King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

諸々復活す

2015年02月26日 14時22分30秒 | 日々のこと
すっかり暖かい日が続き、もはや
冬という感覚も昨年のような大雪も
遠のいたというホッとしたような
通過した喜びも感じられる雨の日と
なりました。

昨夜気になっていたトイレのウォシュレット
機能も突如復活しました。

さらに、年末調整関係の帳簿付けも終わり
後は帳票をチェックして提出するまで来ました。

何やらもやもやと積み重なって塞いだものを
中からじわじわと打ち破り地上に出て来たかの
ような復活感を感じる日です。

ちょっと遅くなったお客様感謝デイをそろそろ
やってもいいかなと感じた雨の日でした。
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流転の海

2015年02月24日 14時27分37秒 | 読書

合わせて読んだ流転の海『花の回廊』第六部ですが、これはかつて読んでいるはずです。

しかし、いま読み返しても松坂熊吾の年齢に近づいて読むと
また味わいが深いのです。

同時に読んだ西村賢太の薄汚い私小説と比べ暗澹とした気分に
自分まで汚された感じからガラッと救ってくれました。

同じように自分の出生の物語である戦後日本の歩んできた近代史
であり、私小説でもあるのに全然漂うものから描かれているもの
の質が違うのです。

文学的なうまさというか美しさと読んで自分の歩んできたもの
築いてきた精神史なども同じような日本人の平均的な考えも
熊吾の視点と重なる物を感じます。

物語として面白いのはそんな熊吾の分析や先を見通す目や
人物判断が的確的な洞察力がありながら、時に背中に刺青を
しょった男にビール瓶で頭をかち割りに行ったり、なんども
騙されて金を持ち逃げされたりして事業に失敗を重ねている
何か欠落した人格にとても魅力を感じるのです。

どうしようもなくでたらめな激しい気性とか激しやすい種族と
朝鮮人を評しておきながら頭に血が上るととてつもない暴力を
ふるう熊吾に批判できるのかとかいろいろ突っ込みどころもあるのです。

しかし、細かい人物描写や情景の差し込みなど所々にうまいなあ
と感じるところがあるのです。

人間と日本、小説っていいなあと感じる本でもあります。
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邂逅

2015年02月20日 14時13分22秒 | 珈琲
草津行の前に心配していたことがありました。

いつも三週間に一度必ず注文が入る人から
連絡がなかったのです。

それと年末に行くとかお正月に行くといった
いくつかのお約束があっても現れない人が
ありました。

冬場臨時休業が多い当店にとって気になっていた
それらのお客様が今日何の前触れもなく、現れる
と行ったことが重なりました。

この間買った虎屋の羊羹がたまたまあったので
羊羹と珈琲でしばらくたまったお互いの話などで
歓談となりました。

それにしても皆風邪とかロタとかこの時期体調を崩して
これなかったという理由で、でも治ったからとる物も
とらずといった按配で前触れも連絡もなく現れたよう
です。

この時期体調を崩すのは季節の出来事で普通の人は
寒明けの今にやっと復調して元の生活を取り戻す
ようです。

私などはランニングを初めてからはその正月休みから
体調を崩すという習慣はなくなり、時間がいつももっと
あればと思う毎日です。

でも心配していた顔がみられて一安心の日でした。
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春節ツアー二日目

2015年02月18日 23時54分22秒 | スキー

私は春節とは無関係ですが、二日目です。

食事会場やスキー場に春節の中国人グループは
見かけられます。

以前かれらが団体で日本に現れるようになって
マナー違反の行動が報じられましたが、最近は
そういうケースは少なくなっています。

今回、それより農協の団体が迷惑な行動が多く、
今朝あのバス八台の団体が帰って行ったと思ったら
また次の団体が同じ階に泊まっていました。

奈良とか茨城とか色々なところから集結している
ようです。

廊下で宴会の続きをしていたり、中国人もびっくり
の人達でした。

風呂場でもプールのような大浴場が狭く感じるような
人混みで、平日のゆったり感は今回はないのでした。

ゲレンデでもそうなのですが、このくらいの人出が
ないと存続が危ぶまれるので歓迎すべきことですが、
できればもっと上級者というかベテランやアドベンチャー
的なコースを常に提供できるようにしてもらいたいと
いう事ですが、昨今バックカントリーの事故が多い
反面安全にそれらを案内する風潮がないことから
起きることで、もっと手軽にコース外を案内する
工夫を持っていいと思います。

