King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

サンズ対ホーネッツ

2008年10月31日 21時51分48秒 | バスケ
Team   1   2    3    4   T
Hornets  30  26    25   27   108
Suns    23  21    25   26   95

Arena: US Airways Center, Phoenix, AZ
Officials: #45 Joe Forte , #41 Ken Mauer , #60 David Guthrie
Attendance:
Duration: 2:27

サンズはシーズン開幕戦をスパーズを破って勢いが
ついてホームでホーネッツを迎えました。
先シーズンは、まったく勝てなかったホーネッツに
対してどんな対策を見せるのかとても興味のある
戦いでした。

しかし、始まってみるとまるでシュートが入らず
あっという間に14点差になってしまいその10点差が
なかなかつまらないまま前半が終わってしまいました。
サンズはオフェンスがすんなり決まらず、今までの
早いセットや早いカウンターでの得点が見られず、
ハーフでは持ち味の高さとインサイドへの強力な
アタックを見せることもなく、ぐだぐだとミスを
繰り返します。

クリスポールのボール持ちのよさは、21世紀のガード
スタイルを見るようで、リーグ一のポイントガードとの
呼び声もうなずけます。とにかくスピードやシュート力
という単純なものでなく、とにかくボールを持って
ジグザグと入り込まれた時点で相手のシステムは
ずたずたと音を立てて崩れ去り、なおかつ相手の
オフェンスもこの時点で崩れているのです。

それを気が付いた上で、次の攻めまでコーチは指示し
ていれば、こんな最初の失点も防げたし、新戦力の
使いどころとか、本来のサンズの持ち味を消すことなく
ハーフを如何に攻めるか、まだまだここの力を引き出せて
いません。シャックの使い方や彼のディフェンスで振られた
時にどうするかという決め事などしっかり作れば、
彼の高さとインサイドの強さはまだ通用するのに、
使わないために、スタッダマイヤーのオフェンス力も
使えなくなっています。

相手のウェストのシュート力とピータンソンの得点と
得点効率は、ホーネッツのほうが良く、点差は結局
詰まりません。テクニカルファウルなど連続ででて
しまうあたりコーチ力というところでシーズンに不安な
面が見られました。
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開幕NBA涙のピアース

2008年10月30日 15時48分35秒 | バスケ
Team     1    2    3    4     T
Cavaliers 28   22   13   22     85
Celtics  22   21   24   23     90

Arena: TD Banknorth Garden, Boston, MA
Officials: #19 James Capers , #14 Joe DeRosa , #50 Olandis Poole
Attendance:18,624
Duration: 2:44

昨日、大阪から神戸へ行き、市内観光をして来ました。
朝ホテルで朝刊を見ていたら、BSでの放送が8時からで
再放送は無しというのを見て少々あわてました。
テレビの予約はして来ましたが、NBAだけ忘れていました。
28日開幕というのは知っていたのですが、丁度帰る日に
放送というので間に合うだろうと思っていました。
深夜再放送があるというのもいつものことなので、
特に気にせず帰ってこれるからと思ったのです。

大阪は関東とほぼ同じだけの番組があり、内容もほぼ
同じようですが、それはいつも見ているニュースしか
見ていなかったからでしょう。テレビ欄を見てみると
色々違いがありました。そこで、深夜の再放送のない
ことも気が付きましたが、予定では8時に帰宅というのは
無理そうです。

今回、神戸に行ったのはガイドブックに載っていた
神戸異人館街を見てみたいと思ったのです。これは、よく
あるテレビの旅番組で紹介されているのをたまたま見たこと
もあり、そもそも宿泊は有馬温泉にして神戸中心の旅の
予定だったのです。しかし、実際に行ってみた異人館は
別にわざわざ関東から出かけるほどのものでもなく、
こんなところにも海外の団体が押し寄せているのを見ると
観光地とはなんなんだろうと考え込んでしまいました。

やはり観光ガイドに載っている観光地なんてつまらない
ところが多いのです。そんな中でひとつ収穫がありました。
異人館というのは、中も開放していて入館料を払って
見るようになっているのですが、それぞれグループ会社
によって運営されているので、共通の割引券や入場券は
なく、それぞれに割引券や入館券が売り出されています。

観光に行くとこういうものは全て見なくては行けないと
思う人もいるでしょうし、そういうのを目指す人もいる
はずです。せっかくきたんだから全部見てやろうとか、
全館攻略法とかガイドブックにも出てきます。しかし、
温泉でもスキー場でもそんな全部征服というのに意味が
あるのか。ガイドブックを見ながらふと思いました。

神戸も大阪と同じでマリンタワーとか観覧車とかロープ
ウェーとかケーブルカーとか何かと高いところに登る
ものがあり、市内観光は市内ループバスが観光用に
用意されているもののどうも効率よく回りやすくない
ように思います。それは、三宮駅から徒歩15分という
異人館街の最寄り駅の表示とループバスが時計回りで
新神戸からだと意外と使いづらいものであると言うこと
です。

