この今月のブレンドにたどり着くまでの逡巡と味の歴史は
過去のこのブログの記事をを検索していただくとして、
じゃあどんな味なのというのは珈琲本来の味を堪能していただくという
本格ブレンドだということです。
それぞれに厳選した豆としっかりとした深煎りの豆を重ね、深く濃厚に
珈琲本来の味を追求しています。
つまり、それは早夏、青夏と変化した集大成のようなもので暑い厳しい夏を
楽しむにはやはり本格的な味の深まりがないとという思いにより作られました。
オリンピックとコロナの夏で、その感染も急拡大をしており、気候変動や
災害が直ぐに起きる気象事象にも今後の緊張感が漂う夏ですが、それに
さらに今はまだ一般に報道されていませんが、珈琲にもついに危機感が
漂う状況になっています。春からずっと値上がりしたという話はしてきましたが、
国際価格はブラジル珈琲産地に降霜の被害があり、高騰しています。
大手はすでに秋の珈琲の値上げを発表するなど動きがあるものの
オリンピックとコロナ以外のニュースは聞かないのが今のテレビです。
色々と我慢の日々が続いているなか、いろいろ我慢しても最後に日々の珈琲だけは
うらぎらないそんなよりどころだったのについに珈琲も飲めない日が来るのかと
うろたえる夏なのでした。