m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

古道具 つむぎ商會

2019-07-11 | 趣味その他

先日、小引き出しの取っ手やタイルを入れる額を探しに

前から気になってた「つむぎ商會」へ行ってきた。

 

 

建物の壁の一部にタイル発見。

コーナーの役物にはマーブルタイル。

 

 

 

 

2階へ上がると、広い空間にデッドストックの金物類がぎっしり。

 

 

壁一面のドアの取っ手やドアノブたちが圧巻すぎて震える~

 

 

鍵コレクションにも、うっとり。。

 

 

写真は2、3枚だけと言われたので控え目に;

 

 

窓辺のガラス瓶たちも光を受けて幻想的に輝く。

 

 

お店の中でずーっとうろうろしてたい感じ。

小引出し用のガラス玉のかわいい取っ手とタイルを購入した。

 

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島津創業記念資料館のステンドグラス&がんこ高瀬川二条苑他

2019-07-08 | 純喫茶&リノベカフェなど

 

細川美術館で「世界を変える美しい本、インド・タラブックスの挑戦」を観た後は古道具屋さんをひやかしつつ

島津創業記念資料館までやってきた。

 

 

創業者の島津源蔵は、明治8年の創業以降、三度にわたって敷地を拡張、増築し、大正8年まで本店として使用してきた。
 
現存する二棟続きの建物は、明治21年と27年に建てられたものだそう。

 

 

現在は閉ざされてる玄関。

玄関扉の両脇の窓の上の欄間には洋風のステンドグラスが入れられている。

 

 

入館して、中から見ることに。

 

 

ステンドグラスは店舗新築時の明治27年か、大正4年のお御大典の時に作られたという宇野澤辰雄製作のものだという。
 
桜の花と葉で「日本」という文字がデザインされているとか?!
 
「日本」・・見えなくはないけど?!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

資料室の奥には創業者、島津源蔵の居室がある。

 

 

創業以来製造してきた理化学器械などの展示。

 

 

X線装置も。


 

 現存する国産最古の顕微鏡。

 

 

その後、向かいにある一度入ってみたかった、がんこ高瀬川二条苑でランチすることに。

こちらは元、角倉了以の別邸跡で、その後山懸有朋の別荘、第二無鄰菴として建てられたお屋敷を利用したお屋敷がんこの一つ。

 

 

洋館部分で食事を頂いた。

 

 

 

 

食事の後は庭園を一周。

江戸時代に造られた高瀬川源流庭苑は小堀遠州による茶庭があり、明治時代には7代目小川治兵衛により、

現在の庭園に改修されたという。

 

 

鴨川から引かれた流れが庭の中に取り込まれ、高瀬川へ注ぐダイナミックな景色が広がる。

 

 

奥には13mの日本一大きな灯籠といわれる吾妻屋風灯籠がそびえ立つ。

 

 

庭苑からお屋敷を望む。

 

 

川にかかる長い石橋は一枚石の奈良の吉野石が使用されている。

苑内には他にも一枚岩の滝や鞍馬石、佐治石など銘石が置かれていた。

 

  

 

 

がんこを出て更に歩く。

タイルもちょこちょこ発見

 

 

カビのような結晶が魅力的なモザイクタイル。

 

 

所々入れられたブルーグレーのタイルがアクセントに。

 

 

 

 

 

表面のボコボコが味わいのあるタイル。

 

 

 

 

ガラスブロック窓と緑の濃淡のタイル。

 

 

 

 

両脇にショーウィンドのあった元お店ぽい建物。

 

 

ポーチにはところどころ剥がれかかったモザイクタイル。

 

 

玄関の軒下につけられていたのは竹のオブジェ。

 

 

村上開新堂の

 

 

可愛い入口。

 

 

ポーチのタイル。

  

  

ここも一度入ってみたかった本家尾張屋本店でひと休み。

  

 

 

 

 

蕎麦わらび餅やそば餅を頂く。

蕎麦のわらび餅は弾力と風味にうっとり。

 

 

タイル貼りの地蔵祠発見。

 

 

 

 

あまり見かけないデザインの面格子。

 

 

いいタイル!

 

 

細かい目の布地のような地模様が入る渋い色目の大ぶりタイルは、

 

 

京都建設会館の外壁を覆うタイル。

 

 

華麗な面格子。

 

 

玉の湯の外壁もタイル貼り。 

 

 

黄土色のタイルは所々、ラインの入ったタイルがワンポイントに入れられてた。

 

 

銭湯の隣にあったいい感じの理容院。

 

 

最後に見つけた面白い地模様が入っていたパズルタイル。

 

 

久々よく歩けて楽しかった。

 

 

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世界を変える美しい本- インド・タラブックスの挑戦

2019-07-06 | 美術館・ギャラリー他

先日、細見美術館で開催されている展覧会、「 世界を変える美しい本- インド・タラブックスの挑戦」へ行ってきた。

これが予想以上に素晴らしくって衝撃を受けた。

 

 