新神戸から歩いて何分という表示はないものの、新神戸
から歩いたほうが近く、それに神戸も坂の町であり、
ガイドブックにはないものの、三宮からだと上り坂の
15分で細くて急な坂も結構あります。私は、読み取れる
情報から入館は、うろこの家だけにして、大阪から
新大阪新神戸と移動して、そこから歩いて行きました。
結局5分ほどで異人館に着き、そのあまりにたいしたこと
なさと外人団体の異様さに圧倒され早々に異人館は切り
上げることにしました。ただうろこの家は他の人にも
勧めたいと思います。

というのは思いがけなく、アンドリューワイエスの絵を
見れたからです。ガイドブックには有名な絵画の展示と
だけありましたが、シャンデリアや家具や彫刻と見所は
狭いながら色々あり、中を見るのはこの一館で十分です。
それにここだけで1000円します。私は、ワイエスの絵を
見れて満足でした。

他は、別に外から見てもそうたいしたお屋敷でもなく、
この坂道を散策するだけで十分です。それよりも
レストランやコーヒーを飲むのに利用して、建物は
是非旧居留地へ行くべきです。私はそのまま、港まで
行って当事をしのばせる建物を見て回り、震災の後
を見せる公園や写真を見ました。地下鉄で新神戸へ
もどりうちには丁度8時頃着きました。

予定では、自宅に9時頃の予定でしたから予定にない
メリケンパークまで周り、十分満足な旅行でした。

その上開幕の試合を見逃すことなく観戦できこれまた
満足です。試合も、見ごたえあるものでした。
それにしても最初のキャバリアーズの戦力は、セルティックス
を完全にしのぎ、レブロンがアイドリング状態でも得点が
次々に入り、理想的な補強をしたと感じました。ただ、
スタートからの飛ばしぶりと控えに変わった途端に
失点が続いたところに、あれこれはどうしたことかという
戦力の危機を感じました。

今までは、バレジャオが出てくるとスピードが変わり
得点の機会が増えるのに、逆に失点してしまうという
今までと違うバスケットをやっていたんだと言うことを
今更に感じ、最初のセットが常に繰り出すには無理がある
控えとの力の差も感じました。ベンウォーレスも強力な
守備力でありながら、常にそれが利用できるわけでは
ないというほころびもあり、後半セットプレーより
個人の力の応酬になってくると早さや強さ高さもとにかく
色々なプレーを繰り出せるセルティックスに逆転され
てしまいます。

これは、控えに変わった時に予感として後半の逆点は
感じていましたが、それがロンドの成長やがんばりに
なるとは思いませんでした。これは今年もセルティックスの
優勝の可能性もあるという変わらない強さを見ました。

他の試合では、期待された新人オデンがまた怪我で
たいしたことなく引っ込んでしまったという紹介には
気の毒というかがっかりというかNBAのスターになる
のは並大抵ではないというのを感じました。
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名物カレー

2008年10月29日 23時12分47秒 | 日々のこと
大阪を気に入った理由は、とにかく食い物がうまくて
安いのです。学生服の若者が群れて食べているたこ焼きも
今では日本中どこでも売っていますが、やはりここで
食べるとまるで違うもののようです。うちの近所の千枚通し
でひっくり返してちまちま焼いている、外がカリカリの
たこ焼きがベストだと信じていましたが、ここはここで
とてもうまいのです。

よくあるチェーン店のスーパーの前にある店舗のものも
似てはいるのですが、外がしっかりと焼けていない外も中も
ふわふわという食い応えのないものが多く、今回食べた
ものは、本当に中はとろとろで激うまです。ただ、これって
完全に生だよなあ。大丈夫なのか生の液状のうどん粉なんか
食べてと思います。

観光地化しているところだと、こんなたこ焼きも800円とか
とられますが、ここはまだ300円とか安いのがたくさんあります。
広島に行ったときには、観光客が行くところと地元の人が行く
店が完全に分かれていて、観光客は馬鹿高なまずくて高い
鉄板焼きを食べさせられるのに、大阪はそんなこともなく、
観光客向けの接客もなく、誰でも同じサービスで安くて
満足を得られるという印象です。

ガイドブックで見かけた難波の自由軒の名物カレーは、
どういうわけか、ぜひ食べたいと思いました。よくスキーに
行くと食事がカツカレーになることが多く、普段の食事に
カレーなど絶対に選びません。それに、各地の名物などと
つく食品にうまかったものや印象に残ったことがなく、
昨年の山陰に行ったときにも、これが名物ですよといわれた
ものはことごとくアタックして全てがっかりしたのにも
かかわらず、この名物カレーは挑戦してしまいました。

