King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

霧降る秩父に帰り来たり

2012年10月31日 12時12分36秒 | 日々のこと
長い一日でした。

朝から特急レッドアローに乗り、都内から横浜までよく歩き、
よく働いたと思います。

これでしばらくまた焙煎を続けていけそうです。

今後どうなるかどうしていくか、突然どんな展開になるか
予想も発展も見えない状況です。

それでも、コツコツと自分の持てるものを磨き、感性に
かなうものを積み上げていくしかないのです。

来月は、一日都内に遊びで行きたいと思います。

見たい映画が銀座でしかやっていないので、今度は純粋に
遊びで銀ブラして映画見て買い物して帰ってきて休みは
こうだったというのをやってみたくなりました。

多分21日28日に一日休みをもらいます。

そのあたりの水曜はまた秩父にいないとご了解ください。
近くなったらまた告知します。
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ゼロ円ビジネス

2012年10月30日 10時27分23秒 | 日々のこと
昨日の月夜は見事な輝きでした。

寝るにはもったいない煌々とした光を浴びてどこまでも散歩
したいような夜でした。

私が走っている間、そのように思ったのか普段散歩などしない
ような人まで、思わず外に出てしまったという感じの人を
何人か見かけました。

一昨日の雨の日には誰もいなかったのに、これはまた妙なこと
です。

それに、昨日のあれだけの月明かりがあっても懐中電灯を
各々持参で散歩するグルーブなどおおよそ趣とか月を愛でる
と言った雰囲気はありません。

これもテレビとか現代日常生活がくだらないものに毒されて
いるせいでしょう。

人々が自然の光の下でもっと考えたら、より良い世界になるのでは
と思う月の夜でした。

秋になり、色々なイベントが行われていますが、企業ベースで
展示会とか感謝祭と銘打った売り出しが商店街とリンクして
行われたり、昔ながらの歌舞伎を未だにしがみついてやってみたり
人それぞれなのですが、ひとつ気がかりなことは最近そのイベント
でやたらと福引にしろキャンペーンにしろ、色々なものが当たる
ようになったことです。

今までなら福引の景品で当たるとしても箱ティッシュがせいぜい
なのに、最近は米とか金券とか割とまとまった額の手ごたえある
景品を手にする機会が増えました。

何か物を買うにしてもキャッシュバックとか今までならポイント
還元とかポイントカードを作り、そのポイントのよって特典を
受けるとか利益還元を受けるようになっていたのが、各企業から
店舗までがポイントカードを作り、同じようなブルーチップ政策
を取ったことからお得感からはほど遠くなり、それで出てきたのが
このゼロ円ビジネスでしょう。

一般に最初の費用を低くしてサービスを受けやすくするイメージ
ですが、より多くの人が高いサービスを受けて低いサービスは
無料で体験できるというイメージです。

中でも他社から自社に乗り換えた場合の特典が厚くなっていたり、
新商品を買うと通常値引き額が後にキャッシュで届くなど方法は
いくつかあるのです。

その結果、我が家でも旅行券が当たったり、米なんか年に何回か
もらうこととなったり、秩父にはないチェーン店の商品券などが
あったりということで、機会があったら行きたいぐらいの気持ちの
旅行に実際に実現でき、そこのホテルで普段なら食べないホテルのディナーも
商品券利用で食べてみたり、と複合的に利用することにより普段より
消費に貢献しているなあと感じることがあります。

でもこれはよく考えると今までゼロ円で受けていた金額での消費
分を払わされているだけで、実際企業がただで接待してくれて
いるのではないということです。

大きな企業ならそれだけ大きな接待や宣伝費があるので、手法
的にも色々なゼロ円ビジネスが可能なのです。

ということは、国単位で考えてもただとるだけの税金という
手法も各種キャッシュバックや納税者特典などと銘打てば
かなりの事業が展開できて財政問題や介護福祉問題もかなりの
改善を見るでしょう。

とるとなれば簡単に集まる税金もそんな工夫もなく使われるから
ろくな事業も使われ方も使う人たちの態度も一向によくならない
とふと月の下で考えたのでした。
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マンデリン好きの人へ

