King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

断舎利というけれど

2015年05月31日 10時26分46秒 | 珈琲
今朝はマンデリンとコロンビアの珈琲で
またまた曇天の初夏の空の下各地の災害や
昨日の地震のニュースを見ていました。
昨日は自分の書斎の整理をしました。

といってもずっと使っていなかった自分の部屋で
子供のころからのアルバムやら教科書などが
捨てられずにとってあります。

機会あるごとにいつも仕舞い続けられるそれらの
ものにもういいだろうという事で捨てようとしたのですが、
もう無くなった秩父の洋画専門の映画館のチラシだとか
密かに昔は価値が出るのではないかという微かな欲と
期待も含んでいたコレクションですが、これらは私には
とても捨てられない物たちです。

久しぶりに見た古い雑誌や古い日記など持ち帰って
また整理しようと思います。

こういう古い物たちにはモカマタリの香りが似合います。

そのモカマタリは先月まで普通に買えていたものが
もう今月は値上がりと品不足が見られます。

この政情不安という状況はいつ解決するか全く見通しも
断たない状況はまたかという思いと自国のためにも早く
商売してくれという思いがします。

紛争地域でも今までは日本から郵便が送れない
国でしたが、珈琲は入ってきていただけに在庫のある
業者が儲けの手段にモカを使われないことを願うのみです。

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残生命の計算

2015年05月30日 23時34分26秒 | 日々のこと
予想通りNBAのファイナルはウエストも
スィーブでウォーリアーズが制しました。

この試合で注目されるのはセンターの活躍です。

ウエストの頂点を決める試合ではまさにその
センターの頂上決戦のようなゴール下の戦いが
注目され異様に入るスリーとカリーの活躍ばかり
が目立ちましたが、逆にポジションだけみたら
ハワードの方がセンターとしての力は上だろうし、
鳥獣戯画の蛙のような恰好の姿ばかりが目立った
ハーデンもカリー並みにドライブからスリーまで
あらゆる手段で得点できる選手で今季はチームプレー
にも徹していたのにやはりチームとしてはウォーリ
アーズが上手という印象はぬぐえません。

このようにして決まった頂上決戦はやるまえから
西高東低といわれるように予測は決まっていますが、
これは何があるかわからないのが試合ですから、
どうせこうなるだろうなという予想はつくものの、
依然楽しみには変わりありません。

江戸時代に既に数学屋という職種が洋の東西を問わず
存在したという話を紹介しましたが、この昔は手計算
をしなくてはないらない事項が一般の人には解らない
ようです。

たとえば公共工事などでどれだけの強度があるこの規模
の工事をするのにどの程度の予算が必要かというのは
昔から専門に計算してきたものです。

現在生命保険や年金の計算などに使われている余命計算
などはフランスのモアブルの余命表を基に算出されて
います。

彼は江戸時代の人です。

同時期日本には関孝和という算学家がいて世界のトップ
水準の計算をしていたのです。

それが伊能忠敬の測量にもつながったり、海外の黒船
とか大砲とかがすぐ国産されたのもこの計算技術が
あったればこそです。

日本人は器用であると評されているその裏にはその
たかい数学能力だという認識が欠落しています。

戦後教育が公式を覚えて計算し、それを点数付けする
画一的教育と知識伝達だけに着眼された結果が、今の
日本の凋落になっていると思えます。

それでも人工知能などの分野でこれから日本の活躍
する部分があるかもしれません。

将棋のプログラムにプロ棋士が対戦する大会で人間が
勝利するというニューズがありました。

それまでコンピューターが圧倒してきたという歴史が
あったのです。それにやっと人間が一矢報いたという事で
大きなニュースになりました。

プロの棋士が囲碁でも将棋でもチェスでもいるという
事実が街の数学コンサルタントが商売になるのと同じに
思考という人間の営みの重要な要素だという事だと思います。

日本の至る所に算額が奉納されそれが秩父のような田舎や
東北の小さな社にもあるという事実も日本の強さの源泉だと
感じるのです。
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曇天の朝にマンデリン

2015年05月29日 11時25分04秒 | 珈琲
昨日はお馴染みさんが今日で最後になると
いうあいさつと最後の買い物ですといって
いつもの試飲と豆をいつもより少し多めに
買われていかれました。