考えれば不思議なものです。

そして、たどり着いた自由軒は私が大好きなレトロな店
で、こういう昔の感じの店が昔ながらの味を守って生き続けて
いるというのが大変うれしくて、ものがカレーであろうと
明治からのお店と言うことや織田作の愛したカレーとか
また後で知ることになるのですが、これは実に今回の旅行
の収穫でした。一方、話題になった大阪食い倒れは閉まった
ままで、これは逆に残念な印象でした。

これだけの人がいてお店は苦しかったというのは、何か複雑
なものを感じました。それとひとつ気になったのは、大阪は
至る所に観覧車があるということです。ビルの上に観覧車が
あったり、何の必要性があるのかというか、誰が乗るのだろうか
とか、街ごと珍百景的なところがあります。そこには、洗練と
か瀟洒なとか街並みとか景観とか都市計画という言葉が幼稚に
思えるところがあります。

ルイビィトンの反対が餃子タウンだったり、雑踏という言葉
が似合うところです。しかし、ブランドショップは東京より
売り場が広く、一箇所に集中しているのが大阪だとも言います。
いいところや気に入ったことを続けて書きましたが、逆に
気に入らないのは、交通網が複雑で地下鉄や電車賃が高いと
言うことです。安いホテルはたくさんありますが、駅から
遠いところが多く、駅5分とか7分というところは、実際に
地上を歩くと15分もかかります。

前回大阪に来たときには、新大阪のビジネスホテルに泊まり
ましたが、今回は大阪駅の近くでした。話題のスーパーホテル
というのに泊りたかったのですが、今回は安く泊って食事を
豪華にと思っていたので、機動性を重視したのですが、それで
も繁華街のビジネスホテルというのは避けてハイクラスホテル
というのを選んだのですが、内容はビジネスホテルでした。

ビジネスホテルを名乗っていても大浴場があり、かなり高級感
のあるものもあり、これは泊ってみないと解らないことが
多々あります。
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大阪の夜は

2008年10月28日 23時58分57秒 | 日々のこと
以前から大阪城や食い倒れの人形やカニが
動いている看板とかとにかく大阪らしいところ
に行きたいという欲求はあったのです。
ただ、若い時はそんな俗っぽいところへ
行ってたまるかという意識があり、観光も
いかにも観光地というところは避けていたのです。

つまりは、変にいきがっていたわけですが、
しかし一度も人が一度は目にしているところへ
行っていないのは却ってまずいのではということに
段々なって来てしまいました。
それはやはり齢をとったということになるのか、
それとも何か求めるものがずれて来ているかと
謎は残るのですが、何か充たし定めに全てとにかく
行ったりやったりすることにしました。

それが昨夜の道頓堀探訪なのです。

大阪といえば、弩派手な大きな看板です。
昔はそんな興味も無かったので、あの大きなグリコの
看板に行き着くには、何駅で降りてどこへ行けば
いいのかさえ知りませんでした。現代では、それは
ネットで手軽に知り得てしまいます。

逆にいろいろな情報が多くて調べるのが面倒になって
来てしまいました。昔のように効率良く、情報の質が
高いものが多数得られたものが、一般の人が公開している
情報も質が落ちて、企業がやっているサイトは遅くて
見づらいものが増えて、とにかく知りたい情報を得るのは
時間ばかりかかるのです。そうなると、逆に観光情報誌を
みて、それに載っているところを回ったほうが楽です。

というわけで、何年ぶりでそんな情報誌を買ってみた
のですが、それがまた見づらくて大して情報的にもろくな
ものが載っていません。知人友人などから最近は、大阪は
治安が悪くなっているので気をつけるようにと言う忠告が
ありましたが、若い時に訪れた時には、かなり危ない人が
ぞろぞろといた印象の夜の街もそんなこともなく、ただ
学生服の生徒や中国や韓国の人たちが大勢歩いているのに
びっくりです。

それと大阪は、交通網がわかりづらく、違う線に行く電車が
同じホームから出るので、下手をすると乗り間違いが起きます。
関東方面から来た私がこれだけ不満に思うのですから、外国
から来た人には正に謎な鉄道網でしょう。と思うと電車は
かなりほとんど日本人ばかりです。道頓堀や日本橋などハングル
文字の入ったバスが停まっていたり、みんな団体行動のようです。

まあそれが邪魔なこと邪魔なこと。

それにうるさいし、円高で外国人旅行者が減ったとニュースで
言っていましたが、こと大阪に限り、修学旅行と韓国中国団体は
大きく街を席巻しています。それでも私は夜の大阪を気に入って
しまいました。
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おお大阪

2008年10月27日 23時47分55秒 | 日々のこと
実は大阪に来ています。
前回は清志郎のコンサートに来た時です。
実に懐かしい感じです。
前回は、大阪城の野外音楽堂でコンサートを
みて、目の前の天守閣には登りませんでした。
ので、今回はいの一番に大阪城の天守閣を登りました。

