先日Kさんと京都近代美術館で開催されているトルコ至宝展へ行ってきた。
その前に、前から気になってた木屋町通りにある中華料理店「大傳梅梅」へランチしに。
青みがかったスクラッチタイルの外壁の洋館は大正時代の建物で、
前に見た時は「大傳月軒」という店名だったけど、最近リニューアルオープンしたようで、
「大傳梅梅」という名前の北京ダックが売りの中華料理店になっていた。
建物は9代続いたという数寄屋大工だった北村伝兵衛氏の邸宅だった建物で、「大工の伝さん」と
呼ばれていたところから店名の「大傳・・」がついたとか、店員の方が話してくださった。
オリジナルの照明は当初からのもので、どことなく中華料理店にぴったりな中華風。
手前が洋館でこの廊下の奥は明治時代の町家になっている。
こちらの和館でランチタイム。
洋館の方のお部屋も見せて頂けた。
部屋の中はほぼ新しく改装されていて、調度品なども新しく入れられたものだそう。
しかしアンティークな家具はお部屋の雰囲気にぴったりマッチしてた。
こちらは洋館部分だけど、入口の襖や天井や障子など和室風に造られた部屋も。
更に3階のお部屋も。
こちらは改装時に壁紙を剥がすと、中からこんな文字の書いた紙が全面に貼られてたそうで、
面白いのでそれをそのままむき出しにすることにしたという。
なんか味があっていいなあ。
この部屋の照明も、オリジナルだけど、まさに中華風。
もう一つの部屋も素敵な内装。
各個室は一人500円のチャージ料で貸し切りできるそうだ。
このストーブ置きやストーブはオリジナルだろうか?!
スイッチプレートの剥げかけた感もいい。
ランチに大傳梅梅弁当を。
日替わりの魚、肉料理に点心、野菜料理、、、ボリュームもいっぱいで、お味もとても美味しかった!
友人の頼んだ担々麺と点心もすごく美味しくて・・大満足。
お隣の席の人が頼んだ北京ダック・・
席まで、切り分け、サーブしに来てくれるみたい。
お腹もいっぱいになり、ゆっくりできたので、美術館へ向かった。
トルコ至宝展では宝石の大きさ、数に圧倒される装飾品の数々やチューリップモチーフの美術工芸品を堪能。
トルコでは「ラーレ」と呼ばれるチューリップがそんなに重要な花だったとは知らなかった。
30年前くらい?!に行ったトプカプ宮殿秘宝展という美術展を思い出す。
それがきっかけで、初ヨーロッパへの旅でトルコへも行くことになり、想い出深い旅になった。
美術館の後は、ちょうどKさんが行きたかったというお店へ訪れた後、すぐそばにあったカフェでひと休みすることに。
私は自家製しょうがシロップのしょうがミルクかき氷にしたけど、これがかなり美味しかった~
家でもまたしょうがシロップ作ろう~。
この後は帰途へ。