2012年10月29日 09時11分25秒 | 珈琲
昨日は雨の中、15Kのコースを走りました。

さすがに歩いている人も走っている人も自転車も
全く人気に出会いませんでした。

こういうのはこれから冬になればデフォで人に会う
事の方が珍しくなるのです。

そんな恐怖の予感を抱きつつ、もう既に装備は冬と
変わらない状況になっています。

さらにこれより寒くなってもこれ以上の厚着はしない
予定です。

昨日は雨で雨用のベストと帽子とサングラスを着用し
ましたが、昨日の雨程度だと全く問題ありません。

雨よりかえって体からの汗の方で濡れる感じです。

時に強くなる雨足に、走り出す前に考えてコースを
若干変えることにしました。

市内を横断する形の混雑する道もいろいろ心地よく
走れず、さらにその先の市立病院から一中の歩道も
とても走りづらいのです。

歩道の舗装がでこぼこな上歩行者のマナーが悪く、
減速要因が多々あるのです。

それにこの雨では足元も危険となれば、もっと気持ちよく
走れるコースはないかとなります。

国道の裏道をずっと大野原まで行き、龍石寺の所を下がり、
旧秩父橋を渡りました。

このコースはいつものコースよりかなり走りやすく
なりました。

この距離を走ると体が快く疲れます。

筋肉痛と体の芯からくたっとなったパソコンや事務仕事を
長い時間やり続けてくたっとなった感じとは違った疲労感で
心地よい睡眠を予感させます。

夜眠れないというのもこれから冷え込んでくるとつらい夜に
なります。

夜飲む珈琲も色々気を使います。

ですが、走ることに重きを置くとあまり気を使わなくてもいい
ようにも感じています。

当店ではマンデリンを注文されるお客様は稀です。

でも会話をしていると好みはマンデリンという方は割と多く
います。

なぜなのでしょうか。

やはり、酸味が問題のようです。

となると真にマンデリン好きかも怪しくなってきます。

当店のメニューにはマンデリンはありません。

ゴールドトップマンデリンはありますが、マンデリン好きの
方が全てこのスペシャルティグレードの豆を注文するかと
いうとそんなこともありません。

そうすると、マンデリン好きの方は何を求めて当店でどんな
豆を要求しているのかということになります。

今までの印象では、酸味がないからという逃げの感覚しか
感じませんでしたが、当店でもマンデリンG1は存在し、
ゴールドトップマンデリンじゃなくて普通のマンデリンを
ということであればお渡しすることもあります。

実はこういうことですよと味の解説を試飲込みで説明して
珈琲の味わい方を指導するようなことは極力避けお客様の
好みを優先したいと考えています。

しかし、それがお客様の珈琲理解の誤解を解くことになり、
より深い味の世界に導くことになるのかというとそういう
風になることはまれであるようです。

できれば、いろいろ注文してもらい自分で色々発見して
色々感じてもらうのが楽しいのだと思います。

この間の豆がおいしかったという声と季節のブレンドが絶妙
だという声がある反面、自分で入れた珈琲がうまくなったと
いう報告がより真実にうれしい出来事だったりします。

いくら試飲して口で説明してもやはり理解には遠く、自宅で
自分が淹れたものがおいしく感じられ人を感動させたという
ことが銘柄や豆の説明よりも自分の喜びにつながるという
結果にこちらのささやかな喜びにつながります。

そして課題としてはいかに手軽に豆を届けられるかにかかって
いるように感じるこの頃です。

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手作り感

2012年10月28日 09時31分50秒 | 日々のこと
昨日の日経ナンプレはかなりの手ごたえが
ありました。

これ解いて投稿しても何かくれるという懸賞形式では
なく、かかった時間でお言葉が違うという判断だけで
なんかお座なりの感じです。

しかし、これがそっけなく解けてしまう簡単な日と、
かなり推理と新手法を取り入れていかないとならない日が
あり、いつも上級者入りは難しいのです。

それにこの判断もよく基準が解らないもので、いつも
8分以内上級かと思えば難易度により時間が変わっている
のです。

だからこの上級入りが難しい10分以上だとうれしくなります。

これは解くにもなかなか簡単にはいかず、前は決め打ちの
ようなやり方で仮定的に無理やり数字を入れて進んだり
しましたが、これは論理的でなく最初は面白い手法だと
思ったのですが、最近数字の入りに必然がない場合は入れない
としたところまた新たな数字選択方法が見つかりました。

