蓼科浪漫倶楽部の活動は、春4月下旬から11月中旬までの蓼科農園での畑仕事が中心です
が、この度は、丘?に上がって、東京駅前 日本橋「DEN」にて、東京メンバ―による新年会
がありました。 昨年は、六本木の・・イタリアン「ニコラス」(ブログ2016.1.14)でした
から、これも恒例になりそうです。
今回の懇親会場「DEN」は、八重洲通りのブリジストン美術館の筋向かいなのですが、
目当てのブリジストン旧本社ビルが取り壊されていたのには、改めて時の移りを覚えるので
した。2015.5に工事が始まったといいますからざっと2年前・・ということで、この界隈に
久し振りということになります。
今年最初の顔合わせとなりました、今回の懇親会は、あいにくKさんが所用で欠席となり、
5人の畑メンバーとなりました。昨年11月中旬の“畑じまい”以降の再会で、まだ2か月ぶり
というのに、シーズン中は月1回のペースであったことや、年をまたいでいるせいか、ずい
ぶん久しぶりの感じで どことなく懐かしくさえ思いながら、今年の抱負や意気込みなどを
語りあい、おいしい和食に満足しました。
食後はpookyさんの蓼科浪漫倶楽部スライドが上映され、あわせて、これまでの収穫祭
などのオートスライドを大画面で見ながら、懐かしい思い出話に盛り上がりました。
DENにて pookyさんのプレゼン
この日、早めに 午後 pookyさんと待ち合わせて上野公園を散策しました。
話がちょっと長くなりますが、お天気も良く暖かかったので、その模様を・・。
来月3日の“東期会新年会”で、JR上野公園口の集合から懇親会場「伊豆栄不忍亭」まで
の行程を確認するのが目的でした。 当日、上野駅公園口集合でそのまま懇親会場へ直行と
いうのはあまりに無粋な感じがしますし、時間的にも少し余裕をとってあるので、久しぶり
の上野公園をちょっと立ち寄りしたりする相応しい場所がないか? さりとて、寒い時期
でもあり、あまり長距離を歩くのもどうか・・ そんなことを思いながら、とりあえず
上野寛永寺方向に歩いてみました。
国立科学博物館前の巨大クジラ
東叡山寛永寺(根本中堂)が本命かとも思いましたが、 ここは国立博物館の北隣の
平成館を横切ったまだ先、つまり、谷中に近いところにあるので、すでにここは見送り、
寛永寺開山堂(両師堂)へ・・。慈眼、慈恵両大師をお祀りしたところですが、境内は
やや小さくスポットになるものがないようで、それに懇親会場とは正反対の方角にある
ので、当日の候補にはなりにくい・・そんな風に思いました。
国立博物館は、ちょうど「春日大社 千年の秘宝」の開催中で入り口付近は賑わっていまし
たが、その前を通り、東京都美術館横を通り抜けて、動物園正門を過ぎ、上野東照宮に向か
いました。参道の灯篭や五重塔など見どころがあり、もし時間的に許されれば内部見学も
可能だと思われました。参道入口には“冬ぼたん園”が開催中で 風情が感じられました
が、入園料700円とあり、会費からの支弁は無理そうで割愛?かもしれません。
動物園入口反対方向
上野東照宮唐門 参道
そんなことを思いながら、東照宮を後にして、上野精養軒を右に見て、不忍池に下りて
きました。途中、五条天神社では、紅白梅が満開でした。 ついでに不忍池弁財天に足を
延ばしましたが、お堂の横の広場、池のほとりでは、鳩、ゆりかもめが飛び交っていました
ので近づいてみると、なんと、手のひらに乗せた米粒をスズメが集まってきて、手のひらに
止まりながら、あわただしくついばんでいるのです。見ると、目の前の木に、すごい数の
雀がいて、忙しく飛び回っていました。 あの野生のすばしこいスズメが、ヒトの手に
集まる姿は何ともほほえましい光景でした。
手のえさをついばむスズメ(慌ててピントが・・)
不忍池に沿って、目的地・・懇親会場を見届けて、念のために「旧岩崎邸庭園」まで
歩いて場所確認を終えました。途中ぶらぶらしながらでしたが、約2時間の散策は、程よい
疲れを感じ、そのまま、JR御徒町から東京駅に向かい浪漫倶楽部メンバーと合流しました。
冬の不忍池
畑談義のほか、話題のトランプなどにも、それぞれの思いが語られ論客のテーブルは
いつものように盛り上がるのでした。 会の後、まだ冷めやらない面々は、東京駅地下の
ティールームでお茶して、楽しい一日が終わりました。