そういうおのぼりさん的なことを是非やりたいと思った
のです。
家茂がこの間この城で死んだんだとか言いながら。

夜は、更にミーハーになんばまで行き、たこやき
を食べ、グリコの看板を写真に撮りました。
後で乗せますね。
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espressivo 時の流れ

2008年10月26日 23時25分07秒 | 日々のこと
このタイトルでショパンを思いついた人は
名曲探偵を見ていますね。
というわけで、本日は私のピアノ感想です。
いつも聞いている、ピアニストが本日はショパン特集で
やると春から言っていて、どうやらこれが15回の記念すべき
コンサートで、初回のコンサートもショパンづくしだったので
クラシックの基本である、最初の主題に戻るということで
今回は、ショパンなんだそうです。

そういう意味では、事前の宣伝でも次はショパンですよ
いうのを各地で述べており、どんな曲をやるのかという
興味をそそるものがあり、得意の作曲家のようなことも
言うのでその曲目とピアノには大いに期待していました。

さらに、前回と今回の間にやった横瀬音楽祭での曲目など
からミーハー的な、誰もが知っているショパンの曲をとにかく
やるのだという予想を抱かせましたが、この日の演目は
えー、これはどういうこと。
という感じを受けました。

最初こそ、ノクターンという誰もが聞いたことのある
フレーズの曲でまあ、そうだろうなという始まりで途中に
超有名曲『マズルカ第34番』という、まずまずのショパンの
曲で可も不可もなくそうですかという感じに終わりました。

しかし、後半はずっとワルツを並べたのです。途中にそれこそ
誰もが知っている子犬のワルツもあったものの、これでは
ショパンのピアノに人々は何を感じるでしょうか。案の定、
前の席の小学生など、前半では痺れを切らして何度もうその
せきを繰り返して演奏をぶち壊してくれて、さらにこの後半では
静かに眠りについてしまいました。

そして、それでも最後は誰もが知っている英雄ポロネーズです。
これがなかったら、ああショパンを聞いたという気にならなかった
人は多かったはず。この曲も前回の横瀬音楽祭でやった曲で
したが、横瀬の時の曲は全てどこか音が落ちているようなこれは
いつも使っているピアノかというくらい音が悪かったのですが、
今回はすばらしい音でした。ショパン独特の意味を持たさせたよう
飛びぬけた一音が正に効果的に聞こえます。

前回二音ほどへたったところがあったピアノとは違い、実に
歌唱的に鳴らせるショパンの意図が繰り返し、表れる大波のような
階段音符の表情が、このポロネーズを際立たせたのではないかと
思います。このポロネーズも舞踏音楽でゆっくりと顔見世するような
行列舞踏の曲だといいます。他のポロネーズと同様、軍隊とか幻想
とか英雄という名前がついていますが、何度も聴いている曲なので
そうこのあとこうとか、ああこの次とかあの一度聞いたら忘れない
最初の主題が最後にまた現れるところには、一音一音を待ち受けるか
のような気持ちで聞いて今までで一番感動した曲になりました。

ロビーでは、彼の出したCDが飛ぶように売れ、お見送りに現れた
本人は、おばさんのアイドル状態で握手攻めになっていました。
今回もとてもよかったという一言もかけることなく、その場を後に
しました。
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腰痛再び

2008年10月25日 23時43分33秒 | 日々のこと
いつものように、バスケット練習会に出かけました。
その前に影森コースを走ったのもいつもどおりです。
前回はこれを省いたから腰痛になったものと思い、
今回はしっかりと走ろうと思ったのです。それに前回は
アップもなく、いきなりレイアップシュートの練習
から入ってしまい、それが腰痛につながったのではと
ひそかに思っていました。

しかし、それは違ったのです。

今回は、体操やストレッチ、さらにフットワークから
ボール裁き、ワンノンワンにつながるフェイントとステップ
とワンノンワンと一通りの基礎練習がセットとなっていました。
それだけじっくりとやった後にゲームをやったのですが、
やはりひどい腰痛が起きたのです。

これはなぜ起きたのか謎でした。
しかし、今では思い当たることがあります。
それは、ティップシュートです。
昔はこれが大得意でした。それに、アリウープとまで行かない、
スカイショットが大得意としたプレーでした。もちろん、リバンド
したボールは、そのまま着地しないでシュートは定番です。

それが私のスタイルでした。しかし、現在の状況では誰も私に
そんなパスをしてくれませんし、以前ミニバスの指導に加わって
いたときには、最後のゲームに混じっても速攻でいち早くゴール
下にいる私に最後のパスをくれる人は多く、なぜか私がどんな
シュートをしたがっているか解る人がいて、その人はよくスカイ
ショットをさせてくれました。