このパズルのコツは、作業的に解かないというところです。

ここにこの数字があると可能性のある数字は何と何だと
いう推理とそれを組み合わせて考える戦略的な解き方を
身に着けると残り2つのマス埋めに変化が加わります。

消去法だけでは解けなくなったところから、演繹法的な
推理が始まり、残り2つマスが残り3マスでも条件付けを
広げて複合推理することも必要で、今まで作業的に解いた
部分を拡大することが現実問題でも必要なのではと感じる
パズルです。

それにしても、こう毎週難易度が変わるというのは作り手が
ひとつひとつ手作りしてるんだろうなあと感じる物語的なもの
を感じます。

数字の無機的なパズルにそんな物語性を感じるから不思議です。
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冷え込みに次のブレンド予感

2012年10月27日 10時34分17秒 | 珈琲
昔の夜のTV番組というのは何か味がありました。

友達感覚で中堅のお笑いタレント(昔のウッチャンナンチャン辺り)
などがスキーをしたり、温泉したりと今ゴールデンにあるような
ことをしていたのです。

そもそもお笑いタレントの次のトップたる人材が皆どれも似たような
スタイルで味とか世の中を攻撃するパワーとか風刺とか毒とかが
足りないのではと思うのですが、景気低迷と長引く不況で世の中が
そんな攻撃を受ける対象にすでにないことが一番原因かもしれません。

そういえば、昔はただプロのスキーヤーがゲレンデを音楽に乗せて
滑るだけなんて番組もありました。

そんな時代は週末にターミナル駅からは大量のスキーバスが各地の
スキー場に繰り出し、人々はどうやってスキーに行こうか、皆が
どうやって宿を取ろうかとしのぎを削ってスキーへ向かう感じでした。

神田や有名なショップや飲み屋はすでにスキー場とつながっている
ような感じで、神田でスキー用具を物色しているだけで世の中に
つながっているような感じでした。

そんな魔法が解け、ネットで誰かとつながっていればOKという
侘しい時代になり、世界全体の景気後退で世界がすべて日本化し
そうな様相を呈しています。

ちょっと前まで新興国が景気を支えて行くようなまだまだ景気の
いいところはその行先と勢いを弱めないと思われていたのもあっと
いう間に幻想と化しました。

それでもまた雪山のシーズンはやってきます。

珈琲もよいよシーズンです。

新しいブレンドの構想も固まりました。

前回書いたように珈琲全ての味を揃えるとお湯の味になると
いいましたが、それは工夫次第ではそうでもないということを
ブレンドで表現したいと思います。

今日はこのよいよ冬近しの感じで、キリマンジェロに挑みたいと
思います。

秩父市役所の解体が大分進みました。

市議会の報告を各会派が行っていますが、やっと決まった斎場建築
にしろ、市役所問題にしろすべてが遅いという印象です。

これは決められない政治の国政を写すような行く末で、目新しい
こともなく、これから冷え行く冬と同じような辿りを経るのでは
という予想を持たせるさえないものです。

そんな未来にもぬくもりを持たせるべく焙煎にも心を込めて
しっかり焙煎します。

今月のブレンドをまだ飲まれていない方はお急ぎ、お求めを。
今月のブレンドは『みのり』です。しっかりチョコ味の珈琲です。
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今年のイルガチェフは

2012年10月26日 09時41分24秒 | 珈琲
昨日の流れ星は大きく長く途中に崩れていく火球の様な
一部分離もあり、とても見事な天体ショーでした。

走っていると流れ星はよく見られます。

でも昨日は、ゆっくり走ったんですが、なぜか朝になっても
疲れが抜けない感じです。

ゆっくり走ると疲れるのです。

スピードに乗って自分の限界に近いペースを保つ方が
走り終わった時にはくたっとした感じになりますが、爽快感も
あるし、出し切った感とともに気持ち良さが寝るまで持続する
のです。