とうとうこの日が来たかという感じでしたが、
病気や仕事の都合など常連さんとの別れは
年中行事のようにあるのです。

一期一会の精神が大事であるという思いを
強くして日々の出会いの大切さを思うのでした。

さて、NBAではイースタンカンファレンスでは
スイープでキャブスが制し、秩父はチャレンジデー
で対戦相手の羽島市に勝利しました。

私はチャレンジデーについては最初の年から
参加していますが、今年いつものように
文化体育センターで参加証を投函するときに
自己申告で誰も何の立会いもなく人数から時間も
まったく何の証明もいらないことや投函者の
住所や連絡先もいらないし、住民の何割という
参加率で勝負が決まるのならいくらも水増し
可能で何の意味があるのかという感じを強く
しました。

これは世界規模で行われていることだと聞きましたが
やるならもっと正確なものにして対戦結果も一元管理
するなどして参加する人も意義を高める努力をすべき
なのではと感じました。

それでもインターネットの初期の時代やパソコン通信の
時代に感じた様に商業主義に染まらない自由な市民の
交流の楽しさを持続するというのは実に重要なことで
何のスポンサーのない地域交流でできることの大事さを
守るのも重要なことと感じます。

昨日の朝にNHKのニュースで英女王の施政方針演説が
流れ、なぜ女王がということからイギリスのHer Majesty's
Governmentなんてことまで報道されていました。

いつからNHKもこんな政治的な報道をするのかとネットの
反響を調べてみるとそんなことを感じた人はあまりいない
ようで、至って無反応です。

そればかりか女王の施政方針演説がかなり詳しく全文
動画でみれたりと世界の関心もあるようです。

まあこれも安全保障法制と関連しているのでしょう。

ところでこの論戦となっている自衛隊員のリスクとか
ホルムズ海峡の機雷掃海などばかりが出てきますが、
いつの間にか邦人救出などは抜けてしまったようです。

現在の存立危機事態ばかりがクローズアップされていますが
リスク云々の前に毎年私がスキーに行く草津で見る自衛隊員に
そんな重要な任務が可能かという現実問題の方が強く感じ
ます。

首相の答弁によく紛争地域にはいかないんだとか戦闘地域は
出ていかないからリスクはないような発言ですが、そもそも
戦地から邦人救出が最初のレベルであり、それすら戦闘地域
だから出ていかないとなると邦人警護や救出は不可能です。

PKO活動に武器を携行できないなど今までの法性不整備が
実際あったわけで時代の要請に法律が追い付いてないこと
は事実です。

それらが新しく出て来た存立危機事態などが出てくるたび
守られるべきものも実際守られないんじゃないかという
懸念も感じるのでした。

今朝の珈琲はマンデリンです。

当店ではインドネシアはゴールドトップマンデリンと
トラジャを主に発売します。

マンデリン好きの人は多いのですが、当店の豆を飲むと
その愛好家の意図と本来の味の乖離りに気が付かれると
思います。

マンデリンをストレートで売ることは滅多にありませんが、
ご要望があれば販売いたします。

その前に当店のマンデリンを試したい方も歓迎です。

試飲は三時までできます。
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Xファイルの行方

2015年05月28日 12時42分42秒 | 日々のこと
Dlifeで毎日Xファイルをやっています。

もともとUFOや怪奇事件を扱う捜査官を見張り
報告するという趣旨でダナスカリーという医者
がコンビを組むことになるのですが、シリーズ当初
はXファイルというカルト教会の事件や念力や霊とか
異常生物の事件とか不思議トンデモもんの紹介かと
思われたのが、いつのまにか政府内に潜む権力に
とって不都合な者の暗殺や始末をUFOのせいにして
隠ぺいしたり、陰謀秘匿を暴くことが主眼に
変わったようです。

