最後のマジョリカスポットへやって来た。
こちらのお屋敷は連れてきてくださった徐さんも、まだ未見のところだそう。
1934年に建てられたというサトウキビ王の邸宅、許家で、こちらのお屋敷では毎年コウモリが
やってきて、軒下で繁殖することから地元の人々の間では「黄金蝙蝠屋」と呼ばれているとか。
赤煉瓦造りの建物には左右にはバルコニーが巡らされていたけど、バルコニーに出れる所や階段もなく・・
洋風っぽい見栄えと深く軒を取るためなのかなあ。
妻壁には2番目に訪れた蔡家と同じような火を表す飾りと、バロック風のメダリオンレリーフ装飾がつく。
設計した人が同じであったようだ。
バルコニーの下の回廊
コウモリがやってくる軒下はどの辺りなんだろうか?
日本だと不気味がられそうなコウモリも、ここ台湾では縁起のよいものとして歓迎したのかなあ。
そして屋根の上にはマジョリカタイル。こちらも三段に渡って貼られている。
軒飾りや斗供も華やか。
正面玄関前の床がこんな可愛い花の象嵌タイルが敷かれてた。
ひょうたんみたいな形の面格子も面白い。
そしてこちらも三段に貼られたマジョリカタイル。
せっかくのタイルをバルコニーのてすりがちょっと邪魔してるような・・
裏手に回ると、こちら側にもマジョリカタイルがずらりと並ぶ。
波型タイルがかわいいなあ。
こちらの家も耐震補強のコンクリートの柱が加えられていた。
二つのアーチ窓の上には二匹の獅子が真ん中の球体を支えるレリーフが。
獅子の顔が愛嬌あるなあ。
屋敷を囲む立派な門と塀。
ああ~もうこの二日間でマジョリカタイルを1年分見た感じ・・満足感でいっぱい。。
この後も博物館の近場へ戻ってきて、もうひとつマジョリカスポットへ・・