ゆっくりの場合は、せっかくのキックするパワーを一歩ごとに
着地してブレーキしている感じになり、長い時間かかり体脂肪も
燃えやすくなるはずなのです。

しかし、いつもより長い時間走っても内臓脂肪など減ってないし、
体重減少もいつもと同じ程度です。

有酸素運動が脂肪を燃やすというのもあまり差がなく、ただ
疲れだけが残ったという結果にしばし愕然とする朝の感じです。

ひざとかふくらはぎとか筋肉痛も感じいつもにないダメージ感
です。

そんな感じを少しでも和らげようと朝の珈琲はここのところ
好調なイルガチェフです。

これは何度も入れている銘柄であり、実績もあるのですが、
今回のロットはかなりいいのです。

珈琲はその実力をすべて引き出すと往々にして、平坦になると
いうのが一般に感じるところです。

珈琲の中に含まれる物質はおおよそ600種に及び、味を構成
しているものはそれだけ多くても、人間の感じる種類は甘味、
苦み、すっぱみ、辛み、といった程度です。

一遍に色々な味が強く出たら人間は飽和してお湯の味となって
しまう可能性が高いと思われます。

今回のイルガチェフは今までのより甘く感じるのです。

一般に市販のコーヒーや市中で飲まれているコーヒーは
苦みばかりです。

色もぐっと濃く真っ黒です。

カフェラテとかエスプレッソとかに逃げないでコーヒーの
味を感じたら日本の昔の喫茶店のようにすっぱいだけのコーヒー
から甘味のある珈琲に移れるのでは。

そんなことを考えさせる今のイルガチェフ。

一度試飲してみては。
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あると思います。モカマタリ

2012年10月25日 09時29分12秒 | 珈琲
昨日NHKで、方丈記の最後の回がありました。
100分de名著という番組で方丈記をやっていた
訳ですが、同じNHKで方丈記を取り上げた番組があり
なぜ、最終回の前にさらに方丈記をやるのかと
疑問を持ったものでした。

このように、震災を意識した番組は増えているのですが、
やたら絆とかそれでも立ち上がり新たな挑戦をする被災者
とかいった番組などでなく、根本的な問いを発する番組は
珍しいのです。

同じ書物を取り上げていても両番組を見る人を意識してか
タブって鬱陶しい感じもなく、普通に両方見てよかったと
思いました。

方丈記についてはまた触れたいと思いますが、なぜか
ここのところ原発存続とか廃止に反対する人の意見が
発せられることに疑問を感じます。

たかが発電機を回すためになぜ危険な物質を使い、
環境悪化を招く核物質を発生し続けるのか目先の利益より
ほかに追及するものがあると思われます。

北海道ではこの冬、泊原発を動かさないと計画停電の可能性
があるという脅しのような需給予想がまたされています。

人間がどんな万全な備えをしようとも、また忘れたころ災害は
必ず襲ってくるでしょう。

今回使われた想定外なんて言葉が忘れ去られた頃かもしれ
ませんし、直ぐ明日かもしれません。

真の技術立国であるならば、原発はやめて違う発電やエネルギー
を考えられるはずです。

さて、昨日はいつものお客さんが午後来店され、モカが
すっぱい話をされました。

この話は何度もして、私たちの年代はもう刷り込まれた
情報でモカはすっぱいと固定されてしまっているようで、
なかなかモカを好んで注文する人はまれです。

我々の年代でもあのすっぱいのが魅力だという人もいて
問題を複雑にしていて、なお近年のスペシャルティコーヒーの
魅力は何と言っても酸味にあり、一言酸味が好きというのが
一番謎多き答えとなっています。

そして、モカにはエチオピアのモカ騒動を経てもう一度
モカの魅力を検証する機会が巡ってきたかのようです。

それだけ前と同じ種類のモカが目の前にあり、やっと味わえる
状況がやってきたからです。

とりわけモカマタリが普通に飲めるようになったのは
一番の安心感とともにやっとこの状況が戻ったということ
が言えると思います。

当店としては、選択肢を用意し後はお客様が判断されることを
望みますが、正直な気持ちなままで売りたいですから、味
については人それぞれであるという基本を尊重していくのは
変わりありません。

すっぱいのが好きな人がいてもいいし、昔飲んでいたコーヒーは
何だったのかという思いを新たにするのもいいですし、
流行りのスペシャルティの味に興ずるのもいいのではないでしょうか。

それが選べないのは珈琲好きには不幸なことであり、自分の舌で
判断されるならば、それが世間一般と違っていようと自身の
スタイルを提供できる供給者でいたいと思います。