日本でも政治家や共産主義者が殺されたり襲われたり
する事件は沢山ありました。

米でテレビ番組でケネディ大統領が政府によって
暗殺され代わりの犯人まで用意されていたという
内容が作られてこれまでにも似たよな映画なども
作られています。

ところが日本でも現職総理大臣の暗殺や政治家の
暗殺などあるものの近代史の要諦とかキーポイント
の事件ですらあんまり明らかにされずに公にされない
ように感じます。

映画『ゴールデンスランパー』のようなことが日本でも
実際あるのかもしれません。

UFOを追っているというどうでもいいようなおとこが
実は政府の陰謀を追及しているというところが
このシリーズに力を与え、現実の事件もからめて
信憑性も持たせるなど意外な展開になっています。

日本にもモルダーのような人がいればいいのですが。
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チャレンジデーの朝

2015年05月27日 10時50分37秒 | 珈琲
今朝もモカ・マタリで初夏の風が吹き抜ける青空の下
気持のよい日になりそうだと珈琲を楽しみました。

今日は毎年のイベント、チャレンジデーです。

街中には真っ赤な幟旗がそこら中に立ちなんだか
物々しい感じですが、そんな様子とは全く関係なく
市民生活は特段の変化もないようです。

対戦型のイベントで健康増進のために日常的に
スポーツに楽しんでもらうというのは趣旨としては
よいと思いますが、市としては今まで65歳以上の
市民プール無料が今年から一般と同料金となったり
イベントで騒いで金を使っているよりもっと
やりようがあるのではという気もします。

まあこんなセレモニーも一年に一度あっても
いいということにして、とにかくこれは
いうより自分も参加することだと思います。

私も毎年このイベントの日はジムでいつもの
メニューをこなします。

午後4時頃からジムに行きますので試飲の方はその前に
ご来店ください。

なおチャレンジデーは散歩でも15分以上やれば
参加したことになりますので、チャレンジデーのついで
にでもどうぞ。

熊木の公会堂でも参加票が投函できます。
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ニボルバブと imaginary number

2015年05月26日 13時26分36秒 | 日々のこと
色々と情報に触れるとそれについて話し合いたい
という衝動が起きますが、友達を呼び出したり、
知人がいそうな店に行くとかそんな時間もない時に
ふともんもんと何か違うものが積み重なって
やり残した重要なことと重なって見えたり
焦燥感に駆られたりします。

実際に人と対面して情報交換するのとSNSなど
でつぶやいたりでは解消されないものもあり、
そうかといって何もしないままではその重要な
情報も何やらぼやけてしまうようです

江戸時代にはいまのようにだれもがパソコンや
スマホを持っていないかわりに町に数学者が
数学研究所という店を出して人々の役に立っていた
といいます。

これは洋の東西を問わず数学者が商売になって
いて、それを数学勝負として日々コンテストが
あり、問題を作っては説いてそれを競うという
ことが行われたと言います。

秩父のような田舎でもそれはあり、秩父神社の
数学額が奉納されたといいます。

秩父地域は最近火事が続いていて、何日も山火事が
続いていたり、駅からよく見える山でも火が出て
消防が駆けつける騒ぎになりました。

そうかと思ったら強い地震が起きたり、30度を
超える暑さになったりとまあ色々あります。

最近薬が効いて癌が無くなったり、小さくなる
ケースが出て来たと言います。

それに使われたのが昨年発売されたニボルバブです。

NHKの番組にも登場したので、これは本物なのかと
聞いていたところ、効果があったのは5人にひとり
で、それもメラノーマなどの一部のがんだけだとか。

虚数というのは中学校の二次方程式の解法の公式で
その存在を初めて知る機会を得ますが実際には高等
数学を習うまで利用することも知ることもありません。

現実世界にはないこの数字を使って解放を得たり表現
できる世界もあり、魔法の鍵のようなものと感じます。

しかもそんな鍵が実に身近に潜んでいると感じさせるのが
二次方程式の解法ですが、残念ながら今の日本の算数
教育では数学的な思考を教えるより二次方程式の解の
法則を覚えてそれを使い答えを出すことで点数をつけるから
二次方程式の解法に虚数という不思議の世界があることを
知ったり興味を持つ人がいないのです。