そうでなくても緩斜面ばかりでコースはつまらないの
ですから。

周りにはよさそうな斜面は沢山あるのです。

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春節スキー

2015年02月17日 23時56分38秒 | スキー
今回旅行の予約をしていつものホテルが取れなくて
なぜこんなに混んでいるのかとふと思ったら例の
春節旅行で民族大移動が起きているという中国の
ニュースが耳に入ってきて、なるほどと思った
のでした。

という事はこの旅行は春節ツアーの人達とごった
がえした温泉旅行になるのかと危惧されました。

とにかく予約してしまったものは仕方ありません。

いつものホテルより3000円も高い旅館に予約して
まあ高い分それだけ料理や館内でのサービスは
相応だろうと期待していました。

もともとそのホテルは何度も泊まっていましたし、
お気に入りの綿の湯が引き湯してある数少ない
旅館のひとつです。

ところが今回泊まってみてびっくりしたのは値段は
前回泊まった時より三割高かったのにもかかわらず
料理はぐっとレベルダウンしていたのです。

ハーフバイキングで席もゆったりしていて料理は
調理人がその場で調理して対応するようなスタイル
だったのが、今回前回は舞台のある宴会場が食事
会場で、メインのステーキはなく、ローストビーフ
にレベルダウンしていて、蟹も前回泊まったホテル
からするとかなりのレベルダウンの味でした。

蟹の味はせず、身は冷凍の氷を感じるような按配で
前回のホテルに勝っているのは果物とサラダの種類
とおでんの具ぐらいでなんかとってもがっかりな内容
でした。

さらに、ホテルは今どきまだどこかの農協の団体旅行が
バス8台も連ねてお年寄りが宿泊しており、いつもの
スキーツアーとは違う雰囲気でした。

もともと団体向けの大きなホテルなので当然と言えば
当然のことなのですが、春節の中国団体に辟易させられる
というのとは違う結果でした。

まさか温泉の団体旅行に遭遇するとはなぜこの時期なのか
と不思議に感じました。

そして、スキー場は朝早くから多くの車で混んでいて
平日にもかかわらず、第五第六駐車場でなければ入れない
という状況でした。

いつもいる迷彩服の団体はなく、年寄りや若者と多彩な
人と国籍の人がひしめく賑わいでした。

前回と比べると雪質は固く、もちもちしていて非圧雪の
ところもサラサラの粉雪というところはなくなっていました。

そうなると本白根の壁もノートラックのところはないかと
思われましたが、そこだけは多くのノートラックの斜面が
ありました。

ただ、降りたての雪が残っている感じではなく、その分
深雪で板を取られることもなく滑り易くノートラックの
斜面を滑ることができました。

この冬から草津は殺生クワッドリフトの入り口のグフの
雪像が作られてなかったことやメニューは変わらず値段は
少しづつ高くなっていたこと。

本白根のラーメンコーナーが無くなっていたこと。

ケンタッキーがなくなってレストランとなっていてそこ
は値段が高くて狭くて入口から雪が入って寒かったこと
など変化があり、総じてサービスは悪くなって高くなった
イメージを受けてしまいました。

それなのに人は増えているという不思議です。

草津の魅力が多くの人を集めるのでしょうが、なんか
人が増えると今まで受けていた満足度がそがれるという
複雑の気分になります。

スキー場のコースは長くて緩斜面が多いというあまり
楽しめるコースではありませんが、なぜか毎回来てしまう
のは温泉の魅力とそこそこ距離という事だと思います。

その温泉も今回いつもより硫化水素臭が強く、これも
気になる変化です。
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冬の朝にモカハラーボールドグレイン

2015年02月16日 14時29分31秒 | 珈琲
節分を過ぎてあの大雪の記憶も強い今週。

冬のひと騒ぎと警戒心が皆さんの心に
ざわつく日になっているようです。

そんな時期に、このモカハラーボールドグレイン
のさわやかさを朝のひと時にどうでしょうか。

とにかく爽やかにキレがあり、甘やかなふくらみ
が静かにずっと心に沁みて広がる感じがします。

冷たい朝の空気に立ち向かう前にこの珈琲で
南国の気分にリフレッシュしてでかけるという
のも一興かもしれません。

以前このモカハラーボールドグレインは甘味が
強くて夏場にはくどすぎると感じたものがこの
冬に飲むと夏のイメージがあり、このさわやかさは
朝に飲めばピッタリかと感じます。