とりわけ、私の場合押し付けはしませんが、味の実績や安くて
おいしいと感じたものを揃えているつもりです。

是非、試飲に訪れてみてください。
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さえる珈琲タイム

2012年10月24日 09時24分35秒 | 珈琲
昨日は天気予報によれば雨は夕方には上がるはず
でした。

しかし、却って夕方に近づき雨は強まり、走りに
行くのをあきらめてしまいました。

当店の前の道路は水道工事をしており、通行止め
な上に舗装を切り刻んでいるエンジンカッターの音で
相当な騒音です。

通行止めで車が通らない分全く音がないかと思えば
突然騒音が襲うという繰り返しが続いています。

昨年はガス工事といつも道路工事をしているかのような
状況です。

そんなこととは関係なく、珈琲タイムは充実の秋を
迎え味の重厚さを深めています。

よく何がお勧めですかと聞かれます。

またよく聞く答えにすべてがお勧めです、という受け答え
です。

そうかと思えばお店により一押しがあったりします。

つまり、それは店が一番売りたいもので、それに乗るのが
徳か損か時と場合によるようです。

当店の場合は、やはりその時飲んでもらいたい味があったり
しますので、一応何が一番いいか聞いてもらった方がいいかも
しれません。

そして、何が一番いいですかと聞かれれば、今なら
エルサルバドルバカマラです。

さらに、ブラジルの木上完熟豆やモカとなります。

なかなか売りたくないので普段焼いてない豆すらあります。

それでもおいしい豆はいつもおいておきたいので、注文が
ないのに焼いてしまうものもあり、これとこれを焼いておくと
香りがいいという豆の組み合わせもあります。

そんな結実が季節のブレンドなのです。

今の『みのり』は評判もよく、人によりアーモンドチョコの
味とか温度により味も変わるとか常備して楽しみたいと
併せて買われていきます。

そして、普段飲みにストレートとか万全のバックのほかエース
の役割として何かという楽しみ方のようです。

どんなイメージで飲みたいかまでは言い表されることは
まれですが、結局はニカラグアの様な味なんだと思います。

最近、季節のブレンドと何々とストレートの銘柄を指名
される方も増えてきました。

空気が澄んできた感じが冷え込んだ凛とした感じになり、
そろそろパナマのゲイシャも焼こうかという気になって
きました。

売る、より自分で飲むことになるとしてもです。

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今年は完熟豆とモカ

2012年10月23日 09時18分20秒 | 珈琲
ちょっとした勝利感は長続きせず、昨日走り出すときには
すっかり気力も元に戻ってしまっていました。

そして、11Kのいつものコースを新シューズでもう一度走る
とまた前回と同じく1時間07分と全く同じ結果でした。

これは新シューズがタイムを悪くしていると結論付けました。

先日の法事では、諸々の欲望を捨てる話が出ましたが、その
話をした坊さんの腹を見たらちょっと何言ってるのというほど
突き出ていて説得力がありませんでした。

こういう混迷を深める時代、深く考える自身の力がますます
大事です。

珈琲を選ぶ際にも同じことが言えるでしょう。

なんやかんや説明がついて高い珈琲豆を買うより、近くの
焙煎している業者に新鮮な豆を買い求めれば、それだけで
人生少し豊かになれるかもしれません。

当店でもリピーターの方が増えているのはやはり違いを実感され
病み付きになっていただけるようです。

秋になり、九月の酸味入門的に酸味に注目されるブレンド『林檎』、
されに今月の『みのり』ときて、よいよ珈琲の魅力全部詰まった
ブレンドが飲みたい時期になってきました。

来月はよいよそんなブレンドの登場となります。

夏まではニカラグアとかコスタリカとかさわやかで果物のような
風味や香りといったスペシャルティ的な楽しみをしてきましたが、
やはりそうすると今の時期珈琲らしい苦さの珈琲もほしくなって
きます。