これは嘘を堂々と宣伝して金儲けをしたり、嘘で商売
になるということが実際に起きてしまっています。

つい最近まで本屋にはがんに効くキノコという本が
たくさん売られていました。

そんな嘘が新聞やらテレビといったちゃんとしたソース
で流れているという事実も我々は最近思い知らされて
きました。

ニボルバブもそんな運命を辿らないよう願いたいものです。

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NBA Conference finals TV観戦

2015年05月25日 23時55分26秒 | バスケ
NHKは今年カンファレンスファイナルを全試合
放送するらしいです。

こんなうれしい状況で毎日試合が見れるのですが、
実はこの時点でもう優勝が多分ウォーリアーズで
MVPがカリーだろうと予想できてしまう内容で
なんだか見てても仕方ないようなこれまだ
やるのという感じもします。

たしかにこのNBAの主役の移り変わりが激しい
世界ですが、昨年までのサンダーがカリーの
ウォーリアーズにとってかわられたのも衝撃
的早さですが、まさかあんな線細いスリーが
異常に入るだけのPG選手が主役に上り詰めるとは。

まだ、チャンピオンになったわけではありませんが、
試合の内容を見るとウエストとイーストの試合を
比べるとセンターが機能しているウエストの試合は
かなり試合のレベルに差があるように感じてしまいます。

カリーのキレはファイナルになり増々集中を増し、
ただのスリーが入るだけの選手でないことを見せて
くれます。

特に本来は自分が外からスリーを打つ役でありながら、
リバウンドを相手の強力センターハワードをブロック
アウトしてリバウンドをとりなおそのままシュートを
決めに行きファウルをもらうという姿はこれは本物だ
という感じを受けます。

ウエストの試合では先程も触れたように大型センターが
活躍するチームがあり、ファイナルでもファウルゲーム
を挑むケースがよく見受けられます。

それもリードしてよいリズムでゲームが進んでいる自分
優位の時間帯であっても突如フリースローが得意じゃない
選手にファウルをします。

バスケットの場合はシュート後はフレグラント以外相手に
攻撃権が移ります。

フリースローの成功率が40%以下という選手が増えたことと
スリーポイントシュートでさえ50%くらい決まってしまう
状況もあり、勝つための有効な戦略といえるのでしょう。

このファウルゲーム対策としてはフリースローがへたくそな
選手が狙われたらひっこめてしまうという決定打があり、
昔は相手の強力センターを封じ込めるため体を張ってファウルを
もらいファウルトラブルに追い込むというのがセオリー
でしたが、早く攻め外から打って得点するというスタイルの
今の試合ではデータから見た目より実を取るファウルゲームに
走るのでしょう。

どちらのカンファレンスも初戦を取ったチームが連勝して
あと一勝で終わりというところに揃うという状況でもう
既に結果が出たような展開ではありますが、実際にやる
まではなにがあっても不思議ではありませんので最後
までみるしかありません。
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秋風のような初夏の朝

2015年05月24日 10時43分23秒 | 珈琲
初夏の候、季節のブレンドは『颯々』から
『早夏』はやなつに変わります。

味はさわやかな風のイメージの颯々から
玉露や新茶の甘味のようなほろほろと舌に残る
甘さが楽しいブレンドです。

なぜこの季節に甘味のブレンドなのか。

それは今日の朝の風を思うと自然とこの味が
浮かびました。

ブレンドの説明に甘味というとなぜという事に
なるかと思いますので、これは特長としては
この季節の風がこの味にしたということで
飲んでみて後は感じていただくしかありません。

そもそも珈琲の甘味という話をすんなりと
受け入れて理解される客様がそんなに
多くない中、古くから日本人が楽しんできた
白湯の甘味を味わい分けるという話から説明して
珈琲の愉しみ味の種類といちいち説明して
行かなくてはなりません。

そもそも日々の季節の訪れとそれを愛でる食事を
心掛けるという本来の食事スタイルも失われている
現在において、どこどこで食事するとかどれだけ
お金をかけたとかそんなことばかりに目が行っている
人が多いように見受けられます。

当店にいらっしゃる珈琲好きの方も珈琲は苦いもの
という固定観念にとらわれていて、濃く苦いのを
何杯も飲んで仕事するのがかっこいいという信じて
いる方もいます。

まっ黒くて苦いそんなイメージしかないとしたら
実に不幸なことです。

当店で試飲してあんまりすんなり何の抵抗もなく
ただスーッと入ってくるという珈琲にもろもろの情報
未消化を起こしそれでも自らのスタイルを変化させる
ルネッサンスにつなげられる人が増えればと思い
まずは試飲してみてという豆売りは続きます。