さて、みなさんはどう感じるか。

当店の営業時間は朝10時から3時までです。

基本的に定休日はありません。

17日18日19日は臨時休業いたします。
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『JACK』大量投入

2015年02月15日 13時45分47秒 | 珈琲
ついこの間休んだばかりですが、また今週
17から19の三日間お休みをいただきます。

そんな予定もあり道の駅で当店休業中でも
豆が買えるようにブレンド『JACK』を
大量に焼いておきました。

秩父の道の駅、吉田の龍勢茶屋のみでの販売です。

当店の豆はKing Diaryと明記されています。

お間違い無きようお願いいたします。

明日納品します。

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隠し持ったセル

2015年02月13日 13時11分21秒 | ジョギング
ほぼひと月ほどぶりに走りました。

前回は右ひざ裏が痛くなり途中に歩きが
入り、もはや13Kは簡単に走れる距離で
はなくなったのかという悲壮感も漂い
ましたが、今回は走り切りました。

まるで走るために専用の電池セルを備えている
かのように、バスケットの試合とは別に走る
だけの備えもあるのだと納得する13Kでした。

今回も左ひざの裏が痛くなり、またかっくんと
抜けるようになって走れなくなってしまうのかと
思われましたが、これは走り方のフォームが
悪くてひざ裏に負担がかかっているのだと思い、
腿などの表の筋肉を使ってひざの負担を少なく
するようにこころがけかっくんとなるのを避けました。

タイムはこのコースのベストが1時間2分なのですが、
昨日は1時間30分もかかっていました。

それでも走っている最中も後も気持ち良いという
心地よさが持続して深い眠りという夢の世界にも
続いているのでした。

よく運動の汗はよい汗でさらさらしていて臭くないなどと
いいますが、それはどうでしょう。

長い距離を走ったり暑い体育館で何試合もしているときなど
吹き出した汗の後、汗の層が体にできそれからさらに出る汗は
普段アクセスされない体の奥から脂肪が分解され、さまざまな
暗黒物質や毒素なども開放されて体の外に出てくるため異様な
臭いがします。

もちろんそれをそのまま放置すればかゆみやかぶれなどになる
ので、すぐに走った後はお風呂に入ります。

汗をかいて体の中は暑いのに風呂に入ってみると体の足や手や
耳などが冷たく冷えていることに気が付きます。

最初走り出した時には手はかじかんで痛くなり、顔もこわばる
のですが、汗はすぐに出てきてピキピキな寒さはやがて感じなく
なるのです。

でも汗が出ているのは頭と胸位でやはり体のあちこちは冷たい
ままなのです。

不思議にスキーの時のようにつま先など冷えるという事は
ありません。

こうして昨日のことを書いている今も昨日の心地よさの記憶は
持続していてやはりもっと走る時間がほしいと感じるのでした。
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冬のさなかに

2015年02月12日 12時09分02秒 | 日々のこと
今年の冬はそれほど寒くもなく、雪も降るには
降ったもののそれほどのこともないという冬です。

しかし、みなさんが感じているのは何度も雪が降って
寒さもきついというイメージです。

なぜなのか。

それはひとつには各地で雪が降って閉じ込められたという
ニュースが流れ、昨年の秩父に降った1メートル超の積雪を
思い出すからです。

そして、南岸低気圧が通過する度に積雪予想が15cmの大雪
といわれみんなその気になって待ち構えているのもそれに
拍車を掛けます。

実は平均より暖かい日が多く、昼間は本当に三月四月の
気温になるのです。

ですが、一旦日が落ちるとかなり冷え込み夜出歩くの
苦痛です。

この時期秩父では各神社仏閣で色々なお祭りがあり、
地元の人はその役に付き仕事を休まねばなりません。

昔はこういう人寄せをして酒を酌み交わし地域コミュニティ
を形作る重要な行為だったわけです。

過疎化が進む秩父ではこういう集まりなども苦痛な部類に
入ります。

祭り好きとか地元愛などというのもなんだかんだ言って飲む
仲間が必要な人がやっていける行為になっています。

こうなるともはや廃れるだけの地域社会なのかと思い
ますが、過疎化や地域自立にはそんなことも考えて
取り組まないと日本の活性化にもならないと考えます。
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おいしい完成形

