ホトトギスが咲いてきました。 山野草の部類ですが、若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある
模様と似ていることからこの名がつけられたとか。
百合(ゆり)科で、学名をTricyrtis hirta (トリキルティス ヒルタ)というのだそうです。
漢字では “杜鵑草”、 鳥の方は、杜鵑ですね。
知りませんでしたが、 別名 “ユテンソウ(油点草)” とも呼ばれているそうです。
ベランダのホトトギスです。 アップしました
で、調べてみますと、この種類には、何と沢山の種類があることが分かりました。
ふつうに見かける(ここで咲いた)のは、
“台湾杜鵑” で最も一般的ですが、花が黄色い、“玉川杜鵑草”、“黄花の杜鵑草”、“黄花の突抜(つきぬき)杜鵑草”とか、
“高隈杜鵑草”や、その他、 “山杜鵑草”、“山路の杜鵑草” などたくさんありました。
属名にある “Tricyrtis(トリルキルティス)” というのは、“3つの距(きょ)” という意味で、花の基部に3つの距が
できるところから付けられたとあります。
距(きょ)というのは花びらやがくが変化した突起状の部分で中は空洞になっているといいます。
先にアップしました、“サギソウ” には、あごひげを伸ばしたような、1本の長い距が下に延びていました。
ホトトギス、今頃はpookyさんちも大きな花が一面に咲いていることでしょう。
久しぶりに、ナツ・カヨで・・