長浜の最後は長浜鉄道スクエアと慶雲館へ。
長浜鉄道スクエアは明治15年に完成した現存する日本最古の鉄道駅舎。
当時では珍しい洋風建築で、窓周りや出入口は赤煉瓦が使われている。
一等二等待合室が再現されている。
煉瓦造りの暖炉やビロード貼りの長椅子が置かれていたという。
当時、火鉢や囲炉裏しかなかった日本で、イギリス人技術者によって取り入れられた暖炉はとても先進的な設備だったという。
駅長室。
長浜駅の初代駅長は後に初代東京駅長となった高橋善一氏だそう。
慶雲館は明治19年に明治天皇、昭憲皇太后の御休息所として建設された建物。
本館は、尾州産総檜の書院造りで、
二階には、両陛下を迎えるための玉座が設けられている。
群鶴図襖
金砂子を散らした襖に十九羽の鶴が描かれている。
金砂子を散らした襖に十九羽の鶴が描かれている。
こちらが玉座。
建設当時は2階からは琵琶湖と伊吹山が一望でき、素晴らしい眺望だったそう。
梅の花を模した照明器具。
引手もデザインいろいろ
釘隠し
窓の外は真っ赤な紅葉。
一階の広間
庭園から見た建物。
本館の前には小川治兵衛による池泉回遊式庭園が広がる。
この後は彦根へ移動・・