m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

大阪市立愛珠幼稚園一般公開

2007-12-09 | 建築巡り・街歩き【大阪】



建築巡り続きの今日この頃・・
昨日は今年の6月に重要文化財に指定されたばかりの大阪市立愛珠幼稚園の一般公開があり、普段は現役で使われていて見ることが出来ない内部を見学できるということで訪れる。
ちょうどこの日はいつもなら4週めに内部見学があるという綿業会館もこの日だったため予約をし、2つとも見ることができてラッキーだった!





大阪市立愛珠幼稚園の創立は明治13年に遡るが現在の敷地に明治34年に移転された。
基本設計は当時保母さんによる原案で、保母さんならではの利便性や工夫を盛り込んだものになっているという。





園舎は大寺院を思わせるような豪勢なもので、遊戯室は天井は高く格天井と言う格式の高いもので中央にはシャンデリア。
外見だけでなく造りもしっかりとしていて、創設者である当時の船場の人々がいかに子弟教育に力を入れ、お金を惜しまなかったかが伺うことができる建物。





子供たちの安全を守るために、残念ながら園内の写真はこの玄関前までとなっていた。
この玄関の先が遊戯室となっていてその奥には園庭を囲む教室があり、和室などもある。
和室は子供たちが月に一度お茶会を開くなどに使われていてお茶室からは草木が植わったちょっとしたお庭も眺められ風流な感じ。





やっぱり外から見たらとても幼稚園とは思えない建物・・
こういう幼稚園へ通った子供たちって、なんだか素朴な子供になりそうな気がするなあ。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする