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旧魚半別邸と旧川上別荘の見学情報をもらったので、名古屋&岐阜へ。
来週、娘との旅行を控えていて、連続するのでどうしようかと迷ったが、
今年はまだ遠出してないし、せっかくなので1泊してガッツリ巡ってこようと、、
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江戸時代から宿場町として栄え、熱田神宮の門前町、港町でもあった熱田にある旧魚半別邸は、元料亭として使用されていた建物。
昭和3築の和館、大正13年築の鉄筋コンクリート造、タイル貼りの洋館、明治36年築の煉瓦造りの蔵からなる。
現在は、NPOの堀川まちネットさん管理の元、土日に一般公開されている。
ボランティアガイドさんに案内して頂いた。
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洋館の窓には当時では珍しい1階はシャッター、2階には鎧戸やフェンスが残されている。
戦時中、金属供出を免れたのは、陸軍が使用していた為だとも伺った。
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洋館の玄関ポーチには、無釉モザイクタイルが敷かれててテンション上がる。
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洋館入口の持ち送り。
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洋館の玄関扉を開くと、すぐの廊下には、
地下への採光に、ガラスブロックか埋められていた。
大正時代に、、なんと斬新。
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洋館の1階の洋間。
当初は、料亭の特別なおもてなしの場として使われていたそうだが、現在は、事務所として、観光案内所として使われているので、雑然とした感じは、否めないけど、窓にかかるカーテンなども当初からのものだそう。
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柱がついたちよっと風変わりなチェストのようなもの、こちらは、暖炉に憧れ、暖炉を模して作られた家具ではないか?とのこと。
建物受け渡し時には、こちらの家具の扉のような半円形の模様の入ったテーブルも残っていたそう。
海外で手に入れたそのテーブルに合わせて、内装を考えたのではないか?とのお話も。
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扉上部にかけられた絵画も当時からあるものだという。
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床は大小の市松模様の寄木貼り。
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そして扉に入れられたステンドグラス。
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2階は和室になっていて、客室として使われていたという。
意外とシンプルな造りだった。
現在は、堀川まちネットさんの資料や備品など倉庫のような感じで使われていた。階段を利用した造り付けの物置なども充実。
このすずらんの花のような照明も可愛いかった。
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そして洋館の地下へ。
地下への階段もタイル貼り。
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1階の玄関で見たガラスブロックから光が取り込まれている。
ガラスは中央部分が突き出た四角垂のような初めてみるような形。
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地階はお客さんの浴室のスペースとして使用されていたようで、
周囲の腰壁はこのような市松模様のタイルが貼られ、
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浴室内は、タイル貼りの浴槽、床は無釉モザイクタイル、腰壁は布目タイル貼りに。
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そして、和館の方へも。
和館1階は二間続きの広間になっている。
耐震用の木材がいくつか入れられ、現在こちらの部屋はさまざまな会合などに使われているそう。
保存されつつ、大いに活用されているというのも喜ばしいことだな。
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欄間には、桐や菊の文様が入っていたが、木彫りで、周囲の赤色のように着色されているのかと思いきや、やきものでできているという。
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たしかに、、よく見ると、彫った窪みにやきものが嵌め込まれていた。
和館の方にも大きな調理場などはなく、料亭時代は、近くの別の建物(熱田荘?)で調理し、料理は運んできていたのでは?とのことだった。
2階にもお座敷があるそうだが、別の方が使用中とのことで、見学できず・・
トイレにタイルがあったみたい。
近くにあつた蓬莱軒があるので、順番待ちの時間つぶしにふらりと来られる方も多いとか。観光案内所も兼ねていて、一般公開されているのはありがたいことだなあ。