先日のニュースで、イーストマンコダックが破産した。
2012.1.19に、NY裁判所に連邦破産法の適用を受けるべく申請した。
だれでも知っている・・あの、コダックが。
1880年に創業したジョージ・イーストマンは、ロールフィルムやカラーフィルムを
開発し世界を席巻していた。 また、ブローニーというカメラを1ドルで販売し、
写真を一般大衆化した。
70年代には、デジカメを先駆けて開発したが、競業他社のスピードについて行け
なかったそうだ。
来月、2月26日は、華やかなアカデミー賞授賞式がハリウッドのコダックシアターで行われる。
映画の世界にも、フィルムを通じて大きく貢献して来たが130年のこの歴史も終わる。
あぁ、これが流れ~なのか・・!
ハリウッドのコダックシアター 来年はどこで・・?
( ネットより
1888年にEastma Kodakの創業者George Eastmanの友人でもあった発明家トーマスエジソンが映画撮影用のカメラを発明した。
写真愛好家の中には、焼き付ける時、わざわざコダックを指定する人も稀ではなかった。
富士フィルムに比してカラーの層がコダックは数段多く、したがって色味がよい・・というのだ。
我々の近くにもコダックファンは大勢いた。フィルム時代には。
一方、この富士フィルムは、もともと富士大国(おおこく)と言われるほどのお
金持ちであったが、2000年に就任した古森社長のリーダーシップがすばらしい・・と
評されているようだ。
紙パルプからセルロースをとり原料としてるわけだから、もともと化粧品、健康食品
などの多くの要素技術はあったのだが、それに商流の開発もうまく実っていた。
さらに、2001年富士ゼロックスの株式を結果的に75%取得して連結子会社として、
オフィス用複写機、プリンターにも展開し総売り上げの42%に及ぶという。
さらに、追い風? 先のオリンパスへの出資まで見込まれるや、医療分野への大躍進
も期待されているという。
世の中には、こんな話もあるんですね・・・。
古森社長がデジタル時代到来に備えた経営復活に関する興味ある記事が日経ビジネスオンライン(クリック)が取り上げていた。
1939年米国で公開、1952年日本で初公開
無声映画魁のChplin1917年脚色制作映画「The immigrant」