最近の気候に訪れる方は午後が多いのですが、
試飲ができるのは三時まで
となっております。

お早目のお出かけをお願いいたします。

当店一人でやっておりますので、配達に出ている
こともありお電話をいただいてからおいでいただけると
間違いありません。よろしくお願いいたします。

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ノートと鉛筆とモカ・マタリ

2015年05月23日 10時49分54秒 | 珈琲
一昨年の雪は人々に強烈な印象を残し、雪が
降る度にまたあの再現がされるのではと恐れ
慄いていました。

あの雪は120年以上記録に残る限り経験のない
ものだったといいます。

そして、今年の五月は140年なかった暑さなんだとか。

しかし、これはあまり人々の記憶にも口にも
あまり登りません。

この話をしても道理でね程度です。

五月に熱中症患者が出たり、台風が来たり、
30度を超える日があったりという異常ぶり
なのに人々は安穏と構えています。

まだ暑い方が大雪よりましという事でしょうか。

なんだか熱帯化しているようで各地で火山が
噴火したり、不穏な感じもしますが、いくら危機感
を募っても如何ともしようがないのが現実です。

せめて季節のブレンド『颯々』を早目に切り替えて
見ることぐらいしか当店にもできることがありません。

沖縄には4月ごろからもう若夏という呼び方があり、
うりずんとか季節を呼ぶ言葉があります。

そういえば日本は早春はあっても早夏はないなあと
ふと思いました。

晩夏なんてのはありますが、調べてみるとこの早夏は
人名ではよく使われているようではやかさやかという
キラキラネーム的使われ方だとか。

というわけで、次の季節のブレンドははやなつ早夏
にしようと思います。

そんなことを考えて飲んだ今朝の珈琲はモカマタリ
です。

エチオピアにしろイエメンにしろその個性は不変な
物を感じます。

そして、香りは鉛筆やノートの香り思い起こすの
です。

それはなつかしき思い出の総体のようなものです。

最近は本やノートの臭いとか鉛筆とは縁のないものに
なりつつありますが、それが人によってはタブレットや
シリコンの臭いなんてことになるのかそんな無機質な
物に人の生がとってかわらないことを願いつつ、
早夏の味を創造しています。
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のこりわずか

2015年05月22日 14時06分47秒 | 日々のこと
好評いただいて今一番の豆として販売中の
ニカラグアリモンシリョバカマラピーベりーも
残りわずかです。

バカマラ自体が少なくなっていてなかなか手に入りづらい
状況は相変わらずです。

ピーベリーが終わったらバカマラはお休みにするか、
ジャパニカが入っているのでそれで行くか悩み中です。

同じく、エチオピアのモカハラーボールドクレインも
残り少なくなっています。

このさわやかな豆もボールドクレインとなると甘みが
強く、味わいもなお一層深くなっていて特に女性は
お気に入りの方が多いようです。

エチオピアのモカはイルガチェフにするかボールドグレインを
引き続き買うかこれも悩み中です。

というのもイルガチェフという同じ名前でも入れるところと
季節で味がまちまちであり、ナチュラルとウォッシドでまた
これまた味がかなり違い、今までナチュラルであればそこそこ
同一な感じだったものが、これまたばらつきがあり安心して
絞れないのです。

値段の差もかなりあり、どこでも特別なイルガチェフなどと
いう触れ込みで高いのがあるのですが、高いからといって
味がいいわけではなく、却ってウオッシュドの方がうまくて
安い場合もあります。

というわけで本当に特別なものを今選別中です。

しばらくお待ちください。

バカマラのピーベリーをまだ飲んでいない方はお急ぎください。
なくなりますよ。
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ごきげんよう。元気でね。

2015年05月21日 14時50分20秒 | 日々のこと
とあるアスリートがラジオで現役時代に
つらいことが合う人会う人ががんばってねといい、
その結果自分は頑張りすぎて故障してしまって
大事な大会に出場できなかったという話をし、
アスリートは頑張ってるんだから頑張って以外の
挨拶と励ましをお願いしたいということでした。

