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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019【神奈川県庁舎&横浜税関】

2019-06-11 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

 

横浜三塔のキング、神奈川県庁舎へやって来た。

現在の建物は四代目で、昭和3年にコンペにより当選した小尾嘉郎の設計案を基に建てられた。

外壁はスクラッチタイル貼りで、中央には塔が立ち、和風の屋根を備えた帝冠様式で建てられ、

 

 

玄関車寄せの柱や軒、

 

 

窓のグリルにはアールデコの意匠が見られる。

 

 

エントランスの照明もシンプルなアールデコ

 

 

エントランスホール

 

 

床にはモザイクで花模様が描かれている。

 

 

ホールの照明

 

 

エントランスホールからの階段。

 

 

大理石でできた階段の親柱には陶製装飾灯が置かれ、そのデザインは宝相華がモチーフ。

 

 

階段手摺のグリルにも宝相華のデザインが使われ、あちこちで宝相華が見られる。

 

 

照明の天井装飾もアールデコ。

文字のようにも見える装飾。

 

 

曲線と直線で華麗にかたどられたハンチ

 

 

こちらは階段状に。 

 

 

エレベーターの階数表示らしきものがついていた扉。

元エレベーター?

 

 

大理石の床の中に布目タイル

 

 

2階へ。

 

 

渋い布目タイルに囲まれたステキ空間

柱も床もタイルーーいい色。

 

 

 

 

こちらのグリルも宝相華。

 

 

3階も柱は大判の布目タイルが覆っていた。

 

 

 

 

4階の旧正庁前廊下には大きな宝相華の組レリーフタイル?がすごい迫力!

 

 

 

 

開庁時間は屋上も見学できるということで、屋上へ。

 

 

屋上から塔を見上げる。

 

 

 

 

そして神奈川県庁舎の向かいに建つ神奈川県庁新庁舎。

 

 

ここの外壁のタイルがめちゃめちゃきれい。。

 

 

ブルーの濃淡の中に茶系のタイルが混じって、とても好みの色合いだった。

 

 

 

 

 

 

そして”クィーン”の横浜税関へ。

昭和7年に三代目税関庁舎として建てられた。

外壁はベージュの磁器タイルがやわらかな印象で、イスラム風の緑青色のドームのある塔が立つ。

 

 

正面玄関には半円アーチが並ぶ。

 

 

資料室は見学自由だけど、内部は改装されていた。

更に横浜近代建築巡りは続く・・

 

 

コメント
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