
下呂温泉湯之島館への旅、二日目はまず飛騨古川へやってきた。
瀬戸川と白壁の土蔵街を歩く。
鯉が泳ぐ瀬戸川が涼しげ。

「飛騨の匠」の技術により建てられた伝統的な町屋建築が立ち並ぶ町並み。

家の軒下には「雲」と呼ばれる腕肘木があって、これは家を建てた棟梁の印で古川に170種類ほどあるそう。

古川に2軒あるという造り酒屋のひとつ。登録有形文化財。


三嶋和ろうそく店。
植物原料を使った手作りのろうそくを作られている。

ハゼノ実からとれる木蝋とイグサと和紙からなる芯で作られた和ろうそく。
和ろうそくは洋ろうそくと違って煤が出ず、消えにくい、日本の伝統文化である和ろうそくを守り伝えていこうと
お店の店主からの力説が。

蔵を改装したお店には「ガラス美術館」との看板が出ていた。
電車を一本遅らせたことで時間に少し余裕ができたので入ってみることに。

江戸から昭和にかけての和製ガラスのコレクションがたくさん展示されていた。
乳白色がかったやわらかい色合いのガラスが涼しげ。
こんな器でカキ氷が食べたいなあ~と・・

このコップの色合いにも惹かれる・・

改装された蔵の格子戸には懐かしい雰囲気の型板ガラスがかわいい。


ステンドグラスも素敵。

そしてこの飛騨古川で最もヒットだったのはこの「河合療院」
町歩きの達人、ぷにょさんの嗅覚によって導かれたこの医院はただならぬ建物だった・・
電車を一本遅らせたことで時間に余裕ができたため、(この医院を見るために遅らせたんだったかな?!)
突撃でこちらの医院に訪問、内部を少しでも見せて頂けないだろうかと直談判;
少し前にテレビの取材も来られたとかで奥さまにお話をお聞きしてるうちに
今はもう使われていないという医院の診察室、手術室などを見せて頂くことができたのだ。
昭和3年築だというこちらの医院はとてもそれほどの年数が経っているとは思えぬくらい美しく維持されていて
素晴らしい建物を拝見することができた。
詳しくはぷにょさんのブログにて。