m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

松江&三朝温泉&鳥取の旅2015【鳥取の近代建築巡りその一】

2015-04-08 | 松江&三朝温泉&鳥取の旅2015


三朝温泉から鳥取へやって来た。
予定時間より押してしまい、12時予約のたくみ割烹のランチまでにできるだけ回ろうということで、まずは車で山の手へやって来た。

写真で見た時から雰囲気があって、ぜひ見てみたいと思ってたグランドアパート。
昭和5年に建てられた旧佐々木邸の建物で、現在も個人の方が居住されているそう。
第二次大戦後には進駐軍将校の宿舎に接収されていたこともあったという。









テラスに並ぶ柱が特徴的。
アパートというだけあってこちらにも玄関扉らしきものが二つある。





お隣にもこんな洋館付の住宅が





少し車移動し、次に訪れたのは仁風閣。
仁風閣には駐車場がなく、車を止めたところからぐるりと大周りしてようやく門へ到着。
門からのアプローチが長く、もと来た道を戻る感じに;





仁風閣は明治40年に建築、のちの大正天皇の山陰地方行啓の宿舎として使用された。
大正時代には市や県の施設として使用され、昭和24年からは県立科学博物館としても使用されていたのだそう。
フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺二階建。

















大正天皇の御座所として使用された最も豪華な部屋。
カーテンボックスの華麗な彫刻や漆塗り、蒔絵を施された家具が豪華。





御座所の暖炉は黒大理石にタイルが入れられていて、近くで寄って見たかったのだけどその部屋は立ち入り禁止。
近くでタイルをよく見たいんですけど・・と尋ねたら1階に写真があるからそれ見てくださいと言われた・・
生が目の前にあるのに無念~





その1階の暖炉のタイル写真。
王子と王女が左右にデザインされている。





もう一つの別の部屋の暖炉のタイル。
こちらも立ち入り禁止;






1階、2階ともサンルームのようなベランダが設けられている。





八角尖塔の塔内に設けられているらせん階段の姿も美しい。





建物の周りをぐるりと一周。









建物の背後には文久3年に造られたという宝隆院庭園といわれる池泉回遊式庭園が広がっている。





お堀の外から眺める仁風閣。
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ザ・ファーム ユニバーサル

2015-04-06 | 趣味その他


以前からちょこちょこ行ってた茨木にある園芸屋さんのユニバーサル園芸がこの4月からリニューアルオープンしたとかで
訪れてきた。





以前はちょっとあか抜けない園芸屋さん、という感じだったのだけど、
なんと超おしゃれな感じに変貌を遂げていてびっくり・・
園芸ショップと植物園と子供の遊び場が一体となったような施設に生まれ変わってた。

この案内マップからしてかわいい。





コンセプトに写真を撮りたくなるような場所を作る、とあるように
お店の中は自由に写真を撮ってもよいとのことで、ほんとに写真スポットがたくさん





植物と共に楽しむ雑貨のコーナーもすごい充実度。





この鳥の巣みたいなオブジェがかわいい~
こんなの作って庭の木につるしてみたい・・





ブリキやアイアンを使った壁面も素敵。









木箱を使った商品のディスプレイ空間も圧巻。





アウトドアだけどリビングのような暖炉に見立てた煉瓦組みと木のベンチもおしゃれ





道路を隔てた側の方も植物がいっぱいだ~





こちらにもガーデングッズ、雑貨、ガーデニング本などもそろうショップが





枕木を組んだ升もいいなあ。





ウッドチップが敷き詰められた子供の遊び場も。





小さな子が喜びそうな木で編んだこんなお家もあった。





遊び場の隣は5月にオープンするというカフェ。





「世界の植物園」入り口
ワクワクさせられる入り口だなあ。





中には世界の観葉植物がいっぱい





鉄骨?のこの力強いアルファベットのオブジェがインパクト大。





チランジアのコーナーや





多肉植物のコーナーも
木製パレットを積み上げただけのディスプレイがまたおしゃれー





こちらの大きな木がある子供のコーナーにはツリーハウスクリエイターの小林崇氏製作のツリーハウスが
近日中にできるとか~
なんかすごい規模のガーデニングショップに生まれ変わったなあと驚いたのだった。

カフェやツリーハウスが出来上がったらぜひ又訪れたいな。


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石粉ねんどで家を作る

2015-04-05 | クラフト&木工


少し前に娘とやった100均クラフト、石粉ねんどで小さな家のオブジェを作った。





まずはいろんな形の家を形作って、一日乾燥させてから壁に色を付けた。





更にアクリル絵の具でドアや窓、屋根を色づけ。
そしてニスでコーティング。





屋根には色付けする代わりに英字新聞貼ったり。









整列!





娘と家を作ってる横で息子も何か作ってる、と思ったら・・
トカゲの親子だった。





更に何か戦いの場面?を思わせるような作品も・・





獲物を仕留めた?!
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松江&三朝温泉&鳥取の旅2015【三朝温泉の町並み】

2015-04-04 | 松江&三朝温泉&鳥取の旅2015


三朝温泉に泊った夜、温泉街を少し散策。
意外にもそれほどにぎわった雰囲気でもなく、静かな温泉街。





まぶしいネオンが、と思ったらレトロな雰囲気の娯楽場があった。





地元住民向けの共同浴場、中湯。
ラジムリエの方のお話によると、しばらくしたら観光客にも開放されるとか。





三朝温泉に唯一残る蔵元の旧店舗





翌朝の散歩にて。
温泉街には飲泉所や足湯も点在している。木屋旅館前の飲泉、薬師の湯。





三徳川の河原にある公衆浴場の足湯と河原風呂。
源泉掛け流しの混浴の露天風呂で、気持ちよさそうだけど外からほぼ丸見えなのでさすがに入れないなあ
夜に通りかかった時には何人か人影が見えたけど、早朝は誰もいなかった。