当時は、もちろん一人タップなど10回は息が切れるもののできて
いました。先日それをやってみるとなんと3回しかできませんでした。
それから、タップシュートを一人で練習するようになり、それが
原因で腰の筋肉が悲鳴を上げているのです。こういう体幹の筋肉は
普段の生活ではそれほど使うわけではなく、鍛えることもまれです。

ジョギングや自転車でかなり体幹の筋肉は鍛えられていたと思う
のですが、今でも後板にすらまともに手がつかないジャンプ力と
同様に落ちている筋力は落ちているのです。これは悲しい発見です。
しかし、そのままにしていいのか。腰が痛いので、この練習は
避けるのか、熟慮がいります。

というのも、この影響でジョギングのほうもスピードが落ちており、
そうでなくても昨年のベストにまだ行っていないのに、逆にさらに
スピードを落としては、目標のフルマラソン4時間きりが怪しく
なります。鍼灸院でも行ってみるか。
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日本のうごかさな過ぎ

2008年10月24日 23時47分23秒 | 日々のこと
今月の初めてのジムに昨日行ったのですが、
その混雑振りにびっくりでした。最近は、ジムも
人気が無くて、夕方の一番混みそうなときにも
まばらでした。昨日は、雨でそのまま何もしなくても
腰が痛いのもあり、全休日でよかったのですが、
最近は筋肉が落ちているのではという思いもあり、
夕方でかけました。

私が行ったときには、三人ほどのお客さんがいましたが、
夜にかけてどんどんお年寄りが集まりだし、運動には
関係なさそうな老女の群れが7時よりのエアロタイム
に集っていたようです。

私は、いつものメニューを逆からやり、自転車では
ジョギングをはるかにしのぐ汗をかきました。
どうにか一通りを終える頃には、フロアには人で
あふれていて最近の健康志向の高まりをまた感じました。

今日の夜も市立病院の搬送のお付き合いで駐車場待機
のときにも、歩いている人や走っている人が盛んに
行き来していました。まあ、その程度の運動では体重が
落ちるとか健康になるとか効果はあまり期待できないと
言うのは私は経験済みです。

かつて週一で4Kほどジョギングしていた時期がありました。
世間の人よりずっと運動をしているし、スキーやら釣り
やらアクティブに動き回り、健康的であるとずっと思って
いました。しかし、体重は増える一方でした。それから
インラインスケートに出会い、有酸素運動で体重がどんどん
落ちるのを経験して、さらにジョギングしている人達に
挑戦する気持ちから10Kランに挑戦するうちに、だんだん
レースにも出て、毎日走るようになって体重は落ちだしました。

毎日一時間走ってはじめて健康に必要な運動をしているなあと
実感できるようになりました。歩いている人でも毎日一時間
歩いている人はいますが、運動量としては、毎日15分走っている
人のカロリー消費と同じです。ですから、その他に食事制限とか
生活面に気をつけないと体重は増えてしまいます。有酸素運動
で脂肪を燃やすには30分以上やらなければいけないという
報告がありましたが、消費カロリー的にみてそれだけが
やせる方法ということも無く、要は消費カロリーと摂取カロリー
の差がプラスかマイナスかです。

現代のように便利な世の中になると、何も動かないで過ごす
ことも可能で、結局そのつけを今みんな背負っているわけです。
同じように世界の同時不況に突入という今も、米の次々の景気
対策に対して、日本はやっと景気対策に動き出したという状態
で、何をやるにも遅くて、その上それが対処として正しいかと
いう議論も結果の検討もおざなりでマスコミや世論にパッシング
が起きるとのろのろと対策に動くという繰り返しのように
見えます。

世間の批判といえば、リーマンショックの時に通貨の動きが
大きく報道されたときも、日銀は金利を据え置き、世界では
利上げに動いたり、自国通貨防衛にさまざまな対策をしたのに
日銀は、まるきり何もせず、世界的な会議に出てバブル経験者
として発言するといきまいていただけで、何のリーダー的発言も
行動もありません。

国民としては、日銀が何もしてくれなかったからと直接いう
こともなく、批判されるべき存在であり、一番の当事者で
ありながら、マスコミ的にはいつも蚊帳の外のようです。
最近になり、米のバブルだとか米の経済手法とか資本主義
そのものが世界を混乱に追い込み、世界の富を収奪したと
批判されていますが、なぜ今までサブプライムローンや
CDSなどに誰も文句を言わなかったのでしょうか。

さらに、今えらそうにサブプライムローンはこういうもの
とか詐欺だと高らかに言う評論家というやからにもなぜ
今になってあいつらは詐欺だといって、その前から米の
不動産市況はバブル状態で、米債権など買ってはいけないと
言わなかったのでしょうか。

