これって、植物の名前なんですね。
読んで字の通り、“ジュウニノマキ”です。学名をHaworthia fasciata (ハウォルチア・ファスキアタ)というそうで、
南アフリカ原産の常緑多年草、多肉植物です。 更にいうと、ツルボラン科・ハウォルチア属なのだそうです。
寒さには弱いとあります。
先日の園芸友の会で、講師先生から株を皆さんにいただいたものです。早速、ありあわせの鉢に植えてみました。
乾燥気味に育てるとかで、あまり水をやらず、放置気味にしておくという、便利なものです。
でも、ネットで見たりしますと、ファンがかなりいるようで、うまくすると珍しい花を咲かせることができるようです。
いただきものの 十二の巻
なぜ、このような “十二の巻” という名前が付けられたのか?
散々調べてみましたが、どうも極め付けを見つけることはできませんでした。 面白い名前ですね。
こじつけた感じが否めませんが、一つだけ・・。
この仲間(ハウォルチア)には、300以上の種類があるそうで、大きく、“硬葉系” と “軟葉系” の2系統があり、
その硬葉系の中に、“ハウォルチア・十二単”、もしくは “十二の爪” というのがあって、それから交配によって派生した
種類といえる、とありました。 では、元の、“十二単” というのは、どこから来た?
まぁ、それは、その昔誰かが、その姿を見て、思わず “十二単” といったのかもしれませんね。
ハウォルチア・十二単
(ネットより)
“十二単”といえば、春先に咲く、ムラサキあるいは白色をした花があります。
アジュガの種類ですが、花の成り立ちが、十二単を着たように、何段にも咲く、その姿から命名されたようですね。
十二単(アジュガ)
(平成12年)
名前のことは、はっきりとしませんが、そういうことにして、ネットに解説された部分を以下に引用さっせていただきます。
“ハウォルチアはたくさんの種があり、どれも個性的でその魅力は一言で語り尽くせるものではありません。
ジュウニノマキはその中でも親しまれ、広く普及している種のひとつです。日本の気候では春・秋によく生長して
夏や冬は生育が緩慢になるか休眠します。
先端が細長くとがったやや肉厚の細長い葉を放射状に出し、葉の外側に白い横しま模様が立体的に入るのが特徴で、
その姿はシマウマや霜降りの様です。 草姿はアロエを小さくしたようにも見えますが別物の植物です。
個体差が大きく、葉色や横縞の姿が異なる品種があります。 代表的なものに、白い模様の幅が広いものは
「ワイドバンド」や黄色っぽい縦縞がぼんやり入る「白蝶」などがあります。
生長はゆっくりで、高さは15cm程度に収まる小型種ですが株元からよく子株を吹き、株全体は径15cmほどに
広がります。 春から夏にかけて、細い花茎を長く伸ばして茶色い筋の入った白い花を数輪咲かせます。”
十二の巻の花
(ネットより)
私は、知りませんでしたが、昔から人気のある多肉植物なんだそうです。