蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

リンゴ病  (bon)

2019-01-22 | 日々雑感、散策、旅行

      錦織、大坂 二人とも8強まで来ました。どちらも大逆転劇で力が入りました。


 先ごろのNHKテレビのニュースで、「リンゴ病」が流行っていると 注意を呼び掛けて
いました。 主に、子どもが感染する病気のようですが、大人も注意が必要だと言って
いました。 むしろ大人の方が・・。

 リンゴ病とは初めて聞く病気で、私は知りませんでしたが、かなり以前から流行して
いたりしていたようです。 それで、例によって、ネット調べをしてみました。

 国立感染症研究所のページから、『 伝染性紅斑は、第5病(Fifth disease)とも
呼ばれ、頬に出現する蝶翼状 の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹
性疾患で、両頬がリンゴのよう に赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることも
ある。』

           (国立感染症研究所HPより)


 歴史的には、かなり古くからあるようですが、この病気の疾因が「ヒトパルボウイル
スB19」であると確認されたのは、1983年のことなのだそうです。

 同HPには、『 感染症発生動向調査(1981年7月から)によると、1987年、1992年、1997
年、2001年とほぼ5年 ごとの流行周期で発生数の増加がみられている。』また、『年齢
分布では5〜9歳での発生がもっとも多く、ついで0〜4歳が多い。しかし、成人においても、
しばしば経験され、看護学生・看護師などの病院内感染による成人での集団感染事例の
報告もある。』とあります。

        (ネット画像より)

 子供の場合、軽い発熱や、風邪に似た症状が出て、ほっぺが赤くなりますが、赤くなっ
たころには、ウイルスの排泄は終わっているために隔離したりしても意味がなく、症状
も比較的軽いためにそれほど問題になってこなかったのかもしれません。

 しかし、成人が罹ると、重い症状が出たり、特に妊婦が罹ると、胎児に影響が出たり
して、流産や死産の原因にもなることがあるそうです。

 NHKテレビでは、昨年10月以降、患者が急増し、先月までの3か月間で患者数は2万
6400人余りに上り、前年の同時期に比べて約9倍となっているという。とくに、首都圏や
東北地方を中心に流行しているそうで、妊婦は、風邪のような症状の人になるべく近づか
ないようにするなどの注意が必要だと言っています。

         東京都におけるこの5年間の定点院あたり発症数
      (赤線グラフが2018年、青線は、'17と'16)

      (ネット画像より)

 リンゴ病は、一度かかると免疫ができて大丈夫のようですが、現在では、予防ワクチ
ンはなく、風邪の予防と同じく、手洗い、うがい、マスク着用・・といっていました。
どうせ罹るなら症状の軽い子供の頃に罹っておくといい? みたいな感じですかね。

 それにしても、なぜ患者数が急増しているのでしょうか? 何か原因があるのでしょ
うか?

 


もう一つ・・

 

 

 

 

コメント
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