ああなるほど。

私もよく言われます。

がんばって。

頑張っている人ほど励ましのつもりかがんばれって
さらなる奮起を促されるのは真実かもしれません。

それなら、これから私は人に頑張ってなどとは言わない
ようにしようと思いました。

考えた結果、ごきげんよう、元気でね。
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海外ドラマについて

2015年05月20日 13時43分08秒 | 日々のこと
ドクターハウス、バーンノーティス、ポーンズが
民放各局で放送されていたのは結構前です。

こういった人気ドラマは日本で放送終了した後でも
シリーズが続いていてなぜかそれを最近はやりたがらない
ようなのです。

海外ドラマ自体が深夜枠でひっそりとやっており、
マニアックなアニメと同枠扱いになっています。

しかし、Dlifeの登場でそれらが無料でみられるようになり、
またテレビの楽しみ方が変わりました。

テレビでもそのお金の掛け方が違う海外物はやはり
日本のドラマより面白く、また、アメリカの最新事情
なども知れて為になります。

長く続くドラマはERのように惰性と魅力が乏しくなって
しまうケースもありますが、シーズンが変わるとスタッフ
も変わるのか、以前よりパワーアップしたように感じる
こともあります。

ドクターハウスなどもその一例です。

ファイナルシーズンを迎えるにあたり、もはやその難病ネタ
は尽きたかと思われましたが、患者じゃなくて移植する臓器
そのものを治療するなどアイディアとその困難性を増して
また見る物の度肝を抜く意匠とよく練られたストーリーで
マンネリを防いでいます。

なぜ、普通の地上波で海外ドラマをやらなくなったのか
疑問です。

NHKなどはよく海外ヒット物をゴールデンの時間帯に放送
していますが、昨年のプリズンブレイクを一シーズンだけ
やるなどもう他局の放送したものをなぜ今更一シーズンだけ
やったのかという事もありました。

日本のつまらないバラエティやおんなじような番組だらけになった
ゴールデンの枠をもっと豊かにしてもらいたいものです。
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コロンビアの豆で

2015年05月19日 11時37分38秒 | 珈琲
NBAプレーオフはどうやらスパーズが
クリッパーズにやぶれていなくなって
いました。

それでも当然のようにレブロンがいて
それがかつてのチーム、キャバリアーズで
それもシーズン当初とメンバーは大きく変わり、
活躍しているメンバーは急遽入れたニックスの
シャンパートとJRスミスという面々です。

チーム名はキャブスですが、最初から傭兵部隊の
ようなチームでその頂点がレブロンでそもそも
あまり魅力的でもならではというものがない感じ
で、とにかく力が落ちてくると余所からより強い
カードを牽いてくるような戦いぶりにみどころも
へったくれもないようです。

そして、ウエストではクリッパーズとロケッツが
激しくやり合っているという感じです。

スパーズ以外でもクリッパーズのデアンドレ・ジョーダン
にはファウルゲームを仕掛けるというなりふり構わない
感じがにじみ出ています。

NBAは時代の移り変わりが激しく、次世代のスターだと
騒がれたかと思えば次のシーズンにはまったくかえり
みられなかったり、昨シーズンファイナルで決定的な
ショットを放っていたレイアレンは今季どのチームにもに
その顔がなく、そうかと思えばしぶとく各チームを
渡り歩いても出続けるベテランもいます。

こんな入れ替わりが激しいとお気に入りのチームを
応援する意味があるのかという感じです。

それは特に日本から見ているから地元感とか地域感が
沸かないというのもあるでしょう。

最近テレビなどを見ていると日本が注目されているとか
弁当やおにぎり、たこ焼きなど日本食が注目されている
とか日本が注目されているという報道が目立ちます。

たしかに秩父でさえ今までより東南アジア、アジア系
の観光客が増えています。

日本人と同様、花の名所や観光地に出かけて日本らしさを
堪能しているということですが、日本文化を知ってもらい
その精神性を共有してもらうことが緊急事態法制をつくる
より重要なのではと思います。

