m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

信楽・カフェ&ギャラリーOgama

2022-06-05 | 純喫茶&リノベカフェなど

信楽の町歩きをしながらたどり着いた「カフェ&ギャラリーOgama」


明治時代から改修、補修されながら27年前まで現役で使われてきた、
信楽でも最大級の登り窯が残されている。



こちらの登り窯では火鉢や植木鉢に始まり、茶陶器などが焼かれていたそう。
窯を焚くには1300束もの薪が必要だったとか。



焼成の際に土台となる「たちざや」などの窯道具が埋め込まれている。


六角形の窯道具が積み重なり、蜂の巣状で可愛い。


窯の内部。




作陶室だった建物は、改装され、カフェとギャラリーに。


庭には、窯道具などが再利用されて、埋め込まれ、ディスプレイされていた。



カフェスペース。
天井には、太い梁が通る。


登り窯がすぐそばに見えるテラス席も。


信楽焼の天板が素敵なテーブル。



マフィンなどちょっとしたお菓子がついたひとやすみセットを。
器はこちらで作られたもので、販売もされている。
カップは口当たりよく、使いやすそうなものだった。


庭にたくさん残る窯道具。










これも窯道具なのかな?
良い風合いで一輪挿しとして使えそう。


カフェの2階のギャラリー。


古い家具とシンプルなやきものの器が似合う。


こちらは、カフェでお茶の時に出てきた器のセット。


1階には、他にも多くの作家さんの作品があった。


陶器とガラスを組み合わせたこんな水槽も新しいなあ。
部屋にしっくりきそう。


お手洗いのシンクもやきもの。
石鹸置きがついてるのか、ひょうたん型がユニーク。

この後、時間がないだろうと諦めてた、陶芸の森の美術館に、ダッシュで行けば間に合いそうだということに気づき、向かうことに。

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信楽・タイル巡り

2022-06-05 | 建築巡り・街歩き【その他】


住友活機園から信楽へやってきた。
道中ホームを間違えて、電車を逃したりしたので、着いたら3時近くに。
信楽駅では、たくさんのたぬきたちに出迎えられた。


ずいぶん前に数度来たことがある信楽。
今回は駅から歩ける範囲でぶらついてみることに。


しばらく歩くと見えて来た甲賀市信楽伝統産業会館。
新しくできた建物のよう。
タイル貼りの二つの建物からなる。





内部の壁面もタイル貼り。


エントランスホールには、焼き締めのレリーフ陶板作品が存在感を放ってた。


全体を眺めても、一枚一枚を見ても楽しめる。


壁面は、茶系のトーンのタイルの他、黒っぽいトーンのタイルも使われていた。
休憩用に設置されていた椅子も陶器でできていて、サイコロ状の形がかわいかった。


たちざやを再利用した台。


陶器屋さんの一画にあったカフェ。
門番の信楽焼のライオン。


ここのテラス席の床に敷かれたタイルがきれいだった。


タイルにはいくつかの筋が入っていて、やや凹凸があるので、
釉薬の濃淡が見られていい感じ。



別の陶器屋さんの陶器でできた踏み石。
面白い絵付けがされてる。


お店の店先の壁面に貼られてたオブジェのようなタイル。


こちらは陶芸の材料店。



陶芸材料店の壁面に貼られてたタイル。
ざらっとした荒めの土に渋い釉薬が掛かってる。


こちらは旧信楽伝統産業会館。



建物外壁と内壁にも、この厚みの違う凸凹したタイルが貼られてる。


朝ドラの「スカーレット」のセットや小道具などの展示があって、
ドラマで使われたという喫茶Sunnyのタイルカウンターの展示も。


このコーナーの壁面が、驚くほど、大胆に波打つ陶板で作られている。


屋外には、カラフルなガーデンファニチャー。
信楽では、火鉢の製造が下火になった後、ガーデンファニチャーや傘立てなどに移行していったようだ。





肉屋さんに通りかかる。


お店の両サイドには、アーティスティックな陶板が貼られてる。
さすが、信楽の肉屋さん。


cafe awa-isa、ここも興味あったけど、まだほとんど歩いてないのでパス。



向かいの建物。
2階の窓の桟が菱形モチーフでいい感じ。


元スナックか何か?廃店舗。


鮮やかな赤とオレンジの抽象的なモザイク画が残されていた。


こちらは酒屋さんのよう。


角のショーウィンドウ下には緑のモザイクタイル。


こちらの建物には、


魚やタツノオトシゴなど海の生き物が描かれたメルヘンチックなモザイク画。


渋い飾り窓の下はタイル。


民家の腰壁にこんなレリーフタイルも見かけた。


所々、道に埋め込まれている案内板。





リサイクルされてる「たちざや」はちょくちょく見かけた。





この石のようなものは何?!


火鉢の野積みといわれるもの。
窯から出した火鉢はこのように積み上げられている。


この後は、大きな登り窯のあるカフェ&ギャラリーOgamaへ。







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