いつも日本は、紙くずのような米国債を買い続けて、いつも
世界一の債権国と持ち上げられていますが、そのおかげで
この世界同時株安の金融危機の時にも、日本だけ円高となり
金利すら動かせません。日本の貿易相手国も、かつては米に
輸出して成り立っていたものも、日本に原料を入れ、加工して
製品にして売るというより、もっと人件費の安い国で作って
たくさん売れる国で売るということになるでしょう。

貿易相手国では、米より中国に移っており、中国の不動産の
ほうが値上がり率で行けばよっぽど投資過多で、バブル的
なのにそこにブレーキがかかることはなく、やはり批判される
べきはリスク管理できないような商品を許してしまった米
政府にあると思います。さらにそれを見抜けない、世界の
各国の政府機関やG8などの形だけの議会などにあると思います。

そういう意味では、中東の議会だかでグリーンスパンが
公聴会に呼ばれて資本主義の敗北を認めたという報道には
びっくりしました。グリーンスパンは著書で、現在の銀行の
破綻は予見していたといっています。これは後出しじゃんけん
のようではありますが、リスク管理できないような金融商品
を許し、世界を混乱の渦に落とし込んだ責任を認めたとしても
もはやこの混乱を収拾する手はずにもならず、今後の資本主義
のあり方を示す方策にもなっていないように聞こえます。

それはもうすでにグリーンスパンが何の権力者でもなく、
民間のコメンテーターになっているのに、今も隠然と経済界
に影響力を持つというのも不気味な感じです。とにかく、
この混乱を早く収拾してもらいたいということだけです。
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土屋アンナいいじゃん『下妻物語』

2008年10月23日 23時20分28秒 | 日々のこと
『嫌われ松子の一生』がまあ見られたので、
その予告の『下妻物語』も見てみることにしました。
私は、『下妻物語』とは江国香織の小説だと思って
いました。いや梨木香歩だったか、とにかく女流作家の
小説だと思っていたのです。

ところが映画が始まると、例の落書きしたようなアニメ
と落書きのあふれる画面となり、ジャスコとか牛久大仏とか
ローカル色と漫画色に染まり、でもなんかどんどん
ストーリーに引き込まれて、特に土屋アンナが出てくると
そこからもう出られないくらいこの映画にはまっていました。

おいらんとかアンナが出てくる映画は色々見ているのですが、
これが一番はまり役では。それと主役の深田恭子も、すごく
いい。この主役のライフスタイルも妙に納得させる力が
あり、そして最後のシーンでの打って変わった啖呵はみごと。
もう笑ってみてしまう。
サディステックミカバンドのタイムマシンにお願いも好きな
歌で、このラストのロールは好きな絵です。

『嫌われ松子の一生』よりかなり気に入りました。

左手の親指がやっといくらか動くようになったので、
久しぶりにゲームを起動してみました。しかし、直ぐに痛く
なり、これは無理とやめてしまいました。

本屋に用事があったので、ついでにいつも聞くピアノの
CDを買いに行きました。せっかくなので、演奏者本人のところで
買ってサインをもらおうと出かけるとが運よく本人がいて、
サインをもらえました。26日にもリサイタルがありまた聞きに
行きます。
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久米もたいしたことない

2008年10月22日 23時26分01秒 | 日々のこと
今日は、走りに行くのが遅くなり、走り出したときには
すでに暗くなっていました。
もうサイクリングロードには人気なく、最大な難所、
音楽堂の裏の水槽のところでは、いつもの薬草園を走る
若い男とすれ違い、ちょっとぶつかりそうになりました。

実は昨日、その手前の芝生の坂道ですれ違った人は、
まるでスクリームの仮面をかぶったような顔でした。
暗くなり、携帯か何かを出して見入っていたのですが、
その画面の明かりに照らされたフードをかぶった人の顔は
思わず見ずにおきました。

そんなぎょっとした後、野外音楽堂の裏の芝生広場では、
いきなり女の人にがんばってと声をかけられました。
突然だったので、そちらを見て誰か確認したら、間違って
いたらしく、すいませんと謝っていました。この時間は
人が少ないから、走っていれば自分の関係者と思ったの
でしょう。

そんなぎょっとした連続で、今日もまた人とぶつかりそうに
なったわけですが、相手がいつものやつかと思うとなにも
思いません。たぶん相手もそうでしょう。それだけ、この時間
に走っているのは、すでにあと二人だけなのです。歩いている
人も何人かいますが、これもいつもの人以外知らない人は
ほとんどなしです。

