昨日、私の両親も誘って泉南方面へ出かけた。
田尻歴史館、田尻漁港の朝市、そして熊取交流センターの煉瓦館、中家住宅、貝塚市立自然遊学館などへ訪れた。
田尻歴史館は大正11年に綿・紡績業界の発展に尽力した谷口房蔵氏の別邸として建てられたもの。
設計は辰野片岡設計事務所と伝えられていて、約1000坪の敷地に洋館と和館、茶室、土蔵三棟、庭園があり国登録有形文化財となっている。
玄関ホールへ入ってすぐ左手に設けられている応接室の出窓には美しいステンドグラス。
草花をモチーフとしたステンドグラス。
洋館の全ての部屋にはデザインの違うステンドグラスがはめられていて圧巻!
当時の一般住宅でこれほど多くのステンドグラスが使用されているのは珍しいことだそう。
この応接室のシャンデリアはボールのような丸い傘が可愛らしい。
そして主応接室と続きのダイニングの仕切りにもこんなにすばらしい~彫刻とステンドグラスが入れられている。
ここはカフェとして使われていて、まだ早い時間でお客さんがいなかったからか、ゆっくり見て行ってください、と声をかけていただいた。
このダイニングのシャンデリアも当時のもの。
ダイニングと広縁との境に入れられたステンドグラス。
そして主応接室とダイニングにつけられた広縁にも色とりどりのステンドグラス・・
どこもかしこもステンドグラスだらけで、ステンドグラスにそれほど興味のない両親も驚嘆していた。
そして二階へ。
階段ホールのステンドグラス。
階段ホールのステンドグラスのアップ。
美しい~
二階の洋室。
ここの照明はとてもモダンな雰囲気。
そして浴室にも入れられたステンドグラス。
他にも洗面所やトイレにも当時のステンドグラスが残されていた。
和館の前の庭にはつつじの花がきれいに咲いていた。
茶室。
庭園から望む洋館。
塀に入れられた透かし彫りの陶のタイルとおまんじゅうのような丸い石積みも面白かった。
この後田尻漁港でお弁当食べて、熊取交流センター煉瓦館へ。