旅館、後楽の長屋門。
長屋門はじめ創業時の建物は堀口捨己設計のものだそう。
ロビーくらいまで入れるかな?と近づいてみたけど、あまりの威圧感に断念;









チェックアウト後にやってきた旅館大橋。
昭和7年建築の登録有形文化財の宿で、朝の珈琲タイムに喫茶室へでも入れないだろか~と
伺ってみたが、どうも外部の者が入れるそういう施設はなさそうで外から見学。





こちらも登録有形文化財のひとつである太鼓橋。
太鼓橋をくぐって三徳川の河原の方へ出る。





河原からの大橋の眺め。
この後は一路、鳥取へ向かった。





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桜2015

2015-04-03 | 季節の花・自然


昨日は桜日和だったのに、ばたばたしてたらうっかり桜を見に&撮っておくのを忘れていたので、
今日は雨が降る前にと近所の川べりに桜を撮りに行った。
青空が背景じゃくて残念だったけど、ちょうど満開の桜が見れた。





川べりの土手を覆い尽くす桜並木。
ほんとにきれいだなあ
曇りの桜もしっとり落ち着いていい感じだった。





































今年も桜の名所的なところへは行けなかったけど、
近場で満喫できた。
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松江&三朝温泉&鳥取の旅2015【三朝温泉・木屋旅館】

2015-04-02 | 松江&三朝温泉&鳥取の旅2015


松江でたっぷり建築巡りを満喫した私たち、三朝温泉に着く頃には外はもう真っ暗になっていた。(外観写真は翌朝撮ったもの)
今回宿泊したのは登録有形文化財の宿、木屋旅館。
創業は明治元年。建物は明治時代から大正、昭和と建て増し、修復されつつ使われてきたもので、
向かって左が明治に造られた棟、真ん中が大正、右が昭和と、横に長い造りになっていて、
館内は複雑に入り組んだ階段で繋がれている。
来るまで気づかなかったのだけど、宮田珠己の「四次元温泉日記」にも取り上げられていたくらいの迷路旅館だった。





真ん中の大正時代の棟





右の昭和に建て増しされた棟

遅くに到着したのでまずは夕食を頂き、夜の温泉街を散歩、その後お風呂へ入る前に、
木屋旅館のラジウム温泉のスペシャリスト、ラジムリエの方から
こちらの宿にいくつかある温泉の効能や入り方など館内を案内して頂きながら説明を受けた。





三朝の湯は高濃度のラドン含有量を誇る世界屈指の放射能泉。
木屋旅館自慢の温泉は地下2mに湧く自墳源泉による掛け流し、
6本もの源泉を有しているそう。

こちらは自家湧き源泉温泉の楽泉の湯。
150年前の形のまま湯つぼからじわじわと湧きでているという。
温泉もさることながら、このマジョリカタイル貼りも圧巻!









源泉の真上にあるため、床も天然の床暖房になっていて、
お湯もとてもこのままじゃ入れないというくらい、熱い!
入る時にはホースで水を混ぜながら何度も掛け湯して入った。
ラジムリエいわく、病気を治すレベルな湯だとか。
そう言われると、体の中にラドンが溶け込んで細胞が活性化されていくかのような気分に。





一角には飲泉用の枕湯がある。
後で温泉につかりながらひしゃくですくって備え付けのコップで飲んでみるとほんのり塩味で飲みやすい湯だった。





こちらは家族湯の元湯。
大正時代から利用されてる手掘りの源泉の湯。
ここへは翌朝に一人で入りに来て、貸切贅沢気分を味わった。









他にも男湯の河瀬の湯、女湯の河鹿の湯も。
男湯はお客さんが入られてない時に見せていただけ、裸婦を描いたモザイクタイルの壁画も見れた。
更に地熱を利用したオンドルや温泉ミストサウナの穴ぐらの湯など・・
温泉は一晩ではとても試し切れないくらいの充実度。





江戸時代からの古い家具、調度品などがディスプレイされているロビー





休憩コーナーも





休憩コーナーに展示されていたのは、ヨーロッパの飲泉用のカップ。
取っ手の部分がストロー状になっていて、温泉水を吸って飲むようになっている。





客室は使用中のため、見ることはできなかったのだけど、食事時のお部屋として使われているという部屋を
見せて頂けた。
ドイツ製クリスタルガラスが使われた窓が素敵な大正モダンな部屋。









三朝温泉では毎年5月の連休に国の無形文化財に指定されている大綱引きが行われるそう。
藤葛で編まれた綱を東西に分かれて引きあうお祭りで、地元の人たちと観光客も一体となり、綱を作るところから始まるとか。
ちょうどこの旅館の角部屋となってるこのお部屋は本通りで行われる綱引きの絶景スポットになっている。
湯脈に沿って建てられてる木屋旅館はカーブを描いていて出っ張りがあるため、
大綱引きの際には建物が壊れないかと毎度ひやひやさせられるそうだ。





昭和に建築された棟では、小石や切り株が埋め込まれた床に舟底天井の廊下など凝った造りも見られた。









他にもちょうど空いていた宴会ができる二間続きの大広間も見せていただけたりと、
ラジムリエさんには至れり尽くせりの案内に、私たちの矢継ぎ早の質問にも対処して頂け、
私たちは翌朝まで木屋旅館をガッツリ満喫することができたのだった。



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