怖いとか危険という感じはありませんが、たまにいる若い女の
人の一人歩きはやめたほうがいいんじゃないかと思います。

今週は、腰痛のためタイムは10分を切ることがなく、今日は
トイレタイムも入れてしまいました。これもまあ致し方なしと
いうことです。

夜は、久米宏のテレビ番組が始まるというので、視聴して
みました。彼の土曜のラジオはよく聞いています。彼の話を
する相手が妙に時代の側面をついていて、また昔よく土曜に
彼のラジオを聴いたことを思い出させてくれるので、よく
聞くのですが、久々のテレビ番組で時間帯も土曜の10時という
いい時間で、ニュース番組かと思ったら報道番組というほどの
ことも無く、コメンテーターというかパネラーというかゲスト
と対話形式で色々コメントしていくというトーク番組のようで
ちっともためになる話も無く、情報番組という趣もありません。

この時期に始まったたけしがやっている情報番組というか報道
番組の方が見ていて面白いです。まあ次回は見ないと思います。
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偶然見た『嫌われ松子の一生』

2008年10月21日 23時03分28秒 | 日々のこと
Disterbiaってどういう意味ですか。
なかなかいい曲です。ビデオもなかなか。人名か。

昨日の『ココシリ』がなかなかよかったので、
今日もNHKの映画を見ようと思っていたのですが、
見始めて直ぐにこれはだめだと諦めチャンネルを回したら
やっていたのが『嫌われ松子の一生』です。

この名前は、漫画であるなあということと誰かで映画
になったというのは知っていましたが、これほど
引き込まれて見れるものになっていたとは知りませんでした。
それもあまり最近名前を聞かない、主演が中谷美紀で
もう旬が過ぎた女優が捨て身でやった汚れ役という
ことかとみていたのですが、なかなか主役の演技が
いいし、他の脇役も豪華です。

こういう映画は、とにかく昔のよい映画を思い出す、
大河的つくりになっています。ちょっと若いそうに媚びた
おちゃらけに作ったところと、絵を作って下手に手を
加えたのが昭和のテイストとあいまっていい味のときも
あり、ストーリーをただの暗い女の一生とその昇華に
限ったらつまらない物語になっていたでしょう。

しかし、それも昔の日活調でやってもそれはそれで
いい感じだと思います。あんまり絵を花びらとかペン画
を足すのは好きになれません。それと気になったのは、
最近世の中に多い、太ったごみ溜めている一人暮らし
のデブ女はみんな過去に色々人殺したり、トルコ風呂に
勤めたり床屋と恋したり、教え子のやくざと同棲したり
という過酷な人生を過ごしているかと思うと、世の中
ひどいことになっているんだなと人生の重さを感じて
しまいます。

どんなくだらない人間にも突きつけられた重い人生が
潜んでいるんだと。それを愛した人がいて、愛せた人には
神なんだと。あーやだ。こんな人生の感じ方。
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ノーカントリー

2008年10月20日 23時14分46秒 | 日々のこと
腰痛が治りません。
これは、バスケット練習会後のことなので
バスケットが原因だと思います。しかし、今まで
この程度の練習で腰痛になったことも無く、毎週
やっていることなので、なぜ腰痛になったか解り
ません。

試合のときに、左足首をごきっとやったのも
まだ痛いのですが、これは走り出すとそんな支障も
ないので、腰痛も走り出せば大丈夫だろうという
予測がありました。スキーで腰が痛くなったときも、
かえって2時間くらいゆっくり走ると痛かった筋肉が
ほぐれて走った後は治ることが多かったのです。

というわけで、腰痛のまま走り出しました。
すると、走り出したら腰痛がひびいて思わず止まりそうに
なりました。これはとても走りきれないぞと。
そんなもんで、スピードはかなり遅めにして、
1往復でやめて帰ろうという弱気が台頭します。

そのまま折り返し点に着て、タイムは20分をかろうじて
切るゆったりジョギングペースです。折り返して色々
痛いところはあるもののいつもの感覚に戻り、これなら
走れそうだという感じになりました。体力的には
1往復でやめると不完全燃焼になってしまい余計気分が
悪いので、そのままペースを上げていくことにしました。

腰や足が痛いのはそのままで、ぎしっという感じの
痛さが無いのでそのまま走ることにしました。

『血と暴力の国』を読み終わりました。
映画『ノーカントリー』ですっきりしないことがあり、読み
始めましたが、原作のほうはすごくすっきりしたもので、普通でした。
主人公も戦争により心に傷があり、それを埋めるべく日々悪を
退治してきたという自負があり、似たように戦争により生み出された
ゆがんだものと揺るぎの無いものを対比させそのぶつかり合いの
物語です。

しかし、その絶対的な悪は果たして戦争という大きな悪意の
せいなのでしょうか。小説上の戦争は第二次大戦とベトナム
戦争ですが、その後のアフガンや湾岸やイラクと数多くの
戦争をその後やっており、そのつど米社会にはその余波が
社会現象として現れています。今回は、世界金融不安と
イラクやアフガンでの戦争のせいでPTSDになる人々
が増加する現況では、兵士にならざるを得ない世の仕組み
とか考えさせられる国だという感じに思います。