そこでまず思い当たるのがブラジルの完熟豆です。

今年は、それにエルサルバドルの高地の豆がお勧めに加わりました。

そして、今年のモカイルガチェフもまさに今飲むにふさわしい味と
なっています。

イルガチェフはかのモカ騒動の時の幕間をつなぐ貴重な役割を
果たし、モカがないと言いつつ、イルガチェフだけはあった時期が
ありました。

それが、やがてイルガチェフさえなくなり暗黒の時代もあったのですが
なんとうやむやのうちに普通に前と同じものが手に入るようになって
います。

量はそんなに多くはありませんが、イエメンもエチオピアもない
ということはなくなりました。

そして、イルガチェフもさらにいい味になっています。

それをどうあらわすかと言えば、よく熟れた薩摩芋をアツアツに
蒸かした蒸かし芋の甘味です。

もちろんイルガチェフ独特の風味は失わず、強い甘味を今まで
以上に感じます。

これはイルガチェフのイメージを更新するこの秋の出来事といって
いい衝撃です。

コロンビアの煎りたてでしか出ない酸味のキレもあり、果実香も
あり、甘味と重なる味の重厚な感じもいや増し、フルーツのような
さわやかさとのど越しもよく、木の実の後味と甘みの印象が長く
続き、思わずまた飲みたくなるそんな味になっています。

もはやイルガチェフは桃の香りなどと言って済ますわけにいかない
感じです。

ぜひ試飲してみてください。
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少し復活

2012年10月22日 09時38分15秒 | ジョギング
走るということがこうも自由を体感し、生き方を
表現する方法であるか、そして、根源的な喜びを
感じてもう一鞭自身に入れる。

そんな走りが昨日の走りでした。

昨日は、新シューズデビュー以来のだらしない展開を
打開するためにも、長く走ってみようと思っていました。

私のコースの中でも最も長い20Kコースを走ることに
しました。

ただ、走る直前まで弱気の心根がいつもの11Kコースに
しようかと逃げを打つ気持ちもあり、どちらへ行こうかと
揺れていました。

というのも坂氷から高篠県道に曲がり、そこからセーブオン
を曲がり、横瀬町民グランドまで行き、左折してまた高篠
県道まで行き、高篠小の信号を大野原信号国道を越えて農工
一中、市立病院、秩父神社、市役所自宅と辿るのですが、
農工へ行くところをトワーズを越えたら文体へ左折して、
六地蔵の信号まで国道へ走り、和同大橋を渡り、川向こうを
桜橋まで走り、自宅に戻るというのが20Kコースです。

今までこの20Kコースは一度しか走ったことがなく、そもそも
週に一度は負荷を掛けるということで、二時間位以上走ると
いうトレーニングの一環で走ったコースであり、後に距離を
測ると20Kとなっていたのです。

今までゆっくりただ長く走るということで走ったコースが
距離が判明するとまた違ったイメージと意識が湧きます。

前回このコースを走ったときは、途中転倒して出血してあるったり
止まったりして結局、2時間半をかけて走ったのですが、20Kと
なると私には未知の距離ではなく、かつて初めてハーフの大会
に出て、2時間は切っており、当然このコースでも2時間切りが
使命となると同時に、まず、ちゃんと完走しないといけないと
思えたのです。

一昨日の散々なタイムの新シューズデビューの早く走っている
つもりの走りも、昨日の情けない走りもすべて精神的なもので
それを解消するものとは意外にも簡単なコースを変えること
でした。

これは今までに何度も感じたことではありますが、コースを
変えるだけでがらりと気分が変わるのです。

昨日は、トワーズの前から文体へ曲がった途端、わくわくと
する気持ちと自由という意識が湧きあがったのです。

あのスキー場でゲレンデからリフトが見えない山中へ分け入って
行くときの今までひも付きだったものがそれが取れて自由に飛び立つ
ような解放感と同じ感覚なのです。

いつも決まったコースを走るというのは、知らぬ間に色々な
しがらみとか型をはめているのです。

そんな精神的なものをすべて脱ぎ去るには自由にコースをクリエイト
することです。

未知なるものに挑む気持ちと新鮮な空気に接して、知らずと
ペースも上がります。

結局、1時間54分で無事2時間切りをして走りきることができました。

人気のない真っ暗な道を走っているとこんな道に一人の犬を連れた人
ランナー、静かに近づく自転車とみんな女性でした。

秩父の暗い夜道は安全なのか、でも、道に痴漢に注意という手書きの
看板などがあることがあり、これがどれほどの効果があるのかという
疑問もわき、マツタケ山の入り口にマツタケとるなと看板があると
同様、ここで襲えば人目に付きませんよと教えているようなものなの
ではないかといつも思ってしまうそんな所を何の恐怖心もなく女性達は
私とすれ違って行きます。