南インドにある小さな出版社「タラブックス」で出版されたハンドメイドの絵本の原画の数々を堪能。

インドの民俗画家によって絵が描かれた絵は、手すきの紙に手作業でのシルクスクリーン印刷、

そして職人が糸でかがって製本するという、全てハンドメイドによる本が製造されているのだそう。

今時、そんなに手の込んだ本が作られているなんて・・

展覧会は原画だけでなく、その製造行程のビデオも見ることができ、その手のかかりようがよく分かった。

 

 

タラブックスを代表する「夜の木」という絵本の原画。

インドでは様々な地域に民俗画家がいて、この本は三人のゴンド画家によって描かれたものだという。

 

 

原画はモノクロで、タラブックスの印刷工房で配色が決められ印刷される。

今まで世界八か国語で翻訳出版されているのだとか。

 

 

こちらも同じくゴンド画家による原画。

ロンドンのインド料理店に壁画を描くために渡英した画家による旅行記だそう。

それにしても絵がシュールでなんかぶっ飛んでる・・

 

 

これはロンドンの2階建てバスを表してるんだろうか~

なぜ犬と合体?!

  

 

中でも私的に最も衝撃を受けたのは、この「さるのしゃしんや」という絵本。

インド東部の西ベンガル州に暮らす、絵巻物師による作品で、

伝統的な色使いや描法が用いられてるそう。

色鮮やかで力強さがみなぎる。

 

 

旅行者からカメラを奪って、動物の写真を撮るようになったサルの楽しい物語で、

 

 

これらの絵はそれぞれ、サルの撮った写真を表してるようだけど、、

その発想も画風も何か突き抜けてる・・

 

  

モデルになった動物たちのカメラ目線が怖すぎ・・

目が完全にイっているぞ。

 

 

そうかと思えば、こんなに繊細な描き込まれた絵もある。

 

 

「水の生きもの」という絵本はインド東部ビヒール州の伝統芸術、ミティラー画で描かれたもの。

こちらはミュージアムショップで実際の本を手にすることもできたけど、なんとも言えず優美で美しい線と色彩の絵本だった。

 

 

 

 

絵本は定型の形にはこだわらず、こんなジャバラ折りになってるものもあってユニーク。

 

 

こちらは南インドで起きた津波を題材にした絵本で、絵巻物師によるこの絵本は、

 

 

 開くと絵巻物のようになっていて、こちらもまたジャバラに折られている。

その絵も大迫力!

 

 

カラフルな絵本も目を惹くが、こんな渋めの絵本もあって、

 

 

原画は南インドの伝統的な布地カラムカリに描かれている。

絵本はその布地の質感や色合いが再現できるように配慮されてつくられたという。

 

 

作品はいくつかの展示室に分かれていて、全てが撮影OK。

 

 

インド東部のオリッサ州に伝わるバッタチトラ画でつくられた絵本。

美しい多色のシルクスクリーンで手間暇かけて刷られたもの。

 

 

こちらは宗教儀式に使われるマタニパチェディという伝統的な布に木版で刷られた本。

素材は紙だけでなく、布もありだという自由さ。

この絵本を作った画家のビデオも流れていて、インドの一地方都市の画家が、自分の絵が絵本になることによって

世界へ届けることができる喜びを誇らしげに目を輝かせ、語っていたのが印象的だった。

 

 

ミュージアムショップでは、シルクスクリーンで刷られた「夜の木」のポスターがとても美しくて、

思わず欲しくなったが、踏みとどまり、、

 

 

しかし、図録と「夜の木」の日本語版の絵本を購入。

シリアルナンバーが付された絵本は本当に世界に一冊しかないというプレミア感。

実際にその全て手作業で作られてという本を手に取ってみて、あたたかみのある厚めの紙の質感や、

インクの独特な匂い、上へ上へと色を重ねて刷られ、インクの厚みまで感じされられるような3D感・・

 

 

まさに「世界を変える美しい本」だなあと実感したのだった。

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モザイクタイルのティッシュケースを作る他

2019-07-03 | クラフト&木工

創作意欲が増す今日この頃・・

セリアで一時期消えてた木製のティッシュケースを最近また見かけるようになったので、

思わずタイルを貼りたくなって買ってしまった。

 

 

家にあったあり合わせのタイルを気の向くままランダムに貼り付け、

 

 

目地を入れて完成ー!

 

 

ちょっと涼し気な色合わせにしてみた。

 

 

そして・・先日、タイルと古材のコラボ壁掛けを作ってから、古材とタイルの組み合わせにはまってしまった。

今年の作品展のテーマを「タイルと古材」に決定。

 

 

まずはこの前四天王寺の骨董市で手に入れた古いパーツを無理やり使って、タイルを入れた額を作ろうかと構想中。

他にも古道具屋へ使えそうなものがないか物色しに行こう~

 

 

後、家の倉庫から続々と出てきた色絵鉢やら染付皿・・

 

 

骨董屋で売りさばこうかと思ったら、100年くらいの陶器は二束三文にしかならないとのこと。

(200年、300年経ってようやく値段がつくらしい。)

なので、一部は粉々に砕いてモザイクにして使ってみようかと・・

忘れかけてた「庭、ガウディ化計画」そろそろ復活させねば~

 

 

 

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