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尼崎市役所開明庁舎

2011-02-22 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



ユニチカ記念館の後、やって来たのは尼崎にある三つの登録有形文化財のうちのひとつ尼崎市役所開明庁舎。
こちらの建物は昭和12年に開明尋常小学校校舎として建てられ、平成16年に廃校となったもの。
校庭を囲むようにL字型に建つ建物で、半円形に張り出した階段室、玄関が印象的。





南東方向から眺めると、船が連想される形になっている。









建物南端には戦後の増築があったがリニューアル工事の際に撤去され、当初の姿に復元されたそう。
現在はこちらが玄関になっている。





校庭側にはこんな丸窓が両脇についた大きな扉が。





繊細なデザインの格子が入った船窓を思わせる窓。





土日祝以外は見学できるので内部へ。
長い廊下が元小学校を思わせる・・元教室がそのまま役所のいろんな施設として利用されていた。





現在メモリアルコーナーとして保存されている旧校長室。
この立派な金庫は奉安庫というもの。
戦前の日本において、天皇と皇后の写真と教育勅語を納めていたものだそう。
それにしても大きな金庫だ・・





小学校ならではな緩やかな階段を上がると半円形に張り出した階段室には暖かな光が差し込んでいた。





旧小学校を見学した後は近くの食堂「福助」でお昼ご飯にした。





季節限定のこの牡蠣どんぶり、650円という安さながらプリプリの牡蠣がたっぷり入っていて満腹に!


コメント (2)
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