m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

大津・柴屋町遊郭跡を歩く

2021-03-09 | 建築巡り・街歩き【その他】
先日は、こだんさんに柴屋町遊郭跡の町歩き~都湯まで案内して頂く機会があった。
びわこ浜大津駅から町歩き開始。
縦長のアーチ窓が並ぶ三階建ての可愛い美容院。


木のうねりが力強い看板がかかる元料理屋さん?
銅板屋根のついた小さなショーケースもいいなあ。


酒屋さんの店内は天井の壁紙とクッションフロアの模様がいい感じ。


ガラスブロックとタイルに囲まれた家。


長崎屋食堂跡。
モザイクタイル貼りの腰壁。


バルコニーの手摺デザインがいいな。




理容よしだ。
窓のモールガラスが素敵な理容院だった。


壁面にめり込む形で設置されたビルトイン地蔵尊


格子が美しい家並み





この辺りでは最も有名な物件だそうで、迫力のある佇まいと傷みっぷりが見られる。
丸窓に見られるのは亀甲竹の断面だそう。





横に長い火灯窓。


二階の扉上部の欄間の組子細工も凝っている。


ずんずんと路地の奥へ突き進む。


お寺のような屋根を持つ建物も。


足元にはわずかに残るカラフルな無釉のモザイクタイル








ドアノブのデザインが華麗だったので


ノッカーもお揃い


鮮やかなオレンジ色のタイルが玄関横を彩る。







元スナックなどが立ち並ぶ通り。


どのお店もすでに廃業していて看板だけが残っているようだ。


竹のような緑のボーダータイル
ひとつ飛ばしに先を出した貼り方が意外におしゃれ。


路地を突き進むと、冷蔵ケースがあって、中には豆腐をはじめ、
おあげや豆乳などが入ってた。


ケースの側面に、値段表が貼ってあり、無人豆腐販売所だということに気づく。
しかもお揚げが袋いっぱいに入っていて、一袋、100円なんて・・安すぎる!
思わずみんなでエキサイトしてしまった。


路地を抜けたところに看板が。
こっちから入れば、豆腐屋があるな、と多少予測できるが・・
反対側からだと不意打ちを食らってしまうシチュエーション。


通り道に饅頭屋があったので、ついつい寄り道。


三角形のぷるぷるのわらび餅、美味しかった~。


登録有形文化財の料亭豆信。
お高い料亭のようだったが、お昼の松花堂が3500円からと伺えたので、何とか行けそう、今度はぜひここへ行きたいな。


奥行きの広い、料亭の建物。



先ほどのオレンジのタイルに似た鮮やかな発色の赤いタイル。
緑の苔との対比もきれい。


防寒具を着せられた信楽のたぬき。








こんな時期にかき氷の看板が出ていた。
昭和8年に建てられた米穀商の建物で、宿泊施設としても
活用されているようだ。


すぐそばのこの弁柄色の建物も美しい。


こちらも元和菓子屋さん。
煙出しの小屋が屋根の上にちょこんと乗っている。


楓模様の型板ガラスがはまってた。




こちらは美容室みたい。
角の取れた窓周り。


縦長の上げ下げ窓が並ぶ洋館。



新しいもののようだけど、立体感のあるボーダータイルが
建物の角にうまく使われていた。

この後はお昼のランチへ。




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3/30~4/4グループ展(ありがとう展)にてタイル作品の展示他を行います。

2021-03-03 | 美術館・ギャラリー他

3/30~4/4に、グループ展(ありがとう展)にて自作のタイル作品を十数点を初めてまとめて展示します。
ポルトガルをイメージする色、青と黄で作ったタイルの壁掛けや、小箱をはじめ、これまで作りためてきたタイルのミニテーブルや物入れなどを中心に、


花タイルのマグネットやブローチ、ヘアゴム、コースターなども販売予定です。


更にこのコロナ禍の中作ってきたタイルや門扉、ディティールなどをまとめたフォトブックも展示予定で、こちらももしお気に召して頂けたら購入して頂くことも可能です。
現在も制作中なので後3、4冊増える予定です。



そして先日からご案内しているメトロリスボンの本販売と、レティシア書房さんで行った写真展の写真の展示も行います。

タイルにまつわる盛りだくさんな内容で、ふらりと通りがかりのお客さんにもさまざまなタイルの魅力に気づいてもらえるような、そんな展示になればいいなと考えています。


又、グループ展になりますので、タイル以外のアート絵本や、パステルシャインアート、シャドーボックスなどさまざまな作家さんの作品もご覧頂けます。



阪急烏丸駅26番出口徒歩1分のギャラリー「ちいさいおうち」にて。
駅からも近いですのでふらりと立ち寄って頂ければうれしいです。
毎日13時から在廊を予定しています。
どうぞよろしくお願いします。


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メトロリスボン予約受付中!