本より、やはり映画の方が面白い作品です。本のほうは
世の中に遅れている感じを受けてしまいます。
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決心の末

2008年10月19日 23時12分09秒 | 日々のこと
バスケット練習会の後、腰が痛くなり
走る気になれませんでした。
昨日買えなかった藍染のTシャツがやはり気になり、
またお祭り広場に行きました。
友人の市会議員や知人が会場にはいて昨日の
人手よりいっそうの賑わいになっていました。

目的のブースに行って見ると、昨日3800円のTシャツは
百円値上がりしていました。
サイズが気になっていましたが、着てみていいというから、
着て大きかったものの、2枚買うから7000円にしろと
言うとあっさりとそれが通ったので、買ってしまい
ました。

その後友人の画家の発表会場に行き、会場で作品やら
本人やらに会い、近くの道の駅の売店コーナーで
さっき買った藍染のTシャツやら手ぬぐいが
売られていて、その値段の違いにショックを受けました。

Tシャツは2500円、手ぬぐいは500円と格安です。

二日もかけて決心をして買ったものの、この経験は
なんなのでしょうか。藍染めとか絞り染めとかに
弱点があり、手ぬぐいとかにも弱いところがあります。
Tシャツなんか八海山とか着ないのに買ったものが
たくさんあり、ユニクロの登場以来、Tシャツなんか
500円以下という概念が染み付いていましたが、
普段着るのはよれよれの無地のものばかりで、
デザインのついているものはたんすに押し込まれて
おしまいのことが多いのです。マラソン大会とか
記念のTシャツとかこういうものは捨てるに捨てられ
ないし、着る機会もないというものはどんどんたまります。

果たしてやっとの思いで買った藍色のティーシャツは
いつ着ることになるのでしょうか。
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藍色の手ぬぐい

2008年10月18日 23時03分20秒 | 日々のこと
秋のイベントが各地で行われていました。
いつも走る公園も、ふるさと祭りというものが
行われていました。なんとなく出かけてみると
丁度三浦雄一郎さんが、講演をしているところでした。
アミノ酸とか色々いっていましたが、今日のバスケ
練習会のときに、最後各コーチが話したときのほうが
はるかに人をひきつけるものがありました。

世界最高峰の山に最高齢で挑むというチャレンジは
確かにこんな田舎に呼ばれるほどの偉業ですが、
人の心をひきつけたり、人の関心を呼ぶのはなにも
そんな大きな仕掛けを必要にしないのです。

会場では、フラダンスやら野外ライブやら色々な
出し物がありました。お店も色々出ていて、見て回る
だけで楽しい催しでした。こんなにたようなものが
各地であり、来週はよさこいのパクリの催しもあり、
ギャラリーでは知人の画家の発表会もあるとか、忙しい
週末が続きそうです。
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阿呆のもと

2008年10月17日 23時48分15秒 | 日々のこと
阿呆の原型は、劉備玄徳の子供が暗愚でそれがもとだと
聞きました。
親父が立派でも、その子供も賢人とは限らない。これは
世の習いです。

三国志の中では、劉備が死んでその後を諸葛亮がその才を
発揮して、戦いに望む姿が語られますが、その戦いも
ことごとく失敗。つまりはもともと滅び行く国の物語で
それが所謂判官びいきで、一番弱い蜀の味方をしてその英雄
たちを紹介している物語なのです。

アメリカの大統領選が佳境にかかり、今までに無いアメリカの
姿を紹介するテレビなども出てきました。
それもアメリカ発の金融不安により、今までダントツの強さ
を示していた世界最高の国が実は内情はひどいもんだよと
みんなが言い出したような印象を持ちます。

私がアメリカに行ったときにも、そこら中にホームレスが
ころがり、一歩町を出ると直ぐに小銭はないかと聞かれ、
しつこく金を無心する人たちの多さでした。番組でも簡単に
弱者になり得て、一度落ちるともう元には戻れないという
悲痛な姿でした。その貧しさゆえに戦争に出る若者が多く、
帰ってくると職にもつけず体も精神もおかしくして社会的
廃人となり、ホームレスや麻薬漬けになっていくといいます。

今読んでいる『血と暴力の国』ですが、こんな現状を踏まえて
読むと、改めてこの本はいつの時代のことを書いているのかと
思います。麻薬と暴力に染められた国、という現代的な設定
のようですが、まじめに働いていたベトナム帰りの普通の男
が遭遇することで、狂ってくる人生。かなり昔の話のようで
あり、現代のことのようであり、それらは国が始めた戦争に
起因するようでもあり、ところどころででてくる、知らないと
いう言葉がもっともらしさをかもし出しています。

なぜ普通の人が、とんでもない事件と不幸に飲み込まれて
しまうのか。とんでもない大きな悪のせいか。もともと国が
腐っているからか。
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