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子どもの森図書館

2021-06-27 | 建築巡り・街歩き【大阪】

先日、子どもの森図書館の見学予約が取れていたので、ついでにグランキューブでやっていたコロナワクチンの集団接種の予約も取り、中之島にやってきた。


安藤忠雄設計による子どもの森図書館。
堂島川に面する建物は弧を描くように建つ。


9時半から11時の見学予約をし、少し前に到着。



テラスに置かれた青りんごのオブジェも安藤忠雄によるもの。


入口を入ると、売店があり、その奥にはゆるやかに弧を描く書架が設置されていて、


窓辺には書架に平行して閲覧席が並んでる。


階段下の省スペースを活用した閲覧コーナー


三層吹き抜けの空間には天井まで届く書架が圧巻。
5段目以上にある本は固定されていて、同じものが下の段に並べられている。


階段はそこに座って、本を読めるベンチにもなっている。
階段に座って、すぐ手を伸ばせる書架も。
書架と書架の間にはスリットが入っていて、外からの光がとり込めるようになっていた。


中央階段を取り囲むように書架が巡らされ、


渡り廊下が縦横に伸びる。










子ども用の椅子も何パターンかあって、可愛い。





3階の閲覧席も堂島川に面していて、心地よいスペース。


椅子に座ると目線の高さにだけ窓があり、外からの自然光に照らされるのもいい。
子どもの本と思いきや、建築やアート、デザインなど大人でも楽しめそうな
本もたくさん。


クマの絵本ばかりを集めたコーナーなんかもあった。



このクマの絵本の絵がシュール過ぎた。


コンクリート打ち放しの円筒形のこの空間には、


いくつかの絵本を紹介する映像が映し出され、
それがとても美しく、見入ってしまった。
「魔女の宅急便」


「星の王子さま」


「よあけ」は私も持ってる色のきれいな絵本。
1時間半の見学をじっくり堪能できた。


図書館からは集団接種場所のグランキューブまで向かいつつ
歩いていると、発見した陶板に覆われた官報ビル。


彫刻家、三上友也の「安らかな生命の連鎖」という作品。








接種前に、ダイビルの旧ヤム邸でランチすることにした。
旧ビルの正面玄関のテラコッタの装飾が残されている入口。



エントランス両脇の動物や植物文様が細かく彫り込まれた柱。






2層吹き抜けのエントランスホールも旧ビルのごとく、復元されている。


ホールから天井を見上げる。


2階の通路から。


ぴかぴかに磨かれた床のタイル。
温かみのある色合いのタイルが貼り巡らされていた。


ダイビルの中にある旧ヤム邸。
古い洋館のような内装が素敵。





ランチのスパイスカレーを2種選べるものを。
腹ごしらえをして、いざ接種会場へ。



コメント
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