静思館を後にし、多田銀銅山悠久の館へやってきた。
多田銀銅山は北摂地域に渡り鉱区が広がる鉱山で、歴史は古く、奈良の東大寺大仏建立の際にもこの多田銀銅山で採掘された銅が使われたとか。
こちらの悠久の館では多田銀銅山にまつわるさまざまな資料が展示されている。
こんな鉱石を観察するコーナーも。
ここに車を停めて坑道内を体験できる「青木間歩」へ向かった。
青木間歩までは歩いて約15分の道のり。
川沿いの道を歩いて行く。
道中、移築保存されている約300年前の銀山代官屋敷の中門があった。
実際の中門は馬上のまま出入りできるよう高い門だったが
足元だけ切り取り現在の高さにしたものだそう。
民家の軒先につるされていたかわいい花と花生。
青木間歩はこちら→の表示に従って歩いていく。
今日も新緑がきれいだ~
そしてたどり着いた青木間歩の入り口。
多田銀銅山の中では唯一坑道内を体験できる間歩。
中へ入るとひんやりした空気が流れている。
中の温度計を見ると15度。
子どもたちは洞窟探検だ~と大喜び・・
探検するほど長いものでもないのだが;
緑色混じりの岩肌。
「倒壊の恐れがあるので岩を掘らないように」との注意書きが・・
手で触るとポロポロと崩れるようなところもあるので恐ろしい~
子どもたちは地面に落ちているきれいな岩のかけらを拾い集めていた。
青木間歩の先にもみどころもいろいろとあったようで、ちょっとしたハイキングにもよさそうだったが、
息子の二時からのバドクラブに間に合わせるために今日はこの辺で切り上げることに。