2015年02月11日 13時59分19秒 | 珈琲
当店に最初に見えた方には必ず聞くことは
どんな珈琲が好みですかという簡単なものです。

私はかつておいしいコーヒー屋さんを探し求めて
いました。

ネットで通販が普及すると自家焙煎豆店の豆を取り寄せたり
雑誌に載る名店には必ず足を運び味をチェックしました。

そして、おいしい店というのがなかなかないというのが
厳然としてある現実でした。

流行っている店の珈琲は苦くてぬるくて癖があるようなの
ばかりで、それにマスターの個性を押し売りされるような
みんな似たようにものばかりでその底の浅さにも辟易と
するものがありました。

おいしい珈琲とはもっとシンプルであり、ただ飲んで
一言ああおいしいとでてくるのが求める物でした。

なければ自分で作るという当然の行為に走るわけですが、
さて、この生の豆から焙煎でどれだけ独自のものを込められ
合格点はどこにあるのかというごく単純な疑問がでてきますが、
それを得るには長い時間とお金がかかりました。

そんな完成形を示してこれを目指せという人は皆無であり、
合格点すら示しえないのです。

私が出会ったまともな人たちの中では、まず生焼けでないこと
焼き過ぎてないことといった簡単な合格点を示す人がいます。

どういう事かと詳しく問えばこれは実にシンプルで焼いた豆を
半分に割ってみると生焼けやコゲやスカスカ豆や不完全豆は
見てすぐわかります。

そして、多くの自家焙煎店の豆は表面だけ焼けていて中との差が
歴然のインスタントな焼き方が目立つのです。

中と外が均一に焼けているという単純なことすらできていない豆が
普通に名店の豆として売られているのです。

そんな人たちにおいしい珈琲の焼き方やおいしい珈琲とはとの
問を発するだけ無駄なことと知れました。

それで現在の焙煎機を手にして独自の焙煎をはじめるわけですが、
単純な問いかけと試飲でそれらをあらわにするのは簡単なようでいて
納得していただくには時間がかかります。

珈琲の基本はチョコ味だとかワインだハーブだとか色々なことを
世の中でいっていますが、その実一番の醍醐味は酸味であると
多くの珈琲ファンは気が付いています。

ただ、その酸もどうなったらどうかと具体的にいう人は少なく、
これはひとつひとつの豆で驚き感動するという出会いから
段々形作られていくものかもしれません。
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味の探訪

2015年02月10日 23時23分45秒 | 珈琲
今週は確定申告に向けていろいろと事務仕事に追われる日々
で、乾燥した空の下、ひたすら雪と戯れる日を夢見て、さらに
汗まみれで長い距離を走る時間もほしいと悶々としているの
でした。

唯一運動と呼べるのがバスケットの試合に呼んでもらって
少しのプレイタイムを与えられたことと雪の日にジムに
行っただけです。

さてそんな冬の出来事としてはかなりショックなことが
ありました。

皆さんの冬の思い出というのはどんなものでしょうか。

私の場合は、
学校に行く前に近所のおじさんが付けた焚火に当たって
仲間が集まるのを待つ時間だったり、寒詣りの太鼓の
音だったりします。

そして、バケツに張った氷や水たまりの氷をいたずらした
記憶ですが、今年はそんな氷を見かけません。

秩父の氷柱見物には多くの人がいらしているようです。

そんな観光客が必ず立ち寄る道の駅にまつわる事件が
今週はあり、うれしい事件だったり、げっそりとする
事件だったりしました。

観光客の方が地元の名産品や地元産の農産物などを
求める道の駅の直売所というのはどこにでもあり、
内実を知る者からすればこれといった目新しいことも
今後ありそうもない施設に感じます。

しかし、世の中の人気は絶大で、ひとたびマスコミなどで
商品紹介されたものはたちまち大ヒットとなります。

そんなものとは無縁の珈琲豆ですが、何の説明もなく
ただ並べられたものを飲んで普通はそれで終わりの
はずです。

どうして手に取ることになったのかは人それぞれで
しょうが、もしそれにほっておけないものを感じると
したらなんともわくわくすることです。

そんな電話を今週も受けうれしかったり解ってもらう
こともあると感動したのでした。

一方がっかりなできごとは、当店の試飲をして色々説明
してそれでも結局最後に一言秩父は水がいいからねで
済まして帰る人もいたりで何とも複雑な一週間でした。
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新しい店