今朝はコロンビアサンアグスティンでぐずつきだした
空をみつめてもう梅雨入りしてしまうのかと訝りながら
今日の予定を検証していました。

コロンビアの豆というと酸味の特長がありますが、
よく言われる酸味のある豆はきらいということで
嫌いな人が多いらしく注文を受けることや話題に
上ることはあまりありません。

しかし、こんな朝にはコロンビアのさわやかさや
マイルド感が似合います。
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『抗夫』読了

2015年05月18日 12時47分54秒 | 読書


これは読もう読もうと思っていた本で実際
読んでみると思うほど読みづらく駄作だとも
思いませんでした。

よく漱石を読む人達は『草枕』のような美しい文体を
求めているのでしょうが、漱石についてよく語り
合う人々は『こころ』のような精神性について
テーマにします。

若い読者がこの小説を読んで感想を述べたものに
作者自らが返事したものが残っているという有名な
文献が残っていたり、現代のベストセラー作家が
この本をわざわざ登場させたりと色々と取り上げられ
いつか読もうと思っていた作品です。

かつて青空文庫をコピー用紙に出力して読んだ時には
ただ退屈な本だと思ったものでしたが、今回読んでみると
これはダンテの『神曲』だと思いました。

このまだ19の少年と家を飛び出し行く手のないところに
抗夫になれと声を掛けられてのこのこついていく
地獄めぐりの旅なのです。

自ら抗夫は最低で人間以下といいつつ、おちぶれる為に
ついて行き、その鉱山がどんなものか我々はまざまざと
体験するわけですが、実際どう働いてこの少年はどうなるのか
それをずっと読者は気にして読み進まされます。

『国銅』『メタボラ』と読んできているのでこの抗夫が
人間以下とか死に場を求めて家出してしまったという話も
それぞれの世界観と対比して楽しめました。

しかし、現実その抗夫になる前から苦難は続き、抗夫からは
バカにされ、華厳の瀑にというセリフがでてきます。

当時自殺がはやったことや知識人層のやるせない感情とか
現代の派遣でしか働けない若者や大学を出て一流企業に
入ってもすぐやめていってしまう現状やブラック企業の
現状など現在にも鉱山はあるし、労働現場は依然厳しく
建設現場や介護現場で人手不足が続いて人件費が上がって
いるような報道がされていますが、それなのに実際には
介護福祉士やヘルパーの人達の労働環境が高賃金であるか
というとそんなことはなく、格差という言葉でその構造を
包み込んでしまっています。

本来我々はその格差を解消し、より豊かな社会を実現
することができるのか、それとも諸行無常という仏教の
理をといているのかこの小説には地獄めぐりと同様に
重要なテーマがあるのです。

それは読者が受け取るかどうかで違いますが、とにかく
鉱山で出会う親方や案内人や安さんそれぞれと出会い少年が
どう変わってどうなったかを体験してみるしかありません。

当時華厳の瀑を自殺の名所として広めたことにこの小説が
加担していなければいいのですが。
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日曜の朝に

2015年05月17日 14時41分32秒 | 日々のこと
今朝は朝からいろいろ電話があり、のんびりと
いつも見る喝とかあっぱれとかいうテレビもゆっくりと
みることもなく、色々と駆けずり回ることになりました。

また、録画ハードディスクの隙間はギリギリと少ないままに放置され
自由時間という大事な時間は無くなるのでした。

そして眼前に現れたのは何度か今まで経験した人生の
成績表のような生前集めたコレクションや蔵書の山と
それらがこの先たどる運命を思いまた暗澹たる自身の
それほど遠くない未来の予感とも重なり複雑な時間を
過ごしました。

こういうやらなければならない整理はまあこれから
幾度かはあるのでしょうが、やはりすんなりとあまり
かかわらずに過ごしたいものです。

そんな思いから逃れてやっと落ち着いた時にはやはり
珈琲をという事になり、それでもこの五月には早すぎる
暑さにすっかり当店にも訪れる人も減り、珈琲を囲んで
楽しく会話するという時間もこの温度からは仕方ない
のかと思うのでした。

それでも当家ではいつも珈琲タイムはあり、いつも何杯も
響されることとなります。

けさはとりわけ優しい味のコロンビアを飲むことになりました。
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