2021-03-02 | 個展他

ポルトガル、リスボンの地下鉄タイルアートをはじめとする、リスボン、シントラ、ポルトのタイルスポットを盛り込んだ、タイルを旅する本です。

こちらから予約受付中です。↓
よろしくお願いします。 
大福書林通販 https://daifukushorin.stores.jp(大福ペーパーつき)


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「メトロリスボン」出版します。

2021-03-01 | 個展他

3/14、大福書林さんから「メトロリスボン」を出版させていただくことになりました。
一昨年に訪れたポルトガル。
衝撃を受けた地下鉄のタイルアートを中心に、タイル視点で歩いたリスボンやシントラ、ポルトの街のタイルスポット(王宮のイスラムタイルに始まり、町並みを彩る民家のタイルまで)などもふんだんに盛り込みました。
建築、美術、タイル好きの方にはきっと響いて頂ける「眺める旅の本」となっています。
どうぞよろしくお願いします。

ちょうど一年前、大福書林さんから本制作のお話を頂いた時は、驚きと共に半信半疑な気持ちで、コロナ禍の中、メール等で連絡を取り合い本作りが始まりました。
思うような資料がない中、公式サイトなどを頼りにポルトガル語をひとつひとつ読み、アートに込められた意味などを紐解いていく作業は、再びリスボンの地下鉄を旅するような感覚で、とても楽しいものでした。
これほどまでに公共の空間が豊かに彩られている世界があるなんて・・ぜひ多くの人に知ってもらいたい。という気持ちで、制作しました。

旅行後当初は本にしていただけるなんて思ってもおらず、ブログを作成した後、誤って元データを消去してしまった写真があったり、ややピントが甘かったものなど、現地在住のカメラマンの稲村さんには、いくつかの写真を追加撮影して頂きました。友人のこけし山田さんには、私が見逃した可愛い駅の写真を一ヵ所ご提供頂きました。
現地に工房を持たれている京都のアズレージョ専門店、アズレージョ・ピコさんには、アズレージョの歴史、制作過程をご寄稿頂け、更に内容も充実。
カッコよく、素敵な本に仕上げて頂いたデザイナーの中島さん、印刷業者さん、、そして何より本作りは初めての私を手取り足取り、細やかにご指導頂き、完成まで導いてくださった編集者の瀧さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。一冊の本ができるまでには様々な行程があり、多くの人の力が加わっているということを実感しました。
そんな本作りに参加できたことは、私にとってとても貴重ですばらしい体験でした。
自分史上一二を争う渾身の?!タイルの旅がこうして、ブログだけでなく紙の本として残ることにもとても幸せを感じます。
ぜひお手に取って頂けると幸いです。

こちらから予約受付中です。↓
よろしくお願いします。 
大福書林通販 https://daifukushorin.stores.jp(大福ペーパーつき)




なお本の発売に当たり、京都のレティシア書房さんにて、メトロリスボン刊行記念写真展が開催されます。
シリーズ第一弾のタシケント編も併せて「リスボンとタシケント」の
写真をお楽しみください。
3/17(水)~28日(日)13:00~19:00(月・火曜休)
atレティシア書房
(地下鉄烏丸御池駅①番出口から徒歩5分)


この後、又別口でもご案内させて頂きますが
3/30(火)~4/4日(日)  11:00~18:00
atギャラリーちいさいおうち
(阪急烏丸駅、地下鉄四条駅まる26番出口徒歩1分)
こちらでもグループ展示になりますが、初めての自作タイルアート十数点の展示&上記のポルトガルの写真展示も行います。
よろしければおいで頂けるとうれしいです。
こちらは毎日13:00~18:00在廊を予定してます。




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