そんなことも以前ほど気にならなくなってきています。

それほど暗闇で一人の女性と遭遇なんてことはざらであり、困るのは
そんなことよりおば様方の並列歩行なのです。

最近は、対面して近づいてきているのに避けもしなくて直前で挨拶
などしてくる人もいて、ペースを阻害しているという意識もまるで
ないのです。

あるっている人より走っている人の方が偉いなどとは毛頭思いませんが、
お互いの迷惑だけはやめたいものです。

街中を走るとそれだけタイム更新を阻む要因はあるのですが、それでも
昨日よりは早いとか些細な変化に一喜一憂するのです。

とりわけ昨日の完走と2時間切りはここの所の不調を吹き飛ばし、
走る喜びと、爽快感に満ちた時間となりました。
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無残なニューシューズデビュー

2012年10月21日 09時12分58秒 | ジョギング
二日続けての雨の後、やっと走れた12日の夜。

当然、足も軽く体も軽く、いつものタイムは当然の
状態です。さらに、この間届いたニューシューズを
履くことにしました。

アディゼロの新シューズは、200gを切る軽量で、最適
使用目的がレースとなっています。

私の好みの重さのシューズがレース用ということで、
この辺はあまりこだわりなく毎日の走り用に使います。

もちろんここ一番のレース用のシューズはとってあります。

今回のシューズは同じアディゼロながら、ほとんどが
プラスチックとビニール状の樹脂のようなものでできて
いて、全体的に硬い感じです。

実際に履いて走り出すと、同じサイズながら少しでかい
感じで、足が中で動く感じで、履いていて軽い感じが
しません。

それでも、走り出して体は軽く、軽快にいつも以上の
走りができている感じで推移しました。

横瀬高篠大野原一中市立病院秩父神社市役所ルートで
いつも1時間04分で走るところが1時間07分と散々なでき
です。

それにしても、目を疑うタイムに早く走ったつもりと
新武器のニューシューズも何の効果もなく遅くなって
いました。

これは気分的に大きくしこりとして残ったようで、昨日の
走りにも影響しました。

いつものペースにもならずいつもの時間を出すことに意識が
行ってしまい、満足な走りになりませんでした。

こういうスランプ的なイメージを持ってしまうのが一番
懸念されることでそのきっかけがニューシューズだとは
何ともとほほな感じです。
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イルガチェフも豊穣の秋

2012年10月20日 10時12分50秒 | 珈琲
実は今週のグッドワイフを見逃してしまったのです。

番組の切り替えでまだ新しい時間帯が定着していないと
いうこともあり、それと前回キャッスルを見逃しても
再放送があり、それほど慌てずネットで確認すると
なんとグッドワイフには再放送がないのです。

地上波のドラマや特集など目玉の番組にはことごとく
NHKは再放送があり、とんでもない時間帯にあるものと
予想したのに、見事に裏切られました。

ただ、ネットで番組担当者のブログを見てその内容が
マニアックなネタまで取り扱っており、他の局でやった
番組にまで言及して、海外ドラマのゲスト出演の状況から
共演状況まで触れられていてこれは感心してしまいました。

多くの番宣物のネット提供情報はお座なりのものが多く、
特に映画のHPなど下手な仕掛けばかり使い、情報を伝える
情報の質と量がまるでないものばかりなのに対して、久々
読ませるネット情報でした。

そんなこんなで始まった週末ですが、今週も色々イベントが
あり、外での仕事の要請もありましたが、今回は出店はなし
です。

昨日は登記所とか役場とか事務的仕事を片付けました。

不動産の事務仕事でしたが、普段使わない頭の部分が働いて
いる感じで、頭に血が巡っている感じがしました。

普段よっぽど頭を使っていない感じすらしました。

そうすると余計、珈琲でホットしたいという欲求が湧きます。

そんな珈琲タイムに衝撃的な味を味わうことになりました。

それは今まで何度も焙煎しおなじみであるイルガチェフです。

この珈琲の持つ魅力はなんといっても香りと酸味です。

独特の果実香があり、忘れられない印象を与えます。

他の珈琲とは一線を画す、独特の香りに一遍の夢を見るかの
ようです。

今まではそんなことでした。

このイルガチェフも焙煎により、また、淹れ方によりかなり
苦み強調の強い感じの珈琲に感じることもあります。

これは古くなったからとか抽出技術とか簡単にこうしたら
こうなってしまうという簡単なものではありません。

ただ、イルガチェフという珈琲にいい印象なり、苦みという
印象に止まる場合は、まだ、真の実力に出会えていないの
ではという感じがします。

さらに、昨日は今まで以上に強い印象を与えてくれました。

それは波状のように寄せる甘味の重なり合う、香りと甘みの
ハーモニーでした。

ここまで甘味を強く感じる珈琲だったのか、よくあるパナマ
などのスペシャルティにある甘味に通ずるような、コロンビア
にある焼きたてでのみ味わえる酸味のフルーティーさといいもの
が重なって結実したものでした。