2015年02月09日 23時54分04秒 | 日々のこと
秩父の一番の目抜き通りにして商業地域の
本町中町東町は商店がかつては連なり合う
ちいきでした。

ところが、道路の拡幅から閉店してしまう店や
移転して無くなったところが歯抜けのようにスカスカの
まちになり、なんとも活気がそがれる形になっています。

それなのに、その一方でここの所新しい店も続々と
開店しています。

国道沿いに新しい中華の店ができたり、商店街の引っ込んだ
所にカレーと珈琲の店がでたり。

秩父の場合そういう店ができたら必ずすぐに行くことです。

というのもぐずぐずしたら開店したのにすぐ閉店という事が
ままあるのです。

東町通りの引っ込んだところの韓国料理屋さんも行かないうちに
なくなっていました。

そんな轍を踏まないようにカレー屋さんには先日行ってきました。

それとひょんなことから見つけたハンバーグの店も新規開拓し
ました。

ただ、ログハウスに薪ストーブと雰囲気はいいのですが、味は
海原雄山ならぼんやりした味だと一蹴するような残念なもの
でした。だいたい秩父にある店というのはこんな感じです。

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雫の心

2015年02月08日 23時55分52秒 | 珈琲
珈琲とは何かという長年の問にあるときは
チョコレート感だと思い、ある時は酸味の
妙だと思い、結局総合ハーモニーだという事で
納得するこの頃です。

その総合ハーモニーですが、実に色々な香りと味がすると
ことあるごとに言っていますが、残念なことに共感いただく
人は少ないようです。

よく言うまるで珈琲じゃないみたいという感想は
いただきますが、ハーブの香りや花の香り、はたまた
朝日を浴びて集めた雫のごとくという森の香りを
結実とさせたような木の実や小麦粉で焼けたてのパン
のようなものを想像させる味とかただ単に苦いとか
渋いとかでないやはり一言では言い表せないハーモ
ニーであり、口に残る甘味とか最後に心地よいクール
ミントの爽快感が残ってフィニッシュとなるという
フルコースの料理のように盛りだくさんでいて豪華
な長い余韻と心地よさが続くのが珈琲です。

もうこれは揺るぎのない珈琲世界であり、酸味もひとこと
では語り尽くせぬものがあり、すべて結実して落ちたもの
としてのイメージで今月のブレンド雫にしました。

貴方はこの雫に何を夢見るのでしょうか。
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まほろ駅前多田便利軒シリーズ読了その2

2015年02月07日 13時12分23秒 | 読書


このまほろ駅前狂騒曲が一番面白く作家の実力と真骨頂を
観た思いです。

ですが気になることは最後のシーンで反社会的勢力も肯定し
今後多田便利軒と付き合いが深まりそうなハングレとの
関係が深くなりそうな予感を抱かせるところなどはどうかな
という感じです。

もともとこの架空の町は容易にあそこだと感じられる書かれ方
をしていて、それをまほろという架空の町として閉じ込めたような
現在からすれば少し過去のことであり、便利屋というありそうな
展開も安易で誰でも可能な自営開業法という手段にもろもろを
込めやすかったという簡単な舞台装置にも思えます。

秩父でも便利屋の広告が過去何度も折り込みに入り、その後
いつのまにか無くなっていたという経過を見ていると職態として
継続性には疑問があり、事業性としての将来も明るくはない
のです。

しかしこんなことがあってほしいと誰もが思ってしまう登場人物の
配置と展開はやはり作家の力でしょう。

そんな人生は簡単ではないよというのを知っている大人が
でもそうなってくれればというのが感じたい人にはおすすめ
ということになります。
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まほろ駅前多田便利軒シリーズ読了

2015年02月07日 12時41分09秒 | 日々のこと


吉永南央の珈琲屋こよみシリーズを読み、その後この
三浦しをんの多田便利軒シリーズを読みました。

どちらも女性作家でミステリーというか事件もので、
吉永氏は直木賞候補で、三浦氏は直木賞作家。

結果からいうと


と続き、次の記事に続く
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