先日、友人Eさんに誘われて京都国立博物館でやってる国宝展へ行ってきた。
河原町で待ち合わせし、京阪で七条へ。七条から博物館へ向かう途中に道路の向こう岸に現れた建物に目が釘付けに。
あれってタイル尽くしじゃないの~?!
Eさんにちょっと待って~と、慌てて向こう岸へ渡った。
建材タツノと看板がかかったお店は建材屋さんのようで、お店のファサードには様々なタイル、ガラスブロック、型板ガラスが
使われていた。
さすが建材屋さんなだけあって、様々なテクスチャーのタイルがあちこち使い分けられている。
こちらの壁面はガラスブロックと縦長の大判タイルのコラボ。
営業品目の看板もロープ状のモールディングタイルに囲まれてる。
左官壁用材料のタイルから瓦、耐火煉瓦、石、鋳物製品、、、ありとあらゆる建材を扱われているようだ。
このタイルも布目地にグレーから黒、茶、紫系?の微妙なニュアンス色がとても美しい~
味わい深い質感と色合いだなあ
商品が並べられてるのが見えるガラスは透明になっているが、上部のガラスは型板ガラスに
お店の名前が入っているところにも違う質感のタイルが所々に入れられている。
こちらは細かい布目地の赤っぽい茶色のタイル、縁取りには飴釉のモールディングタイルが。
パッチワークのように細かいモザイクタイルが使われてたり、、
この門のデザインも可愛い!
あらゆるものを取り扱ってる建材屋さんなだけに、お店全体が見本仕様となってるのか?
見ていて飽きない凝った外観のお店だった。
ここ、学生時代は毎日のように前を通ってたのに・・気づいてなかった;
そして国立博物館へやってくると、すでに列ができていて、20分待ちだとか・・
平日なのにこれか~
でもまあまあスムーズに中へ入ることができ、混んでる順路と逆行して観ていった。
何期かに分かれて目玉の展示物が変わるようだけど、一応展示物は全て国宝純度100%らしい。
今期には風神雷神図屏風や雪舟の水墨画、縄文土器の代表として教科書でも見かける火焔型土器などなど
有名どころの国宝もいろいろ見れた。
縄文の火焔型土器なんかはレプリカなんじゃないの?と思うくらいきれいに形が残ってて、
その複雑な造形は宇宙人が造ったとしか思えないような雰囲気ですごい迫力だった。
同じく縄文時代の土偶にも興味津々・・
後、平安時代の優しいタッチで描かれた絵巻物や徳川家光長女千代姫の婚礼調度品の漆工芸品が圧巻の美しさで、
蒔絵の硯箱や香箱、文台などなど、当時の職人の繊細で緻密な手仕事ぶりに驚いた。
博物館を出た後は四条までぶらぶら歩くことに。
続く・・