goo blog サービス終了のお知らせ 

m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

温泉湯豆腐

2010-06-09 | 食・グルメ


先日猪名川へ行ったついでに川西の西多田にある「豆腐庵」の温泉湯豆腐がおいしいと
聞いてたので立ち寄り、試しに買ってみた。
この時期温泉湯豆腐のセットはおいてなかったのだが、同じ豆腐だということで
小分けされてた寄せ豆腐と温泉水を購入。





まずはそのまま食べてみる。
厳選された国産大豆と天然のにがりと水だけで丁寧に作られたという豆腐なだけに
やさしくクリーミーな味わい。





そして土鍋に温泉水と豆腐を入れ、温泉湯豆腐にした。
温泉水が白濁し、豆腐の角がとれてなめらかになってきたら食べごろ。






美味しい~!
そのまま食べるよりさらにとろけるような舌触り。
豆腐の風味も濃厚でうっとり~

なんでも温泉水で炊くことで、とうふのにがり成分と温泉水のナトリウムが化学反応を
起こして、豆腐のうまみを引き出し、更にとろけるようにやわらかくなるのだとか。
へえぇ~~
この豆腐庵の豆腐は厳選された豆腐と九州の温泉水だったが、
スーパーの100円の豆腐をただの炭酸水で炊いてもこんな風にとろけるんだろうか~?!
ちょっとやってみたいなぁ・・





温泉湯豆腐を堪能した後は豆腐の成分が溶け出て白濁した温泉水で豆乳鍋を楽しむことができる。
この豆乳で炊かれた野菜もまた美味しかった!
最後はうどんで締めに。
満足~~


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多田銀銅山

2010-06-07 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


静思館を後にし、多田銀銅山悠久の館へやってきた。
多田銀銅山は北摂地域に渡り鉱区が広がる鉱山で、歴史は古く、奈良の東大寺大仏建立の際にもこの多田銀銅山で採掘された銅が使われたとか。
こちらの悠久の館では多田銀銅山にまつわるさまざまな資料が展示されている。
こんな鉱石を観察するコーナーも。
ここに車を停めて坑道内を体験できる「青木間歩」へ向かった。





青木間歩までは歩いて約15分の道のり。
川沿いの道を歩いて行く。









道中、移築保存されている約300年前の銀山代官屋敷の中門があった。
実際の中門は馬上のまま出入りできるよう高い門だったが
足元だけ切り取り現在の高さにしたものだそう。





民家の軒先につるされていたかわいい花と花生。





青木間歩はこちら→の表示に従って歩いていく。





今日も新緑がきれいだ~





そしてたどり着いた青木間歩の入り口。
多田銀銅山の中では唯一坑道内を体験できる間歩。





中へ入るとひんやりした空気が流れている。
中の温度計を見ると15度。
子どもたちは洞窟探検だ~と大喜び・・
探検するほど長いものでもないのだが;





緑色混じりの岩肌。
「倒壊の恐れがあるので岩を掘らないように」との注意書きが・・
手で触るとポロポロと崩れるようなところもあるので恐ろしい~
子どもたちは地面に落ちているきれいな岩のかけらを拾い集めていた。





青木間歩の先にもみどころもいろいろとあったようで、ちょっとしたハイキングにもよさそうだったが、
息子の二時からのバドクラブに間に合わせるために今日はこの辺で切り上げることに。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猪名川町立静思館

2010-06-06 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



最近土日は子どもたちの習い事を入れてしまったので家族で丸一日お出かけすることはなかなかできなくなってしまったが、
昨日は久々半日かけて猪名川町方面へ訪れた。
主なお目当ては静思館と多田銀銅山の坑道見学などなど。

静思館は猪名川町で最も大きい民家「旧富田邸」を町が譲り受けたもので茅葺き、総檜造りの母屋と四つの土蔵からなる広大な屋敷で、富田氏が全国から良質な木材を集め、江戸時代の豪農の屋敷を模して昭和7年に3年の歳月をかけて建てられたもの。
登録有形文化財となっている。





堂々とした表門。





施主の富田熊作氏は美術商を営む資産家で東洋美術品を扱う山中商会のロンドン支店長を勤めたこともあり、
ヨーロッパの二大中国陶器コレクションと言われる「パーシバル・ディビット・コレクション」「バウアーコレクション」の名品を買い集めたといわれ、すぐれた鑑識眼の持ち主であったそう。
イギリス帰りということで西洋の最新の技術を駆使した設備が屋敷の各所に見られた。
珍しいのはこちらの給水塔。
櫓の上に貯水槽を設置し、井戸水をポンプでくみ上げ屋敷の各所に水道管を配し、トイレは現在の水洗トイレと同じ方式で使用されていたのだそう。





茅葺屋根は西洋建築のトラス様式が採用されている。
が、家具や意匠など洋風のものも取り入れられているのかと思いきや、ほぼ純和風の建物だった。





高い天井をもつ台所土間にはおくどさんが並ぶ。
冬は寒そう。
土間に続く畳の間には掘りごたつが備えつけられていた。





小さな囲炉裏の上下する自在鉤に興味を示す息子。





セイコー製の時計





正面玄関の八畳間にはやや東洋風?な応接セットが置かれていた。









味わいのある手吹きガラスも当時のもの。





四畳半のお茶室。





自然の木の湾曲を生かして作られた縁台





お茶室のお待ち合いには唯一西洋風の家具の椅子が使われていた。





敷地の山側にはこんな氷室が造られている。
氷室は現在でいう冷蔵庫。
奥行き20m、左右各三か所枝筋があって主に食物の保管に使われていたとか。





表門横にある蔵は、書斎蔵といわれ、美術品の保管兼書斎として使われていたそう。
珍しいのはその床にはオンドル床暖房が入っているのだ。
書斎の畳の下には熱さ10mmの鉄板を敷き、その下に火床を設け、炭火を利用して暖めていたとか。





蔵の扉は四重扉になっている





三枚目の重い扉にはこんなコマ付のレールが敷かれていて楽に開閉できる工夫がされていた。





更に敷地内には衣装蔵、中蔵、乾蔵と蔵が三つ。

いろいろとみどころの多いお屋敷を堪能することができた。
この後は近くの多田銀銅山の坑道跡へ。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする