何の前触れもなく、紅葉が始まった週末のお昼時、2014.9.27 御嶽山は噴火した。
死者56人、行方不明者7人を出し、10月16日には、二次災害の危険から来春まで捜索を中断することとなりました。
他人事でなく、私も19年前(1995.8.19)に御嶽登山をしたのでした。
この記憶がありましたので、当時の写真を探してみました。
若さが残る面々は皆さん元気そのもので、楽しそうに写っていて、とてもこの山が今回のような惨事を招くとは
思いもよらない明るい風景がそこにありました。
ここで、御嶽山の標高(高さ)が違っていることに気が付いたのです。
現在の標高が、私たちが登頂した19年前のそれより 4m 高くなっているのです。
以下の写真から、山頂の表示を見て下さい。
1995.8.19に私たち(三究会)が登頂した時の写真です。
読売新聞2014.10.22朝刊1面(噴火9分前の写真だそうです。)
どうして、このように違うのか不思議に思いました。 何時、どのような理由から標高に違いが生じたのか?
国土地理院に問合せすることにしました。
回答は、その日のうちに来ました。
私たちが登頂したころは、三角点の標高が示されていたそうです。その後、点検・補足調査などの際、
三角点より高いところがあり、訂正したとのことでした。
日本の著名な山1003について、平成3年に、標高を新たに公表したそうです。
→ 疑問。平成3年は、1991年で、私たちの登山はそれより4年後の1995年8月ですから、公表されてからも
なお4年も放置されていたということになります??
でも、ま、いいか・・!
ついでですので、当時の写真の一部を以下に載せておきます。(山頂付近の写真です、)