これはイルガチェフの紹介の仕方を変えなくてはならないのでは
と思うほどでした。
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増える逆走事故

2012年10月20日 09時52分13秒 | 日々のこと
今日もまたよく晴れた日です。

そして、これからはよく晴れた日イコール冷え込みと
いうことが連想されます。

北海道ではすでに積雪があり、イエティはオープンと
いうニュースが流れました。

イエティはいつも今頃初日を迎え、初日は仮装して滑る人
は入場料が無料です。

リフト代か入場料システムなのかよく解りません。

ニュースでわざわざ入場料が無料と言っていたので、
リフト代イコール滑走料ではないスキー場なのかと
思った次第です。

昔の記憶では時間形式の入場券を買うような人工雪の
スキー場でよくあるシステムだったような気がします。

私は、この時期鹿沢スキー場に初滑りに行きましたが、
かつては早く営業することに市場価値を見出していた
ように見えたかのスキー場も今では普通のスキー場より
やや早いオープンになってしまいました。

また目立ったニュースでは高速道路を逆走した自動車が
正面衝突というものです。

これはまた年寄りの暴走なのですが、コンビニやスーパーに
飛び込んだりする車や逆走する車は年々増えています。

衝突を避けたり車が事故を防ぐ機能の付いたハイテク車が
年々発表されますが、運転者の誤動作までは防げないで
しょうし、年寄りや地方ほど車を必要としている現状を
どう解決していくかは、地域社会から展望したビジョンが
必要とされるでしょう。

当分この手のニュースは増えそうです。
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やっと晴れた

2012年10月19日 09時32分49秒 | 日々のこと
今朝はモカシダモでモーニングコーヒーです。

これは夏の間大活躍した豆です。

これから冬にかけてもカフェインレスのモカシダモ
が私の自宅ではいつも用意されています。

最近来店されたお客さんがモカの様に酸味のあるのが
好きですとおっしゃいました。

これは今までにないパターンというか、あれっと思う
答えです。

散々答えてきたモカは酸っぱくなんかないということに
いや、モカの酸味が好きですというのは本当のモカを飲んだ上
でのことなのか、それとも酸化したすっぱい様なモカの酸味を
さしているのか判断がつかないのです。

まあここはよい方に判断するしかありません。

珈琲の魅力である酸を味わい分けることのできる方なんだと
判断してイルガチェフを供しました。

独特の香りを楽しんでいただきました。

モカをめぐる輸入規制などの措置はどうなったのか依然不明
ですが、実際に豊富でないものの色々なモカが手に入るように
なり、心配されたイエメンのモカも安いものも手に入るようになって
内戦の多いコーヒー産地が実際どうなっているのかまるで伺い
知ることができません。

でも安いモカが入ってしまうとその三倍もするモカは極端に
需要が下がってしまい在庫に苦慮することになります。

珈琲好きの人でもこのモカ騒動を全く知らない人が多く、
いったいなんだったんだという感じです。

モカイルガチェフは今飲みごろです。

試飲してみては。
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捕鯨の肉が東北にって

2012年10月18日 12時01分26秒 | 日々のこと
調査捕鯨はやはり肉目的だったんだ。

今日の国会答弁のニュースを聞いて思いました。

なんでも東北に関係あればいいなら、大概復興予算に
かかってしまうだろうことも。

世界景気の減速と大変なことになりそうですね。

スペイン国債も日本のIMFへの拠出金により、買い支えられた
ことを思えば、もっと日本は世界において発言権を与えられて
いいはずです。

今の政権にそんな意識があるかどうかですが。

今やいかに政権交代を長引かせるかだけに心血が注がれている
ように見えて仕方ありません。

周りでは色々重要事件が起こっているけど、自分の延命だけって
ちょっと国民生活はどうなるのかという感じです。
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