八月に入り、毎日35度くらいの日々が続きます。
体育館など熱中症の危険があるので使用禁止の表示が出ています。
それでもいつもの土曜の練習は行われています。感染拡大でまた体育館が
使用中止になるかもしれずで安心はできませんがまったく衰えを知らず
感染は日々拡大しています。
それもいままで千人という数字が海外並みに万人になるのではという感じになっており
都内の感染数は夏休みに入りより拡大しているのです。
連日知事は県をまたぐ移動の自粛と帰省や旅行の自粛を訴えていますが、
昨日など鹿児島ナンバーの車をみましたし、マスコミでいくら自粛を訴えても
もはや誰も聞く耳を持たず夏休みはみんなお出かけしている感じです。
私は相変わらずどこにも出かけず、珈琲の相場を見ながらよいよ珈琲もと
戦々恐々としています。
そんな私のカウチ時間のお供が最近はBBC制作の氷点下で生きることという
日本名番組です。
いつものアマゾンビデオで暑い中こういう涼しい絵を見て環境ビデオのように
楽しもうと見始めました。
アラスカの四地点の生きざまをドキュメント風に順繰りにただ流すだけの番組で
狩りに密着したり、狩った獲物の解体をするシーンがただ流れ、本人のナレーション風のコメントがぽつぽつと続きます。
だらだらと同じような絵がそれでも四地点それぞれの人生があるさまが知れ、
冬が明け春になると川や湖が一斉に溶けて氷と濁った水で氾濫のような水の
出で表題の氷点下もなくなりアラスカでも10度ぐらいまで上がります。
すると登場人物は半袖や裸で作業をしだしてもはや氷点下の生活の趣もありません。
それにある一人の登場人物は若い漁師で一人暮らしという人でしたが、春になり
狩りのツワーガイドが始まると男性一人枠として違う人になってしまいました。
これはなぜかちょっと違和感があり、ツワーガイドとしての生活も見たかったのに
男性一人が化石燃料を使うのを嫌い薪と小屋だけで需給生活をする人になって
しまい昔のヒッピーの成れの果てのような困難な生活を見せられることになったのです。
これはまだシーズン1でのこり3シーズンも続いているのです。
そんなにアラスカの生活が魅力で需要があったのかという感じです。
でもなぜそんな困難な地に人々は生活するのかという興味とどんな仕事と
生活の糧を得る所業とか確かに興味は湧きます。
ひとりはキャンプ場の管理人という最初雇われの身で事故で病院にかかり
その間にキャンプ場燃料が盗まれているという状況から始まり、それでも
問題はその犯人探しや警察の捜査でなく、燃料の補給や管理の仕事であり、
なんとそれを女の人それも若くもない女性が一人で行い、さらにそのキャンプ
場を買い取りオーナーになってしまうのです。
なんでそんなにそこに引き付けられているのかもっと気候のいいところに何で
引っ越して楽に生きていかないのかと思ってしまいます。
もう一組は夫婦で犬ぞりツアーなどしている夫婦で自分なりのライフスタイルを
貫きそのようになっているもう若くもない夫婦とイヌイットの妻を持つ米国人の家族の生活の四組です。
お店や行政機関の規制や援助もなく、それでも狩りのルールや国の法などは
守って生きている様が画面から伝わります。野生動物を自分の生活のために
取り消費するのはいいが、キャンプのお客に提供してはいけないそうで、キャンプ場の
支配人はわざわざ肉やら野菜やら食料を空輸して準備し、自分はトナカイやら
周りの野生動物の狩りをしています。見ていると狼やら熊やらなんでも狩って
いいらしくネズミやらリスやらでも肉になりさらに毛皮も売れるのです。
生活必需品のスノーモービルなど10年以上の古いのを修理しながら使い、使えるというのも極限の地での経済環境を知るうえで面白いファクターです。
しかし、思ってしまうのはそんな生活も齢取ったらできないだろうし、もう
若くもないならそろそろ老後のことを考えて準備したらと心配してしまいます。
でも電気も水道もない周りに人家さえないところに住む贅沢を味わってしまうと
おいそれと人との生活なんかには戻れないのでしょう。そんな感じが画面から
伝わります。それで、その極限の地の生活を真夏のカウチの上からずっとみてしまうのでした。