箕面市役所のタイルは大仏タイルだと伺って、
市役所に行ったついでにチェックしてきた。
駐車場から入口へ向かうこの壁面のタイル、以前からいいなあと
写真には撮っていたことがあったけど、大仏タイルというのは知らなかった。
コンクリートの外観の壁面の所々にアクセントに貼られているタイル。
こげ茶の落ち着いた色合いの中に、黄褐色のタイルが所々に混じる。
茶系のタイルも濃いものから薄いものまでバリエーションに
富んでいて、一枚一枚に深みがある。
別館の方の外壁にはこんな白色系のタイルが使われていた。
こちらは白色にグレー混じりといった感じで色味はほぼ一様。
茶系のタイル壁は隣の市民会館の方にまで及んでいる。
ママチャリとタイル壁。
壁面の上部に二か所換気口のような開口部があって、それを囲うカバー?にも
念入りにタイルが貼られて、壁面と馴染んでいた。
タイルはこの外壁に使われたものだけだとばかりずっと思ってたのだけど、
念のために内部をぐるっと回った時に中庭のような空間があり、、
もしや、と思って中庭に出てみると、
こんなタイル壁がそびえたっていた!
市役所、今まで何度かは来たことあったのに、全く気付かなかった・・
うおーーっ!
大仏タイルと思われる色とりどりの渋いタイルが建物の壁面に沿って
抽象的な図案を描いている。
自分の目の届く高さの壁面がタイル的には特にバラエティーに富んでいて、
いい色味のタイルがたくさん使われている。
一番左端は温かみのあるアイボリー、その隣はやさしいパステルトーンの薄い緑、表面がザラザラした石のような黒いタイルが一列入って、隣はグリーンからグレー系のなんとも言えないような深みのある色合いのバリエーション。
濃いトーンから、薄めのトーンに変化したところに、
斜めにカーキ色のタイルと、とてもきれいな青混じりの緑の窯変が美しいタイルが入る。
更に白い石系ザラザラタイルがアクセントになっている。
更には刷毛でランダムに塗ったような手作り感のある水色のタイルが続き、最後は水色と相性のいいこげ茶のタイルが引き締める。
あああ~、どのタイルも美しく惚れ惚れする~~
誰がデザインしたのだろうか?
市役所で聞いてくればよかった、、また今度聞いてみよう。
市役所二階の向かい側から見たタイル壁。