきつい坂道です。しかし、走ってみると走り出したころはこの三段坂を

辛く、人をあざ笑うかのように次々に現れる三段の坂に感じるのでそう呼んでいましたが、

今ではそんなに辛いとも感じず、登ってもまた次に坂になり、上ってもまた坂になるという気持ちを

萎えさせ、砕く感じもなくなりました。逆に体が活性化するのか坂を上り切り、公園橋を渡る速度は

あの風を切る音が耳に感じるランペースになるのです。

 

今の気温でもこのペースなら汗がだらだらと流れます。

 

そして、体がポカポカしてそれが寝るまで続くのです。これがどれだけ睡眠の質を上げるか

体験した者でないと解りません。つまりこの睡眠を得るためにランモードで走るという行為を

していると言ってもいいかもしれません。

 

これはスキーと温泉の旅で一日中夢中で滑りさぞよく眠れるだろうと思って寝ても

ランニングで一時間ほぼランペースで走るきるのとでは質が違います。

 

ホテルでは枕が変わったり、温泉の質だとかベッドの硬さやまくらの高さなど色々と

要素も加わり、一概に比べられませんが、よい走りをした日の爽快な睡眠時間は他では

得られません。

 

本来の寝付きと寝起きのスイッチの入り方とか体のリズムとか全てが正常に本来のものになると

いった好転を感じられます。

 

毎日走っているといつもすんなりとランモードに入れるわけではなく、何かと言い訳を作り出しては

今日はこの程度いいやという妥協を生み出してしまいます。今日も走り出す直前まで色々と間食をして

しまいおなかが痛くなり、本来のコースに向く気持ちがなく、これではいかんとコース変更してさらに

逃げる場所をなくすために三段坂に挑んだのです。

 

するとおなかの調子の悪さも治まりの悪さも目の前の難敵を制するためにしばし忘れることになり、

登り切ればすっかり走れる体になっていたのです。やはりこの坂は定期的にコースに入れて気持ちの萎えそう

な時にはあえて上るべきだと感じるのでした。それだけ上る価値のある坂でした。やはり平坦道で楽をしようと

考える事態もうすでに自分に負けていると心するのでした。

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